JP2017102536A - 情報処理システム、情報処理システムの制御方法、情報処理装置およびプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理システムの制御方法、情報処理装置およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】OSが有するフォントのメトリクス情報が変更された場合であっても、帳票のフォーム編集時のレイアウトを維持することが可能となる情報処理システムを提供する。
【解決手段】帳票のフォーム編集時に、当該帳票のフォーム情報に含まれるフォントのメトリクス情報をOSから取得する取得手段と、前記フォーム情報とともに前記メトリクス情報を保存する保存手段と、前記帳票のフォーム情報とフィールドデータとをオーバレイ出力することにより帳票ページを生成する生成手段と、を備え、前記生成手段は、帳票ページを生成する際に、前記保存されたメトリクス情報を用いて前記帳票のレイアウト構成を計算する。
【選択図】図12

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理システムの制御方法、情報処理装置およびプログラムに関する。
ペーパーレス化による業務の効率化や省資源化を目的に、紙媒体の情報を文書データに置き換える企業が増加している。例えば、社内で運用されている業務帳票もその対象となることが多く、特に基幹系システムが出力する帳票は大量のページ数を出力するため運用コストが莫大なものになることから、帳票の電子化が積極的に行われている。また、帳票の雛型となるフォーム情報に対して、フィールドデータをオーバレイ処理する(フォームに対してフィールドデータを流し込んで適用する)ことによって、PDF形式などの帳票文書データ(帳票イメージ)を作成する方法が提案されている。
帳票文書データは、文字列や表の罫線、ロゴ等の画像で構成されている。帳票文書データに含まれる文字列は、帳票生成プログラム(フォーム)が配置する位置を計算した上で描画することにより出力される。出力する文字列には、フォーム編集用のアプリケーションにおいてフォームを作成・編集する際に各種属性が指定できる。例えば、文字列を描画するためのフォント名やフォントスタイル、文字色や揃え位置等の属性が指定できる。
帳票生成プログラムは、文字位置を計算する際に、指定されたフォントの情報を使用する。使用する情報は、帳票生成プログラムにより様々であるが、例えば、取消線や下線を引く際の位置や、フォントに収録された各文字の最大幅を表す情報などである。例えば、文字の最大幅は、縦書き文字が複数行存在する場合に各行の間隔を計算するために帳票生成プログラムによって利用される。
フォントは、コンピュータ上で文字列を表現するための仕組みである。OS(オペレーティングシステム)によりフォントの実現方法は様々である。例えば、Windows(登録商標)にはTrueTypeフォントと呼ばれるフォントがある。コンピュータ上で文字を表現するため、TryeTypeフォントには、「グリフ」と呼ばれる文字の外形を表現するデータが含まれている。
グリフデータは、各々の文字に必要であり、例えば「あ」という文字のグリフと「い」という文字のグリフは異なるデータとしてそれぞれフォント内部に保持されている。また、フォントは、フォント全体に共通の情報として「メトリクス情報」を有する。前述した取消線や下線を引く際の位置、文字の最大幅等の情報は、メトリクス情報である。メトリクス情報は、フォントとしての属性を表現している。
従来、帳票生成プログラムは、文字位置を計算する際に利用するメトリクス情報を、OSにインストールされたフォントから取得していた。特許文献1は、フォントデータと、フォントデータの利用に関連する処理を内容とする複数のフォント処理関数とを記憶している文字列描画装置を開示している。
特開2001−255867号公報
しかしながら、OSのバージョンアップに伴いフォントがアップデートされた際に、メトリクス情報が変更される場合がある。同じフォントであっても、メトリクス情報が変更された場合には、文字位置計算に影響を及ぼすことになる。すなわち、OSがアップデートされてメトリクス情報が変更されると、従来の文字位置と異なる位置に文字が描画されてしまう。特許文献1では、メトリクス情報が変更された場合については考慮されていない。
本発明は、OSが有するフォントのメトリクス情報が変更された場合であっても、帳票のフォーム編集時のレイアウトを維持することが可能となる情報処理システムを提供することを目的とする。
本発明の一実施形態の情報処理システムは、帳票のフォーム編集時に、当該帳票のフォーム情報に含まれるフォントのメトリクス情報をOSから取得する取得手段と、前記フォーム情報とともに前記メトリクス情報を保存する保存手段と、前記帳票のフォーム情報とフィールドデータとをオーバレイ出力することにより帳票ページを生成する生成手段と、を備え、前記生成手段は、帳票ページを生成する際に、前記保存されたメトリクス情報を用いて前記帳票のレイアウト構成を計算する。
