JP2017081691A - ごみ収容装置 - Google Patents

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Takashi Ito
敬 伊藤
永田 滋之
Shigeyuki Nagata
滋之 永田
浩二 矢部
Koji Yabe
浩二 矢部
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Abstract

【課題】調理の作業効率を悪化させることなく、ごみを捨てることができるごみ収容装置を提供する。【解決手段】ごみ収容装置4は、例えばビルトインタイプの装置である。ごみ収容装置4は、天板6、蓋8及び収容器9を備える。天板6は、シンク2に隣接する。天板6に、投入口7が形成される。蓋8は、投入口7を開閉する。収容器9は、投入口7から投入されたごみを収容する。また、天板6は、シンク2の底面より高い位置に配置される。【選択図】図3

Description

この発明は、ごみを収容するための装置に関する。
特許文献1に、キッチンのシンクに取り付けられる装置が記載されている。特許文献1に記載の装置が備えられたキッチンでは、調理する人は、ごみをシンクの排水口に流す。シンクの排水口には様々なごみが流されるため、例えば、生ごみを処理するための装置が備えられていると、この処理装置に食器の破片等が混入する恐れがあった。
特許文献2に、生ごみを乾燥させるための処理装置が記載されている。特許文献2に記載の処理装置が備えられたキッチンでは、調理する人は、収容器を引き出した後に蓋を空けて生ごみを捨てる。特許文献2に記載された処理装置であれば、収容器に食器の破片等が混入することを防止できる。
特開平8−165693号公報 特開2004−57864号公報
特許文献2に記載された処理装置では、ごみを捨てるために、収容器を引き出し、その後に蓋を空けなければならない。調理中は何度もごみを捨てる動作が必要になることが多く、調理の作業効率が悪化するといった問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされた。この発明の目的は、調理の作業効率を悪化させることなく、ごみを捨てることができるごみ収容装置を提供することである。
この発明に係るごみ収容装置は、投入口が形成され、シンクに隣接する天板と、投入口を開閉する蓋と、投入口から投入されたごみを収容する収容器と、を備える。天板は、シンクの底面より高い位置に配置される。
この発明に係るごみ収容装置は、シンクに隣接する天板に投入口が形成される。天板は、シンクの底面より高い位置に配置される。また、投入口を開閉する蓋が備えられる。このため、調理の作業効率を悪化させることなく、ごみを捨てることができる。
この発明の実施の形態1におけるごみ収容装置を備えた流し台を示す平面図である。 図1のA−A断面を示す図である。 図1のB−B断面を示す図である。 投入口を開放する位置に蓋が配置されている状態の流し台を示す平面図である。 図4のD−D断面を示す図である。 収容器の断面を示す図である。 ごみ収容装置に備えられた機器の電気的な接続を示す図である。 収容器の他の構成例を示す平面図である。 図8のE−E断面を示す図である。 この発明の実施の形態2におけるごみ収容装置を備えた流し台を示す断面図である。
添付の図面を参照し、本発明を説明する。重複する説明は、適宜簡略化或いは省略する。各図において、同一の符号は同一の部分又は相当する部分を示す。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1におけるごみ収容装置を備えた流し台を示す平面図である。図2は、図1のA−A断面を示す図である。図3は、図1のB−B断面を示す図である。流し台1は、例えばキッチンに設けられる。流し台1は、例えばシンク2、蛇口3及びごみ収容装置4を備える。本実施の形態で示すごみ収容装置4は、ビルトインタイプの装置である。
