JP2017028702A - 取付部材、表示装置及びテレビジョン受信機 - Google Patents

取付部材、表示装置及びテレビジョン受信機 Download PDF

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小林 毅
Takeshi Kobayashi
毅 小林
泰之 富樫
Yasuyuki Togashi
泰之 富樫
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Abstract

【課題】過度な強度を必要としない取付部材、表示装置及びテレビジョン受信機を提供すること。【解決手段】取付部材は、表示装置の背面に固定される固定部材と、該固定部材の前記背面との固定面の交差方向に突出する第1固定具と、長尺状をなし、長手方向に伸縮可能な本体部及び該本体部の両端にスピーカを取り付ける取付部を有する腕部材と、前記固定部材と対向し、前記腕部材に結合された中間部材と、該中間部材より前記固定部材との対向面の交差方向に突出し、前記第1固定具に載置される第2固定具とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置にスピーカを取り付けるための取付部材、表示装置及びテレビジョン受信機に関する。
近年、表示装置の大画面化、狭額縁化、薄型化が進められている。そのために音声スピーカのユニットやスピーカボックスを収容するための十分なスペースが、表示装置内部で確保できなくなっている。
このような状況に対して、表示装置と組み合わせて使用する外付けスピーカが提案されている。しかしながら、表示装置を設置する設置台の横幅は、設置スペースの問題やデザイン上の要求から、表示装置の横幅と同等又はそれ以下の場合が多くなっている。そのため、外付けスピーカを設置するスペースを確保するのが困難となっている。
さらにまた、表示装置の脚形状・位置も各社・各モデルで様々であり、表示装置の脚元にスピーカを設置する場合の障害要因となっている。
以上のような背景から、表示装置の裏面に敷設されている1又は複数の取付板と、取付板の長手方向に沿った第一の方向の所定位置で取り付け板と交差するように連結される連結部材と、第一の方向と直交する第二の方向に沿って移動可能なように連結部材に連結される可動部材と、可動部材に取り付けられ、スピーカを取り付け可能なスピーカ取付パネルとを備える取付部材が提案されている(特許文献1)。
特許第4784672号公報
しかしながら、特許文献1に示すような従来の取付部材は、表示装置に固定した取付板と、スピーカを取り付けたスピーカ取付パネルなどの各部材をネジ等で強固に固定する。そのため、表示装置を移動する際に、スピーカのみが持たれると、表示装置の重量がすべて取付部材に掛かることになる。そのような場合でも、取付部材は破損しないような過度な強度を、持たなければならない。そのため、取付部材は、全体重量が重くなり、材料コストの増大につながる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、必要な強度を確保しつつ、軽量な取付部材、表示装置及びテレビジョン受信機を提供することを目的とする。
本発明に係る取付部材は、表示装置の背面に固定される固定部材と、該固定部材の前記背面との固定面の交差方向に突出する第1固定具と、長尺状をなし、長手方向に伸縮可能な本体部及び該本体部の両端にスピーカを取り付ける取付部を有する腕部材と、前記固定部材と対向し、前記腕部材に結合された中間部材と、該中間部材より前記固定部材との対向面の交差方向に突出し、前記第1固定具に載置される第2固定具とを備えることを特徴とする。
本発明に係る取付部材は、前記第1固定具及び前記第2固定具は、それぞれの突出方向に複数の三角状の凹凸を並設していることを特徴とする。
本発明に係る取付部材は、前記第1固定具は断面横U字状又は断面矩形状をなし、上部外面を前記第2固定具の載置面としてあり、前記第2固定具は断面横U字状又は断面矩形状をなし、上部内面を前記第1固定具の被載置面としてあることを特徴とする。
本発明に係る取付部材は、前記第1固定具は、上部から下方向に延在する一組の側部に、互いに離隔する方向に突出する係合部を有し、前記第2固定具は、上部から下方向に延在する一組の側部に、それぞれ鈎状の被係合部を有し、前記第2固定具が前記第1固定具と離隔する方向に移動し、前記被載置面が前記載置面より遊離した場合に、前記被係合部は前記係合部に係合することを特徴とする。
本発明に係る取付部材は、前記腕部材を1本備えることを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、映像を表示する表示部と、該表示部を収容する筐体と、上述のいずれかに記載の取付部材により、前記筐体に取り付けられるスピーカとを備えることを特徴とする。
本発明に係るテレビジョン受信機は、映像を表示する表示装置と、上述のいずれかに記載の取付部材により、前記表示装置に取付けられたスピーカと、テレビジョン放送を受信する受信部とを備え、前記受信部にて受信したテレビジョン放送に基づいて、前記表示装置に映像を表示するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る取付部材は、前記固定部材は複数の副固定部材を有し、前記副固定部材それぞれには、前記表示装置の背面に固定されるスペーサが貫通する貫通孔が設けられ、前記貫通孔は、前記表示装置によって異なる間隔で固定される複数のスペーサに対応して、複数設けてあることを特徴とする。
