JP2017123388A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】スタック構造の強誘電体キャパシタに優れた特性を安定して得ることができる半導体装置及びその製造方法を提供する。【解決手段】半導体装置100には、第1の水素バリア膜133と、第1の水素バリア膜133上の下部電極141と、下部電極141上の強誘電体膜142と、強誘電体膜142上の上部電極143と、上部電極143、強誘電体膜142及び下部電極141を上方及び側方から覆う第2の水素バリア135膜と、第1の水素バリア膜133の下方の導電プラグ132と、が含まれる。下部電極141の下面は第1の水素バリア膜133の上面と接し、第1の水素バリア膜133に導電プラグ132を露出する開口部134が形成されており、下部電極141は開口部134に入り込んで導電プラグ132と接している。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に関する。
半導体装置に含まれる強誘電体キャパシタの構造は、プレーナ構造及びスタック構造に大別され、微細化の点でスタック構造が有利である。しかしながら、スタック構造の強誘電体キャパシタは、プレーナ構造のものよりも水素の侵入による工程劣化を受けやすい。
スタック構造の強誘電体キャパシタへの水素の侵入の抑制を目的とした種々の技術が提案されているが、量産可能なレベルで十分に水素の侵入を抑制することは困難である。例えば、特許文献1又は2に記載された技術では、個々の強誘電体キャパシタに工程劣化が生じやすく、特許文献3に記載された技術では、一つのウェハに形成される複数の強誘電体キャパシタ間で工程劣化の程度が大きくばらついてしまう。このように、従来の技術では、水素の侵入の影響により、優れた特性を安定して得ることができない。
特開2008−160050号公報 特開2010−206065号公報 特表2014−502783号公報
本発明の目的は、スタック構造の強誘電体キャパシタに優れた特性を安定して得ることができる半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
半導体装置の一態様には、第1の水素バリア膜と、前記第1の水素バリア膜上の下部電極と、前記下部電極上の強誘電体膜と、前記強誘電体膜上の上部電極と、前記上部電極、前記強誘電体膜及び前記下部電極を上方及び側方から覆う第2の水素バリア膜と、前記第1の水素バリア膜の下方の導電プラグと、が含まれる。前記下部電極の下面は前記第1の水素バリア膜の上面と接し、前記第1の水素バリア膜に前記導電プラグを露出する開口部が形成されており、前記下部電極は前記開口部に入り込んで前記導電プラグと接している。
半導体装置の製造方法の一態様では、導電プラグ上に第1の水素バリア膜を形成し、前記第1の水素バリア膜に前記導電プラグを露出する開口部を形成し、前記第1の水素バリア膜上に前記開口部に入り込んで前記導電プラグと接する下部電極を形成し、前記下部電極上に強誘電体膜を形成し、前記強誘電体膜上に上部電極を形成し、前記上部電極、前記強誘電体膜及び前記下部電極を上方及び側方から覆う第2の水素バリア膜を形成する。前記下部電極の下面は前記第1の水素バリア膜の上面と接する。
上記の半導体装置等によれば、適切な第1の水素バリア膜及び第2の水素バリア膜が含まれるため、優れた特性を安定して得ることができる。
第1の実施形態に係る半導体装置の構成を示す断面図である。 電界効果トランジスタ及び強誘電体キャパシタの構成を示す断面図である。 第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 図3Aに引き続き、半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 図3Bに引き続き、半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 図3Cに引き続き、半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 図3Dに引き続き、半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 図3Eに引き続き、半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 下部電極用の導電膜を形成する方法を工程順に示す断面図である。
