JP2017032778A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017032778A JP2017032778A JP2015152509A JP2015152509A JP2017032778A JP 2017032778 A JP2017032778 A JP 2017032778A JP 2015152509 A JP2015152509 A JP 2015152509A JP 2015152509 A JP2015152509 A JP 2015152509A JP 2017032778 A JP2017032778 A JP 2017032778A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image forming
- forming apparatus
- image
- voltage
- transfer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/02—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
- G03G15/0266—Arrangements for controlling the amount of charge
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/14—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
- G03G15/16—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
- G03G15/1665—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat
- G03G15/167—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat at least one of the recording member or the transfer member being rotatable during the transfer
- G03G15/1675—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat at least one of the recording member or the transfer member being rotatable during the transfer with means for controlling the bias applied in the transfer nip
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G21/00—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
- G03G21/06—Eliminating residual charges from a reusable imaging member
- G03G21/08—Eliminating residual charges from a reusable imaging member using optical radiation
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G21/00—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
- G03G21/20—Humidity or temperature control also ozone evacuation; Internal apparatus environment control
- G03G21/203—Humidity
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Toxicology (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Atmospheric Sciences (AREA)
- Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
- Ecology (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
Abstract
【解決手段】画像形成を開始する前に、帯電部材が像担持体を帯電した後、電圧印加部が所定の調整用電圧値の電圧を転写部材に印加し、このときに電流検知部が検知する電流値に基づいて、設定部が転写電圧値を設定する調整動作を実行する画像形成装置において、像担持体において、前露光部により露光された後、帯電部材により帯電された領域に発生する過帯電状態の持続時間を取得する取得部を備え、調整動作の実行前に前露光部が像担持体の露光を開始する第1タイミングと、その後の調整動作において電圧印加部が転写部材に調整用電圧値の電圧印加を開始する第2タイミングとの間隔が、取得部が取得した持続時間が終わる第3タイミングよりも第2タイミングが後になるように、調整される。
【選択図】図8
Description
ようにする方法が用いられることがあった。
記録材に転写される現像剤像を担持する像担持体と、
前記像担持体を帯電させる帯電部材と、
帯電された前記像担持体が露光されることにより形成された静電像が現像剤により現像されて形成される現像剤像を、前記像担持体から被転写体に転写させる転写部材と、
前記帯電部材及び前記転写部材にそれぞれ電圧を印加する電圧印加部と、
前記転写部材に流れる電流を検知する電流検知部と、
前記現像剤像が転写された後、前記帯電部材に帯電される前に前記像担持体を露光する前露光部と、
前記電圧印加部が画像形成時に前記転写部材に印加する転写電圧値を設定する設定部と、
を備え、
