JP2017116937A - ライナーレスロール及びライナーレスラベル - Google Patents

ライナーレスロール及びライナーレスラベル Download PDF

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Abstract

【課題】剥離紙を用いずに運用することができながらもその一部を分離して他の被着体に接着する。【解決手段】一方の面に接着層32が積層されるとともに、分離線12によって控え片11a〜11cが分離可能に区画形成されてなる上基材10と、接着層32によって上基材10に接着され、上基材10との接着面とは反対側の面に感圧接着層30が積層された下基材20とを有し、控え片11a〜11cが下基材20から剥離可能に構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、複数のライナーレスラベルが一方向に連接してロール状に巻き取られてなるライナーレスロール及びライナーレスラベルに関する。
従来、荷物や商品等に貼付されるラベルは、様々な用途に用いられている。このようなラベルとしては例えば、航空手荷物に取り付けられるタグ用ラベルがある。航空手荷物に取り付けられるタグ用ラベルは一般的に、帯状形状からなり、手荷物の取っ手に巻き掛けて長手方向の両端部を互いに接着することによって手荷物に取り付けられる。そのため、接着面に剥離紙が接着されており、手荷物に取り付けられる際、剥離紙が剥離されて表出した接着層を用いて長手方向の両端部が互いに接着されることになる。
ところで、上述したように長手方向の両端部を互いに接着することによって手荷物に取り付けられるタグ用ラベルとして、シート基材の一方の面に感圧接着層を積層しておき、この感圧接着層どうしを接着するものが考えられている(例えば、特許文献1参照)。この技術を用いれば、感圧接着層には剥離紙を接着しておく必要がないため、使用時に剥離紙によるごみを発生させないようにすることができる。
実開昭63−162374号公報
ところで、上述したようなタグ用ラベルにおいては、その一部を例えば控え片として分離して他の被着体に接着して用いる場合がある。ところが、シート基材の一方の面に感圧接着層が積層されたものにおいては、感圧接着層どうしでなければある程度強固に接着することができないため、その一部を分離したとしても他の被着体に接着して用いることができないという問題点がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、剥離紙を用いずに運用することができながらもその一部を分離して他の被着体に接着することができる、ライナーレスラベル及びライナーレスラベルが複数連接してロール状に巻き取られてなるライナーレスロールを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
複数のライナーレスラベルが一方向に連接し、前記一方向にロール状に巻き取られてなるライナーレスロールであって、
前記複数のライナーレスラベルはそれぞれ、
一方の面に接着層が積層されるとともに、分離線によって分離部が分離可能に区画形成されてなる上基材と、
前記接着層によって上基材に接着され、前記上基材との接着面とは反対側の面に感圧接着層が積層された下基材とを有し、
前記分離部は、前記下基材から剥離可能に構成されている。
上記のように構成された本発明においては、一方の面に接着層が積層された上基材と、接着層によって上基材に接着され、上基材との接着面とは反対側の面に感圧接着層が積層された下基材とを有するライナーレスラベルとすることにより、剥離紙を用いずに運用することができながらも、上基材には、分離線によって分離部が分離可能に区画形成されており、この分離部が下基材から剥離可能に構成されているので、分離部を上基材から分離し、分離部に積層された接着層によって他の被着体に接着することができる。
また上基材の分離部以外の領域が、接着層によって下基材に剥離困難に接着されていれば、分離部を上基材から分離して下基材から剥離する際、分離部以外の領域を誤って下基材から剥離してしまうことが回避される。
また、上基材が、情報が表示されるシートと、フィルムとが積層されて構成されていれば、分離部が、ある程度コシがあるものとなり、上基材から分離しやすくなるとともに、上基材から分離した後に取り扱いやすくなる。
また、分離線を、部分的に途切れたスリットと、該スリットが途切れた部分に当該スリットを繋ぐように形成されたミシン目とから構成すれば、スリットによって分離部を分離しやすくしながらも、ミシン目によって、加工時にロール状から引き出す際に、感圧接着層のブロッキングによって分離部が不用意に分離してしまうことが回避される。
