JP2017079496A - コンタクタ故障判定装置およびコンタクタ故障判定方法 - Google Patents

コンタクタ故障判定装置およびコンタクタ故障判定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コンタクタの故障判定精度を向上させる。【解決手段】コンタクタ故障判定装置10は、車両の駆動用モータ24に電力を供給するバッテリ22の正極と駆動用モータ24の正極とを結ぶ正極側電源ラインL1上に設けられた正極側コンタクタ30と、バッテリ22の負極と駆動用モータ24の負極とを結ぶ負極側電源ラインL2上に設けられた負極側コンタクタ32と、正極側コンタクタ30または負極側コンタクタ32と並列に接続されたプリチャージコンタクタ34と、を含むコンタクタ群の故障を判定する。電流計28は正極側コンタクタ30よりもバッテリ22側の正極側電源ラインL1に流れる電流を検出し、故障判定部102はコンタクタ群を順次開閉し、当該開閉に伴う電流の変化に基づいてコンタクタ群のいずれかに故障が生じているか否かを判定する。【選択図】図1

Description

本発明は、バッテリからの電源ラインに設けられたコンタクタ群の故障の有無を判定するコンタクタ故障判定装置およびコンタクタ故障判定方法に関する。
従来、電気自動車やハイブリット自動車などの車両の駆動用電源として搭載されるバッテリと、負荷機器(例えば駆動用モータ等)との間の電源ラインには、電気的接続を断接するコンタクタ(正極側コンタクタおよび負極側コンタクタ)が設けられている。
また、車両の駆動用電源は高電圧であるため、正極側コンタクタと並列にプリチャージコンタクタを設けて、高電圧の電源起動時(高電圧回路の接続時)の突入電流を抑制している。
上記のコンタクタ群は電源回路の安全機構であり、これらのコンタクタが正常に動作するかを定期的にチェックする必要がある。このため、一般的には車両の起動時(高電圧回路の接続時)および終了時(高電圧回路の切断時)にコンタクタを開閉して、コンタクタに故障が生じていないかを判定している。
例えば、下記特許文献1では、正極コンタクタ、負極コンタクタ、およびプリチャージコンタクタに対して車両起動のための起動時指令を出力するタイミングで負極コンタクタの溶着異常を診断するとともに、車両停止のための停止時指令を出力するタイミングで正極コンタクタおよびプリチャージコンタクタの溶着異常を診断する技術が開示されている。
特許文献1では、各コンタクタを順次開閉するとともに、駆動用モータのインバータ内に設けられたコンデンサ(平滑コンデンサ)の電圧を検出することにより、コンタクタの溶着の有無を判定している。
また、例えば下記特許文献2では、車両の起動時や終了時のみならず、走行中もバッテリの充放電が行われていないと判断した場合にはコンタクタの故障判定を行い、コンタクタ故障の検出頻度を増やして、溶着をより早期に発見できるようにしている。
すなわち、下記特許文献2では、車両の車速が略値0、かつブレーキペダルが踏み込まれたとき、バッテリの充放電が行われていないと判断してインバータのスイッチング素子をスイッチング制御してコンデンサに蓄えられた電荷の放電を行う。放電後、リレー(正極側コンタクタおよび負極側コンタクタ)をオフしてリレーの端子間の電圧RV1,RV2を検出して、この電圧RV1,RV2のいずれかが閾値RVref(略値0)以下であるか否かを判定する。閾値RVref以下のときには、リレーが溶着していると判断してLEDを点灯させる。
特開2013−169087号公報 特開2002−175750号公報
上述のように、一般的にはコンタクタの故障判定は、高電圧回路の接続時または切断時、すなわち車両の起動スイッチのオン/オフ操作が行われたタイミングで実施される。
ここで、一般的には起動スイッチの操作は車両が停止した状態で行われるが、ユーザが誤って、または意図的に、車両の走行中に起動スイッチの操作を行った場合、当該操作に連動して走行中にもコンタクタの故障判定が行われることとなる。