本願発明者は、特許文献3に記載の技術において複数の強誘電体キャパシタ間で工程劣化の程度が大きくばらつく理由を解明すべく鋭意検討を行った。この結果、下部電極が接することになる導電プラグを、下部電極下の水素バリア膜の形成後に形成しており、この導電プラグの形成の際に行われる研磨により水素バリア膜の厚さが面内で不均一になっていることが判明した。そして、このような方法で製造された装置では、水素バリア膜の開口部内に導電プラグが入り込み、この導電プラグに下部電極が接している。
以下、実施形態について添付の図面を参照しながら具体的に説明する。この実施形態は強誘電体メモリの一例である。図1は、実施形態に係る半導体装置の構成を示す断面図である。
本実施形態に係る半導体装置100には、シリコン基板等の半導体基板111が含まれている。半導体基板111の表面にトランジスタの活性領域を画定する素子分離領域112が形成されている。活性領域にPウェル113が形成されており、Pウェル113を用いたスイッチング素子102が形成されている。スイッチング素子102は、例えば電界効果トランジスタである。この電界効果トランジスタには、例えば、図2(a)に示すように、ゲート絶縁膜201、ゲート電極202、不純物注入領域203、絶縁性のサイドウォール204、不純物注入領域205及びシリサイド層206が含まれている。ゲート電極202はメモリセルアレイのワード線として機能する。
スイッチング素子102を覆うカバー膜121が半導体基板111上に形成され、カバー膜121上に層間絶縁膜122が形成されている。層間絶縁膜122及びカバー膜121にシリサイド層206を露出するコンタクトホール123が形成されており、コンタクトホール123内に導電プラグ124が形成されている。層間絶縁膜122及び導電プラグ124上にエッチングストッパ膜125が形成され、エッチングストッパ膜125上に層間絶縁膜126が形成されている。層間絶縁膜126及びエッチングストッパ膜125に、複数の導電プラグ124のうちの一部を露出する開口部127が形成され、開口部127内に配線128が形成されている。配線128は導電プラグ124に接続されており、メモリセルアレイのビット線として機能する。層間絶縁膜126及び配線128上に酸化防止膜129が形成され、酸化防止膜129上に緩衝膜130が形成されている。緩衝膜130、酸化防止膜129、層間絶縁膜126及びエッチングストッパ膜125に、複数の導電プラグ124のうちの他の一部を露出するコンタクトホール131が形成され、コンタクトホール131内に導電プラグ132が形成されている。緩衝膜130上に水素バリア膜133が形成されている。水素バリア膜133には、導電プラグ132を露出する開口部134が形成されている。水素バリア膜133は、第1の水素バリア膜の一例である。
水素バリア膜133上に強誘電体キャパシタ101が形成されている。強誘電体キャパシタ101に、下部電極141、容量絶縁膜142及び上部電極143が含まれている。下部電極141の一部が開口部134内に入り込んでおり、開口部134を通じて導電プラグ132と直接接している。下部電極141には、図2(b)に示すように、窒化チタン膜171、窒化アルミニウムチタン膜172、窒化アルミニウムチタン膜173及びイリジウム膜174が含まれている。容量絶縁膜142には、強誘電体膜175及び強誘電体膜176が含まれている。強誘電体膜175と強誘電体膜176との間では、例えば組成が相違している。上部電極143には、酸化イリジウム膜177、酸化イリジウム膜178及びイリジウム膜179が含まれている。例えば、酸化イリジウム膜178の酸化度は酸化イリジウム膜177の酸化度より高い。
強誘電体キャパシタ101を覆う水素バリア膜135が水素バリア膜133上に形成され、層間絶縁膜136が水素バリア膜135上に形成されている。層間絶縁膜136及び水素バリア膜135に上部電極143を露出するコンタクトホール137が形成され、コンタクトホール137内に導電プラグ138が形成されている。水素バリア膜135は、第2の水素バリア膜の一例である。
