JP2017044455A - 空気調和装置 - Google Patents

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晃弘 桝谷
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Abstract

【課題】簡素で安価な構成により、配管レイアウト性およびメンテナンス性を損なうことなく、電気部品の作動熱を利用して低圧冷媒の過熱度を高める。【解決手段】空気調和装置1は、冷媒を圧縮するコンプレッサと、前記コンプレッサを駆動するコントローラの電気回路部を構成し、作動熱を発する電気部品であるリアクタ15と、前記冷媒を前記コンプレッサに供給する低圧冷媒管25と、を備えている。低圧冷媒管25は、その中間部が複数(例えば2本)の丸パイプ状の分岐管25bに分岐して再び1本に集合する熱交換区間25cとなっており、その複数の分岐管25bがリアクタ15に対して熱交換可能に近接配設されている。【選択図】図2

Description

本発明は、電気部品の作動熱を利用して低圧冷媒の過熱度を高めるようにした空気調和機に関するものである。
オゾン層破壊や地球温暖化の懸念が少ない次世代冷媒として有望視されているHFO−1234yf冷媒(2,3,3,3−テトラフルオロ−1−プロペン:通称HFO冷媒)は、その物性上、高圧ガス温度が低くなる傾向があり、コンプレッサから吐出される圧縮冷媒の過熱度が小さくなりやすい。このため、コンプレッサに吸入される冷媒が液相を含む湿り状態になる可能性があり、そうなると液圧縮によるコンプレッサの信頼性を損なうことになる。
そこで、特許文献1,2に記載されているように、低圧冷媒管の一部に偏平部を設け、この偏平部に、作動熱を発する電気部品や電機部品箱を隣接させ、電気部品の作動熱を利用して低圧冷媒の過熱度を高めて性能を向上させるようにした空気調和装置がある。
また、特許文献3に記載されているように、高い作動熱を発するリアクタに低圧冷媒管を貫通させるように配設することにより、低圧冷媒の過熱度を高めると同時にリアクタを冷却するようにした空気調和装置がある。
特開2006−214633号公報 特開2014−122724号公報 実開平1−101184号公報
しかしながら、特許文献1,2のように、低圧冷媒管の一部に偏平部を設ける構成は、偏平部を形成することによって低圧冷媒管の製造コストが上昇してしまうことと、偏平部の曲げ方向に自由度がないことから配管レイアウト上の制約になるという問題がある。
また、特許文献3のように、リアクタ等の電気部品に低圧冷媒管を貫通させるように配設すると、当該電気部品の交換が不可能になり、空気調和装置のメンテナンス性が低下するという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、簡素で安価な構成により、配管レイアウト性およびメンテナンス性を損なうことなく、電気部品の作動熱を利用して低圧冷媒の過熱度を高めることのできる空気調和装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、以下の手段を採用する。
即ち、本発明に係る空気調和装置は、冷媒を圧縮するコンプレッサと、前記コンプレッサを駆動するコントローラの電気回路部を構成し、作動熱を発する電気部品と、前記冷媒を前記コンプレッサに供給する低圧冷媒管と、前記低圧冷媒管の中間部が複数の丸パイプ状の分岐管に分岐して再び1本に集合する熱交換区間と、を具備し、前記熱交換区間は前記電気部品に対して熱交換可能に近接配設されていることを特徴とする。
上記構成の空気調和装置によれば、低圧冷媒管の熱交換区間(分岐管)が、作動熱を発する電気部品に対して熱交換可能に近接配設されているため、この熱交換区間を流れる低圧冷媒の冷熱と、電気部品の作動熱とが熱交換される。したがって、電気部品の作動熱が利用されて低圧冷媒の過熱度が高められるとともに、電気部品の作動熱が冷却される。
熱交換区間は複数本の分岐管から構成されるため、電気部品の表面と熱交換する面積が多くなり、低圧冷媒と電気部品とを効率良く熱交換させることができる。また、複数の分岐管は丸パイプ状であるため、偏平管とした場合に比べて低圧冷媒管の構成を簡素化し、低圧冷媒管の製造コスト上昇を抑えることができる。しかも、丸パイプ状の分岐管は曲げ方向に自由度を持ち、配管レイアウト上の制約になりにくい。
