JP2017103995A - 作業車の支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電柱の建替工事に要するコストを低減することのできる作業車の支持装置を提供する。
【解決手段】下方に伸長作動して車両を支持する複数のアウトリガジャッキ8と、建替対象の電柱を撤去して新しい電柱を建柱する電柱建替工事において該電柱に架設される電線を一時的に保持するための仮電柱Dを支持する仮電柱支持具110とを備えた作業車の支持装置であって、仮電柱支持具110は、所定の軸方向に延びて形成され、軸方向の一端がアウトリガジャッキ8に取り付けられ、軸方向の他端が仮電柱Dに取り付けられて、仮電柱Dを支持可能であり、仮電柱支持具110は複数のアウトリガジャッキ8のうちの何れかに選択的且つ着脱可能に取り付けられる。
【選択図】図10

Description

本発明は、電柱の建替工事に用いられる柱部材を支持するための作業車の支持装置に関する。
近年、無停電での電柱の建替工事として、建替対象の電柱を撤去した元の位置(元穴)に新しい電柱を建柱するための所定の建替工法が実用化されている。この建替工法では、元穴の近くに仮電柱もしくは仮柱と呼ばれる柱部材を設置して、既設の電柱に架設されていた電線を仮電柱に一時的に移設したうえで、既設の電柱を撤去して元穴に新しい電柱を建柱した後、仮柱に保持された電線を新しい電柱に移設するという手順を踏むことになる。上記建替工法は、新たな建柱穴の掘削作業や敷地所有者との間で電柱移設に伴う交渉が不要になるという点でとても効果がある。そして、このような建替工法に対するニーズが高まっていることに伴い、元穴の近くで仮電柱を機械的に支持することのできる支持装置(支持工具)が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特許第5527864号公報
しかしながら、上記特許文献に記載された支持装置では、構成部品の部品点数が非常に多く、作業現場への運搬や組立設置などに時間がかかり、電柱の建替工事に要するコストが増大するおそれがあるという課題がある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、電柱の建替工事に要するコストを低減することのできる作業車の支持装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る作業車の支持装置は、走行可能な車両と、下方に伸長作動して前記車両を支持する複数のジャッキ(例えば、実施形態におけるアウトリガジャッキ8)と、建替対象の電柱を撤去して新しい電柱を建柱する電柱建替工事において該電柱に架設される電線を一時的に保持するための柱部材(例えば、実施形態における仮電柱D)を支持する支持具(例えば、実施形態における仮電柱支持具110)とを備えた作業車の支持装置であって、前記支持具は、所定の軸方向に延びて形成され、前記軸方向の一端が前記ジャッキに取り付けられ、前記軸方向の他端が前記柱部材に取り付けられて、前記柱部材を支持可能であり、前記支持具は、前記複数のジャッキのうちの何れかに選択的且つ着脱可能に取り付けられることを特徴とする。
なお、上記構成の作業車の支持装置において、前記支持具は、前記ジャッキに着脱可能に取り付けられる第1支持部材(例えば、実施形態における回転係止カラー110、アウトリガブラケット120)と、前記第1支持部材に対して前記軸方向に伸縮自在に設けられて前記柱部材を支持する第2支持部材(例えば、実施形態における仮電柱ブラケット140)とを備えて構成されることが好ましい。
また、上記構成の作業車の支持装置において、前記支持具は、前記ジャッキを中心に水平面内で旋回自在に取り付けられることが好ましい。
さらに、上記構成の作業車の支持装置において、前記柱部材を支持するための二つの前記支持具を備え、二つの前記支持具は、互いに異なる前記ジャッキに各々取り付けられて同じ1本の前記柱部材を支持することが好ましい。
本発明に係る作業車の支持装置によれば、車両の仕様変更や改造等を必要とすることなく既存の作業車に簡易な支持具を取り付けるだけで、柱部材の下部を安定的に支持することができるため、電柱建替工事に要するコストや工数を大幅に低減することが可能となる。また、従来装置と比較して、構成部品の部品点数が圧倒的に少なくなるため、該部品の維持・管理が容易になるとともに、その運搬時間や組立設置時間を短縮することが可能となる。さらに、支持具を複数本のジャッキのうちのいずれかに選択的且つ着脱可能に取り付ける構成であるため、支持具の可動範囲(ストローク)内であれば作業車の車両全周の広い範囲に亘り柱部材を支持し得るとともに、柱部材に対する作業車の車両の向きや、該車両位置と柱部材の設置位置との相対的な位置関係上の制約を受けることなく、狭い工事現場などであっても柱部材を確実に支持することが可能となる。また、作業車の車両重量を利用して柱部材を支持することができるため、従来装置と比較して柱部材の支持安定性を向上させることが可能となる。