層間絶縁膜136及び導電プラグ138上にバリア膜161、アルミニウム銅合金膜162及びバリア膜163が形成されている。バリア膜161、アルミニウム銅合金膜162及びバリア膜163を覆う層間絶縁膜164が層間絶縁膜136上に形成されている。バリア膜161及びバリア膜163には、例えばチタン膜及び窒化チタン膜が含まれている。バリア膜161、アルミニウム銅合金膜162及びバリア膜163の積層体はメモリセルアレイのプレート線として機能する。
次に、実施形態に係る半導体装置の製造方法について説明する。図3A乃至図3Fは、実施形態に係る半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。
先ず、図3A(a)に示すように、半導体基板111の表面に、トランジスタの活性領域を画定する素子分離領域112を形成する。素子分離領域112としては、例えば、シャロートレンチアイソレーション(shallow trench isolation:STI)を形成する。STIは、半導体基板111の表面に溝を形成し、その中に酸化シリコン等の絶縁膜を埋め込むことにより形成することができる。なお、素子分離領域112として、ロコス(local oxidation of silicon:LOCOS)法で絶縁膜を形成してもよい。次いで、活性領域に不純物を導入することにより、例えばPウェル113を形成する。その後、この活性領域にスイッチング素子102を形成する。スイッチング素子102としては、例えば図2(a)に示す電界効果トランジスタを形成する。
この電界効果トランジスタの形成では、先ず、活性領域の表面にゲート絶縁膜201を形成する。ゲート絶縁膜201は、例えば、熱酸化により形成することができる。次いで、ゲート絶縁膜201上にゲート電極202を形成する。ゲート電極202は、例えば、半導体基板111の上側全面に非晶質又は多結晶のシリコン膜を形成し、このシリコン膜をフォトリソグラフィ法によりパターニングすることにより形成することができる。その後、ゲート電極202をマスクにして、ゲート電極202の両側のPウェル113にn型不純物をイオン注入することによりn型の不純物注入領域203をエクステンション領域として形成する。続いて、ゲート電極202の側面上に絶縁性のサイドウォール204を形成する。サイドウォール204は、例えば、半導体基板111及びゲート電極202上に絶縁膜を形成し、この絶縁膜をエッチバックすることにより形成することができる。絶縁膜としては、例えば化学気相成長(chemical vapor deposition:CVD)法により酸化シリコン膜を形成する。次いで、サイドウォール204及びゲート電極202をマスクにして、Pウェル113内にn型不純物を不純物注入領域203の形成時よりも高濃度でイオン注入することによりn型の不純物注入領域205を形成する。この結果、不純物注入領域203及び不純物注入領域205を備えたソース/ドレイン領域が得られる。不純物注入領域205の形成後には、ゲート電極202上及び不純物注入領域205上にシリサイド層206を形成する。シリサイド層206の形成時には、スパッタ法によりコバルト膜等の金属膜を形成し、この金属膜を加熱してシリコンと反応させる。そして、金属膜の未反応の部分をウエットエッチングにより除去する。
次いで、スイッチング素子102を覆うカバー膜121を形成する。カバー膜121としては、例えば厚さが50nm〜150nmの窒化シリコン膜をプラズマCVD法により形成する。その後、カバー膜121上に層間絶縁膜122を形成する。層間絶縁膜122としては、例えば厚さが0.5μm〜1.5μmの酸化シリコン膜をテトラエトキシシラン(tetraethoxysilane:TEOS)含有ガスを使用したプラズマCVD法により形成する。続いて、層間絶縁膜122の上面を化学機械研磨(chemical-mechanical polishing:CMP)法により研磨して平坦化する。研磨後の層間絶縁膜122の厚さは、例えば半導体基板111の平坦面上で300nm〜1000nmとする。次いで、層間絶縁膜122及びカバー膜121にシリサイド層206を露出するコンタクトホール123を形成する。コンタクトホール123の形成では、例えば、フォトリソグラフィ法により層間絶縁膜122及びカバー膜121をパターニングする。コンタクトホール123の直径は、例えば0.1μm〜0.5μmとする。その後、コンタクトホール123内に導電プラグ124を形成する。導電プラグ124の形成では、例えば、コンタクトホール123内にCVD法により密着膜(グルー膜)としてチタン膜及び窒化チタン膜を形成し、窒化チタン膜上にCVD法によりタングステン膜を形成する。そして、層間絶縁膜122の上面が露出されるように、これらタングステン膜、窒化チタン膜及びチタン膜をCMP法により研磨する。
