JP2017020788A - ナビゲーション装置およびナビゲーション装置による避難支援方法 - Google Patents

ナビゲーション装置およびナビゲーション装置による避難支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、天変地異による緊急事態発生時に避難場所までの道を知らせることが可能なナビゲーション装置およびナビゲーション装置による避難支援方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明によるナビゲーション装置は、移動体に設置されたナビゲーション装置1であって、天変地異時の避難場所を含む地図画像である避難地図画像を生成する地図表示範囲計算部11と、地図表示範囲計算部11で生成された避難地図画像を予め定められた画像形式に変換する地図送信用変換部13と、地図送信用変換部13で変換された避難地図画像を携帯端末に送信する地図送信部14とを備え、地図表示範囲計算部11は、非常指示されたタイミングで避難地図画像を生成することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、天災等の天変地異による緊急事態発生時において、避難場所を含む地図を携帯端末に送信することが可能なナビゲーション装置およびナビゲーション装置による避難支援方法に関する。
従来、ユーザが指定した地点を含む地図を表示し、当該地図を外部機器に転送する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、携帯電話にGPS機能があるか否かに応じて、目的地までの経路、経路周辺の地図データ、または目的地までの経路を示すテキスト情報を携帯電話に転送する技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−3664号公報 特開2007−333711号公報
車輌に乗車中に天災等の天変地異による緊急事態が発生し、携帯電話等の通信機器のインフラが乱れている状態において、車輌から離れて付近の避難場所に避難することを余儀なくされる場合が予想される。このような場合において、見知らぬ土地で緊急事態に遭遇したとしても、避難場所への道を知る必要がある。
特許文献1,2では、ユーザが行きたい場所を知っている(すなわち、目的地が明確である)ことを前提としている。従って、見知らぬ土地では避難場所が分からず、目的地として設定することができない。また、仮に避難場所を目的地として設定し当該目的地までの経路探索を行ったとしても、道路が寸断されているなどして経路通りに行けない可能性がある。このように、特許文献1,2では、緊急事態発生時に避難場所までの道を知らせることについて想定していない。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、天変地異による緊急事態発生時に避難場所までの道を知らせることが可能なナビゲーション装置およびナビゲーション装置による避難支援方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明によるナビゲーション装置は、移動体に設置されたナビゲーション装置であって、天変地異時の避難場所を含む地図画像である避難地図画像を生成する避難地図画像生成部と、避難地図画像生成部で生成された避難地図画像を予め定められた画像形式に変換する画像形式変換部と、画像形式変換部で変換された避難地図画像を携帯端末に送信する送信部とを備え、避難地図画像生成部は、非常指示されたタイミングで避難地図画像を生成することを特徴とする。
また、本発明によるナビゲーション装置による避難支援方法は、移動体に設置されたナビゲーション装置による避難支援方法であって、(a)ナビゲーション装置により天変地異時の避難場所を含む地図画像である避難地図画像を生成する工程と、(b)ナビゲーション装置により工程(a)で生成された避難地図画像を予め定められた画像形式に変換する工程と、(c)ナビゲーション装置により工程(b)で変換された避難地図画像を携帯端末に送信する工程とを備え、工程(a)は、ナビゲーション装置に非常指示されたタイミングで避難地図画像を生成することを特徴とする。
本発明によると、ナビゲーション装置は、移動体に設置されたナビゲーション装置であって、天変地異時の避難場所を含む地図画像である避難地図画像を生成する避難地図画像生成部と、避難地図画像生成部で生成された避難地図画像を予め定められた画像形式に変換する画像形式変換部と、画像形式変換部で変換された避難地図画像を携帯端末に送信する送信部とを備え、避難地図画像生成部は、非常指示されたタイミングで避難地図画像を生成するため、天変地異による緊急事態発生時に避難場所までの道を知らせることが可能となる。
また、ナビゲーション装置による避難支援方法は、移動体に設置されたナビゲーション装置による避難支援方法であって、(a)ナビゲーション装置により天変地異時の避難場所を含む地図画像である避難地図画像を生成する工程と、(b)ナビゲーション装置により工程(a)で生成された避難地図画像を予め定められた画像形式に変換する工程と、(c)ナビゲーション装置により工程(b)で変換された避難地図画像を携帯端末に送信する工程とを備え、工程(a)は、ナビゲーション装置に非常指示されたタイミングで避難地図画像を生成するため、天変地異による緊急事態発生時に避難場所までの道を知らせることが可能となる。
本発明の実施の形態によるナビゲーション装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態によるナビゲーション装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態によるコントロールユニットを簡易化した図である。 本発明の実施の形態によるナビゲーション装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態によるナビゲーション装置の動作の他の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態によるナビゲーション装置の動作の他の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態によるナビゲーション装置の動作の他の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態によるナビゲーション装置の動作の他の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態によるナビゲーションシステムの構成の一例を示すブロック図である。