画像形成を開始する前に、前記帯電部材が前記像担持体を帯電した後、前記電圧印加部が所定の調整用電圧値の電圧を前記転写部材に印加し、このときに前記電流検知部が検知する電流値に基づいて、前記設定部が前記転写電圧値を設定する調整動作を実行する画像形成装置において、
前記像担持体において、前記前露光部により露光された後、前記帯電部材により帯電された領域に発生する過帯電状態の持続時間を取得する取得部を備え、
前記調整動作の実行前に前記前露光部が前記像担持体の露光を開始する第1タイミングと、その後の前記調整動作において前記電圧印加部が前記転写部材に前記調整用電圧値の電圧印加を開始する第2タイミングとの間隔が、前記取得部が取得した前記持続時間が終わる第3タイミングよりも前記第2タイミングが後になるように、調整されることを特徴とする。
きる画像形成装置を提供することができる。
<画像形成装置の概略構成>
図1、図2を参照して、本発明の実施例に係る画像形成装置の概略構成について説明する。図1は、本発明の実施例に係る画像形成装置の概略構成を示す模式的断面である。図2は、本発明の実施例に係る画像形成装置における制御ブロック図である。本実施例の画像形成装置Aとしては、画像情報に応じて電子写真方式にて例えば、記録用紙、OHPシートなどの記録媒体(記録材)6に画像を形成するレーザビームプリンタが一例として挙げられる。また、本実施例の画像形成装置Aは、詳しくは後述するように、プロセスカートリッジBが画像形成装置Aの装置本体に対して着脱可能とされている。ここで、装置本体とは、画像形成装置AにおいてプロセスカートリッジBを除いた構成部分を指す。なお、本実施例では、感光ドラムに形成したトナー像(現像剤像)を被転写体としての記録材に直接転写する構成の画像形成装置について説明するが、画像形成装置の構成は特に限定されるものではない。例えば、複数の画像形成部で形成したそれぞれ色の異なるトナー像を被転写体としての中間転写体上に重畳転写してカラートナー像を形成し、これを記録材に転写する画像形成装置(カラーレーザプリンタなど)に対しても本発明は適用可能である。
された感光ドラム1上のトナー像は、転写ローラ5の作用によって記録媒体6に転写される。本実施例では、制御部35により、転写電流を検知する電流検知部40の検知結果に基づいて画像形成時の転写電圧の設定が可能となっている。また、制御部35は記憶された情報に基づいて画像形成動作の制御を行うための情報を記憶する記憶部41を有する。
発性メモリ26は、メモリ側の情報伝達手段であるアンテナ(図示せず)を有し、無線で画像形成装置本体13が備えた制御手段(CPU)32と通信することで、情報の読み出し及び書き込みが可能である。本実施例では、CPU32は装置本体側の情報伝達手段、メモリ26の情報の読み書き手段の機能を備えている。この記憶手段26には、後述する感光ドラム1の感光体膜厚に関する情報、帯電ローラ2の情報、使用環境に関する情報が記憶される。
以上の構成において、帯電ローラ2及び転写ローラ5への電圧印加に関わる電源34や制御部35、CPU32などの構成が、本発明の電圧印加部に対応する。
ここで、本実施例における転写電圧調整動作(以下ATVC)について説明する。このATVCは制御部35が転写電圧値を設定する設定部としての機能を有するものである。
・JOB実行時毎の前回転(1の画像形成指令により実行される画像形成動作シーケンスの最初に実行される前回転(画像形成実行前に各構成を調整するための準備動作)。)
・連続JOB時の紙間(複数の画像形成指令を順次実行する際において、先の画像形成指令により画像が形成される記録材と、これに続く画像形成指令により画像が形成される記録材との間隔。)
なお目標電流値Itは、良好な転写性が得られるときの電流値として、予め画像形成装置に設定される値である。
タ白電位Vd、ベタ黒電位Vlの電位差(Vd−Vl)は、所定の画像形成条件のもとでは一定に設定されるため、ベタ黒部に流入する電流を予測することが可能である。よって、ベタ白部における(Vdに対する)ATVCによって、ベタ部(Vl部)における電流においても所望の電流を得ることが可能となっている。
異常放電は、帯電ローラ2に直流電圧を印加した場合に、帯電ローラ2により形成されるニップよりも感光ドラム回転方向の上流側の長ギャップ部で発生する過放電により帯電電位が過帯電する現象である。長ギャップ部では、帯電ローラへの帯電バイアスを上げていくと微弱で時間的に連続であった正常放電が、放電電流が大きく時間的にも空間的にも不連続な断続放電へと劇的に変化する。この異常放電は、正常放電時のタウンゼント放電の範疇であると考えられている。このタウンゼント放電は,電極間の電界およびガスの種類、ガスの圧力、電極材料によって変化する放電現象である。
、異常放電が発生しやすい。
図4は、転写位置での感光ドラム1の表面電位の時間推移を示すものである。図4(a)は異常放電発生時、図4(b)は異常放電が発生していないときをそれぞれ示している。プリント信号が入力されると、前回転動作が始まりATVC動作に入る。まず感光ドラム1が回転し、その後帯電バイアスが印加される。iは、帯電バイアスが印加されたときの感光ドラム1の帯電電位である。iiは、前露光装置27が照射後の感光ドラム1の帯電電位Vdである。iiiは、前露光装置27の照射が開始したタイミング(第1タイミング)である。そして、iVは、ATVC制御により転写バイアスの印加を開始したタイミング(第2タイミング)である。
次に異常放電時間(異常放電(過帯電状態)の持続時間)の検知方法について説明する。本実施例では、感光ドラム1の膜厚に関する情報と、使用環境に関する情報と、を用いて、異常放電時間を算出(取得)する。本実施例において、異常放電時間の取得に関わる構成が、本発明の取得部に対応する。
図6は、感光ドラム1の膜厚の違いと使用環境(温度、湿度)の違いとにより、最大異常放電時間がどのように変化するのかを示したグラフである。なお、帯電電位はVd=−500Vである。このグラフから、高温高湿環境(H/H)である温度30℃、湿度80%では異常放電は発生していないが、低温低湿環境(L/L)である温度15℃、湿度10%では異常放電が発生する。また、低温低湿環境(L/L)において、感光ドラム1の膜厚が厚くなると、異常放電が発生し、膜厚が厚くなるほど異常放電時間が長くなっていることがわかる。また、異常放電時間は、帯電ローラ2の抵抗値が低いほど長くなる。