以下の説明においては、キッチンで調理する人を基準に、正面側、側面側及び背面側という。キッチンで調理する人は、例えば、矢印Cに示す位置に立ち、シンク2の方を向く。本実施の形態で示す例でいえば、側壁5aは、流し台1の正面側の側壁である。側壁5bは、流し台1の側面側の側壁である。側壁5cは、流し台1の背面側の側壁である。なお、側壁5aの一部は、ごみ収容装置4の正面側の側壁を兼ねる。側壁5bは、ごみ収容装置4の側面側の側壁を兼ねる。側壁5cの一部は、ごみ収容装置4の背面側の側壁を兼ねる。
ごみ収容装置4は、例えば天板6、蓋8、収容器9、重量センサ15、制御装置16、表示器17、洗浄装置18、脱臭フィルタ24、開閉センサ27及び乾燥装置28を備える。天板6に、ごみを投入するための投入口7が形成される。天板6は、シンク2に隣接する。本実施の形態で示す天板6は、流し台1の天板の一部を兼ねる。キッチンで調理する人は、調理中に天板6の上面を利用しても良い。天板6の上面は、例えば平坦である。天板6は、上面がシンク2の底面2aより高い位置に配置される。
蓋8は、投入口7を開閉する。蓋8は、例えば天板6に支持される。蓋8は、例えば上面が平坦に形成される。図1は、投入口7を閉塞する位置に蓋8が配置されている状態を示す。以下においては、投入口7を閉塞する位置のことを「閉塞位置」ともいう。図4は、投入口7を開放する位置に蓋8が配置されている状態の流し台1を示す平面図である。図5は、図4のD−D断面を示す図である。以下においては、投入口7を開放する位置のことを「開放位置」ともいう。
本実施の形態で示す蓋8は、スライド式の開閉機構(図示せず)を備える。即ち、蓋8は、上面に平行な方向に沿って移動することにより、投入口7を開閉する。蓋8は、閉塞位置に配置されると、上面が天板6の上面と同じ高さに配置される。このため、キッチンで調理する人は、調理中に蓋8の上面を利用することができる。ここでいう「同じ高さ」とは、厳密に同じ高さでなくても良い。例えば、蓋8の上面の高さと天板6の上面の高さとの差が据付誤差等の範囲内であれば、蓋8の上面と天板6の上面とは同じ高さである。
蓋8は、開放位置に配置されると、一部がシンク2の底面2aの真上に配置される。このため、キッチンで調理する人は、蓋8を開放位置に配置した状態でも蓋8の上面を利用して調理を行うことができる。蓋8は、閉塞位置からシンク2側にスライドする。このため、蓋8を開けた際に天板6の上に載せられた調理器具或いは食品に蓋8が接触することはない。蓋8を開けるために天板6に載せられた物を片付ける必要がなく、使い勝手が良い。本実施の形態では、蓋8が開放位置に配置されると、蓋8の一部のみが底面2aの真上に配置される例を示す。蓋8は、開放位置に配置された際に、全体が底面2aの真上に配置されても良い。
収容器9は、投入口7から投入されたごみを収容するための容器である。本実施の形態で示す例では、投入口7は、収容器9の真上に形成される。投入口7と収容器9との間に距離があるため、本実施の形態で示すごみ収容装置4は誘導部10を備える。誘導部10は、投入口7から投入されたごみを収容器9に誘導する。誘導部10は、例えば、上下に開口する筒状の部材からなる。本実施の形態で示す例では、側壁5bの一部が誘導部10の一部を兼ねる。投入口7から投入されたごみは、誘導部10を通過する。誘導部10がなくてもごみが常に収容器9に収容されるのであれば、ごみ収容装置4に誘導部10を備える必要はない。
図6は、収容器9の断面を示す図である。収容器9は、例えば容器本体11、支持部12及び取っ手13を備える。支持部12は、例えば容器本体11に設けられる。支持部12は、袋14を支持する。袋14を容器本体11の内側に配置することにより、投入口7から投入されたごみを袋14の中に集めることができる。
取っ手13は、例えば容器本体11に設けられる。収容器9は、流し台1の内部に配置される。収容器9に収容されたごみを捨てる時、収容器9は、流し台1の外に取り出される。取っ手13は、収容器9を流し台1の外に取り出す際に持つ部分である。本実施の形態では、収容器9を流し台1の外に取り出すための取出口5dが側壁5bに形成される例を示す。取出口5dは、側壁5c或いは側壁5aに形成されても良い。但し、取出口5dを側壁5a以外の側壁に形成すれば、キッチンで調理する人に邪魔にならずに収容器9の取り出しを行うことができる。
