JP2017095959A - 点検用ロボット及び構造物の点検方法 - Google Patents

点検用ロボット及び構造物の点検方法 Download PDF

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Abstract

【課題】点検作業に要する時間を短縮する。【解決手段】点検用ロボット1は、各基準点A,B,C,Dのそれぞれに一端が取り付けられる複数のワイヤアーム6と、複数のワイヤアーム6の他端を保持する本体部4と、を備える。本体部4は、各基準点A,B,C,Dから本体部4までのワイヤアーム6の長さを変更するリール装置8と、各基準点A,B,C,Dから本体部4までのワイヤアーム6の長さの情報を取得するアーム制御部11aと、ワイヤアーム6の長さを利用して、橋梁100に対して平行な二次元平面における本体部4の位置情報を得る位置情報取得部11cと、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、構造物を点検する点検用ロボット及び構造物の点検方法に関する。
橋梁といった構造物は、定期的な点検作業がなされる。この点検作業には、例えば、構造物の表面を観察してひび割れ等の有無を確認する作業がある。構造物において点検の対象となる部分は、橋梁の路面のように容易に視認できる箇所の他に、橋梁の下面のように直接の視認が困難である箇所も含む。このような直接の視認が困難である箇所を点検する装置として、例えば、特許文献1に記載された橋梁設備点検装置が知られている。この装置は、橋梁の路面上を走行可能な台車を備える。台車には橋梁の下面まで延在するアームが取り付けられる。アームの先端には、橋梁の下面を点検するカメラが配置される。
特開2005−90072号公報
特許文献1に記載された点検装置では、橋梁上に台車を配置する必要があるので、この台車が橋梁を利用する人や車両の通行を妨げる虞がある。そのため、点検作業に要する時間の短縮化が望まれている。一方、構造物の点検では、ひび割れなどの損傷の有無に関する情報を得る作業の他に、それら損傷が発生している位置に関する情報を得る作業が発生することもある。特に、直接の視認が困難である箇所の点検においては、点検位置の情報を得ることが重要である。
そこで、当該技術分野においては、点検に要する作業を効率よく行うことにより、点検作業に要する時間の短縮化が可能な点検装置及び構造物の点検方法が望まれていた。
本発明の一形態は、構造物に設けられた複数の基準点に取り付けられて、構造物を点検する点検用ロボットであって、基準点のそれぞれに一端が取り付けられる複数の綱状アームと、綱状アームの他端を保持する本体部と、を備え、本体部は、基準点から本体部までの綱状アームの長さを変更する長さ調整部と、基準点から本体部までの綱状アームの長さの情報を取得する長さ情報取得部と、綱状アームの長さを利用して、構造物の点検対象面に対して平行な二次元平面における本体部の位置情報を得る位置情報取得部と、を有する。
この点検用ロボットでは、綱状アームの一端が構造物に設けられた複数の基準点に対して取り付けられる。この綱状アームは、長さ調整部によって本体部から基準点までの長さが変更される。そうすると、複数の綱状アームの長さを調整することにより、基準点同士を結ぶ仮想的な直線によって囲まれる領域内の任意の位置に本体部を移動させることが可能になる。従って、本体部を移動させつつ点検対象面を点検することができる。そして、点検用ロボットでは、位置情報取得部によって、綱状アームの長さを利用して本体部の位置を得る。そうすると、本体部を点検領域内の任意の位置に移動させながら点検対象面の点検をさせ、且つ、その時の本体部の位置情報を得ることが可能である。従って、構造物の点検作業と点検作業を行っている箇所の位置情報の取得作業とを効率よく行えるので、点検作業に要する時間を短縮することができる。
基準点の数は、4個であり、綱状アームの数は、4本であってもよい。この構成によれば、本体部の移動可能な範囲が基準点を頂点とした矩形状の領域となる。従って、点検領域を拡大することができる。
長さ調整部は、綱状アームの他端が固定されて、綱状アームの巻取り及び巻出しが可能なリール装置を含んでもよい。この構成によれば、綱状アームの長さを容易に調整することができる。また、リール装置の回転角度情報を利用して、綱状アームの長さを得ることができる。