本発明の実施の形態について、図面に基づいて以下に説明する。
<実施の形態>
まず、本発明の実施の形態によるナビゲーション装置の構成について説明する。なお、以下で説明するナビゲーション装置は、車輌(移動体)に搭載されたカーナビゲーション装置であるものとする。
図1は、本実施の形態によるナビゲーション装置1の構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、ナビゲーション装置1は、地図データ記憶部2と、現在位置検出部3と、現在地エリア判断部4と、経路探索部5と、経路記憶部6と、通信情報取得部7と、緊急事態判断部8と、避難場所数カウント部9と、避難場所表示個数判断部10と、地図表示範囲計算部11と、送信用地図表示部12と、地図送信用変換部13と、地図送信部14と、表示部15と、音声メッセージ生成部16と、音声案内部17と、入力部18と、制御部19とを備えている。
図2は、図1に示すナビゲーション装置1の各機能に対応するハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、ナビゲーション装置1は、地図データ記憶装置20と、通信情報受信機21と、GPS受信機22と、表示装置23と、音声出力装置24と、地図送信装置25と、入力装置26と、コントロールユニット27とを備えている。コントロールユニット27は、CPU(Central Processing Unit)28と、ROM(Read Only Memory)29と、RAM(Random Access Memory)30と、表示制御部31と、I/O(Input/Output)32とを備えている。
地図データ記憶部2は、天変地異時の避難場所を含む地図データを記憶している。地図データ記憶部2は、地図データ記憶装置20に対応している。地図データは、リンクデータおよびノードデータ等のデジタル化された地図データである。なお、地図データは、地図データ記憶部2に予め記憶しておいてもよく、外部から取得してもよい。地図データ記憶部2が外部から地図データを取得する場合は、車輌の現在位置周辺の地図データを常に保持するように、予め定められた期間ごとに地図データを取得する必要がある。
現在位置検出部3は、車輌の現在位置を検出する。具体的には、CPU28は、ROM29に記憶された現在位置の検出に関するプログラムを読み出して実行することにより、現在位置検出部3の機能を実現する。現在位置検出部3の制御により、GPS受信機22は、人工衛星から車輌の現在位置を示す情報を取得する。
現在地エリア判断部4は、現在位置検出部3が検出した現在位置に基づいて、車輌の現在位置のエリアを判断する。具体的には、CPU28は、ROM29に記憶された現在位置のエリアを判断するためのプログラムを読み出して実行することにより、現在地エリア判断部4の機能を実現する。
経路探索部5は、現在位置検出部3で検出された車輌の現在位置と、地図データ記憶部2に記憶された地図データと、入力部18を介してユーザが設定した目的地とに基づいて、現在位置から目的地までの経路を探索する。具体的には、CPU28は、ROM29に記憶された経路の探索に関するプログラムを読み出して実行することにより、経路探索部5の機能を実現する。経路記憶部6は、経路探索部5で探索された経路を記憶する。なお、経路記憶部6は、例えばRAM30であってもよく、他の記憶装置(図示せず)であってもよい。
通信情報取得部7は、外部と通信を行うことにより、外部から緊急事態を示す情報を含む種々の情報を取得するための制御を行う。具体的には、CPU28は、ROM29に記憶された外部から情報を取得するためのプログラムを読み出して実行することにより、通信情報取得部7の機能を実現する。通信情報取得部7の制御により、通信情報受信機21は、外部から緊急事態を示す情報を含む種々の情報を取得する。ここで、通信情報受信機21としては、例えば、携帯電話またはスマートフォン等の通信機器、TMC(Traffic Message Channel)受信機、VICS(Vehicle Information and Communication System、登録商標)受信機、DSRC(Dedicated Short Range Communication、登録商標)受信機等が挙げられる。
緊急事態判断部8は、通信情報取得部7が取得した情報に緊急事態を示す情報が含まれているか否かを判断する。具体的には、CPU28は、ROM29に記憶された外部から取得した情報に緊急事態を示す情報が含まれているか否かを判断するためのプログラムを読み出して実行することにより、緊急事態判断部8の機能を実現する。ここで、緊急事態を示す情報としては、例えば交通情報として緊急状態を知らせる信号が挙げられ、例えば予め定められた震度以上である旨を示す信号、予め定められた高さ以上の津波が予想される旨を示す信号、山火事が発生している旨を示す信号、雪崩が発生している旨を示す信号等、避難が必要と判断される信号が挙げられる。
避難場所数カウント部9は、特定のエリア内に存在する避難場所の数をカウントする。具体的には、CPU28は、ROM29に記憶された特定のエリア内に存在する避難場所の数をカウントするためのプログラムを読み出して実行することにより、避難場所数カウント部9の機能を実現する。
避難場所表示個数判断部10は、指定された数の避難場所が送信用地図表示部12によって表示される地図に含まれているか否かを判断する。具体的にはCPU28は、ROM29に記憶された、指定された数の避難場所が送信用地図表示部12によって表示される地図に含まれているか否かを判断するためのプログラムを読み出して実行することにより、避難場所表示個数判断部10の機能を実現する。
地図表示範囲計算部11は、送信用地図表示部12によって表示される地図の表示範囲を計算する。具体的には、CPU28は、ROM29に記憶された、送信用地図表示部12によって表示される地図の表示範囲を計算するためのプログラムを読み出して実行することにより、地図表示範囲計算部11の機能を実現する。すなわち、地図表示範囲計算部11は、天変地異時の避難場所を含む地図(避難地図画像)を生成する避難地図画像生成部としての機能を有する。
