JP2017111740A - 情報処理装置、出力文字コード判定方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、出力文字コード判定方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】キー配置が動的に変化するソフトウェアキーボード等が本来持つタッチタイピング時の高い生産性を保ちつつ、ソフトウェアキーボードへの入力をより行いやすくする情報処理装置を提供する。【解決手段】携帯型情報装置は、出力する文字コード毎に設定されて範囲の変化が不可とされた複数の固定センシング領域48で形成される固定センシングレイアウト42、及び文字コード毎に設定されて範囲の変化が可能とされた複数の移動センシング領域50で形成される移動センシングレイアウト44によってOSK12が構成される。移動センシング領域50は、隣接する他の文字コードに対応した固定センシング領域を乗り越えない範囲でユーザーの手の位置やタイピングの癖などに追従して移動する。携帯型情報装置は、固定センシング領域48又は移動センシング領域50に対して指の接触があった場合に、接触したセンシング領域に対応する文字コードの出力を行う。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、出力文字コード判定方法、及びプログラムに関するものである。
近年、タブレット型情報端末(以下「タブレット型端末」という。)、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistance)、電子書籍閲覧端末等の携帯型情報装置が普及している。携帯型情報装置の多くには、画像表示部及び入力部として、タッチスクリーンが採用されている。
このような携帯型情報装置では、特許文献1に開示されているように、タッチスクリーン上に表示されたキーボード(ソフトウェアキーボード、オンスクリーンキーボード、スクリーンキーボードなどの名称がある)が主な文字入力手段として使用されている。ソフトウェアキーボードは、タッチスクリーンに表示される表示キーを操作することにより文字入力処理を可能とするものである。
また、タッチスクリーンと同様のタッチセンサーパネル上にキーボードを印刷するなどして表示した、平滑なキーボード様の文字入力装置も開発されている。これらは、フラットキーボード、タッチキーボード、またセンサーパネル基材がガラスのものはガラス(グラス)キーボードなどと呼称される。フラットキーボードは、デバイスの薄型化や軽量化、審美性(表面が平滑で美しい)、清掃の容易さなどが通常のハードウェアキーボードと比べた場合の利点として挙げられる。
特開2014−176019号公報
タイピングに習熟したユーザーは、キーボード上のキーの相対的なレイアウトを指の体性感覚として記憶している。ハードウェアキーボードには、各文字出力に対応して、押し下げ感覚のあるボタン(キー)がそれぞれ独立して存在する。この独立したキーをタイピング中に触ることで、ハードウェアキーボードでは、タイピング中の指がキーのどのあたりに存在するのか(キー上の場所、キーとキーの間なのか、等)を指の触覚としてユーザーに伝えることができる。
習熟したユーザーがハードウェアキーボードを使用する場合、上記のような記憶された体性感覚を元に、タイピング中にもたらされる触覚情報から、指の感覚だけで、ユーザー側がタイピング位置を随時微調整できる。このため、習熟したユーザーはハードウェアキーボードを見ることなく、正しいタイピングができる。このような、キーボードを見ずにタイピングする動作は、一般にタッチタイピングと呼ばれる。
ここで、ソフトウェアキーボードやフラットキーボード(以下「ソフトウェアキーボード等」という。)でタッチタイピングを行う場合の問題点等を述べる。
ソフトウェアキーボード等では、タイピング中の指に、タイピング位置に関する触覚情報はもたらされない。そのため、相対的なレイアウトを体性感覚で記憶しているユーザーであっても、タイピング位置の微調整を行うことができない。結果として、固定したレイアウトを持つソフトウェアキーボード等でタッチタイピングを行うと、タイピング位置と設定されたキー位置とがずれやすく、習熟したユーザーであっても意図しないキーを打鍵してしまうミスが増加する傾向にある。
一方、ソフトウェアキーボード等に対しては、出力文字に対応したキー位置はソフトウェア的に設定することができる。このため、ユーザー側がタイピング位置を微調整できないのであれば、出力文字に対応した論理的なキー位置をユーザーのタイピング位置に合わせて微調整する技術が開発されている。具体的には、過去にタイピングされた位置に論理的なキー位置を配置する、タイピング前にユーザーが手指をおいた位置を起点として論理的なキーを配置する等である。このようにキー配置が動的に変化するソフトウェアキーボード(以下「動的ソフトウェアキーボード」という。)等では、ユーザー側がタイピング位置の微調整を行わずとも、論理的なキー位置がユーザーの体性感覚に基づく場所に配置される。このため、動的ソフトウェアキーボードでは、習熟したユーザー、すなわち相対的なキーレイアウトを体性感覚で安定して記憶しているユーザーであれば、打鍵ミスの増加が抑えられ、その結果、高い生産性が期待される。
しかしながら、上記のような、従来の動的ソフトウェアキーボード等は、キーボードをユーザーの体性感覚にのみ基づいて単純に配置するため、下記(1)から(3)の様な問題が生じる。
(1)単純な動的ソフトウェアキーボード等は、ユーザーの手の位置に単純に追従するため、手の位置によって、タッチスクリーンやタッチセンサーパネル上に、必要なキーが配置できなくなる場合が生じる。特に、小さなサイズのタッチスクリーンやタッチセンサーパネル上では、周辺のキーがタッチスクリーンやタッチセンサーパネルからはみ出し、必要なキーが打鍵できなくなる可能性が高い。
(2)単純な動的ソフトウェアキーボード等はユーザーの体性感覚に基づいたキー配置のレイアウトを持つが、体性感覚はユーザー毎に異なる。そのため、あるユーザーの体性感覚にのみ基づいたキー配置のレイアウトは、他のユーザーには却って使いにくいものとなる可能性が高い。