車両の駆動用モータが、その出力軸が車軸に直結されたダイレクトドライブモータである場合、車両の走行中(車軸回転時)には駆動用モータの誘起電圧によってコンデンサの電圧が変動する。
よって、ダイレクトドライブモータを搭載した車両で走行中にコンタクタの故障判定が実施された場合、コンタクタが故障(溶着)していなくてもコンデンサ電圧の上昇が検出され、故障判定を正しく行うことができないという課題がある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、その目的は、コンタクタの故障判定精度を向上させることができるコンタクタ故障判定装置およびコンタクタ故障判定方法を提供することにある。
上述の目的を達成するため、請求項1の発明にかかるコンタクタ故障判定装置は、負荷機器に電力を供給するバッテリの正極と前記負荷機器の正極とを結ぶ正極側電源ライン上に設けられた正極側コンタクタと、前記バッテリの負極と前記負荷機器の負極とを結ぶ負極側電源ライン上に設けられた負極側コンタクタと、を含むコンタクタ群の故障を判定するコンタクタ故障判定装置であって、前記正極側コンタクタよりも前記バッテリ側の前記正極側電源ライン、または前記負極側コンタクタよりも前記バッテリ側の前記負極側電源ラインに流れる電流を検出する電流検出部と、前記コンタクタ群を順次開閉し、当該開閉に伴う前記電流の変化に基づいて前記コンタクタ群のいずれかに故障が生じているか否かを判定する故障判定部と、を備えることを特徴とする。
請求項2の発明にかかるコンタクタ故障判定装置は、前記故障判定部は、所定の故障判定トリガが発生した場合に前記判定を行い、前記故障判定トリガは、前記コンタクタ群を全て開にして前記負荷機器と前記二次電池との接続が切断された状態から、前記正極側コンタクタおよび前記負極側コンタクタを閉にして前記負荷機器と前記二次電池とを接続させた状態への移行を指示する指示入力であり、前記指示入力があった場合、前記コンタクタ故障判定部により前記コンタクタ群に故障が生じていないと判定された後に、前記正極側コンタクタおよび前記負極側コンタクタを閉にして前記負荷機器と前記二次電池とを接続させる電池接続部を更に備える、ことを特徴とする。
請求項3の発明にかかるコンタクタ故障判定装置は、前記負荷機器は車両を駆動する駆動用モータであり、前記バッテリは前記車両の駆動用バッテリであり、前記駆動用モータは、出力軸の回転を前記車両の車軸に直接伝達するダイレクトドライブモータである、ことを特徴とする。
請求項4の発明にかかるコンタクタ故障判定装置は、前記コンタクタ故障判定部によって前記コンタクタ群のいずれかに故障が生じていると判定された場合に、ユーザに報知する報知手段を更に備える、ことを特徴とする。
請求項5の発明にかかるコンタクタ故障判定方法は、負荷機器に電力を供給するバッテリの正極と前記負荷機器の正極とを結ぶ正極側電源ライン上に設けられた正極側コンタクタと、前記バッテリの負極と前記負荷機器の負極とを結ぶ負極側電源ライン上に設けられた負極側コンタクタと、を含むコンタクタ群の故障を判定するコンタクタ故障判定方法であって、前記コンタクタ群を順次開閉するコンタクタ開閉工程と、前記正極側コンタクタよりも前記バッテリ側の前記正極側電源ライン、または前記負極側コンタクタよりも前記バッテリ側の前記負極側電源ラインに流れる電流を検出する電流検出工程と、前記コンタクタ群の開閉に伴う前記電流の変化に基づいて、前記コンタクタ群のいずれかに故障が生じているか否かを判定する故障判定工程と、を含んだことを特徴とする。
請求項1および請求項5の発明によれば、負荷機器とバッテリとを接続するコンタクタ群の故障を判定する際に、コンタクタよりバッテリ側を流れる電流の変化を用いて故障を判定する。これにより、負荷機器側で誘起電圧が発生している場合にコンタクタの故障として誤判定するのを避けて、故障判定の判定精度を向上させ、電源供給回路の信頼性を向上させる上で有利となる。