また、上記構成の作業車の支持装置において、支持具が軸方向に伸縮可能に構成されることで、作業車の車両位置と柱部材の設置位置との相対的な位置関係に応じて、支持具を柱部材の設置位置まで任意に伸ばすことができ、該支持具を柱部材の設置位置に対して容易に位置合わせすることが可能となる。
さらに、上記構成の作業車の支持装置において、支持具がジャッキを中心に水平面内で旋回可能に構成されることで、作業車の車両位置と柱部材の設置位置との相対的な位置関係に応じて、支持具を任意に旋回させることができ、該支持具を柱部材の設置位置に対してより一層簡単に位置合わせすることが可能となる。
また、上記構成の作業車の支持装置において、二本の支持具を互いに異なるジャッキに各々取り付けて同じ一本の柱部材を支持する構成であるため、作業中における柱部材の挙動を拘束して、柱部材をその設置位置に確実に保持することができるようになり、その結果、電柱の建替工事を円滑に進めることが可能となる。
本実施形態に係る穴掘建柱車の側面図である。 上記穴掘建柱車の平面図である。 上記穴掘建柱車に設けられたブームヘッド近傍を示す斜視図である。 上記ブームヘッド近傍を示す側面図である。 上記穴掘建柱車に設けられたアウトリガ装置を示す斜視図である。 上記ブームヘッドに設けられる上部支持装置を示す平面図であり、(a)は開閉アームの閉鎖位置、(b)は開閉アームの開放位置を示す。 上記アウトリガ装置に設けられる下部支持装置の仮電柱支持具を示す分解斜視図である。 上記仮電柱支持具を示す平面図である。 上記仮電柱支持具による仮電柱の支持状態を示す平面図であり、(a)は車両の左側方にある仮電柱を支持した状態を示し、(b)は車両の右側方にある仮電柱を支持した状態を示し、(c)は車両の後方にある仮電柱を支持した状態を示す。 上記上部支持装置および上記下部支持装置により仮電柱を支持した状態を示す側面図である。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。図1および図2に本実施形態に係る仮電柱支持装置(支持装置)を備えた作業車として穴掘建柱車1を示しており、まず、これらの図を参照して穴掘建柱車1の全体構成について概要説明する。
穴掘建柱車1は、走行用のタイヤ車輪2を備えて運転キャブ3から走行運転操作が可能なトラック式車両の車体4をベースに構成されている。車体4上には、旋回モータ(油圧モータ)71を回転駆動させることにより上下軸回りに360度回動自在に構成された旋回台12が配設されている。旋回台12には、該旋回台12の上部に設けられたフートピン(図示せず)を介してブーム13の基端部が支持されている。ブーム13は、旋回台12側から順に、基端ブーム13a、中間ブーム13b及び先端ブーム13cが入れ子式に組み立てられた構成を有しており、その内部に設けられた伸縮シリンダ72の伸縮駆動により、基端ブーム13aに対して中間ブーム13b及び先端ブーム13cを相対的に移動させて、ブーム13全体を軸方向に伸縮動させることができる。また、基端ブーム13aと旋回台12との間には起伏シリンダ73が跨設されており、この起伏シリンダ73を伸縮駆動させることによりブーム13全体を上下面内で起伏動させることができる。
ブーム13には、基端ブーム13aと先端ブーム13cとに選択的に連結可能なオーガサポート14を介して、建柱穴の掘削を行うためのアースオーガ15が取り付けられている。アースオーガ15は、オーガモータ(油圧モータ)74を回転駆動させることにより軸周りに回転される。アースオーガ15は、オーガサポート14を基端ブーム13aに連結させることでアースオーガ15を基端ブーム13aの側方に沿って格納した格納姿勢と、オーガサポート14を先端ブーム13cに連結させることでアースオーガ15を地面に対して略垂直状態にした作業姿勢との間で上下に揺動することができる。
