JP2017042303A - 美容パックシート、美容パックシート製品、及び美容パックシートの製造方法 - Google Patents

美容パックシート、美容パックシート製品、及び美容パックシートの製造方法 Download PDF

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憲人 戸村
Norihito Tomura
憲人 戸村
昌範 出坂
Masanori Idesaka
昌範 出坂
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Abstract

【課題】インキの組成物が溶出することを抑制できる美容パックシートを提供する。【解決手段】美容パックシート1は、顔面の全部または一部を覆う。美容パックシート1は、シート部3と、シート部3に形成された着色部5とを含む。着色部5は、インキの組成物と、インキの組成物を硬化させている硬化剤とを含む。インキは、例えば、水性インキである。水性インキは、例えば、水性フレキソインキである。美容パックシート1は、シート部3に浸潤した美容液をさらに含む。【選択図】図1

Description

本発明は、美容パックシート、美容パックシート製品、及び美容パックシートの製造方法に関する。
特許文献1に記載されたローションマスク(美容パックシート)には、化粧水が含浸されている。
特開平10−192052号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたローションマスクに、インキによって図柄を印刷する場合がある。そして、図柄が印刷されたローションマスクに化粧水を含浸させると、インキの組成物が溶出する場合がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、インキの組成物が溶出することを抑制できる美容パックシート、美容パックシート製品、及び美容パックシートの製造方法を提供することにある。
本発明の第1の観点によれば、美容パックシートは、顔面の全部または一部を覆う。美容パックシートは、シート部と、前記シート部に形成された着色部とを含む。前記着色部は、インキの組成物と、前記インキの前記組成物を硬化させている硬化剤とを含む。
本発明の美容パックシートにおいて、前記インキは、水性インキであることが好ましい。
本発明の美容パックシートにおいて、前記水性インキは、水性フレキソインキであることが好ましい。
本発明の美容パックシートにおいて、前記着色部は、第1色彩を有する第1色部と、第2色彩を有する第2色部とを含むことが好ましい。前記第1色部の一部と前記第2色部の全部または一部とは重なっていることが好ましい。
本発明の美容パックシートは、前記シート部に浸潤した美容液をさらに含むことが好ましい。
本発明の第2の観点によれば、美容パックシート製品は、上記第1の観点による美容パックシートと、美容液と、前記美容パックシートと前記美容液とを封入する封入材とを含む。
本発明の美容パックシート製品は、前記封入材を包装する包装材をさらに含むことが好ましい。
本発明の第3の観点によれば、製造方法は、顔面の全部または一部を覆う美容パックシートの製造方法である。製造方法は、シート材を用意する工程と、フレキソ印刷を実行して、前記シート材に、インキ剤によって着色部を形成する工程とを含む。前記インキ剤は、インキと、前記インキの組成物を硬化させる硬化剤とを含有する。
本発明の美容パックシートの製造方法において、前記シート材は、切目を形成するための切目予定領域を含むことが好ましい。前記着色部を形成する前記工程では、前記切目予定領域に、前記着色部を形成することが好ましい。
本発明によれば、インキの組成物が溶出することを抑制できる。
本発明の実施形態1に係る美容パックシートを示す図である。 (a)本発明の実施形態2に係る美容パックシート製品を示す図である。(b)本発明の実施形態2の変形例に係る美容パックシート製品を示す図である。 本発明の実施形態3に係る印刷装置を示す図である。 本発明の実施形態3に係る印刷装置によって着色部が形成される前のシート材を示す図である。 本発明の実施形態3に係る印刷装置によって着色部が形成された後のシート材を示す図である。 本発明の実施形態3に係る印刷装置が実行する美容パックシートの製造方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態4に係る加工装置によって切目が形成された後のシート材を示す図である。 本発明の実施形態4に係る加工装置が実行する美容パックシートの製造方法を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る美容パックシート1を示す図である。図1に示す美容パックシート1は、人間の顔面を覆う。例えば、美容パックシート1は、人間の顔面の全部を覆う。美容パックシート1は、シート部3と、複数の着色部5とを含む。また、美容パックシート1は、一対の孔7と、孔9と、切目11とを有する。