重量センサ15は、収容器9に収容されたごみの量を検知する。重量センサ15は、例えば収容器9の下に設けられる。重量センサ15は、収容器9に収容されたごみの量を検知する検知器の一例である。検知器として重量センサ15以外のセンサを使用しても良い。例えば、検知器として、発光部及び受光部を有する光学センサを利用しても良い。かかる場合、光学センサは収容器9の上方に配置される。
重量センサ15は、制御装置16に電気的に接続される。図7は、ごみ収容装置4に備えられた機器の電気的な接続を示す図である。重量センサ15は、検知したごみの量の情報を制御装置16に送信する。例えば、重量センサ15は、ごみの量の情報を制御装置16に定期的に送信する。制御装置16は、例えば、重量センサ15が検知したごみの量に基づいてごみの収容率を算出する。
表示器17は、流し台1の正面側にいる人に情報を報知する。表示器17は、例えば、側壁5aの上部に設けられる。表示器17は、情報を報知する報知器の一例である。報知器として、表示器17以外の装置を備えても良い。
表示器17は、制御装置16に電気的に接続される。制御装置16は、例えば、重量センサ15が検知した結果を表示器17に表示させる。例えば、制御装置16は、算出した収容率を重量センサ15が検知した結果として表示器17に表示させる。制御装置16は、算出した収容率が閾値を超えた場合のみ、ごみ捨てを促すためのサインを表示器17に表示させても良い。
洗浄装置18は、誘導部10を洗浄する。誘導部10の洗浄とともに、洗浄装置18によって誘導部10を通過するごみの洗浄を行っても良い。洗浄装置18は、例えば給水管19、洗剤タンク20、噴付装置21及びごみ投入センサ22を備える。給水管19は、水道管23に接続される。給水管19には水道管23から水が供給される。洗剤タンク20に洗剤が入れられる。噴付装置21は、給水管19から供給される水と洗剤タンク20に入っている洗剤とを混合させて、誘導部10に噴き付ける。例えば、誘導部10の内側の壁面に、噴付装置21からの水及び洗剤が噴き付けられる。噴付装置21は、誘導部10に設けられる。噴付装置21は、制御装置16に電気的に接続される。
ごみ投入センサ22は、投入口7からごみが投入されたことを検知する。ごみ投入センサ22がごみの投入を検知する方法は如何なる方法であっても良い。ごみ投入センサ22として、光学センサを利用しても良い。ごみ投入センサ22は、誘導部10に設けられる。ごみ投入センサ22は、例えば、噴付装置21より投入口7に近い位置に配置される。本実施の形態に示す例では、ごみ投入センサ22は、噴付装置21より高い位置に配置される。
ごみ投入センサ22は、制御装置16に電気的に接続される。ごみ投入センサ22は、投入口7からごみが投入されたことを検知すると、ごみの投入を検知した旨の情報を制御装置16に送信する。制御装置16は、噴付装置21を制御する。制御装置16は、例えば、投入口7からごみが投入されたことがごみ投入センサ22によって検知されると、噴付装置21に水及び洗剤の噴き付けを行わせる。制御装置16は、噴付装置21による水及び洗剤の噴き付けを定期的に行っても良い。かかる場合、洗浄装置18は、ごみ投入センサ22を備えていなくても良い。
脱臭フィルタ24は、臭気を除去する。脱臭フィルタ24は、臭気を除去する脱臭部の一例である。ごみ収容装置4には、排気口25が形成される。排気口25は、ごみ収容装置4内の空気をごみ収容装置4の外に排出するための開口である。本実施の形態に示す例では、排気口25は側壁5cに形成される。
ごみ収容装置4に、排気風路26が形成される。排気口25は、排気風路26を介して誘導部10の内部の空間に通じる。誘導部10の内部の空気は、排気風路26によって排気口25に導かれる。また、誘導部10の内部の空間は、収容器9のごみを溜める空間に通じる。したがって、収容器9の内部の空気も、排気風路26によって排気口25に導かれる。脱臭フィルタ24は、例えば排気風路26に設けられる。収容器9の内部の空気及び誘導部10の内部の空気は、排気口25からごみ収容装置4の外に排出される前に排気風路26で脱臭フィルタ24を通過する。脱臭フィルタ24は、通過する空気に含まれる臭気を除去する。なお、脱臭フィルタ24は、通過する空気に含まれる臭気を完全に除去できなくても良い。排気口25からの風路がキッチンの外に通じていれば、ごみ収容装置4内の空気を臭気を除去した上でキッチンの外に排出することができる。