次いで、図3A(b)に示すように、層間絶縁膜122及び導電プラグ124上にエッチングストッパ膜125を形成する。エッチングストッパ膜125としては、例えば厚さが20nm〜50nmの窒化シリコン膜を形成する。その後、エッチングストッパ膜125上に層間絶縁膜126を形成する。層間絶縁膜126としては、例えば厚さが200nm〜500nmの酸化シリコン膜を、TEOS含有ガスを使用したプラズマCVD法により形成する。続いて、層間絶縁膜126及びエッチングストッパ膜125のビット線を形成する予定の領域に、導電プラグ124を露出する開口部127を形成する。開口部127の形成では、例えば、層間絶縁膜126上に犠牲膜として窒化シリコン膜を形成し、フォトレジストのマスクを用いて、この犠牲膜及び層間絶縁膜126にエッチングストッパ膜125まで達する開口部を形成し、マスクを除去し、犠牲膜及びエッチングストッパ膜125をエッチングする。開口部127の形成後には、開口部127内にビット線として配線128を形成する。配線128の形成では、例えば、開口部127内にCVD法により密着膜(グルー膜)としてチタン膜及び窒化チタン膜を形成し、窒化チタン膜上にCVD法によりタングステン膜を形成する。そして、層間絶縁膜126の上面が露出されるように、これらタングステン膜、窒化チタン膜及びチタン膜をCMP法により研磨する。
配線128の形成後には、層間絶縁膜126及び配線128上に酸化防止膜129を形成する。酸化防止膜129としては、例えば厚さが10nm〜50nmの窒化シリコン膜を形成する。酸化防止膜129により、後のコンタクトホール131の形成時等における配線128の酸化が防止される。次いで、酸化防止膜129上に緩衝膜130を形成する。緩衝膜130としては、例えば厚さが約100nm〜300nmの酸化シリコン膜を、TEOS含有ガスを使用したプラズマCVD法により形成する。緩衝膜130は、後述のように、強誘電体キャパシタ101を形成するためのエッチングの際に、下方へのダメージを抑制する。緩衝膜130は強誘電体キャパシタ101との密着性を向上することができる。その後、緩衝膜130、酸化防止膜129、層間絶縁膜126及びエッチングストッパ膜125に導電プラグ124を露出するコンタクトホール131を形成する。コンタクトホール131の形成では、例えば、フォトリソグラフィ法により緩衝膜130、酸化防止膜129、層間絶縁膜126及びエッチングストッパ膜125をパターニングする。コンタクトホール131の直径は、例えば0.1μm〜0.5μmとする。続いて、緩衝膜130上にコンタクトホール131内に入り込む導電膜132を形成する。導電膜132の形成では、例えば、コンタクトホール131内にCVD法により密着膜(グルー膜)としてチタン膜及び窒化チタン膜を形成し、窒化チタン膜上にCVD法によりタングステン膜を形成する。
その後、図3B(c)に示すように、緩衝膜130の上面が露出されるように、導電膜132をCMP法により研磨する。この結果、導電膜132から導電プラグ132が得られる。このとき、緩衝膜130は、CMP法による研磨における膜減りをその内部で止め、その下の酸化防止膜129の研磨を防止する。続いて、緩衝膜130及び導電プラグ132上に水素バリア膜133を形成する。水素バリア膜133としては、例えば厚さが10nm〜50nm程度の酸化アルミニウム膜をRFスパッタ法により形成する。酸化アルミニウム膜の形成では、例えば、圧力を1Paとし、基板温度を室温とし、雰囲気をAr雰囲気とし、酸化アルミニウムターゲットを使用し、スパッタパワーを1kW〜3kW程度とする。水素バリア膜133をCVD法により形成してもよい。CVD法で形成した水素バリア膜133はより緻密であり、高いバリア性を示す。水素バリア膜133の形成後に熱処理を行うことが好ましい。熱処理により、水素バリア膜133がより緻密になる。