送信用地図表示部12(避難地図画像表示部)は、地図表示範囲計算部11で計算された表示範囲の地図の表示を制御する。具体的には、CPU28は、ROM29に記憶された、地図表示範囲計算部11で計算された表示範囲の地図の表示を制御するためのプログラムを読み出して実行することにより、送信用地図表示部12の機能を実現する。ここで、送信用地図表示部12は、表示制御部31に対応している。表示制御部31は、表示装置23に対して、地図表示範囲計算部11で計算された表示範囲の地図を表示するように制御する。なお、表示装置23は、液晶ディスプレイ等により構成され、種々の情報を表示する。
地図送信用変換部13(画像形式変換部)は、送信用地図表示部12の制御によって表示装置23に表示された地図を、携帯端末で表示可能な形式に変換する。具体的には、CPU28は、ROM29に記憶された、携帯端末に送信するための形式に変換するためのプログラムを読み出して実行することにより、地図送信用変換部13の機能を実現する。ここで、携帯端末で表示可能な形式とは、例えば、PDF(Portable Document Format)またはGIF(Graphics Interchange Format)等、携帯端末が地図を表示するための専用のアプリケーションを有していなくても表示可能な形式のことをいう。
地図送信部14(送信部)は、地図送信用変換部13で変換された地図を携帯端末に送信する制御を行う。具体的には、CPU28は、ROM29に記憶された、地図送信用変換部13で変換された地図を携帯端末に送信するためのプログラムを読み出して実行することにより、地図送信部14の機能を実現する。地図送信部14の制御により、地図送信装置25は、地図送信用変換部13で変換された地図を携帯端末に送信する。なお、地図送信装置25は、例えば、Bluetooth(登録商標)、赤外線、USBスティック、SDカード(登録商標)、通信ケーブル等、外部の機器と通信可能なインターフェースである。
表示部15は、避難場所を含む地図を表示装置23に表示する際に、ユーザに対して入力方法または注意を促すような画像または文字のテロップ等の表示を制御する。具体的には、CPU28は、ROM29に記憶された表示を制御するためのプログラムを読み出して実行することにより、表示部15の機能を実現する。ここで、表示部15は、表示制御部31に対応している。表示制御部31は、表示装置23に対して、ユーザに対して入力方法または注意を促すような画像または文字のテロップ等を表示するように制御する。ユーザに対して入力方法または注意を促すような画像または文字のテロップ等を生成するためのデータは、表示部15が保持してもよく、地図データ記憶部2が記憶してもよく、図1,2に図示しない記憶部に記憶してもよい。当該記憶部は、ナビゲーション装置1内に設けられてもよく、ナビゲーション装置1外に設けられてもよい。表示装置23は、タッチパネルを備えてもよく、この場合は入力装置としての機能を有する。
音声メッセージ生成部16は、ユーザに対して入力方法または注意を促すような音声メッセージを生成する。具体的には、CPU28は、ROM29に記憶された音声メッセージを生成するためのプログラムを読み出して実行することにより、音声メッセージ生成部16の機能を実現する。なお、音声メッセージを生成するためのデータは、音声メッセージ生成部16が保持してもよく、地図データ記憶部2が記憶してもよく、図1,2に図示しない記憶部に記憶してもよい。当該記憶部は、ナビゲーション装置1内に設けられてもよく、ナビゲーション装置1外に設けられてもよい。
音声案内部17は、音声メッセージ生成部16で生成された音声メッセージの案内(出力)を制御する。具体的には、CPU28は、ROM29に記憶された音声メッセージを案内するためのプログラムを読み出して実行することにより、音声案内部17の機能を実現する。音声メッセージ生成部16で生成された音声メッセージは、音声案内部17の制御により、I/O32を介して音声出力装置24から出力される。音声出力装置24は、スピーカ等により構成される。
入力部18は、ユーザの入力を受け付ける。具体的には、CPU28は、ROM29に記憶されたユーザの入力を受け付けるためのプログラムを読み出して実行することにより、入力部18の機能を実現する。入力部18の制御により、入力装置26からユーザが入力した信号は、I/O32を介して制御部19に出力される。入力装置26は、例えば、キーボード、タッチパッド、タッチパネル、ジョグ操作装置、リモコン、音声入力装置等により構成される。
制御部19は、ナビゲーション装置1全体の制御を行う。ここで、制御部19は、コントロールユニット27に対応している。コントロールユニット27において、CPU28は、ROM29に記憶されたプログラムを実行することにより、現在位置検出部3、現在地エリア判断部4、経路探索部5、通信情報取得部7、緊急事態判断部8、避難場所数カウント部9、避難場所表示個数判断部10、地図表示範囲計算部11、送信用地図表示部12、地図送信用変換部13、地図送信部14、表示部15、音声メッセージ生成部16、音声案内部17、および入力部18の機能を実現する。ROM29は、CPU28が動作の過程(プログラムを実行する過程)で用いるプログラム定数等を格納している。RAM30は、CPU28が動作する過程において、プログラムまたは地図データ等を展開し、あるいは演算結果等が書き込まれる。表示制御部31は、表示装置23の表示を制御する。I/O32は、コントロールユニット27と、通信情報受信機21、GPS受信機22、表示装置23、音声出力装置24、地図送信装置25、および入力装置26との間におけるインターフェースである。
図3は、コントロールユニット27を簡易化した図である。図3において、プロセッサ33はCPU28に対応し、メモリ34はROM29およびRAM30に対応している。