ータを予め画像形成装置本体側のROM33に格納する。ここで、帯電ローラ2の抵抗値は製法上、多少のばらつきがあるため、本実施例では、バラツキの中で抵抗値が最小の帯電ローラでの結果を採用した。異常放電時間の検知は、記憶手段26に記憶された感光ドラム1の膜厚に関する情報と温度、湿度の情報に対応するROM33に格納された近似曲線上のデータを採用することにより異常放電時間を算出することができる。なお、近似曲線の求め方としては、線形近似、指数近似、多項式近似、累計近似、移動平均近似などの統計手法があるが、特に制約はなく、適宜最適なものを用いることができる。
感光ドラム1の膜厚に関する情報は以下の方法で算出する。前述したように、感光体膜厚は、放電によって感光ドラム1の表面が劣化し、記録媒体6の通過(通紙)或いはクリーニング部材7の当接によって感光ドラム1の表面が削り取られることにより減少する。本実施例の画像形成装置Aでは、感光ドラム1における感光体膜厚の減少は、帯電バイアス印加時間と相関がある。また、この帯電バイアス印加時間は、画像形成枚数に比例している。従って、感光ドラム1における感光体膜厚の減少率は、画像形成枚数の一次関数として表すことができる。
図7のフローチャートを参照して、前露光装置27の照射開始とATVC制御開始の時間を変化させる方法について説明する。プロセスカートリッジBは、記憶手段26を具備しており、記憶手段26には、プロセスカートリッジBを用いて行った画像形成枚数と、温度、湿度が記憶されている。ホスト14からプリント信号が入力されると(S1)、CPU32は、プロセスカートリッジBに搭載された記憶手段26と通信を行い、そのプロセスカートリッジBの画像形成枚数(P)と温度、湿度を読み込む(S2)。次に、CPU32は、画像形成枚数、温度、湿度に応じた異常放電時間が予め格納された、画像形成装置本体側ROM33の内容と、上述のようにCPU32に読み込んだ画像形成枚数の値(P)、温度、湿度とを比較する(S3)。次いで、CPU32は、前露光装置27の照射開始からATVC制御開始までの時間を制御する制御部35により、前露光装置27の照射開始とATVC制御開始の時間を設定し、画像形成動作に移行する(S4)。
本実施例の効果を確認するために、上述のような制御を行った本実施例の画像形成装置Aと、本実施例の制御を行わない、従来の制御を行う比較例1、2の画像形成装置を用いて、50000枚の画像形成を行った。それぞれにおける転写不良と感光ドラムの削れに起因する画像不良であるスジの発生有無について比較した。確認は、異常放電が発生しやすくかつ感光ドラム1が削れやすい低温低湿環境(温度15℃、湿度10%)において行った。
異常放電時間は、帯電ローラ2の抵抗値に依存する。前述したように、異常放電時間は、帯電ローラ2の抵抗値が低いほど長くなり、高くなると短くなる。そこで、本発明の実施例2では、感光ドラム1の膜厚に関する情報と使用環境に関する情報に加えて、帯電ローラ2の帯電能に関する情報に基づいて、異常放電時間を算出することを特徴とする。これ以外の点は、実施例1と同じであり、実施例2において実施例1と同様の構成については説明を省略する。
によって変動するため、帯電バイアス印加時間や積算帯電電流量(帯電ローラに流れる電流量の積算値)などに比例している。また、温度や湿度によっても抵抗値は変動する。本実施例では、新品時の帯電ローラ2の抵抗値を記憶手段26に記憶する。
異常放電時間は、転写電流値を測定することで検知(取得)することができる。本発明の実施例3では検知した異常放電時間を使用して、前露光装置27の照射開始からATVC制御開始までの時間を変化させることで、実施例1、2と同様の効果を得ることができる。実施例3において実施例1、2と共通する構成については説明を省略する。実施例3においてここで説明しない事項は、実施例1、2と同様である。
本実施例では、転写ローラ5に流れる転写電流を検出し、転写電流値の値に基づいて、異常放電時間を算出(取得)する。転写ローラ5に流れる転写電流の検出は、電流検知部40を使用する。また、異常放電時間の検知では転写バイアスを所定の値に固定して測定する。
図9に、帯電バイアスを印加した後、前露光装置27の照射により異常放電が生じた場合の転写電流値の時間推移を示す。感光ドラム1における前露光装置27の照射開始位置(前露光開始位置)が転写ローラ5のニップ部(転写位置)に来た時間(第4タイミング)を0としている。前露光照射開始位置付近では、帯電時に異常放電が生じて感光ドラム1の表面電位が正常な値より大きくなることで転写電流が正常よりも大きくなる。しかし、やがて異常放電は収束して正常な転写電流値に戻る。
図11は、帯電バイアスを印加した後、前露光装置27の照射により異常放電が生じた場合の転写電流値の時間推移を示す図である。本実施例では、前露光の照射開始位置が転写ローラ5のニップ部に到達した時点(時刻0)から、転写電流値が正常な転写電流に対しある所定の電流値内(閾値範囲内)(δI)になるまでの時間(第5タイミング)を、異常放電時間(T0)と判断した。この方法で異常放電時間を算出して、前露光装置27の照射開始からATVC制御開始までの時間を制御、調整する。
図12のフローチャートを参照して、本実施例における前露光装置27の照射開始とATVC制御開始の制御方法について説明する。プロセスカートリッジBは、記憶手段26を具備しており、記憶手段26には、プロセスカートリッジBを用いて行った画像形成枚数が記憶されている。ホスト14からプリント信号が入力されると(Y1)、CPU32は、プロセスカートリッジBに搭載された記憶手段26と通信を行い、そのプロセスカートリッジBの画像形成枚数(P)と温度、湿度を読み込む(Y2)。
開始までの時間を制御する。
異常放電時間T0は、ATVC制御中に検知することも可能である。本実施例では、連続プリント時に異常放電時間の検知を逐次実行し、その値を使用して、前露光装置27の照射開始からATVC制御開始までの時間を逐次変化させる。実施例4において実施例1〜3と共通する構成については説明を省略する。実施例4においてここで説明しない事項は、実施例1〜3と同様である。