請求項2の発明によれば、負荷機器とバッテリとの接続指示があった場合に、コンタクタ群に故障が生じていないことを確認してから負荷機器とバッテリとを接続する。これにより、負荷機器とバッテリとの接続の断接を確実に行う上で有利となる。
請求項3の発明によれば、駆動用モータがダイレクトドライブモータであり、車軸の回転による駆動用モータの誘起電圧によってコンデンサ電圧が上昇した場合にも、コンタクタの故障として誤判定するのを避けて、故障判定の判定精度を向上させ、車両システムの信頼性を向上させる上で有利となる。
請求項4の発明によれば、コンタクタ群のいずれかに故障が生じていると判定された場合にユーザに報知する。これにより、ユーザは車両が通常とは異なる状態にあることを察知することができ、必要な対応を迅速に実施する上で有利となる。
コンタクタ故障判定装置10が搭載された高電圧回路の構成を示す説明図である。 コンタクタ故障判定装置10による故障判定処理の手順を示すフローチャートである。 故障判定部102による故障判定を模式的に示す説明図である。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかるコンタクタ故障判定装置およびコンタクタ故障判定方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
本実施の形態では、車両は電力で駆動用モータを駆動して走行する電動車(電気自動車)であるものとする。
(実施の形態)
<コンタクタ故障判定装置10の構成>
図1は、コンタクタ故障判定装置10が搭載された高電圧回路の構成を示す説明図である。
実施の形態にかかるコンタクタ故障判定装置10は、車両の駆動用電源(バッテリ22)を含む高電圧回路20に搭載されている。コンタクタ故障判定装置10は、車両のECU(Electronic Control Unit)12によって後述する故障判定処理を行うことによって実現する。
バッテリ22は、車両内の負荷機器である駆動用モータ24の駆動用電源として搭載され、駆動用モータ24に電力を供給する。
バッテリ22は、複数の電池セルが直列に接続された組電池であり、その正極に接続された正極側電源ラインL1にはバッテリ22が電力を供給する駆動用モータ24(より詳細には駆動用モータ24に交流電流を供給するモータインバータ26)の正極が、その負極に接続された負極側電源ラインL2には駆動用モータ24(モータインバータ26)の負極が、それぞれ接続される。
バッテリ22は高電圧電源であり、本実施の形態では電池電圧Vbが例えば300Vであるものとする。
駆動用モータ24はバッテリ22から供給される電力によって駆動され、車両の車軸を回転させる。
より詳細には、駆動用モータ24とバッテリ22との間には、バッテリ22から供給される直流電流を交流電流に変換するモータインバータ26が設けられており、駆動用モータ24にはモータインバータ26で交流に変換された電流が供給される。
本実施の形態では、駆動用モータ24が、その出力軸が車両の車軸に直結されたダイレクトドライブモータであるものとする。
このため、ユーザがアクセルペダルやブレーキペダルを操作せずに下り坂などを慣性走行している際にも、駆動用モータ24に車軸の回転による誘起電圧が発生し、後述するモータインバータ26内のコンデンサ264の電圧Vcが上昇することになる。
モータインバータ26は、スイッチング回路262およびコンデンサ264を含んで構成される。
スイッチング回路262は、バッテリ22から供給される直流電流をスイッチングによって交流電流に変換する。スイッチング回路262は、図示しないMCU(Motor Control Unit)によって駆動用モータ24への要求出力に応じて制御される。
コンデンサ264は、その両端をスイッチング回路262よりバッテリ22側の正極側電源ラインL1および負極側電源ラインL2に接続されており、スイッチング回路262でのスイッチングによって発生する電圧変動を平滑化する。
なお、モータインバータ26にはこの他、車両の高電圧回路20の切断時にコンデンサ264に蓄えられた電荷を放電するための放電抵抗等が設けられている。