本発明に係る取付部材は、前記取付部は、前記スピーカの前後方向へ摺動可能に、前記腕部材に保持されることを特徴とする。
本発明にあっては、取付部材を必要な強度を確保しつつ、軽量化することが可能となる。
取付部材の構成例を示す背面斜視図である。 取付部材の部分拡大斜視図である。 固定部の部分拡大斜視図である。 取付部材によるスピーカの取り付けの様子を示す説明図である。 スピーカが取付けられた表示装置の後面斜視図である。 スピーカが取付けられた表示装置の前面斜視図である。 凹凸板を載置部の上面部に固定する方法を示す説明図である。 凹凸板の噛み合いの様子を示す側面図である。 被載置部の部分拡大斜視図である。 載置部の部分拡大斜視図である。 落下防止構造を示す説明図である。 取付部材の他の構成例を示す背面斜視図である。 スピーカが取付けられた表示装置の後面斜視図である。 取付部材の構成例を示す斜視図である。 固定部の斜視図である。 第1固定部の部分拡大図である。 アーム部の部分斜視図である。 被載置部の分解斜視図である。 被載置部が載置部に載置された状態を示す部分拡大斜視図である。 スピーカが取付けられた表示装置の後面斜視図である。 スピーカの位置調整機構を示す説明図である。
実施形態1
以下、実施形態を、図面を用いて具体的に説明する。以下の説明では、図において矢符で示す上下、前後、及び左右を使用する。なお、後面を背面と記載する場合もある。図1は取付部材の構成例を示す背面斜視図である。図2は取付部材の部分拡大斜視図である。取付部材はアーム部(腕部材)10及び2つの固定部(固定部材)20、20を含む。アーム部10は、本体11、2つの伸縮アーム12、12、2つの取付アーム(取付部)13、13、2つの補助部(中間部材)14、14を含む。図2に示すように、本体11は前側が開口した断面横U字で棒状をなしている。各伸縮アーム12は、前側が開口した断面横U字で棒状をなしている。本体11、各伸縮アーム12のそれぞれは、外形寸法が当該順番に小さくしてあり、各伸縮アーム12の長手方向の一部は本体11の内部に収容されている。本体11に対して、伸縮アーム12は、本体11の長手方向にスライド可能になっている。伸縮アーム12をスライドさせ、本体11から引き出される長さを調節することにより、アーム部10全体の長さを調節可能である。それにより、アーム部10の長さを取り付け対象となる表示装置40の横幅に合わせて調節可能となる。ここで、本体11及び伸縮アーム12が本体部に相当する。
本体11には、上面部の前端から下方に、下面部からの前端から上方に延びる規制部112が設けられており、それにより、各伸縮アーム12が本体11から前方に外れることを規制している。伸縮アーム12を本体11に対してスライドすることにより、アーム部10全体の長さが調節可能である。本体11と各伸縮アーム12とは、本体11の一面に設けられたねじ孔に取付けられるねじにより固定される。ねじの先端が、各伸縮アーム12の外面を本体11の内面に押し付けることにより、面同士が接触し摩擦により固定される。
各伸縮アーム12の一端には前方に湾曲した取付アーム13が取付けられている。取付アーム13の前端には、スピーカ30が取付けられる。取付アーム13は伸縮アーム12に対して、スライドして伸縮可能としてある。
各補助部14は、上下方向を長手方向とするベース部141と、ベース部141の長手方向の両端部それぞれから前方に突出する2つの被載置部(第2固定具)142を含む。被載置部142は下側が開口する断面逆U字状をなしている。ベース部141には、2つのねじ孔141aが上下に設けてある。図2に示すように、本体11の長手方向、規制部112の間には、横長の取付板部111が設けられている。取付板部111は、上面部の前端から上方に、下面部からの前端から下方に延びている。それぞれの取付板部111には左右方向に所定の間隔で複数の貫通孔111aが設けてある。上下に並ぶ貫通孔111aの間隔は、ベース部141の2つのねじ孔141aの間隔と略同一としてある。
補助部14の本体11への取付けは次のように行う。取付板部111に設けてある貫通孔111aより、適合したものを選択する。ベース部141のねじ孔141aの位置が選択した貫通孔111aと合うように、補助部14を配置する。貫通孔111aに通したねじをねじ孔141aに螺合させる。なお、貫通孔111aの選択は、固定部20の間隔に合うように選択する。
各固定部20は、支柱部21、載置部(第1固定具)22を含む。支柱部21は上下方向を長手方向とする部材である。支柱部21の断面は後側が開口したU字状をなしている。支柱部21には、上下の端部に貫通孔211が2つずつ設けてある。また、支柱部21には、複数の矩形孔212が設けてある。載置部22の断面は下側が開口した逆U字状をなしている。載置部22は支柱部21から後側に突出するように固定されている。
次に、載置部22について詳細に説明する。図3は固定部20の部分拡大斜視図である。載置部22は断面逆U字状をなしている。上面部221、右側面部222、左側面部223により、逆U字が形成されている。上面部221には樹脂で形成した凹凸板224が固定されている。上面部221の前側端部には、下向きの爪部221aが形成してある。右側面部222の前より下部には貫通孔222aが設けてある。左側面部223の前より下部にはねじ孔223aが設けてある。貫通孔222a、ねじ孔223aは前後、上下方向の位置を合わせて設けてある。