シート部3は、例えば、不織布により形成される。不織布は、例えば、再生セルロース連続長繊維不織布である。
複数の着色部5は、シート部3に形成される。着色部5の各々は、水性インキの組成物(例えば、着色剤及び樹脂)と、水性インキの組成物(例えば、樹脂)を硬化させている硬化剤とを含む。例えば、着色部5の各々は、水性インキの組成物としての着色剤及び樹脂と、水性インキの組成物としての樹脂を硬化させている硬化剤とを含む膜である。
水性インキとは、溶剤の主成分として水を含有するインクのことである。水性インキは、例えば、組成物として、着色剤と、樹脂と、溶剤とを含む。着色剤は、例えば、顔料または染料を含む。樹脂は、例えば、水溶性樹脂を含む。溶剤は、例えば、水及び有機溶剤を含む。有機溶剤は、例えば、アルコール類である。
水性インキにおける水の量は、例えば、水性インキの全質量に対して、20質量%以上95質量%以下である。水性インキにおける水の量は、例えば、水性インキの全質量に対して、25質量%以上65質量%以下であってもよい。
水性インキにおける有機溶剤の量は、例えば、水性インキの全質量に対して、30質量%以下である。水性インキにおける有機溶剤の量は、例えば、水性インキの全質量に対して、10質量%以下であることが好ましい。有機溶剤の量が少ないと、水性インキを乾燥させ易いからである。
水性インキは、水性フレキソインキである。水性フレキソインキとは、フレキソ印刷に適合する水性インキのことである。フレキソ印刷とは、弾性物質(ゴムまたは樹脂)で形成された版を用いる凸版印刷のことである。なお、水性インキは、水性グラビアインキであってもよい。水性グラビアインキとは、グラビア印刷に適合する水性インキのことである。グラビア印刷とは、凹版印刷のことである。
なお、水性フレキソインキが、水性グラビアインキよりも好ましい。水性フレキソインキにおける有機溶剤の含有量は、水性グラビアインキにおける有機溶剤の含有量よりも少ないため、インキを乾燥させ易いからである。
硬化剤とは、水性インキの組成物を硬化させる物質のことである。具体的には、硬化剤は、水性インキの組成物としての樹脂を架橋させる物質、または水性インキの組成物としての樹脂を重合させる物質である。従って、実施形態1では、硬化剤を含まない場合よりも、水性インキの組成物としての樹脂が硬化している。つまり、着色部5は、硬化剤を含まない場合よりも硬化している。
水性インキと硬化剤とは、水性インキ剤を構成する。実施形態1では、複数の着色部5は、フレキソ印刷を実行して、水性インキ剤をシート部3に転写することによって形成されている。
複数の着色部5は、着色部5a(第1色部)、着色部5b、着色部5c、着色部5d、着色部5e(第2色部)、及び着色部5fを含む。着色部5a〜着色部5dは、第1色彩を有する。図面では、右上がりの斜線によって、第1色彩が示される。着色部5e及び着色部5fは、第1色彩と異なる第2色彩を有する。図面では、右下がりの斜線によって、第2色彩が示される。
着色部5aは、孔7の周縁に沿って形成されている。換言すれば、孔7は、孔7の周縁に着色部5aが位置するように、シート部3に形成されている。孔7は、略楕円形を有し、シート部3において、人間の目に対応する位置に形成される。なお、実施形態1では、着色部5aは、孔7の周縁の全部に沿って形成されている。
着色部5aの一部と着色部5eの一部とは重なっている。つまり、着色部5eは、着色部5eの一部が、着色部5aの一部に重なるように、シート部3に形成されている。着色部5fは、着色部5a〜着色部5eとシート部3の外縁とに接触しないように、シート部3に形成されている。
着色部5bは、孔9の周縁に沿って形成されている。換言すれば、孔9は、孔9の周縁に着色部5bが位置するように、シート部3に形成されている。孔9は、略楕円形を有し、シート部3において、人間の口に対応する位置に形成される。なお、実施形態1では、着色部5bは、孔9の周縁の全部に沿って形成されている。
