JP2017017531A - 画像送信装置、画像送信方法及びプログラム - Google Patents

画像送信装置、画像送信方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザ側で複数の端末装置を活用して複数の画像データを再生させる場合にユーザの要望に合った再生が可能となるように、複数の端末装置への画像データの送信を適切に制御可能な送信装置、方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】管理サーバ装置(画像送信装置)1は、第1の端末装置3から所定の識別情報を受信した場合に、第1の画像データを第1の端末装置3に送信し、第1の端末装置3とは異なる第2の端末装置3から所定の識別情報を受信した場合に、第1の端末装置3から受信した識別情報と同一であれば、第1の画像データに関連する第2の画像データを第2の端末装置3に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、端末装置に通信手段を介して画像データを送信する画像送信装置、画像送信方法及びプログラムに関する。
一般に、パーソナルコンピュータ(PC)、デジタルカメラ、タブレット端末、スマートフォンなどの複数種の情報端末装置を一人のユーザが所有したり、家庭で所有したりすることが多くなり、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、公衆電話網などのネットワークに接続可能な環境であれば、そのいずれかの情報端末装置を選んでサーバ装置に接続することにより各種のサービスを利用することができるようになる。このようなネットワーク環境において、例えば、サーバ装置(画像送信装置)側に記憶管理されている各種の動画データの中から、複数の動画データ(教材)を同時に生徒側の情報端末装置(クライアント端末)に送信することによって各端末装置側のディスプレイ上で同期して再生させる技術が知られている。
特開平09−222847号公報
しかしながら、上述した特許文献の技術は、生徒側に1台の情報端末装置(クライアント端末)が設置されていることを前提として、各生徒の情報端末装置に動画データを一方的に送信するものであり、一人のユーザが複数種の情報端末装置を何台も所有している場合ではなく、クライアント側のどの端末に対して、どのような動画データを送信するかまでも制御するものではなかった。
ところで、PC、テレビなどの設置型の端末装置に比べ、スマートフォン、電子ゲームなどの携帯端末装置は、画面が小さい反面、移動し易く、手軽に使用できるという特徴があるため、複数の端末装置を使用して各種の画像データを再生させて見比べるような場合には、どの端末装置に、どのような動画を再生させれば、効果的に見比べることができるかを考察しながらユーザは、各端末装置を選択したり、再生する各画像データを選択したりする必要がある。
本発明の課題は、ユーザ側で複数の端末装置を活用して複数の画像データを再生させる場合にユーザの要望に合った再生が可能となるように、複数の端末装置への画像データの送信を適切に制御できるようにすることである。
上述した課題を解決するために本発明は、
端末装置に通信手段を介して画像データを送信する画像送信装置であって、
第1の端末装置から所定の識別情報を受信した場合に、第1の画像データを前記第1の端末装置に送信する第1の送信手段と、
前記第1の端末装置とは異なる第2の端末装置から所定の識別情報を受信した場合に、前記第1の端末装置から受信した識別情報と同一であるか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段によって同一の識別情報であると判別された場合に、前記第1の画像データに関連する第2の画像データを前記第2の端末装置に送信する第2の送信手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザ側で複数の端末装置を活用して複数の画像データを再生させる場合にユーザの要望に合った再生が可能となるように、複数の端末装置への画像データの送信を適切に制御することができる。
管理サーバ装置(画像送信装置)1を中核とする通信ネットワークシステム(画像送信システム)を示したブロック図。 管理サーバ装置(画像送信装置)1の基本的な構成要素を示したブロック図。 端末装置(デジタルビデオカメラ)3の基本的な構成要素を示したブロック図。 (1)は、ユーザデータベースUBを説明するための図、(2)は、画像データベースIBを説明するための図、(3)は、画像ファイル群IFを説明するための図。 管理サーバ装置(画像送信装置)1の全体動作のうち、本実施形態の特徴部分の動作概要を示したフローチャート。 図5の動作に続くフローチャート。 図5及び図6の動作に続くフローチャート。 複数の端末装置(端末A及び端末B)3が端末A、端末Bの順でログインされた場合の動画送信(再生)処理を説明するためのタイムチャート。 本実施形態の変形例を説明するためのタイムチャート。 本実施形態の他の変形例を説明するために画像データベースIBの内容を示した図。