開閉センサ27は、蓋8が開いていること或いは蓋8が閉じていることを検知する。開閉センサ27は、制御装置16に電気的に接続される。開閉センサ27の検知方法は如何なる方法であっても良い。開閉センサ27は、例えば天板6に設けられる。制御装置16は、開閉センサ27が検知した結果に基づいて、蓋8の開閉を判定する。
乾燥装置28は、投入口7から投入されたごみを乾燥させる。本実施の形態に示す例では、乾燥装置28は、誘導部10を通過するごみを乾燥させる機能と収容器9に収容されたごみを乾燥させる機能とを備える。乾燥装置28は、例えばヒータ29、送風機30、ダンパ33及びダンパ34を備える。
ヒータ29は、周囲の空気を温めるための熱を発生する。ヒータ29は、制御装置16に電気的に接続される。ヒータ29は、制御装置16によって制御される。
送風機30は、気流を発生させる。送風機30は、制御装置16に電気的に接続される。送風機30は、制御装置16によって制御される。
乾燥装置28には、風路31と風路32とが形成される。風路31は、ヒータ29及び送風機30が配置された空間から誘導部10の内部の空間に通じる。風路32は、ヒータ29及び送風機30が配置された空間から収容器9の内部の空間に通じる。
ダンパ33は、風路31を開閉する。ダンパ34は、風路32を開閉する。ダンパ33及び34は、制御装置16に電気的に接続される。ダンパ33の開閉、即ち風路31の開閉は、制御装置16によって制御される。ダンパ34の開閉、即ち風路32の開閉は、制御装置16によって制御される。
ダンパ33が開いていれば、ヒータ29によって温められた空気は、送風機30が動作することによって風路31に進入する。風路31を通過した空気は、吹出口31aから誘導部10の内部の空間に吹き出される。ダンパ33が閉じていれば、吹出口31aから温風は出ない。また、ダンパ34が開いていれば、ヒータ29によって温められた空気は、送風機30が動作することによって風路32に進入する。風路32を通過した空気は、吹出口32aから収容器9の内部の空間に吹き出される。ダンパ34が閉じていれば、吹出口32aから温風は出ない。
例えば、制御装置16は、蓋8が開いていることを判定すると、吹出口31aから温風を吹き出させる。これにより、誘導部10を通過するごみを乾燥させることができる。制御装置16は、算出した収容率が閾値を超えると、吹出口32aから温風を吹き出させる。これにより、収容器9に収容されたごみを乾燥させることができる。制御装置16によるダンパ33及び34の開閉制御は、上記例に限定されない。なお、ヒータ29を動作させずに送風機30を動作させれば、ごみ収容装置4内で空気を循環させる送風装置として乾燥装置28を利用できる。
本実施の形態のごみ収容装置4では、シンク2に隣接する天板6に投入口7が形成される。天板6の上面は、シンク2の底面2aより高い位置に配置される。また、天板6には投入口7を開閉する蓋8が設けられる。このため、食器の破片等のごみが収容器9に入り込むことを防止できる。投入口7が天板6に形成されているため、食品の切りくず等のごみを簡単に捨てることができる。ごみを捨てるために収容器9を引き出す必要がなく、調理の作業を効率的に行うことができる。
蓋8はスライド式であるため、蓋8を開けても蓋8は天板6の上面から突出しない。ごみを捨てる際に手等が蓋8に当たることを防止でき、利便性に優れる。手等が蓋8に当たって蓋8が壊れることも防止できる。
蓋8は、閉塞位置に配置されると、上面が天板6の上面と同じ高さに配置される。このため、蓋8の上面を利用して調理を行うことができる。
