JP2017035939A - 乗員保護装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートベルト装着状態での乗員保護性能を向上させる。【解決手段】乗員保護装置10は、着座した乗員20を側方から支持可能に設けられた一対のサイドサポート28をシートクッション22に有する車両用シート12と、乗員20に対する腰部拘束用のラップベルト40を有するシートベルト14と、シートクッション22に設けられ、ガスの供給を受けて膨張可能とされ、膨張時に少なくとも一部が乗員装着状態のラップベルト40とシート側面視で重なる位置に配置され、膨張によりサイドサポート28を変位させてラップベルト40に張力を付与するエアバッグ18と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、乗員保護装置に関する。
衝突による乗員の車両用シートに対する相対変位を抑制するために、シートクッションのサイドサポート内部に配置したエアバッグを膨張させることで、該サイドサポートを車両上方へ張り出させ、乗員の脚部を側方から支持する構成が開示されている(特許文献1参照)。
特開2010−64632号公報
しかしながら、乗員のシートベルトの装着状態を考慮すると、乗員保護性能向上のためには未だ改善の余地がある。
本発明は、シートベルト装着状態での乗員保護性能を向上させることを目的とする。
請求項1に係る乗員保護装置は、着座した乗員の脚部を側方から支持可能に設けられた一対のサイドサポートをシートクッションに有する車両用シートと、前記乗員に対する腰部拘束用のラップベルトを有するシートベルトと、前記シートクッションに設けられ、ガスの供給を受けて膨張可能とされ、膨張時に少なくとも一部が乗員装着状態の前記ラップベルトとシート側面視で重なる位置に配置され、膨張により前記サイドサポートを変位させて前記ラップベルトに張力を付与するエアバッグと、を備えている。
この乗員保護装置では、車両用シートに着座した乗員がシートベルトを装着し、ラップベルトにより腰部が拘束された状態において、シートクッションに設けられたエアバッグが膨張すると、該エアバッグの膨張によりサイドサポートが変位し、これによってラップベルトに張力が付与される。このエアバッグは、膨張時にその少なくとも一部がラップベルトとシート側面視で重なる位置に配置されているので、サイドサポートにおけるラップベルトとエアバッグとの間の部位が、該ラップベルト側へ変位し易い。これによりラップベルトの張力が高まるので、乗員拘束性能が向上する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の乗員保護装置において、前記エアバッグが、膨張時に前記ラップベルトとシート側面視で交差する位置に配置されている。
この乗員保護装置では、エアバッグが膨張時にラップベルトとシート側面視で交差する位置に配置されているので、該エアバッグの膨張により、サイドサポートのより広い範囲がラップベルト側へ変位する。これにより、ラップベルトの張力がより多く付与されるので、乗員拘束性能が更に向上する。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の乗員保護装置において、前記エアバッグが、膨張時に前記サイドサポートを少なくともシート上方側へ変位させて、前記サイドサポートにより前記ラップベルトを支持する。
この乗員保護装置では、エアバッグの膨張によってサイドサポートを少なくともシート上方側へ変位させるので、エアバッグの膨張前におけるラップベルト、脚部及びシートクッションの間の隙間が、該サイドサポートの変位により減少する。これにより、乗員の脚部がサイドサポートにより側方から支持される。また、サイドサポートによりラップベルトが支持されるので、ラップベルトに張力が付与される。このため、乗員拘束性能が更に向上する。
請求項1に記載の乗員保護装置によれば、シートベルト装着状態での乗員保護性能を向上させることができる、という優れた効果が得られる。
請求項2に記載の乗員保護装置によれば、シートベルト装着状態での乗員保護性能を更に向上させることができる、という優れた効果が得られる。
請求項3に記載の乗員保護装置によれば、シートベルト装着状態での乗員保護性能をより一層向上させることができる、という優れた効果が得られる。