本発明によれば、一方向に連接した複数のライナーレスラベルのそれぞれが、一方の面に接着層が積層されるとともに、分離線によって分離部が分離可能に区画形成されてなる上基材と、接着層によって上基材に接着され、上基材との接着面とは反対側の面に感圧接着層が積層された下基材とを有し、分離部が下基材から剥離可能に構成されているため、剥離紙を用いずに運用することができながらもその一部となる分離部を分離して他の被着体に接着することができる。
また、上基材の分離部以外の領域が、接着層によって下基材に剥離困難に接着されているものにおいては、分離部を上基材から分離して下基材から剥離する際、分離部以外の領域を誤って下基材から剥離してしまうことを回避できる。
また、上基材が、情報が表示されるシートと、フィルムとが積層されて構成されているものにおいては、分離部が、ある程度コシがあるものとなり、上基材から分離しやすくなるとともに、上基材から分離した後に取り扱いやすくなる。
また、分離線が、部分的に途切れたスリットと、該スリットが途切れた部分に当該スリットを繋ぐように形成されたミシン目とから構成されているものにおいては、スリットによって分離部を分離しやすくしながらも、ミシン目によって、加工時にロール状から引き出す際に、感圧接着層のブロッキングによって分離部が不用意に分離してしまうことを回避できる。
本発明のライナーレスロールから断裁されたライナーレスラベルの実施の一形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示した矢印A方向から見た図、(c)は(a)に示した矢印B方向から見た図、(d)は分離線の詳細な構成を示す図、(e)は(a)に示したC−C’断面図、(f)は(a)に示したD−D’断面図、(g)は裏面図である。 図1に示した手荷物タグを発行する工程を示す図であり、(a)は手荷物タグ1が長手方向に複数連接した状態を示す図、(b)は工程を示す図である。 図1に示した手荷物タグにおける分離線による効果を説明するための図であり、(a)は図1に示した手荷物タグとは異なる分離線の一例を示す図、(b)は(a)に示した分離線を用いた場合に生じる作用を示す図、(c)は図1に示した手荷物タグとは異なる分離線の他の例を示す図である。 図1に示した手荷物タグにて下基材の長手方向について感圧接着層が連続して存在していることによる作用を説明するための図である。 図1に示した手荷物タグが実際に使用される際の作用を説明するための図であり、(a)は控え片が分離された状態を示す図、(b)は手荷物タグが手荷物に取り付けられた状態を示す断面図である。 図1に示した手荷物タグが手荷物に取り付けられた状態を示す外観斜視図である。 本発明のライナーレスロールから断裁されたライナーレスラベルの他の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は裏面図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明のライナーレスロールから断裁されたライナーレスラベルの実施の一形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示した矢印A方向から見た図、(c)は(a)に示した矢印B方向から見た図、(d)は分離線12の詳細な構成を示す図、(e)は(a)に示したC−C’断面図、(f)は(a)に示したD−D’断面図、(g)は裏面図である。
本形態におけるライナーレスラベルは図1に示すように、帯状の上基材10と下基材20とが接着されてなる手荷物タグ1である。なお、図1(e),(f)においては、手荷物タグ1の積層構造をわかりやすくするために便宜上厚みを帯びて図示しているが、手荷物タグ1は実際には、0.1mm〜0.5mm程度の厚さであり、図1(b),(c)に示すように、横方向から見た場合に積層構造がわからないほどのものである。