(3)体性感覚に基づくキーレイアウトは人間の関節構造により、曲がった配置を持つことが多い。そのような曲がった配置は通常の直線的な配置よりも一般に視認性に劣り、キーを見ながら打鍵する、習熟の低いユーザーには却って使いづらくなる。また、習熟したユーザーであっても、キーを見ながら打鍵する場合は多くある。例えば周辺のキーは習熟したユーザーでも見ながら打鍵する場合が多い。また、片手で特定キーを離れた位置から打鍵する場合なども、習熟レベルにかかわらず、ユーザーはキーを見ながら打鍵する必要がある。
以上のように、従来の単純な動的ソフトウェアキーボード等は、(1)手の位置によっては必要なキーが使用できなくなる可能性があり、(2)特定のユーザー以外には使いづらいものとなりやすく、(3)タッチタイピング以外の打鍵動作では却って使いづらくなるという、入力に関する様々な問題を有する。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、キー配置が動的に変化するソフトウェアキーボード等が本来持つタッチタイピング時の高い生産性を保ちつつ、ソフトウェアキーボードへの入力をより行いやすくする情報処理装置、出力文字コード判定方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の情報処理装置、出力文字コード判定方法、及びプログラムは以下の手段を採用する。
本発明の第一態様に係る情報処理装置は、文字コード毎に設定されたセンシング領域に対する被接触体の接触を検知することで前記文字コードの出力を行う情報処理装置であって、前記文字コード毎に設定されて範囲の変化が不可とされた複数の固定センシング領域で形成される固定レイアウト、及び前記文字コード毎に設定されて範囲の変化が可能とされた複数の移動センシング領域で形成される移動レイアウトを記憶した記憶手段と、前記固定レイアウトを形成する前記固定センシング領域又は前記移動レイアウトを形成する前記移動センシング領域に対して前記被接触体の接触があった場合に、接触した前記センシング領域に対応する前記文字コードの出力を行う文字コード出力手段と、を備える。
本発明の第二態様に係る出力文字コード判定方法は、文字コード毎に設定されたセンシング領域に対する被接触体の接触を検知することで前記文字コードの出力を行う情報処理装置の出力文字コード判定方法であって、前記文字コード毎に設定されて範囲の変化が不可とされた複数の固定センシング領域で形成される固定レイアウト、及び前記文字コード毎に設定されて範囲の変化が可能とされた複数の移動センシング領域で形成される移動レイアウトに対する前記被接触体の接触位置を判定する第1工程と、前記固定レイアウトを形成する前記固定センシング領域又は前記移動レイアウトを形成する前記移動センシング領域に対して前記被接触体の接触があった場合に、接触した位置から出力する前記文字コードを判定する第2工程と、を有する。
本発明の第三態様に係るプログラムは、文字コード毎に設定されたセンシング領域に対する被接触体の接触を検知することで文字コードの出力を行うキーボードを備えた情報処理装置のコンピュータを、前記文字コード毎に設定されて範囲の変化が不可とされた複数の固定センシング領域で形成される固定レイアウト、及び前記文字コード毎に設定されて範囲の変化が可能とされた複数の移動センシング領域で形成される移動レイアウトに対する前記被接触体の接触位置を判定する判定手段と、前記固定レイアウトを形成する前記固定センシング領域又は前記移動レイアウトを形成する前記移動センシング領域に対して前記被接触体の接触があった場合に、接触した前記センシング領域に対応する前記文字コードの出力を行う文字コード出力手段と、して機能させる。
本発明によれば、キー配置が動的に変化するソフトウェアキーボード等が本来持つタッチタイピング時の高い生産性を保ちつつ、ソフトウェアキーボードへの入力をより行いやすくし、その生産性をより高めることができる、という効果を有する。
本発明の第1実施形態に係る携帯型情報装置の概略外観図である。 本発明の第1実施形態に係る携帯型情報装置のハードウェアの構成を示す概略図である。 本発明の第1実施形態に係るソフトウェアキーボード等のレイアウトの構成概念を示す模式図である。 本発明の第1実施形態に係る固定センシング領域の範囲と移動センシング領域の設定可能範囲とを示す模式図である。 本発明の第1実施形態に係る固定センシング領域の範囲の広狭に応じた移動センシング領域の設定可能範囲を示す模式図である。 本発明の第1実施形態に係る携帯型情報装置のレイアウト制御機能に関する機能ブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る携帯型情報装置の出力文字コード判定の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る移動レイアウトの動的な変化を示す模式図である。 本発明の第2実施形態に係る携帯型情報装置のレイアウト制御機能に関する機能ブロック図である。 本発明の第2実施形態に係るタッチタイピング用レイアウトの模式図である。 本発明の第2実施形態に係る見ながらタイピング用レイアウトの模式図である。 本発明の他の実施形態に係る携帯型情報装置の概略外観図である。
以下に、本発明に係る情報処理装置、出力文字コード判定方法、及びプログラムの一実施形態について、図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る携帯型情報装置10の概略外観図である。本実施形態に係る携帯型情報装置10は、一例として、物理的なキーボードを持たないタブレット型端末である。
携帯型情報装置10は、タッチスクリーン11とされた画像表示部を有する。
携帯型情報装置10のユーザーは、タッチスクリーン11を介して携帯型情報装置10を操作する。例えば、ユーザーが文字入力を行う場合には、タッチスクリーン11にソフトウェアキーボード12を表示させ、ソフトウェアキーボード12を介して文字入力を行う。なお、以下の説明において、ソフトウェアキーボード12をOSK(On Screen Keyboard)という。