載置部22の支柱部21への取付けは、次のように行う。支柱部21の左右側面部間に載置部22を挿入し、上面部221の前側にある爪部221aを支柱部21の矩形孔212に差し込む。この状態で、載置部22の右側面部222及び左側面部223の前面は支柱部21の後面に接触する。よって、載置部22は支柱部21に仮固定される。次に支柱部21の側面に設けてある貫通孔213及び載置部22の右側面部222に設けてある貫通孔222aにねじを通す。通したねじを載置部22の左側面部223に設けてあるねじ孔223aに螺合させることにより、載置部22を支柱部21に固定する。
次に、取付部材による表示装置40へのスピーカ30の取り付け方法について説明する。図4は取付部材によるスピーカ30の取り付けの様子を示す説明図である。まず、2つの固定部20の支柱部21を表示装置40の後面に固定する。表示装置40の後面には、壁掛け用金具などを取り付けるためのねじ孔がVESA(Video Electronics Standards Association)規格に従って設けられている。支柱部21に設けられた貫通孔211のうち、取り付け対象となる表示装置40の後面に設けてあるねじ孔に適合するものを選び、選んだ貫通孔211にねじを通す。通したねじを表示装置40の後面のねじ孔に螺合することにより、支柱部21を表示装置40に固定する。続いて、前述したように、支柱部21に載置部22を取り付ける。
前述したように、2つの支柱部21の左右方向の間隔に合うように、2つの補助部14を本体11に固定する。各取付アーム13それぞれにスピーカ30を結合する。補助部14の被載置部142をそれぞれ対応する固定部20の載置部22のそれぞれに載置する。
図5はスピーカ30が取付けられた表示装置40の後面斜視図である。図6はスピーカ30が取付けられた表示装置40の前面斜視図である。図5に示すように、固定部20の載置部22にアーム部10の被載置部142が載置されることにより、アーム部10は自重により固定部20に固定される。図6に示すように、前面からはアーム部10はほとんど視認できないので、取付部材を用いることによるデザイン性は低下していない。
図7は凹凸板224を載置部22の上面部221に固定する方法を示す説明図である。凹凸板224の上面には三角状の凹凸が、前後方向に複数並設してある。凹凸板224の下面後部には前方へ延びる爪部224bが形成してある。爪部224bの直前には円柱状の突起部224cが形成してある。突起部224cの後側には左右方向に切り込みがあり、それに連なり突起部224cの左右には、前方向に切り込みが設けられている。それにより、一端が固定された矩形状の板バネが形成されている。当該板バネの先端部に突起部224cは位置している。突起部224cの更に前方に同様に円柱状の突起部224dが形成してある。さらに前方には、前方へ延びる爪部224eが設けてある。
上面部221の後端部には、矩形孔221bが形成してある。矩形孔221bの直前には丸孔221cが貫通形成してある。丸孔221cの更に前方に前後方向に長い長孔221dが貫通形成してある。長孔221dのさらに前側には、矩形孔221eが貫通形成してある。
凹凸板224の取付けは次のように行う。爪部224b、突起部224d、爪部224eをそれぞれ対応する上面部221の矩形孔221b、長孔221d、矩形孔221eに挿入する。この状態で突起部224cは上面部221の表面に当接し、突起部224cが形成されている板バネは上方に反っている状態になっている。そして、凹凸板224を前方にずらすと、爪部224bが矩形孔221bの前側の壁に当たり、上面部221に嵌る。同様に爪部224eも上面部221に嵌る。突起部224cが丸孔221cに嵌る。
また、図2に示すように、凹凸板224と同様な凹凸板1421が、補助部14の被載置部142の下面にも取付けられている。載置部22の凹凸板224と被載置部142の凹凸板1421とが噛み合うことにより、載置部22に被載置部142が固定される。図8は凹凸板1421、224の噛み合いの様子を示す側面図である。図8の紙面左右方向が前後方向である。図8Aに示すように、載置部22に被載置部142が載置されると、凹凸板1421、224の双方に設けられた鋸歯状の凹凸部が噛み合い、互いに前後方向の動きが規制される。スピーカ30の前後方向の位置を調整したい場合、スピーカ30、本体11、伸縮アーム12、取付アーム13などを押すことにより、位置の調整が行える。スピーカ30の位置を後ろに移動するとする。まず、図8Aの状態から被載置部142が後ろに移動する。このとき、被載置部142の凹凸板1421と載置部22の凹凸板224は、図8B示すように、三角状の凸部の略先端同士が接触するようになり、凹凸部の噛み合いが解除される。さらに、被載置部142が後ろに移動すると、図8Cに示すように、凹凸板1421と凹凸板224との双方が再び噛み合う。以上の操作を行うことにより、スピーカ30の前後方向の位置調整が可能である。