アースオーガ15を使用するときは、アースオーガ15を作業姿勢にした状態で、アースオーガ15を回転させながらブーム13の倒伏動と縮小動とを連動させて直線的に下方へ移動させることで、建柱穴の掘削作業が可能である。一方、アースオーガ15を使用しないときは、ブーム13を全縮にした状態でアースオーガ15を基端ブーム13aの側方に沿った作業姿勢に格納保持する。アースオーガ15を格納姿勢に保持した状態では、基端ブーム13a上に設けられたウィンチ16によるワイヤ17の巻上げ・巻下げが可能である。ウィンチ16は、不図示のウィンチドラムを正逆両方向に回転させてワイヤ17を巻上げ・巻下げするためのウィンチモータ(油圧モータ)75を備えている。
図3および図4にはブーム13の先端部を示しており、これらの図からも分かるように、先端ブーム13cの先端部にはブームヘッド20が取り付けられている。このブームヘッド20は、左右の側板21を有して箱状に形成されており、その内部にはシーブ22,23が回転自在に取り付けられている。前述のウィンチ16から繰り出されたワイヤ17は、シーブ22,23を介して、ブームヘッド20から下方へ垂れ下がるようになっており、フック18の動滑車に巻掛けられて、その先端がブームヘッド20内に固定されている。そのため、ウィンチ16によるワイヤ17の巻上げ・巻下げを行うことで、フック18を動滑車の作用により引上げ・引下げられるように構成されている。
ブームヘッド20の先端部には、平板状の当接支持板30が取り付けられている。当接支持板30の先端側には円弧状に窪んだ先端当接部31が形成され、当接支持板30の左右側面には円弧状に窪んだ側方当接部32が形成されている。そのため、ワイヤ17を用いて仮電柱D(図6等を参照)を吊り下げるときに、仮電柱Dの上部を先端当接部13又は側方当接部32に沿って接触させることで、該仮電柱Dを安定的に支持することができる。なお、先端当接部31および側方当接部32の曲率は、仮電柱Dの曲率と同程度かそ
れ以上となっている。
車体4の前後左右には、作業中の穴掘建柱車1を安定的に支持するため、車幅方向に拡縮可能で且つ上下に伸縮可能なアウトリガ装置5が配設されている。図5に示すように、アウトリガ装置5は、車体4上に車幅方向に延びて固設されたアウトリガボックス6と、このアウトリガボックス6内に車幅方向外方に伸縮可能に取り付けられたアウトリガビーム7と、このアウトリガビーム7の外方先端に取り付けられて下方に伸長して車体4を持ち上げ支持するアウトリガジャッキ8とを有して構成される。
アウトリガジャッキ8は、アウトリガビーム7の先端に結合されたアウタポスト8aと、アウタポスト8a内に設けられて上下に伸縮可能なインナポスト8bと、インナポスト8bの下端に設けられた接地板8cとを備えている。アウトリガビーム7は、アウトリガボックス6内に設けられたアウトリガシリンダ(図示せず)により車幅方向に拡縮動され、アウトリガジャッキ8は、アウタポスト8a内に設けられたジャッキシリンダ(図示せず)により上下に伸縮動される。
車体4の後部には、ジャッキ操作装置9が設けられており、各アウトリガジャッキ8の張出および格納等のジャッキ操作を個別に行えるように構成されている。作業者は、ジャッキ操作装置9を操作して各アウトリガジャッキ8を拡幅作動および伸長作動させることができ、車体4を持ち上げ支持させた安定姿勢で各種作業を行い得るようになっている。
車体4における旋回台12の側部には、各作業装置(アウトリガ装置5、旋回台12、ブーム13、アースオーガ15、ウィンチ16など)の作動を操作するための操作席25が設けられている。この操作席25の前方には、作業者が座ったままの姿勢で操作が可能な操作装置26が配設されている。操作装置26には、アウトリガジャッキ8の張出操作を行うための操作レバー、旋回台12の旋回操作を行うための操作レバー、ブーム13の伸縮操作を行うための操作レバー、ブーム13の起伏操作を行うための操作レバー、アースオーガ15の回転操作を行うための操作レバー、ウィンチ16の巻上げ・巻下げ操作を行うための操作レバーなどが設けられている。また、この操作装置26には、抜柱機(図示せず)による電柱の引抜操作を行うための操作レバーや、オプションの油圧機器として装着されるアタッチメント(例えば、後述の仮電柱支持具110など)の作動操作を行うための操作レバーも設けられている。
かかる構成の穴掘建柱車1には、仮電柱支持装置が設けられている。この仮電柱支持装置は、電柱の建替工事において、該建替対象の元の電柱(「旧電柱」という)を抜去した際に残る元穴(元位置)に、新しい電柱(「新電柱」という)を建柱するという、所定の電柱建替工法(「元穴建替工法」という)に利用されるものである。この元穴建替工法においては、旧電柱に架設された電線(例えば、6600Vの高圧電線、100Vや200Vの低圧電線、光ケーブル等の通信線など)を新電柱に移設するまでの間、該電線を一時的に保持するための柱部材(「仮電柱」という)が元穴の近くに設置されることになる。本実施形態に係る仮電柱支持装置は、元穴の近傍位置において仮電柱を立設状態(直立状態)で支持するためのものである。それでは、以下において本実施形態に係る仮電柱支持装置の構成について説明する。