位置情報取得部は、綱状アームの長さを利用して、本体部から構造物までの距離を得てもよい。本体部を支持するアームは綱状であるので、綱状アームに鉛直下向きのたわみが生じる。そうすると、本体部は、各基準点と同一の平面内に配置されず、各基準点よりも下方に位置することがあり得る。この構成によれば、本体部から構造物までの距離が得られるので、鉛直下向き方向に沿った本体部の位置を補正することが可能になる。従って、点検時に要する位置情報の精度を高めることができる。
本体部は、点検対象面を撮像するカメラをさらに有してもよい。この構成によれば、点検対象面の表面状態が撮像された画像情報を得ることができる。
本発明の別の形態は、構造物に設けられた複数の基準点に取り付けられて、構造物を点検する点検用ロボットによる構造物の点検方法であって、点検用ロボットは、基準点のそれぞれに一端が取り付けられる複数の綱状アームと、綱状アームの他端を保持する本体部と、を備え、本体部は、基準点から本体部までの綱状アームの長さを変更する長さ調整部と、基準点から本体部までの綱状アームの長さの情報を取得する長さ情報取得部と、綱状アームの長さを利用して、構造物の点検対象面に対して平行な二次元平面における本体部の位置情報を得る位置情報取得部と、を有し、綱状アームを基準点に取り付ける工程と、綱状アームの長さを利用して、基準点の座標情報を得る工程と、綱状アームの長さを利用して本体部の位置情報を取得しながら、検査対象面を検査する工程と、を有する。
この方法によれば、本体部を点検領域内の任意の位置に移動させながら点検対象面の点検をさせ、且つ、その時の本体部の位置情報を得ることが可能である。従って、構造物の点検作業と点検作業を行っている箇所の位置情報の取得作業とを効率よく行えるので、点検作業に要する時間を短縮することができる。
本発明によれば、点検に要する作業を効率よく行うことが可能になるので、点検作業に要する時間を短縮化できる。
本発明の一形態に係る点検用ロボットを橋梁に取り付けた様子を示す斜視図である。 図1に示された点検用ロボットの機能ブロック図である。 点検用ロボットと基準点との位置関係を模式的に示す図である。 基準点の座標情報を取得する手法を説明するための模式図である。 点検用ロボットの位置情報を取得する手法を説明するための模式図である。 点検用ロボットを利用した点検方法の主要な工程を示すフロー図である。 図1に示された点検用ロボットを利用した点検方法の主要な工程を示す図である。 図1に示された点検用ロボットを利用した点検方法の主要な工程において、図7に示された工程に続く工程を示す図である。 変形例に係る位置情報取得部の動作を説明するための図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明を実施するための形態を詳細に説明する。図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1に示されるように、点検用ロボット1は、橋梁100といった構造物の外観点検に利用される。点検時において、橋梁100の下部には、4本のワイヤロープ2が架け渡され、ワイヤロープ2のそれぞれが基準点A,B,C,Dを形成する。点検用ロボット1は、ワイヤロープ2に吊り下げられる。点検用ロボット1は、本体部4と、複数のワイヤアーム(複数の綱状アーム)6と、を有する。点検用ロボット1は、4本のワイヤアーム6の長さを調整することにより、基準点A,B,C,Dに囲まれた点検対象面F内の任意の位置に移動する。
複数のワイヤアーム6は、本体部4とワイヤロープ2とを連結する。複数のワイヤアーム6は、第1のワイヤアーム6A、第2のワイヤアーム6B、第3のワイヤアーム6C、及び第4のワイヤアーム6D、を含む。複数のワイヤアーム6のそれぞれは、本体部4を吊り下げ可能な強度を有する。複数のワイヤアーム6は、それぞれの一端に設けられた連結部7を有する。連結部7は、複数のワイヤアーム6の一端を、ワイヤロープ2に対して着脱可能に連結する。ワイヤアーム6の他端は、本体部4に保持される。ワイヤアーム6は、本体部4によって巻取り及び巻き出されることにより、基準点A,B,C,Dと本体部4との間の長さが変更される。複数のワイヤアーム6は、それぞれ独立して長さを変更可能である。また、本体部4において巻き取られている部分も含めたワイヤアーム6の全長は、一の基準点A,B,C,Dから、本体部4を挟んで点対称の位置にある別の基準点A,B,C,Dまでの距離よりも長い。