上基材10は、サーマル紙10aと、フィルム10bとが積層され、接着剤による接着層31によって互いに接着されて構成されている。サーマル紙10aは、サーマルプリンタによってその表面に情報が印字されるものである。フィルム10bは、例えば、OPP(Oriented Polypropylene:二軸延伸ポリプロピレン)やPET(polyethylene terephthalate:ポリエチレンテレフタレート)等から構成されている。また、上基材10は、長手方向の一方の端部近傍に、分離部となる3つの控え片11a〜11cを有している。控え片11a〜11cは、それぞれ長方形の形状を有し、上基材10の長手方向に並んで分離線12によって上基材10から分離可能に区画形成されている。分離線12は、サーマル紙10aからフィルム10bまで貫通したスリット12a及びミシン目12bによって構成されている。スリット12aは、3つの控え片11a〜11cの短辺においては途切れなく形成されており、長辺においては2箇所の途切れ部を有して形成されている。そして、スリット12aの途切れた部分に、スリット12aを繋ぐようにミシン目12bが形成されている。すなわち、スリット12aの途切れた部分は、ミシン目12bが形成される程度の長さを有していることとなる。なお、ミシン目12bは、例えば、0.3mmの長さのタイ部と、0.7mmの長さのカット部とから構成されたものが最も好ましいが、これらの長さは、後述する接着層32と剥離層40とによる控え片11a〜11cの下基材20からの剥離力や、感圧接着層30による接着力等に合わせて適宜設定することが考えられる。
このように構成された上基材10は、フィルム10b側に接着層32が積層され、接着層32が積層された面を積層面として下基材20上に積層され、接着層32によって下基材20と接着されている。
下基材20は、上基材10との接着面のうち控え片11a〜11cに対向する領域に、剥離剤が塗工されることで剥離層40が積層されている。剥離層40は、控え片11a〜11cに対向する領域に積層されていればよいが、控え片11a〜11cの分離線12との位置合わせの関係で、実際には、図1(e),(f)に示すように、控え片11a〜11cに対向する領域よりも若干広めの領域に積層されることが好ましい。下基材20の上基材10との接着面とは反対側の面には、例えば、水性エマルジョン等からなる感圧接着剤が塗工されることで感圧接着層30が積層されている。感圧接着層30は、下基材20の長手方向における両端部からそれぞれ1/3程度の範囲内となる第1の領域である上流側領域21a及び下流側領域21cにおいては、下基材20の上基材10との接着面とは反対側の面の全面に積層され、また、上流側領域21aと下流側領域21cとに挟まれた第2の領域である中間領域21bにおいては、下基材20の上基材10との接着面とは反対側の面のうち、下基材20の長手方向に延びる2つの端辺に沿う領域のみに積層されている。そのため、中間領域21bにおいては、下基材20の長手方向に延びる2つの端辺に沿う領域を除く部分が、感圧接着層30が積層されていない非接着領域23となっている。これにより、下基材20の長手方向については、上流側領域21a、中間領域21b及び下流側領域21cのいずれにおいても、その少なくとも一部にて連続して感圧接着層30が存在していることとなる。なお、中間領域21bにおいて感圧接着層30が積層された領域の幅については後述する。また、下基材20の感圧接着層30が積層された面には、長手方向における下流側領域21c側の端部に、下基材20の短手方向の中央部から一定の幅でカット指示マーク24が施されている。なお、カット指示マーク24は、上基材10及び下基材20を部分的に切り抜いて孔開け処理によって施してもよいし、孔ではなく、下基材20に印刷等によって施してもよい。さらに、下基材20の感圧接着層30が積層された面には、手荷物タグ1の使用方法等を示す印字情報25が印字されているが、下基材20の短手方向中央部分には一定の幅を有する特定印字領域22が設けられており、この特定印字領域22には印字情報25は印字されていない。なお、カット指示マーク24及び印字情報25は、感圧接着層30が積層される前に印刷あるいは印字されてもよいし、感圧接着層30が積層された後に印刷あるいは印字されてもよい。
以下に、上記のように構成された手荷物タグ1の使用方法及びその際の作用効果について説明する。
図2は、図1に示した手荷物タグ1を発行する工程を示す図であり、(a)は手荷物タグ1が長手方向に複数連接した状態を示す図、(b)は工程を示す図である。
図1に示した手荷物タグ1は、図2(a)に示すように長手方向に複数連接した状態でサーマル紙10aに情報が印字されることとなる。そのため、複数連接した手荷物タグ1は、図2(b)に示すように、長手方向にロール状に巻き取られてライナーレスロールとなるロール状タグ1aとなっており、互いに対向する一対の搬送ローラ2a,2bの回転によって引き出され、印字部3にてサーマル紙10aに情報が印字された後、カット部4にて単片状の手荷物タグ1に断裁されて発行されることとなる。その際、引き出された手荷物タグ1の一方の面には、感圧接着層30が積層されているものの、感圧接着層30は、上述したように水性エマルジョン等からなるものであり、塗工された面どうしを接着するものであるため、感圧接着層30が塗工された面に手等が接触した場合でも、感圧接着層30による感圧接着剤が手等に付着してしまうことがない。