以下、図1〜図8を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、管理サーバ装置(画像送信装置)1を中核とする通信ネットワークシステム(画像送信システム)を示したブロック図である。
画像送信システムは、このシステム全体を制御する管理サーバ装置1に広域通信網(例えば、無線LAN、移動通信網、インターネットなどを含む通信網)2を介してユーザ側の各種の端末装置(クライアント端末)3に接続可能なもので、例えば、インターネット経由で会員ユーザ向けサービス(画像送信サービス)を提供するクラウドコンピューティングシステムを示したが、それに限らず、例えば、会社内や家庭内などに構築されている構内通信システムなどのサーバ・クライアントシステムであってもよい。
管理サーバ装置1は、画像送信サービスを提供する運営事業者側に設置されたもので、ユーザ認証用のユーザデータベースUB、動画管理用の画像データベースIB、動画記録用の画像ファイル群IFを備えている。管理サーバ装置1は、ユーザ側の端末装置3から動画データの記録保存が要求されると、ユーザデータベースUBを検索してその要求元が正当なユーザであることを条件に、要求された動画データを受信して画像ファイル群IFに記録保存するようにしている。また、ユーザ側の端末装置3から動画データの送信が要求されると、その要求元が正当なユーザであることを条件に、画像データベースIBを参照することにより、要求された動画データを画像ファイル群IFから読み出して、その要求元の端末装置3に再生用としてストリーミング配信するようにしている。
ユーザ側の端末装置3は、一人のユーザや家庭が所有しているノート型PC、デジタルカメラ、スマートフォン、タブレット端末などであり、広域通信網2を介して管理サーバ装置1に接続可能な通信機能を備えている他、動画データを再生する再生機能を備えている。図示の例は、端末装置(デジタルビデオカメラ)3で撮影された動画データを直接又は端末装置(ノート型PC)3を経由して管理サーバ装置1に送信して記録保存させる場合を示しているが、それに限らず、例えば、カメラ付の端末装置(スマートフォン)3で撮影された動画データを直接又は端末装置(ノート型PC)3を経由して管理サーバ装置1に送信して記録保存させるようにしてもよい。
管理サーバ装置1は、第1の端末装置3から所定の識別情報を受信した場合に、第1の画像データを第1の端末装置3に送信し、第1の端末装置3とは異なる第2の端末装置3から所定の識別情報を受信した場合に、第1の端末装置3から受信した識別情報と同一であれば、第1の画像データに関連する第2の画像データを第2の端末装置3に送信するようにしている。
図示の例は、複数の動画データを、複数の端末装置3、つまり、端末装置(スマートフォン)3と端末装置(ノート型PC)3に分けて送信する場合を示している。ここで、端末装置(ノート型PC)3を最初にログインされた端末装置3(第1の端末装置3)とし、また、端末装置(スマートフォン)3を第1の端末装置3とは異なる他の端末装置3(第2の端末装置3)とすると、最初にログインされた第1の端末装置(ノート型PC)3には、要求された第1の画像データ(主画像)がストリーミング配信され、第2の端末装置(スマートフォン)3には、主画像に関連する画像データ(第2の画像データ)がストリーミング配信されるが、管理サーバ装置1は、第1の画像データ(主画像)と、それに関連する第2の画像データと、を送信する際に、それらの撮影時刻が一致するように各画像データの送信タイミングを同期させて送信するようにしている。
図2は、管理サーバ装置(画像送信装置)1の基本的な構成要素を示したブロック図である。
制御部11は、電源部12からの電力供給によって動作し、記憶部13内の各種のプログラムに応じてこの管理サーバ装置1の全体動作を制御する中央演算処理装置やメモリなどを有している。記憶部13は、例えば、ROM、フラッシュメモリなどを有する構成で、後述する図5〜図7に示した動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムや各種のアプリケーションなどが格納されているプログラムメモリ13aなどを有している。なお、記憶部13は、例えば、SDカード、ICカードなど、着脱自在な可搬型メモリ(記録メディア)を含む構成であってもよく、図示しないが、通信機能を介してネットワークに接続されている状態においては他のサーバ装置側の記憶領域を含むものであってもよい。