本発明の情報処理システムによれば、OSが有するフォントのメトリクス情報が変更された場合であっても、帳票のフォーム編集時のレイアウトを維持することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 一実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。 帳票生成サーバ上で動作するソフトウェアモジュールの構成例を示す図。 帳票生成サーバによるオーバレイ出力処理を説明する図である。 文字設定ダイアログの一例を示す図である。 クライアント装置のソフトウェアモジュールの構成例を示す図である。 フォーム情報ファイルの内部構成を示す図である。 オーバレイ出力処理を説明するフローチャートである。 埋込済みメトリクス情報リストの一例を示す図である。 埋込済みメトリクス情報リストの一例を示す図である。 フォーム情報ファイルの保存処理の一部を表したフローチャートである。 帳票ページのレイアウト処理を説明するフローチャートである。 文字列の配置位置を計算する処理を示す図である。 異なるメトリクス情報を用いて出力された帳票文書データを示す図である。 欧文帳票の帳票イメージの一部の例を示す図である。 異なるメトリクス情報を用いて出力された帳票文書データを示す図である。
まず、本発明の説明に先立ち、OSから取得されたメトリクス情報の違いが、帳票文書データの出力に及ぼす影響について説明する。図14は、同じフォントであってもメトリクス情報が異なる場合の帳票文書データの出力例を示す図である。出力イメージ1301は、OSがアップデートされる前のメトリクス情報を用いて出力された帳票イメージの一部であり、出力イメージ1303は、OSがアップデートされた後のメトリクス情報を用いて出力された帳票イメージの一部である。
アップデート前の出力イメージ1301では、罫線の中に縦書き文字列1302が収まっている。罫線の大きさは、フォーム編集用のアプリケーションでユーザが指定する。ユーザがフォーム編集用のアプリケーションにおいて縦書き文字列1302が収まるように罫線の大きさを操作し、フォームを編集した結果、出力イメージ1301が得られる。
しかし、OSのアップデータに伴いフォントがアップデートされ、文字の最大幅を示すメトリクス情報が大きくなった場合に、2行目の縦書き文字列位置が左に移動してしまう。その結果、出力イメージ1303のように、縦書き文字列1304が罫線の中に収まらなくなってしまう。このように、同じフォーム情報、すなわち同じフォントを利用していても、OSのアップデートにより出力結果が崩れてしまうことがある。
図16は、同じフォントであってもメトリクス情報が異なる場合の帳票文書データのその他の出力例を示す図である。図16に示す欧文帳票の場合には、OSがアップデートされる前の出力イメージ1501と比べて、OSがアップデートされた後の出力イメージ1503の文字列の取消線の位置1504が、下方に移動してしまう。本実施形態では、このように、OSのアップデート等に伴いフォントのメトリクス情報が変更された場合であっても、フォーム情報を作成した際のレイアウトを維持した帳票ページを作成することが可能となる。以下、本発明を実施するための形態について図面などを参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。
図1に示す情報処理システムは、帳票生成サーバ101とクライアント装置102を備える。帳票生成サーバ101は、本実施形態の情報処理装置である。帳票生成サーバ101は、オーバレイ出力処理を実行する。すなわち、帳票生成サーバ101は、テキストデータであるフィールドデータファイルと、所定のフォーム情報を含むフォーム情報ファイルとを重ね合わせて、帳票ページを生成する。そして、帳票生成サーバ101は、クライアント装置102からのリクエスト(要求)に応じて、仮想プリンタに指示して、帳票ページに対応する印刷データを電子ファイルとして生成する。
クライアント装置102は、帳票生成サーバ101に対するオーバレイ出力処理のリクエスト、およびプリンタ103に対する印刷リクエストを行う。また、ユーザは、クライアント装置102において画面操作によりフォーム情報ファイルの作成を行う。プリンタ103は、クライアント装置102からのリクエストに応じて帳票文書データを紙に印字する処理を行う。
これら帳票生成サーバ101、クライアント装置102、およびプリンタ103の各構成要素は、ネットワーク100を介して相互に通信可能に接続されている。ネットワークは、例えば、インターネット、LAN、WAN、電話回線、専用デジタル回線、ATMやフレームリレー回線、ケーブルテレビ回線、データ放送用無線回線等である。なお、ネットワーク100は、これらに限定されるものではなく、データの送受信が可能であればよく、また、これらの組み合わせにより実現されてもよい。また、各構成要素間のネットワーク100は、それぞれで異なっていてもよい。
図2は、図1の帳票生成サーバとクライアント装置を実現する情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。
図2に示す装置は、CPU(Central Processing Unit)201乃至I/F207を備える。CPU201は、内部バスで接続される各デバイス(後述のROM、RAM他)を直接或いは間接的に制御し、本発明を実現するためのプログラムを実行する。