蓋8を開ける時、蓋8はシンク2側にスライドする。蓋8が開放位置に配置されると、蓋8の一部或いは全部がシンク2の底面2aの真上に配置される。このため、蓋8を開けた状態でも、天板6上の調理スペースが狭くなることはない。また、蓋8を開けた状態でも、蓋8の上で調理を行うことができる。例えば、野菜或いは果物等の食材をシンク2で洗った後、皮むき等の下ごしらえを蓋8の上で行うことができる。蓋8の上で調理を行えば、投入口7にごみを直ぐに捨てることができる。また、蓋8の上のみで調理を行えば、天板6の上面を汚すことなく調理を行うことができる。
本実施の形態のごみ収容装置4では、重量センサ15によって検知された結果が表示器17に表示される。このため、表示器17を見た人は、収容器9を取り出すことなくごみの溜まり具合を知ることができる。ごみの溜まり具合を表示器17の表示から知ることができるため、適切なタイミングでごみ捨てを行うことができる。
収容器9に袋14を取り付けておけば、収容器9がごみで汚れることを防止できる。なお、家庭でごみを廃棄する場合は、指定されたごみ袋にごみを入れ、そのごみ袋を地域ごとに決められた集積所に持っていく必要がある。収容器9に袋14を取り付けておけば、溜まったごみを袋14ごと指定のごみ袋に入れて捨てることができる。収容器9に直接溜められたごみを指定のごみ袋に移し変える必要がなく、衛生的である。
取出口5dが側壁5a以外の側壁に形成されていれば、キッチンで調理する人に邪魔にならずに収容器9の出し入れを行うことができる。ごみ収容装置4の正面側の側壁に取出口5dを設けることができないような狭いキッチンにも、流し台1にごみ収容装置4を組み込むことができる。
本実施の形態のごみ収容装置4では、洗浄装置18によって誘導部10が洗浄される。このため、ごみ収容装置4の内部を衛生的に保つことができる。洗浄装置18の給水管19を水道管23に接続すれば、装置を大型化することなく簡単な構成で洗浄用の水を確保できる。洗浄装置18に洗剤タンク20を備えることにより、洗浄能力を高めることができる。ごみの投入時に洗浄を行う構成であれば、例えば、一般的には廃棄前に洗浄が必要なプラスチック容器等のごみを、事前に手洗いすることなく投入口7に入れることができる。
本実施の形態のごみ収容装置4では、排気風路26に脱臭フィルタ24が設けられる。このため、ごみ収容装置4内の空気が排気口25からそのまま排出されて臭いが部屋等に広がってしまうことを防止できる。
本実施の形態のごみ収容装置4は、送風機30を備える。このため、ごみ収容装置4内の空気を強制的に排気口25から排出することができる。ごみ収容装置4内に臭いが籠ってしまうことを防止できる。例えば、制御装置16は、蓋8が閉まっていると判定すると、送風機30を動作させてごみ収容装置4内の空気を循環させる。これにより、脱臭フィルタ24を通過した空気を排気口25から排出できる。蓋8は閉まっているため、投入口7から臭いが漏れることを防止できる。ごみ収容装置4の外に排出される空気の通り道を排気風路26に限定でき、脱臭効果を高めることができる。
本実施の形態のごみ収容装置4では、乾燥装置28によってごみが乾燥される。このため、収容器9内のごみの体積及び重量を低減できる。収容器9に多くのごみを溜めることができ、ごみを集積所に持っていく回数を減らすことができる。また、ごみの有無或いは多寡に応じて温風の吹き付けを制御することにより、消費電力を抑えることができる。例えば、制御装置16は、重量センサ15が検知した結果に基づいて収容器9にごみがない或いは一定量のごみが溜まっていないと判定すると、ヒータ29を動作させない。これにより、乾燥が不要な時に無駄な加熱が行われることを防止できる。
温風の吹出口31aを噴付装置21より下方に配置すれば、洗浄装置18によって洗浄されたごみに温風を吹き付けることができる。例えば、制御装置16は、ごみ投入センサ22によってごみの投入が検知されると、噴付装置21に水及び洗剤の噴き付けを行わせる。また、制御装置16は、ごみ投入センサ22によってごみの投入が検知されると、ダンパ33を開いて、吹出口31aから温風を吹き出させる。廃棄前に洗浄が必要なプラスチック容器等のごみに対し、装置内で洗浄及び乾燥を行った上で収容器9に収容することができる。ごみを捨てる人は、乾燥したプラスチック容器等のごみを直ぐに集積所に持っていくことができる。