まず、図1に示した手荷物タグ1における分離線12による効果について説明する。
図3は、図1に示した手荷物タグ1における分離線12による効果を説明するための図であり、(a)は図1に示した手荷物タグ1とは異なる分離線の一例を示す図、(b)は(a)に示した分離線を用いた場合に生じる作用を示す図、(c)は図1に示した手荷物タグ1とは異なる分離線の他の例を示す図である。なお、図3(b)においては、上基材10の積層構造についての図示を省略している。
図1に示した手荷物タグ1の下基材20に積層された感圧接着層30は、感圧接着層30が積層された面どうし、すなわち下基材20どうしを接着するものであるが、図2(b)に示したように手荷物タグ1がロール状に巻き取られてロール状タグ1aとなった状態においては、その巻き取りによる圧力によって、手荷物タグ1の下基材20には、1周分内周の手荷物タグ1の上基材10に対しても弱い粘着力をもって密着された状態となっている。
図3(a)に示す分離線は、スリット112aが、3つの控え片11a〜11cの短辺においてはその中央部にタイ部112cを有して形成されて構成されており、長辺においては2つのタイ部112cを有して形成されて構成されている。このように構成された分離線を図1に示した分離線12の代わりに用いた手荷物タグ1を、上述したようにロール状タグ1aとなった状態から引き出すと、控え片11a〜11cがタイ部112cのみによって上基材10に保持されているため、図3(b)に示すように、感圧接着層30のブロッキングによって控え片11a〜11cが不用意に分離してしまう虞がある。この現象は、ロール状タグ1aの内側になる程、その巻き取りによる圧力が強くなることから生じやすくなる。また、控え片11a〜11cを上基材10から分離する場合、タイ部112cが、スリット112aが繋がる方向から逸れて破断してしまう虞もある。
また、図3(c)に示す分離線は、スリット212aと、ミシン目212bとから構成され、3つの控え片11a〜11cの短辺においてはその中央部にタイ部212cを有してスリット212aが形成され、長辺においては短辺との交点近傍を除いてミシン目212bが形成され短辺との交点近傍にスリット212aが形成されて構成されている。このように構成された分離線を図1に示した分離線12の代わりに用いた手荷物タグ1を、上述したようにロール状タグ1aとなった状態から引き出すと、控え片11a〜11cの長辺の短辺との交点近傍を除く領域にミシン目212bが形成されていることにより、感圧接着層30のブロッキングによって控え片11a〜11cが不用意に分離してしまう可能性は低減できるものの、控え片11a〜11cの使用時に控え片11a〜11cを上基材10から分離しにくくなってしまう。
これに対して図1に示した分離線12は、スリット12aが、3つの控え片11a〜11cの短辺においては途切れなく形成され、長辺においては2箇所の途切れ部を有して形成されており、スリット12aの途切れた部分に、スリット12aを繋ぐようにミシン目12bが形成されているので、控え片11a〜11cの使用時にはスリット12aによって控え片11a〜11cを上基材10から分離しやすくしながらも、ロール状タグ1aとなった状態から手荷物タグ1を引き出す際に、ミシン目12bによって、感圧接着層30のブロッキングによって控え片11a〜11cが不用意に分離してしまうことを回避することができる。
次に、下基材20の長手方向について感圧接着層30が連続して存在していることによる作用について説明する。
図4は、図1に示した手荷物タグ1にて下基材20の長手方向について感圧接着層30が連続して存在していることによる作用を説明するための図である。
図1に示した手荷物タグ1が図2に示したようにロール状タグ1aとして巻き取られた状態においては、手荷物タグ1の感圧接着層30が、その1周分内周の手荷物タグ1の上基材10に当接することで、上述したように、その巻き取りによる圧力によって、当接する手荷物タグ1どうしが弱い粘着力をもって密着されている。そのため、後述するように手荷物タグ1を手荷物に取り付けた際に手荷物の取っ手との間に空間を生じさせるために、下基材20の長手方向の一部に感圧接着層30が積層されていない領域を設けると、ロール状タグ1aとなった状態から引き出す際、感圧接着層30が積層された領域と積層されていない領域とで、引き出すために必要となる力が異なることとなり、それにより、一定の力及び一定の速度で引き出すことができなくなるとともに、図4に示すように、ロール状タグ1aと搬送ローラ2a,2bや印字部3との間にたるみが生じ、プリンタ等にてジャム等が発生してしまう虞がある。また、保管時においては、感圧接着層30が積層されていない領域にて、手荷物タグ1がずれてロール状に安定した状態で保持することができなくなってしまう虞がある。