携帯型情報装置10は、タッチスクリーン11とは異なる画像表示領域に画像を表示可能とされている。この画像表示領域とは、例えば、他の携帯型情報装置、液晶ディスプレイ、及びプロジェクターによって画像が写し出されるスクリーン等である。
携帯型情報装置10は、例えば側面に外部出力端子としてUSB(Universal Serial Bus)ポート13を備える。USBポート13は、例えばマウス等の他の機器を接続する場合に用いられる。
図2は、携帯型情報装置10のハードウェアの構成を示す概略図である。
携帯型情報装置10は、CPU(Central Processing Unit)20、ROM(Read Only Memory)21、メモリ22、LCD(Liquid Crystal Display)23、グラフィクスアダプタ24、タッチセンサ25、入力コントローラ26、フラッシュメモリ27、通信デバイス28、電源回路29、及び前述のUSBポート13を備えており、各部はバス30を介して直接または間接的に接続されている。なお、タッチスクリーン11は、LCD23とタッチセンサ25を含んで構成される。
CPU20は、バス30を介して接続されたフラッシュメモリ27に格納されたOS(Operating System)により携帯型情報装置10全体の制御を行うとともに、フラッシュメモリ27に格納された各種のプログラムに基づいて処理を実行する機能を有する。
ROM21は、BIOS(Basic Input/Output System)や各種データ等を格納している。
メモリ22は、キャッシュメモリやRAM(Random Access Memory)で構成されており、CPU20の実行プログラムの読み込み、及び実行プログラムによる処理データの書き込みを行う作業領域として利用される書き込み可能なメモリである。
LCD23は、CPU20の制御に従って、グラフィクスアダプタ24からのビデオ信号を画像として表示する。
グラフィクスアダプタ24は、CPU20の制御に従って、表示情報をビデオ信号に変換し、変換したビデオ信号をLCD23に出力する。
タッチセンサ25は、例えば、静電容量方式のタッチセンサであり、LCD23に対するユーザーのタッチ位置を検出して、入力コントローラ26に出力する。タッチセンサ25は、LCD23の画面に表示される各種メニュー、アイコン、ボタン、及びキーボード等の画面オブジェクトを選択して入力操作を行ったり、テキストの入力操作や、スクロールやスワイプ等の画面操作を行うためのものである。なお、LCD23及びタッチセンサ25等によってタッチスクリーン11が構成される。
入力コントローラ26は、プロセッサがROM21等に格納されたプログラムを実行することにより各種処理を行い、タッチセンサ25の動作を制御する。
フラッシュメモリ27は、例えば、Windows(登録商標),iOS(登録商標)、Android(登録商標)等の携帯型情報装置10全体の制御を行うためのOS、周辺機器類をハードウェア操作するための各種ドライバ、特定業務に向けられたアプリケーション、及び各種データやファイル等を格納する機能を有する。なお、携帯型情報装置10は、フラッシュメモリ27に替わる記憶手段としてHDD(Hard Disk Drive)等、他の記憶手段を備えてもよい。
通信デバイス28は、ネットワークを介して他のデバイスとの通信を制御する。
電源回路29は、ACアダプタ、インテリジェント電池、インテリジェント電池を充電するための充電器、及びDC/DCコンバータ等を備えており、CPU20の制御に従って、各デバイスに電力を供給する。
ここで、OSK12は、出力する文字や記号等に対応付けられたコードである文字コード毎に設定されたセンシング領域に対する被接触体(一例としてユーザーの指とするが、タッチペン等の専用の媒体であってもよい)の接触を入力とし、平面状のセンサーであるタッチセンサ25が検知することで文字コードの出力を行うキーボード様の情報処理装置である。
図3は、本実施形態に係るOSK12のレイアウトの構成を示す模式図である。なお、図3におけるX軸方向はOSK12の横方向であり、Y軸方向はOSK12の縦方向であり、Z軸方向はOSK12の平面に対する垂直方向である。
OSK12は、表示キーレイアウト40、固定センシングレイアウト42、及び移動センシングレイアウト44が関連付けられて形成される。表示キーレイアウト40、固定センシングレイアウト42、及び移動センシングレイアウト44のキー配置は各々対応している。
表示キーレイアウト40は、出力する文字や記号を示す表示キー画像46等によって構成され、タッチスクリーン11にOSK12として表示される。表示キー画像46は、一般的なハードウェアキーボードと同様のレイアウトとされることが多い。
固定センシングレイアウト42及び移動センシングレイアウト44は、タッチスクリーン11に対して画像として表示されないため、ユーザーには視認されない仮想レイアウトである。
固定センシングレイアウト42は、表示キー毎に設定されて範囲の変化が不可とされた複数の固定センシング領域48で形成される。
移動センシングレイアウト44は、表示キー毎に設定されて範囲の変化が可能とされた複数の移動センシング領域50で形成される。
固定センシング領域48及び移動センシング領域50の範囲や位置は、XY座標によって特定される。また、以下の説明において、固定センシング領域48及び移動センシング領域50を区別しない場合は、単にセンシング領域という。
固定センシング領域48は、自身の周辺に存在する隣接した表示キーに入り込まない範囲、又は自身に対応する表示キー画像46の外縁46Aを超えない範囲で設定される。また、一例として、固定センシング領域48と対応する表示キー画像46とは、中心位置が略一致するように設定される。
移動センシング領域50は、自身に対応する表示キー画像46の外縁46Aを超えた範囲でも設定可能とされる。そして、移動センシング領域50は、ユーザーの指等の接触位置(タイピング位置ともいう。)に応じて動的に変化する。移動センシング領域50の変化とは、移動センシング領域50が形状(範囲)を変えることや、移動センシング領域50が形状を変えずに移動することである。
