JP2017104181A - 洗濯乾燥機 - Google Patents
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Abstract
【課題】槽乾燥行程を必要十分に行って終了することができる洗濯乾燥機を提供する。【解決手段】実施形態の洗濯乾燥機は、洗濯水を貯留する水槽と、前記水槽内の空気が循環する循環風路と、前記循環風路中に設けられた除湿手段と、前記水槽内又は前記循環風路内の温度を検知する温度センサと、前記水槽内又は前記循環風路内の湿度を検知する湿度センサと、前記温度センサ及び前記湿度センサの検知に基づいて前記除湿手段の制御を行う制御手段と、を備え、前記制御手段は、機内に衣類が投入されていない状態において前記除湿手段により前記空気の除湿を行う槽乾燥行程を有し、前記温度センサ及び前記湿度センサの両方の検知に基づいて前記槽乾燥行程を終了する。【選択図】図4
Description
本発明の実施形態は、洗濯乾燥機に関する。
衣類を取り出した状態において乾燥機構を駆動する槽乾燥行程を行う洗濯乾燥機が知られている。このような洗濯乾燥機では、従来、槽乾燥行程の終了は、その運転時間に基づいて行っていた。
しかし、このような従来構成の洗濯乾燥機においては、槽乾燥が不十分となってカビの成長を抑えられなかったり、槽乾燥が過剰となって無駄に電力を消費してしまったりすることがあった。
本発明が解決しようとする課題は、槽乾燥行程を必要十分に行って終了することができる洗濯乾燥機を提供することである。
上記課題を達成するために、実施形態の洗濯乾燥機は、洗濯水を貯留する水槽と、前記水槽内の空気が循環する循環風路と、前記循環風路中に設けられた除湿手段と、前記水槽内又は前記循環風路内の温度を検知する温度センサと、前記水槽内又は前記循環風路内の湿度を検知する湿度センサと、前記温度センサ及び前記湿度センサの検知に基づいて前記除湿手段の制御を行う制御手段と、を備え、前記制御手段は、機内に衣類が投入されていない状態において前記除湿手段により前記空気の除湿を行う槽乾燥行程を有し、前記温度センサ及び前記湿度センサの両方の検知に基づいて前記槽乾燥行程を終了する。
以下、複数の実施形態による洗濯乾燥機について図面を参照して説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
<第一の実施形態>
第一の実施形態の洗濯乾燥機について図1〜図6を参照して説明する。
<第一の実施形態>
第一の実施形態の洗濯乾燥機について図1〜図6を参照して説明する。
まず、図1を参照しながら、本実施形態の洗濯乾燥機の構造について説明する。本実施形態の洗濯乾燥機は、洗濯機能を備えた所謂洗濯乾燥機であり、筺体1、水槽2、回転槽3、モータ4を備える。
筺体1は、図示しないが、上部に開口部からなる洗濯物出入口と、前記洗濯物出入口を開閉する蓋を備える。この蓋は、ロック機構25(図2参照)によりロック可能となっており、制御装置21(図2参照)によって開閉制御される。ロック機構25は、開閉検知手段(図示せず)が設けられており、蓋が開いているか閉じているかを検知することができる。
水槽2は有底円筒状に形成されており、開口端が上方を向くように、筺体1の内部に弾性的に支持されて収容されている。水槽2は、底部に排水口18を備え、側面上方に溢水口17を備えている。排水口18は、排水弁19を介して排水ホース20に接続されており、排水弁19が開放されると、水槽2内の水は、排水口18及び排水ホース20を通じて筺体1外に排出される。溢水口17は、弁を介さずに排水ホース20に接続されており、水槽2内の水位が異常に上昇した際には、水槽2内の水は溢水口17及び排水ホース20を通じて筺体1外に排出される。