ROM(Read Only Memory)202には、BIOS(Basic Input Output System)が記憶されている。RAM(Random Access Memory)203は、CPU201のワーク領域として利用されたり、本発明を実現するためのソフトウェアモジュールをロードするための一時記憶として利用されたりする。
HDD(Hard Disk Drive)204には、基本ソフトウェアであるOS(オペレーティングシステム)やソフトウェアモジュールが記憶されている。HDD204に代えてSSD(Solid State Drive)を設けるようにしてもよい。入力装置205は、ユーザの操作入力に応じた情報を入力する。入力装置205は、例えば、不図示のキーボードやポインティングデバイスなどである。出力装置206は、情報を出力する。出力装置206には、ディスプレイが接続される。I/F207は、ネットワーク100に接続するためのインタフェースである。
装置が起動後、CPU201によりBIOSが実行され、OSがHDD204からRAM203に実行可能にロードされる。CPU201は、OSの動作に従って各種ソフトウェアモジュールをHDD204からRAM203に随時、実行可能にロードする。各種ソフトウェアモジュールは、CPU201によって実行され動作する。また、I/F207は、OSの動作に従ってCPU201により制御され、外部装置との通信を実現している。
図3は、帳票生成サーバ上で動作するソフトウェアモジュールの構成例を示す図である。
各ソフトウェアモジュールは、図2に示したHDD204に記憶されており、CPU201によってRAM203にロードされ実行される。帳票生成サーバ101は、アクセス制御部301乃至帳票印刷部309を備える。アクセス制御部301は、クライアント装置102からのリクエストに応じてユーザ認証を行う。
ページ生成部302は、クライアント装置102にレスポンスを返すためのWebページを生成する。データアクセス部303は、各データベース(DB、記憶手段)305乃至308へのアクセス処理を行う。帳票生成部304は、データアクセス部303を介して、フォーム情報DB306からフォーム情報ファイルを読み出す。また、帳票生成部304は、データアクセス部303を介して、フィールドデータDB307からフィールドデータファイルを読み出す。
そして、帳票生成部304は、読み出したフォーム情報ファイルが示すフォーム情報401と、フィールドデータファイルが示すフィールドデータとを重ね合わせて、帳票ページを生成する。また、帳票生成部304は、仮想プリンタなどのソフトウェアを利用して、帳票ページの電子ファイルを生成する。帳票データDB305には、帳票データが格納される。
帳票データは、帳票名、所有者などの情報を示し、当該帳票がどのフォーム情報ファイルとフィールドデータファイルとから生成されたかを表す情報を有する。また、帳票データは、当該帳票のオーバレイ結果である帳票ページを示す情報を有する。フォーム情報DB306には、フォーム情報ファイルが格納される。フィールドデータDB307には、フィールドデータファイルが格納される。帳票ページDB308には、帳票生成部304によって生成された帳票ページファイルが格納される。帳票印刷部309は、クライアント装置102からのリクエストに応じて帳票ページを印刷可能なフォーマットに変換する。
図6は、クライアント装置上で動作するソフトウェアモジュールの構成例を示す図である。
各ソフトウェアモジュールは、図2に示したHDD204に記憶されており、CPU201によってRAM203にロードされ実行される。フォーム情報設計システム601は、フォーム情報ファイルを作成する。
ユーザは、フォーム情報設計システム601を用いてフォーム情報ファイルに罫線やテキスト、ロゴ、画像といったオブジェクトの配置を画面操作により行い、それらオブジェクトの属性を設定することによりフォーム情報ファイルを作成する。フォーム情報設計システム601は、UI表示部602乃至フォーム情報保存部604を備える。UI表示部602は、ユーザがフォーム情報ファイルを作成するためのユーザインタフェースを表示する。具体的なインタフェースの例については、図4を参照して後述する。
フォーム情報保持部603は、ユーザが配置した図形およびその属性等のフォーム情報をRAM203に保持する。また、フォーム情報保持部603は、ユーザインタフェースの操作によるフォーム情報の変更を検知し、保持しているフォーム情報へ反映する。フォーム情報保存部604は、フォーム情報保持部603がRAM203に保持しているフォーム情報を、フォーム情報ファイルとしてHDD204に保存する。
図4は、帳票生成サーバ101によるオーバレイ出力処理を説明する図である。
オーバレイ出力とは、原稿用紙形式の枠線などの情報を記録するフォーム情報とテキスト形式のデータ(フィールドデータ)を重ねあわせて印刷することである。オーバレイ出力の結果を紙ではなく、電子ファイルとして出力することも可能である。