以上のように、実施形態1に係る取付部材では、表示装置40に固定されている載置部22に、アーム部10が有する被載置部142が載置されることにより、スピーカ30の表示装置40への取付けが完了する。したがって、表示装置40を動かそうとする時など、スピーカ30を持って、表示装置40を持ち上げようとしても、固定部20からアーム部10が外れる。このように、アーム部10が表示装置40の重量を支えることはないので、アーム部10を含む取付部材を、軽量化することが可能となる。
取付部材は、アーム部10を4組の被載置部142、載置部22により固定するので、スピーカ30がアーム部10を軸として前後方向に回転してしまうことを防ぐことが可能となる。
被載置部142の凹凸板1421と載置部22の凹凸板224とに設けられた凹凸部同士が噛み合う構造としてある。それにより、凹凸部がない場合に比べて、被載置部142と載置部22との接触面積が大きくなるので、双方の位置ずれを防ぐことが可能となる。
被載置部142は、載置部22に載置されているだけなので、スピーカ30が表示装置40に取付けられた状態で、スピーカ30の前後方向の位置調整を行うことが可能である。
被載置部142の凹凸板1421と載置部22の凹凸板224とに設けられた凹凸部同士が噛み合う構造としてあるので、位置調整の際は、載置部22の凹凸板224の凹凸部を被載置部142の凹凸板1421の凹凸部を乗り越えていくように動く。それにより、位置調整を行うユーザにクリック感を与える。このクリック感の回数により、移動した量をユーザは把握することが可能である。それにより、左右に設けられた被載置部142及び載置部22の一方の前後方向の位置を変えてから、他方の前後方向の位置を変える場合であっても、同じ量を容易に移動することが可能となる。
支柱部21には表示装置40に固定するためのねじを通す貫通孔211を複数設けてあるので、複数の大きさの表示装置40に固定可能となっている。
支柱部21において、載置部22の取付箇所を複数設けてあるので、スピーカ30の上下方向の位置を、表示装置40の高さに応じて、調節することが可能である。
アーム部10は左右方向に伸縮可能としてあるので、表示装置40の横幅に合わせて長さを調節することが可能である。さらに、本体11を、長さが異なるものに換えることにより、より幅広な又は幅狭な表示装置40に対応可能となる。
被載置部142及び載置部22は断面逆U字状としてあるので、被載置部142が載置部22に載置されている状態では、双方の左右方向にある側板同士が接触するため、左右方向のガタツキを抑制することが可能となる。
スピーカ30は、表示装置40の左右に配置されるので、表示装置40の画面中央に音像を定位することが可能となる。
実施形態2
実施形態2は、スピーカ30の前後方向の位置調整を行っている際に、スピーカ30を落下させしまうことを防ぐ構成に関する。実施形態2は落下を防ぐ構成以外については、実施形態1と同様であるので、以下の説明においては、実施形態1と異なる点を主として説明する。
図9は被載置部142の部分拡大斜視図である。被載置部142の右側面部1423には、下側に伸び、後側が開放されたフック(被係合部)1425が設けてある。同様に左側面部1424にも同様にフック1426が設けてある。
図10は載置部22の部分拡大斜視図である。載置部22の右側面部222の後端部には、右側面部222に交差する方向、すなわち、左右方向外側に伸びる板状の鍔部(係合部)2221が設けてある。同様に、載置部22の左側面部223にも、鍔部2231が設けてある。
図11は落下防止構造を示す説明図である。スピーカ30の前後方向の位置調整を行っている際に、スピーカ30を極端に後ろに設置しようとすると、被載置部142が有する凹凸板1421と載置部22が有する凹凸板224との噛み合いが外れ、被載置部142が脱落するおそれがある。しかし、図11に示すように、被載置部142が有するフック1425が、載置部22が有する鍔部2231に引っかかる。図11で図示しない、被載置部142が有するフック1426も、載置部22が有する鍔部2221に引っかかる。それにより、被載置部142が載置部22からの脱落を防ぐことが可能となる。
以上のように、実施形態2では、被載置部142が有する凹凸板1421と載置部22が有する凹凸板224との噛み合いが外れた場合は、被載置部142が有するフック1425、1426は、それぞれ載置部22が有する鍔部2231、2221に引っかかる。それにより、ユーザがスピーカ30を極端に後に設置しようとして、被載置部142が有する凹凸板1421と載置部22が有する凹凸板224との噛み合いが外れたとしても、スピーカ30の落下を防ぐことが可能となる。
実施形態3
実施形態3はアーム部10を2本備える形態に関する。それ以外については、実施形態1又は実施形態2と同様であるので、以下の説明においては、異なる点を主として説明する。
図12は取付部材の他の構成例を示す背面斜視図である。実施形態2においては、2本のアーム部10を上下方向に所定間隔をおいて配置した構成としてある。各アーム部10には、左右方向に所定間隔で2つの補助部14が取付けてある。各スピーカ30は、アーム部10が上下に2本固定可能となっている。各アーム部10の構成、2つの補助部14の構成は、実施形態1又は実施形態2と同様であるから説明を省略する。また、表示装置40に固定する固定部20も実施形態1又は実施形態2と同様であるから説明を省略する。
図13はスピーカ30が取付けられた表示装置40の後面斜視図である。図13に示すように、実施形態1又は実施形態2と同様に、アーム部10が固定部20に載置されることにより、スピーカ30を表示装置40に取り付けることが可能となる。