着色部5cは、切目11に沿って形成されている。換言すれば、切目11は、着色部5c内において、着色部5cに沿って形成されている。切目11は、略U字状であり、シート部3において、人間の鼻に対応する位置に形成される。
着色部5dは、着色部5dの外縁の一部が、シート部3の周縁の一部となるように形成されている。換言すれば、シート部3は、シート部3の周縁の一部が、着色部5dの外縁の一部となるように形成されている。
美容パックシート1は、シート部3に浸潤した美容液をさらに含んでいてもよい。美容液とは、人間の皮膚の状態を維持、改善、又は回復させる液体のことである。美容液は、例えば、人間の皮膚を保湿する成分、人間の皮膚に対する収斂作用を有する成分、人間の皮膚にメラニン色素が生成されることを抑制する成分、及び人間の皮膚に生成されたメラニン色素を淡色化する成分のうちの一部または全部を含む。
例えば、使用者は、美容パックシート1に美容液を浸潤させて、美容パックシート1を顔面に被せる。その結果、顔面に美容液が付着し、顔面の皮膚の状態を維持、改善、又は回復させることが可能である。
以上、図1を参照して説明したように、実施形態1によれば、着色部5は、硬化剤を含むため、着色部が硬化剤を含まない場合よりも硬化している。その結果、美容パックシート1を美容液に浸けたとき、または美容パックシート1に美容液を浸潤させたときに、着色部が硬化剤を含まない場合と比較して、水性インキの組成物(典型的には、着色剤)が溶出することを抑制できる。
また、同様の理由により、実施形態1では、シート部3に美容液を浸潤させた後における着色部5の色落ちを抑制できる。例えば、シート部3に美容液を浸潤させた後に着色部5を擦った場合に、着色部5が色落ちすることを抑制できる。
また、実施形態1では、シート部3のうち、孔7及び孔9並びに切目11が形成されている部分に着色部5を形成している。そして、着色部5は、硬化剤を含むため、着色部が硬化剤を含まない場合よりも硬化している。従って、例えば、鋭利な刃物によって、孔7及び孔9並びに切目11を形成し易い。なお、一般的には、シート部が不織布の場合は、織布と比較して、孔及び切目を形成し難い場合がある。なぜなら、不織布は、刃物を押し付けたときに、織布よりも沈み込み易い場合があるためである。しかし、実施形態1によれば、着色部5が硬化剤を含むため、着色部5に刃物を押し付けたときに、着色部5が沈み込み難い。従って、実施形態1では、シート部3が不織布で形成される場合であっても、孔7及び孔9並びに切目11を形成し易い。
なお、着色部5は、一対の孔7のうちの一方の孔7が形成されている部分、一対の孔7のうちの他方の孔7が形成されている部分、孔9が形成されている部分、及び切目11が形成されている部分のうちの1以上に形成されていればよい。
また、実施形態1では、水性インキは、水性フレキソインキである。従って、フレキソ印刷によって、シート部3に容易に着色部5を形成できる。
さらに、実施形態1では、着色部5の各々が硬化剤を含むため、着色部が硬化剤を含まない場合よりも、着色部5の各々が硬化している。従って、着色部5の一部と他の着色部5の一部または全部とが重なっている場合でも、美容パックシート1を美容液に浸けたとき、または美容パックシート1に美容液を浸潤させたときに、重複部分から水性インキの組成物(典型的には、着色剤)が溶出することを効果的に抑制できる。例えば、着色部5aの一部と着色部5eの一部とが重なっているが、着色部5aと着色部5eとの重複部分から、水性インキの組成物(典型的には、着色剤)が溶出することを効果的に抑制できる。なお、一般的には、着色部同志が重なっている場合は、重複部分の着色剤が溶出し易い場合がある。
また、同様の理由により、着色部5の一部と他の着色部5の一部または全部とが重なっている場合でも、シート部3に美容液を浸潤させた後における着色部5の色落ちを効果的に抑制できる。例えば、シート部3に美容液を浸潤させた後に重複部分を擦った場合に、重複部分が色落ちすることを効果的に抑制できる。なお、一般的には、着色部同志が重なっている場合は、重複部分が色落ちし易い場合がある。