上記構成において、前記電気部品を、該電気部品が固定される固定壁面との間に所定の空間が介在するように固定し、前記熱交換区間を、前記空間を通過するように配設してもよい。
上記構成によれば、電気部品を固定壁面から取り外す際に熱交換区間に阻まれることがない。このため、電気部品の着脱性を良くし、空気調和装置のメンテナンス性を良好に保つことができる。
上記構成において、前記電気部品に湾曲した外周面を付与し、前記熱交換区間を前記電気部品の外周面に沿うように配設してもよい。
上記構成によれば、熱交換区間が電気部品の表面に接する長さが長くなるため、熱交換区間と電気部品の表面とが熱交換する面積をより多くし、電気部品の作動熱により低圧冷媒の過熱度を高めることができる。
上記構成において、前記電気部品の外周面に外周溝を形成し、前記熱交換区間を前記外周溝に嵌合するように配設してもよい。
上記構成によれば、電気部品の外周面に形成された外周溝に熱交換区間が嵌合することにより、外周溝の内周面に対して丸パイプ状の熱交換区間の外周面が面状に密着する。これにより、熱交換区間が電気部品の表面と熱交換する面積をより多くし、電気部品の作動熱により低圧冷媒の過熱度を高めることができる。
上記構成において、前記電気部品を分割可能に形成し、その分割部に分割溝を形成し、前記熱交換区間を前記分割溝に嵌合するように配設してもよい。
上記構成によれば、熱交換区間が電気部品の分割溝に嵌合されることにより、分割溝の内周面に対して熱交換区間の外周面全周が面状に密着する。これにより、熱交換区間が電気部品と熱交換する面積を最大限に多くし、電気部品の作動熱による低圧冷媒の過熱作用を高めることができる。
しかも、電気部品を分割することにより、電気部品と熱交換区間との結合を解除できるため、電気部品を固定壁面から取り外す際に熱交換区間に阻まれることがない。このため、電気部品の着脱性を良くし、空気調和装置のメンテナンス性を良好に保つことができる。
上記構成において、前記熱交換区間をループ形状に造形し、該ループ形状を持つ配管を前記電気部品に対して熱交換可能に近接配設してもよい。
上記構成によれば、ループ形状に造形された熱交換区間の配管剛性が低下するため、電気部品を固定壁面から着脱させる時に、熱交換区間の頂部付近を電気部品から離すように動かすことができる。これにより、熱交換区間に阻まれることなく電気部品を着脱することができ、空気調和装置のメンテナンス性を良好に保つことができる。
以上のように、本発明に係る空気調和機用室外機によれば、簡素で安価な構成により、配管レイアウト性およびメンテナンス性を損なうことなく、電気部品の作動熱を利用して低圧冷媒の過熱度を高めることができる。
本発明の実施形態に係る空気調和機用室外機の横断面図である。 図1のII矢視により本発明の第1実施形態を示すリアクタ付近の斜視図である。 図2のIII−III線に沿う縦断面図である。 本発明の第2実施形態を示すリアクタ付近の斜視図である。 図4のV−V線に沿う縦断面図である。 本発明の第3実施形態を示すリアクタ付近の斜視図である。 図6のVII−VII線に沿う縦断面図である。 本発明の第4実施形態を示すリアクタ付近の斜視図である。 図8に示すコアの前端部分が本体部分から分離された状態を示す斜視図である。 図8のX−X線に沿う縦断面図である。
以下に、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る空気調和装置の横断面図である。この空気調和装置1は、店舗や事務所、住居等の室内に設置されている室内機に連結されて外部に設置される室外機である。
空気調和装置1は、箱型の筐体2を備えている。筐体2の正面には空気吹出口3が開設されており、筐体2の背面と一側面は空気吸込口4a,4bとして開放されている。筐体2の内部には、幅方向一側に機械室6、他側にファン7が設置されている。機械室6には、HFO冷媒等の冷媒を圧縮するコンプレッサ8および後に詳述するリアクタ15等の電気部品を含む数々の機器類が内蔵されている。なお、機械室6を除く筐体2の内部空間は熱交換室11となっている。
ファン7は、ブレード7aと、これを回転駆動するファンモータ7bと、モータデッキ7cと、ブレード7aの周囲を囲むとともに空気吹出口3の形状を滑らかにするベルマウス7dとを備えた軸流ファンであり、ファンモータ7bはモータデッキ7cに支持されて筐体2内に設置されている。なお、機械室6を形成するバッフルプレート6aはベルマウス7dに隣接しており、バッフルプレート6aの背面はファン7に向かって湾曲している。