この点について、図1に示した手荷物タグ1においては、下基材20の上流側領域21a及び下流側領域21cにおいては、上基材10との接着面とは反対側の面の全面に感圧接着層30が積層され、上流側領域21aと下流側領域21cとに挟まれた中間領域21bにおいては、上基材10との接着面とは反対側の面のうち、下基材20の長手方向に延びる2つの端辺に沿う領域に感圧接着層30が積層されていることにより、下基材20の長手方向については、上流側領域21a、中間領域21b及び下流側領域21cのいずれにおいても、その少なくとも一部にて連続して感圧接着層30が存在していることとなり、それにより、手荷物タグ1が、1周分内周の手荷物タグ1にその長手方向について連続して弱い粘着力をもって密着されていることとなる。その結果、ロール状タグ1aとなった状態から引き出す際、一定の力及び一定の速度で引き出すことができるとともに、ロール状タグ1aと搬送ローラ2a,2bや印字部3との間にたるみが生じることがなく、また、保管時においては、手荷物タグ1がずれたりすることなくロール状に安定した状態で保持することができる。
ロール状タグ1aとなった状態から引き出された手荷物タグ1に対して印字部3にてサーマル紙10aに情報が印字された後、カット部4にて単片状の手荷物タグ1に断裁されて発行されることとなるが、カット部4においては、下基材20に表示されたカット指示マーク24を検知することで、断裁のタイミングが制御される。カット指示マーク24は、下基材20の短手方向中央部分を連続的にスキャンされることで検知されるが、下基材20の短手方向中央部分に一定の幅を有する特定印字領域22が設けられており、この特定印字領域22には情報が表示されていないため、正しくない位置で手荷物タグ1が断裁されてしまうことを回避することができる。このように本形態においては、下基材20に表示されたカット指示マーク24が検知されることで単片状の手荷物タグ1に断裁される際に、正しくない位置で手荷物タグ1が断裁されてしまうことを回避するために特定印字領域22に情報が表示されていない。すなわち、特定印字領域22においては、単片状の手荷物タグ1に断裁する方法や、カット指示マーク24が施された位置等によっては、情報が印字されていてもよいし、また、上記のようにカット指示マーク24を検知するためのスキャン領域に特定印字領域22が存在する場合であっても、スキャン処理にて検知されない程度のものであれば情報が印字されていても構わない。
次に、図1に示した手荷物タグ1が実際に使用される際の作用について説明する。
図5は、図1に示した手荷物タグ1が実際に使用される際の作用を説明するための図であり、(a)は控え片11a〜11cが分離された状態を示す図、(b)は手荷物タグ1が手荷物に取り付けられた状態を示す断面図である。なお、図5においては、上基材10の積層構造についての図示を省略している。図6は、図1に示した手荷物タグ1が手荷物5に取り付けられた状態を示す外観斜視図である。
上述したようにして手荷物タグ1が発行されると、図5(a)に示すように、控え片11a〜11cが、それぞれ上基材10から分離されて下基材20から剥離される。控え片11a〜11cは、スリット12aとミシン目12bとからなる分離線12によって上基材10から分離可能に区画形成されているため、ミシン目12bを破断することで、上基材10から分離することができる。また、上基材10と下基材20とは、接着層32によって接着されているものの、下基材20の上基材10との接着面のうち控え片11a〜11cに対向する領域に剥離層40が積層されているため、控え片11a〜11cを、接着層32の控え片11a〜11cに対向する領域とともに下基材20から剥離することができる。この際、剥離層40は、下基材20の上基材10との接着面のうち控え片11a〜11cに対向する領域にしか積層されていないため、上基材10の控え片11a〜11c以外の領域は、接着層32のみによって下基材20に剥離困難に接着されていることとなる。なお、剥離困難とは、上基材10と下基材20とを人間の手によって剥離した場合に、上基材10や下基材20自体が裂かれたり厚み方向に分割されたりする程度に強接着されていることである。そのため、上基材10の控え片11a〜11c以外の領域を下基材20から剥離することは困難であり、上基材10の控え片11a〜11c以外の領域を誤って下基材20から剥離してしまうことが回避される。