なお、制御装置16は、ハードウェア資源として、例えば入出力インターフェース35とプロセッサ36とメモリ37とを含む回路を備える。制御装置16は、メモリ37に記憶されたプログラムをプロセッサ36によって実行することにより、上述した各機能を実現する。制御装置16が有する各機能の一部又は全部をハードウェアによって実現しても良い。
図8は、収容器9の他の構成例を示す平面図である。図9は、図8のE−E断面を示す図である。図8及び図9に示す収容器9は、例えば容器本体38、支持部39及びバネ40を備える。収容器9は取っ手13に相当する取っ手を備えても良い。また、図8及び図9に示す収容器9では、容器本体38に重量センサ15が設けられる。
支持部39は袋14を支持する。図8は、収容器9が4本の支持部39を備える例を示す。図8及び図9に示す収容器9であれば、一般的な持ち手を有するポリ袋を袋14として利用できる。ポリ袋の持ち手を支持部39に掛けることにより、ポリ袋を広げた状態で容器本体38の内側に配置することができる。
図8及び図9に示す例では、重量センサ15が容器本体38の上面に設けられる。重量センサ15と支持部39との間にバネ40が設けられる。重量センサ15は、支持部39より容器本体38の中央に近い位置に配置される。支持部39は、重量センサ15に接近及び離隔するように移動する。
袋14の中にごみが溜まると、支持部39は、袋14に引っ張られて重量センサ15に接近する方向に力を受ける。重量センサ15は、バネ40から受ける力に基づいて、収容器9に収容されたごみの量を検知する。収容器9と重量センサ15とを一体化することにより、ごみ収容装置4の構成を簡素化できる。図8及び図9に示す例であれば、ごみ収容装置4の小型化が可能となる。
実施の形態2.
図10は、この発明の実施の形態2におけるごみ収容装置を備えた流し台を示す断面図である。図10は、図1のB−B断面に相当する図である。
本実施の形態における収容器9は、側壁5aより側壁5cに近い位置に配置される。投入口7の位置は、実施の形態1で開示した位置と同じである。即ち、投入口7は、調理する人の作業性を考慮し、側壁5cより側壁5aに近い位置に形成される。このため、投入口7は、収容器9の真上に形成されていない。収容器9の構成自体は、実施の形態1で開示した何れかの構成と同じである。
本実施の形態におけるごみ収容装置4は誘導部10を備える。誘導部10は、投入口7から投入されたごみを収容器9に誘導する。誘導部10は、誘導面によってごみを収容器9に誘導する。実施の形態1及び2に示す例では、誘導面は誘導部10の内側の壁面である。上述したように、本実施の形態の投入口7は、収容器9の真上に形成されていない。このため、誘導部10の誘導面は、図10に示すように傾斜している。
誘導部10の誘導面には、防汚加工を施すことが好ましい。例えば、誘導部10の誘導面は、撥水加工部10aによって形成される。誘導面を撥水加工部10aによって形成することにより、食材から発生する汁等が誘導面にこびりついてしまうことを防止できる。また、ごみの滑りを良くし、ごみが誘導面の途中に堆積してしまうことを抑制できる。
本実施の形態のごみ収容装置4では、収容器9が側壁5aより側壁5cに近い位置に配置される。このため、本実施の形態のごみ収容装置4には、投入口7の直下に他のものを設置するためのスペースがある。本実施の形態のごみ収容装置4は、投入口7の真下に収納部41を備える。即ち、投入口7は、収納部41の真上に形成されている。
収納部41には、例えば、食器、食品或いは調理器具が収納される。頻繁に使用するものを収納部41に収納しておくことにより、調理の作業性を向上させることができる。なお、収納部41に替えて、実施の形態1で収容器9が設置されていた場所に食器洗い機等の家電製品を設置しても良い。
本実施の形態で具体的に開示した構成以外の構成については、実施の形態1で開示した何れかの構成と同じである。例えば、ごみ収容装置4は、乾燥装置28を備えても良い。