図2に示されるように、本体部4は、4個のリール装置(長さ調整部)8と、カメラ9と、制御装置11とを有する。これらリール装置8、カメラ9、及び制御装置11は、円盤状を有するケースに収容される。また、本体部4は、点検作業や点検作業に付随して行われる種々の作業に対応するための装置を備えていてもよい。
リール装置8は、基準点A,B,C,Dから本体部4までのワイヤアーム6の長さを調整する。リール装置8は、ケースの中心軸線を中心とした仮想円上に等間隔で配置される。具体的には、リール装置8同士の間隔は、90°である。このようなリール装置8の配置によれば、ワイヤアーム6の張力が本体部4の中心軸線に対して点対称に作用する。従って、リール装置8を駆動したときに、本体部4に対して鉛直方向周りの不要なトルクが発生することを抑制できるので、本体部4の移動時における本体部4の姿勢を安定化させることができる。
リール装置8は、巻取り部8aと、モータ8bと、角度センサ8cと、を有する。円筒状を呈する巻取り部8aは、ワイヤアーム6の端部が固定される。巻取り部8aは、モータ8bによって回転トルクが付与される。巻取り部8aを一方に回転させると、ワイヤアーム6が巻き取られてワイヤアーム6の長さが短くなる。巻取り部8aを逆方向に回転させると、ワイヤアーム6が巻き出されてワイヤアーム6の長さが長くなる。巻取り部8aは、その回転軸線が鉛直方向に対して直交となるように配置される。角度センサ8cは、巻取り部8aの回転角度の情報を取得し、この情報を制御装置11に出力する。
カメラ9は、本体部4において橋梁100と対面する側に配置される。カメラ9は、静止画像及び動画像を得る。カメラ9の撮像範囲は、点検対象面Fよりも小さい。従って、本体部4を移動させつつ、カメラ9によって複数枚の画像情報を取得することにより、点検対象面Fの全体の画像情報を得る。カメラ9によって取得された静止画像及び動画像の画像情報は、制御装置11に出力される。なお、カメラ9は、そのレンズ光軸の方向が可変であってもよい。カメラ9におけるレンズ光軸の可変範囲は、光軸が点検対象面Fと直交する状態を基準として、90度までの任意の角度に設定可能とされていてもよい。この構成によれば、カメラ9の撮像範囲を拡大することができる。
制御装置11は、アーム制御部(長さ情報取得部)11aと、座標情報取得部11bと、位置情報取得部11cと、情報保存部11dと、を有する。アーム制御部11aは、リール装置8の角度センサ8cの情報を利用してワイヤアーム6の長さを得る。また、アーム制御部11aは、所望の位置に本体部4を移動させるためのワイヤアーム6の長さを算出して、リール装置8のモータ8bを駆動する。座標情報取得部11bは、ワイヤアーム6の長さを利用して、各基準点A,B,C,Dの座標情報を取得する。位置情報取得部11cは、ワイヤアーム6の長さを利用して二次元的な本体部4の位置情報を算出する。情報保存部11dは、位置情報とカメラ9から出力された画像情報とを関連付けて保存する。
アーム制御部11aは、角度センサ8cの情報を利用して、ワイヤアーム6の長さを算出する。図3に示されるように、点Eを本体部4の代表位置を示す点であるとすると、ワイヤアーム6の長さとは、基準点A,B,C,Dから代表位置(点E)までの長さである。従って、それぞれのワイヤアーム6における長さとは、次のように定義される。
第1のワイヤアーム6Aの長さ(すなわち、点Eから基準点Aまでの距離):L
第2のワイヤアーム6Bの長さ(すなわち、点Eから基準点Bまでの距離):L
第3のワイヤアーム6Cの長さ(すなわち、点Eから基準点Cまでの距離):L
第4のワイヤアーム6Dの長さ(すなわち、点Eから基準点Dまでの距離):L
座標情報取得部11bは、アーム制御部11aからワイヤアーム6の長さL,L,L,Lに関する情報が入力される。座標情報取得部11bは、ワイヤアーム6の長さL,L,L,Lに関する情報を利用して基準点A,B,C,Dの座標情報を取得する。座標情報取得部11bは、基準点A,B,C,Dのいずれか一つを原点とし、その原点を基準とした直交座標系を設定する。そして当該座標系における他の基準点の座標情報を得る。座標情報取得部11bの動作について説明する。ここで各基準点A,B,C,Dの座標を以下のように定義する。なお、以下の説明では、基準点Aの座標を原点とし、基準点Aと基準点Dとを結ぶ直線をX軸とする。
基準点A(x,y)=(0,0)
基準点B(x,y
基準点C(x,y
基準点D(x,y)=(x,0)
また、基準点間の距離を以下のように定義する。
基準点Aから基準点Bまでの距離:LAB
基準点Aから基準点Cまでの距離:LAC
基準点Aから基準点Dまでの距離:LAD