バッテリ22とモータインバータ26との間の電源ラインL1,L2には、正極側コンタクタ30、負極側コンタクタ32およびプリチャージコンタクタ34を含むコンタクタ群が設けられている。
より詳細には、正極側コンタクタ30はバッテリ22の正極と駆動用モータ24の正極とを結ぶ正極側電源ラインL1上に設けられており、負極側コンタクタ32はバッテリ22の負極と駆動用モータ24の負極とを結ぶ負極側電源ラインL2上に設けられており、プリチャージコンタクタ34は正極側電源ラインL1上に正極側コンタクタ30と並列に設けられている。
なお、本実施の形態では、プリチャージコンタクタ34を正極側コンタクタ30と並列に設けているが、プリチャージコンタクタ34を負極側コンタクタ32と並列に設けてもよい。
正極側コンタクタ30および負極側コンタクタ32は、高電圧回路20において駆動用モータ24とバッテリ22との電気的な接続を断接するために設けられている。以下の説明で、高電圧回路20の接続状態とは、正極側コンタクタ30および負極側コンタクタ32の両方が閉となり、駆動用モータ24とバッテリ22とが電気的に接続した状態をいう。
プリチャージコンタクタ34は、高電圧回路20の接続時(起動時)にコンデンサ264に突入電流が流れるのを防ぐために、正極側コンタクタ30を閉とする前に閉とされるコンタクタである。
より詳細には、プリチャージコンタクタ34にはプリチャージ抵抗36が直列に接続されており、プリチャージコンタクタ34と負極側コンタクタ32とが閉にされた状態では回路上に流れる電流が制限される。
高電圧回路20の接続時には、まずプリチャージコンタクタ34と負極側コンタクタ32とを閉にして制限された電流によってコンデンサ264の電圧を電池電圧と等しくする(プリチャージ)。その後に、正極側コンタクタ30を閉、プリチャージコンタクタ34を開にして、高電圧回路20の接続を完了する。
上述したコンタクタ故障判定装置10は、これら正極側コンタクタ30、負極側コンタクタ32、プリチャージコンタクタ34を含むコンタクタ群の故障の有無を判定する。
なお、本実施の形態では、コンタクタの故障の形態として主に溶着(閉状態に維持される閉固着)について説明するが、コンタクタの故障の形態には、例えば開状態に維持される開固着や制御不良(固着は生じていないが制御信号が伝達されないなどにより状態を開閉状態が切り替えられない)なども含まれる。
また、正極側コンタクタ30よりもバッテリ22の正極側電源ラインL1には、電流計28が設けられている。電流計28は、正極側電源ラインL1に流れる電流Ibを検出し、ECU12へと出力する。電流計28は、請求項における電流検出部に対応する。
なお、電流計28は、負極側コンタクタ32よりもバッテリ22の負極側電源ラインL2に設けられていてもよい。
ECU12は、車両全体の制御を司る制御部であり、CPU、制御プログラムなどを格納・記憶するROM、制御プログラムの作動領域としてのRAM、各種データを書き換え可能に保持するEEPROM、周辺回路等とのインターフェースをとるインターフェース部などを含んで構成される。
なお、本実施の形態ではECU12がコンタクタ故障判定装置10を実現するものとして説明するが、車両に搭載された他の制御部、例えばバッテリ22を制御するBMU(Battery Management Unit)や上述したMCUによってコンタクタ故障判定装置10を実現してもよい。
ECU12は、起動スイッチ40および報知部42と接続している。
起動スイッチ40は、運転席に設けられ、車両の起動操作および終了操作を受け付ける。
報知部42は、後述する故障判定部102によってコンタクタ群のいずれかに故障が生じていると判定された場合に、ユーザに報知する。
報知部42としては、例えばディスプレイや表示灯、スピーカなど、従来公知の様々な報知機器を用いることができる。