1 流し台、 2 シンク、 2a 底面、 3 蛇口、 4 ごみ収容装置、 5a 側壁、 5b 側壁、 5c 側壁、 5d 取出口、 6 天板、 7 投入口、 8 蓋、 9 収容器、 10 誘導部、 10a 撥水加工部、 11 容器本体、 12 支持部、 13 取っ手、 14 袋、 15 重量センサ、 16 制御装置、 17 表示器、 18 洗浄装置、 19 給水管、 20 洗剤タンク、 21 噴付装置、 22 ごみ投入センサ、 23 水道管、 24 脱臭フィルタ、 25 排気口、 26 排気風路、 27 開閉センサ、 28 乾燥装置、 29 ヒータ、 30 送風機、 31 風路、 31a 吹出口、 32 風路、 32a 吹出口、 33 ダンパ、 34 ダンパ、 35 入出力インターフェース、 36 プロセッサ、 37 メモリ、 38 容器本体、 39 支持部、 40 バネ、 41 収納部

Claims (13)

  1. 投入口が形成され、シンクに隣接する天板と、
    前記投入口を開閉する蓋と、
    前記投入口から投入されたごみを収容する収容器と、
    を備え、
    前記天板は、上面が前記シンクの底面より高い位置に配置されたごみ収容装置。
  2. 前記蓋は、前記投入口を開放する位置に配置されると、一部が前記シンクの底面の真上に配置される請求項1に記載のごみ収容装置。
  3. 前記蓋は、前記投入口を閉塞する位置に配置されると、上面が前記天板の上面と同じ高さに配置される請求項1又は請求項2に記載のごみ収容装置。
  4. 前記蓋は、上面に平行な方向に沿って移動することにより、前記投入口を開閉する請求項1から請求項3の何れか一項に記載のごみ収容装置。
  5. 前記投入口は、前記収容器の真上に形成された請求項1から請求項4の何れか一項に記載のごみ収容装置。
  6. 前記投入口から投入されたごみを前記収容器に誘導する誘導部を更に備え、
    前記投入口は、前記収容器の真上に形成されていない
    請求項1から請求項4の何れか一項に記載のごみ収容装置。
  7. 収納部を更に備え、
    前記投入口は、前記収納部の真上に形成された
    請求項6に記載のごみ収容装置。
  8. 前記収容器に収容されたごみの量を検知する検知器と、
    前記検知器が検知した結果を報知器から報知させる制御装置と、
    を更に備えた請求項1から請求項4の何れか一項に記載のごみ収容装置。
  9. 前記投入口から投入されたごみを前記収容器に誘導する誘導部と、
    前記誘導部を洗浄する洗浄装置と、
    を更に備えた請求項1から請求項4の何れか一項に記載のごみ収容装置。
  10. 前記投入口から投入されたごみを前記収容器に誘導する誘導部を更に備え、
    ごみを前記収容器に誘導する前記誘導部の誘導面に防汚加工が施された
    請求項1から請求項4の何れか一項に記載のごみ収容装置。
  11. 前記収容器内の空気を排気口に導く排気風路が形成され、
    前記排気風路に、臭気を除去する脱臭部が設けられた
    請求項1から請求項10の何れか一項に記載のごみ収容装置。
  12. 前記収容器は、前記シンクを備える流し台の内部に配置され、
    前記流し台の正面側の側壁以外の側壁に、前記収容器を前記流し台の外に取り出すための取出口が形成された
    請求項1から請求項11の何れか一項に記載のごみ収容装置。
  13. 前記収容器は、袋を支持するための支持部を備えた請求項1から請求項12の何れか一項に記載のごみ収容装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107374094A (zh) * 2017-09-20 2017-11-24 宣城市婕泰智能厨卫技术开发有限公司 一种具有厨余垃圾处理***的智能橱柜
CN113120471A (zh) * 2020-01-16 2021-07-16 上海玖霖环保科技有限公司 一种积分式湿垃圾处理***

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