制御部11には、その入出力デバイスとして、高速で大容量な通信が可能な広域通信部14、各種のキーを備えた操作部15、高精細液晶ディスプレイなどの表示部16が接続され、制御部11は、それらの入出力動作を制御する。制御部11には、ユーザデータベースUB、画像データベースIB、画像ファイル群IFが接続されており、制御部11は、ユーザ認証時にユーザデータベースUBをアクセスし、また、動画データの保存時や動画データの送信時に画像データベースIB、画像ファイル群IFをアクセスする。
図3は、端末装置(デジタルビデオカメラ)3の基本的な構成要素を示したブロック図である。
図示の端末装置3は、高精細な撮影が可能なデジタルビデオカメラであり、その制御部31は、電源部32からの電力供給によって動作し、記憶部33内の各種のプログラムに応じてこのビデオカメラの全体動作を制御する。この制御部31には、その入出力デバイスとして、操作部34、表示部35、撮像部36、無線LAN通信部37、姿勢検出部38、測位部39が接続されており、制御部31は、それらの入出力動作を制御する。
撮像部36は、被写体を高精細に動画撮影するもので、撮影された動画データは、撮影日時、撮影位置などの属性情報と共に、記憶部33内のSDカードに記録保存される。無線LAN通信部37は、例えば、WI-Fi(ワイファイ、Wireless Fidelity)を構成するもので、広域通信網2を介して管理サーバ装置1との間で動画データの送受信を行う。姿勢検出部38は、カメラの姿勢を検出するセンサとして、例えば、加速度センサ、ジャイロセンサ、方位センサなど、その1つ又は複数のセンサの組合せによって構成され、撮影方向(光軸方向)の方位、仰角、仰角を検出するもので、この姿勢検出部38によって検出された撮影方向は、撮影された動画データの属性情報として、その動画データに対応付けて記録保存される。測位部39は、GPS(Global Positioning System)を利用して当該カメラの位置を測位するもので、この測位部39によって検出された位置情報(経緯度情報)は、撮影された動画データの属性情報として、その動画データに対応付け記録保存される。
図4(1)は、ユーザデータベースUBを説明するための図である。
ユーザデータベースUBは、ユーザ認証用のデータベースで、「ユーザ名」、「ユーザ識別情報」、「メールアドレス」などの項目を有しいている。「ユーザ識別情報」は、ユーザ個人を識別する情報であり、「ユーザID」、「パスワード」の項目を有している。なお、各項目の内容は、ユーザ毎に1対1に対応する場合に限らず、例えば、ユーザ毎に複数のユーザID、パスワードなどを記憶可能としてもよい。すなわち、ユーザ本人に限らず、特別に許可された家族なども管理サーバ装置1へのアクセスを可能としてもよい。また、本実施形態においては、ユーザ識別情報に適用した場合を例示したが、これに限らず、複数のユーザをグループとして識別するユーザグループ識別情報、複数の端末装置3をグループとして識別する端末グループ識別情報であってもよい。
図4(2)は、画像データベースIBを説明するための図である。
画像データベースIBは、動画データ保存用のデータベースで、「画像ID」、「ユーザID」、「第1の属性情報」、「第2の属性情報」の項目を有している。「画像ID」は、画像識別情報(例えば、一連番号)であり、制御部11は、端末装置3から記録対象の動画データを受信する毎に「画像ID」を生成すると共に、端末装置3から受信した動画データを圧縮処理した画像ファイルを生成し、この画像ファイルに「画像ID」を付加して画像ファイル群IFに記録保存させる。
「第1の属性情報」、「第2の属性情報」は、動画データの属性を示すもので、「第1の属性情報」は、撮影条件を示す「撮影日時」と「撮影位置」の項目に分かれ、「第1の属性情報」は、撮影条件を示す「撮影方向(アングル)」を示している。「撮影日時」は、年月日時分秒のデータであり、「撮影位置」は、GPSによって測位された経緯度情報である。「撮影方向(アングル)」は、撮影方向として、カメラ光軸の方位、仰角、俯角を示すアングル情報である。
次に、本実施形態における管理サーバ装置(画像送信装置)1の動作概念を図5〜図7に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、ネットワークなどの伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体の他に、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用して本実施形態特有の動作を実行することもできる。