上基材10から分離して下基材20から剥離された控え片11a〜11cは、裏面に接着層31が積層された状態となっているため、この接着層31によって他の被着体に接着することができる。また、上基材10が、サーマル紙10aにフィルム10bが積層されて構成されていることにより、控え片11a〜11cが、ある程度コシがあるものとなり、上基材10から分離しやすくなるとともに、上基材10から分離した後に取り扱いやすくなる。
その後、図5(b)及び図6に示すように、下基材20の感圧接着層30が積層された面が内側となるように手荷物タグ1が手荷物5の取っ手5aに巻き掛けられ、下基材20の感圧接着層30が塗工された面どうしが接着される。感圧接着層30は、下基材20の上基材10との接着面とは反対側の面の全面ではなく、部分的に積層されているため、例えば感圧接着層30を着色しておく等により、感圧接着層30が積層された領域を認識しやすくすることができる。
感圧接着層30は、上述したように、感圧接着層30が積層された面どうしを接着するものであるため、接着後に人間の手によって剥離した場合に基材自体が裂かれたり厚み方向に分割されたりする程度に下基材20どうしを接着することができる。このように、手荷物5に取り付けられる手荷物タグ1が、一方の面に接着層32が積層された上基材10と、接着層32によって上基材10に接着され、上基材10との接着面とは反対側の面に感圧接着層30が積層された下基材20とを有する構成であることにより、剥離紙を用いずに運用することができる。
この際、手荷物タグ1が手荷物5の取っ手5aに巻き掛けられることで互いに対向することとなる手荷物タグ1の長手方向中央部を介した両側の領域は、全くずれることなく重なり合うのではなく、実際には、図6に示すように、若干ずれて重なり合う場合が多い。そのため、図1(e)に示した上流側領域21a及び下流側領域21cは、下基材20の全面に感圧接着層30が積層されていることから、対向した下基材20が互いに接着されることとなるが、中間領域21bにおいては、下基材20の長手方向に延びる2つの端辺に沿う領域のみに感圧接着層30が積層されているため、感圧接着層30どうしが対向する面積が狭くなり、それにより、ほとんど接着されないものとなって手荷物5の取っ手5aとの間に空間が生じることとなる。
すなわち、下基材20の中間領域21bにおいて感圧接着層30が積層される領域の幅については、手荷物タグ1をロール状タグ1aとなった状態から引き出す際、一定の力及び一定の速度で引き出すことができるとともに、ロール状タグ1aと搬送ローラ2a,2bや印字部3との間にたるみが生じることがなく、また、保管時においては、手荷物タグ1がずれたりすることなくロール状に安定した状態で保持することができる程度の幅を確保しながらも、手荷物タグ1を手荷物5の取っ手5aに巻き掛けた際に、手荷物タグ1の中間領域21bと手荷物5の取っ手5aとの間に空間を生じさせる程度のものに設定することが好ましい。
このように、手荷物タグ1を手荷物5の取っ手5aに巻き掛けて対向する領域を互いに接着した際、手荷物5の取っ手5aとの間に空間を生じさせることで、使用後に取っ手5aから手荷物タグ1を容易に取り除くことができる。また、このような空間が生じるとともに、手荷物タグ1の取っ手5aに当接する部分においては手荷物タグ1の長手方向に沿う領域のみに感圧接着層30が積層されていることにより、手荷物5の取っ手5aに感圧接着剤が付着しにくくなる。
また、手荷物タグ1が取り付けられる手荷物として、航空手荷物が考えられるが、航空手荷物においては、預け時にその大きさがセンサーを用いて測定されることとなる。その際、手荷物タグ1と手荷物5の取っ手5aとが密着していると、手荷物タグ1が立ち上がった状態となる場合があり、その場合、手荷物5の高さが手荷物5を超えるものとなってエラーが生じたりすることとなる。しかしながら、本形態における手荷物タグ1においては、上述したように、手荷物タグ1の中間領域21bと手荷物5の取っ手5aとの間に空間が生じていることで、図6に示すように、手荷物タグ1は取っ手5aからぶら下がった状態となる。そのため、航空手荷物に取り付けた場合でも、大きさを測定する際にエラーが生じることが回避されることとなる。