以上のように、実施形態3においては、アーム部10を2本としたため、スピーカ30がアーム部10を回転軸として、前後方向に回転しまうことをより確実に防ぐことが可能となる。
なお、表示装置40は、テレビジョン放送を受信する受信部を備え、受信部にて受信したテレビジョン放送に基づいて、映像を表示するテレビジョン受信機であっても良い。
実施形態4
本実施の形態は、固定部(固定部材)20の構成が異なる。図14は取付部材の構成例を示す斜視図である。取付部材は、アーム部10、第1固定部(副固定部材)20a、第2固定部(副固定部材)20bを含む。第1固定部20a、第2固定部20bにより、一組の固定部として機能を果たす。アーム部10は、本体11、2つの伸縮アーム12、12、2つの取付部13、13、2つの補助部(中間部材)14、14を含む。本体11及び伸縮アーム12を含む。伸縮アーム12の一端には、取付部13が固定されている。表示装置40の後面には、4本のオスメススペーサSPが固定されている。オスメススペーサSPは、六角形状のスペーサである。オスメススペーサSPは、雄ねじが切られた円柱部と、雌ねじが切られた六角柱部が一体となったものである。雄ねじが切られた円柱部が、表示装置40の後面に固定される。オスメススペーサSPは、六角柱部が円柱状のものでも良い。オスメススペーサSPは、ユーザにより取り付けられるので、手で回して固定しやすい、六角柱状が望ましい。
図15は固定部の斜視図である。図15Aは第1固定部20aの斜視図である。図15Bは第2固定部20bの斜視図である。第1固定部20aは、プレート部23aと突出部24aとを含む。プレート部23aは、支柱部231a、上部232a、下部233a
を含む。支柱部231aは上下方向に長い板状をなしている。上部232aは長丸状をなしている。上部232aは、長手方向が右上から左下方向に傾斜している。上部232aは、支柱部231aの上端で連結されている。下部233aは長丸状をなしている。下部233aは、長手方向が右下から左上方向に傾斜している。下部233aは、支柱部231aの下端で連結されている。上部232a、下部233aそれぞれには、長方向に沿って複数の貫通孔234a、234a、…が設けてある。貫通孔234a、234a、…は、涙状、ひょうたん状の孔である。すなわち、貫通孔234a、234a、…は、直径の異なる2つの円形孔が結合した形状である。突出部24aは板状をなしている。突出部24aはプレート部23aから突出している。突出部24aの法線方向は、プレート部23aの法線方向と交差している。突出部24aはカギ状をなす載置部(第1固定具)22aを2つ有する。
第2固定部20bは、プレート部23bと突出部24bとを含む。プレート部23bは、支柱部231b、上部232b、下部233bを含む。支柱部231bは上下方向に長い板状をなしている。上部232bは長丸状をなしている。上部232bは、長手方向が右下から左上方向に傾斜している。上部232bはプレート部23bの上端で連結されている。下部233bは長丸状をなしている。下部233bは、長手方向が右上から左下方向に傾斜している。下部233bは、支柱部231bの下端で連結されている。上部232b、下部233bそれぞれには、長手方向に沿って複数の貫通孔234b、234b…が設けてある。貫通孔234b、234b、…は、涙状、ひょうたん状の孔である。すなわち、貫通孔234b、234b、…は、直径の異なる2つの円形孔が結合した形状である。突出部24bは板状をなしている。突出部24bはプレート部23bから突出している。突出部24bの法線方向は、プレート部23bの法線方向と交差している。突出部24bはカギ状をなす載置部(第1固定具)23bを2つ有する。
次に、貫通孔234a、234a、…の上側の直径、下側の直径、オスメススペーサSPに外接する円の直径、オスメススペーサSPの雌ねじに螺合する雄ねじの軸及び軸の直径の大小について説明する。図16は、第1固定部20aの部分拡大図である。図16には、オスメススペーサSP、オスメススペーサSPの雌ねじに螺合する雄ねじBも示されている。図16に示すように、貫通孔234a、234a、…の下側の直径をr11、上側の直径をr12とする。オスメススペーサSPに外接する円の直径をr31とする。オスメススペーサSPの雌ねじに螺合する雄ねじBのねじ頭の直径をr21、ねじ軸の直径をr22とする。これらの直径の大小関係は、式(1)のようにする。
r22<r12<r21<r11<r31 … (1)
式(1)の大小関係とすると、貫通孔234aの下側は、オスメススペーサSPの雌ねじに螺合する雄ねじBのねじ頭が貫通可能である。貫通孔234aの上側は、雄ねじBの軸が貫通可能であるが、雄ねじBのねじ頭、オスメススペーサSPは貫通できない。
貫通孔234b、234b、…の直径についても、貫通孔234a、234a、…同様であるので、説明を省略する。
図17はアーム部10の部分斜視図である。図17には、アーム部10を構成する本体11、補助部14、14が示されている。本体11は、前側が開口した断面横U字で棒状をなしている。補助部14は前側が開口した断面U字状をなす。補助部14は上下方向に長い形状をなす。補助部14の上下方向の端部側面には、ねじ孔143が設けてある。2つの補助部14は左右方向の所定の間隔を隔てて、アーム部10に固定されている。補助部14それぞれは、外側面に被載置部142が設けられている。