基準点Bから基準点Cまでの距離:LBC
基準点Bから基準点Dまでの距離:LBD
基準点Cから基準点Dまでの距離:LCD
各基準点A,B,C,Dの座標は、式(1)により示される。式(1)に各基準点間の距離LAB,LAC,LAD,LBC,LBD,LCDを適用することにより基準点の座標情報が取得される。
Figure 2017095959
ここで、上記距離LAB,LAC,LAD,LBC,LBD,LCDは、図4の(a)部〜(d)部に示されるような手法により取得される。まず、本体部4を、各基準点A,B,C,Dの近傍までそれぞれ移動させる。「近傍まで移動」させた状態は、基準点A,B,C,Dと代表位置(点E)との間の距離がゼロである状態と等価であるとする。そして、それぞれの状態において、ワイヤアーム6の長さL,L,L,Lを取得する。
図4の(a)部は、本体部4の代表位置(点E)を基準点Aの近傍に移動させた様子を示す。この場合には、第1のワイヤアーム6Aの長さLはゼロであり、本体部4の代表位置(点E)の座標と、基準点Aの座標とが等価であるとみなせる。また、第2のワイヤアーム6Bの長さLは距離LABと等しく、第3のワイヤアーム6Cの長さLは距離LACと等しく、第4のワイヤアーム6Dの長さLは距離LADと等しい。従って、距離LAB,LAC,LADが得られる。
図4の(b)部は、本体部4の代表位置(点E)を基準点Bの近傍に移動させた様子を示す。この場合には、第2のワイヤアーム6Bの長さLはゼロであり、代表位置(点E)の座標と、基準点Bの座標とが等価であるとみなせる。また、第1のワイヤアーム6Aの長さLは距離LABと等しく、第3のワイヤアーム6Cの長さLは距離LBCと等しく、第4のワイヤアーム6Dの長さLは距離LBDと等しい。従って、距離LAB,LBC,LBDが得られる。
図4の(c)部は、本体部4の代表位置(点E)を基準点Cの近傍に移動させた様子を示す。この場合には、第3のワイヤアーム6Cの長さLはゼロであり、代表位置(点E)の座標と、基準点Cの座標とが等価であるとみなせる。また、第1のワイヤアーム6Aの長さLは距離LACと等しく、第2のワイヤアーム6Bの長さLは距離LBCと等しく、第4のワイヤアーム6Dの長さLは距離LCDと等しい。従って、距離LAC,LBC,LCDが得られる。
図4の(d)部は、本体部4の代表位置(点E)を基準点Dの近傍に移動させた様子を示す。この場合には、第4のワイヤアーム6Dの長さLはゼロであり、代表位置(点E)の座標と、基準点Dの座標とが等価であるとみなせる。また、第1のワイヤアーム6Aの長さLは距離LADと等しく、第2のワイヤアーム6Bの長さLは距離LBDと等しく、第3のワイヤアーム6Cの長さLは距離LCDと等しい。従って、距離LAD,LBD,LCDが得られる。
なお、本体部4の代表位置(点E)は基準点Aと基準点Cとを結ぶ直線と、基準点Bと基準点Dとを結ぶ直線と、の交点である。点Eの座標は、式(2)により示される。
Figure 2017095959

なお、x≠0、又は、x=xのときは、x=xである。
位置情報取得部11cは、アーム制御部11aからワイヤアーム6の長さL,L,L,Lに関する情報が入力される。位置情報取得部11cは、ワイヤアーム6の長さL,L,L,Lと基準点A,B,C,Dの座標とを利用して本体部4の位置情報を取得する。位置情報取得部11cの動作について説明する。位置情報は、3個の基準点座標と、3個のワイヤアーム6の長さとを利用して算出される。以下の説明では、3個の基準点は同じ水平面内に配置されているものと仮定する。すなわち、基準点間における高さの差異はゼロであるとする。また、ワイヤアーム6のたわみは無視する。なお、これらの条件は、処理に利用してもよい。また、本体部4の代表位置(点E)は、4本のワイヤアーム6を延長したと仮定したとき、それぞれの延長線同士が交差する点であるとする。
基準点A,C,Dを選択した場合を例に説明する。図5に示されるように、基準点Aの座標を原点とし、鉛直下向き方向を負のZ軸方向とする。そして、基準点Aと基準点Dとを結ぶ直線をX軸とする。また、本体部4の代表位置は、点Eとする。そうすると、それぞれの点の座標は以下のように示される。
基準点A:(0,0,0)
基準点C:(X,y,z
基準点D:(X,0,z
点E(本体部の代表位置):(x,y,z
本体部4の代表位置(点E)の座標(x,y,z)は、ワイヤアーム6の長さに関する連立方程式(式(3))から導出される。
Figure 2017095959