なお、本形態においては、下基材20の長手方向における両端部からそれぞれ1/3程度の範囲内が上流側領域21a及び下流側領域21cとなり、上流側領域21aと下流側領域21cとに挟まれた領域が中間領域21bとなっているが、手荷物タグ1を手荷物5の取っ手5aに巻き掛けた場合に手荷物タグ1の中間領域21bと手荷物5の取っ手5aとの間に空間が生じる程度であれば、上流側領域21aと下流側領域21cのそれぞれの下基材20の長手方向における両端部からの範囲はこれに限らない。
(他の実施の形態)
上述した実施の形態においては、上基材10が、サーマル紙10aとフィルム10bとが積層され、これらが接着層31によって互いに接着されて構成された2層構造のものを例に挙げ説明したが、上基材10を構成するシートとしては、サーマル紙10aやフィルム10bに限らず、また、上基材10としては1層構造のものであってもよい。
図7は、本発明のライナーレスロールから断裁されたライナーレスラベルの他の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は裏面図である。
本形態におけるライナーレスラベルは図7に示すように、図1に示したものに対して、上基材110として1層構造のものを用いた点が異なる手荷物タグ101である。
本形態の手荷物タグ101における上基材110は、例えばPP等のフィルムからなるシートの表面に公知の感熱剤が塗布されてなる、いわゆるフィルムサーマルと呼ばれる1層構造の基材から構成されている。その一例として、ユルチョン化学株式会社製のYT−311を用いることが考えられる。また、ユポからなる合成紙サーマルを用いてもよい。
上記のように構成された手荷物タグ101は、図1に示したものと同様にして用いられ、同様の効果、作用を奏するが、さらに、上基材110が1層構造であることにより、厚みが嵩張りにくくなり、上基材110の表面への印字の安定性を向上させることができる。また、例えば手荷物タグを使用後に手で破断しようとした場合に、その破断方向や力の加え方によっては、図1に示した手荷物タグ1においては、サーマル紙10a及び下基材20が破断するもののフィルム10bがサーマル紙10aから剥離して破断せず、手荷物タグ1を破断しにくい場合が生じるが、本形態の手荷物タグ101のように、上基材110が1層構造であることにより、容易に破断することができるようになる。
1,101 手荷物タグ
1a ロール状タグ
2a,2b 搬送ローラ
3 印字部
4 カット部
5 手荷物
5a 取っ手
10,110 上基材
10a サーマル紙
10b フィルム
11a〜11c 控え片
12 分離線
12a,112a スリット
12b,212b ミシン目
20 下基材
21a 上流側領域
21b 中間領域
21c 下流側領域
22 特定印字領域
23 非接着領域
24 カット指示マーク
25 印字情報
30 感圧接着層
31,32 接着層
40 剥離層
112c,212c タイ部

Claims (5)

  1. 複数のライナーレスラベルが一方向に連接し、前記一方向にロール状に巻き取られてなるライナーレスロールであって、
    前記複数のライナーレスラベルはそれぞれ、
    一方の面に接着層が積層されるとともに、分離線によって分離部が分離可能に区画形成されてなる上基材と、
    前記接着層によって上基材に接着され、前記上基材との接着面とは反対側の面に感圧接着層が積層された下基材とを有し、
    前記分離部は、前記下基材から剥離可能に構成されている、ライナーレスロール。
  2. 請求項1に記載のライナーレスロールにおいて、
    前記上基材は、前記分離部以外の領域が、前記接着層によって前記下基材に剥離困難に接着されている、ライナーレスロール。
  3. 請求項1または請求項2に記載のライナーレスロールにおいて、
    前記上基材は、情報が表示されるシートと、フィルムとが積層されて構成されている、ライナーレスロール。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のライナーレスロールにおいて、
    前記分離線は、部分的に途切れたスリットと、該スリットが途切れた部分に当該スリットを繋ぐように形成されたミシン目とから構成されている、ライナーレスロール。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のライナーレスロールから断裁されたライナーレスラベル。
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