図5〜図7は、管理サーバ装置(画像送信装置)1の全体動作のうち、本実施形態の特徴部分の動作概要を示したフローチャートである。以下、図8の具体例を参照して、本実施形態の特徴的な動作について説明するものとする。図8は、複数の端末装置(端末A及び端末B)3が端末A、端末Bの順でログインされることによって開始する動画送信(再生)処理を説明するためのタイムチャートである。
先ず、制御部11は、端末装置3からユーザ識別情報の入力待ち状態(ログイン待ち状態)において(図5のステップS1)、いずれからの端末装置3からユーザ識別情報(ユーザID、パスワード)が入力されると(ステップS1でYES)、ユーザデータベースUBを参照することにより認証処理を実行し(ステップS2)、該当するユーザ識別情報がユーザデータベースUBに記憶されているか否に基づいて正当なユーザからのログインであるか否かの判別を行う。
いま、入力されたユーザ識別情報がユーザデータベースUBに記憶されていなければ、つまり、正当なユーザでなければ(ステップS1でNO)、そのログインを無効とするためにステップS1に戻るが、ログインされたユーザ識別情報がユーザデータベースUBに記憶されていれば、つまり、認証OK(正当なユーザからのログイン)であれば(ステップS3でYES)、その端末装置3からのログインを許可するために処理メニューを送信する(ステップS4)。この処理メニューは、“動画記録処理”を選択する項目と“動画送信(再生)処理”を選択する項目を有するもので、制御部11は、その端末装置3側で任意に選択されたメニュー項目を受信すると、その選択項目の種別として、“動画記録処理”が要求されたのか、“動画送信(再生)処理”が要求されたのかを判別する(ステップS5)。
いま、端末装置3側で“動画記録の項目”が選択されて、そのメニュー項目を受信すると、制御部11は、アップロード処理(動画記録処理)を選択し(ステップS6)、その端末装置3に対して動画データのアップロード開始を指示する(ステップS7)。この開始指示に応じて、その端末装置3から送信されてきた記録対象の動画データを受信すると(ステップS8)、この受信した動画データを画像ファイル群IFに記録保存する処理を行う(ステップS9)。
すなわち、制御部11は、端末装置3から動画データを受信すると、画像ID(一連番号)を生成すると共に、この画像IDを付加した画像ファイルを生成して画像ファイル群IFに記録保存させる。更に、受信した動画データに付加されている各種の属性情報を取得すると共に、「画像ID」、「ユーザID」、「第1の属性情報(撮影日時、撮影位置)」、「第2の属性情報(撮影方向(アングル))」の各項目から成るレコードを生成して画像データベースIBに管理情報として記憶させる。その後、ステップS10に移り、端末装置3から動画記録の終了を指示する信号を受信したかを調べ、記録終了の指示がなければ(ステップS10でNO)、上述のステップS8に戻り、次の動画データを受信して記録保存する処理を繰り返すが、記録終了が指示されたときには(ステップS10でYES)、最初のステップS1に戻ってログイン待ち状態となる。以下、端末装置3から動画記録が要求される毎に上述の動作を繰り返す。
他方、端末装置3側で“動画送信(再生)の項目”が選択されて、そのメニュー項目を受信すると(ステップS5)、制御部11は、動画送信(再生)処理を選択し(図6のステップS11)、その端末装置3に動画メニューを送信する(ステップS12)。この動画メニューは、過去に記録した動画の一覧を示すもので、この動画一覧の中から端末装置3側で再生対象として任意に選択された動画を受信すると(ステップS13)、その端末装置3に送信メニューを送信する(ステップS14)。この送信メニューは、“通常送信”を選択する項目と、“同期送信”を選択する項目を有するもので、制御部11は、その端末装置3側で任意に選択されたメニュー項目を受信すると、その選択項目の種別として、“同期送信”が要求されたのかを判別する(ステップS15)。
“同期送信”は、上述したように管理サーバ装置(画像送信装置)1が複数の関連する動画データを複数の端末装置3に分けて同期送信する処理を示しているのに対し、“通常送信”は、例えば、動画データの要求元の端末装置3に要求された動画データを個別に送信するなど、“同期送信”以外の送信方式を意味している。いま、端末装置3側で“通常送信”が選択されて、そのメニュー項目を受信すると(ステップS15でNO)、通常と同様に、端末装置3側で再生対象として選択された画像データ(選択動画)を画像ファイル群IFから読み出して要求元の端末装置3にストリーミング配信する動作を開始する(ステップS22)。なお、端末装置3側では、管理サーバ装置1から動画データを受信し始めると、自身の表示画面にその動画データを再生する動作を開始するようにしている(以下、同様)。