フォーム情報は、クライアント装置102にインストールされたフォーム情報設計システム601を利用して作成される。フォーム情報は、フィールドデータに依存しない固定的な図形(フォーム図形408)と、受け取ったフィールドデータを指定した出力書式に従って表示する図形(フィールド図形409)から構成されている。フィールド図形を作成するには、予めフィールドデータを受け取るための項目(フィールド)を作成する必要がある。フィールドは、フォーム情報設計システム601にて表示された専用の画面から作成する。
フィールド図形が作成されると、作成元であるフィールドとの関連付けが内部的に行われる。表形式のフィールド図形(表図形)402の場合、フィールドデータをレコード単位に受け取る必要があるため、レコードフィールド403が作成される。他のフィールド図形のデータの演算結果からフィールドデータを生成する形式のフィールドは、計算列フィールドと定義する。
また、指定した集計方法で集計し、フィールドデータを生成する形式のフィールドは、集計フィールドと定義する。例えば、フィールド図形404の場合、どのフィールドとどのような集計方法が指定されているかを表す集計フィールド405が作成されている。帳票生成サーバ101は、フィールド図形が定義されたフォーム情報ファイルと、対応するフィールドデータファイルとを読み込む。そして、帳票生成サーバ101は、読み込んだフォーム情報ファイルとフィールドデータファイルとを重ね合わせることでオーバレイ出力処理を実行する。図4の407は、オーバレイ出力処理結果の例を示す。
図5は、フォーム図形およびフィールド図形の表示文字列に関する設定を行うユーザインタフェースの一例を示す図である。
図5では、ユーザインタフェースの一例として文字設定ダイアログ501を示す。文字設定ダイアログ501は、フォーム情報設計システム601のUI表示部602により表示される。フォント名指定502にて、各図形で表示する文字列のフォント名が選択される。帳票ページを作成する際には、フォント名指定502で指定したフォント名に合致するフォントがOSにより選択され、文字列が描画される。
フォントスタイル指定503にて、使用するフォントスタイルが選択される。フォントサイズ指定504にて、使用するフォントのサイズが選択される。文字色指定505にて、各図形で表示する文字列の色が選択される。下線指定506にて、文字列に下線を引くか否か、および下線の種類が選択される。例えば、下線の種類として「実線」「点線」「一点鎖線」「二点鎖線」等の種類が選択できる。取り消し線指定507にて、文字列に取り消し線を引くか否か、および取り消し線の種類が選択される。例えば、取り消し線の種類として「実線」「点線」「一点鎖線」「二点鎖線」等の種類が選択できる。
図7は、フォーム情報設計システム601が備えるフォーム情報保存部604が保存するフォーム情報ファイルの内部構成を示す図である。
フォーム情報ファイル701は、フォーム図形リスト702、フィールド図形リスト709、および埋込済みメトリクス情報リスト713から構成される。フォーム図形リスト702は、フォーム情報ファイルに定義された全てのフォーム図形のリストである。
図7に示す例では、フォーム図形A703とフォーム図形B706が定義されている。フォーム図形A703およびフォーム図形B706は、それぞれのフォーム図形の属性を保持する。使用フォント情報704および707は、それぞれのフォーム図形の文字列を描画する際に使用するフォントに関する情報を保持する。例えば、フォーム図形A703
の使用フォントは、「フォントA」であり、フォントスタイルは、「標準」である。文字色情報705および708は、それぞれのフォーム図形の文字列の描画色を保持する。例えば、フォーム図形B706の文字色は、「赤」である。
フィールド図形リスト709は、フォーム情報ファイルに定義された全てのフィールド図形のリストである。図7に示す例では、フィールド図形A710が定義されている。フィールド図形A710は、フィールド図形の属性を保持する。フォーム図形の場合と同様に、使用フォント情報711や文字色情報712等の構成要素を有する。埋込済みメトリクス情報リスト713は、フォーム情報ファイルに定義されたフォーム図形およびフィールド図形で指定されているフォントのメトリクス情報のリストである。
図9および図10は、埋込済みメトリクス情報リストの一例を示す図である。
埋込済みメトリクス情報リスト713は、後述する図11のフローチャートの処理によりフォーム情報ファイルに保存される。埋込済みメトリクス情報リスト713には、フォーム情報ファイルで定義されたフォーム図形およびフィールド図形で指定されている各フォントのメトリクス情報が、フォント名およびフォントスタイルごとに分類されて保存されている。
図9および図10に示す例では、フォント名が「フォントA」901および「フォントB」909であるフォントのメトリクス情報が定義されている。また、図に示すように「フォントA」901は、各フォントスタイル(902、906、907、908)ごとにメトリクス情報を保存している。それぞれのメトリクス情報は、例えば903のように、属性と属性値とが区別できるように構成されている。
図9に示す例では、埋込済みメトリクス情報リスト713は、XML(Extensible Markup Language)形式で表現されている。903のように、XMLのタグ名が属性名を、タグ内の要素の値が属性値を表している。なお、本実施形態では、XML形式で表現しているが、属性と属性値とが区別できればよく、例えば、フォーム情報設計システム601固有のバイナリ形式であってもよい。