また、筐体2内部の熱交換室11には、空気吸込口4a,4bに沿うように熱交換器12が設置されている。この熱交換器12は、空気吸込口4aに対面する長辺部12aと、空気吸込口4bに対面する短辺部12bとを備えており、平面視で略L字形に形成されている。長辺部12aは、筐体2の背面に沿い、且つファン7の背面側から機械室6の背面側まで延在している。
ファン7のファンモータ7bが作動すると、ブレード7aが回転し、筐体2の背面および側面の空気吸込口4a,4bから外気が吸気され、この外気は熱交換器12(12a,12b)を通過することによって熱交換器12の内部を流れる冷媒との熱交換を行った後、筐体2正面の空気吹出口3から排出される。
機械室6を構成するバッフルプレート6a(固定壁面)には、リアクタ15(電気部品)が固定されている。このリアクタ15は、コンプレッサ8を駆動する図示しないコントローラの電気回路部を構成し、その作動時に作動熱を発する部品である。
[第1実施形態]
図2は図1のII矢視により本発明の第1実施形態を示すリアクタ15付近の斜視図であり、図3は図2のIII−III線に沿う縦断面図である。
リアクタ15は、ベースプレート16と、コア(鉄芯)17と、コイル(巻線)18と、端子19等を備えて構成されており、例えばベースプレート16の四隅がビス21とナット22とを用いてバッフルプレート6aに固定されている。
一方、図1、図2に示すように、機械室6内には、コンプレッサ8に低圧冷媒を供給する低圧冷媒管25が配設されている。この低圧冷媒管25は、本管25aと、この本管25aの中間部から分岐する2本の丸パイプ状の分岐管25b(配管)とを備えて構成されており、2本の分岐管25bの部分が熱交換区間25cとなっている。
低圧冷媒管25は、図示しない四方弁を経てコンプレッサ8の吸気ポート(非図示)に接続されており、冷房モードでは図示しない室内機に内蔵された熱交換器で気化した冷媒をコンプレッサ8に供給し、暖房モードでは熱交換器12で気化した冷媒をコンプレッサ8に供給する配管である。
低圧冷媒管25の中間部に設けられた熱交換区間25cは、前述のように、低圧冷媒管25の本管25aから例えば2本の丸パイプ状の分岐管25bを分岐させ、再び1本に集合させた構成である。そして、これらの分岐管25bがリアクタ15に対して熱交換可能に近接配置されている。分岐管25bの本数は3本以上であってもよい。
具体的には、熱交換区間25c(分岐管25b)の長さは例えば30cm程度であり、リアクタ15の前で上方に向かって凸となるループ形状をなすように造形されている。このループ形状の頂部付近は直線状に形成され、この熱交換区間25c(分岐管25b)の直線部がリアクタ15の前面に沿って水平方向に延在し、且つリアクタ15(コア17)の前面に接触している。この直線部は、例えばブラケット27によってリアクタ15の前面に固定されている。ブラケット27は、例えばビス28でリアクタ15のコア17に設けられた締結ボス17aに締結されており、コア17と分岐管25bとの間に導熱性シーラント30が充填されている。
以上のように構成された空気調和装置1は、冷房、暖房、いずれの運転モードにおいても、熱交換器12または室内機の熱交換器において気化した低圧冷媒が、低圧冷媒管25を経てコンプレッサ8に供給される。低圧冷媒管25の熱交換区間25cを構成している複数本の分岐管25bは、作動熱を発するリアクタ15に対して熱交換可能に近接配設されているため、この熱交換区間25c(分岐管25b)を流れる低圧冷媒の冷熱と、リアクタ15の作動熱とが熱交換される。したがって、リアクタ15の作動熱が利用されて低圧冷媒の過熱度が高められるとともに、リアクタ15の作動熱が冷却される。
低圧冷媒管25の熱交換区間25cは複数本の分岐管25bから構成されるため、リアクタ15の表面と熱交換する面積が多くなり、低圧冷媒とリアクタ15とを効率良く熱交換させることができる。
また、複数の分岐管25bは丸パイプ状であるため、偏平管とした場合に比べて低圧冷媒管25の構成を簡素化し、低圧冷媒管25の製造コスト上昇を抑えることができる。
しかも、丸パイプ状の分岐管25bは曲げ方向に自由度を持ち、配管レイアウト上の制約になりにくい。
なお、コア17と分岐管25bとの間に導熱性シーラント30を充填することにより、コア17と分岐管25bとの間の熱抵抗を少なくし、両部材17,25bを一層効率良く熱交換させることができる。