さらに、実施形態1によれば、着色部5aは孔7の縁に沿って形成され、着色部5bは孔9の縁に沿って形成されている。従って、使用者は、鏡を見ながら、孔7に目が位置するように、孔9に口が位置するように、美容パックシート1を容易に被せることができる。また、着色部5a及び着色部5bを目印として、美容パックシート1を正確に顔面に被せることができる。その結果、美容パックシート1に浸潤された美容液を効果的に肌に付着させることができる。
なお、着色部5aは孔7の縁の一部または全部に沿って形成されてもよいし、着色部5bは孔9の縁の一部または全部に沿って形成されていてもよい。また、一対の孔7のうちの一方の孔7、一対の孔7のうちの他方の孔7、及び孔9のうち、全部または一部について、着色部5が縁に沿って形成されていてもよい。
(実施形態2)
図2(a)を参照して、本発明の実施形態2に係る美容パックシート製品20について説明する。図2(a)は、美容パックシート製品20を示す図である。図2(a)に示すように、美容パックシート製品20は、実施形態1に係る美容パックシート1と、封入材21とを備える。封入材21は、袋状であり、美容パックシート1と美容液とを封入する。具体的には、美容パックシート1は、折り畳まれて、美容液とともに、封入材21に入れられている。そして、封入材21に気体が入らないように、封入材21は閉塞されている。封入材21は、例えば、パウチである。パウチは、例えば、アルミニウムを含有する。ただし、封入材21の材質は、特に限定されない。なお、美容液は、実施形態1に係る美容液と同様である。
実施形態2によれば、美容パックシート1及び美容液が封入材21に封入されている。従って、美容液が浸潤した美容パックシート1の劣化及び破損を抑制できるとともに、保管が容易である。また、使用者が美容パックシート1に美容液を浸潤させる手間を省くことができる。
また、実施形態2によれば、封入材21は、実施形態1に係る美容パックシート1を封入している。従って、着色部5aは孔7の縁に沿って形成され、着色部5bは孔9の縁に沿って形成されている。その結果、封入材21から、折り畳まれた美容パックシート1を取り出し、美容パックシート1を拡げる際に、目に対応する孔7と口に対応する孔9とを容易に区別できる。
美容パックシート1を拡げる際に、目に対応する孔7と口に対応する孔9とを容易に区別できるため、例えば、美容パックシート1を上下が逆になるように拡げてしまったり、美容パックシート1を斜めに拡げてしまったりすることを抑制できる。その結果、美容パックシート1を顔面に円滑に被せることができる。
図2(b)を参照して、実施形態2の変形例について説明する。図2(b)は、変形例に係る美容パックシート製品30を示す図である。図2(b)に示すように、美容パックシート製品30は、図2(a)に示す美容パックシート製品20と、包装材31とを備える。包装材31は、美容パックシート製品20を包装する。包装材31は、例えば、紙製である。ただし、包装材31の材質は、特に限定されない。
実施形態2の変形例によれば、美容パックシート製品20が包装材31によって包装されている。従って、美容パックシート製品20の破損を抑制できる。
(実施形態3)
図1及び図3を参照して、本発明の実施形態3に係る印刷装置40について説明する。実施形態3に係る印刷装置40は、フレキソ印刷を実行して、図1に示す美容パックシート1の着色部5を形成する。
図3は、印刷装置40を示す図である。図3に示すように、印刷装置40は、圧胴42と、複数の印刷部44(実施形態3では、8つの印刷部44)と、複数の乾燥部46(実施形態3では、8つの乾燥部46)とを備える。印刷部44の各々は、版胴47と、アニロックスローラー48と、インキチャンバー49とを含む。
圧胴42は、回転方向RDに回転する。図3においては、回転方向RDは反時計回りの方向である。圧胴42の周面に沿って、複数の印刷部44が配置される。また、1つの印刷部44に対応して、1つの乾燥部46が配置される。乾燥部46は、対応する印刷部44に対して、回転方向RDの下流に配置される。圧胴42と複数の印刷部44とに挟まれるように、シート材41が圧胴42の周面に巻きつけられている。シート材41は、圧胴42の回転にともなって、方向MDに移動する。シート材41は、例えば、不織布である。不織布は、例えば、再生セルロース連続長繊維不織布である。
