JP2017091619A - Led照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】LED照明器具が天井に取り付けられた状態で、監視装置等の電気器具を後からの容易に取り付け可能とする。【解決手段】LED照明器具100は、室内に面する第1面12aと、第1面12aの反対側であり、天井101に取り付けられる第2面11aとを有するベース1と、ベース1に設けられた、口金42に対応する雌ねじ形状のソケット31と、ベース1に取り付けられ、第1面12aを介して室内を照明するLED21と、LED21およびソケット31にそれぞれ給電する給電部5a,5bとを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、施設等の家屋の天井に取り付けられるLED照明器具に関する。
近年、施設等の家屋の天井に取り付けられる照明器具として、長寿命かつ省エネに優れた直管蛍光灯型LEDあるいはベース一体型LED等のLED照明器具が普及している。ところで、施設等の天井には、入居者の安全管理を目的として、ベッド上に横たわる人物の状態を確認する監視装置が取り付けられることがある。例えば特許文献1記載の装置では、複数の距離センサが配置された筐体を天井に取り付け、距離センサを用いて、監視対象となる人物の有無および呼吸や体動の有無を判定する。
特開2003−290154号公報
しかしながら、天井にLED照明器具が取り付けられた状態で、特許文献1記載のような装置を後から取り付ける場合、装置の取付け座や装置に給電するための電気工事等が必要となり、装置を取り付けるためのコストが上昇する。
本発明の一態様であるLED照明器具は、室内に面する第1面と、第1面の反対側であり、天井に取り付けられる第2面とを有するベースと、ベースに設けられた、口金に対応する雌ねじ形状のソケットと、ベースに取り付けられ、第1面を介して室内を照明するLEDと、LEDおよびソケットにそれぞれ給電する給電部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、LEDが取り付けられたLED照明器具のベースに、口金に対応したソケットを設けるので、LED照明器具が天井に取り付けられた状態で、口金を有する各種電気器具を後から容易に取り付けることができる。
本発明の実施形態に係るLED照明器具の全体構成を示す斜視図。 図1のIIA-IIA線に沿った断面図。 図1のIIB-IIB線に沿った断面図。 本発明の実施形態に係るLED照明器具の家屋への適用例を示す平面図。 本発明の実施形態に係るLED照明器具の家屋への適用例を示す立面図。 図2Aのソケットに取り付けられる電気器具としての監視センサ装置の構成を示す斜視図。 図2Aのソケットに取り付けられる電気器具としての監視センサ装置の構成を示す断面図。 図4,5の監視センサ装置を構成する制御部の構成を示すブロック図。 本発明の実施形態に係るLED照明器具の変形例を示す図。
以下、図1〜図7を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るLED照明器具100の全体構成を示す斜視図であり、図2Aおよび図2Bは、それぞれ図1のIIA-IIA線に沿った断面図および図1のIIB-IIB線に沿った断面図である。
なお、以下では、便宜上、図示のように3次元空間の互いに直交する3方向をそれぞれ前後方向、左右方向および上下方向と定義し、この定義に従い各部の構成を説明する。上下方向は、LED照明器具100の高さに相当する。前後方向、左右方向のうち、一方(例えば左右方向)はLED照明器具100の長さ方向に、他方(例えば前後方向)はLED照明器具100の幅方向に相当する。LED照明器具100の長さは幅よりも長い。
図1,2A,2Bに示すように、LED照明器具100は、家屋や施設の天井101に取り付けられるベース1を備える。ベース1は、例えば板状の金属によって構成され、互いに平行かつ前後左右方向に延在する略矩形状かつ板状の上板部11および下板部12と、上板部11と下板部12の左右両端部同士および前後両端部同士をそれぞれ接続する略矩形状かつ板状の側板部13とを有する。上板部11の長さと下板部12の長さとは同一であるのに対し、上板部11の幅は下板部12の幅よりも長く、ベース1の外形は断面略台形形状を呈する。ベース1は、LED照明器具100の筐体を構成するとともに、ベース1の内部に空間SPを形成する。LED照明器具100は、上板部11の上面11aが天井101に取り付けられ、下板部12の下面12aが室内に面して配置される。