図18は被載置部142の分解斜視図である。被載置部142は、スペーサ142a、ワッシャ142b、ねじ142c、ねじ142cに取り付けられたワッシャ142dを含む。スペーサ142aは、円筒状のスペーサである。ワッシャ142dが取り付けられたねじ142cの軸にスペーサ142a、ワッシャ142bを通す。ねじ142cは、ねじ孔143に固定される。ワッシャ142b、142dの外径は、スペーサ142aの円筒部の外径より大きいものを選択する。
次に、取付部材による表示装置40へのスピーカ30の取り付け方法について、図14、図16等を参照しつつ、説明する。図14に示すように、表示装置40の後面に、オスメススペーサSPを4本固定する。上述したように、表示装置40の後面には、VESA規格にしたがったねじ孔が設けられている。当該ねじ孔の4箇所に、オスメススペーサSPを固定する。オスメススペーサSPの雌ねじには、雄ねじBを緩く螺合しておく。緩くとは、図16に示したように雄ねじBが外れない程度で、オスメススペーサSPと雄ねじBの頭とに、隙間が空く程度である。続いて、第1固定部20aの上部232aに設けられた貫通孔234aの下側部分と、下部233aに設けられた貫通孔234aの下側部分とに、右側の上下に配されたオスメススペーサSPそれぞれを貫通させる。その後に、貫通孔234aの上側部分が、オスメススペーサSPと雄ねじBの頭との間の隙間に嵌まるように、第1固定部20aを下側に移動させる。貫通孔234aの上側部分が、オスメススペーサSPと雄ねじBの頭との間の隙間に嵌ったら、オスメススペーサSPの雌ねじに緩く螺合している雄ねじBを締め、第1固定部20aをオスメススペーサSPに固定する。第2固定部20bも同様に、上下の貫通孔234bそれぞれに、オスメススペーサSPを貫通させた後に、ねじで固定する。
第1固定部20aの上部232aには、3つの貫通孔234aが設けられている。第1固定部20aの下部233aには、3つの貫通孔234aが設けられている。左右方向の位置が同じ貫通孔234aが一組である。各組がVESA規格にしたがったねじ孔の設置ピッチと対応する。第2固定部20bについても、同様である。第1固定部20a、第2固定部20bそれぞれには、三組の貫通孔234a、234bが設けられているから、VESA規格の3つのピッチに対応可能である。例えば、400×400、300×300、200×200である。なお、寸法の単位はミリメータ(mm)である。貫通孔234a、234bを三組設けたのは一例であり、二組でも良いし、四組以上設けても良い。
そして、アーム部10に固定されている補助部14が有する被載置部142を、第1固定部20aの載置部22a、第2固定部20bの載置部22bに載置する。右側の補助部14の被載置部142は、第1固定部20aの載置部22aに載置する。左側の補助部14の被載置部142は、第2固定部20bの載置部22bに載置する。図19は、被載置部142が載置部22bに載置された状態を示す部分拡大斜視図である。図19は、左側の補助部14が、第2固定部20bに載置された状態を示している。図19に示すように、被載置部142のスペーサ142aが載置部22aに載置される。補助部14が右方向に動いた場合であっても、被載置部142のワッシャ142dが、載置部22bを形成されている板に当たる。また、図示しない右側の補助部14の右側面が、第1固定部20aの突出部24aと当たる。そのため、被載置部142が載置部22bから脱落することを防止することができる。
図20はスピーカが取付けられた表示装置の後面斜視図である。
本実施形態は、次の効果を奏する。表示装置40に固定されている載置部22a、22bに、アーム部10が有する被載置部142が載置されることにより、スピーカ30の表示装置40への取付けが完了する。したがって、表示装置40を動かそうとする時など、スピーカ30を持って、表示装置40を持ち上げようとしても、固定部20からアーム部10が外れる。このように、アーム部10が表示装置40の重量を支えることはないので、アーム部10を含む取付部材を、軽量化することが可能となる。
取付部材は、アーム部10を4組の被載置部142、載置部22a、22bにより固定するので、スピーカ30がアーム部10を軸として前後方向に回転してしまうことを防ぐことが可能となる。
第1固定部20a、第2固定部20bそれぞれには、表示装置40に固定するためのオスメススペーサSPを通す貫通孔234a、234bを複数設けてあるので、ねじ孔ピッチが異なる複数の大きさの表示装置40に固定可能となっている。
アーム部10は左右方向に伸縮可能としてあるので、表示装置40の横幅に合わせて長さを調節することが可能である。さらに、本体11を、長さが異なるものに換えることにより、より幅広な又は幅狭な表示装置40に対応可能となる。
スピーカ30は、表示装置40の左右に配置されるので、表示装置40の画面中央に音像を定位することが可能となる。
実施形態5