上記連立方程式を本体部4の代表位置(点E)の座標(x,y,z)について解く。そうすると、式(4)を得る。
Figure 2017095959

ただし、y≠0である。
式(3)とワイヤアーム6の長さL,L,Lと、基準点間の距離LADとを利用することにより、本体部4の代表位置(点E)の座標(x,y,z)が得られる。
上述したように、本体部4の代表位置(点E)の座標は、3個の基準点と3個のワイヤアーム6の長さを利用して算出される。ここで、本実施形態の点検用ロボット1は、4本のワイヤアーム6を有する。そうすると、本体部4の位置座標を算出するための組み合わせとして、互いに異なる四組の基準点の組み合わせが設定できる。具体的には、基準点A,B,Cの組み合わせ、基準点A,B,Dの組み合わせ、基準点A,C,D及び基準点B,C,Dの組み合わせ、の四組である。そして、それぞれの組み合わせにおいて本体部4の代表位置(点E)の座標を算出した後に、それぞれの平均値を算出することにより座標の算出精度を高める処理を行ってもよい。
アーム制御部11aは、式(4)を利用して、本体部4を所望の位置へ移動させるためのワイヤアーム6の長さを算出する。まず、式(4)を、ワイヤアーム6の長さL,L,Lについて解く。そして、代表位置(点E)の座標(x,y,z)を決定し、その座標(x,y,z)を代入することによりワイヤアーム6の長さL,L,Lが得られる。そして、アーム制御部11aは、算出した情報をリール装置8のモータ8bに出力する。モータ8bは、入力された情報に基づいて巻取り部8aを回転させ、ワイヤアーム6の長さを変更する。
情報保存部11dは、カメラ9から画像情報が入力され、位置情報取得部11cから位置情報が入力される。情報保存部11dは、画像情報と位置情報とを関連付けて情報記録媒体に記録する。
続いて、図6を参照しつつ、点検用ロボット1を用いた構造物の点検方法について説明する。以下、橋梁100の裏面を点検する場合を例に点検方法について説明する。
まず、点検用ロボット1を橋梁100に配置する工程S1を実施する。具体的には、基準点A,B,C,Dを構成するワイヤロープ2を架け渡す(図7の(a)部参照)。次に、ワイヤロープ2に点検用ロボット1を取り付ける(図7の(b)部参照)。次に、点検用ロボット1を橋梁100の縁部から下方に吊り提げる(図8の(a)部参照)。次に、4本のワイヤロープ2のうち、2本のワイヤロープ2を引っ張る。そうすると、図8の(b)部に示されるように、点検用ロボット1の配置が完了する。
続いて、基準点A,B,C,Dの座標を得る工程S2を実施する。この工程S2は、座標情報取得部11bにより実施される。工程S2を実施することにより、基準点A,B,C,Dの各座標が得られる。
続いて、点検対象面Fを点検する工程S3を実施する。この工程S3は、アーム制御部11a、位置情報取得部11c、及び情報保存部11dにより実施される。工程S3では、本体部4の移動軌跡が予めプログラムされており、その軌跡に沿って本体部4を移動させつつ(工程S3a)、カメラ9を利用して点検対象面の画像情報を得る(工程S3b)。また、本体部4の移動中において、位置情報取得部11cによって位置情報を逐次取得する(工程S3c)。取得された画像情報と位置情報とは、情報保存部11dにおいて関連付けられた後に、保存される(工程S3d)。
この工程S3では、上述したように、カメラ9により画像情報を取得して視認可能なひび割れ等の有無を観察してもよい。また、超音波センサを用いて探傷点検を行ってもよい。すなわち、構造物の点検に要する所望の点検を実施してよい。
基準点A,B,C,Dに囲まれた点検対象面Fの全領域において点検が終了すると、構造物全体の点検が終了したか否かを判断する(工程S4)。構造物全体の点検が終了したと判断された場合(工程S4:YES)には、点検用ロボット1及びワイヤロープ2を回収して、点検作業を終了する。構造物全体の点検が終了していないと判断された場合(工程S4:NO)には、ワイヤロープ2を次の点検場所に配置(工程S1)して、上述した同様の作業(工程S2、工程S3、工程S4)を実施する。すなわち、構造物全体の点検が完了するまで、工程S1〜S4が繰り返し行われる。