このように、本実施形態に係るOSK12は、出力する文字コード毎に固定センシング領域48及び移動センシング領域50の2つのセンシング領域が設定される。そして、固定センシング領域48及び移動センシング領域50の何れかに対する接触がタッチセンサ25によって検知された場合に、接触位置に対応する文字コードの出力が行われる。
図4は、本実施形態に係る固定センシング領域48の範囲と移動センシング領域50の設定可能範囲52とを示す模式図である。移動センシング領域50の設定可能範囲52とは、移動センシング領域50の変化範囲である。
上述したように、固定センシング領域48は、自身の周辺に存在する隣接した表示キーに入り込まない範囲等で設定される。図4の例では、表示キー画像46の内側であり、黒塗りされていない領域が固定センシング領域48である。固定センシング領域48は設定された範囲が維持され、移動センシング領域50のように動的には変化しない。なお、以下の説明において、図4における黒塗りされた領域を非固定センシング領域46Bという。
移動センシング領域50は、隣接する他の文字コードに対応する固定センシング領域48を超えて設定されない。すなわち、移動センシング領域50は、自身に対応する文字コードに設定される固定センシング領域48には重複するものの、隣接する他の文字コードに対応する固定センシング領域48には重複しない。
図4の例では、斜線で示される領域が移動センシング領域50の設定可能範囲52である。このように、移動センシング領域50は、隣接する他の表示キーに対応する表示キー画像46の範囲内であっても、非固定センシング領域46Bの範囲内であれば設定可能とされる。従って、移動センシング領域50の設定可能範囲52は、自身に対応する表示キー画像46、隣接する表示キー画像46との間隙54、及び隣接する非固定センシング領域46Bである。
そして、移動センシング領域50は、ユーザー毎に検知されたタイピングの接触位置を、携帯型情報装置10が学習することで動的に変化する。
図5は、本実施形態に係る固定センシング領域48の範囲の広狭に応じた移動センシング領域50の設定可能範囲52を示す模式図である。
図5(A)は、固定センシング領域48が表示キー画像46の内側に設定されている場合を示す模式図である。図5(A)における非固定センシング領域46Bは、固定センシング領域48と表示キー画像46の外縁46Aとの差(dx×2、dy×2)である。
図5(B)は、固定センシング領域48が表示キー画像46と同じ範囲で設定されている場合を示す模式図である。すなわち、図5(B)の場合は、固定センシング領域48の外縁と表示キー画像46の外縁46Aとが一致するので、非固定センシング領域46Bが無い。
図5(B)に示される固定センシング領域48は、図5(A)に示される固定センシング領域48に比べて広い範囲を有する。一方、図5(B)に示される移動センシング領域50の設定可能範囲52は、非固定センシング領域46Bが無いため、図5(A)に示される移動センシング領域50の設定可能範囲52に比べて狭い。
図5(A),(B)に示されるように、固定センシング領域48が狭い程、移動センシング領域50の変化範囲が広くなり、ユーザーに応じた移動センシング領域50が設定され易くなる。
例えば、タッチタイピングを行うユーザーは、OSK12を見ずに、体性感覚の記憶に基づいた位置をタイピングするため、表示キー画像46からずれた位置をタイピングする場合が多い。このため、固定センシング領域48を狭く設定すると、移動センシング領域50の変化範囲を広くできる。従って、表示キーの位置にかかわらず、ユーザーの体性感覚の記憶に基づいたセンシング領域を広い範囲で設定できるので、タッチタイピングを行うユーザーにとって使いやすいOSK12となる。
一方、タッチタイピングを行わずにOSK12を見ながらタイピングを行うユーザーは、表示キー画像46からのずれが少なくタイピングを行う場合が多い。このため、固定センシング領域48を広く設定することで、OSK12を見ながらタイピングを行うユーザーにとって使いやすいOSKとなる。
このように、本実施形態に係るOSK12は、固定センシング領域48の範囲の広狭に応じて、タッチタイピングを行うユーザー、又はOSK12を見ながらタイピングを行うユーザーの何れにでも使い易いキーボードとなる。なお、固定センシング領域48の範囲の広狭は、ユーザー毎に設定可能とされてもよい。
そして、本実施形態に係る携帯型情報装置10は、固定センシングレイアウト42及び移動センシングレイアウト44のセンシング領域に対する接触を検知して接触位置に対応する文字コードの出力を行うと共に、接触位置に応じて移動レイアウトを変化させる機能(以下「レイアウト制御機能」という。)を有する。
図6は、本実施形態に係る携帯型情報装置10のレイアウト制御機能に関する機能ブロック図である。
CPU20は、レイアウト読出部60、画像表示制御部61、出力文字コード判定部62、及び移動レイアウト変化部63を備える。
フラッシュメモリ27は、表示キーレイアウト40を示す表示キーレイアウトデータ40d、固定センシングレイアウト42を示す固定レイアウトデータ42d、及び移動センシングレイアウト44を示す移動レイアウトデータ44dを記憶している。
固定レイアウトデータ42dは、各文字コードに対応する固定センシング領域48をXY座標で表し、移動レイアウトデータ44dは、各文字コードに対応する移動センシング領域50をXY座標で表したものである。
レイアウト読出部60は、フラッシュメモリ27から表示キーレイアウトデータ40d、固定レイアウトデータ42d、及び移動レイアウトデータ44dを読み出す。レイアウト読出部60は、表示キーレイアウトデータ40dを画像表示制御部61へ出力し、固定レイアウトデータ42d及び移動レイアウトデータ44dを出力文字コード判定部62へ出力する。
画像表示制御部61は、レイアウト読出部60から入力された表示キーレイアウトデータ40dをグラフィクスアダプタ24へ出力し、LCD23に表示キーレイアウト40を表示させる。
出力文字コード判定部62は、タッチセンサ25によって検知されたタッチスクリーン11に対する指の接触位置が入力コントローラ26を介して入力される。そして、出力文字コード判定部62は、レイアウト読出部60から入力された固定レイアウトデータ42d及び移動レイアウトデータ44dに対する指の接触位置を判定し、指が接触したセンシング領域に対応する文字コードの判定(以下「文字コード判定」という。)及び判定された文字コードに応じた出力処理(以下「文字コード出力処理」という。)を行う。なお、文字コードの判定とは、換言すると、OSK12に対して指が接触した位置に基づいて、出力する文字コードを判定することである。