印刷部44のインキチャンバー49は、水性インキ剤を収容し、アニロックスローラー48に水性インキ剤を供給する。水性インキ剤は、実施形態1に係る水性インキと硬化剤とを含有する。実施形態3では、水性インキは、水性フレキソインキである。8つのインキチャンバー49は、互いに異なる色彩の水性インキ剤を収容している。アニロックスローラー48は、均等に形成された複数のセルを有しており、水性インキ剤を版胴47に転移する。版胴47は、弾性物質(例えば、ゴムまたは樹脂)で形成された凸版である。版胴47は、回転しながら、水性インキ剤をシート材41に転写して、シート材41に着色部5を形成する。乾燥部46は、シート材41に転写された水性インキ剤、つまり、シート材41に形成された着色部5を乾燥させる。
次に、図1及び図3〜図5を参照して、印刷装置40が、美容パックシート1の着色部5a〜着色部5fを形成する工程について説明する。
図1に示すように、美容パックシート1は、第1色彩の着色部5a〜着色部5dと、第2色彩の着色部5e及び着色部5fとを有している。そこで、例えば、図3に示すように、複数の印刷部44のうち、回転方向RDの最上流に配置される印刷部44が、着色部5a〜着色部5dをシート材41に形成する。従って、最上流のインキチャンバー49には、第1色彩の水性インキ剤が収容されている。また、例えば、回転方向RDの最下流に配置される印刷部44が、着色部5e及び着色部5fをシート材41に形成する。従って、最下流のインキチャンバー49には、第2色彩の水性インキ剤が収容されている。具体的には、次の通りである。
図4は、着色部5a〜着色部5fが形成される前のシート材41を示す図である。図5は、着色部5a〜着色部5fが形成された後のシート材41を示す図である。
図4に示すように、シート材41は、複数の切目予定領域43と、複数の着色予定領域45とを含む。切目予定領域43は、切目を形成するための領域である。着色予定領域45は、着色部5を形成するための領域である。
具体的には、複数の切目予定領域43は、着色部5aに対応する切目予定領域43aと、着色部5bに対応する切目予定領域43bと、着色部5cに対応する切目予定領域43cと、着色部5dに対応する切目予定領域43dと、シート部3の外縁に対応する切目予定領域43xとを含む。切目予定領域43aの一部と着色予定領域45eの一部とは重複している。
切目予定領域43a〜切目予定領域43dは、それぞれ、着色部5a〜着色部5dを形成するための着色予定領域でもある。複数の着色予定領域45は、着色部5eに対応する着色予定領域45eと、着色部5fに対応する着色予定領域45fとを含む。
図3及び図5に示すように、最上流の版胴47は、第1色彩の水性インキ剤をシート材41の切目予定領域43a〜切目予定領域43dに転写して、着色部5a〜着色部5dをシート材41に形成する。シート材41に形成された着色部5a〜着色部5dは、最上流の印刷部44に対応する乾燥部46によって乾燥される。
次に、最下流の版胴47は、第2色彩の水性インキ剤を、シート材41の着色予定領域45e及び着色予定領域45fに転写して、着色部5e及び着色部5fをシート材41に形成する。例えば、最下流の版胴47は、水性インキ剤が着色部5aの一部に重なるように、水性インキ剤をシート材41の着色予定領域45eに転写して、着色部5eを形成する。シート材41に形成された着色部5e及び着色部5fは、最下流の印刷部44に対応する乾燥部46によって乾燥される。
以上、印刷装置40がフレキソ印刷を実行することによって、シート材41に、着色部5a〜着色部5fが形成された。
次に、図3及び図6を参照して、印刷装置40が実行する美容パックシート1の製造方法について説明する。図6は、美容パックシート1の製造方法を示すフローチャートである。図6に示すように、製造方法は、工程S1〜工程S5を含む。
図3及び図6に示すように、工程S1において、シート材41が用意される。具体的には、シート材41を圧胴42に巻いて、シート材41を印刷装置40にセットする。
工程S3において、印刷部44の各々は、フレキソ印刷を実行して、シート材41に、水性インキ剤によって着色部5を形成する。つまり、印刷部44の各々は、水性インキ剤をシート材41に転写することによって、シート材41に着色部5を形成する。水性インキ剤は、実施形態1に係る水性インキと硬化剤とを含有する。
例えば、第1色彩の水性インキ剤を有する印刷部44は、図5に示すように、切目予定領域43aに水性インキ剤を転写して、着色部5aを形成し、切目予定領域43bに水性インキ剤を転写して、着色部5b形成し、切目予定領域43cに水性インキ剤を転写して、着色部5cを形成し、切目予定領域43dに水性インキ剤を転写して、着色部5dを形成する。