次に、図7のステップS27に移り、選択動画をその末尾まで送信し終わったか(データ終了か)、又は再生動作中の端末装置3からその再生動作の終了を指示する信号(終了指示)を受信したかを調べる。いま、データが終了していなければ、又は終了指示を受けなければ(ステップS27でNO)、同期送信フラグ(図示省略)がオンされているかを調べる(ステップS28)。なお、この同期送信フラグは、主画像と別アングル動画を複数の端末装置3に同期して送信している状態であることを示すフラグである。この同期送信フラグは、“通常送信”が選択されている場合にはオフされているので(ステップS28でNO)、その再生動作中の端末装置3から早送り、巻き戻し、一時停止のいずれかを指示する再生制御指示を受けたかを調べる(ステップS29)。
ここで、再生制御指示を受けなければ(ステップS29でNO)、上述のステップS27に戻るが、この再生制御指示を受けたときには(ステップS29でYES)、送信中(再生中)の動画データの送信タイミング(再生タイミング)を、指示された早送り、巻き戻し、一時停止の再生状態となるように制御する処理(ステップS30)を行った後、上述のステップS27に移る。このような動画送信中に、その動画データが終了したとき、又は終了指示を受けたときには(ステップS27でNO)、図5のステップS1に戻り、ログイン待ち状態となる。
一方、“同期送信”の項目が選択された場合(図6のステップS15でYES)、最初にログインした端末装置3とは異なる他の端末装置3からユーザ識別情報を受信する(ステップS16)。例えば、図8に示すように、最初にログインされた端末装置(端末A)3の後に、他の端末装置(端末B)3からユーザ識別情報を受信すると、つまり、複数の端末装置3から順次ログインされた場合には、その複数の端末装置3からのユーザ識別情報は、同一であるか、又は異なっていても同一と見なされるユーザ識別情報(予め許可されている正規なユーザ識別情報)であるかを調べる(ステップS17)。いま、同一でない場合、又は同一と見なされない場合には(ステップS17でNO)、上述した通常の動画送信(再生)処理(ステップS22)を実行した後、図7のステップS27に移る。なお、他の端末装置(端末B)3から受信したユーザ識別情報に基づいてユーザデータベースUBを検索する認証処理を実行し、その後、同一又は同一と見なされるか否かの判別を行うようにしてもよい。
また、複数の端末装置3からのユーザ識別情報が同一の場合、又は同一と見なされる場合には(ステップS17でYES)、画像データベースIBを参照し(ステップS18)、最初にログインされた端末装置(端末A)3から要求された画像データ(主画像)の「画像ID」に基づいて、その「画像ID」に対応付けられている「第1の属性情報」、「第2の属性情報」を読み出し、この「第1の属性情報」が共有し、「第2の属性情報」が異なる画像データを、主画像に関連する画像データとして検索する(ステップS19)。すなわち、「第1の属性情報」である撮影条件「撮影日時」及び「撮影位置」が共通し、「第2の属性情報」である撮影条件「撮影方向」が異なる画像データを、主画像に関連する画像データ(別アングル動画)として検索する。
例えば、図4(2)の画像データベースIBの例において、「画像ID」“0001”の画像データを主動画とすると、この主画像に関連する画像データ(別アングル動画)として、「画像ID」が“0002”及び“0100”の画像データを検索する。すなわち、主動画である「画像ID」“0001”の「撮影日時」は、“2015年6月20日13時00分00秒〜13時20分00秒”であり、その範囲内に「画像ID」が“0002”及び“0100”の「撮影日時」が含まれているため、それらの「撮影日時」は共通すると判断する。
また、「画像ID」が“0001”、“0002”、“0100”の「撮影位置」は、“経緯度○○”で共通するが、この場合、厳密な一致を意味するのではなく、所定の許容範囲(例えば、半径10メートル以内)の誤差があっても共通すると判断する。したがって、図示の例では「画像ID」が“0001”、“0002”、“0100”の「第1の属性情報」は共通することになる。一方、また、「画像ID」が“0001”、“0002”、“0100”の「撮影方向」は、“アングル○○”、“アングル△△”、“アングル○△”と相違するため、「第2の属性情報」は異なる。なお、「撮影方向」も厳密な一致を意味するのではなく、所定の許容範囲(例えば、±5°)以上、相違していれば、「撮影方向」は異なると判断する。これによって「画像ID」が“0001”の主画像に対して、「画像ID」が“0002”、“0100”の画像データは、主画像に関連する画像データ(別アングル動画)として検索される。