なお、ECU12、起動スイッチ40および報知部42は、バッテリ22とは別に設けられた補機バッテリ(図示なし)に蓄電された電力によって駆動される。補機バッテリは、車両内の各種補機を駆動するために設けられており、バッテリ22と比較して低電圧(例えば12V)のバッテリである。すなわち、コンタクタ故障判定装置10は、バッテリ22から電力供給を受ける高電圧電源系統とは異なる電源系統を用いて駆動される。
ECU12は、上記CPUが上記制御プログラムを実行することによって、故障判定部102およびバッテリ接続部104を実現する。
故障判定部102は、コンタクタ群(正極側コンタクタ30、負極側コンタクタ32およびプリチャージコンタクタ34)を順次開閉し、当該開閉に伴う電流(電流計28の検出電流Ib)の変化に基づいてコンタクタ群のいずれかに故障が生じているか否かを判定する。
本実施の形態では、故障判定部102は所定の故障判定トリガが発生した場合に故障の有無の判定を行う。故障判定トリガとは、例えば起動スイッチ40のオン操作またはオフ操作、すなわちバッテリ22と駆動用モータ24(モータインバータ26を含む)で構成される高電圧回路20の接続/非接続を切り替える操作である。
本実施の形態では、特に起動スイッチ40のオン操作を故障判定トリガとする。起動スイッチ40のオン操作は、コンタクタ群を全て開に制御して駆動用モータとバッテリ22との接続が切断された状態(高電圧回路20の非接続状態)から、正極側コンタクタ30および負極側コンタクタ32を閉に制御して駆動用モータとバッテリ22とを接続させた状態(高電圧回路20の接続状態)への切り替えを指示する指示入力である。
なお、故障判定部102で故障判定を行うタイミングはこれに限らず、故障判定を正確に行うことができる状態であれば、どのようなタイミングであってもよい。
故障判定部102の故障判定方法としては、例えば、初期状態ではコンタクタ群を全て開に制御しておき、正極側コンタクタ30、負極側コンタクタ32およびプリチャージコンタクタ34のうち1つを閉にする動作を順次実施することにより、コンタクタ群の溶着の有無を判定することができる。
この場合、コンタクタ群を全て開にすると、バッテリ22と駆動用モータ24(モータインバータ26)との接続が切断されるため、初期状態における電流Ibは0となる。なお、この時電流Ibが0にならない場合には、正極側および負極側両方のコンタクタに溶着が生じていると考えられる。
初期状態から正極側コンタクタ30のみを閉に制御した場合、一方の極のコンタクタのみが閉となっている状態であるので、通常は電流Ibが0のままである。一方、電流Ibが上昇した場合は、正負両極のコンタクタが閉となっていると考えられ、負極側コンタクタ32に溶着が生じていると判定することができる。
同様に、初期状態から負極側コンタクタ32のみを閉に制御した際に電流Ibが上昇した場合は、正極側コンタクタ30またはプリチャージコンタクタ34に溶着が生じていると判定することができる。
この時、例えば電流Ibの電流値で正極側コンタクタ30またはプリチャージコンタクタ34のいずれが溶着しているかを判定してもよい。すなわち、プリチャージコンタクタ34にはプリチャージ抵抗36が接続されているため、回路に流れる電流Ibが制限され、プリチャージコンタクタ34の溶着時には正極側コンタクタ30の溶着時よりも電流値Ibが小さくなる。これを利用して、正極側のどちらのコンタクタが溶着しているかを判定することができる。
ここで、本実施の形態では故障判定トリガは起動スイッチ40のオン操作であるが、一般的には起動スイッチ40のオン操作(およびオフ操作)は、車両が停止した状態で行われる。一方で、ユーザが誤って、または意図的に、車両の走行中に起動スイッチ40のオン操作(またはオフ操作)、すなわち高電圧回路20の接続操作または切断操作を行う場合があり、この場合には走行中にコンタクタの故障判定が実施される。
本実施の形態のように駆動用モータ24がダイレクトドライブモータである場合、車両の走行中(車軸回転時)には駆動用モータ24の誘起電圧によってコンデンサ電圧Vcが変動する。