本実施形態に係る乗員保護装置を示す側面図である。 本実施形態に係る乗員保護装置において、通常時の状態を示す断面図である。 本実施形態に係る乗員保護装置において、エアバッグが膨張し、ラップベルトに張力が付与された状態を示す断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づき説明する。図面において、矢印FRは車両用シート12を基準としたシート前方側を示し、矢印UPはシート上方側を示し、矢印RHはシート右側を示している。シート上方側は、車両(図示せず)の上方側にも対応する。シート前方側が車両前方側に対応している場合には、矢印FRは車両前方側も意味し、矢印RHは車両右側も意味する。
図1において、本実施形態に係る乗員保護装置10は、車両用シート12と、シートベルト14と、エアバッグ16,18(図2)とを有している。
図1において、車両用シート12は、図示しない車両に設けられる座席であり、乗員20が着座するシートクッション22と、乗員20の背もたれとなるシートバック24とを有している。また、図2に示されるように、車両用シート12は、着座した乗員20の脚部20L(図1)を側方から支持可能に設けられた一対のサイドサポート26,28をシートクッション22に有している。シートクッション22は、主として発泡樹脂や繊維等の弾性体で構成され、乗員20の着座面となる本体部23のシート幅方向両端部に、一対のサイドサポート26,28が一体的に設けられている。サイドサポート26,28は、シート前後方向に延び、本体部23よりもシート上方側に突出した部位であり、本体部23に対してシート上下方向に弾性的に変位可能となっている。
シートクッション22は、例えばシートフレーム30により支持されている。シートフレーム30は、例えば金属板を開断面形状に成形したものであり、傾斜部30Aと、側壁部30Bと、底部30Cとを一体的に有している。傾斜部30Aは、例えばシートクッション22のシート幅方向両端部、具体的には、サイドサポート26,28に相当する部位を支持しており、シート幅方向外側から内側に向かってシート下方側に傾斜している。底部30Cには、車両用シート12の脚部32が設けられている。側壁部30Bは、傾斜部30A及び底部30Cのシート幅方向外側端同士をシート上下方向に連結する部位である。脚部32は、車両のフロア34に設けられるシートレール36上に支持される。
図1,図2において、シートベルト14は、乗員20を車両用シート12に拘束するための帯状部材(ウェビング)であり、可撓性を有している。このシートベルト14は、乗員拘束時の伸びが少なくなるように、伸長性の少ない構造とされている。また、シートベルト14は、乗員20に対する腰部拘束用のラップベルト40を有している。つまり、ラップベルト40は、乗員20の腰部20Wを拘束するためのウェビングである。図示は省略するが、シートベルト14の下端は、フロア34又は一方のシートフレーム30の側壁部30Bに固定されている。
シートベルト14の下端の固定側(図示せず)とシート幅方向の反対側には、バックル装置42が設けられている。このバックル装置42は、ステー48の上端部に取り付けられており、該ステー48の下端部48Aは、例えばシートフレーム30の側壁部30Bにボルト締結されている。シートベルト14には、バックル装置42に差込み可能なタングプレート44が通されている。シートベルト14の装着状態において、該シートベルト14の下端の固定側から、タングプレート44までの部分が、ラップベルト40となる。また、シートベルト14のうち、タングプレート44からシート斜め上方に延びる部分が、乗員20の胸部20Cを拘束するための胸部ベルト46となる。つまり、本実施形態に係るシートベルト14は、所謂3点式となっている。
図2において、エアバッグ16,18は、シートクッション22に設けられ、例えば1つのインフレータ(図示せず)からガスの供給を受けて膨張可能とされている。このエアバッグ16,18は、膨張によりサイドサポート26,28を夫々変位させてラップベルト40に張力を付与する袋体であり、例えばシートフレーム30の傾斜部とサイドサポート26,28の底面との間に、夫々折畳み状態で配置されている。
図1に示されるように、エアバッグ16,18は、膨張時に少なくとも一部が乗員装着状態のラップベルト40とシート側面視で重なる位置に配置されている。本実施形態では、エアバッグ16,18が、膨張時にラップベルト40とシート側面視で交差する位置に配置されている(乗員20の右側のエアバッグ16とラップベルト40との重なりについて図示せず)。更に、エアバッグ16,18は、膨張時に、シート側面視だけでなく、シート平面視でも、乗員装着状態のラップベルト40と交差する位置に配置されている。また、エアバッグ16,18は、シート前後方向の広い範囲で膨張することが望ましい。乗員20の脚部20Lが、サイドサポート26,28により側方の広い範囲から支持されることになり、側面衝突時等における乗員保護性能が向上するためである。