また、分岐管25bをループ形状に造形し、該ループ形状の頂部付近の直線部をリアクタ15に対して熱交換可能に近接させている。こうすれば、分岐管25bの頂部付近における剛性が低下するため、ブラケット27を外すことにより、分岐管25bのループ頂部付近をリアクタ15から離れる方向に動かすことができる。
これにより、リアクタ15の交換作業時においては、分岐管25b(熱交換区間25c)に阻まれることなくリアクタ15を着脱することができ、空気調和装置1のメンテナンス性を良好に保つことができる。
なお、低圧冷媒管25の本管25aの少なくとも一部をフレキシブル管にすることにより、分岐管25bをより容易に大きく動かすことができ、リアクタ15の交換が伴う空気調和装置1のメンテナンス性をさらに向上させることができる。
[第2実施形態]
図4は本発明の第2実施形態を示すリアクタ15付近の斜視図であり、図5は図4のV−V線に沿う縦断面図である。
この実施形態において、リアクタ15はビス21とナット22とスペーサ33とを用いてバッフルプレート6aとの間に所定の空間Sが介在するように固定されている。
一方、低圧冷媒管25には、第1実施形態と同様に、その本管25aから例えば2本の丸パイプ状の分岐管25bを分岐させ、再び1本に集合させた構成の熱交換区間25cが形成されている。これら2本の分岐管25b(熱交換区間25c)は、リアクタ15とバッフルプレート6aとの間の空間Sを通過するように配設されている。空間Sの幅は分岐管25bの外径と同じか、やや大きく設定されている。
図5に示すように、リアクタ15(ベースプレート16)とバッフルプレート6aとの間に、分岐管25bを包むように導熱性シーラント30が充填されている。こうして、2本の分岐管25bがリアクタ15に対して熱交換可能に近接配置されている。
上記構成によれば、リアクタ15をバッフルプレート6aから取り外す際に分岐管25b(熱交換区間25c)に阻まれることがない。つまり、分岐管25bを移動させることなくリアクタ15を着脱することができる。このため、リアクタ15の交換が伴う空気調和装置1のメンテナンス性を良好に保つことができる。
[第3実施形態]
図6は本発明の第3実施形態を示すリアクタ15付近の斜視図であり、図7は図6のVII−VII線に沿う縦断面図である。
この実施形態において、リアクタ15は、そのコア17の外周面が湾曲面となっている。また、コア17のベースプレート16からの高さ寸法は、第1、第2実施形態のものよりも長くなっている。さらに、コア17の外周面には水平方向に延びる2本の外周溝17aが形成されている。なお、このリアクタ15はビス21とナット22とスペーサ34とを用いてバッフルプレート6aから浮いた状態で固定されているが、スペーサ34を用いずに固定してもよい。
一方、低圧冷媒管25に設けられている熱交換区間25cは、概ね第1、第2実施形態のものと同様な構成であるが、その2本の分岐管25bは、本管25aから上方に延びた後、バッフルプレート6a側に直角に湾曲し、その後水平方向に直角に湾曲して、リアクタ15のコア17の湾曲した外周面に沿うように、且つコア17外周面の外周溝17aに嵌合するように配設されている。分岐管25bはブラケット等によってコア17に固定してもよい。
上記構成によれば、分岐管25bがリアクタ15(コア17)の湾曲した外周面に沿って配設されることにより、分岐管25bとリアクタ15との接触長さが長くなる。
また、分岐管25bがコア17の外周面に形成された外周溝17aに嵌合することにより、外周溝17aの内周面に対して丸パイプ状の分岐管25bの外周面が面状に密着する。
これらにより、分岐管25bがリアクタ15の表面と熱交換する面積をより多くし、リアクタ15の作動熱を利用して効率良く低圧冷媒の過熱度を高めるとともに、リアクタ15を冷却することができる。なお、リアクタ15を交換する際には、リアクタ15が固定されたままの状態でバッフルプレート6aを機外に取り出し、その後バッフルプレート6aからリアクタ15を取り外して交換することができる。
[第4実施形態]
図8、図9は、本発明の第4実施形態を示すリアクタ15付近の斜視図であり、図10は図8のX−X線に沿う縦断面図である。