移動レイアウト変化部63は、タッチスクリーン11に対する接触位置に応じて、移動センシングレイアウト44を形成する移動センシング領域50を変化させる。
図7は、出力文字コード判定部62及び移動レイアウト変化部63が実行する処理(以下「タイピング判定処理」という。)の流れを示すフローチャートである。タイピング判定処理に係るプログラムはフラッシュメモリ27の所定領域に予め記憶されている。
まず、ステップ100では、入力コントローラ26から出力されるタイピングを検知したか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ102へ移行する。なお、タイピングを検知した場合とは、タッチスクリーン11に表示された表示キーレイアウト40の範囲内で接触を検知した場合をいう。
タイピングによる接触位置はXY座標で判定され、以下の説明では、タイピングによる接触位置をタイピング座標という。なお、指によるタイピングでは、タッチスクリーン11に対して面で接触する可能性が高い。本実施形態に係るタイピング判定処理では、タッチスクリーン11に対して指が面で接触した場合には、一例として、接触面における重心点をタイピング座標とする。
ステップ102では、タイピング座標が固定センシング領域48の範囲内であるか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ114へ移行する一方、否定判定の場合はステップ104へ移行する。
ステップ104では、タイピング座標が移動センシング領域50の範囲内であるか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ114へ移行する一方、否定判定の場合はステップ106へ移行する。
ステップ106では、タイピング座標に対して最近傍のセンシング領域を探索する。本実施形態に係るタイピング判定処理では、例えば、タイピング座標とセンシング領域の外縁との直線距離を算出し、最も直線距離が短いセンシング領域を最近傍のセンシング領域とする。
次のステップ108では、ステップ106で算出したタイピング座標からセンシング領域までの最近傍距離が予め定められた許容値内であるか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ112へ移行し、否定判定の場合はステップ110へ移行する。
ステップ110では、キー入力を目的としないOSK12への接触(タイピングエラー)とされ、文字コード出力処理が行われることなく、ステップ100へ戻る。
ステップ112では、タイピング座標を新たなタイピング履歴としてフラッシュメモリ27に記憶する。記憶されるタイピング座標は、最近傍のセンシング領域に対応する文字コードに対応した移動センシング領域50とされる。このステップ112における処理によって、ユーザーのタイピングに対する癖等が学習され、移動センシング領域50は動的に変化することとなる。
ステップ114では、文字コード判定を行う。ステップ102からステップ114へ移行した場合には、検知したタイピング座標が含まれる固定センシング領域48に対応するに応じた文字コード判定が行われる。ステップ104からステップ114へ移行した場合には、検知したタイピング座標が含まれる移動センシング領域50に対応する文字コード判定が行われる。
さらに、ステップ112からステップ114へ移行した場合には、検知したタイピング座標から最近傍のセンシング領域に対応する文字コード判定がステップ114で行われる。
このように、本実施形態に係るタイピング処理では、キーと他のキーとの間隙54であって、センシング領域の範囲内でない位置をタイピングしても、最近傍のセンシング領域に対応する表示キーに応じた処理が行われる。このため、キー間の間隙54は実質的に存在しないこととなる。
図8は、移動センシングレイアウト44の動的な変化、換言するとタイピング履歴による学習前後を示す模式図である。図8(A)は、移動センシングレイアウト44の学習前の初期レイアウトであり、OSK12に予め設定されている。図8(B)は、移動センシングレイアウト44の学習後のレイアウトである。図8(A)と図8(B)とでは、固定センシングレイアウト42に変化はない。
図8(B)に示される学習後の移動センシングレイアウト44は、図8(A)に示される学習前の移動センシングレイアウト44に比べて、例えば、SpaceキーやEnterキーに設定される移動センシング領域50等に変化が大きい。これは、ユーザーの癖等が学習され、移動センシングレイアウト44の変化に反映された結果である。
また、特定のキーに対して、例えば上方近辺を押す傾向が強いユーザーの場合には学習後の移動センシング領域50は上方向へ移動する。また、特定のキーに対して、タイピング位置のばらつきが小さいユーザーの場合には、学習後の移動センシング領域50はより狭い領域となるように変化する。さらに、特定のキーに対して、タイピング位置のばらつきが大きいユーザーの場合には、学習後の移動センシング領域50はより広い領域となるように変化する。
このように、移動センシングレイアウト44は、移動センシング領域50がユーザーの体性感覚や癖に基づく領域となるようにユーザー毎に変化する。
以上説明したように、本実施形態に係る携帯型情報装置10は、文字コード毎に設定されて範囲の変化が不可とされた複数の固定センシング領域48で形成される固定センシングレイアウト42、及び文字コード毎に設定されて範囲の変化が可能とされた複数の移動センシング領域50で形成される移動センシングレイアウト44によってOSK12が構成される。そして、携帯型情報装置10は、固定センシング領域48又は移動センシング領域50、及びその間隙54に対して指の接触があった場合に、接触したセンシング領域に対応する文字コードの出力を行う。