ナビゲーション装置1における現在位置検出部3、現在地エリア判断部4、経路探索部5、通信情報取得部7、緊急事態判断部8、避難場所数カウント部9、避難場所表示個数判断部10、地図表示範囲計算部11、送信用地図表示部12、地図送信用変換部13、地図送信部14、表示部15、音声メッセージ生成部16、音声案内部17、および入力部18の各機能は、処理回路により実現される。すなわち、ナビゲーション装置1は、現在位置を検出し、現在位置のエリアを判断し、経路を探索し、外部から情報を取得し、外部から取得した情報に緊急事態を示す情報が含まれているか否かを判断し、特定のエリア内に存在する避難場所の数をカウントし、指定された数の避難場所が送信用地図表示部12によって表示される地図に含まれているか否かを判断し、送信用地図表示部12によって表示される地図の表示範囲を計算し、地図表示範囲計算部11で計算された表示範囲の地図の表示を制御し、携帯端末に送信するための形式に変換し、地図を携帯端末に送信するよう制御し、表示を制御し、音声メッセージを生成し、音声メッセージの案内を制御し、入力を制御するための処理回路を備える。処理回路は、メモリ34に格納されるプログラムを実行するプロセッサ33(中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)ともいう)である。
ナビゲーション装置1における現在位置検出部3、現在地エリア判断部4、経路探索部5、通信情報取得部7、緊急事態判断部8、避難場所数カウント部9、避難場所表示個数判断部10、地図表示範囲計算部11、送信用地図表示部12、地図送信用変換部13、地図送信部14、表示部15、音声メッセージ生成部16、音声案内部17、および入力部18の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアまたはファームウェアは、プログラムとして記述され、メモリ34に格納される。処理回路は、メモリ34に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、ナビゲーション装置1は、現在位置を検出するステップ、現在位置のエリアを判断するステップ、経路を探索するステップ、外部から情報を取得するステップ、外部から取得した情報に緊急事態を示す情報が含まれているか否かを判断するステップ、特定のエリア内に存在する避難場所の数をカウントするステップ、指定された数の避難場所が送信用地図表示部12によって表示される地図に含まれているか否かを判断するステップ、送信用地図表示部12によって表示される地図の表示範囲を計算するステップ、地図表示範囲計算部11で計算された表示範囲の地図の表示を制御するステップ、携帯端末に送信するための形式に変換するステップ、地図を携帯端末に送信するよう制御するステップ、表示を制御するステップ、音声メッセージを生成するステップ、音声メッセージの案内を制御するステップ、入力を制御するステップが結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ34を備える。また、これらのプログラムは、現在位置検出部3、現在地エリア判断部4、経路探索部5、通信情報取得部7、緊急事態判断部8、避難場所数カウント部9、避難場所表示個数判断部10、地図表示範囲計算部11、送信用地図表示部12、地図送信用変換部13、地図送信部14、表示部15、音声メッセージ生成部16、音声案内部17、および入力部18の手順または方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。ここで、メモリとは、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリー、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disk)等が該当する。
次に、ナビゲーション装置1の動作について説明する。なお、ナビゲーション装置1は、経路探索部5を用いて経路探索中であってもよく、経路探索中でなくてもよい。
図4は、ナビゲーション装置1の動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS101において、緊急事態判断部8が、通信情報取得部7が外部から取得した情報に緊急事態を示す情報が含まれていると判断すると、表示部15は、避難場所を含む地図を携帯端末に送信する処理を開始する避難用ボタン(非常指示するためのボタン)を表示するように表示装置23を制御する。当該制御により、表示装置23には、避難用ボタンが表示される。ユーザは、表示装置23に表示された避難用ボタンを押下(非常指示)する。
ステップS102において、送信用地図表示部12は、避難場所を含む地図を表示するように表示装置23を制御する。当該制御により、表示装置23には、避難場所を含む地図が表示される。なお、通常(避難用ボタンが押下されていない場合)は、表示装置23に表示される地図には避難場所が含まれていない。
ステップS103において、地図送信用変換部13は、表示装置23に表示された避難場所を含む地図を、携帯通信端末で表示可能な形式に変換する。なお、地図送信用変換部13が変換する形式は、予め定められた形式であってもよく、例えば表示装置23に避難場所を含む地図を表示する時に、複数の形式の選択肢も表示してユーザに選択させるようにしてもよい。また、変換する形式をユーザに選択させる場合は、予め定められた形式が選択された状態でユーザが任意に選択できるようにしてもよく(この場合、例えばユーザが何も選択せずにOKボタン等を押下すると予め定められた形式の地図に変換される)、形式が非選択の状態でユーザが任意に選択できるようにしてもよい(この場合、ユーザが何れかの形式を選択しない限り地図の形式が変換されないようにしてもよく、ユーザが何も選択せずにOKボタン等を押下すると予め定められた形式の地図に変換されるようにしてもよい)。地図送信用変換部13が地図の形式を変換した後、地図送信部14は、形式を変換した後の地図を携帯端末に送信するように地図送信装置25を制御する。当該制御により、地図送信装置25は、携帯端末に地図を送信する。
上記より、普段は不要な避難場所を、表示装置23に表示されている地図に含めず、緊急事態時にのみ避難場所を含む地図を表示装置23に表示するため、ユーザが快適にナビゲーション装置1を使用する環境を提供することができる。また、緊急事態時には、ナビゲーション装置1および携帯端末の通信機能が発揮できない場合が想定されるが、このような場合であっても、ナビゲーション装置1から携帯端末に対して、避難場所を含む地図を確実に送信することができる。