この実施形態において、リアクタ15は、そのコア17の前端部分17Aが、本体部分17Bに対して分割可能になっており、前端部分17Aは4本のビス36により本体部分17Bに着脱可能に固定されるようになっている。そして、図10に示すように、コア17の前端部分17Aと本体部分17Bとの分割部における両面に、それぞれ2本の分割溝17b,17cが形成されている。
一方、低圧冷媒管25に設けられている熱交換区間25cは、概ね第1、第2実施形態のものと同様な構成であり、その2本の分岐管25bの中間水平部がリアクタ15(コア17)の分割溝17b,17cに嵌合するように配設されている。つまり、2本の分岐管25bがリアクタ15の分割式のコア17にクランプされる形となっている。
上記構成によれば、分岐管25bが分割溝17b,17cに嵌合されることにより、分割溝17b,17cの内周面に対して分岐管25bの外周面が、その全周に亘って面状に密着する。これにより、分岐管25b(熱交換区間25c)がリアクタ15と熱交換する面積を最大限に多くし、リアクタ15の作動熱による低圧冷媒の過熱作用を高めることができる。
しかも、リアクタ15を分割することにより、リアクタ15と分岐管25bとの結合を解除でき、リアクタ15をバッフルプレート6aから取り外す際には分岐管25bを少し手前に動かせば楽に取り外し可能である。このため、リアクタ15の着脱性を良くし、空気調和装置1のメンテナンス性を良好に保つことができる。
以上に説明したように、上記各実施形態に係る空気調和装置1によれば、簡素で安価な構成により、配管レイアウト性およびメンテナンス性を損なうことなく、リアクタ15の作動熱を利用して低圧冷媒管25を流れる低圧冷媒の過熱度を高めることができる。
なお、本発明は上記各実施形態の構成のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更や改良を加えることができ、このように変更や改良を加えた実施形態も本発明の権利範囲に含まれるものとする。
例えば、各実施形態の構成を組み合わせる等してもよい。
また、上記実施形態では、低圧冷媒管25を通る低圧冷媒の全量が分岐管25b(熱交換区間25c)を通るように構成されているが、一部の低圧冷媒のみが分岐管25bを通るようにすることも考えられる。
さらに、本発明はHFO冷媒またはHFO混合冷媒を用いる空気調和装置に適用するのに好適であるが、他の種の冷媒を用いる空気調和装置にも適用することができる。
1 空気調和装置
6 機械室
6a バッフルプレート(固定壁面)
7 ファン
8 コンプレッサ
12 熱交換器
15 リアクタ(電気部品)
16 ベースプレート
17 コア
17a 外周溝
17b,17c 分割溝
18 コイル
19 端子
25 低圧冷媒管
25a 本管
25b 分岐管(ループ形状を持つ配管)
25c 熱交換区間
S 空間

Claims (6)

  1. 冷媒を圧縮するコンプレッサと、
    前記コンプレッサを駆動するコントローラの電気回路部を構成し、作動熱を発する電気部品と、
    前記冷媒を前記コンプレッサに供給する低圧冷媒管と、
    前記低圧冷媒管の中間部が複数の丸パイプ状の分岐管に分岐して再び1本に集合する熱交換区間と、を具備し、
    前記熱交換区間は前記電気部品に対して熱交換可能に近接配設されていることを特徴とする空気調和装置。
  2. 前記電気部品は、該電気部品が固定される固定壁面との間に所定の空間が介在するように固定され、
    前記熱交換区間は前記空間を通過するように配設されている請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 前記電気部品は湾曲した外周面を備え、
    前記熱交換区間は前記電気部品の外周面に沿うように配設されている請求項1または2に記載の空気調和装置。
  4. 前記電気部品の外周面には外周溝が形成され、
    前記熱交換区間は前記外周溝に嵌合するように配設されている請求項1から3のいずれかに記載の空気調和装置。
  5. 前記電気部品は分割可能に形成されてその分割部に分割溝が形成され、
    前記熱交換区間は前記分割溝に嵌合するように配設されている請求項1に記載の空気調和装置。
  6. 前記熱交換区間はループ形状に造形され、該ループ形状を持つ配管が前記電気部品に対して熱交換可能に近接配設されている請求項1から5のいずれかに記載の空気調和装置。
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