このような誘起電圧が発生している状態で、従来技術のようにコンデンサ264の電圧Vcを用いてコンタクタの故障判定を行うと、コンタクタが故障(溶着)していない場合でもコンデンサ264の電圧Vcの上昇が検出され、コンタクタが故障していると誤判定することになる。
一方で、故障判定部102のように電流Ibを用いて故障判定を行うと、コンデンサ電圧Vcが電池電圧Vbと等しい場合以外は、コンタクタ群の故障により電流Ibが発生するため、精度高くコンタクタの故障を判定することができる。
より詳細には、電流Ibは、コンデンサ電圧Vcと電池電圧Vbとの差分が大きいほど大きくなり、またコンデンサ電圧Vcが電池電圧Vbに近づくほど小さくなる。また、コンデンサ電圧Vcが電池電圧Vbに等しい場合は電流Ibは流れない。
コンデンサ電圧Vcと電池電圧Vbとにわずかでも差があれば電流Ibが流れることから、電流Ibを用いて故障判定を行うことにより、故障判定の精度を向上させることができる。
バッテリ接続部104は、起動スイッチ40のオン操作、すなわち高電圧回路20の接続が切断された状態から、正極側コンタクタ30および負極側コンタクタ32を閉に制御して駆動用モータ24とバッテリ22とを接続させた状態への切り替えを指示する指示入力があった場合に、正極側コンタクタ30および負極側コンタクタ32を閉に制御して駆動用モータ24とバッテリ22とを接続させる。
なお、実際に駆動用モータ24とバッテリ22とを接続させる際には、まずプリチャージコンタクタ34と負極側コンタクタ32とを閉にして制限された電流によってコンデンサ電圧Vcを電池電圧と等しくし(プリチャージ)、その後正極側コンタクタ30を閉、プリチャージコンタクタ34を開にして、駆動用モータ24とバッテリ22とを接続させる。
ここで、バッテリ接続部104は、故障判定部102によりコンタクタ群に故障が生じていないと判定された後に、正極側コンタクタ30および負極側コンタクタ32を閉にして駆動用モータ24とバッテリ22とを接続させる。
すなわち、バッテリ接続部104は、故障判定部102によりコンタクタ群に故障が生じていないと判定された場合にのみ駆動用モータ24とバッテリ22とを接続させ、故障判定部102によりコンタクタ群に故障が生じていると判定された場合には、駆動用モータ24とバッテリ22とを接続させない。
これにより、コンタクタが故障している状態で高電圧回路20を接続することを回避して、例えば正極側および負極側コンタクタが両側溶着して高電圧回路20が接続状態のままとなり、バッテリ22が過放電になる等の不具合を回避することができる。
図2は、コンタクタ故障判定装置10による故障判定処理の手順を示すフローチャートである。
コンタクタ故障判定装置10は、まず高電圧回路20が接続状態、すなわち正極側コンタクタ30および負極側コンタクタ32が閉となり駆動用モータとバッテリ22とが接続された状態であるか否かを判定する(ステップS200)。
高電圧回路20が接続状態である場合(ステップS200:Yes)、コンタクタ故障判定装置10は、起動スイッチ40が操作(終了操作)されるまで、そのまま高電圧回路20の接続を継続する(ステップS202)。
一方、高電圧回路20が非接続状態である場合、すなわち正極側コンタクタ30および負極側コンタクタ32が開となり駆動用モータとバッテリ22とが接続されていない状態の場合(ステップS200:No)、コンタクタ故障判定装置10は、起動スイッチ40が操作(起動操作)されるまで待機する(ステップS204:Noのループ)。
起動スイッチ40が操作(起動操作)されると(ステップS204:Yes)、故障判定部102は故障判定を実施する(ステップS206)。
図3は、故障判定部102による故障判定を模式的に示す説明図であり、図3Aはいずれのコンタクタにも故障が生じていない場合、図3Bは正極側コンタクタ30に故障が生じている場合を示している。
まず、図3Aについて説明する。図3Aでは、いずれのコンタクタにも故障が生じておらず、コンタクタの実際の開閉状態はECU12からの制御信号通りとなっているため、コンタクタの実際の開閉状態とECU12からの制御信号とを区別せずに図示している。