その結果、主画像に関連する画像データ(別アングル動画)を検索することができたかを調べ(ステップS20)、該当する別アングル動画が無ければ(ステップS20でNO)、上述した通常の動画送信(再生)処理(ステップS22)を実行した後、図6のステップS27に移るが、該当する別アングル動画が有れば(ステップS20でYES)、最初にログインされた端末装置(端末A)3に選択画像(主動画)を送信(再生)する動作を開始する(ステップS21)。次に、図7のステップS23に移り、別アングル動画の中から主画像に同期する部分を送信対象(再生対象)として取得する。
すなわち、主画像の「撮影日時」の範囲内に、別アングル動画の「撮影日時」が含まれる部分を主画像に同期する動画部分として取得する。例えば、図4(1)に示すように、画像ID“0001”で示される主画像の「撮影日時」は、“2015年6月20日13時00分00秒〜13時20分00秒”、また、画像ID“0002”で示される主画像の「撮影日時」は、“2015年6月20日12時55分00秒〜13時05分00秒”であるから、その両方の「撮影日時」が重なる動画部分(主画像に同期する別アングル動画の部分)として、“13時00分00秒〜13時05分00秒”で示される範囲内の動画部分(図8“X”参照)を取得する。
そして、主動画の送信と別アングル動画の送信とを同期させるために、別アングル動画の送信開始タイミングであるかを調べる(ステップS24)。例えば、上述のように別アングル動画の中から主画像に同期する動画部分として、“13時00分00秒〜13時05分00秒”で示される範囲内の動画部分を取得した場合には、“13時00分00秒”が別アングル動画の送信開始タイミングとなるが、この“13時00分00秒”は、主動画の送信開始タイミングと一致するため、主動画の送信開始時が別アングル動画の送信開始タイミングとなる。この場合、図8に示すように、主画像を端末装置(端末A)3にストリーミング配信する動作の開始時に、端末装置(端末B)3に別アングル動画をストリーミング配信する動作を開始する(ステップS25)。これによって主画像と別アングル動画とは以降、撮影時刻を合わせながら同じタイミングで同期して送信されることになる。
このようにして同期送信を開始すると、同期送信フラグをオンする(ステップS26)。そして、ステップS27に移り、選択動画(主動画)データの送信を開始した後、この選択動画(主動画)をその末尾まで送信し終わったか(データ終了か)、又は再生動作中の端末装置3からその再生終了の指示を受けたかを調べる。いま、データが終了していなければ、又は終了指示を受けなければ(ステップS27でNO)、上述の同期送信フラグはオンされているかを調べるが(ステップS28)、主動画と別アングル動画とを同期して送信している場合には、同期送信フラグはオンされているので(ステップS28でYES)、ステップS31に移り、送信中の別アングル動画をその末尾まで送信し終わったか(データ終了か)、又は別アングル動画を送信中(再生中)の端末装置3からその再生終了の指示を受けたかを調べる。
ここで、別アングル動画のデータ終了ではなければ、又は再生終了指示を受けなければ(ステップS31でNO)、上述したステップS29の場合と同様に、早送り、巻き戻し、一時停止のいずれかを指示する再生制御指示を受けたかを調べる(ステップS35)。いま、再生制御指示を受けなければ(ステップS35でNO)、上述のステップS24に移るが、再生制御指示を受けたときには(ステップS35でYES)、同期送信中(同期再生中)の動画データの送信タイミングを、指示された早送り、巻き戻し、一時停止の再生状態となるように制御する処理を行う(ステップS36)。この場合、複数の端末装置(例えば、端末A、端末B)3の再生状態が同一となるように各複数の端末装置3への送信タイミングを制御する。その後、上述のステップS24に移る。
いま、図8に示すように、送信中(再生中)の別アングル動画(「端末ID」が“0002”の画像データ)をその末尾まで送信し終わったものとすると(ステップS31でYES)、上述の同期送信フラグをオフするが(ステップS32)、同期送信中の端末装置3が3台以上の場合には、その1台のデータ送信が終了したとしても他の複数の端末装置3による同期送信が継続しているときには、上述の同期送信フラグをオンのままとする。次に、ステップS33に移り、未送信の他の別アングル動画が存在するか、つまり、上述した図6のステップS19において、主画像に関連する画像データ(別アングル動画)として検索された複数の別アングル動画のうち、未送信(未再生)の別アングル動画がまだ残っているかを調べる。