回転槽3は、水槽2と同様に、有底円筒状に形成されており、開口端が上方を向くように、水槽2の内部に配置されている。回転槽3内の底面中央部には、パルセータ6が回転可能に設けられている。回転槽3は、水槽2の内部に、水槽2と中心軸が一致するように、回転可能に収容されている。
駆動軸5は、モータ4の駆動力を回転槽3及びパルセータ6に伝達する軸である。駆動軸5は、図示しないが、中心軸と前記中心軸を収容する中空の筒部からなる。前記中心軸の上端はパルセータ6と接続しており、前記中心軸の下端は、図示しないが、前記ロータにクラッチを介さずに接続されている。一方、前記筒部の上端は回転槽3に接続しており、前記筒部の下端は、図示しないクラッチ機構を介して前記ロータに接続されている。前記クラッチ機構により、モータ4の駆動力を回転槽3へ伝達するかしないかを切り替えることができる。
回転槽3は、円筒状側面及び底面に多数の孔部を有する。孔部は、洗い行程、濯ぎ行程、脱水行程等においては、水が回転槽3と水槽2との間で移動するための通水孔として機能し、乾燥行程や槽乾燥行程においては、空気が移動するための通風孔として機能する。
前記蓋を開放することにより、筺体1の洗濯物出入口、水槽2及び回転槽3の開口を通じて、筺体1外部と回転槽3の間で衣類を出し入れすることができる。
本実施形態の洗濯乾燥機は、水槽2内の空気を水槽2外の風路に排気し、除湿し、加熱して再度水槽2へ給気する循環風路27を備える。図1に示す通り、本実施形態における循環風路27は、ファン7、ヒータ9、給気ダクト10、排気ダクト11、リントフィルタ13及び水冷式除湿器14を備える。
本実施形態の洗濯乾燥機は、水槽2内の空気を水槽2外の風路に排気し、除湿し、加熱して再度水槽2へ給気する循環風路27を備える。図1に示す通り、本実施形態における循環風路27は、ファン7、ヒータ9、給気ダクト10、排気ダクト11、リントフィルタ13及び水冷式除湿器14を備える。
ファン7は、ファンモータ8によって駆動され、水冷式除湿器14を通過した空気をヒータ9側へ送る。
ヒータ9は、ファン7から送られてきた空気を加熱する加熱部として機能する。
ヒータ9は、ファン7から送られてきた空気を加熱する加熱部として機能する。
ヒータ9を通過した高温で乾燥した空気は、給気ダクト10を通じて、水槽2及び回転槽3内へと導入され、回転槽3に投入された衣類の水分を吸収して湿った空気となる。給気ダクト10は、循環風路27を通じて循環した空気を水槽2内へ導入する導入口として機能する。
衣類の水分を吸収して湿った空気は、排気ダクト11を通じてリントフィルタ13へ排気される。リントフィルタ13は、衣類から出たリントを捕集し、循環風路27中の各装置を保護する。
排気ダクト11とリントフィルタ13の間には、温度センサ12及び湿度センサ22が設けられており、それぞれ、この位置における温度及び相対湿度(以下、単に湿度という)を測定する。なお、温度センサ12及び湿度センサ22は、水槽2内に臨むように設けても良い。温度センサ12及び湿度センサ22は、衣類の乾燥運転の終了判定と、後述する槽乾燥運転の終了判定のどちらにも利用される。
水冷式除湿器14は、リントフィルタ13を通過した空気を冷却除湿する除湿手段として機能する。水冷式除湿器14は、上部に設けられた注水口15と、外部水源及び注水口15の間に接続された注水弁24(図2参照)と、下部に設けられたドレン口16とを備える。注水口15は、注水弁24の開放に応じて水冷式除湿器14内に冷却水を放出する。一方、ドレン口16は、弁を介さずに排水ホース20に接続されている。注水口15より放たれた冷却水と循環空気に含まれていた水分は、ドレン口16を通じて水冷式除湿器14より排出され、さらに排水ホース20を通じて筺体1外へ排水される。
水冷式除湿器14により冷却除湿された空気は、ファン7によってヒータ9へ送られ、ヒータ9によって加熱されて高温の乾燥した空気となって、再度水槽2内へ導入される。