仮電柱支持装置は、ブームヘッド20の側部に取り付けられる上部支持装置40と、アウトリガジャッキ8に取り付けられる下部支持装置100とを主体に構成され、上部支持装置40と下部支持装置100とにより仮電柱Dの下端部を地面に接地させた立設状態で支持可能に構成されている。
上部支持装置40は、図3および図6等に示すように、内側に仮電柱Dの上部を収容可
能な収容空間47を有してブームヘッド20に取り付けられた本体枠41と、この本体枠41に揺動自在に設けられた一対の開閉アーム50と、これら一対の開閉アーム50に跨って枢結された揺動シリンダ60とから構成される。
本体枠41は、収容空間47の一部を区画するベース部42と、ベース部42の中央部分からブームヘッド20側に突設された円筒状の連結部43と、ベース部42の両端部に設けられた枢結部44と、ベース部42の中央部分から収容空間47側に向けて突設された一対のローラ支持部45と、一対のローラ支持部45の間に回転自在に支持される枠側ローラ46とを有している。
開閉アーム50は、板状に形成されたリンク部51と、リンク部51の端部に設けられた揺動軸部52と、揺動軸部52に接合されて湾曲して延びる断面円形のアーム部53と、アーム部53の先端に該アーム部53を中心軸として回転自在に設けられたアーム側ローラ54とを有している。この開閉アーム50は、揺動軸部52が本体枠41の枢結部44に支持されることで、アーム部53が揺動軸部52を中心に揺動自在(開閉自在)となっている(図3の矢印A方向を参照)。
揺動シリンダ60は、例えば油圧式のシリンダを用いて伸縮自在に構成される。図5に示すように、揺動シリンダ60は、ボトム側端部が一対のベース部51のうち一方のベース部51に枢結され、ロッド側端部が他方のベース部51に枢結されている。そのため、揺動シリンダ60を伸長動させると、図6(a)に示すように、一対のアーム53の先端部が互いに接近する方向に揺動し、収容空間47内に収容した仮電柱を支持可能な閉鎖位置に位置させることができる。一方、揺動シリンダ60を縮小動させると、図6(b)に示すように、アーム部53の先端が互いに離間する方向に揺動し、収容空間47内に電柱を挿脱可能な開放位置に位置させることができる。
図6に示すように、シーブ23は上部支持装置40側に突出するシーブピン24を中心に回転自在となっている。このシーブピン24の突出した部分に本体枠41の連結部43が軸支され、本体枠41(上部支持装置40)がシーブピン24を中心として揺動自在となっている(図3の矢印B方向を参照)。また、上部支持装置40(本体枠41)は、ブーム13の起伏動に関わらず収容空間47が上下方向を向く揺動位置に変位するように、その重心位置が設定されている。なお、連結部43(上部支持装置40)は、ボルトやピン等を用いて、シーブピン24に着脱可能に取り付けられている。
下部支持装置100は、図7〜図8等に示すように、アウトリガジャッキ8に着脱可能に取り付けられる一対の仮電柱支持具110を備えて構成される。仮電柱支持具110は、アウトリガジャッキ8のインナポスト8bに係止される回転係止カラー120と、回転係止カラー120を支持するアウトリガブラケット130と、仮電柱Dを支持する仮電柱ブラケット140と、両ブラケット130,140の間に跨って設けられる支持シリンダ150とを備えて構成される。
回転係止カラー120は、軸状のガイドピン122が突設された凸側半体121aと、ガイドピン122が挿入されるガイド孔123が穿設された凹側半体121bとからなり、各半体121(121a,121b)を互いに対向させて付き合せることで、凸側半体121aのガイドピン122が凹側半体121bのガイド孔123に挿入されて、両半体121が一体的に組み立てられる。各半体121は、上下方向に延びる半円筒部124と、この半円筒部124の上端に一体的に形成されて該回転係止カラー120をアウトリガブラケット130に装着したときに下方への抜け止めとして作用する鍔部125とを備えている。また、各半体121には、その内側にアウトリガジャッキ8を挟み込んで係止するための断面矩形の係止溝126が形成されている。