次いで、図3B(d)に示すように、水素バリア膜133に導電プラグ132を露出する開口部134を形成する。開口部134の形成では、例えば、フォトリソグラフィ法により水素バリア膜133をパターニングする。
その後、図3C(e)に示すように、水素バリア膜133上に開口部134内に入り込む下部電極用の導電膜151を形成する。導電膜151の形成では、先ず、図4(a)に示すように、水素バリア膜133及び導電プラグ132上に、例えば厚さが3nm〜10nmのチタン膜を形成し、RTA(rapid thermal annealing)法による窒化処理を行うことにより、窒化チタン膜171を形成する。次いで、図4(b)に示すように、窒化チタン膜171上に、30nm〜50nm、例えば厚さが40nmの窒化アルミニウムチタン膜172を形成する。その後、図4(c)に示すように、窒化アルミニウムチタン膜172を厚さが10nm〜30nm、例えば20nm程度となるまでCMP法により研磨する。水素バリア膜133の上面と導電プラグ132の上面との間に段差があるが、研磨により窒化アルミニウムチタン膜172の上面が平坦になる。続いて、窒化アルミニウムチタン膜172上に、例えば厚さが10nm〜50nmの窒化アルミニウムチタン膜173及び厚さが20nm〜100nm、例えば50nmのイリジウム膜174を形成する。
導電膜151の形成後、図3C(f)に示すように、導電膜151上に誘電体膜152を形成する。誘電体膜152の形成では、例えば、図2(b)に示すように、厚さが50nm〜100nm、例えば約75nmの強誘電体膜175、例えばPZT(Pb(Zrx,Ti1-x)O3)膜(0<x<1)を形成し、アルゴン及び酸素の混合ガス雰囲気中でRTA法により熱処理を行う。この熱処理により、膜の炭素成分を除去するとともに不足している酸素を供給し、膜の緻密化を行う。次いで、強誘電体膜175上に厚さが5nm〜20nm、例えば約10nmのアモルファス状の強誘電体膜176を形成する。強誘電体膜176の形成を省略してもよい。
誘電体膜152の形成後、図3D(g)に示すように、誘電体膜152上に上部電極用の導電膜153を形成する。導電膜153の形成では、例えば、図2(b)に示すように、厚さが10nm〜50nm、例えば約25nmの酸化イリジウム膜177を形成する。酸化イリジウム膜177としては、例えば成膜の時点で結晶化する膜をスパッタ法により形成する。酸化イリジウム膜177の形成では、圧力を1Pa〜5Pa、例えば約2Pa、基板温度を200℃〜400℃、例えば約300℃に設定し、イリジウムターゲットを使用し、反応ガスとしてアルゴン及び酸素の混合ガスを用い、スパッタパワーを例えば1kW〜2kW程度とする。この際に、アルゴンガスと酸素ガスとの流量比は、100対10〜80、例えば140対60とする。次いで、酸素含有雰囲気中でRTA法により熱処理する。この熱処理では、例えば、アルゴン及び酸素の混合ガスを用い、アルゴンガスと酸素ガスとの流量比を100対1とし、基板温度を600℃〜800℃、例えば700℃、熱処理時間を30秒間〜200秒間、例えば120秒間に設定する。この熱処理により、酸化イリジウム膜177に含まれるイリジウム原子が強誘電体膜176中に拡散し、強誘電体膜176が結晶化する。この熱処理後に、酸化イリジウム膜177上に、酸化イリジウム膜177よりも酸化度が高い酸化イリジウム膜178を形成する。酸化イリジウム膜178としては、例えばIrO2膜を形成する。酸化イリジウム膜178の形成温度は100℃以下とすることが好ましい。異常成長を抑制するためである。酸化イリジウムは水素原子を水素ラジカルに活性化する触媒作用を有しており、酸化度が高いほどこの触媒作用は低い。水素ラジカルは強誘電体を還元するため、酸化イリジウムの酸化度が高いほど強誘電体が還元されにくい。従って、酸化イリジウム膜177より酸化度が高い酸化イリジウム膜178を形成することにより、水素ラジカルによる強誘電体膜176及び強誘電体膜175の還元を抑制することができる。次いで、酸化イリジウム膜178上に、50nm〜150nm、例えば厚さが約80nmのイリジウム膜179を形成する。イリジウム膜179はコンタクト抵抗の低減に寄与する。その後、半導体基板111の裏面を洗浄する。