例えば、第2色彩の水性インキ剤を有する印刷部44は、図5に示すように、着色予定領域45eに水性インキ剤を転写し、着色部5eを形成し、着色予定領域45fに水性インキ剤を転写し、着色部5f形成する。
印刷装置40は、工程S3及び工程S5を繰り返す。その結果、美容パックシート1ごとに、シート材41に、複数の着色部5が形成される。
以上、図3〜図6を参照して説明したように、実施形態3によれば、フレキソ印刷を実行して、シート材41に、水性インキ剤によって着色部5を形成する。そして、水性インキ剤は、水性インキと硬化剤とを含有する。従って、実施形態1に係る美容パックシート1を製造するために、フレキソ印刷によってシート材41に容易に着色部5を形成できる。
また、実施形態3によれば、シート材41は、圧胴42の周面に巻きつけられる。そして、圧胴42の周面に沿って配置された複数の印刷部44によって、シート材41に着色部5が形成される。従って、シート材41が位置ずれすることを抑制できる。その結果、シート材41に精度良く水性インキ剤を転写できるため、精度良く着色部5を形成できる。特に、不織布は織布と比較して伸縮し易いが、シート材41が不織布で形成される場合であっても、精度良く着色部5を形成できる。
さらに、実施形態3では、切目予定領域43に着色部5を形成している。そして、着色部5は、硬化剤を含むため、着色部が硬化剤を含まない場合よりも硬化している。従って、例えば、鋭利な刃物を着色部5に押し付けることによって、図1に示す孔7及び孔9並びに切目11を形成し易い。なお、一般的には、シート部が不織布の場合は、織布と比較して、孔及び切目を形成し難い場合がある。しかし、実施形態3によれば、着色部5が硬化剤を含むため、着色部5に刃物を押し付けたときに、着色部5が沈み込み難い。従って、実施形態3では、シート部3が不織布で形成される場合であっても、孔7及び孔9並びに切目11を形成し易い。
なお、複数の切目予定領域43の全部に着色部5を形成してもよいし、複数の切目予定領域43の一部に着色部5を形成してもよい。また、1つの切目予定領域43の全領域に着色部5を形成してもよいし、1つの切目予定領域43の一部の領域に着色部5を形成してもよい。
(実施形態4)
図1、図6、及び図7を参照して、本発明の実施形態4に係る加工装置(不図示)について説明する。実施形態4に係る加工装置は、着色部5が形成されたシート材41を加工して、図1に示す美容パックシート1を製造する。
図6は、加工装置によって切目11及び切目51が形成された後のシート材41を示す図である。
図6に示すように、加工装置は、着色部5が形成されたシート材41に、切目11及び複数の切目51を形成する。加工装置は、例えば、鋭利な刃物をシート材41に押し付けて、切目11及び複数の切目51を形成する。複数の切目51は、切目51a、切目51b、切目51c、及び切目51xを含む。
具体的には、加工装置は、切目予定領域43aに形成された着色部5aに略楕円形の切目51aを形成し、切目予定領域43bに形成された着色部5bに略楕円形の切目51bを形成し、切目予定領域43cに形成された着色部5cに略U字状の切目11を形成し、切目予定領域43xに略円形の切目51xを形成する。
着色部5aのうち、切目51aで囲まれた部分を不要着色部53aと記載する。着色部5bのうち、切目51bで囲まれた部分を不要着色部53bと記載する。
加工装置または作業者は、切目51xに沿って、シート材41から、シート部3を分離する。また、加工装置または作業者は、切目51aに沿って不要着色部53aをシート部3から分離して、孔7(図1)を形成する。さらに、加工装置または作業者は、切目51bに沿って不要着色部53bをシート部3から分離して、孔9(図1)を形成する。その結果、美容パックシート1が製造される。
次に、図7及び図8を参照して、実施形態4に係る加工装置によって実行される美容パックシート1の製造方法について説明する。図8は、実施形態4に係る加工装置が実行する美容パックシート1の製造方法を示すフローチャートである。図8に示すように、製造方法は、工程S11〜工程S17を含む。
図7及び図8に示すように、工程S11において、美容パックシート1ごとに着色部5a〜着色部5fが形成されたシート材41を用意する。例えば、図3に示す印刷装置40によって着色部5a〜着色部5fが形成されたシート材41を用意する。