また、メトリクス情報の種類としては、フォーム情報ファイルに定義されたフォーム図形およびフィールド図形の文字列を描画する際に行うレイアウト構成の計算処理で使用するものが全て保存される。例えば、フォントに定義された全グリフの最大文字幅を示す属性「tmMaxCharWidth」(最大文字幅属性904)や、取り消し線の位置を示す属性「otmsStrikeoutPosition」(取り消し線位置属性905)などがある。
図11は、フォーム情報設計システムが備えるフォーム情報保存部604が実行するフォーム情報ファイルの保存処理の一部を表したフローチャートである。
この処理は、フォーム情報設計システム601が備えるUI表示部602が表示したユーザインタフェースを用いて、ユーザがフォーム情報ファイルの保存を指示した際に実行される。ここでは、既にユーザが画面操作により各フォーム図形やフィールド図形の配置および属性設定を実施し、それらのフォーム情報が、フォーム情報保持部603によりRAM203に保持されている状態を前提とする。
ステップS1001において、フォーム情報保存部604は、RAM203に保持されたフォーム情報から、埋込済みメトリクス情報リストを取得する。フォーム情報ファイルが新規に作成された際は、フォーム情報に埋込済みメトリクス情報リストは含まれていないため、その場合の取得結果は空となる。ステップS1002において、フォーム情報保存部604は、取得したフォーム情報から、フォーム図形およびフィールド図形で使用されているフォントのリスト(使用フォントリスト)を取得する。
ここで、RAM203に保持されているフォーム情報は、図7で示したフォーム情報ファイル701と同等の構成で保持されている。フォーム情報保存部604は、フォーム図形リスト702およびフィールド図形リスト709に含まれている全てのフォーム図形およびフィールド図形の構成要素を確認し、そこで指定されているフォントをリストに列挙する。その際、フォント名とフォントスタイルとが同一である場合は、同じフォントを指定したとみなし、フォント名とフォントスタイルとを重複して保持しないようにする。
フォント名が同じであってもフォントスタイルが異なる場合には、別のフォントとしてリストに列挙する。また、フォントサイズは、ステップS1002の処理では意識されない。フォーム情報保存部604は、ステップS1002で取得した使用フォントリストをRAM203に保持する。ステップS1003において、フォーム情報保存部604は、ステップS1002にて取得した使用フォントリストから1つずつフォントを取り出し、取り出したフォント毎に後続のステップS1004〜S1006の処理を行う。
ステップS1004において、フォーム情報保存部604は、ステップS1003で取り出した使用フォントのフォント名およびフォントスタイルに合致するフォントが、埋込済みメトリクス情報リスト713に存在するか否かを判断する。埋込済みメトリクス情報リスト713には、メトリクス情報が、フォント名およびフォントスタイルごとに保持されている。フォーム情報保存部604は、フォント名およびフォントスタイルを表現するタグを検索することで、合致するフォントが存在するか否かを判定する。
ステップS1004において、埋込済みメトリクス情報リスト713に合致するフォントが存在すると判断された場合には、ステップS1007の処理に進む。一方、ステップS1004において、埋込済みメトリクス情報リスト713に合致するフォントが存在しないと判断された場合には、ステップS1005の処理に進む。ステップS1005において、フォーム情報保存部604は、クライアント装置102上のOSからステップS1003で取り出した使用フォントのメトリクス情報を取得する。
Windows(登録商標)にインストールされているTruTypeフォントからフォントのメトリクス情報を取得するためには、Windows(登録商標)が提供するAPI(Application Programming Interface)を使用する。APIにフォント名を指定することで各フォントの最大文字幅属性904や取り消し線位置属性905などの値を取得する事ができる。
ステップS1006において、フォーム情報保存部604は、ステップS1003で取り出した使用フォントのフォント名およびフォントスタイルと、ステップS1005で取得したメトリクス情報とを、埋込済みメトリクス情報リスト713の形式に整形する。そして、整形したそれらの情報を、RAM203に保持されている埋込済みメトリクス情報リスト713へ追加する。ステップS1007において、フォーム情報保存部604は、埋込済みメトリクス情報リスト713に含まれるフォント毎に後続のステップS1008およびステップS1009の処理を行う。