なお、ステップS101では、通信情報取得部7が外部から緊急事態を示す情報を取得すると避難用ボタンを自動的に表示する場合について説明したが、これに限るものではない。例えば、表示装置23のメニュー画面(画面の予め定められた箇所に常に表示されている)に、避難用ボタンを選択可能に常に表示しておき、ユーザが任意のタイミングで避難用ボタンを押下するようにしてもよい。また、車輌に搭載したカメラが撮影した映像に基づいて車輌周辺が緊急事態(車輌が走行不可能な状態を含む)であるか否かを判断し、緊急事態である場合に避難用ボタンを表示するようにしてもよい。避難用ボタンは、ナビゲーション装置1の画面(すなわち、表示装置23の画面)、メーターパネル内に設けられた画面(図示せず)、またはフロントガラス等の表示可能なエリアの内の少なくとも1つ以上に表示するようにしてもよい。
緊急事態等、ユーザが通常とは異なる状況下に置かれた場合であっても、避難用ボタンを自動的に表示することによって、ユーザは少ない手順で必要な地図(避難場所を含む地図)を手に入れることができ、素早く避難することが可能となる。
送信用地図表示部12は、携帯端末に送信する地図(避難場所を含む地図)を、歩行者用に詳細な道路等が示されている縮尺と、離れた場所を示す縮尺といった複数パターンをまとめた送信用セットとして生成してもよい。送信用セットは、1枚の繋がった地図としてもよく、PDFまたはGIF等の形式に都合がよいサイズに分割して、複数ページにわたる地図としてもよい。また、送信用セットが1枚の繋がった地図である場合は、拡大または縮小することができ、送信用セットが同じ地点で複数の縮尺を有する地図である場合は、特別なビューアがなくても自由に拡大または縮小された地図を見ることが可能となる。このような動作は、送信用地図表示部12が行うこともできる。ユーザは、送信用セットを持ち歩くことによって自由に地図を使用することができ、避難場所までの道を把握しながら進むことが可能となる。また、複数の避難場所を含む地図を携帯端末に送信することによって、道路が寸断される等して最初に決めた避難場所に行くことが阻まれた場合であっても、車に戻ることなく他の避難場所に行くことが可能となる。
<変形例>
次に、ナビゲーション装置1の動作の変形例(変形例1〜4)について説明する。
<変形例1>
図5は、変形例1によるナビゲーション装置1の動作の一例を示すフローチャートである。なお、図5のステップS201,ステップS207は、図4のステップS101,ステップS103に対応しているため、ここでは説明を省略する。
ステップS202において、ステップS201でユーザが避難用ボタンを押下すると、表示部15は、表示装置23に表示させる地図の表示範囲(地理的範囲)をユーザに入力させるための入力画面を表示するように制御する。当該制御により、表示装置23には、入力画面が表示される。ユーザは、表示装置23に表示された入力画面に対して、任意の表示範囲を入力する。なお、ユーザは、現在位置を中心とした距離を表示範囲として入力する。
ステップS203において、避難場所数カウント部9は、ステップS202でユーザが入力した表示範囲内に避難場所が含まれているか否かの判断を行う。具体的には、避難場所数カウント部9は、現在位置検出部3で検出された現在位置と、地図データ記憶部2に記憶された地図データと、ステップS202でユーザが入力した表示範囲とに基づいて、表示範囲内に避難場所が含まれているか否かの判断を行う。すなわち、避難場所数カウント部9は、表示範囲内に少なくとも1つ以上の避難場所が含まれているか否かの判断を行う。表示範囲内に避難場所が含まれていない場合は、ステップS204に移行する。一方、表示範囲内に避難場所が含まれている場合は、ステップS206に移行する。
ステップS204において、地図表示範囲計算部11は、避難場所を含む表示範囲を計算する。具体的には、地図表示範囲計算部11は、現在位置検出部3で検出された現在位置と、地図データ記憶部2に記憶された地図データとに基づいて、現在位置から最も近い避難場所を地図データから検索し、検索した避難場所と現在位置との距離を計算する。すなわち、地図表示範囲計算部11は、現在位置から最も近い避難場所までの距離を、表示範囲として計算する。
ステップS205において、表示部15は、ステップS204で地図表示範囲計算部11が計算した表示範囲をテロップ等で表示する制御を行う。当該制御により、表示装置23には、少なくとも1つ以上の避難場所を含めるために必要な最低限の表示範囲をテロップ等が表示される。なお、表示範囲を通知するテロップ等は、ナビゲーション装置1の画面(すなわち、表示装置23の画面)、メーターパネル内に設けられた画面(図示せず)、またはフロントガラス等の表示可能なエリアの内の少なくとも1つ以上に表示するようにしてもよい。
また、音声案内部17は、音声メッセージ生成部16で生成された音声メッセージの案内を制御する。当該制御により、音声出力装置24は、少なくとも1つ以上の避難場所を含めるために必要な最低限の表示範囲を通知する音声メッセージを出力する。
なお、少なくとも1つ以上の避難場所を含めるために必要な最低限の表示範囲の通知は、表示または音声のいずれかであってもよく、表示および音声の両方であってもよい。
ステップS206において、地図表示範囲計算部11は、ステップS202でユーザが入力した表示範囲を含む、表示装置23に表示する地図の表示範囲を計算する。そして、送信用地図表示部12は、地図表示範囲計算部11で計算された表示範囲の地図を表示する制御を行う。当該制御により、表示装置23には、ステップS202でユーザが入力した表示範囲の地図が表示される。
上記より、ユーザが希望する範囲内の避難場所を含む地図を携帯端末に送信することが可能となる。また、ステップS203で表示範囲内に避難場所が含まれていないと判断された場合は、ステップS202で再度ユーザに表示範囲を入力(再設定)させることによって、ユーザは最低限必要な表示範囲を把握した上で再度表示範囲を入力することができる。
なお、ステップS203で表示範囲内に避難場所が含まれていないと判断された場合は、ステップS202で再度ユーザに表示範囲を入力させているが、これに限るものではない。例えば、少なくとも1つ以上の避難場所を含めるために必要な最低限の表示範囲を計算して通知した後に、ユーザに表示範囲を入力させるようにしてもよい。すなわち、ステップS201とステップS202との間において、ステップS204およびステップS205の処理を行うようにしてもよい。
<変形例2>