工程S13において、加工装置は、切目予定領域43aに形成された着色部5aに切目51を形成し、切目予定領域43bに形成された着色部5bに切目51bを形成し、切目予定領域43cに形成された着色部5cに切目11を形成し、切目予定領域43xに切目51xを形成する。
工程S15において、加工装置または作業者は、切目51xに沿って、シート材41からシート部3を分離する。
工程S17において、加工装置または作業者は、切目51aに沿って不要着色部53aをシート部3から分離して、目に対応する孔7(図1)を形成し、切目51bに沿って不要着色部53bをシート部3から分離して、口に対応する孔9(図1)を形成する。その結果、図1に示す美容パックシート1が製造される。
加工装置は工程S13を繰り返すとともに、加工装置または作業者は工程S15及び工程S17を繰り返す。その結果、複数の美容パックシート1が、順次製造される。
以上、図7及び図8を参照して説明したように、実施形態4によれば、切目予定領域43に形成された着色部5に、切目11及び切目51aを形成する。そして、着色部5は、硬化剤を含むため、着色部が硬化剤を含まない場合よりも硬化している。従って、加工装置は、例えば、鋭利な刃物を着色部5に押し付けることによって、図1に示す孔7及び孔9並びに切目11を形成し易い。また、シート部3が不織布で形成される場合であっても、孔7及び孔9並びに切目11を形成し易い。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、下記に示す(1)〜(5))。また、上記の実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって、種々の発明の形成が可能である。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の個数等は、図面作成の都合から実際とは異なる場合もある。また、上記の実施形態で示す各構成要素は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)実施形態1〜実施形態4では、インキ剤として、水性インキ剤を採用し、インキとして、水性インキを採用した。ただし、水性インキ剤に代えて油性インキ剤を採用し、水性インキに代えて油性インキを採用してもよい。油性インキと硬化剤とが油性インキ剤を構成する。油性インキ剤及び油性インキを採用する場合、水性インキ剤及び水性インキを採用する場合よりも、油性インキ剤の乾燥時間を短縮できる。油性インキ剤は、例えば、二液硬化型の油性インキ剤である。二液硬化型の油性インキ剤は、例えば、ウレタン系二液硬化型の油性インキ剤である。
油性インキとは、溶剤として水を含有しないインクのことである。油性インキは、例えば、組成物として、着色剤と、樹脂と、溶剤とを含む。例えば、油性インキは、油性フレキソインキであってもよいし、油性グラビアインキであってもよい。油性フレキソインキとは、フレキソ印刷に適合する油性インキのことである。油性グラビアインキとは、グラビア印刷に適合する油性インキのことである。
硬化剤とは、油性インキの組成物を硬化させる物質のことである。具体的には、硬化剤は、油性インキの組成物としての樹脂を架橋させる物質、または油性インキの組成物としての樹脂を重合させる物質である。
例えば、実施形態1〜実施形態4において、着色部5の各々は、油性インキの組成物(例えば、着色剤及び樹脂)と、油性インキの組成物(例えば、樹脂)を硬化させている硬化剤とを含んでいてもよい。例えば、着色部5の各々は、油性インキの組成物としての着色剤及び樹脂と、油性インキの組成物としての樹脂を硬化させている硬化剤とを含む膜である。
油性インキ剤及び油性インキを採用した場合でも、実施形態1と同様に、美容パックシート1を美容液に浸けたとき、または美容パックシート1に美容液を浸潤させたときに、着色部が硬化剤を含まない場合と比較して、油性インキの組成物(典型的には、着色剤)が溶出することを抑制できる。また、実施形態1と同様に、シート部3に美容液を浸潤させた後における着色部5の色落ちを抑制できる。例えば、シート部3に美容液を浸潤させた後に着色部5を擦った場合に、着色部5が色落ちすることを抑制できる。その他、油性インキ剤及び油性インキを採用した場合でも、実施形態2〜実施形態4に示す効果と同様の効果を実現できる。