本実施の形態は、スピーカ30の前後方向位置調整機構に特徴を有する。図21はスピーカ30の位置調整機構を示す説明図である。アーム部10を構成する伸縮アーム12の一端には、取付部13が固定されている。図21には、左側に配置されるスピーカ30を取り付ける取付部13が示されている。左側の取付部13は、右側が開口した断面横U字状をなしている。取付部13は前後方向に長い形状としてある。取付部13の側面には、前後方向に長い摺動孔13aが設けられている。摺動孔13aには、つまみねじ13bの軸が貫通している。伸縮アーム12の端部は、右側が開口した断面横U字状をなす図示しない連結部が設けられている。連結部に取付部13が外嵌している。つまみねじ13bは、連結部に螺合する。つまみねじ13bが連結部に螺合することにより、取付部13が伸縮アーム12に固定される。また、つまみのねじ13bを緩めると、つまみねじ13bの軸部は、摺動孔13aを摺動する。つまみねじ13bの摺動孔13aでの位置を変更することにより、伸縮アーム12に対するスピーカ30の前後方向の位置を調整可能である。なお、右側の取付部13についても、左側の取付部13と同様である。
本実施の形態では、つまみねじ13bと摺動孔13aにより構成される摺動機構を備えることにより、表示装置40に対しするアーム部10の位置を変えることなく、スピーカ30の前後方向の位置を調整可能である。摺動孔13aに対するつまみねじ13bの位置は、無断階に調整可能であるので、スピーカ30の前後方向の位置を細かく調整可能である。また、2つの取付部13の位置調整は独立して行うことが可能であるので、スピーカ30の前後位置の調整を容易に行うことができる。
本発明に係る取付部材は、表示装置40の背面に固定される固定部材20と、該固定部材20の前記背面との固定面の交差方向に突出する第1固定具22と、長尺状をなし、長手方向に伸縮可能な本体11、12及び該本体部の両端にスピーカ30を取り付ける取付部13を有する腕部材10と、前記固定部材20と対向し、前記腕部材10に結合された中間部材14と、該中間部材14より前記固定部材20との対向面の交差方向に突出し、前記第1固定具22に載置される第2固定具142とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、第1固定具22に第2固定具142を載置することにより、スピーカ30を表示装置40に取付可能としてあり、スピーカ30を持ち上げた場合でも、表示装置40の重量が取付部材に掛かることはない。そのため、取付部材は、スピーカ30の重量に耐えうる強度を確保すれば良く、全体重量を軽量化することが可能となる。
本発明に係る取付部材は、前記第1固定具22及び前記第2固定具142は、それぞれの突出方向に複数の三角状の凹凸を並設していることを特徴とする。
本発明にあっては、第1固定具22及び第2固定具142は、それぞれの突出方向に複数の三角状の凹凸を並設しており、それぞれの凹凸が噛み合うので、第1固定具22に載置した第2固定具142が位置ずれすることが抑制可能となる。
本発明に係る取付部材は、前記第1固定具22は断面横U字状又は断面矩形状をなし、上部外面を前記第2固定具142の載置面としてあり、前記第2固定具142は断面横U字状又は断面矩形状をなし、上部内面を前記第1固定具22の被載置面としてあることを特徴とする。
本発明にあっては、第1固定具22及び第2固定具142は断面横U字状又は断面矩形状をなし、第1固定具22の上部外面に第2固定具142の上部内面が接触するように、第2固定具142は第1固定具22に載置される。それにより、第2固定具142と第1固定具22とのガタツキを防ぐことが可能となる。
本発明に係る取付部材は、前記第1固定具22は、上部から下方向に延在する一組の側部に、互いに離隔する方向に突出する係合部2221、2231を有し、前記第2固定具142は、上部から下方向に延在する一組の側部に、それぞれ鈎状の被係合部1425、1426を有し、前記第2固定具142が前記第1固定具22と離隔する方向に移動し、前記被載置面が前記載置面より遊離した場合に、前記被係合部1425、1426は前記係合部2221、2231に係合することを特徴とする。
本発明にあっては、被載置面が載置面より遊離した場合に、第2固定具142が有する被係合部1425、1426は第1固定具22が有する係合部2221、2231に係合するので、スピーカ30の落下を防ぐことが可能となる。
本発明に係る取付部材は、前記腕部材10を1本備えることを特徴とする。
本発明にあっては、腕部材10を1本としたため、腕部材10の長さ調整や取り回しが容易となる。また、スピーカ30の前後方向の位置調整を、容易に行うことが可能となる。
本発明に係る表示装置は、映像を表示する表示部と、該表示部を収容する筐体と、上述のいずれかの取付部材により、前記筐体に取り付けられたスピーカとを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、取付部材の全体重量を軽量化することが可能となる。
本発明に係るテレビジョン受信機は、映像を表示する表示装置40と、上述のいずれかに記載の取付部材により、前記表示装置に取付けられたスピーカ30と、テレビジョン放送を受信する受信部とを備え、前記受信部にて受信したテレビジョン放送に基づいて、前記表示装置40に映像を表示するようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、第1固定具22に第2固定具142を載置することにより、スピーカ30を表示装置40に取付可能としてあり、スピーカ30を持ち上げた場合でも、表示装置40の重量が取付部材に掛かることはない。そのため、スピーカ重量に耐えうる強度を確保すれば良く、取付部材の全体重量を軽量化することが可能となる。