図6は、変形例2によるナビゲーション装置1の動作の一例を示すフローチャートである。なお、図6のステップS301,ステップS305は、図4のステップS101,ステップS103に対応しているため、ここでは説明を省略する。
ステップS302において、現在地エリア判断部4は、車輌が存在する現在位置が都会であるか否かの判断を行う。具体的には、現在地エリア判断部4は、現在位置検出部3で検出された現在位置に基づいて、車輌が存在する現在位置が都会であるか否かの判断を行う。ここで、都会であるか否かの判断は、地域ごとの人口または人口密度、都会、山間部、または海岸地域等を特定する情報、市区町村の区画、学校区等に基づいて判断してもよく、これらの情報は地図データに含めてもよい。現在位置が都会である場合は、ステップS303に移行する。一方、現在位置が都会でない場合は、ステップS304に移行する。
ステップS303において、地図表示範囲計算部11は、避難場所を含む予め定められた狭い表示範囲を計算する。このとき、地図表示範囲計算部11は、避難場所数カウント部9が避難場所の数をカウントした結果に基づいて、表示範囲に少なくとも1つ以上の避難場所が含まれているか否かを判断する。なお、予め定められた狭い表示範囲は、例えば2km等の狭い範囲である。そして、送信用地図表示部12は、地図表示範囲計算部11で計算された表示範囲の地図を表示する制御を行う。当該制御により、表示装置23には、地図表示範囲計算部11で計算された表示範囲の地図が表示される。
ステップS304において、地図表示範囲計算部11は、避難場所を含む予め定められた広い表示範囲を計算する。このとき、地図表示範囲計算部11は、避難場所数カウント部9が避難場所の数をカウントした結果に基づいて、表示範囲に少なくとも1つ以上の避難場所が含まれているか否かを判断する。なお、予め定められた広い表示範囲は、例えば10km等の広い範囲である。そして、送信用地図表示部12は、地図表示範囲計算部11で計算された表示範囲の地図を表示する制御を行う。当該制御により、表示装置23には、地図表示範囲計算部11で計算された表示範囲の地図が表示される。
上記より、都会では、狭い範囲内に複数の避難場所が存在するため、狭い範囲の地図を携帯端末に送信することによってユーザの要求を満たすことができる。また、地図の範囲を狭くすることによって、不要なエリアの地図情報を地図に含めることもないため、携帯端末に短時間で送信することが可能となる。一方、山間部または海岸地域では、避難場所の数が限られているため、広い範囲の地図を携帯端末に送信することによってユーザの要求を満たすことができる。すなわち、地図表示範囲計算部11は、地図の地理的範囲を地域に応じて異ならせている。このように、現在位置のエリアに応じた地図を携帯端末に送信するため、ユーザにとって有用な地図を提供することが可能となる。
なお、上記において、都会を複数段階に分けてもよい。また、このような情報は地図データに含めてもよい。
上記において、都会に限らず、住宅地エリアまたは工場エリア等、エリアの種別ごとに判断してもよい。
<変形例3>
図7は、変形例3によるナビゲーション装置1の動作の一例を示すフローチャートである。なお、図7のステップS401,ステップS404は、図4のステップS101,ステップS103に対応しているため、ここでは説明を省略する。
ステップS402において、ステップS401でユーザが避難用ボタンを押下すると、表示部15は、表示装置23に表示する地図に含める避難場所の数をユーザに入力させるための入力画面を表示するように制御する。当該制御により、表示装置23には、入力画面が表示される。ユーザは、表示装置23に表示された入力画面に対して、任意の避難場所の数を入力する。
ステップS403において、地図表示範囲計算部11は、ステップS402で入力された数の避難場所を含む表示範囲を計算する。具体的には、避難場所表示個数判断部10は、ステップS402で入力された避難場所の数の情報を受ける。そして、避難場所表示個数判断部10は、現在位置検出部3が検出した現在位置に基づいて、現在位置から近い順にステップS402で入力された数の避難場所を地図データから検索する。このとき、避難場所表示個数判断部10は、現在位置から避難場所までの直線距離が近い順に避難場所を地図データから検索してもよく、経路探索部5が検索した現在位置からの経路が最短の避難場所から順に地図データから検索してもよい。地図表示範囲計算部11は、避難場所表示個数判断部10が検索した避難場所を含む表示範囲を計算する。そして、送信用地図表示部12は、地図表示範囲計算部11で計算された表示範囲の地図を表示する制御を行う。当該制御により、表示装置23には、地図表示範囲計算部11で計算された表示範囲の地図が表示される。
現在位置から近い避難場所が機能している場合、または避難場所までの道路が寸断されていない場合は問題ないが、非常事態時は避難場所または道路の状態が分からないため、避難場所の候補が複数あった方がユーザにとって有用であると考えられる。上記によれば、ユーザに避難場所の数を入力させることによって、ユーザは入力した避難場所の範囲(どの位置に避難場所があるのか)を把握することができる。
なお、ステップS402において、ユーザが入力可能な避難場所の数の上限を設けてもよく、上限を設けなくてもよい。避難場所の数の上限を設ける場合は、ステップS401でユーザが避難用ボタンを押下した後であってステップS402でユーザが避難場所の数を入力する前に、ユーザに対して、避難場所の数に上限を設けている旨の通知を表示部15が表示、または音声案内部17が音声案内してもよい。避難場所の数に上限を設けている旨の通知は、表示または音声のいずれかであってもよく、表示および音声の両方であってもよい。避難場所の数に上限を設けている旨の通知を表示する場合は、ナビゲーション装置1の画面(表示装置23の画面)、メーターパネル内に設けられた画面(図示せず)、またはフロントガラス等の表示可能なエリアの内の少なくとも1つ以上に表示するようにしてもよい。