なお、乗員20の右側のエアバッグ16がラップベルト40と交差するとは、ラップベルト40がシート側面視で膨張状態のエアバッグ16を横切っていることを指し、シートベルト14のシート前方側及びシート後方側にエアバッグ16が存在していることを意味する。一方、乗員20の左側のエアバッグ18がラップベルト40と交差するとは、ラップベルト40と、タングプレート44、バックル装置42及びステー48が、シート側面視で膨張状態のエアバッグ18を横切っていることを指す。つまり、ラップベルト40及び該ラップベルト40を支持する構造のシート前方側からシート後方側にわたって、エアバッグ18が存在していることを意味する。
図3に示されるように、エアバッグ16,18は、膨張時にサイドサポート26,28を少なくともシート上方側へ変位させるものである。ラップベルト40は、サイドサポート26,28により支持される。シートクッション22において、サイドサポート26,28は、本体部23に対して、シート上下方向に弾性的に変位可能となっている。したがって、サイドサポート26,28のシート下側でエアバッグ16,18を膨張させることで、該サイドサポート26,28をシート上方側へ変位させ、これによってサイドサポート26,28をシート上方側へ変位させるようになっている。
このようにサイドサポート26,28を変位させるための手段の一例として、エアバッグ16,18の周長の設定が考えられる。図2に示されるエアバッグ16,18の膨張前(通常時)においては、ラップベルト40、脚部20L及びシートクッション22の間に隙間56,58が形成されている。乗員20のシート右側において、ラップベルト40、脚部20L及びシートクッション22に対する仮想的な三接円76を求めると、エアバッグ16の周長は、三接円76の円周よりも長く設定される。同様に、乗員20のシート左側において、ラップベルト40、脚部20L及びシートクッション22に対する仮想的な三接円78を求めると、エアバッグ18の周長は、三接円78の円周よりも長く設定される。このとき、乗員20の体格は、AF05(米国成人女性5パーセンタイル)の衝突ダミー人形で考えるものとし、該乗員20がシート幅方向中央に着座しているものとする。
(作用)
本実施形態は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。図2,図3において、本実施形態に係る乗員保護装置10では、車両用シート12に着座した乗員20がシートベルト14を装着し、ラップベルト40により腰部が拘束された状態で、側面衝突時等が生じると、シートクッション22に設けられたエアバッグ16,18が膨張する。
このエアバッグ16,18の膨張により、サイドサポート26,28が変位し、これによってラップベルト40に張力が付与される。具体的には、ラップベルト40が乗員20から離れない程度に、サイドサポート26,28によってラップベルト40をシート下方側から押圧することで、該ラップベルト40の弛みを減少させ、該ラップベルト40に張力を付与する。
なおこの際、膨張したエアバッグ16,18が、ラップベルト40やバックル装置42に直接当接してもよい。エアバッグ16,18によりラップベルト40やバックル装置42を押圧することにより、該ラップベルト40に張力を付与することができるためである。
このエアバッグ16,18は、膨張時にその少なくとも一部がラップベルト40とシート側面視で重なる位置、更にはラップベルト40とシート側面視で交差する位置に配置されている。したがって、サイドサポート26,28におけるラップベルト40とエアバッグ16,18との間の広い範囲が、該ラップベルト40側へ変位し易い。これにより、ラップベルト40の弛みがより多く減少し、ラップベルト40の張力が高まるので、乗員拘束性能が向上する。
また、エアバッグ16,18の膨張によって、サイドサポート26,28は、少なくともシート上方側へ変位するので、エアバッグ16,18の膨張前におけるラップベルト40、脚部20L及びシートクッション22の間の隙間56,58(図2)が減少する。これにより、乗員20の脚部20Lがサイドサポート26,28により側方から支持される。また、サイドサポート26,28によりラップベルト40が支持されるので、ラップベルト40に張力が付与される。このため、乗員拘束性能が更に向上する。
このように、本実施形態に係る乗員保護装置10によれば、シートベルト14の装着状態での乗員保護性能を向上させることができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態の一例について説明したが、本発明の実施形態は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