すなわち、固定センシングレイアウト42は、対応する表示キー画像46の位置と一致した固定センシング領域48によって形成され、移動センシングレイアウト44は、ユーザーのタイピングに応じて変化する移動センシング領域50によって形成される。
そして、移動センシング領域50は、隣接する他の文字コードに対応する固定センシング領域48に重ならない範囲で変化するので、移動範囲が限定的である。そして、移動センシング領域50は変化しても、表示キーレイアウト40(OSK12のレイアウト)は変化しない。このため、本実施形態に係るOSK12は、従来の動的ソフトウェアキーボードにあったような、必要なキーが配置されなくなるという問題はない。
また、ユーザーが変わっても視認するOSK12の表示キーレイアウト40は変化せず、また各表示キーの中心部は常に表示キーの文字コードを出力するセンシング領域として確保されているため、異なる体性感覚を持つユーザーが使用する場合、またはキーボードを見ながらタイピングする場合でも、本実施形態に係るOSK12で、使いづらさを感じることはない。
従って、本実施形態に係る携帯型情報装置10は、キー配置が動的に変化するOSK等が本来持つタッチタイピング時の高い生産性を保ちつつ、OSK12への入力をより行いやすくする。
〔第2実施形態〕
以下、本発明の第2実施形態について説明する。
なお、本第2実施形態に係る携帯型情報装置10の構成は、図1,2に示す第1実施形態に係る携帯型情報装置10の構成と同様であるので説明を省略する。
キーボードに対してタイピングするユーザーの挙動(以下「タイピング挙動」という。)には、大別して2種類ある。一つは、画面に表示された編集対象である編集コンテンツに視線を向け、OSK12を見ずに行うタイピングであるタッチタイピングである。もう一つは、編集コンテンツに視線を向けずに、OSK12を見ながら行うタイピング(以下「見ながらタイピング」という。)である。
本第2実施形態に係る携帯型情報装置10は、タッチタイピングを行うユーザーと、見ながらタイピングを行うユーザーとで、異なる組み合わせとされた固定センシングレイアウト42及び移動センシングレイアウト44を選択するレイアウト選択機能を有する。
図9は、本第2実施形態に係るレイアウト選択機能に関する機能ブロック図である。なお、図9における図6と同一の構成部分については図6と同一の符号を付して、その説明を省略する。
フラッシュメモリ27は、タッチタイピング用レイアウト格納部70及び見ながらタイピング用レイアウト格納部71を備える。
タッチタイピング用レイアウト格納部70には、タッチタイピングを行うユーザーに対して、タッチタイピングを重視し、タッチタイピングを行い易いレイアウトに設定された固定レイアウトデータ42d及び移動レイアウトデータ44dが格納されている。なお、タッチタイピング用レイアウト格納部70に記憶されている固定レイアウトデータ42d及び移動レイアウトデータ44dを総称して、タッチタイピング用レイアウトという。
タッチタイピング用レイアウトは、ユーザー毎に異なるレイアウトとして記憶されている。
見ながらタイピング用レイアウト格納部71には、OSK12を見ながらタイピングを行うユーザーに対して、見ながらタイピングを重視し、見ながらタイピングを行い易いレイアウトに設定された固定レイアウトデータ42d及び移動レイアウトデータ44dが格納されている。なお、見ながらタイピング用レイアウト格納部71に記憶されている固定レイアウトデータ42d及び移動レイアウトデータ44dを総称して、見ながらタイピング用レイアウトという。
CPU20は、レイアウト選択機能を実行するために、タイピング挙動判定部73及びレイアウト選択部74を備える。
タイピング挙動判定部73は、ユーザーのタイピング挙動の判定、すなわち、ユーザーによるタッチタイピングの有無を判定する。
表1は、タイピング挙動を判定する判定条件の一例である。
Figure 2017111740
表1に示されるように、パームレスト及びフィンガーレストが有り、タイピング速度が設定速度以上で速く、ユーザーの視線が主に編集コンテンツに向いている場合にタッチタイピングと判定される。一方、パームレスト及びフィンガーレストが無く、タイピング速度が設定速度未満で遅く、ユーザーの視線が主にOSK12に向いている場合にタッチタイピングと判定される。
パームレスト及びフィングーレストの有無、並びにタイピング速度は、タッチスクリーン11に対する指等の接触状態に基づいて判定される。なお、パームレストが有る状態とは、キーボードを操作する際に掌がタッチスクリーン11等に置かれている状態であり、フィンガーレストが有る状態とは、キーボードを操作する際に指がタッチスクリーン11に置かれている状態である。
また、ユーザーの視線は、携帯型情報装置10に備えられるカメラ75によってユーザーの顔や目が撮像され、撮像された顔の向きや視線の向きに基づいて判定される。
なお、上記判定条件は一例であり、パームレストやフィンガーレストの有無を条件に入れない等、一部の条件が判定に用いられなくてもよいし、他の条件が判定に用いられてもよい。
レイアウト選択部74は、タイピング挙動判定部73による判定結果に応じて、フラッシュメモリ27から読み出すレイアウトを選択する。
すなわち、レイアウト選択部74は、ユーザーがタッチタイピングを行っていると判定された場合、タッチタイピング用レイアウトを選択し、ユーザーが見ながらタイピングを行っていると判定された場合、見ながらタイピング用レイアウトを選択し、選択結果をレイアウト読出部60へ出力する。
なお、レイアウト選択部74は、タイピング挙動判定部73による判定結果に関わらず、ユーザーの設定に基づいて、タッチタイピング用レイアウト又は見ながらタイピング用レイアウトを選択してもよい。
レイアウト読出部60は、レイアウト選択部74で選択されたレイアウトをフラッシュメモリ27から読み出し、出力文字コード判定部62へ出力する。
なお、タイピング挙動判定部73による判定が行われるためには、タイピング挙動が判定できる程度にユーザーによるタイピングが必要である。
このため、例えば、タイピング挙動が判定されるまでは、見ながらタイピング用レイアウトが選択される。そして、タイピング挙動判定部73が、ユーザーがタッチタイピングを行っていると判定した場合に、見ながらタイピング用レイアウトからタッチタイピング用レイアウトに変化させてもよい。