図1に示すように、ベース1の下板部12には、左右方向に離間して略矩形状の複数(図では3個)の第1貫通孔14が開口されるとともに、隣り合う第1貫通孔14の間に、それぞれ円形状の複数(図では2個)の第2貫通孔15が開口される。図2Bに示すように、ベース1の下板部12には、各々の第1貫通孔14を塞ぐようにカバー16が装着される。カバー16は、透光性を有する樹脂材により構成される。
ベース1の上板部11の下面11bには、下方に向けて複数の支柱17が突設され、支柱17の先端部に基板20が取り付けられる。基板20の下面には、複数のLED21、例えば高輝度白色LEDが実装され、これによりカバー16に面した空間SP内にLED21が配置される。基板20は、図示しないコネクタを介して、天井101から延びる電源ケーブルに接続される。これによりLED21に所定電圧(例えば100V)の電力が供給されてLED21が点灯し、室内が照明される。なお、インバータ回路を介して所定電圧まで昇圧した電力を、LED21に供給することもできる。LED21は、例えば壁面に設けられたスイッチ110(図6)のオンオフにより点消灯できる。
図2Aに示すように、ベース1の第2貫通孔15の上方において、上板部11には台座18が設けられる。台座18には、下方に向けてフレキシブルアーム32が突設され、フレキシブルアーム32の先端部に略円筒形状のソケット31が設けられる。これにより第2貫通孔15に面した空間SP内にソケット31が配置される。ソケット31は、例えばE26タイプの口金に対応した雌ねじ部を内周面に有する。フレキシブルアーム32は、前後左右の任意の方向に屈曲可能であり、かつ、屈曲状態を保持できる管状の可撓性部材により構成される。これによりソケット31の向きを手動で任意の方向に変更できる。
ソケット31には、口金42を有する各種電気器具4を着脱可能に取り付けることができる。ソケット31は、フレキシブルアーム32の内部を通るケーブルを介して、天井101から延びる電源ケーブルに接続される。これによりソケット31が給電され、ソケット31に接続された電気器具4に、所定電圧(例えば100V)の電力を供給することができる。
図3Aおよび図3Bは、それぞれ本実施形態に係るLED照明器具100の適用例を示す平面図および立面図であり、LED照明器具100を介護施設の天井101に取り付けた例である。図3A,3Bに示すように、施設の居室には2台のベッド102が左右方向に並べて設置され、各ベッド102にそれぞれ前後方向に向けて人物103が横たわっていると仮定する。このとき、LED照明器具100は、例えば図3Aに示すように人物103の足下側(ベッド102の前側)の天井101に取り付けられる。なお、ベッド102の前方には通路104が設けられ、通路104の端に扉105が設けられる。
図3Bに示すように、左右のソケット31には、それぞれ電気器具4として監視センサ装置40が取り付けられる。監視センサ装置40は、ベッド102上の人物103の有無、呼吸や体動の有無等、人物103の挙動(状態)を認識するために用いられる。左右の監視センサ装置40は、それぞれフレキシブルアーム32を屈曲させて左右のベッド102に向けられ、左右の監視センサ装置40により、それぞれ左右のベッド102上の人物103が監視される。
図4は、監視センサ装置40の構成を示す斜視図であり、図5は、その断面図である。図4,5に示すように、監視センサ装置40は、導電性の口金42を有する筐体41を備える。口金42の外周面にはねじ部が形成される。ねじ部は、LED照明器具100のソケット31に螺合され、これにより監視センサ装置40が、下方または斜め下方に向けて取り付けられる。以下、図4の取付状態を基準にして監視センサ装置40の構成を説明する。図4では、監視センサ装置40の中心軸CLが鉛直方向に延びている。
筐体41はアルミニウム等の金属により構成され、全体が略電球形状を呈する。すなわち、筐体41は、上端部の口金42から離れるに従い、つまり下方にいくに従い、中心軸CLから筐体41の外周面までの距離が増大し、中心軸CLに対して対称に形成される。筐体41の外周面には、スリット状に開口された放熱部41aが形成される。筐体41の下端部は、円形状に開口される。この下端部には、例えば樹脂を構成材とした略円形状のカバー43が取り付けられ、カバー43により筐体41の下端部が覆われる。
図5に示すように、筐体41の内壁面にはフランジ部41bが設けられる。フランジ部41bには、中心軸CLに対して垂直に延在する略円形状の支持プレート44がボルト44aにより取り付けられる。支持プレート44の下面には、複数の柱状の支持部44bが突設され、支持部44bを介してセンサユニット50と、カメラ60と、スピーカー70と、マイク80とがそれぞれ取り付けられる。これら筐体41内の各電器部品には、口金42を介して電力が供給される。