ステップS1008において、フォーム情報保存部604は、埋込済みメトリクス情報リスト713に含まれるフォントが、ステップS1002でRAM203に保持されたフォーム情報から取得した使用フォントリストに含まれているか否かを判断する。ステップS1002で保持した使用フォントリストは、フォント名およびフォントスタイルを区別して保持している。埋込済みメトリクス情報リスト713に存在するフォントのフォント名およびフォントスタイルを、使用フォントリストに存在するフォント名およびフォントスタイルと比較し、合致するものがあれば使用フォントリストに含まれていると判断する。
ステップS1008において、埋込済みメトリクス情報リスト713に含まれるフォントが使用フォントリストに存在すると判断された場合には、ステップS1010の処理に進む。一方、ステップS1008において、埋込済みメトリクス情報リスト713に含まれるフォントが使用フォントリストに存在しないと判断された場合には、ステップS1009の処理に進む。ステップS1009において、フォーム情報保存部604は、ステップS1008で判断したフォントについての情報を、埋込済みメトリクス情報リスト713から削除する。
これにより、フォーム情報で使用されていないフォントのメトリクス情報が削除される。フォーム情報(フォーム情報ファイル)は、繰り返し編集されることが想定される。再編集によりフォーム図形およびフィールド図形の増減が発生した場合に、使用されているフォントの増減が発生しうるが、ステップS1009の処理を行うことにより不要なメトリクス情報をフォーム情報ファイルから削除できる。
ステップS1010において、フォーム情報保存部604は、RAM203に保持され、ステップS1006およびステップS1009で変更された埋込済みメトリクス情報リスト713をフォーム情報ファイルに追加し、フォーム情報DB306に保存する。以上の処理により、フォーム情報ファイルに定義されたフォーム図形およびフィールド図形で使用されている全てのフォントのメトリクス情報が、埋込済みメトリクス情報リスト713としてフォーム情報ファイルに保存される。
図8は、帳票生成サーバが実行するオーバレイ出力処理を説明するフローチャートである。
ステップS801において、帳票生成部304は、HDD204に保存されたフォーム情報ファイルから、描画対象の図形(フィールドデータと関連付いていないフォーム図形およびフィールドデータと関連付いているフィールド図形)の情報を取得する。
取得する情報は、ユーザが文字設定ダイアログ501で指定した各図形のフォント名、フォントスタイル、フォントサイズ等である。レイアウト構成の計算および描画に必要な情報は、全てフォーム情報ファイルに格納されており、ステップS801の処理により必要な情報は全て取得される。ステップS802において、帳票生成部304は、フォーム情報ファイルおよびフィールドデータファイルを使用して出力する帳票ページのレイアウト構成を計算する。レイアウト構成を計算する処理の詳細については、図11を参照して説明する。
ステップS803において、帳票生成部304は、ステップS802で得られたレイアウト構成に従い、各図形の描画処理を行う。ステップS804において、帳票生成部304は、全ての図形の描画命令が完了したか否かを判断する。ステップS804において、全ての描画命令が完了していないと判断された場合は、処理はステップS801に戻り、帳票生成部304は、次の描画命令を行う。
一方、ステップS804において、全ての図形の描画命令が完了したと判断された場合には、帳票生成部304は、ステップS805の処理を行う。ステップS805において、帳票生成部304は、描画処理の結果であるPDL情報(プリンタに対して描画を指示するためのページ記述言語)を利用して、仮想プリンタを介してPDF形式の帳票ページを生成する。
図12は、帳票生成サーバが備える帳票生成部が実行する、帳票ページのレイアウト処理を説明するフローチャートである。
ステップS1101において、帳票生成部304は、フォーム情報ファイル701から埋込済みメトリクス情報リスト713を取得する。取得した埋込済みメトリクス情報リスト713は、RAM203に保持する。
次に、帳票生成部304は、ステップS1102からステップS1112の処理により、フォーム情報ファイルに定義されたフォーム図形およびフィールド図形ごとのレイアウト処理を行う。ステップS1103において、帳票生成部304は、処理対象の図形のフォント情報を取得する。具体的には、処理対象の図形がフォーム図形であれば、フォーム情報ファイル701のフォーム図形リスト702から処理対象の図形を検索し、ヒットした図形の使用フォント情報(704または707)からフォント名およびフォントスタイルを取得する。
また、処理対象の図形がフィールド図形であれば、フォーム情報ファイル701のフィールド図形リスト709から処理対象の図形を検索し、ヒットした図形の使用フォント情報711からフォント名およびフォントスタイルを取得する。ステップS1104において、帳票生成部304は、ステップS1103で取得したフォント名およびフォントスタイルに合致するフォントのフォントキャッシュオブジェクトがRAM203に存在するか否かを判断する。
フォントキャッシュオブジェクトは、以下の理由により処理の効率化のために用いられる。すなわち、フォーム情報ファイルは、図7に示したように、図形ごとにフォント名およびフォントスタイルを保存しており、1つのフォーム情報ファイルにおいて、同一のフォント名およびフォントスタイルが指定されうる。このため、複数の図形で同じフォント名およびフォントスタイルの場合がありうる。