初期状態T0では、正極側コンタクタ30、負極側コンタクタ32、プリチャージコンタクタ34はすべて開となっており、駆動用モータ24にはバッテリ22からは電力供給が行われていない。
このように全てのコンタクタが開となっている場合、通常コンデンサ電圧Vcは0Vである。しかし、例えば車両が下り坂を惰性走行している等により車軸が回転している場合には、駆動用モータ24の誘起電圧によって図3Aのように0Vより高くなる。従来技術のようにコンデンサ電圧Vcを用いて故障判定を行う場合には、このようなコンデンサ電圧Vcの上昇により故障を誤判定する可能性がある。
一方で、故障判定部102で故障判定に用いる電流Ibは、初期状態T0から0Aであり、また例えば時刻T1に負極側コンタクタのみを閉にした場合でも0Aのままである。このように、コンタクタの故障判定に電流Ibを用いることによって、コンデンサ電圧Vcの上昇に伴う故障の誤判定を回避することができる。
次に、図3Bについて説明する。図3Bでは、正極側コンタクタ30に故障(溶着)が生じており、点線で示すECU12からの制御信号に反して、正極側コンタクタ30は閉状態となっている。
この場合、故障判定部102で故障判定に用いる電流Ibは、初期状態T0から時刻T1までは0Aであるが、時刻T1に負極側コンタクタを閉にするとバッテリ22と負荷機器との間に閉回路が形成され、コンデンサ電圧Vcと反比例する電流Ibが流れる。これにより、故障判定部102は正極側電源ラインL1上のコンタクタ(正極側コンタクタ30またはプリチャージコンタクタ34)に故障が生じていることを検出することができる。
なお、電流Ibは、例えば時刻T2でコンデンサ電圧Vcが電池電圧Vbとほぼ等しくなる(コンデンサの充電が完了する)と0Aとなる。より詳細には、駆動用モータ24の誘起電圧が電池電圧より低い場合は図3BのようにIb=0となる。また、車速が高く、駆動用モータ24の誘起電圧が電池電圧より高い場合はIb<0(バッテリ22を充電する方向)となる。なお、コンデンサ電圧Vcが電池電圧Vbとはモータインバータ26とバッテリ22間のハーネス抵抗による電圧降下分の差があるため、完全には同一にならない。
図2の説明に戻り、いずれのコンタクタにも故障がない場合には(ステップS208:Yes)、バッテリ接続部104が、正極側コンタクタ30および負極側コンタクタ32を閉に制御して駆動用モータ24とバッテリ22とを接続させ、高電圧回路20の接続を実施して(ステップS210)、本フローチャートによる処理を終了する。
一方、いずれかのコンタクタに故障がある場合には(ステップS208:No)、バッテリ接続部104は高電圧回路20の接続を行なわず(高電圧回路20の接続禁止)、報知部42はコンタクタ群のいずれかに故障が生じている旨を報知して(ステップS212)、本フローチャートによる処理を終了する。
以上説明したように、実施の形態にかかるコンタクタ故障判定装置10によれば、負荷機器とバッテリ22とを接続するコンタクタ群の故障を判定する際に、コンタクタ群よりバッテリ22側を流れる電流の変化を用いて故障を判定する。
これにより、負荷機器側で誘起電圧が発生している場合にコンタクタの故障として誤判定するのを避けて、故障判定の判定精度を向上させ、電源供給回路の信頼性を向上させる上で有利となる。
また、コンタクタ故障判定装置10によれば、負荷機器とバッテリ22との接続指示があった場合に、コンタクタ群に故障が生じていないことを確認してから負荷機器とバッテリ22とを接続する。これにより、負荷機器とバッテリ22との接続の断接を確実に行う上で有利となる。
また、コンタクタ故障判定装置10によれば、負荷機器である駆動用モータ24がダイレクトドライブモータであり、車軸の回転による駆動用モータ24の誘起電圧によってコンデンサ電圧Vcが上昇した場合にも、コンタクタの故障として誤判定するのを避けて、故障判定の判定精度を向上させ、車両システムの信頼性を向上させる上で有利となる。