センサユニット50は、例えば監視対象に向けて赤外線を照射し、その反射光を受光することで監視対象までの距離を検出する赤外線距離センサであり、赤外線の投光部51と受光部52とを有する。受光部52は、所定帯域の赤外線が透過するレンズ部を有する赤外線カメラにより構成される。赤外線カメラは、監視対象までの距離だけでなく、監視対象から放射される赤外線を検出することもできる。
カメラ60は、CCD等の撮像素子を有し、動画および静止画を撮影可能な可視光カメラである。カメラ60は、例えば監視カメラとして用いることができる。
スピーカー70は、音の拡散を防止して所定範囲内の人物だけに音を伝える指向性スピーカーとすることが好ましい。マイク80も指向性マイクとすることができる。図では、マイク80をスピーカー70と別体として構成しているが、スピーカー一体型のマイクとして構成してもよい。
図4に示すように、スピーカー70は、監視センサ装置40の径方向中央部に配置され、その周囲にセンサユニット50(51,52)とカメラ60とマイク80とが互いに干渉しないように配置される。カバー43には、センサユニット50、カメラ60、スピーカー70およびマイク80に対応した位置にそれぞれ貫通孔43aが開口される。
図5に示すように、支持プレート44の上面には複数の柱状の支持部44cが突設され、支持部44cを介して基板91が支持される。基板91は、CPU,ROM,RAM、その他の周辺回路などを有する演算処理装置を含んで構成されるコンピュータである。基板91は、図示しないコネクタやケーブルを介して口金42に接続される。また、基板91には、支持プレート44に設けられた不図示のスリットを通過するケーブル等を介して、センサユニット50とカメラ60とスピーカー70とマイク80とが接続される。基板91および基板91上の電子部品は制御部90を構成する。
図6は、主に制御部90(基板91)の構成を示すブロック図である。制御部90は、センサ制御部92と、カメラ制御部93と、音声制御部94と、通信制御部95とを有する。制御部90には、口金42と、センサユニット50と、カメラ60と、スピーカー70と、マイク80と、通信モジュール96とが接続される。通信モジュール96は送受信アンテナを含み、筐体41内に配置される。通信モジュール96は、口金42を介して供給される電力により動作し、制御部90と外部機器との無線通信を可能にする。
図6に示すように、電源ケーブルとの接続部である電源111からソケット31に至る電気回路5aと、電源111からLED21に至る電気回路5bとは互いに独立している。したがって、電気回路5bのスイッチ110をオフし、LED21を消灯した状態で、口金42を介して制御部90および監視センサ装置40の各電気部品(センサユニット50等)に給電することができる。すなわち、LED21の点消灯に拘らず、監視センサ装置40を常に動作させることができる。
センサ制御部92は、投光部51から赤外線を照射し、かつ、受光部(赤外線カメラ)52で赤外線を受光するようにセンサユニット50の動作を制御するとともに、受光部52からの信号に基づきセンサユニット50から監視対象までの距離を算出する。さらに、単位時間当たりの距離の変化量を算出し、距離の変化量に基づいて監視対象の挙動を認識する処理を行う。この場合、受光部52からの信号に基づき監視対象を特定するとともに監視対象に所定の領域を設定し、領域内のデータを抽出する。
より具体的には、まず、受光部52で取得した監視対象までの距離情報に基づいて、監視対象たる人物の骨格(関節)を認識し、人物の骨格位置を特定する。次いで、その骨格位置に基づき人物の胸部の付近と顔の付近とにそれぞれ領域(胸部領域、顔領域)を設定し、以降、各領域における受光部52の検出値を用いて人物の呼吸数と心拍数とを測定する。すなわち、胸部領域における単位時間あたりの距離の変化量に基づき、人物の呼吸数を算出する。また、受光部52(赤外線カメラ)が検出した顔付近における赤外線の放出量の変化に基づき、人物の心拍数を算出する。制御部90は、呼吸数と心拍数のいずれかが異常である場合、警報信号を発生するようにしてもよい。
カメラ制御部93は、常時あるいは所定時間毎に人物を撮影するようにカメラ60の動作を制御する。カメラ60の画像信号は、通信モジュール96を介して定期的に外部のメモリに送信され、画像データがメモリに記憶される。なお、所定時間毎に人物を撮影し、制御部90が警報信号を発生した場合に、常時撮影するように撮影モードを切り換えてもよい。