この点検用ロボット1では、ワイヤアーム6の一端が橋梁100に掛け渡されたワイヤロープ2に設定された複数の基準点A,B,C,Dに対して取り付けられる。このワイヤアーム6は、リール装置8によって本体部4から基準点A,B,C,Dまでの長さが変更される。そうすると、複数のワイヤアーム6の長さを調整することにより、基準点A,B,C,D同士を結ぶ仮想的な直線によって囲まれる点検対象面F内の任意の位置に本体部4を移動させることが可能になる。従って、本体部4を移動させつつ点検対象面Fを点検することができる。そして、点検用ロボット1では、位置情報取得部11cによって、ワイヤアーム6の長さを利用して本体部4の位置を得る。そうすると、本体部4を点検対象面F内の任意の位置に移動させながら点検対象面Fの点検をさせ、且つ、その時の本体部4の位置情報を得ることが可能である。従って、橋梁100の点検作業と点検作業を行っている箇所の位置情報の取得作業とを効率よく行えるので、点検作業に要する時間を短縮することができる。
上述したように点検用ロボット1によれば、点検作業に要する時間が短縮されるので、橋梁100の点検時に、車両及び人の通行を規制する時間を短縮できる。従って、交通規制に伴う交通渋滞を緩和することができる。また、点検用ロボット1の検査では、足場を設置する必要がないので、点検作業の全体に要する時間が短縮化され、且つ、周囲の自然環境への負荷を低減することができる。ひいては、点検用ロボット1によれば、点検作業に要する負荷が軽減されるので、確実且つ継続的な点検が容易となり、構造物の長寿命化に寄与し得る。
基準点A,B,C,Dの数は、4個であり、ワイヤアーム6の数は、4本である。この構成によれば、本体部4の移動可能な範囲が基準点A,B,C,Dを頂点とした矩形状の領域となる。従って、点検対象面Fを拡大することができる。
点検用ロボット1は、ワイヤアーム6の他端が固定されて、ワイヤアーム6の巻取り及び巻出しが可能なリール装置8を有する。この構成によれば、ワイヤアーム6の長さを容易に調整することができる。また、リール装置8の回転角度情報を利用して、ワイヤアーム6の長さを得ることができる。
位置情報取得部11cは、ワイヤアーム6の長さを利用して、本体部4から構造物までの距離を得てもよい。本体部4を支持するワイヤアーム6は綱状であるので、ワイヤアーム6に鉛直下向きのたわみが生じる。そうすると、本体部4は、各基準点A,B,C,Dと同一の平面内に配置されず、各基準点A,B,C,Dよりも下方に位置することがあり得る。この構成によれば、本体部4から構造物までの距離が得られるので、鉛直下向き方向に沿った本体部4の位置を補正することが可能になる。従って、点検時に要する位置情報の測定精度を高めることができる。
本体部4は、カメラ9を有する。この構成によれば、点検対象面Fの表面状態が撮像された画像情報を得ることができる。
ところで、構造物の外観点検を行う場合には、作業者やカメラを点検対象面の近くに配置することが困難である場合がある。このような場合には、点検用の足場などを構築することがあるが、足場の構築は時間と労力を要する。また、水上の構造物のように、足場を構築することがそもそも困難であることもあり得る。そこで、近年、ドローンと呼ばれる遠隔操作や自律制御によって飛行できる飛行体などを構造物の点検に利用することが検討されている。カメラなどを搭載した飛行体を飛行させることにより、作業者などが容易に近づけない箇所の点検を、足場などを構築する必要なく行うことができると考えられるためである。
しかし、飛行体は、雨や風といった天候の影響により、飛行中の姿勢を安定させることが難しい。従って、構造物における点検位置の精度が低下しやすい。また、構造物に囲まれたような場所では、GPSといった衛星測距システムによる位置精度も低下しやすい。これらのような事情により、飛行体による構造物の点検には種々の制約が存在すると考えられている。
一方、本実施形態の点検用ロボット1は、構造物に対して物理的に取り付けられるものである。従って、飛行体と比べて姿勢の安定性が高くなり、点検位置の精度も向上させやすい。また、点検用ロボット1の運用には、飛行体の操縦のように高い熟練度を必要としない。さらに、複数のワイヤアーム6によって本体部4が吊り下げられているので、本体部4が落下を防止することが容易であり、安全性が高い。
なお、上述した実施形態は本発明に係る点検用ロボット及び点検方法の一例を示すものである。本発明に係る点検用ロボット及び点検方法は、実施形態に係る点検用ロボット及び点検方法に限られるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で、実施形態に係る点検用ロボット及び点検方法を変形し又は他のものに適用したものであってもよい。
点検用ロボット1は、橋梁100の点検への適用に限定されることはない。点検用ロボット1は、特に、直接の視認が困難である箇所の点検に好適に用いることができる。例えば、ビルの壁面などの点検にも適用できる。