アウトリガブラケット130は、略二分割された一対の半割体131(131a,131b)から構成される。半割体131aは支持シリンダ150のロッド側端部に接合されており、この半割体131aに対して半割体131bが着脱可能に取り付けられる。半割体131は、半円形をなすカラー支持部132と、このカラー支持部132の各端部に一体的に設けられた平板状の固定板部133とを備え、全体として略Ω形状に形成されている。固定板部133には、固定用のボルト134を挿通するための円孔135が開設されており、各半割体131の固定板部133同士を互いに対向させて付き合せた状態で、ボルト134を円孔135に挿通させて反対側からナット136を螺号させることにより、半割体131同士が一体的に締結される。また、半割体131には、回転係止カラー120の半円筒部124の外径よりも僅かに大きい孔径に形成された支持孔137が開設されており、回転係止カラー120の半円筒部124を僅かなクリアランスをあけて遊挿状態で支持する。そのため、アウトリガブラケット130は、回転係止カラー120を相対回転可能に支承する。換言すれば、回転係止カラー120が係止されたアウトリガジャッキ8を中心として、アウトリガブラケット130は上下軸周りに回転が可能である。
仮電柱ブラケット140は、略二分割された一対の半割体141(141a,141b)から構成される。半割体141aは支持シリンダ150のボトム側端部に接合されており、この半割体141aに対して半割体141bが着脱可能に取り付けられる。半割体141は、半円形をなすカラー支持部142と、このカラー支持部142の各端部に一体的に設けられた平板状の固定板部143とを備え、全体として略Ω形状に形成されている。固定板部143には、固定用のボルト144を挿通するための円孔145が開設されており、各半割体の固定板部143同士を互いに対向させて付き合せた状態で、ボルト144を円孔145に挿通させて反対側からナット146を螺号させることにより、半割体141同士が一体的に締結される。また、半割体141には、仮電柱Dの外径よりも僅かに大きい孔径に形成された支持孔147が開設されており、仮電柱Dを僅かなクリアランスをあけて遊挿状態で支持する。そのため、仮電柱ブラケット140は、仮電柱Dを相対回転可能に支承する。
支持シリンダ150は、例えば油圧式のシリンダを用いて伸縮自在に構成されている。支持シリンダ150は、ボトム側端部が仮電柱ブラケット140の半割体141aに連結され、ロッド側端部がアウトリガブラケット130の半割体131aに連結されている。支持シリンダ150を伸長動させると、アウトリガブラケット130に対して仮電柱ブラケット140が軸方向(離間方向)へ相対移動する。一方、支持シリンダ150を縮小動させると、アウトリガブラケット130に対して仮電柱ブラケット140が軸方向(接近方向)へ相対移動する。このように支持シリンダ150を伸縮動させて、アウトリガブラケット130に対して仮電柱ブラケット140を軸方向(離間方向又は接近方向)に相対移動させることにより、仮電柱支持具110全体が伸長動又は伸縮動して、アウトリガジャッキ8を中心とする水平面内での旋回半径を変化せしめることが可能となっている。
かかる構成の仮電柱支持具110は、4本のアウトリガジャッキ8のうちのいずれかに選択的に取り付けることが可能である。そして、一対一組の仮電柱支持具110は、その軸方向一端側のアウトリガブラケット130(回転係止カラー120)が互いに異なるアウトリガジャッキ8に係止される一方で、その軸方向他端側の仮電柱ブラケット140が同じ1本の仮電柱Dに係止される。ここで、図9には、一対の仮電柱支持具110を互いに異なるアウトリガジャッキ8に取り付けた状態を示している。本実施形態では、穴掘建柱車1の車両の向きや該車両と仮電柱Dとの相対的な位置関係に応じて、各電柱支持具110の取付対象となるアウトリガジャッキ8を任意に選択することが可能である。
まず、車両の左側方に仮電柱Dを設置する場合は、図9(a)に示すように、一方の仮
電柱支持具110を車両の左側前方のアウトリガジャッキ8に取り付け、他方の仮電柱支持具110を車両の左側後方のアウトリガジャッキ8に取り付ける。また、車両の右側方に仮電柱Dを設置する場合は、図9(b)に示すように、一方の仮電柱支持具110を車両の右側前方のアウトリガジャッキ8に取り付け、他方の仮電柱支持具110を車両の右側後方のアウトリガジャッキ8に取り付ける。一方、車両の後方に仮電柱Dを設置したい場合は、図9(c)に示すように、一方の仮電柱支持具110を車両の左側後方のアウトリガジャッキ8に取り付け、他方の仮電柱支持具110を車両の右側後方のアウトリガジャッキ8に取り付ける。そして、このような下部支持装置100では、一方の仮電柱支持具110の可動範囲(伸縮・旋回範囲)と他方の仮電柱支持具110の可動範囲(伸縮・旋回範囲)との重複領域内に位置する仮電柱Dを支持することが可能である。なお、図9では、アウトリガジャッキ8を車幅方向へ最大に張り出した状態(最大張出状態)を例示しているが、アウトリガジャッキ8の車幅方向への張出量に応じて仮電柱支持具110の取付位置も変更される。