なお、油性インキ剤及び油性インキを採用した場合と、水性インキ剤及び水性インキを採用した場合とのいずれでも、インキ剤(油性インキ剤又は水性インキ剤)を乾燥させるため、溶剤が皮膚に影響を与えることはない。ただし、水性インキ剤及び水性インキを採用すると、皮膚にとって更に好適である。
(2)実施形態1〜実施形態4において、美容パックシート1は、人間の顔面の一部を覆っていてもよい。着色部5aの一部と着色部5eの全部とが重なっていてもよい。2以上の着色部5が重なっていてもよい。シート部3の形状、孔7の形状、孔9の形状、及び切目11の形状は、特に限定されず、任意の形状を採用できる。着色部5の数、形状、及び色彩は、特に限定されず、任意の数、形状、及び色彩を採用できる。例えば、着色部5は単数でもよい。
(3)実施形態1〜実施形態4において、シート部3の素材及びシート材41の素材は、不織布に限定されず、織布でもよいし、特に限定されない。また、着色部5は、美容パックシート1に形成されたが、他の製品(例えば、おむつ)に形成することもできる。例えば、着色部5を任意のシート材(例えば、不織布または織布)に形成できる。
(4)実施形態3において、最上流及び最下流の印刷部44を使用したが、複数の印刷部44のうちの任意の印刷部44を使用できるし、全部の印刷部44を使用することもできる。例えば、単数の印刷部44を使用することもできる。
(5)実施形態4において、図8の工程S15の前に、工程S17を実行してもよいし、工程S15と工程S17とを同時に実行してもよい。また、加工装置は、切目51aに沿って不要着色部53aをシート部3からくり抜いて、孔7(図1)を形成してもよい。さらに、加工装置は、切目51bに沿って不要着色部53bをシート部3からくり抜いて、孔9を形成してもよい。「くり抜き」とは、切目51a及び切目51bの形成に連続して、不要着色部53a及び不要着色部53bをシート材41から分離することである。
本発明は、美容パックシート、美容パックシート製品、及び美容パックシートの製造方法に関するものであり、産業上の利用可能性を有する。
1 美容パックシート
3 シート部
5 着色部
5a 着色部(第1色部)
5e 着色部(第2色部)
21 封入材
31 包装材
43 切目予定領域

Claims (9)

  1. 顔面の全部または一部を覆う美容パックシートであって、
    シート部と、
    前記シート部に形成された着色部と
    を含み、
    前記着色部は、インキの組成物と、前記インキの前記組成物を硬化させている硬化剤とを含む、美容パックシート。
  2. 前記インキは、水性インキである、請求項1に記載の美容パックシート。
  3. 前記水性インキは、水性フレキソインキである、請求項2に記載の美容パックシート。
  4. 前記着色部は、第1色彩を有する第1色部と、第2色彩を有する第2色部とを含み、
    前記第1色部の一部と前記第2色部の全部または一部とは重なっている、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の美容パックシート。
  5. 前記シート部に浸潤した美容液をさらに含む、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の美容パックシート。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の美容パックシートと、
    美容液と、
    前記美容パックシートと前記美容液とを封入する封入材と
    を含む、美容パックシート製品。
  7. 前記封入材を包装する包装材をさらに含む、請求項6に記載の美容パックシート製品。
  8. 顔面の全部または一部を覆う美容パックシートの製造方法であって、
    シート材を用意する工程と、
    フレキソ印刷を実行して、前記シート材に、インキ剤によって着色部を形成する工程と
    を含み、
    前記インキ剤は、インキと、前記インキの組成物を硬化させる硬化剤とを含有する、美容パックシートの製造方法。
  9. 前記シート材は、切目を形成するための切目予定領域を含み、
    前記着色部を形成する前記工程では、前記切目予定領域に、前記着色部を形成する、請求項8に記載の美容パックシートの製造方法。
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