音声制御部94は、通信モジュール96を介して外部機器から音声信号を入力し、この音声信号に対応した音声をスピーカー70から出力させる処理を行う。さらに音声制御部94は、マイク80から入力された音声に対応した信号を、通信モジュール96を介して外部機器に出力する処理を行う。
通信制御部95は、制御部90と外部機器とが無線通信するように通信モジュール96を制御する。外部機器は例えば携帯端末(外部端末装置)であり、携帯端末と通信することで、監視センサ装置40の各種設定および設定変更が容易に可能となる。
本実施形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)LED照明器具100は、室内に面する下面12aと、下面12aの反側であり、天井101に取り付けられる上面11aとを有するベース1と、ベース1に設けられた、口金42に対応する雌ねじ形状のソケット31と、ベース1に取り付けられ、下面12aを介して室内を照明するLED21と、LED21およびソケット31にそれぞれ給電する電気回路5a,5bとを備える(図2A,2B,6)。
これにより、LED照明器具100が天井101に取り付けられた状態で、口金を有する各種電気器具4を後から容易に取り付けることができる。すなわち、例えば介護施設等においては、LED照明器具100が取り付けられた状態で、居住者を見守るための装置(監視センサ装置40など)を後から天井101に取り付けることがある。この場合、監視センサ装置40の口金42をソケット31に螺合するだけで、監視センサ装置40の取付けおよび監視センサ装置40への給電が可能となる。このため、監視センサ装置の取付け座を新たに設けたり、電気工事を行ったりする必要がなく、監視センサ装置40の取り付け時のコストを削減できる。
(2)ベース1に複数のソケット31を設けるので(図3B)、ベース1に複数の電気器具4を容易に取り付けることができる。したがって、例えば電気器具4として複数の監視センサ装置40を取り付けることができ、この場合には、各監視センサ装置40が異なる人物の動作を監視することができる。よって、居室に複数人が存在する介護施設等に好適に用いることができる。
(3)LED照明器具100は、ベース1に対するソケット31の向きを変更可能なフレキシブルアーム32を有する。したがって、電気器具4の向きを任意の方向に容易に変更することができる。特に、ソケット31に監視センサ装置40を取り付ける場合には、監視センサ装置40が人物103に向かうようにその向きを調整する必要があるが、本実施形態ではこれが容易である。
(4)LED照明器具100は、ソケット31に螺合される口金42を有する電気器具4をさらに備える。これによりLED照明とともに、電気器具4の種類に応じた各種機能を容易に提供することができる。
(5)電気器具4としての監視センサ装置40は、口金42を有する筐体41と、筐体41内に配置され、監視対象までの距離情報を取得するセンサユニット50と、筐体41内に配置され、センサユニット50から出力された信号に基づき監視対象までの距離の変化量を算出するとともに、距離の変化量に基づいて監視対象の挙動を認識する処理を行う制御部90とを有する。これにより監視センサ装置40を構成する各部品が筐体41内に配置されるため、監視センサ装置40がユニット化され、装置全体を安価にかつコンパクトに構成することができる。センサユニット50は監視対象までの距離の変化量を算出するので、監視センサ装置40によれば、監視対象たる人物の有無や体動、呼吸数等を検出することが可能となる。
(6)監視センサ装置40は、監視対象を撮影するカメラ60をさらに有する。このため、例えば監視対象の挙動に異常があった場合に、その監視対象を常時監視することが可能となり、有用な情報を得ることができる。
(7)監視センサ装置40は、外部端末装置と無線通信可能な通信モジュール96をさらに有する。このため外部端末装置を介して監視センサ装置40の設定変更等を容易に行うことができる。
(8)センサユニット50は、監視対象までの距離情報とともに、監視対象から放射される赤外線の放射量を検出する赤外線カメラ(受光部52)を有する。したがって、暗闇でも監視対象たる人物の監視が可能となるばかりか、人物の心拍数も検出することができる。
(変形例)
上記実施形態は以下のように種々の形態に変形することができる。上記実施形態では、LED照明器具100をフラットな天井101に取り付けるようにしたが、例えば天井101に凹部を設け、LED照明器具をその凹部に取り付けるようにしてもよい。すなわち、ダウンライトの如く、LED照明器具を天井101に埋め込んで取り付けるようにしてもよい。図7は、その一例であるLED照明器具100Aの構成を示す断面図である。なお、図1,2A,2Bと同一の構成には同一の符号を付す。