ATVC制御中での異常放電時間の検知方法について説明する。異常放電時間の検知は、転写バイアスが調整用電圧値V1である間に行なう。異常放電時間は、ATVC実行時に転写ローラ5に流れる転写電流値を測定することで検知できる。
図13は、ATVC実行時における転写電流値の時間推移を示す図である。感光ドラム1における前露光装置27の照射開始位置が転写ローラ5のニップ部に到達した時点を時刻0としている。異常放電が起きていない正常な転写電流値は、ATVC実行時点(Tp)(第6タイミング)から、転写バイアスが調整用電圧値V1からV2に変わる時刻(Te)(第7タイミング)までの転写電流値の平均値(In)として算出する。ATVC実行時点Tpは、検知された異常放電時間、もしくは使用環境に関する情報と温度及び湿度の情報を用いて算出された異常放電時間に基づいて決まっているので、ATVC実行時点Tp後は正常な転写電流が流れている。異常放電時間T0は、感光ドラム1における前露光装置27の照射開始位置が転写ローラ5のニップ部に到達した時点(時刻0)から、転写電流値が正常転写電流値Inに対しある所定の電流値内(閾値範囲内)(δI)になるまでの時間として算出される。
図14のフローチャートを参照して、前露光装置27の照射開始とATVC制御開始の制御方法について説明する。プロセスカートリッジBは、記憶手段26を具備しており、記憶手段26には、プロセスカートリッジBを用いて行った画像形成枚数と、温度、湿度が記憶されている。ホスト14からプリント信号が入力されると(Z1)、CPU32は、プロセスカートリッジBに搭載された記憶手段26と通信を行い、そのプロセスカートリッジBの画像形成枚数(P)と温度、湿度、を読み込む(Z2)。次に、CPU32は、画像形成枚数、温度、湿度に応じた異常放電時間が予め格納された、画像形成装置本体側ROM33の内容と、上述のようにCPU32に読み込んだ画像形成枚数の値(P)、温度、湿度とを比較する(Z3)。次いで、CPU32は、前露光装置27の照射開始からATVC制御開始までの時間を制御する制御部35により、前露光装置27の照射開始
とATVC制御開始の時間を設定し、画像形成動作に移行する(Z4)。ATVC実行中に、上記で説明した方法で異常放電時間T0を測定する(Z5)。
Claims (21)
- 記録材に転写される現像剤像を担持する像担持体と、
前記像担持体を帯電させる帯電部材と、
帯電された前記像担持体が露光されることにより形成された静電像が現像剤により現像されて形成される現像剤像を、前記像担持体から被転写体に転写させる転写部材と、
前記帯電部材及び前記転写部材にそれぞれ電圧を印加する電圧印加部と、
前記転写部材に流れる電流を検知する電流検知部と、
前記現像剤像が転写された後、前記帯電部材に帯電される前に前記像担持体を露光する前露光部と、
前記電圧印加部が画像形成時に前記転写部材に印加する転写電圧値を設定する設定部と、
を備え、
画像形成を開始する前に、前記帯電部材が前記像担持体を帯電した後、前記電圧印加部が所定の調整用電圧値の電圧を前記転写部材に印加し、このときに前記電流検知部が検知する電流値に基づいて、前記設定部が前記転写電圧値を設定する調整動作を実行する画像形成装置において、
前記像担持体において、前記前露光部により露光された後、前記帯電部材により帯電された領域に発生する過帯電状態の持続時間を取得する取得部を備え、
前記調整動作の実行前に前記前露光部が前記像担持体の露光を開始する第1タイミングと、その後の前記調整動作において前記電圧印加部が前記転写部材に前記調整用電圧値の電圧印加を開始する第2タイミングとの間隔が、前記取得部が取得した前記持続時間が終わる第3タイミングよりも前記第2タイミングが後になるように、調整されることを特徴とする画像形成装置。 - 前記間隔は、取得される前記持続時間が短いほど、短くなるように調整されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記間隔は、前記第1タイミングが変更されることで調整されることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記間隔は、前記第2タイミングが変更されることで調整されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記取得部は、前記像担持体の感光層の膜厚に関する情報と、画像形成装置の使用環境に関する情報の少なくともいずれかに基づいて前記持続時間を取得することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記取得部は、前記像担持体の感光層の膜厚に関する情報と、画像形成装置の使用環境に関する情報と、前記帯電部材の帯電能に関する情報の少なくともいずれかに基づいて前記持続時間を取得することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記帯電能に関する情報は、前記帯電部材の抵抗値と、前記帯電部材に電圧を印加した時間と、前記帯電部材を流れる電流の積算値の少なくともいずれかに基づいて取得されることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
- 前記膜厚に関する情報は、画像形成を行った記録材の数、回転体としての前記像担持体の回転数、画像形成装置内を通過した記録材の数、前記帯電部材により前記像担持体を帯電した時間のうちのいずれかの情報に基づいて取得されることを特徴とする請求項5〜7
のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記使用環境に関する情報は、温度湿度センサにより検知される温度及び湿度であることを特徴とする請求項5〜8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記間隔は、前記温度湿度センサにより検知される温度及び湿度により取得される絶対水分量が多くなるほど、短くなるように調整されることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