ステップS402で入力された数の最大値となる避難場所が複数存在する場合(現在位置から同じ距離に複数の避難場所が存在し、これらの避難場所の全てを採用するとステップS402で入力された数を超える場合)は、ステップS402で入力された数を超えた避難場所を表示するようにしてもよい。この場合、ユーザに対して、現在位置から最も遠い避難場所までの距離が同じであるため、入力した数を超えた避難場所を表示している旨の通知を表示部15が表示、または音声案内部17が音声案内してもよい。入力した数を超えた避難場所を表示している旨の通知は、表示または音声のいずれかであってもよく、表示および音声の両方であってもよい。入力した数を超えた避難場所を表示している旨の通知を表示する場合は、ナビゲーション装置1の画面(表示装置23の画面)、メーターパネル内に設けられた画面(図示せず)、またはフロントガラス等の表示可能なエリアの内の少なくとも1つ以上に表示するようにしてもよい。
また、ステップS402で入力された数の最大値となる避難場所が複数存在する場合は、予め定められた順序(例えば、避難場所の情報が地図データに格納された順)に基づいて、ステップS402で入力された数の避難場所を表示するようにしてもよい。
<変形例4>
図8は、変形例4によるナビゲーション装置1の動作の一例を示すフローチャートである。なお、図8のステップS501,ステップS510は、図4のステップS101,ステップS103に対応しているため、ここでは説明を省略する。
ステップS502において、避難場所数カウント部9は、表示装置23に最低限表示すべき避難場所の数を取得する。なお、最低限表示すべき避難場所の数は、予め定めておいてもよく、ステップS501で避難用ボタンを押下した後にユーザが入力部18を用いて設定するようにしてもよく、任意のタイミングでユーザが設定してもよい。ステップS501で避難用ボタンを押下した後にユーザが入力部18を用いて避難場所の数を設定する場合において、ステップS502の処理はユーザが避難場所の数の入力を行う処理となる。この場合、初期値を予め設定しておいてもよい。また、任意のタイミングでユーザが避難場所の数を設定する場合において、ステップS502の処理は避難場所を取得する処理となる。
ステップS503において、避難場所数カウント部9は、予め定められた範囲内にステップS502で取得した数の避難場所が含まれているか否かの判断を行う。ここで、予め定められた範囲とは、例えば、現在位置から予め定められた範囲内にステップS502で取得した数の避難場所が含まれている場合は、ステップS505に移行する。一方、予め定められた範囲内にステップS502で取得した数の避難場所が含まれていない場合は、ステップS504に移行する。
ステップS504において、地図表示範囲計算部11は、図7のステップS403と同様の処理を行うことによって、ステップS502で取得した数の避難場所を含むように表示範囲を計算する。すなわち、地図表示範囲計算部11は、ステップS502で取得した数の避難場所を含むように予め定められた範囲を広げる。ステップS504の処理を行うことによって、予め定められた範囲内には、少なくともステップS502で取得した数の避難場所が含まれることになる。
ステップS505において、表示部15は、表示装置23に表示する地図に含める避難場所の数をユーザに入力させるための入力画面を表示するように制御する。当該制御により、表示装置23には、入力画面が表示される。ユーザは、表示装置23に表示された入力画面に対して、任意の避難場所の数を入力する。
ステップS506において、避難場所数カウント部9は、予め定められた範囲内に含まれる避難場所の数を取得する。
ステップS507において、避難場所表示個数判断部10は、ステップS506で取得した避難場所の数が、ステップS505で入力された避難場所の数以上であるか否かの判断を行う。ステップS506で取得した避難場所の数が、ステップS505で入力された避難場所の数以上である場合は、ステップS508に移行する。一方、ステップS506で取得した避難場所の数が、ステップS505で入力された避難場所の数以上でない場合は、ステップS509に移行する。
ステップS508において、地図表示範囲計算部11は、図7のステップS403と同様の処理を行うことによって、ステップS505で入力された数の避難場所を含む表示範囲を計算する。表示装置23には、ステップS505で入力された数の避難場所を含む地図が表示される。
ステップS509において、地図表示範囲計算部11は、図7のステップS403と同様の処理を行うことによって、ステップS506で取得した数の避難場所を含む表示範囲を計算する。表示装置23には、ステップS506で取得した数の避難場所を含む地図が表示される。このとき、ユーザに対して、ユーザが入力した数の避難場所を表示すると表示可能な範囲(上記の予め定められた範囲)を超えてしまう旨の通知を表示部15が表示、または音声案内部17が音声案内してもよい。ユーザが入力した数の避難場所を表示すると表示可能な範囲を超えてしまう旨の通知は、表示または音声のいずれかであってもよく、表示および音声の両方であってもよい。ユーザが入力した数の避難場所を表示すると表示可能な範囲を超えてしまう旨の通知を表示する場合は、ナビゲーション装置1の画面(表示装置23の画面)、メーターパネル内に設けられた画面(図示せず)、またはフロントガラス等の表示可能なエリアの内の少なくとも1つ以上に表示するようにしてもよい。
上記より、予め定められた範囲よりも広範囲の地図を表示しないようにするため、大量の地図データを必要とせず、携帯端末に送信する時間を短時間にすることができる。これにより、ユーザは、できるだけ早く非難することができる。
以上で説明したナビゲーション装置は、車載用ナビゲーション装置、すなわちカーナビゲーション装置だけでなく、車輌に搭載可能なPND(Portable Navigation Device)および携帯通信端末(例えば、携帯電話、スマートフォン、およびタブレット端末等)、並びにサーバ等を適宜に組み合わせてシステムとして構築されるナビゲーション装置あるいはナビゲーション装置以外の装置にも適用することができる。この場合、ナビゲーション装置の各機能あるいは各構成要素は、上記システムを構築する各機能に分散して配置される。
具体的には、一例として、ナビゲーション装置の機能をサーバに配置することができる。例えば、図9に示すように、携帯通信端末36に図1に示す通信情報取得部7および緊急事態判断部8を備え、ナビゲーション装置35に地図データ記憶部2、現在位置検出部3、現在地エリア判断部4、経路探索部5、経路記憶部6、避難場所数カウント部9、避難場所表示個数判断部10、地図表示範囲計算部11、送信用地図表示部12、地図送信用変換部13、地図送信部14、表示部15、音声メッセージ生成部16、音声案内部17、入力部18、および制御部19を備え、ナビゲーション装置35および携帯通信端末36に通信部37および通信部38を各々備えることによって、ナビゲーションシステムを構築することができる。ここで、ナビゲーション装置35と携帯通信端末36とは、通信部37および通信部38により通信可能に接続されている。なお、ナビゲーション装置35に備えられる各構成要素は、適宜に携帯通信端末36に分散して配置するようにしてもよい。