上記実施形態では、点検作業終了後に点検用ロボット1とワイヤロープ2とは橋梁100から取り外した。点検用ロボット1は、点検作業終了後に必ずしも取り外す必要は無い。例えば、点検用ロボット1を恒常的に構造物に配置しておき、構造物について長期間の監視に利用してもよい。
上記実施形態では、基準点は一時的に設置されるワイヤロープに設定された。例えば、基準点は、埋め込みボルトのように構造物に恒久的に配置される部品を利用することもできる。この構成によれば、点検作業ごとに基準点を設置する作業を実施する必要がない。従って、効率よく点検作業を行うことができる。
上記実施形態では、点検用ロボット1は、点検のための装置としてカメラ9を備えていた。例えば、点検用ロボット1は、鋼材などの腐食速度や腐食量を測定する腐食センサを備えていてもよい。また、点検用ロボット1は、ひび割れの程度を測定するセンサを備え、当該センサによってコンクリートのひび割れ幅の測定を行ってもよい。さらに、これらセンサの測定結果を利用して、構造物の劣化判断を自動で行うこととしてもよい。
上記実施形態では、点検用ロボット1は、取得した位置情報及び画像情報を本体部4の情報保存部11dに保存していた。例えば、点検用ロボット1は、位置情報及び画像情報を外部に送信する送信手段を備えていてもよい。
点検用ロボット1は、構造物の自動計測に利用してもよい。点検用ロボット1は、本体部4の位置情報を得る位置情報取得部11cを有する。この位置情報を利用することにより、コンピュータ上に構造物を再現する三次元モデル情報を取得することができる。さらに、点検用ロボット1は、構造物を撮像するカメラ9を有するので、この三次元モデル情報に画像情報を適用することにより、点検により取得された構造物の情報を含む詳細な三次元モデル情報を取得することができる。定期的な点検においてこのような三次元モデル情報を取得し蓄積することにより、劣化の進行度合いを客観的に判断することが可能になる。
点検用ロボット1は、本体部4の可動範囲(すなわち点検対象面F)内に配置された給電装置を備えていてもよい。給電装置は、外部電源と接続されている。本体部4は、内蔵電源の電圧が所定値よりも下回った場合に、給電装置まで移動する。そして、本体部4の内蔵電源は、給電装置によって充電される。この給電装置によれば、点検用ロボット1を長期間の点検に用いることができる。
点検用ロボット1は、異なる位置から撮像された複数枚の画像情報を利用して、点検対象面Fの立体的な凹凸を取得することも可能である。点検用ロボット1では、画像情報に位置情報が関連付けられて保存されている。そうすると、点検対象面Fの一部は、互いに異なる位置から撮像された複数枚の画像情報に含まれることがある。この場合には、いわゆるステレオ法などの画像処理手法を利用することにより、点検対象面Fの立体的な凹凸を取得することができる。
点検用ロボット1は、構造物の点検のための装置の他に構造物の点検対象面Fに対してメンテナンス作業を行うため装置を備えていてもよい。例えば、点検用ロボット1は、空気を吹き出すことによって点検対象面Fにおける付着物を除去するブロワや、水を吹き出すことによって点検対象面Fにおける汚れを除去するノズルなどを備えていてもよい。また、点検用ロボット1は、点検対象面Fにマーキングを付すためのスプレーを備えていてもよい。
点検対象面Fが垂直壁面である場合、点検用ロボット1は、点検作業中に強い風にさらされることもあり得る。そこで、この場合には、点検用ロボット1は、空気抵抗を低減可能な形状を有するケースを備えていてもよい。
作業効率の観点からすると、点検用ロボット1が複数の作業を実施できるように種々の装置を本体部4に有することが望ましい。しかし、本体部4の搭載機器が増えると本体部4の重量が増加してしまう。そこで、本体部4は、本体部4の重量を支持するための構成を備えていてもよい。例えば、本体部4の下部にリング状のバルーンを取り付けることにより、本体部4の重量の一部をバルーンに負担させることができる。