- 前記間隔は、前記感光層の膜厚が薄いほど、短くなるように調整されることを特徴とする請求項5〜10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記取得部は、前記電流検知部が検知する電流値に基づいて前記持続時間を取得することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記取得部は、前記電流検知部が検知する電流値に基づいて、前記像担持体における前記前露光部の露光開始位置が、前記転写部材による前記現像剤像の転写位置に到達した第4タイミングから、前記電流検知部が検知する電流値が所定の閾値範囲内に収まる第5タイミングまでの期間を、前記持続時間として取得することを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
- 前記取得部は、温度湿度センサにより検知される温度及び湿度が所定の閾値を超えたときに、または、画像形成を行った記録材の数が所定の数と一致したとき、前記持続時間を取得することを特徴とする請求項12または13に記載の画像形成装置。
- 前記取得部は、前記調整動作において前記電圧印加部が前記調整用電圧値の電圧を前記転写部材に印加したときに前記電流検知部が検知する電流値に基づいて、前記持続時間を取得することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記電圧印加部は、前記調整動作において、最初に第1の大きさの第1調整用電圧値の電圧を印加し、続いて第2の大きさの第2調整用電圧値の電圧を印加するものであり、
前記取得部は、前記電圧印加部が前記第1調整用電圧値の電圧を印加する第6タイミングから、前記電圧印加部が印加する電圧の電圧値を前記第1調整用電圧値から前記第2調整用電圧値に切り替える第7タイミングまでの間に、前記電流検知部が検知する電流値の平均値を、過帯電状態が発生していないときの正常転写電流値として取得することを特徴とする請求項15に記載の画像形成装置。 - 前記取得部は、前記電流検知部が検知する電流値に基づいて、前記像担持体における前記前露光部の露光開始位置が、前記転写部材による前記現像剤像の転写位置に到達した第4タイミングから、前記電流検知部が検知する電流値が前記正常転写電流値に対して所定の範囲内の電流値に収まる第5タイミングまでの期間を、前記持続時間として取得することを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置。
- 前記電圧印加部は、前記調整動作において、画像形成時に印加する電圧値と同じ電圧値の電圧を前記帯電部材に印加することを特徴とする請求項1〜17のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記電圧印加部が前記帯電部材に印加する電圧は、直流電圧であることを特徴とする請求項1〜18のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記被転写体は、記録材、または、前記像担持体から現像剤像が転写され、転写された現像剤像を記録材へ転写するための中間転写体であることを特徴とする請求項1〜19のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記像担持体は、カートリッジとして、画像形成装置の装置本体に対して着脱可能に構成されており、
前記カートリッジは、前記像担持体の感光層の膜厚に関する情報と、画像形成装置の使用環境に関する情報と、前記帯電部材の帯電能に関する情報の少なくともいずれかを記憶する記憶部を備えることを特徴とする請求項1〜20のいずれか1項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015152509A JP6590578B2 (ja) | 2015-07-31 | 2015-07-31 | 画像形成装置 |
US15/222,338 US9753395B2 (en) | 2015-07-31 | 2016-07-28 | Image forming apparatus acquiring a duration of overcharge |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015152509A JP6590578B2 (ja) | 2015-07-31 | 2015-07-31 | 画像形成装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017032778A true JP2017032778A (ja) | 2017-02-09 |
JP2017032778A5 JP2017032778A5 (ja) | 2018-09-13 |
JP6590578B2 JP6590578B2 (ja) | 2019-10-16 |
Family
ID=57882405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015152509A Active JP6590578B2 (ja) | 2015-07-31 | 2015-07-31 | 画像形成装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9753395B2 (ja) |
JP (1) | JP6590578B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10216115B2 (en) | 2017-03-22 | 2019-02-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Apparatus and method for forming an electrostatic image on a photosensitive member according to an image signal |
US10488790B2 (en) * | 2017-11-29 | 2019-11-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having transfer voltage control |