上記の構成とした場合であっても、上記の実施の形態と同様の効果が得られる。
また、上記の実施の形態における動作を実行するソフトウェア(ナビゲーション装置による避難支援方法)を、例えば携帯通信端末に組み込んでもよい。
具体的には、一例として、上記のナビゲーション装置による避難支援方法は、移動体に設置されたナビゲーション装置による避難支援方法であって、(a)ナビゲーション装置により天変地異時の避難場所を含む地図画像である避難地図画像を生成する工程と、(b)ナビゲーション装置により工程(a)で生成された避難地図画像を予め定められた画像形式に変換する工程と、(c)ナビゲーション装置により工程(b)で変換された避難地図画像を携帯端末に送信する工程とを備え、工程(a)は、ナビゲーション装置に非常指示されたタイミングで避難地図画像を生成することを特徴とする。
上記より、上記の実施の形態における動作を実行するソフトウェアを携帯通信端末に組み込んで動作させることによって、上記の実施の形態と同様の効果が得られる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 ナビゲーション装置、2 地図データ記憶部、3 現在位置検出部、4 現在地エリア判断部、5 経路探索部、6 経路記憶部、7 通信情報取得部、8 緊急事態判断部、9 避難場所数カウント部、10 避難場所表示個数判断部、11 地図表示範囲計算部、12 送信用地図表示部、13 地図送信用変換部、14 地図送信部、15 表示部、16 音声メッセージ生成部、17 音声案内部、18 入力部、19 制御部、20 地図データ記憶装置、21 通信情報受信機、22 GPS受信機、23 表示装置、24 音声出力装置、25 地図送信装置、26 入力装置、27 コントロールユニット、28 CPU、29 ROM、30 RAM、31 表示制御部、32 I/O、33 プロセッサ、34 メモリ、35 ナビゲーション装置、36 携帯通信端末、37,38 通信部。

Claims (15)

  1. 移動体に設置されたナビゲーション装置であって、
    天変地異時の避難場所を含む地図画像である避難地図画像を生成する避難地図画像生成部と、
    前記避難地図画像生成部で生成された前記避難地図画像を予め定められた画像形式に変換する画像形式変換部と、
    前記画像形式変換部で変換された前記避難地図画像を携帯端末に送信する送信部と、
    を備え、
    前記避難地図画像生成部は、非常指示されたタイミングで前記避難地図画像を生成することを特徴とする、ナビゲーション装置。
  2. 前記避難地図画像生成部で生成された前記避難地図画像を表示する避難地図画像表示部をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. 前記避難地図画像の地理的範囲は、ユーザが設定可能であることを特徴とする、請求項1または2に記載のナビゲーション装置。
  4. 前記ユーザが設定した前記地理的範囲内に前記避難場所が含まれない場合において、
    前記避難地図画像生成部は、少なくとも1つの前記避難場所を含む前記地理的範囲を算出することを特徴とする、請求項3に記載のナビゲーション装置。
  5. 前記避難地図画像生成部は、前記算出した後に前記ユーザによって再設定された前記地理的範囲の前記避難地図画像を生成することを特徴とする、請求項4に記載のナビゲーション装置。
  6. 前記避難地図画像生成部は、前記避難地図画像の地理的範囲を地域に応じて異ならせることを特徴とする、請求項1または2に記載のナビゲーション装置。
  7. 前記避難地図画像に含まれる前記避難場所の数は、前記非常指示されたタイミングでユーザが設定可能であることを特徴とする、請求項1または2に記載のナビゲーション装置。
  8. 前記避難地図画像に含まれる前記避難場所の数は、予め設定されていることを特徴とする、請求項1または2に記載のナビゲーション装置。
  9. 前記避難地図画像生成部は、設定された前記避難場所の数が予め定められた最低数よりも多い場合において、前記予め定められた最低数の前記避難場所を含む前記避難地図画像を生成することを特徴とする、請求項7または8に記載のナビゲーション装置。
  10. 前記予め定められた最低数は、ユーザが設定可能であることを特徴とする、請求項9に記載のナビゲーション装置。
  11. 前記避難地図画像表示部は、前記非常指示するためのボタンを表示することを特徴とする、請求項2に記載のナビゲーション装置。
  12. 前記避難地図画像表示部は、常に前記ボタンを表示することを特徴とする、請求項11に記載のナビゲーション装置。
  13. 外部から通信によって情報を取得する通信情報取得部をさらに備え、
    前記避難地図画像表示部は、前記通信情報取得部が前記天変地異を示す前記情報を取得したときに前記ボタンを表示することを特徴とする、請求項11に記載のナビゲーション装置。
  14. 前記送信部は、異なる縮尺の複数の前記避難地図画像を送信することを特徴とする、請求項1から13のいずれか1項に記載のナビゲーション装置。
  15. 移動体に設置されたナビゲーション装置による避難支援方法であって、
    (a)前記ナビゲーション装置により天変地異時の避難場所を含む地図画像である避難地図画像を生成する工程と、
    (b)前記ナビゲーション装置により前記工程(a)で生成された前記避難地図画像を予め定められた画像形式に変換する工程と、
    (c)前記ナビゲーション装置により前記工程(b)で変換された前記避難地図画像を携帯端末に送信する工程と、
    を備え、
    前記工程(a)は、前記ナビゲーション装置に非常指示されたタイミングで前記避難地図画像を生成することを特徴とする、ナビゲーション装置による避難支援方法。
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