導電膜153の形成後、図3D(h)に示すように、導電膜153、誘電体膜152及び導電膜151のパターニングにより、上部電極143、容量絶縁膜142及び下部電極141を備えた強誘電体キャパシタ101を形成する。導電膜153、誘電体膜152及び導電膜151のパターニングでは、導電膜153上にマスク用導電膜及びマスク用絶縁膜を形成し、これらをフォトリソグラフィ法によりパターニングしてハードマスクを形成し、このハードマスクを用いて導電膜153等をエッチングする。マスク用導電膜としては、厚さが100nm〜300nm、例えば約200nmの窒化アルミニウムチタン膜をスパッタ法により形成し、マスク用絶縁膜としては、厚さが100nm〜300nm、例えば約200nmの酸化シリコン膜を、TEOS含有ガスを使用したプラズマCVD法により形成する。強誘電体キャパシタ101の形成後に、酸素雰囲気中で300℃〜400℃、例えば350℃の温度で20分間〜60分間、例えば40分間のアニールを行う。
次いで、図3E(i)に示すように、強誘電体キャパシタ101を覆う水素バリア膜135を水素バリア膜133上に形成する。水素バリア膜135の形成では、例えば、厚さが5nm〜20nmの酸化アルミニウム膜をスパッタ法により形成し、酸素雰囲気中で500℃〜650℃の温度でアニールを行い、厚さが30nm〜100nmの酸化アルミニウム膜を有機金属気相成長(metal organic chemical vapor deposition:MOCVD)法又は原子層堆積(atomic layer deposition:ALD)法により形成する。
続いて、図3E(j)に示すように、層間絶縁膜136を水素バリア膜135上に形成する。層間絶縁膜136としては、例えば厚さが1000nm〜2000nmの酸化シリコン膜を、TEOS、酸素、及びヘリウムの混合ガスを用いたプラズマCVD法により形成する。層間絶縁膜136として、例えば、絶縁性を有する無機膜等を形成してもよい。次いで、層間絶縁膜136の表面を、例えばCMP法により平坦化する。続いて、N2Oガス又はN2ガス等を用いて発生させたプラズマ雰囲気中で熱処理を行う。熱処理の結果、層間絶縁膜136等の内部の水分が除去されるとともに、層間絶縁膜136等の質が変化し、層間絶縁膜136に水分が入りにくくなる。層間絶縁膜136のCMPによる平坦化後に、厚さが100nm〜500nm、例えば約250nmの酸化シリコン膜を、TEOS含有ガスを使用したプラズマCVD法により形成してもよい。この酸化シリコン膜を形成することにより、CMPの影響で、複数の強誘電体キャパシタ101の間にて層間絶縁膜136の表面に凹部が生じていたとしても、この凹部が埋め込まれて平坦な表面が得られる。この酸化シリコン膜を形成した場合も、その後にN2Oガス又はN2ガス等を用いて発生させたプラズマ雰囲気中で熱処理を行うことが好ましい。
次いで、図3F(k)に示すように、層間絶縁膜136及び水素バリア膜135に上部電極143を露出するコンタクトホール137を形成する。コンタクトホール137の形成では、例えば、フォトリソグラフィ法により層間絶縁膜136及び水素バリア膜135をパターニングする。上部電極143上にハードマスクが残存している場合、コンタクトホール137は、例えばハードマスクも貫通するように形成する。その後、コンタクトホール137内に導電プラグ138を形成する。導電プラグ138の形成では、例えば、コンタクトホール137内にCVD法により密着膜(グルー膜)としてチタン膜及び窒化チタン膜を形成し、窒化チタン膜上にCVD法によりタングステン膜を形成する。そして、層間絶縁膜136の上面が露出されるように、これらタングステン膜、窒化チタン膜及びチタン膜をCMP法により研磨する。
その後、図3F(l)に示すように、層間絶縁膜136及び導電プラグ138上に、バリア膜161、アルミニウム銅合金膜162及びバリア膜163を形成する。バリア膜161の形成では、例えば、チタン膜及び窒化チタン膜をスパッタ法により形成する。バリア膜163の形成では、例えば、チタン膜及び窒化チタン膜をスパッタ法により形成する。続いて、フォトリソグラフィ法によりバリア膜163、アルミニウム銅合金膜162及びバリア膜161をパターニングすることにより、これらを含むプレート線を形成する。次いで、バリア膜163、アルミニウム銅合金膜162及びバリア膜161を覆う層間絶縁膜164を層間絶縁膜136上に形成する。そして、さらに上層の配線及び層間絶縁膜等を形成して半導体装置を完成させる。