図7に示すように、天井101には所定深さかつ所定形状(例えば円形状)の凹部101Aが設けられる。凹部101Aにはベース1Aが挿入され、ベース1Aの上板部11の上面11aが天井101(凹部101A)に取り付けられる。ベース1Aの下面12aは、ベース1Aの周囲の天井101と同一面上に位置する。ベース1Aの上板部11には、LED照明器具100(図2A)と同様、台座18が取り付けられるとともに、フレキシブルアーム32を介してソケット31が設けられる。ソケット31には、下板部12の貫通穴15を介して各種電気器具4を着脱可能に取り付けることができる。さらに、ベース1Aの上板部11には、LED照明器具100(図2B)と同様、下方に向けて支柱17が突設され、支柱17の先端部に例えばリング状の基板20が取り付けられる。基板20の下面には、周方向等間隔に複数のLED21が実装される。なお、下板部12は、LED21からの光を透過するように透光性を有する材質によって構成することが好ましい。
上記実施形態(図1,2A,2B)では、ベース1の断面を台形形状に形成したが、室内に面する第1面と、第1面の反対側であり、天井101に取り付けられる第2面とを有するのであれば、ベースの形状はいかなるものでもよい。例えば図7に示すように断面矩形状としてもよい。上記実施形態(図1,2A,2B)では、ベース1の長さを幅よりも長くしたが、ベース1の長さと幅とを同一としてもよい。例えばベース全体を円筒形状として、周方向対称に構成してもよい。上記実施形態(図1,2A,2B)では、長さ方向に3個の矩形状の第1貫通孔14を開口するとともに、隣り合う第1貫通孔14の間に計2個の円形状の第2貫通孔15を開口したが、第1貫通孔14と第2貫通孔15の形状、個数、配置はこれに限らない。
上記実施形態(図2A)では、ベース1の下板部12に第2貫通孔15を開口し、上板部11からソケット31を支持するようにしたが、第2貫通孔15を省略し、下板部12からソケット31を支持するようにしてもよい。すなわち、ベース1に設けられるのであれば、口金42に対応する雌ねじ形状のソケット31をいかにして設けてもよい。電気器具4に給電するとともに電気器具4を支持できるのであれば、ソケット31の型式はいかなるものでもよい。
上記実施形態(図2B)では、上板部11から支持した基板20にLED21を実装するようにしたが、下面12a(第1面)を介して室内を照明するようにベース1に取り付けられるのであれば、LED21の取付け形態は上述したものに限らない。LED21を壁面のスイッチ110でオンオフするようにしたが、スイッチ110を常時オンした状態で、リモコンスイッチの操作によりオンオフするようにしてもよい。
上記実施形態(図6)では、互いに独立した電気回路5a,5bを介してLED21とソケット31とにそれぞれ給電するようにしたが、給電部の構成はこれに限らない。例えば電気器具4に常時給電する必要がない場合、LED21とソケット31への給電をスイッチ110で同時にオンオフさせるように電気回路を構成してもよい。また、電気器具4に常時給電する必要があっても、上述したようにリモコンスイッチでLED21をオンオフさせる場合には、通常、スイッチ110を操作する必要がないため、LED21とソケット31への給電をスイッチ110で同時にオンオフさせるように電気回路を構成してもよい。
上記実施形態(図2A)では、フレキシブルアーム32を介してソケット31を支持し、ベース1に対するソケット31の向きを手動で変更するようにたが、可動部の構成はこれに限らない。例えば電動モータ等のアクチュエータを有する支持部を介してベース1からソケット31を支持し、リモコン操作によりアクチュエータを駆動してソケット31の向きを調整するようにしてもよい。
上記実施形態(図3B)では、ソケット31に監視センサ装置40を取り付けるようにしたが、口金を有する他の電気器具4を取り付けるようにしてもよい。例えば電気器具4として、電球型の空気清浄機やスピーカー等を取り付けることもできる。ソケット31にLED電球を取り付けて、照度を高めるようにしてもよい。バッテリ(充電部)を内蔵した電気器具4をソケット31に取り付けるようにしてもよい。これにより例えばスイッチ110のオフ時にソケット31に給電されなくなっても、バッテリに蓄電された電力により電気器具4を動作させることができる。