次に、本実施形態の理解を容易なものとするため、図10を追加参照して、仮電柱支持装置の特徴的な作用について説明する。以下では、穴掘建柱車1の作動内容として、元穴建替工法において仮電柱Dを支持する作業を例示する。
既述した通り、元穴建替工法とは、旧電柱を撤去した後に残る元穴に新電柱を建柱する工法であり、旧電柱から新電柱への建て替えが完了するまでの間、元穴(旧電柱、新電柱)の近傍に仮電柱Dを設置して、旧電柱に架設された電線を仮電柱Dにて一時的に保持する必要がある。本実施形態の穴掘建柱車1を用いれば、仮電柱用の建柱穴を掘削することなく、仮電柱Dを地面上で立設状態(直立姿勢)にて支持することが可能であり、その作業の流れを以下説明する。
まず、仮電柱Dに括り付けられたロープ19にフック18を掛けて、ブーム13を起伏動等させるとともに、ウィンチ16を起動させてワイヤ17を巻上げることにより、仮電柱Dの下端が地面から離れるところまで吊り上げる。このとき、ロープ19を仮電柱Dの重心位置よりも先端側にずらした位置に括り付けることで、仮電柱Dは直立姿勢よりも若干傾いた姿勢となる。
続いて、上部支持装置40の揺動シリンダ60を縮小動させ、開閉アーム50を開放位置に揺動させておき(図6(b)を参照)、この状態で地上の作業者により仮電柱Dの下部を押引動して、ロープ19の括り付けられた部分を支点として仮電柱Dを揺動させて、仮電柱Dの上部を開閉アーム50の開放部分から収容空間47内に収容させる。なお、仮電柱Dの上部を収容空間47内に収容させるときに、仮電柱Dの下端を地面に接触させた状態で行うようにしてもよい。
仮電柱Dの上部を収容空間47内に収容したら、開閉アーム50を閉鎖位置に揺動させて(図6(a)を参照)、上部支持装置40により仮電柱Dの上部を支持させる。このとき、上述したように、上部支持装置40はシーブピン24を中心として鉛直面内で揺動自在となっている。そのため、上部支持装置40により仮電柱Dの上部が支持された状態でブーム13が起伏動されても、仮電柱Dが重力方向に沿って直立姿勢を維持するように上部支持装置40がシーブピン24を中心に揺動する。これにより、ブーム13の起伏動に関わらず、仮電柱Dを直立姿勢に維持することができ、この仮電柱Dを旧電柱(元穴)の近傍の所定位置(仮電柱Dの設置位置)に位置合わせしやすくなる。そして、仮電柱Dが上記設置位置に位置決めされたところで、以降において下部支持装置100(一対の仮電柱支持具110)がアウトリガジャッキ8に取り付けられることになる。
続いて、穴掘建柱車1の車両の向きや、該車両位置と仮電柱Dの設置位置との相対的な
位置関係に基づき、作業者は各仮電柱支持具110をいずれのアウトリガジャッキ8に取り付けるのかを選択する。本例では、穴掘建柱車1の後方に仮電柱Dの設置位置があるものとし、下部支持装置100として構成される一対の仮電柱支持具110のうち、一方の仮電柱支持具110を車両の左側後方のアウトリガジャッキ8に取り付け、他方の仮電柱支持具110を車両の右側後方のアウトリガジャッキ8に取り付けることとする(図9(c)を参照)。
各仮電柱支持具110をアウトリガジャッキ8に取り付けるには、まず、分離状態の回転係止カラー120の各半体121を両側からアウトリガジャッキ8のインナポスト8bに挟み込んで係止させる。これにより、凸側半体121aのガイドピン122が凹側半体121bのガイド穴123に挿入され、回転係止カラー120がアウトリガジャッキ8のインナポスト8bを内部に挟み込んだ係合状態で組み合わされる。
続いて、アウトリガブラケット130の各半割体131を回転係止カラー120の半円筒部124に両側から嵌め合わせて、その内部に回転係止カラー120を組み込んだ状態で各半割体131をボルト134とナット136により一体的に締結する。上述したように、アウトリガブラケット130の支持孔137と回転係止カラー120の半円筒部124との間には僅かなクリアラス(遊び)が確保されており、これによりアウトリガブラケット130と回転係止カラー120とを互いに相対回転自在に結合させることができる。これにより、回転係止カラー120が係止されたアウトリガジャッキ8を基点として、仮電柱支持具110を水平面内で伸縮動および旋回動させて、これを仮電柱Dに位置合わせすることができる。具体的には、支持シリンダ150を伸縮動させて仮電柱支持具110の旋回半径を変化させるとともに、該旋回半径のもとで仮電柱支持具110を水平面内で旋回させることで、仮電柱支持具110の先端位置(仮電柱ブラケット140の位置)を前後左右に変位させて、仮電柱Dとの位置関係を一致させることができる。