エアバッグ16,18が、膨張時にラップベルト40とシート側面視で交差する位置に配置されているものとしたが、必ずしも完全に交差している必要はない。エアバッグ16,18の少なくとも一部が乗員装着状態のラップベルト40とシート側面視で重なる位置に配置されていて、サイドサポート26,28を変位させてラップベルト40に張力を付与することができる構成であればよい。具体的には、エアバッグ16,18のシート後方側の端部19が、ラップベルト40と重なる位置にあればよい。図1において、乗員20の左側側のエアバッグ18についていえば、エアバッグ18のシート後方側の端部19は、ラップベルト40と、膨張時の該エアバッグ18との最もシート前方側の交点Pよりもシートバック後方側に配置されていればよい。乗員20の右側のエアバッグ16についても同様である。
また、エアバッグ18の少なくとも一部が、バックル装置42とシート側面視で重なる位置に配置される構成であってもよい。サイドサポート28でバックル装置42を押圧し、ステー48を変形させて、該バックル装置42をシート幅方向外側へ変位させることによっても、ラップベルト40に張力を付与することができるからである。
エアバッグ16,18が、膨張時にサイドサポート26,28を少なくともシート上方側へ変位させて、ラップベルト40をサイドサポート26,28により支持するものとしたが、サイドサポート26,28の変位方向はこれに限られない。例えば膨張時にサイドサポート26,28をシート幅方向外側に夫々変位させてラップベルト40を押圧し、該ラップベルト40に張力を付与する構成であってもよい。また、エアバッグ16,18の膨張時に、サイドサポート26,28をシート上方側及びシート幅方向外側、つまりシート幅方向外側の斜め上方に夫々変位させる構成であってもよい。
両方のエアバッグ16,18を同時に膨張させてもよいし、衝突の種類や、車両における衝突の入力側と乗員20の着座側との位置関係等を考慮して、何れか一方のエアバッグを膨張させたり、一方のエアバッグに遅れて他方のエアバッグを膨張させたりしてもよい。側面衝突を例に挙げると、衝突側のエアバッグを膨張させることで、乗員20の衝突側への移動を抑制でき、反衝突側のエアバッグを膨張させることで、乗員20の反衝突側への移動を抑制することができる。また、衝突初期段階とその後の段階での乗員20の挙動を考慮して、一対のエアバッグの膨張タイミングを変えることで、乗員保護性能を更に向上させることができる。
エアバッグとして、一対のサイドサポート26,28に対応する一対のエアバッグ16,18を設けるものとしたが、エアバッグは何れか一方のサイドサポートに対して設けられていてもよい。また、エアバッグ16,18は、各々単一の袋体に限られず、各々複数の袋体又は膨張部を有するものであってもよい。更に、エアバッグ16,18は、シートクッション22の内部で膨張し、外部に露出しない構成であってもよい。この一例として、エアバッグ16,18は、シートクッション22の表皮(図示せず)に覆われた位置に配置されていてもよい。この場合、エアバッグ16,18の膨張により、シートクッション22の表皮を変位させて、ラップベルト40に張力を付与してもよい。
シートベルト14はラップベルト40及び胸部ベルト46を有する3点式に限られるものではなく、ラップベルト40のみを有する2点式であってもよい。
10 乗員保護装置
12 車両用シート
14 シートベルト
16 エアバッグ
18 エアバッグ
20 乗員
20L 脚部
20W 腰部
22 シートクッション
26 サイドサポート
28 サイドサポート
30 シートフレーム
32 脚部
40 ラップベルト

Claims (3)

  1. 着座した乗員の脚部を側方から支持可能に設けられた一対のサイドサポートをシートクッションに有する車両用シートと、
    前記乗員に対する腰部拘束用のラップベルトを有するシートベルトと、
    前記シートクッションに設けられ、ガスの供給を受けて膨張可能とされ、膨張時に少なくとも一部が乗員装着状態の前記ラップベルトとシート側面視で重なる位置に配置され、膨張により前記サイドサポートを変位させて前記ラップベルトに張力を付与するエアバッグと、
    を備えた乗員保護装置。
  2. 前記エアバッグは、膨張時に前記ラップベルトとシート側面視で交差する位置に配置されている請求項1に記載の乗員保護装置。
  3. 前記エアバッグは、膨張時に前記サイドサポートを少なくともシート上方側へ変位させて、前記サイドサポートにより前記ラップベルトを支持する請求項1又は請求項2に記載の乗員保護装置。
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