次に、図2を参照しながら、本実施形態における制御系について説明する。図2は、制御装置21を中心として示す制御系の機能ブロック図である。
次に、図2を参照しながら、本実施形態における制御系について説明する。図2は、制御装置21を中心として示す制御系の機能ブロック図である。
制御装置21は、マイクロコンピュータを主体に構成されたものであり、図2に示すように、操作パネル23、モータ電流検知装置26、温度センサ12、湿度センサ22等からの入力に応じて、駆動回路29〜34等を介して、モータ4、ファンモータ8、ヒータ9、排水弁19、注水弁24、ロック機構25等を制御して運転を行う。特に、制御装置21は、温度センサ12及び湿度センサ22の検知に基づいて、除湿手段である水冷式除湿器14の注水弁24の開閉制御を行う制御手段として機能する。
モータ電流検知装置26は、モータ4を流れる電流を検知するものであり、特にq軸電流を検知可能である。このq軸電流はモータ4にかかる負荷と相関があるため、制御装置21は、モータ4によってパルセータ6を回転させる際のq軸電流を測定することにより、機内に投入されている衣類の重量を検知することができる。
本実施形態の洗濯乾燥機は、洗濯運転後に行われる槽乾燥運転を有する。槽乾燥運転は、回転槽3内から衣類が取り出された状態において、ヒータ9に通電し注水弁24を開いた状態でファンモータ8を回転駆動し、水槽2内の乾燥を行う槽乾燥行程と、この槽乾燥行程の後、水槽2内の冷却を行う冷却行程とを含む運転である。冷却行程は、ヒータ9への通電を切り注水弁24を閉じた状態で、ファンモータ8を回転駆動するものであるが、ファンモータ8の回転駆動は必須ではない。
ここで、図3を参照しながら、槽乾燥行程の終了判定の原理について説明する。図3中において破線を施した領域は、カビが成長しやすい温度・湿度条件の領域を表す(以下、この領域をカビ成長領域と称する)。即ち、基本的に温度や湿度が高いほどカビは成長しやすい。洗濯行程終了時において、水槽2内は、例えば、点Pで表されるような高湿度状態にある。この状態から槽乾燥行程が開始されると、線PQで示されるように、温度が上昇するとともに湿度が低下していく。
点Qにおいて槽乾燥行程が終了し、冷却行程が開始されたとする。このとき、線QRや線QR´で示されるように、温度が低下するとともに、湿度が上昇する。これは、湿度が下式(1)によって定義されるところ、低温ほど飽和水蒸気量が小さいためである。
湿度=(水蒸気量)/(飽和水蒸気量)×100[%] ・・・式(1)
冷却行程においては、除湿が行われないため、後述の例外を考慮しない場合においては、水蒸気量は不変である。また、飽和水蒸気量は、温度によって定まる。従って、基本的に、冷却行程において、線QR´のようにカビ成長領域に入り得るか、或いは線QRのようにカビ成長領域に入り得ないかは、槽乾燥行程終了時の状態(点Q)によって決まる。本実施形態においては、この原理を槽乾燥行程の終了判定に用いる。
冷却行程においては、除湿が行われないため、後述の例外を考慮しない場合においては、水蒸気量は不変である。また、飽和水蒸気量は、温度によって定まる。従って、基本的に、冷却行程において、線QR´のようにカビ成長領域に入り得るか、或いは線QRのようにカビ成長領域に入り得ないかは、槽乾燥行程終了時の状態(点Q)によって決まる。本実施形態においては、この原理を槽乾燥行程の終了判定に用いる。
槽乾燥行程における制御について、図4のフローチャートに沿って説明する。槽乾燥行程が開始されると(S1)、ヒータ9の通電がオンとなり、注水弁24が開弁され、ファンモータ8が駆動される(S2)。これにより水槽2内の乾燥を行いながら、温度センサ12によって温度Tを取得し、湿度センサ22によって湿度Hを取得する(S3)。そして、図5に示すテーブルにより、温度Tに応じて第一閾値H1を決定する(S4)。例えば、温度Tが30℃であれば、第一閾値H1はa4となる。なお、各閾値は、高温側ほど小さな値となっている(a1>a2>a3>a4>a5>a6)。