同じフォント名およびフォントスタイルの場合には、フォントのメトリクス情報は同じため、後述するOSからのメトリクス情報(システム・メトリクス情報)の取得処理を同じフォントおよびフォントスタイルに対して繰り返し行うのは無駄である。これを回避するためにフォントキャッシュオブジェクトを用いて、後述するステップS1109でRAM203に保持されたフォントのメトリクス情報を保持する。なお、処理の効率化のためにフォントキャッシュオブジェクトを用いているため、本実施形態でフォントキャッシュオブジェクトは必須ではない。
ステップS1104において、合致するフォントのフォントキャッシュオブジェクトが存在すると判断された場合には、処理はS1110に進む。一方、ステップS1104において、合致するフォントのフォントキャッシュオブジェクトが存在しないと判断された場合には、処理はステップS1105に進む。ステップS1105において、帳票生成部304は、帳票生成サーバ101上のOSからステップS1103で取得した使用フォントのメトリクス情報(システム・メトリクス情報)を取得する。具体的な取得方法は、ステップS1005の処理と同様である。
ステップS1106において、帳票生成部304は、ステップS1103で取得したフォント名およびフォントスタイルに合致するフォントが、ステップS1101で取得した埋込済みメトリクス情報リスト713に存在するか否かを判断する。フォント名およびフォントスタイルが合致するフォントが存在すると判断する。具体的な判定方法についてはステップS1004の処理と同様である。
ステップS1106において、埋込済みメトリクス情報リスト713に合致するフォントが存在すると判断された場合には、ステップS1107の処理に進む。ステップS1106において、埋込済みメトリクス情報リスト713に合致するフォントが存在しないと判断された場合には、ステップS1109の処理に進む。ステップS1107において、帳票生成部304は、埋込済みメトリクス情報リスト713から、合致したフォントのメトリクス情報を取得する。
例えば、フォント名が「フォントA」およびフォントスタイルが「標準」のフォントが、処理対象の図形の使用フォントであった場合に取得されるメトリクス情報は以下である。すなわち、「tmHeight」(ベースラインからの高さ情報903)、最大文字幅属性904、および取り消し線位置属性905など、全てのメトリクス情報の値が取得される。ステップS1108において、帳票生成部304は、ステップS1105で取得したシステム・メトリクス情報に、ステップS1107で埋込済みメトリクス情報リスト713から取得したメトリクス情報を上書きする。
埋込済みメトリクス情報リスト713のメトリクス情報には、システム・メトリクス情報が有する属性のうち、一部の属性が定義されている。従って、ステップS1108の処理により、システム・メトリクス情報の一部の属性値が、埋込済みメトリクス情報リスト713の属性値により上書きされる。ステップS1109において、帳票生成部304は、フォントキャッシュオブジェクトを作成し、当該オブジェクトにシステム・メトリクス情報の全ての属性を設定する。フォントキャッシュオブジェクトに設定されたメトリクス情報は、後述する文字列の配置位置計算処理に使用される。
ステップS1110において、帳票生成部304は、フォントキャッシュオブジェクトから全てのメトリクス情報を取得する。ステップS1111において、帳票生成部304は、ユーザが文字設定ダイアログ501で属性として指定したフォーム図形またはフィールド図形のフォントサイズに合致するようにステップS1110で取得した各メトリクス情報の値を補正する。
具体的には、フォントサイズは、フォーム図形(703または706)またはフィールド図形A710の不図示の設定情報として、フォーム情報ファイル701に保存されている。補正処理は、フォントサイズ(フォントの高さ指定)と、メトリクス情報の「tmHeight」(ベースラインからの高さ情報903)とで比率計算を行う。
例えば、フォント名が「フォントA」およびフォントスタイルが「標準」のフォントのフォントサイズ(フォントの高さ指定)が「10pt」だった場合には、最大文字幅属性904の値は、次のように算出される(1ptは0.35mmとする)。
3.5 × 4525 ÷ 3072
さらに、算出された値はmm単位のため、帳票生成部304は、OSが提供するテキスト描画のためのAPIで指定可能な単位に変換する。ステップS1112において、帳票生成部304は、ステップS1111で補正済みのメトリクス情報を用いて処理対象の図形において描画する文字列の各文字の配置位置を計算する。
図13は、文字列の配置位置を計算する処理を示す図である。
図13では、文字1205から、縦書きで2行の文字列が配置されている(この2行が1つのフィールド図形に描画されている)。1行目の最初の文字1205は、フォーム情報ファイルに含まれるフィールド図形の配置位置の情報から、余白や揃え設定に応じて相対的に決定される。文字1205から始まる各文字のグリフは、各行の中心線1202および中心線1203に揃えられる。