このようにして、一対の仮電柱支持具110を別々のアウトリガジャッキ8に取り付ける一方で、各仮電柱支持具110のアウトリガブラケット140を同じ1本の仮電柱Dの下部に位置合わせする。なお、一対の仮電柱支持具110は、その上下位置をずらした位置関係で、アウトリガジャッキ8と仮電柱Dとの間に跨ってそれぞれ係止されるため、仮電柱支持具110同士の干渉が未然に防止されている。
そして、上記のように仮電柱支持具110の先端を仮電柱Dに位置合わせした状態で、各仮電柱ブラケット140の半割体141を仮電柱Dの下部に両側から嵌め合わせて、各仮電柱ブラケット140を仮電柱Dの下部に係止させる。こうして仮電柱Dの下部が一対の仮電柱支持具110により支持されることになる。よって、仮電柱Dの上部が上部支持装置40により支持され、仮電柱Dの下部が下部支持装置100により支持されることで、このような上下の二点支持によって仮電柱Dを地面に対して直立姿勢で安定的に設置することができる。
なお、このように仮電柱Dを上下の支持装置40,100により垂直姿勢にて支持した状態においては、ブーム13を倒伏動させ、或いは、ウィンチ16によりワイヤ17を巻下げて、仮電柱Dを降下させることにより、該仮電柱Dの下端部を地面上に接地させ、この仮電柱Dに生じる鉛直荷重を地面で受けさせることができる。そのため、仮電柱Dが倒れようとする方向のモーメントのみを上下の支持装置40,100にて支承するだけで済むため、仮電柱支持具110に加わる負荷荷重を低減して、下部支持装置100を大型化することなく仮電柱Dを所定の設置位置で安定的に支持することができる。
続いて、上記のように上下の支持装置40,100により仮電柱Dを直立姿勢で支持した後、旧電柱に架設された電線を仮電柱Dに移設し、旧電柱を撤去して新電柱を建柱する
までの間、この仮電柱Dにより該電線を一時的に保持する。そして、新電柱が元穴に建てられた後、仮電柱Dに保持された電線を新電柱に移設することで、電柱の建替工事の主要作業が完了する。
以上、本実施形態に係る仮電柱支持装置によれば、車両の仕様変更や改造等を必要とすることなく既存の穴掘建柱車1に簡易な治具(仮電柱支持具110)を取り付けるだけで、仮電柱Dの下部を安定的に支持することができるため、電柱建替工事に要するコストや工数を大幅に低減することが可能となる。また、従来装置と比較して、構成部品の部品点数が圧倒的に少なくなるため、該部品の維持・管理が容易になるとともに、その運搬時間や組立設置時間を短縮することが可能となる。さらに、仮電柱支持具110を複数本のアウトリガジャッキ8のうちのいずれかに選択的且つ着脱可能に取り付ける構成であるため、仮電柱支持具110の可動範囲(ストローク)内であれば穴掘建柱車1の車両全周の広い範囲に亘り仮電柱Dを支持し得るとともに、仮電柱Dに対する穴掘建柱車1の車両の向きや、該車両位置と仮電柱Dの設置位置との相対的な位置関係上の制約を受けることなく、狭い工事現場などであっても仮電柱Dを確実に支持することが可能となる。また、穴掘建柱車1の車両重量(例えば6〜7トン)を利用して仮電柱Dを支持することができるため、従来装置と比較して仮電柱Dの支持安定性を向上させることが可能となる。
また、本実施形態の仮電柱支持装置では、仮電柱支持具110が軸方向に伸縮可能に構成されているため、穴掘建柱車1の車両位置と仮電柱Dの設置位置との相対的な位置関係に応じて、仮電柱支持具110を仮電柱Dの設置位置まで任意に伸ばすことができ、該仮電柱支持具110を仮電柱Dの設置位置に対して容易に位置決めすることが可能となる。
また、本実施形態の仮電柱支持装置では、仮電柱支持具110がアウトリガジャッキ8を中心に水平面内で旋回可能に構成されているため、穴掘建柱車1の車両位置と仮電柱Dの設置位置との相対的な位置関係に応じて、仮電柱支持具110を任意に旋回させることができ、該仮電柱支持具110を仮電柱Dの設置位置に対してより一層簡単に位置合わせすることが可能となる。