また、コンタクタ故障判定装置10によれば、コンタクタ群のいずれかに故障が生じていると判定された場合にユーザに報知する。これにより、ユーザは車両が通常とは異なる状態にあることを察知することができ、必要な対応を迅速に実施する上で有利となる。
10……コンタクタ故障判定装置、102……故障判定部、104……バッテリ接続部、20……高電圧回路、22……バッテリ、24……駆動用モータ、26……モータインバータ、262……スイッチング回路、264……コンデンサ、28……電流計、30……正極側コンタクタ、32……負極側コンタクタ、34……プリチャージコンタクタ、36……プリチャージ抵抗、40……起動スイッチ、42……報知部、L1……正極側電源ライン、L2……負極側電源ライン。

Claims (5)

  1. 負荷機器に電力を供給するバッテリの正極と前記負荷機器の正極とを結ぶ正極側電源ライン上に設けられた正極側コンタクタと、前記バッテリの負極と前記負荷機器の負極とを結ぶ負極側電源ライン上に設けられた負極側コンタクタと、を含むコンタクタ群の故障を判定するコンタクタ故障判定装置であって、
    前記正極側コンタクタよりも前記バッテリ側の前記正極側電源ライン、または前記負極側コンタクタよりも前記バッテリ側の前記負極側電源ラインに流れる電流を検出する電流検出部と、
    前記コンタクタ群を順次開閉し、当該開閉に伴う前記電流の変化に基づいて前記コンタクタ群のいずれかに故障が生じているか否かを判定する故障判定部と、
    を備えることを特徴とするコンタクタ故障判定装置。
  2. 前記故障判定部は、所定の故障判定トリガが発生した場合に前記判定を行い、
    前記故障判定トリガは、前記コンタクタ群を全て開にして前記負荷機器と前記二次電池との接続が切断された状態から、前記正極側コンタクタおよび前記負極側コンタクタを閉にして前記負荷機器と前記二次電池とを接続させた状態への移行を指示する指示入力であり、
    前記指示入力があった場合、前記コンタクタ故障判定部により前記コンタクタ群に故障が生じていないと判定された後に、前記正極側コンタクタおよび前記負極側コンタクタを閉にして前記負荷機器と前記二次電池とを接続させる電池接続部を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1記載のコンタクタ故障判定装置。
  3. 前記負荷機器は車両を駆動する駆動用モータであり、前記バッテリは前記車両の駆動用バッテリであり、
    前記駆動用モータは、出力軸の回転を前記車両の車軸に直接伝達するダイレクトドライブモータである、
    ことを特徴とする請求項1または2記載のコンタクタ故障判定装置。
  4. 前記コンタクタ故障判定部によって前記コンタクタ群のいずれかに故障が生じていると判定された場合に、ユーザに報知する報知手段を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載のコンタクタ故障判定装置。
  5. 負荷機器に電力を供給するバッテリの正極と前記負荷機器の正極とを結ぶ正極側電源ライン上に設けられた正極側コンタクタと、前記バッテリの負極と前記負荷機器の負極とを結ぶ負極側電源ライン上に設けられた負極側コンタクタと、を含むコンタクタ群の故障を判定するコンタクタ故障判定方法であって、
    前記コンタクタ群を順次開閉するコンタクタ開閉工程と、
    前記正極側コンタクタよりも前記バッテリ側の前記正極側電源ライン、または前記負極側コンタクタよりも前記バッテリ側の前記負極側電源ラインに流れる電流を検出する電流検出工程と、
    前記コンタクタ群の開閉に伴う前記電流の変化に基づいて、前記コンタクタ群のいずれかに故障が生じているか否かを判定する故障判定工程と、
    を含んだことを特徴とするコンタクタ故障判定方法。
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