JP2020056867A (ja) * | 2018-10-01 | 2020-04-09 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6897125B2 (ja) * | 2017-02-01 | 2021-06-30 | 株式会社リコー | 画像形成装置及びその制御方法 |
US11231673B2 (en) * | 2017-04-21 | 2022-01-25 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Operational profiles of printing device components |
Family Cites Families (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6195372A (ja) | 1984-10-16 | 1986-05-14 | Canon Inc | 電子写真装置 |
JP2701889B2 (ja) | 1988-11-16 | 1998-01-21 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JPH07301971A (ja) | 1994-05-10 | 1995-11-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 感光体の帯電方法および帯電装置 |
JP3784197B2 (ja) * | 1998-07-06 | 2006-06-07 | 株式会社沖データ | 画像形成装置 |
JP4125015B2 (ja) | 2001-02-19 | 2008-07-23 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP2003114554A (ja) | 2001-10-05 | 2003-04-18 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2005165217A (ja) | 2003-12-05 | 2005-06-23 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2006133333A (ja) | 2004-11-02 | 2006-05-25 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP4950595B2 (ja) | 2005-08-30 | 2012-06-13 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP4587479B2 (ja) | 2005-08-31 | 2010-11-24 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置及びその濃度調整方法 |
JP5258389B2 (ja) | 2007-07-17 | 2013-08-07 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
US7844200B2 (en) | 2007-07-17 | 2010-11-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with a pre-exposure light control feature |
JP5264342B2 (ja) * | 2008-07-24 | 2013-08-14 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
US7949268B2 (en) * | 2008-10-02 | 2011-05-24 | Xerox Corporation | Dynamic photo receptor wear rate adjustment based on environmental sensor feedback |
JP5615004B2 (ja) * | 2010-03-05 | 2014-10-29 | キヤノン株式会社 | 高圧制御装置、画像形成装置及び高電圧出力装置 |
JP6168816B2 (ja) * | 2012-04-03 | 2017-07-26 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP5847647B2 (ja) | 2012-05-17 | 2016-01-27 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
US9116456B2 (en) | 2012-10-26 | 2015-08-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
JP6029455B2 (ja) | 2012-12-21 | 2016-11-24 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP2015060122A (ja) * | 2013-09-19 | 2015-03-30 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP2016218152A (ja) * | 2015-05-15 | 2016-12-22 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP6642997B2 (ja) * | 2015-07-31 | 2020-02-12 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
2015
- 2015-07-31 JP JP2015152509A patent/JP6590578B2/ja active Active
-
2016
- 2016-07-28 US US15/222,338 patent/US9753395B2/en active Active