本発明に係る取付部材は、前記固定部材20は複数の副固定部材20a、20bを有し、前記副固定部材20a、20bそれぞれには、前記表示装置40の背面に固定されるスペーサSPが貫通する貫通孔234a、234bが設けられ、前記貫通孔234a、234bは、前記表示装置20によって異なる間隔で固定される複数のスペーサSPに対応して、複数設けてあることを特徴とする。
本発明にあっては、副固定部材20a、20bは、表示装置40によって異なる間隔で固定される複数のスペーサSPに対応する貫通孔234a、234bを複数設けてある。それにより、副固定部材20a、20bは複数の表示装置に固定可能となる。
本発明に係る取付部材は、前記取付部13は、前記スピーカ30の前後方向へ摺動可能に、前記腕部材に保持されることを特徴とする。
本発明にあっては、取付部材は腕部材10にスピーカ30の前後方向へ摺動可能に保持されるので、腕部材10の位置を変えることなく、スピーカ30の前後方向の位置が調整可能となる。
各実施例で記載されている技術的特徴(構成要件)はお互いに組合せ可能であり、組み合わせすることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものでは無いと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味では無く、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 アーム部(腕部材)
11 本体(本体)
12 伸縮アーム(本体)
13 取付アーム(取付部)
14 補助部(中間部材)
142 被載置部(第2固定具)
1423 右側面部
1424 左側面部
1425 フック(被係合部)
1426 フック(被係合部)
20 固定部(固定部材)
21 支柱部
22 載置部(第1固定具)
222 右側面部
2221 鍔部(係合部)
223 左側面部
2231 鍔部(係合部)
30 スピーカ
40 表示装置
20a 第1固定部(副固定部材)
22a 載置部(第1固定具)
234a 貫通孔
20b 第2固定部(副固定部材)
22b 載置部(第1固定具)
234b 貫通孔
SP オスメススペーサ(スペーサ)

Claims (9)

  1. 表示装置の背面に固定される固定部材と、
    該固定部材の前記背面との固定面の交差方向に突出する第1固定具と、
    長尺状をなし、長手方向に伸縮可能な本体部及び該本体部の両端にスピーカを取り付ける取付部を有する腕部材と、
    前記固定部材と対向し、前記腕部材に結合された中間部材と、
    該中間部材より前記固定部材との対向面の交差方向に突出し、前記第1固定具に載置される第2固定具と
    を備えることを特徴とする取付部材。
  2. 前記第1固定具及び前記第2固定具は、それぞれの突出方向に複数の三角状の凹凸を並設している
    ことを特徴とする請求項1に記載の取付部材。
  3. 前記第1固定具は断面横U字状又は断面矩形状をなし、上部外面を前記第2固定具の載置面としてあり、
    前記第2固定具は断面横U字状又は断面矩形状をなし、上部内面を前記第1固定具の被載置面としてある
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の取付部材。
  4. 前記第1固定具は、上部から下方向に延在する一組の側部に、互いに離隔する方向に突出する係合部を有し、
    前記第2固定具は、上部から下方向に延在する一組の側部に、それぞれ鈎状の被係合部を有し、
    前記第2固定具が前記第1固定具と離隔する方向に移動し、前記被載置面が前記載置面より遊離した場合に、前記被係合部は前記係合部に係合する
    ことを特徴とする請求項3に記載の取付部材。
  5. 前記腕部材を1本備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の取付部材。
  6. 映像を表示する表示部と、
    該表示部を収容する筐体と、
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の取付部材により、前記筐体に取り付けられるスピーカと
    を備えることを特徴とする表示装置。
  7. 映像を表示する表示装置と、
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の取付部材により、前記表示装置に取付けられたスピーカと、
    テレビジョン放送を受信する受信部と
    を備え、
    前記受信部にて受信したテレビジョン放送に基づいて、前記表示装置に映像を表示するようにしてあること
    を特徴とするテレビジョン受信機。
  8. 前記固定部材は複数の副固定部材を有し、
    前記副固定部材それぞれには、前記表示装置の背面に固定されるスペーサが貫通する貫通孔が設けられ、
    前記貫通孔は、前記表示装置によって異なる間隔で固定される複数のスペーサに対応して、複数設けてあること
    を特徴とする請求項1に記載の取付部材。
  9. 前記取付部は、前記スピーカの前後方向へ摺動可能に、前記腕部材に保持されること
    を特徴とする請求項1又は請求項8に記載の取付部材。
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