このように、本実施形態では、下部電極141の下面が水素バリア膜133の上面と接している。このため、強誘電体キャパシタ101の下方からの水素の侵入を確実に抑制することができる。また、水素バリア膜133に導電プラグ132を露出する開口部134が形成され、下部電極141が開口部134に入り込んで導電プラグ132と接している。このため、水素バリア膜133が研磨されるような工程は必要とされず、研磨による水素バリア膜133の厚さのばらつきは生じない。従って、優れた特性を安定して得ることができる。更に、下部電極141に含まれる窒化アルミニウムチタン膜172及び窒化アルミニウムチタン膜173が、導電プラグ132の酸化を抑制する作用効果を有しているため、酸化雰囲気中での熱処理が行われても、導電プラグ132の酸化が抑制される。
水素バリア膜133及び水素バリア膜135は、例えば、酸化アルミニウム膜、酸窒化アルミニウム膜、酸化チタン膜及び酸化タンタル膜からなる群から選択された少なくとも1種を含む。つまり、水素バリア膜133及び水素バリア膜135は、例えば、酸化アルミニウム膜、酸窒化アルミニウム膜、酸化チタン膜若しくは酸化タンタル膜又はこれらの任意の組み合わせである。水素バリア膜133及び水素バリア膜135は、好ましくはアモルファス膜又は微結晶粒膜であるが、多結晶膜であってもよい。水素バリア膜133と水素バリア膜135との間で、材料が相違していてもよく、相が相違していてもよい。水素バリア膜133及び水素バリア膜135のいずれもがアモルファスの酸化アルミニウム膜であることが好ましい。強誘電体キャパシタに用いられる強誘電体はPZTに限定されず、La、Ca等が添加されたPZTを用いてもよい。また、チタン酸ビスマス等を用いてもよい。
以下、本発明の諸態様を付記としてまとめて記載する。
(付記1)
第1の水素バリア膜と、
前記第1の水素バリア膜上の下部電極と、
前記下部電極上の強誘電体膜と、
前記強誘電体膜上の上部電極と、
前記上部電極、前記強誘電体膜及び前記下部電極を上方及び側方から覆う第2の水素バリア膜と、
前記第1の水素バリア膜の下方の導電プラグと、
を有し、
前記下部電極の下面は前記第1の水素バリア膜の上面と接し、
前記第1の水素バリア膜に前記導電プラグを露出する開口部が形成されており、前記下部電極は前記開口部に入り込んで前記導電プラグと接していることを特徴とする半導体装置。
(付記2)
前記第2の水素バリア膜は、前記上部電極の上面及び側面、前記強誘電体膜の側面及び前記下部電極の側面と接することを特徴とする付記1に記載の半導体装置。
(付記3)
前記第1の水素バリア膜は、酸化アルミニウム膜、酸窒化アルミニウム膜、酸化チタン膜及び酸化タンタル膜からなる群から選択された少なくとも1種を含むことを特徴とする付記1又は2に記載の半導体装置。
(付記4)
前記第2の水素バリア膜は、酸化アルミニウム膜、酸窒化アルミニウム膜、酸化チタン膜及び酸化タンタル膜からなる群から選択された少なくとも1種を含むことを特徴とする付記1乃至3のいずれか1項に記載の半導体装置。
(付記5)
導電プラグ上に第1の水素バリア膜を形成する工程と、
前記第1の水素バリア膜に前記導電プラグを露出する開口部を形成する工程と、
前記第1の水素バリア膜上に前記開口部に入り込んで前記導電プラグと接する下部電極を形成する工程と、
前記下部電極上に強誘電体膜を形成する工程と、
前記強誘電体膜上に上部電極を形成する工程と、
前記上部電極、前記強誘電体膜及び前記下部電極を上方及び側方から覆う第2の水素バリア膜を形成する工程と、
を有し、
前記下部電極の下面は前記第1の水素バリア膜の上面と接することを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記6)
前記第2の水素バリア膜を、前記上部電極の上面及び側面、前記強誘電体膜の側面及び前記下部電極の側面と接するように形成することを特徴とする付記5に記載の半導体装置の製造方法。