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10216115B2 (en) | 2017-03-22 | 2019-02-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Apparatus and method for forming an electrostatic image on a photosensitive member according to an image signal |
US10488790B2 (en) * | 2017-11-29 | 2019-11-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having transfer voltage control |
JP2020056867A (ja) * | 2018-10-01 | 2020-04-09 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US9753395B2 (en) | 2017-09-05 |
JP6590578B2 (ja) | 2019-10-16 |
US20170031260A1 (en) | 2017-02-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4994650B2 (ja) | 帯電装置 | |
JP6590578B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5258389B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US9665032B2 (en) | Image forming apparatus with exposure controlled in dependence on cumulative operating time and humidity | |
US8831450B2 (en) | Electrophotographic image forming apparatus controlling voltage and current in charging members | |
JP5253487B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2013171093A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008102329A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6642997B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2011138001A (ja) | 画像形成装置 | |
WO2014077416A1 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6184466B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010102074A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008009149A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007033835A (ja) | 帯電制御装置及び帯電制御方法 | |
JP2000305342A (ja) | 帯電装置及び画像形成装置 | |
JP2007148165A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007047630A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH10221931A (ja) | 画像形成装置 | |
JP7242376B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5328470B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US20160274482A1 (en) | Image forming apparatus and cartridge | |
JP6752684B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2019049632A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009003483A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180731 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180731 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20181116 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190426 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190514 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190712 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190820 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190917 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6590578 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |