JP2017032698A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より効率的に安全性を向上させた画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、電力供給部32と、カバー側保持部材と、筐体側保持部材と、開閉検知回路35と、インターロック機構36とを備える。インターロック機構36は、導通部材により開閉検知回路35が導通してカバーの閉状態を検知すると、電力供給部32による電力の供給を可能とし、開閉検知回路35の導通が遮断されてカバーの開状態を検知すると、電力供給部32による電力の供給を停止するよう制御する。【選択図】図2

Description

この発明は、画像形成装置に関するものである。
複合機等に代表される画像形成装置においては、画像読み取り部で原稿の画像を読み取った後、画像形成部に備えられる感光体に対して読み取った画像を基に光を照射し、感光体上に静電潜像を形成する。その後、形成した静電潜像の上に帯電したトナー等の現像剤を供給して可視画像とした後、用紙に転写して定着させ、装置外に排出する。
画像形成装置においては、安全性向上の観点から、フロントカバーやサイドカバーが開放されると、画像形成部に供給する電力を遮断するインターロック機構を備えるものがある。インターロック機構に関する技術が、特開平8−285183号公報(特許文献1)、および特開2002−67437号公報(特許文献2)に開示されている。
特開平8−285183号公報 特開2002−67437号公報
画像形成装置においては、フロントカバーやサイドカバーの開閉には、例えば、マグネットの磁力による引き込み機構が設けられているものがある。また、フロントカバーやサイドカバーについては、安全性向上の観点から、開放状態における供給電力の遮断を行うために、開閉状態を検知する開閉検知機構が画像形成装置に設けられている。この開閉検知機構は、例えば、PI(Photo Interrupter)センサー等を用いて構成されている。しかし、このような構成では、装置構成のコンパクト化を図る上で、好ましくない。このような場合に、特許文献1および特許文献2に開示の技術では、対応することができない。
この発明の目的は、より効率的に安全性を向上させた画像形成装置を提供することである。
この発明の一の局面においては、画像形成装置は、画像を形成する画像形成装置であって、画像形成部と、電力供給部と、筐体と、カバーと、カバー側保持部材と、筐体側保持部材と、開閉検知回路と、インターロック機構とを備える。画像形成部は、トナーによる可視画像を形成する作像器を含む。電力供給部は、画像形成部に電力を供給する。筐体は、その内方側に作像器を収容し、作像器を出し入れ可能な開口が設けられている。カバーは、閉状態により開口を覆い、開状態により開口を露出させるよう開口に対して開閉可能に構成される。カバー側保持部材は、カバーに取り付けられ、カバーの閉状態を保持する。筐体側保持部材は、筐体に取り付けられ、カバーの閉状態を保持する。開閉検知回路は、カバーの開閉状態を検知する。インターロック機構は、電力供給部を制御する。カバー側保持部材および筐体側保持部材のうちのいずれか一方は、磁石を含む。カバー側保持部材および筐体側保持部材のうちの他方は、磁石から所定の距離内に近づくと磁石により引き寄せられ、開閉検知回路の一部を構成する導通部材を含む。インターロック機構は、導通部材により開閉検知回路が導通してカバーの閉状態を検知すると、電力供給部による電力の供給を可能とし、開閉検知回路の導通が遮断されてカバーの開状態を検知すると、電力供給部による電力の供給を停止するよう制御する。
このような画像形成装置によると、カバーの開閉を検知する開閉検知回路における開閉の検知と、インターロック機構における電力供給部による電力の供給の制御とを同じ機構で実現することができる。この場合、カバー側保持部材および筐体側保持部材のうちのいずれか一方は磁石を含み、カバー側保持部材および筐体側保持部材のうちの他方は、磁石から所定の距離内に近づくと磁石により引き寄せられ、開閉検知回路の一部を構成する導通部材を含むため、カバーを適切に案内することができると共に、カバーの閉状態の安定化を図ることができる。したがって、より効率的に安全性を向上させることができる。
この発明の一実施形態に係る画像形成装置を複合機に適用した場合の複合機の外観を示す図である。 図1に示す複合機の構成を示すブロック図である。 図1に示す複合機のうち、カバーを取り除いた状態の外観を示す図である。 カバーのみを複合機の内方側から見た図である。 筐体側保持部材を示す斜視図である。 カバー側保持部材を示す斜視図である。 筐体側保持部材およびカバー側保持部材を示す断面図である。 開閉検知回路を示す模式図である。 この発明の他の実施形態に係る複合機に備えられる筐体側保持部材を示す斜視図である。 この発明の他の実施形態に係る複合機に備えられる筐体側保持部材およびカバー側保持部材66を示す断面図である。 この発明のさらに他の実施形態に係る複合機に備えられる筐体側保持部材71を示す斜視図である。 この発明のさらに他の実施形態に係る複合機に備えられるカバー側保持部材を示す斜視図である。 この発明のさらに他の実施形態に係る複合機に備えられる筐体側保持部材およびカバー側保持部材を示す断面図であり、複合機の上下方向に延びる平面で切断した場合の断面図である。 この発明のさらに他の実施形態に係る複合機に備えられる筐体側保持部材およびカバー側保持部材を示す断面図であり、複合機の前後方向に延びる平面で切断した場合の断面図である。
以下、この発明の実施の形態を説明する。図1は、この発明の一実施形態に係る画像形成装置を複合機に適用した場合の複合機の外観を示す概略図である。図2は、図1に示す複合機の構成を示すブロック図である。
図1および図2を参照して、複合機11は、制御部12と、操作部13と、画像読み取り部14と、画像形成部15と、用紙セット部19と、排出部30と、格納部としてのハードディスク16と、ファクシミリ通信部17と、ネットワーク25と接続するためのネットワークインターフェース部18とを備える。
制御部12は、複合機11全体の制御を行う。操作部13は、複合機11側から発信する情報やユーザーの入力内容を表示する表示画面21を含む。操作部13は、印刷部数や階調等の画像形成の条件や電源のオンまたはオフを入力させる。画像読み取り部14は、セット位置にセットされた原稿を読み取り位置に搬送する原稿搬送装置としてのADF(Auto Document Feeder)22を含む。画像読み取り部14は、ADF22または不図示の載置台上にセットされた原稿の画像を読み取る。用紙セット部19は、手差しで用紙をセットする手差しトレイ28やサイズの異なる複数枚の用紙を収納可能な給紙カセット29を含む。用紙セット部19は、画像形成部15に供給する用紙をセットさせる。画像形成部15は、トナーにより可視画像を形成する作像器31を含む。画像形成部15は、画像読み取り部14により読み取られた画像データやネットワーク25を介して送信された画像データを基に、用紙セット部19から搬送されてきた用紙に画像を形成する。画像形成部15により画像を形成された用紙は、排出部30に排出される。ハードディスク16は、送信された画像データや入力された画像形成条件等の格納を行う。ファクシミリ通信部17は、公衆回線24に接続されており、ファクシミリ送信やファクシミリ受信を行う。
なお、複合機11は、画像データの書き出しや読み出しを行うDRAM(Dynamic Random Access Memory)等を備えるが、これらについては、図示および説明を省略する。また、図2中の矢印は、制御信号や制御、画像に関するデータの流れを示している。
複合機11は、画像読み取り部14により読み取られた原稿を用いて画像形成部15において画像を形成することにより、複写機として作動する。また、複合機11は、ネットワークインターフェース部18を通じて、ネットワーク25に接続されたコンピューター26a、26b、26cから送信された画像データを用いて、画像形成部15において画像を形成して用紙に印刷することにより、プリンターとして作動する。すなわち、画像形成部15は、要求された画像を印刷する印刷部として作動する。複合機11は、ファクシミリ通信部17を通じて、公衆回線24から送信された画像データを用いて、DRAMを介して画像形成部15において画像を形成することにより、また、画像読み取り部14により読み取られた原稿の画像データを、ファクシミリ通信部17を通じて公衆回線24に画像データを送信することにより、ファクシミリ装置として作動する。複合機11は、画像処理に関し、複写機能、プリンター機能、ファクシミリ機能等、複数の機能を有する。さらに、各機能に対しても、詳細に設定可能な機能を有する。
この発明の一実施形態に係る複合機11を含む画像形成システム27は、上記した構成の複合機11と、ネットワーク25を介して複合機11に接続される複数のコンピューター26a、26b、26cとを備える。この実施形態においては、複数のコンピューター26a〜26cについては、3台示している。各コンピューター26a〜26cはそれぞれ、複合機11に対して、ネットワーク25を介して印刷要求を行って印刷をすることができる。複合機11とコンピューター26a〜26cとは、LAN(Local Area Network)ケーブル等を用いて有線で接続されていてもよいし、無線で接続されていてもよく、ネットワーク25内には、他の複合機やサーバーが接続されている構成でもよい。
複合機11は、電力供給部32と、筐体33と、カバー34と、二つの筐体側保持部材41a、41bと、二つのカバー側保持部材51a、51bと、開閉検知回路35と、インターロック機構36とを備える。図3は、複合機11において、カバー34を取り外した状態を図示している。図4は、カバー34のみをいわゆる裏側、すなわち、複合機11に取り付けられた際に、複合機11の内方側から見た図である。
図1〜図4を参照して、電力供給部32は、画像形成部15に電力を供給する。筐体33は、その内方側に、作像器31を収容する。筐体33には、作像器31を出し入れ可能な開口37が設けられている。この開口37については、筐体33のうちのフロント側に位置する領域の一部を矩形状に貫通させることにより構成されている。開口37が筐体33に設けられていることにより、開口37を利用して、作像器31の交換や、紙詰まりの用紙の取り除きを行うことができる。
カバー34は、薄板状の部材から構成されている。カバー34は、開口37に対して開閉可能に構成されている。カバー34を閉状態とすることにより、開口37はカバー34によって覆われる。カバー34を開状態とすることにより、開口37は、露出される。カバー34は、カバー34の下方側に向かって突出し、それぞれ間隔を開けて設けられている一対の取り付け部38a、38bを筐体33側に差し込むようにして筐体33側に取り付けられている。カバー34は、上方側の端部をフロント側に引くことにより、下方側の端部を支点として開けることができる。カバー34は、複合機11のフロント側に設けられている。カバー34は、いわゆるフロントカバーである。
筐体側保持部材41a、41bおよびカバー側保持部材51a、51bは、それぞれの当接状態を維持して、カバー34の閉状態を保持する。カバー側保持部材51a、51bは、カバー34の裏面のうち、上方側の端部のそれぞれの隅の領域にそれぞれ設けられている。筐体側保持部材41a、41bは、カバー34の閉状態の際に、カバー側保持部材51a、51bと対向する位置となるようにそれぞれ設けられている。
開閉検知回路35は、カバー34の開閉状態を検知する。開閉検知回路35は、通電状態となれば、カバー34の閉状態を検知する。一方、開閉検知回路35は、通電状態が遮断されれば、カバー34の開状態を検知する。
インターロック機構36は、電力供給部32による電力の供給を制御する。具体的には、インターロック機構36は、開閉検知回路35によりカバー34の閉状態を検知すると、電力供給部32による電力の供給を可能とする。一方、インターロック機構36は、開閉検知回路35によりカバー34の開状態を検知すると、電力供給部32による電力の供給を停止する。これについては、後述する。
次に、筐体側保持部材41aおよびカバー側保持部材51aの具体的な構成について説明する。図5は、筐体側保持部材41aを示す斜視図である。図6は、カバー側保持部材51aを示す斜視図である。図7は、筐体側保持部材41aおよびカバー側保持部材51aを示す断面図である。なお、筐体側保持部材41bは、筐体側保持部材41aと同様の構成であるため、その説明を省略する。また、カバー側保持部材51bは、カバー側保持部材51aと同様の構成であるため、その説明を省略する。
図1〜図7を参照して、筐体側保持部材41aは、磁石42と、第一の金属部材43と、第一の保護部材44とを含む。磁石42は、略直方体形状であり、磁力により金属を引きつける。
第一の金属部材43は、第一の板状部材45aと、第二の板状部材45bと、第一の端子46aと、第二の端子46bとから構成されている。第一の端子46aは、第一の板状部材45aの内方側の端部47aと接触するようにして設けられている。第二の端子46bは、第二の板状部材45bの内方側の端部47bと接触するようにして設けられている。第一の板状部材45a、第二の板状部材45b、第一の端子46a、および第二の端子46bは、それぞれ金属製である。第一の板状部材45aと第二の板状部材45bとは、磁石42を挟んで相対する位置にそれぞれ離間して設けられている。第一および第二の板状部材45a、45bのそれぞれの外方側の先端部48a、48bは、磁石42の外方側の先端部49よりも外方側に突出した形状である。なお、先端部48a、48bは、それぞれ磁石42が配置される側に若干突出した形状である。このような構成によれば、磁石42の位置決めを適切にして、脱落のおそれを低減することができる。
第一の保護部材44は、磁石42および第一の金属部材43を取り囲むようにして覆うよう構成されている。第一の保護部材44は、樹脂製である。第一の板状部材45a、第二の板状部材45bのそれぞれの先端部48a、48bは、第一の保護部材44の先端部50よりも外方側に突出している。
カバー側保持部材51aは、導通部材としての第二の金属部材52と、第二の保護部材53とを含む。第二の金属部材52は、略板状である。第二の保護部材53は、樹脂製である。第二の金属部材52は、カバー34と平行になるようにして、第二の保護部材53に取り付けられている。第二の金属部材52の中央部54の一部は、やや膨出した形状である。
次に、開閉検知回路35およびインターロック機構36の動作について説明する。図8は、開閉検知回路35を示す模式図である。
図1〜図8を参照して、まず、カバー34が閉じられた状態について説明する。カバー34が閉じられていくと、カバー側保持部材51aは、磁石42から所定の距離内の位置となる。そうすると、カバー側保持部材51aに設けられる第二の金属部材52は、磁石42の磁力によって引き寄せられる。そして、第一の金属部材43と第二の金属部材52とが当接する。具体的には、第一の板状部材45aの先端部48aと第二の板状部材45bの先端部48bのそれぞれが、第二の金属部材43のうちの膨出した中央部54の表面55と接触する。
この場合、図8に示すように模式的に表すと、カバー34の開放状態を表す位置Pにある第二の金属部材52が、図8中の矢印Dで示す方向に移動し、破線で示すカバー34の閉鎖状態を表す位置Pにおいて、第一の端子46a、第二の端子46bとそれぞれ当接する状態となる。そうすると、開閉検知回路35が導通することとなる。したがって、インターロック機構36は、開閉検知回路35が導通してカバー34の閉状態を検知すると、電力供給部32による電力の供給を可能とする。
次に、カバー34が開けられた状態について説明する。カバー34が磁力に逆らった外力により開けられると、第一の金属部材43と第二の金属部材52とが離間する。そうすると、位置Pにある第二の金属部材52が、図8中の矢印Dで示す方向と逆の方向に移動し、位置Pとなる。そうすると、開閉検知回路35の導通が遮断されることとなる。したがって、インターロック機構36は、開閉検知回路35の導通が遮断されてカバー34の開状態を検知すると、電力供給部32による電力の供給を停止する。
このような構成によれば、カバー34の開閉を検知する開閉検知回路35における開閉の検知と、インターロック機構36における電力供給部32による電力の供給の制御とを同じ機構で実現することができる。この場合、筐体側保持部材41a、41bは磁石42を含み、カバー側保持部材51a、51bは、磁石42から所定の距離内に近づくと磁石42により引き寄せられ、開閉検知回路35の一部を構成する導通部材としての第二の金属部材52を含むため、カバー34を適切に案内することができると共に、カバー34の閉状態の安定化を図ることができる。したがって、より効率的に安全性を向上させることができる。
なお、以下のような構成としても良い。図9は、この発明の他の実施形態に係る複合機11に備えられる筐体側保持部材61を示す斜視図である。図10は、この発明の他の実施形態に係る複合機11に備えられる筐体側保持部材61およびカバー側保持部材66を示す断面図である。なお、図9および図10に示す実施形態において、図5〜図7に示す筐体側保持部材41a、およびカバー側保持部材51aと同様の構成については、同一の符号を付して、それらの説明を省略する。
図1〜図10を参照して、この発明の他の実施形態に係る複合機11に備えられる筐体側保持部材61は、磁石42と、第一の金属部材43と、第一の保護部材62とを含む。第一の保護部材62の先端部63は、第一の板状部材45a、第二の板状部材45bのそれぞれの先端部48a、48bよりも外方側に突出している。また、カバー側保持部材66は、導通部材としての第二の金属部材67を含む。第二の金属部材67の中央部68の膨出量は、図7に示す第二の金属部材52の中央部54の膨出量よりも大きく構成されている。また、第一の保護部材62の突出量は、第一の板状部材45aおよび第二の板状部材45bと、第二の金属部材67の中央部68との当接を許容する量である。図10においては、第一の板状部材45a、第二の板状部材45bと、第二の金属部材67の中央部68とが当接した状態を示している。このような構成によれば、第一の保護部材62と第二の金属部材67の膨出した中央部68により、より適切に当接状態を案内することができ、カバー34の閉状態のさらなる安定化を図ることができる。
また、以下のような構成としてもよい。図11は、この発明のさらに他の実施形態に係る複合機11に備えられる筐体側保持部材71を示す斜視図である。図12は、この発明のさらに他の実施形態に係る複合機11に備えられるカバー側保持部材81を示す斜視図である。図13および図14は、この発明のさらに他の実施形態に係る複合機11に備えられる筐体側保持部材71およびカバー側保持部材81を示す断面図である。図13は、複合機11の上下方向に延びる平面で切断した場合の断面図であり、図14は、複合機11の前後方向に延びる平面で切断した場合の断面図である。なお、図11〜図14に示す実施形態において、図5〜図7に示す筐体側保持部材41a、およびカバー側保持部材51aと同様の構成については、同一の符号を付して、それらの説明を省略する。
図1〜図14を参照して、この発明のさらに他の実施形態に係る複合機11に備えられる筐体側保持部材71は、第一の端子72aおよび第二の端子72bを含む第一の金属部材73と、導通部材としての板バネ74と、第一の保護部材75とを備える。第一の端子72aおよび第二の端子72bは、薄板状であって、金属製である。第一の端子72aと第二の端子72bとは、板厚方向が複合機11の前後方向に沿うように設けられている。第一の端子72aと第二の端子72bとは、具体的には、第一の端子72aが上方側、第二の端子72bが下方側となるようそれぞれ間隔を開けて設けられている。第一の保護部材75は、その内方側に第一および第二の端子72a、72bおよび板バネ74を取り囲むようにして覆うように設けられている。
板バネ74は、第一および第二の端子72a、72bに対して、複合機11の内方側に位置するように設けられている。板バネ74は、一方端部76aが第一の保護部材75の一部に取り付けられている。一方、板バネ74のうちの他方端部76bは、フリーな状態で取り付けられている。何も外力が負荷されない状態においては、第一の端子72aおよび第二の端子72bと、板バネ74とは、接していない。
この発明のさらに他の実施形態に係る複合機11に備えられるカバー側保持部材81は、磁石82と、第二の金属部材83と、第二の保護部材84とを含む。第二の金属部材83は、第一の板状部材85aと第二の板状部材85bとから構成されている。磁石82は、第一の板状部材85aと第二の板状部材85bとの間に挟まれて設けられている。第二の保護部材84は、その内方側に磁石82、第一の板状部材85a、および第二の板状部材85bを取り囲むようにして覆うように設けられている。
次に、カバー34が閉じられた状態について説明する。カバー34が閉じられていくと、板バネ74は、磁石82から所定の距離内の位置となる。そうすると、板バネ74は、磁石82側に引き寄せられるようにして、自由端となる他方端部76b側が外方側に変形する。この時、第一の端子72aと第二の端子72bとが、それぞれ板バネ74と接触する。したがって、板バネ74を介して開閉検知回路35が導通することとなる。すなわち、この時、板バネ74は、導通部材となり、開閉検知回路35の一部を構成する。したがって、インターロック機構36は、開閉検知回路35が導通してカバー34の閉状態を検知すると、電力供給部32による電力の供給を可能とする。
次に、カバー34が開けられた状態について説明する。カバー34が磁力に逆らった外力により開けられると、外方側、すなわち、第一および第二の端子72a、72bが設けられている側へ変形していた板バネ74が、元の形状に戻る。そうすると、第一の端子72aと第二の端子72bとの当接状態が解除される。その結果、開閉検知回路35の導通が遮断されることとなる。したがって、インターロック機構36は、開閉検知回路35の導通が遮断されてカバー34の開状態を検知すると、電力供給部32による電力の供給を停止する。
このような構成によっても、より効率的に安全性を向上させることができる。
なお、上記の実施の形態においては、それぞれ二つの筐体側保持部材およびカバー側保持部材を設けることとしたが、これに限らず、一つの筐体側保持部材および一つのカバー側保持部材で、開閉を検知してインターロック機構を設けるようにしてもよいし、それぞれ三つ以上の筐体側保持部材およびカバー側保持部材を設けることにしてもよい。
また、上記の実施の形態においては、第一の金属部材および第二の金属部材について、一つの部材や2つ以上の複数の部材から構成されていてもよい。
なお、上記の実施の形態においては、フロントカバーに上記した機構を設けることとしたが、これに限らず、サイドカバーやその他のカバーについて、上記した機構を設けることとしてもよい。
なお、上記の実施の形態において、カバー側保持部材および筐体側保持部材のうちのいずれか一方は、磁石を含み、カバー側保持部材および筐体側保持部材のうちの他方は、磁石から所定の距離内に近づくと磁石により引き寄せられ、開閉検知回路の一部を構成する導通部材を含む構成としてもよい。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって、どのような面からも制限的なものではないと理解されるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって規定され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明に係る画像形成装置は、より効率的な安全性の向上が要求される場合に、特に有効に利用される。
11 複合機、12 制御部、13 操作部、14 画像読み取り部、15 画像形成部、16 ハードディスク、17 ファクシミリ通信部、18 ネットワークインターフェース部、19 用紙セット部、21 表示画面、22 ADF、24 公衆回線、25 ネットワーク、26a,26b,26c コンピューター、27 画像形成システム、28 手差しトレイ、29 給紙カセット、30 排出部、31 作像器、32 電力供給部、33 筐体、34 カバー、35 開閉検知回路、36 インターロック機構、37 開口、38a,38b 取り付け部、41a,41b,61,71 筐体側保持部材、42,82 磁石、43,52,67,73,83 金属部材、44,53,62,75,84 保護部材、45a,45b,85a,85b 板状部材、46a,46b,72a,72b 端子、47a,47b,48a,48b,49,50,63,76a,76b 端部、51a,51b,66,81 カバー側保持部材、54,68 中央部、55 表面、74 板バネ。

Claims (8)

  1. 画像を形成する画像形成装置であって、
    トナーによる可視画像を形成する作像器を含む画像形成部と、
    前記画像形成部に電力を供給する電力供給部と、
    その内方側に前記作像器を収容し、前記作像器を出し入れ可能な開口が設けられている筐体と、
    閉状態により前記開口を覆い、開状態により前記開口を露出させるよう前記開口に対して開閉可能に構成されるカバーと、
    前記カバーに取り付けられ、前記カバーの閉状態を保持するカバー側保持部材と、
    前記筐体に取り付けられ、前記カバーの閉状態を保持する筐体側保持部材と、
    前記カバーの開閉状態を検知する開閉検知回路と、
    前記電力供給部を制御するインターロック機構とを備え、
    前記カバー側保持部材および前記筐体側保持部材のうちのいずれか一方は、磁石を含み、
    前記カバー側保持部材および前記筐体側保持部材のうちの他方は、前記磁石から所定の距離内に近づくと前記磁石により引き寄せられ、前記開閉検知回路の一部を構成する導通部材を含み、
    前記インターロック機構は、前記導通部材により前記開閉検知回路が導通して前記カバーの閉状態を検知すると、前記電力供給部による電力の供給を可能とし、前記開閉検知回路の導通が遮断されて前記カバーの開状態を検知すると、前記電力供給部による電力の供給を停止するよう制御する、画像形成装置。
  2. 前記カバー側保持部材および前記筐体側保持部材のうちのいずれか一方は、前記開閉検知回路の一部を構成する第一の金属部材と、前記磁石および前記第一の金属部材を取り囲むようにして覆う保護部材とを含み、
    前記導通部材は、第二の金属部材を含む、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第一の金属部材は、それぞれ離間して前記カバーの閉状態の際に前記磁石よりも前記導通部材側に突出する二つの部材を含む、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 二つの前記部材は、前記磁石を挟んで相対する位置に設けられている、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記第二の金属部材は、前記カバーの閉状態の際に前記第一の金属部材側に突出する第二の突出部を含み、
    前記保護部材は、前記カバーの閉状態の際に前記第一の金属部材と前記第二の金属部材との当接を許容するようにして、前記第一の金属部材よりも前記第二の金属部材側に突出している、請求項2〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第二の金属部材は、板状の部材から構成されている、請求項2〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記導通部材は、前記閉状態の際に前記磁石の磁力により前記開閉検知回路を導通させるよう変形する板バネを含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記カバーは、フロントカバーである、請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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