(付記7)
前記第1の水素バリア膜は、酸化アルミニウム膜、酸窒化アルミニウム膜、酸化チタン膜及び酸化タンタル膜からなる群から選択された少なくとも1種を含むことを特徴とする付記5又は6に記載の半導体装置の製造方法。
(付記8)
前記第2の水素バリア膜は、酸化アルミニウム膜、酸窒化アルミニウム膜、酸化チタン膜及び酸化タンタル膜からなる群から選択された少なくとも1種を含むことを特徴とする付記5乃至7のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
100:半導体装置
101:強誘電体キャパシタ
102:スイッチング素子
132:導電プラグ
133、135:水素バリア膜
141:下部電極
142:強誘電体膜
143:上部電極

Claims (8)

  1. 第1の水素バリア膜と、
    前記第1の水素バリア膜上の下部電極と、
    前記下部電極上の強誘電体膜と、
    前記強誘電体膜上の上部電極と、
    前記上部電極、前記強誘電体膜及び前記下部電極を上方及び側方から覆う第2の水素バリア膜と、
    前記第1の水素バリア膜の下方の導電プラグと、
    を有し、
    前記下部電極の下面は前記第1の水素バリア膜の上面と接し、
    前記第1の水素バリア膜に前記導電プラグを露出する開口部が形成されており、前記下部電極は前記開口部に入り込んで前記導電プラグと接していることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第2の水素バリア膜は、前記上部電極の上面及び側面、前記強誘電体膜の側面及び前記下部電極の側面と接することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第1の水素バリア膜は、酸化アルミニウム膜、酸窒化アルミニウム膜、酸化チタン膜及び酸化タンタル膜からなる群から選択された少なくとも1種を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記第2の水素バリア膜は、酸化アルミニウム膜、酸窒化アルミニウム膜、酸化チタン膜及び酸化タンタル膜からなる群から選択された少なくとも1種を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 導電プラグ上に第1の水素バリア膜を形成する工程と、
    前記第1の水素バリア膜に前記導電プラグを露出する開口部を形成する工程と、
    前記第1の水素バリア膜上に前記開口部に入り込んで前記導電プラグと接する下部電極を形成する工程と、
    前記下部電極上に強誘電体膜を形成する工程と、
    前記強誘電体膜上に上部電極を形成する工程と、
    前記上部電極、前記強誘電体膜及び前記下部電極を上方及び側方から覆う第2の水素バリア膜を形成する工程と、
    を有し、
    前記下部電極の下面は前記第1の水素バリア膜の上面と接することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 前記第2の水素バリア膜を、前記上部電極の上面及び側面、前記強誘電体膜の側面及び前記下部電極の側面と接するように形成することを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記第1の水素バリア膜は、酸化アルミニウム膜、酸窒化アルミニウム膜、酸化チタン膜及び酸化タンタル膜からなる群から選択された少なくとも1種を含むことを特徴とする請求項5又は6に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記第2の水素バリア膜は、酸化アルミニウム膜、酸窒化アルミニウム膜、酸化チタン膜及び酸化タンタル膜からなる群から選択された少なくとも1種を含むことを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022084795A1 (ja) * 2020-10-20 2022-04-28 株式会社半導体エネルギー研究所 強誘電体デバイス、および半導体装置

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