続いて、湿度センサ22による検知湿度Hと第一閾値H1とを比較する(S5)。検知湿度Hが第一閾値H1以上である場合(S5でNo)には、再度、温度T及び湿度Hを取得するS3へと戻る。一方、検知湿度Hが第一閾値H1未満である場合(S5でYes)には、ヒータ9の通電をオフとし、注水弁24を閉弁して(S6)、槽乾燥行程を終了し、続いて冷却行程へ移行する(S7)。
即ち、検知湿度Hが、温度Tに依存した第一閾値H1を下回った場合に、続く冷却行程においてカビ成長領域に入り得ない状態となったとして、槽乾燥行程を終了する。
上述したように、基本的には、槽乾燥行程終了時の状態によって、続く冷却行程においてカビ成長領域に入り得るか否かは決まる。しかし、槽乾燥行程終了時において、液体の水が水槽2内に残存していた場合、回転槽3の余熱が大きい場合、温度センサ12又は湿度センサ22に誤検知があった場合等、例外的な場合においては、上記制御により槽乾燥終了判定を行ったにもかかわらず、冷却行程においてカビ成長領域に入ってしまう場合がある。そこで、冷却行程においては、図6に示す制御を行う。
上述したように、基本的には、槽乾燥行程終了時の状態によって、続く冷却行程においてカビ成長領域に入り得るか否かは決まる。しかし、槽乾燥行程終了時において、液体の水が水槽2内に残存していた場合、回転槽3の余熱が大きい場合、温度センサ12又は湿度センサ22に誤検知があった場合等、例外的な場合においては、上記制御により槽乾燥終了判定を行ったにもかかわらず、冷却行程においてカビ成長領域に入ってしまう場合がある。そこで、冷却行程においては、図6に示す制御を行う。
冷却行程における制御について、図6のフローチャートに沿って説明する。冷却行程が開始されると(S8)、まず、温度センサ12によって温度Tが取得され(S9)、冷却行程が行われる時間τが決定される(S10)。続いて、温度Tと湿度Hを取得し(S11)、図5のテーブルにより、温度Tに応じて第二閾値H2を決定する(S12)。
ここで、第二閾値H2は、第一閾値H1と同様に高温ほど小さな値となっている(b1>b2>b3>b4>b5>b6)。また、第二閾値H1は、第一閾値H1よりも大きな値となっている(bj>bj(j=1,2,3,・・・,6))。
湿度Hが第二閾値H2以上である場合(S13でNo)には、上記例外的な場合のためカビ成長領域に入った、又は、近づいたとして槽乾燥行程に戻る(S14)。一方、湿度Hが第二閾値H2未満である場合(S13でYes)には、時間τが経過したか否かの判定を行う(S15)。
時間τが経過していない場合(S15でNo)、S11へと戻る。一方、時間τが経過している場合(S15でYes)、ファンモータ8を停止し(S16)、冷却行程を終了する(S17)。
即ち、冷却行程において、検知湿度Hが第二閾値H2以上である場合に、冷却行程を中止して再度槽乾燥行程を行う。
本実施形態の洗濯乾燥機によれば、温度センサ及び湿度センサの両方の検知に基づいて前記槽乾燥行程を終了するので、槽乾燥を必要十分に行って終了することができる。
本実施形態の洗濯乾燥機によれば、温度センサ及び湿度センサの両方の検知に基づいて前記槽乾燥行程を終了するので、槽乾燥を必要十分に行って終了することができる。
また、冷却行程中において、温度センサ及び湿度センサの両方の検知に基づいて槽乾燥運転の再開を判定するので、槽乾燥行程の終了判定において誤検知等があっても、槽乾燥を十分に行うことができる。
<第二の実施形態>
第二の実施形態について、主に図7を参照しながら、第一の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
第二の実施形態について、主に図7を参照しながら、第一の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
本実施形態の洗濯乾燥機は、『自動槽乾燥開始モード』を備える。自動槽乾燥開始モードを設定すると、待機状態においても温度T及び湿度Hが検知され、水槽2内の環境がカビ成長領域ないしこれに近い領域に入った場合に、自動的に槽乾燥運転が開始される。ここで、『待機状態』とは、洗濯運転、(衣類の)乾燥運転、槽洗浄運転、槽乾燥運転等を行わない状態をいう。
自動槽乾燥開始モードが設定された状態で、運転が終了して待機状態となると、図7に示される制御が行われる。すなわち、待機状態となって(S18)、所定時間Δtが経過すると(S19)、温度T及び湿度Hの検知がなされる(S20)。そして、図5のテーブルに基づいて、検知された温度Tから第二閾値H2を決定する(S21)。ここで、湿度Hと第二閾値H2とを比較し、湿度Hが第二閾値H2よりも小さければ(S22でYes)、再度所定時間Δtが経過するのを待ち(S19)、湿度Hが第二閾値H2以上であれば(S22でNo)、続いて蓋の開閉検知を行う(S23)。
蓋が開いている場合には(S23でNo)、再度所定時間Δtが経過するのを待ち(S19)、蓋が閉じている場合には(S23でYes)、ロック機構25により蓋をロックした状態で(S24)、モータ4によってパルセータ6を回転させて重量検知を行う(S25)。この重量検知に基づいて、機内に衣類があるか否かを判定し(S26)、衣類がある場合には(S26でYes)、次に使用者が蓋を開ける操作を行うまでは、自動槽乾燥開始モードを一時的に解除する(S27)。衣類が無い場合には(S26でNo)、第一の実施形態と同様の槽乾燥運転を行う(S28)。
上記制御によれば、蓋が閉じている場合に(S23でYes)、蓋をロックした状態で(S24)、重量検知(S25)を行うので、使用者が回転槽3内に手を入れた状態で重量検知(S25)が開始せず、これにより、安全性が確保される。また、重量検知(S25)の結果に基づいて回転槽3内に衣類があると判定された場合(S26でYes)には、使用者が次に蓋を開ける操作を行うまでは、自動槽乾燥開始モードを一時的に解除する(S27)ので、重量検知(S25)によって無駄に電力を消費するのを防ぐことができる。というのは、次に蓋を開ける操作が行われるまでは、確実に回転槽3内に衣類が残存し続けているからである。
本実施形態によれば、待機中において温度及び湿度を検知し、検知された温度及び湿度に基づいて槽乾燥運転の開始判定を行うため、待機中に機内でカビが発生するのを防ぐことができる。
<その他の実施形態>
第一及び第二の実施形態においては、水槽2及び回転槽3の軸が鉛直方向を向いた所謂縦型洗濯乾燥機を示したが、その軸が水平又は斜め方向を向いた所謂ドラム式洗濯乾燥機でも良い。
第一及び第二の実施形態においては、水槽2及び回転槽3の軸が鉛直方向を向いた所謂縦型洗濯乾燥機を示したが、その軸が水平又は斜め方向を向いた所謂ドラム式洗濯乾燥機でも良い。
また、第一及び第二の実施形態においては、除湿手段として水冷式除湿器の例を用いたが、冷凍サイクル装置等、除湿機能を有する他のものでも良い。
さらに、第一及び第二の実施形態においては、モータ電流検知装置26により、機内に投入された衣類の重量を検知しているが、この他様々な方法(例えば、モータ4への通電を切った後の惰性回転量に基づいて衣類の重量を検知する方法)により、衣類の重量を検知することができる。