また、タイピング挙動判定部73は、タッチスクリーン11にOSK12が表示されている間、継続してタイピング挙動を判定する。従って、携帯型情報装置10のユーザーが途中で変わった場合、変わったユーザーに対応するOSK12のレイアウトが選択されることとなる。
図10は、タッチタイピング用レイアウト80の模式図であり、図11は、見ながらタイピング用レイアウト81の模式図である。
なお、図10(A)と図11(A)は、固定センシング領域48と移動センシング領域50を区別して表した模式図であり、図10(B)と図11(B)は、固定センシング領域48と移動センシング領域50とを区別せずにセンシング領域82として表した模式図である。
見ながらタイピング用レイアウト81は、タッチタイピング用レイアウト80に比べて、固定センシング領域48が広く設定されている。より具体的には、固定センシング領域48の外縁と表示キー画像46の外縁46Aとが同じとされている。
また、見ながらタイピング用レイアウト81は、タッチタイピング用レイアウト80に比べて、同一の表示キーに対する移動センシング領域50と固定センシング領域48との重なりの度合いが大きい。換言すると、移動センシング領域50は、同一の表示キーに対応する固定センシング領域48を覆うように、設定される。これにより、見ながらタイピングを行うユーザーは、表示キー画像46から多少ずれてタイピングしても、所望の表示キーをタイピングしたこととなる。
このように、見ながらタイピング用レイアウト81は、見ながらタイピングを行うユーザーにとって使いやすいセンシング領域82とされている。
一方、タッチタイピング用レイアウト80は、見ながらタイピング用レイアウト81に比べて、固定センシング領域48が狭く設定されているので、タッチタイピングを行うユーザーに応じた移動センシング領域50が設定され易い。このため、タッチタイピング用レイアウト80は、タッチタイピングを行うユーザーにとって使いやすいセンシング領域82とされている。
そして、図10(B)及び図11(B)に示されるように、タッチタイピング用レイアウト80のセンシング領域82は、見ながらタイピング用レイアウト81のセンシング領域82よりも不規則、すなわち、ユーザーに応じて相違が出やすいものとなっている。
以上、本発明を、上記各実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記各実施形態に多様な変更又は改良を加えることができ、該変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記各実施形態を適宜組み合わせてもよい。
例えば、上記各実施形態では、ソフトウェアキーボードを携帯型情報装置10のタッチスクリーン11に表示されるOSK12とする形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、図12に示されるようにソフトウェアキーボードを、USBポート13を介して携帯型情報装置10に外部接続される平面状のキーボードであるフラットキーボード90とする形態としてもよい。このフラットキーボード90は、例えば、タッチスクリーンで構成されており、ソフトウェアキーボードを表示可能としている。
また本実施形態に係るソフトウェアキーボードを、例えば、机、紙媒体、人体等の任意の物体、又は空中等に投影してユーザーからのキー入力を受け付ける光学式キーボードとしてもよい。
また、上記各実施形態で説明した処理の流れも一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。
10 携帯型情報装置(情報処理装置)
12 OSK(キーボード)
27 フラッシュメモリ(記憶手段)
42 固定センシングレイアウト
44 移動センシングレイアウト
48 固定センシング領域
50 移動センシング領域
62 出力文字コード判定部(文字コード出力手段)
63 移動レイアウト変化部(レイアウト変化手段)
73 タイピング挙動判定部(判定手段)
74 レイアウト選択部(選択手段)
80 タッチタイピング用レイアウト(第1レイアウト)
81 見ながらタイピング用レイアウト(第2レイアウト)

本発明の第一態様に係る情報処理装置は、文字コード毎に設定されたセンシング領域に対する被接触体の接触を検知することで前記文字コードの出力を行う情報処理装置であって、前記文字コード毎に設定されて範囲の変化が不可とされた複数の固定センシング領域で形成される固定レイアウト、及び前記文字コード毎に設定されて範囲の変化が可能とされた複数の移動センシング領域で形成される移動レイアウトを記憶した記憶手段と、前記固定レイアウトを形成する前記固定センシング領域又は前記移動レイアウトを形成する前記移動センシング領域に対して前記被接触体の接触があった場合に、接触した前記センシング領域に対応する前記文字コードの出力を行う文字コード出力手段と、前記被接触体の接触位置に応じて前記移動センシング領域を変化させるレイアウト変化手段と、を備え
前記レイアウト変化手段は、前記移動センシング領域の範囲外の領域に前記被接触体の接触があった場合、当該範囲外の領域を含んだ領域を新たな前記移動センシング領域とし、前記文字コード出力手段は、前記移動センシング領域の範囲外の領域に前記被接触体の接触があった場合に、該接触位置から最も近傍の前記センシング領域に対応する文字コードを出力する情報処理装置を提供する。
本発明の第二態様に係る出力文字コード判定方法は、文字コード毎に設定されたセンシング領域に対する被接触体の接触を検知することで前記文字コードの出力を行う情報処理装置の出力文字コード判定方法であって、前記文字コード毎に設定されて範囲の変化が不可とされた複数の固定センシング領域で形成される固定レイアウト、及び前記文字コード毎に設定されて範囲の変化が可能とされた複数の移動センシング領域で形成される移動レイアウトに対する前記被接触体の接触位置を判定する第1工程と、前記固定レイアウトを形成する前記固定センシング領域又は前記移動レイアウトを形成する前記移動センシング領域に対して前記被接触体の接触があった場合に、接触した位置から出力する前記文字コードを判定する第2工程と、前記被接触体の接触位置に応じて前記移動センシング領域を変化させる第3工程と、を有し、前記第2工程は、前記移動センシング領域の範囲外の領域に前記被接触体の接触があった場合に、該接触位置から最も近傍の前記センシング領域に対応する文字コードを出力し、前記第3工程は、前記移動センシング領域の範囲外の領域に前記被接触体の接触があった場合、当該範囲外の領域を含んだ領域を新たな前記移動センシング領域とする出力文字コード判定方法を提供する。