上記実施形態では、本体部4の代表位置(点E)を取得する際に、基準点A,B,C,Dは同一の水平面内に配置されており、鉛直方向に沿った高さの違いはないものとした。しかし、実際には、基準点A,B,C,Dは鉛直方向に沿った高さが互いに異なることがあり得る。そこで、基準点A,B,C,Dは鉛直方向に沿った高さ、本体部4の代表位置(点E)の取得に利用してもよい。図9の(a)部及び(b)部に示されるように、基準点Aの高さをゼロとする。基準点Bは、基準点Aに対して距離Zだけ鉛直下方向にあるものとし、これを基準点B’とする。基準点Cは、基準点Aに対して距離Zだけ鉛直下方向にあるものとし、これを基準点C’とする。基準点Dは、基準点Aに対して距離Zだけ鉛直下方向にあるものとし、これを基準点D’とする。そうすると、同一水平面内に存在する各基準点A,B,C,D間の距離LAB,LAC,LAD,LBC,LBD,LCDは、式(5)によって示される。
Figure 2017095959
式(5)を本体部4の代表位置(点E)の座標(x,y,z)で解くと、式(6)を得る。式(6)によれば、鉛直方向に沿った距離の違いを考慮して代表位置(点E)の座標を取得することができる。
Figure 2017095959

ここで、C、C、C、C、a,b,cは式(7)により示される。
Figure 2017095959
上述したように、点検用ロボット1は、ワイヤアーム6の長さを利用して、自己の位置を取得する機能を有する。点検用ロボット1は、この位置を取得する機能を補助するための種々のセンサを備えてもよい。例えば、点検用ロボット1は、加速度計の機能及びジャイロの機能を有するMEMSセンサや、GPS装置を備えていてもよい。これらセンサの出力を組み合わせることにより、本体部4の位置情報の精度を向上させることができる。
1…点検用ロボット、2…ワイヤロープ、4…本体部、6…ワイヤアーム、6A…第1のワイヤアーム、6B…第2のワイヤアーム、6C…第3のワイヤアーム、6D…第4のワイヤアーム、7…連結部、8…リール装置(長さ調整部)、8a…巻取り部、8b…モータ、8c…角度センサ、9…カメラ、11…制御装置、11a…アーム制御部(長さ情報取得部)、11b…座標情報取得部、11c…位置情報取得部、11d…情報保存部、100…橋梁、A,B,C,D…基準点、F…点検対象面。

Claims (6)

  1. 構造物に設けられた複数の基準点に取り付けられて、前記構造物を点検する点検用ロボットであって、
    前記基準点のそれぞれに一端が取り付けられる複数の綱状アームと、
    前記綱状アームの他端を保持する本体部と、を備え、
    前記本体部は、
    前記基準点から前記本体部までの前記綱状アームの長さを変更する長さ調整部と、
    前記基準点から前記本体部までの前記綱状アームの長さの情報を取得する長さ情報取得部と、
    前記綱状アームの長さを利用して、前記構造物の点検対象面に対して平行な二次元平面における前記本体部の位置情報を得る位置情報取得部と、を有する、点検用ロボット。
  2. 前記基準点の数は、4個であり、
    前記綱状アームの数は、4本である、請求項1に記載の点検用ロボット。
  3. 前記長さ調整部は、前記綱状アームの他端が固定されて、前記綱状アームの巻取り及び巻出しが可能なリール装置を含む、請求項1又は2に記載の点検用ロボット。
  4. 前記位置情報取得部は、前記綱状アームの長さを利用して、前記本体部から前記構造物までの距離を得る、請求項1〜3のいずれか一項に記載の点検用ロボット。
  5. 前記本体部は、前記点検対象面を撮像するカメラをさらに有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の点検用ロボット。
  6. 構造物に設けられた複数の基準点に取り付けられて、前記構造物を点検する点検用ロボットによる構造物の点検方法であって、
    前記点検用ロボットは、
    前記基準点のそれぞれに一端が取り付けられる複数の綱状アームと、
    前記綱状アームの他端を保持する本体部と、を備え、
    前記本体部は、
    前記基準点から前記本体部までの前記綱状アームの長さを変更する長さ調整部と、
    前記基準点から前記本体部までの前記綱状アームの長さの情報を取得する長さ情報取得部と、
    前記綱状アームの長さを利用して、前記構造物の点検対象面に対して平行な二次元平面における前記本体部の位置情報を得る位置情報取得部と、を有し、
    前記綱状アームを前記基準点に取り付ける工程と、
    前記綱状アームの長さを利用して、前記基準点の座標情報を得る工程と、
    前記綱状アームの長さを利用して前記本体部の位置情報を取得しながら、前記点検対象面を検査する工程と、を有する、構造物の点検方法。
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