さらに、本実施形態の仮電柱支持装置では、仮電柱支持具110が軸方向に伸縮可能に構成されているため、穴掘建柱車1の車両位置と仮電柱Dの設置位置との相対的な位置関係に応じて、仮電柱支持具110を仮電柱Dの設置位置まで任意に伸ばすことで、該仮電柱支持具110を仮電柱Dの設置位置に対してより一層簡単に位置合わせすることが可能となる。
また、本実施形態の仮電柱支持装置では、二本の仮電柱支持具110を互いに異なるアウトリガジャッキ8に各々取り付けて同じ一本の仮電柱Dを支持する構成であるため、作業中における仮電柱Dの挙動を拘束して、仮電柱Dをその設置位置に確実に保持することができるようになり、その結果、電柱の建替工事を円滑に進めることが可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば適宜改良可能である。
上述の実施形態では、油圧シリンダ(支持シリンダ)を利用した仮電柱支持具を例示して説明したが、この構成に限定されるものではなく、例えば、互いに入れ子式に組み合わされた複数の筒形部材により軸方向に伸縮動可能に構成してもよい。なお、その場合には、仮電柱支持具の伸縮動を油圧を用いることなく作業者自らが手動により行うように構成してもよい。また、油圧シリンダのストローク違いなどにより、長尺用、中尺用、短尺用など、適用範囲の異なる複数種の仮電柱支持具を用意してもよい。
また、上述の実施形態では、各ブラケット130(140)の半割体131(141)をボルト・ナットにより締結しているが、この構成に限定されるものではなく、例えば、ワンタッチで着脱が可能なクランプ工具等を用いて半割体130(140)を締結してもよい。さらに、各半割体131(141)の内側に、半割式の軸受(半割メタルや分割型ベアリングなど)を取り付けて、各半割体131(141)に支持される回転係止カラー120や仮電柱Dの回転摺動性を高めてもよい。
また、上述の実施形態では、仮電柱支持具110をアウトリガジャッキ8のインナポスト8bに取り付けた構成を例示して説明したが、この構成に限定されるものではなく、例えば、アウトリガジャッキ8のアウタポスト8aやアウトリガビーム7に取り付けてもよい。
また、上述の実施形態では、仮電柱支持具110により仮電柱Dを支持した場合を例示して説明したが、この構成に限定されるものではなく、例えば、抜柱の対象の旧電柱や、建柱の対象の新電柱を仮電柱支持具110により支持して上下方向に案内するように構成してもよい。
また、上述の実施形態においては、本発明に係る作業車として、穴掘建柱車を例示して説明したが、これに限定されるものではなく、例えばクレーン車や高所作業車などの他の作業車であっても本発明を適用可能である。
1 穴掘建柱車(作業車)
4 車体
5 アウトリガ装置
8 アウトリガジャッキ(ジャッキ)
40 上部支持装置
100 下部支持装置
110 仮電柱支持具
120 回転係止カラー(第1支持部材)
130 アウトリガブラケット(第1支持部材)
140 仮電柱ブラケット(第2支持部材)
150 支持シリンダ
D 仮電柱(柱部材)

Claims (4)

  1. 走行可能な車両と、下方に伸長作動して前記車両を支持する複数のジャッキと、建替対象の電柱を撤去して新しい電柱を建柱する電柱建替工事において該電柱に架設される電線を一時的に保持するための柱部材を支持する支持具とを備えた作業車の支持装置であって、
    前記支持具は、所定の軸方向に延びて形成され、前記軸方向の一端が前記ジャッキに取り付けられ、前記軸方向の他端が前記柱部材に取り付けられて、前記柱部材を支持可能であり、
    前記支持具は、前記複数のジャッキのうちの何れかに選択的且つ着脱可能に取り付けられることを特徴とする作業車の支持装置。
  2. 前記支持具は、前記ジャッキに着脱可能に取り付けられる第1支持部材と、前記第1支持部材に対して前記軸方向に伸縮自在に設けられて前記柱部材を支持する第2支持部材とを備えて構成されることを特徴とする請求項1に記載の作業車の支持装置。
  3. 前記支持具は、前記ジャッキを中心に水平面内で旋回自在に取り付けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の作業車の支持装置。
  4. 前記柱部材を支持するための二つの前記支持具を備え、
    二つの前記支持具は、互いに異なる前記ジャッキに各々取り付けられて同じ1本の前記柱部材を支持することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の作業車の支持装置。
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