さらに、第一及び第二の実施形態においては、モータ電流検知装置26により、機内に投入された衣類の重量を検知しているが、この他様々な方法(例えば、モータ4への通電を切った後の惰性回転量に基づいて衣類の重量を検知する方法)により、衣類の重量を検知することができる。
また、循環風路は、循環する空気のうちの一部を機外に排出する排気ダンパを備えていても良い。この場合、槽乾燥行程や冷却行程において、その排気ダンパを開くと、より効果的に槽乾燥運転を行うことができる。
さらに、第一及び第二の実施形態においては、湿度センサは、相対湿度を検知するものであるが、検知対象は絶対湿度等でも良い。
また、第一及び第二の実施形態においては、6つの温度帯に対して第一閾値H1及び第二閾値H2が設定されているが、温度帯の数は2つ以上であれば良い。
また、第一及び第二の実施形態においては、6つの温度帯に対して第一閾値H1及び第二閾値H2が設定されているが、温度帯の数は2つ以上であれば良い。
さらに、第一及び第二の実施形態において、冷却行程の終了判定を冷却時間τに基づいて行っている(図6のS15参照)が、この他様々な方法により終了判定を行うことができる。例えば、温度Tが所定の温度以下となったら、冷却行程を終了する構成でも良い。
以上説明した少なくとも一つの実施形態によれば、温度センサ及び湿度センサの両方の検知に基づいて槽乾燥行程を終了するので、槽乾燥を必要十分に行って終了することができる。
本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、2は水槽、7はファン、8はファンモータ、9はヒータ、12は温度センサ、14は水冷式除湿器(除湿手段)、21は制御装置(制御手段)、22は湿度センサ、24は注水弁(除湿手段の一部)、27は循環風路を示す。
Claims (6)
- 洗濯水を貯留する水槽と、
前記水槽内の空気が循環する循環風路と、
前記循環風路中に設けられた除湿手段と、
前記水槽内又は前記循環風路内の温度を検知する温度センサと、
前記水槽内又は前記循環風路内の湿度を検知する湿度センサと、
前記温度センサ及び前記湿度センサの検知に基づいて前記除湿手段の制御を行う制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、機内に衣類が投入されていない状態において前記除湿手段により前記空気の除湿を行う槽乾燥行程を有し、前記温度センサ及び前記湿度センサの両方の検知に基づいて前記槽乾燥行程を終了する洗濯乾燥機。 - 前記制御手段は、前記槽乾燥行程後に前記水槽の冷却を行う冷却行程をさらに有し、前記冷却行程において、前記温度センサ及び前記湿度センサの両方の検知に基づいて前記槽乾燥行程を再開する請求項1に記載の洗濯乾燥機。
- 前記除湿手段は、冷凍サイクル装置である請求項1又は2に記載の洗濯乾燥機。
- 前記除湿手段は、水冷式除湿器である請求項1又は2に記載の洗濯乾燥機。
- 洗濯水を貯留する水槽と、
前記水槽内の空気が循環する循環風路と、
前記循環風路中に設けられた除湿手段と、
前記水槽内又は前記循環風路内の温度を検知する温度センサと、
前記水槽内又は前記循環風路内の湿度を検知する湿度センサと、
前記温度センサ及び前記湿度センサの検知に基づいて前記除湿手段の制御を行う制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、機内に衣類が投入されていない状態において前記除湿手段により前記空気の除湿を行う槽乾燥行程を有し、待機状態において、前記温度センサ及び前記湿度センサの両方の検知に基づいて前記槽乾燥行程を開始する洗濯乾燥機。 - 前記制御手段は、前記温度センサ及び前記湿度センサの両方の検知に基づいて前記槽乾燥行程を終了する請求項5に記載の洗濯乾燥機。
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