本発明の第三態様に係るプログラムは、文字コード毎に設定されたセンシング領域に対する被接触体の接触を検知することで文字コードの出力を行うキーボードを備えた情報処理装置のコンピュータを、前記文字コード毎に設定されて範囲の変化が不可とされた複数の固定センシング領域で形成される固定レイアウト、及び前記文字コード毎に設定されて範囲の変化が可能とされた複数の移動センシング領域で形成される移動レイアウトに対する前記被接触体の接触位置を判定する判定手段と、前記固定レイアウトを形成する前記固定センシング領域又は前記移動レイアウトを形成する前記移動センシング領域に対して前記被接触体の接触があった場合に、接触した前記センシング領域に対応する前記文字コードの出力を行う文字コード出力手段と、前記被接触体の接触位置に応じて前記移動センシング領域を変化させるレイアウト変化手段と、して機能させ、前記レイアウト変化手段は、前記移動センシング領域の範囲外の領域に前記被接触体の接触があった場合、当該範囲外の領域を含んだ領域を新たな前記移動センシング領域とし、前記文字コード出力手段は、前記移動センシング領域の範囲外の領域に前記被接触体の接触があった場合に、該接触位置から最も近傍の前記センシング領域に対応する文字コードを出力するプログラムを提供する。

Claims (10)

  1. 出力する文字コード毎に設定されたセンシング領域に対する被接触体の接触を検知することで前記文字コードの出力を行うキーボードを備えた情報処理装置であって、
    前記文字コード毎に設定されて範囲の変化が不可とされた複数の固定センシング領域で形成される固定レイアウト、及び前記文字コード毎に設定されて範囲の変化が可能とされた複数の移動センシング領域で形成される移動レイアウトを記憶した記憶手段と、
    前記固定レイアウトを形成する前記固定センシング領域又は前記移動レイアウトを形成する前記移動センシング領域に対して前記被接触体の接触があった場合に、接触した前記センシング領域に対応する前記文字コードの出力を行う文字コード出力手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. ユーザーの前記文字コードに対する接触位置に応じて前記移動センシング領域を変化させるレイアウト変化手段を備える請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記レイアウト変化手段は、前記文字コードに設定される前記移動センシング領域を、隣接する他の前記文字コードに対応する前記固定センシング領域に重ならない範囲で変化させる請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記固定センシング領域は、対応する前記文字コードを示す画像の外縁を超えない範囲で設定される請求項1から請求項3の何れか1項記載の情報処理装置。
  5. タッチタイピングを行うユーザーに対して、タッチタイピングを行い易い第1レイアウトに設定された前記固定レイアウト及び前記移動レイアウトを選択し、キーボードを見ながらタイピングを行うユーザーに対して、キーボードを見ながらのタイピングを行い易い第2レイアウトに設定された前記固定レイアウト及び前記移動レイアウトを選択する選択手段を備えた請求項1から請求項4の何れか1項記載の情報処理装置。
  6. ユーザーによるタッチタイピングの有無を判定する判定手段を備え、
    前記選択手段は、前記判定手段による判定結果に応じて前記第1レイアウト又は前記第2レイアウトを選択する請求項5記載の情報処理装置。
  7. 前記第2レイアウトは、前記第1レイアウトに比べて、前記固定センシング領域が広く設定される請求項5又は請求項6記載の情報処理装置。
  8. 前記第2レイアウトは、前記第1レイアウトに比べて、同一の表示キーに対する前記移動センシング領域と前記固定センシング領域との重なりの度合いが大きい請求項5から請求項7の何れか1項記載の情報処理装置。
  9. 出力する文字コード毎に設定されたセンシング領域に対する被接触体の接触を検知することで前記文字コードの出力を行うキーボードを備えた情報処理装置の出力文字コード判定方法であって、
    前記文字コード毎に設定されて範囲の変化が不可とされた複数の固定センシング領域で形成される固定レイアウト、及び前記文字コード毎に設定されて範囲の変化が可能とされた複数の移動センシング領域で形成される移動レイアウトに対する前記被接触体の接触位置を判定する第1工程と、
    前記固定レイアウトを形成する前記固定センシング領域又は前記移動レイアウトを形成する前記移動センシング領域に対して前記被接触体の接触があった場合に、接触した位置から出力する前記文字コードを判定する第2工程と、
    を有する出力文字コード判定方法。
  10. 出力する文字コード毎に設定されたセンシング領域に対する被接触体の接触を検知することで前記文字コードの出力を行うキーボードを備えた情報処理装置のコンピュータを、
    前記文字コード毎に設定されて範囲の変化が不可とされた複数の固定センシング領域で形成される固定レイアウト、及び前記文字コード毎に設定されて範囲の変化が可能とされた複数の移動センシング領域で形成される移動レイアウトに対する前記被接触体の接触位置を判定する判定手段と、
    前記固定レイアウトを形成する前記固定センシング領域又は前記移動レイアウトを形成する前記移動センシング領域に対して前記被接触体の接触があった場合に、接触した前記センシング領域に対応する前記文字コードの出力を行う文字コード出力手段と、して機能させるためのプログラム。


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