上記実施形態(図4)では、監視センサ装置40の筐体41内に、センサユニット50(センサ部)と、カメラ60と、スピーカー70と、マイク80と、制御部90と、通信モジュール96(通信部)とを配置したが、これらの配置は一例であり、これら全てを筐体41内に配置する必要はない。すなわち、少なくともセンサユニット50と制御部90とを筐体41内に配置するのであれば、センサユニット50により得られた距離情報に基づき監視対象の挙動を認識することが可能となり、監視センサ装置40としての機能が得られる。よって、センサユニット50と制御部90以外の部品を省略してもよく、筐体41内における各部品の配置は上述したものに限らない。筐体41内に、口金42を介して供給される電力を充電するバッテリを配置するようにしてもよい。
上記実施形態(図4)では、センサユニット50として赤外線カメラ(受光部52)を用いたが、口金42を介して供給される電力により動作し、監視対象までの距離情報を取得するセンサ部の構成はこれに限らず、例えば赤外線距離計に代えてレーザー距離計を用いてもよい。したがって、制御部90は、口金42を介して供給される電力により動作し、センサ部からの信号に基づき監視対象までの距離の変化量を算出するとともに、距離の変化量に基づいて監視対象の挙動を認識する処理を少なくとも行えばよく、必ずしも心拍数まで算出する必要はない。
上記実施形態では、監視センサ装置40の筐体41内に通信モジュール96を配置したが、口金42を介して供給される電力により動作し、外部端末装置と無線通信を可能にするのであれば、通信部の構成はいかなるものでもよい。また、上記実施形態では、筐体41内に可視光カメラ60を配置したが、口金42を介して供給される電力により動作し、監視対象を撮影するのであればカメラの構成はこれに限らない。上記実施形態では、介護施設の天井101にLED照明器具100を取り付ける例を説明したが、本発明のLED照明器具は介護施設以外の天井にも同様に取り付けることができる。
以上の説明はあくまで一例であり、本発明の特徴を損なわない限り、上述した実施形態および変形例により本発明が限定されるものではない。上記実施形態および変形例の構成要素には、発明の同一性を維持しつつ置換可能かつ置換自明なものが含まれる。すなわち、本発明の技術的思想の範囲内で考えられる他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。また、上記実施形態と変形例の1つまたは複数、または変形例同士を任意に組み合わせることも可能である。
1,1A ベース、4 電気器具、5a,5b 電気回路、11a 上面、12a 下面、21 LED、31 ソケット、32 フレキシブルアーム、40 監視センサ装置、42 口金、100,100A LED照明器具

Claims (8)

  1. 室内に面する第1面と、該第1面の反対側であり、天井に取り付けられる第2面とを有するベースと、
    前記ベースに設けられた、口金に対応する雌ねじ形状のソケットと、
    前記ベースに取り付けられ、前記第1面を介して室内を照明するLEDと、
    前記LEDおよび前記ソケットにそれぞれ給電する給電部と、を備えることを特徴とするLED照明器具。
  2. 請求項1に記載のLED照明器具において、
    前記ソケットは、前記ベースに複数設けられることを特徴とするLED照明器具。
  3. 請求項1または2に記載のLED照明器具において、
    前記ベースに対する前記ソケットの向きを変更可能な可動部をさらに備えることを特徴とするLED照明器具。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のLED照明器具において、
    前記ソケットに螺合される口金を有する電気器具をさらに備えることを特徴とするLED照明器具。
  5. 請求項4に記載のLED照明器具において、
    前記電気器具は、
    前記口金を有する筐体と、
    前記筐体内に配置され、監視対象までの距離情報を取得するセンサ部と、
    前記筐体内に配置され、前記センサ部から出力された信号に基づき監視対象までの距離の変化量を算出するとともに、該距離の変化量に基づいて監視対象の挙動を認識する処理を行う制御部とを有することを特徴とするLED照明器具。
  6. 請求項5に記載のLED照明器具において、
    前記電気器具は、前記筐体内に配置され、監視対象を撮影するカメラをさらに有することを特徴とするLED照明器具。
  7. 請求項5または6に記載のLED照明器具において、
    前記電気器具は、外部端末装置と無線通信可能な通信部をさらに有することを特徴とするLED照明器具。
  8. 請求項5〜7のいずれか1項に記載のLED照明器具において、
    前記センサ部は、監視対象までの距離情報とともに、監視対象から放射される赤外線の放射量を検出する赤外線カメラを有することを特徴とするLED照明器具。
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