帳票生成部304は、ステップS1111で補正済みのメトリクス情報を使用して、2行目の中心線1203の配置位置を決定する。この場合、メトリクス情報のうち、最大文字幅属性904が使用される。例えば、1行目の中心線1202のX座標が100の場合、当該X座標に最大文字幅属性904の属性値を加えたものが、2行目の中心線1203のX座標となる。
以上のように、フォーム情報ファイルに保存されたメトリクス情報(本実施形態では最大文字幅属性904の値)を使用して文字位置を計算することにより、OSに搭載されたフォントのバージョンに依存せず、同等に文字位置を求めることができる。すなわち、OSが有するフォントのメトリクス情報が変更された場合であっても、帳票のフォーム編集時のレイアウトを維持することが可能となる。
(第2実施形態)
本実施形態では、欧文帳票において本発明を適用する例を示す。
図15は、欧文帳票の帳票イメージの一部の例を示す図である。帳票イメージ1401には、欧文で数行の文字列が描画されている。そのうち、2行目および3行目には取消線が引かれている。取消線の位置は、フォントのメトリクス情報に含まれている。グリフ1402に対して、どの位置に取消線を引けばよいかがメトリクス情報の「フォント位置」により示される。帳票生成部304は、フォーム情報ファイルに保存されたメトリクス情報のうち、取消線の位置情報を利用して取消線を引く(描画する)。これにより、OSがアップデートされた場合であっても同じ位置に取消線を引くことができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
101 帳票生成サーバ
304 帳票生成部
306 フォーム情報ファイル
102 クライアント装置
601 フォーム情報設計システム

Claims (8)

  1. 帳票のフォーム編集時に、当該帳票のフォーム情報に含まれるフォントのメトリクス情報をOSから取得する取得手段と、
    前記フォーム情報とともに前記メトリクス情報を保存する保存手段と、
    前記帳票のフォーム情報とフィールドデータとをオーバレイ出力することにより帳票ページを生成する生成手段と、を備え、
    前記生成手段は、帳票ページを生成する際に、前記保存されたメトリクス情報を用いて前記帳票のレイアウト構成を計算する、ことを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記保存手段は、既に保存されているメトリクス情報のうち使用されていないフォントに関するメトリクス情報を削除する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記取得手段は、前記帳票のフォーム情報に含まれるフォントのフォント名及びフォントスタイルごとにメトリクス情報を取得し、
    前記保存手段は、前記フォント名及びフォントスタイルごとのメトリクス情報を保存する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 前記レイアウト構成は、少なくとも帳票ページに含まれる文字の配置、当該文字の取り消し線の配置、当該文字の下線の配置、および文字列の各行の間隔を含む、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  5. 前記生成手段は、
    前記帳票ページを生成する際に、前記帳票のフォーム情報に含まれるフォントのメトリクス情報をOSから取得し、当該OSから取得したメトリクス情報を前記保存手段が保存したメトリクス情報で上書きしたものをキャッシュしておき、
    同じフォント名およびフォントスタイルのメトリクス情報が既にキャッシュされていた場合には、前記OSからメトリクス情報を取得しない、ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  6. 帳票のフォーム編集時に、当該帳票のフォーム情報に含まれるフォントのメトリクス情報をOSから取得する取得工程と、
    前記フォーム情報とともに前記メトリクス情報を保存する保存工程と、
    前記帳票のフォーム情報とフィールドデータとをオーバレイ出力することにより帳票ページを生成する生成工程と、を有し、
    前記生成工程において帳票ページを生成する際に、前記保存されたメトリクス情報を用いて前記帳票のレイアウト構成を計算する、ことを特徴とする情報処理システムの制御方法。
  7. 帳票のフォーム編集時に、当該帳票のフォーム情報に含まれるフォントのメトリクス情報をOSから取得する取得手段と、
    前記フォーム情報とともに前記メトリクス情報を記憶手段に保存する保存手段と、を備え、
    サーバ装置は、前記帳票のフォーム情報とフィールドデータとをオーバレイ出力することにより帳票ページを生成する際に、前記記憶手段に保存されたメトリクス情報を用いて前記帳票のレイアウト構成を計算する、ことを特徴とする情報処理装置。
  8. 請求項7に記載の情報処理装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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