いま、全ての別アングル動画を送信し終わったときには(ステップS33でNO)、上述のステップS35に移るが、図8に示すように、別アングル動画(「端末ID」が“0002”の画像データ)のデータ終了時には、他の別アングル動画(「端末ID」が“0100”の画像データ)が残っている場合には(ステップS33でYES)、この残っている別アングル動画を新たな送信対象として指定する(ステップS34)。そして、上述のステップS23に移り、この指定した別アングル動画の中から主画像に同期する動画部分(図8“Y”参照)を取得する。
そして、この別アングル動画の部分の送信タイミングに到達したかを調べるが(ステップS24)、この別アングル動画(「端末ID」が“0100”の画像データ)は、“13時10分00秒”がその送信開始時刻であり、送信が終了した別アングル動画(「端末ID」が“0002”の画像データ)は、“13時05分00秒”がその送信終了時刻であるため、この送信終了時点では、指定した別アングル動画の送信開示時刻には到達していないため(ステップS24でNO)、上述のステップS27に移る。
その後、指定した別アングル動画の送信開示タイミングに到達すると(ステップS24でYES)、その動画データの送信を開始する(ステップS25)。すなわち、図8に示すように、別アングル動画(「端末ID」が“0100”の画像データ)を端末装置(端末B)3にストリーミング配信する動作を開始する。そして、上述の同期送信フラグをオン(ステップS26)した後、上述のステップS27に移る。以下、上述の動作を繰り返す。ここで、主動画のデータが終了したとき、又はその再生終了の指示を受けたときには(ステップS27でYES)、図5の最初のステップS1に戻り、ログイン待ち状態となる。
以上のように、この実施形態において管理サーバ装置(画像送信装置)1は、第1の端末装置3から所定の識別情報を受信した場合に、第1の画像データを第1の端末装置3に送信し、第1の端末装置3とは異なる第2の端末装置3から所定の識別情報を受信した場合に、第1の端末装置3から受信した識別情報と同一であれば、第1の画像データに関連する第2の画像データを第2の端末装置3に送信するようにしたので、ユーザ側で複数の端末装置3を活用して複数の画像データを再生させる場合にユーザの要望に合った再生が可能となるように、複数の端末装置3への画像データの送信を適切に制御することができる。例えば、第1の端末装置(ノート型PC)3の大型画面で第1の画像データ(主動画)を再生させ、第2の端末装置(スマートフォン)3で第2の画像データ(別アングル動画)を再生させることができるなど、複数の端末装置3の組合せによって、どの端末装置3にどのような動画データを再生させるかを適宜変更することが可能となる。
管理サーバ装置(画像送信装置)1は、端末装置3から画像データ(第1の画像データ)の指定と共にその画像データの送信が要求された場合に、その端末装置3から受信した所定の識別情報に基づいて正当な要求元であれば、指定された画像データをその要求元に対応する第1の端末装置3に送信し、第2の端末装置3から受信した所定の識別情報が第1の端末装置3から受信した識別情報と同一である場合に、第2の端末装置3が同じ要求元の異なる端末装置であると判別し、指定された画像データ(第1の画像データ)に関連する他の画像データ(第2の画像データ)を送信するようにしたので、ユーザが任意に指定した画像と、それに関連する画像の再生が可能となる。
所定の識別情報は、ユーザ個人を識別するユーザ識別情報に限らず、複数のユーザをグループとして識別するユーザグループ識別情報、複数の端末装置をグループとして識別する端末グループ識別情報のいずれかであってよく、ユーザグループ識別情報、端末グループ識別情報であれば、要求元が同一グループに属していることを条件に、第1の画像データに関連する第2の画像データを第2の端末装置3で再生させることができる。
また、管理サーバ装置(画像送信装置)1の制御部11は、第1の端末装置(端末A)3とは異なる第2の端末装置(端末B)3から個人を識別するユーザ識別情報を受信した場合に、端末装置(端末A)3からのユーザ識別情報と異なっていても、第2端末装置(端末B)3からのユーザ識別情報が予め許可されているグループに属する個人に対応するユーザ識別情報であれば、同一グループに属する所定の識別情報であると判別するようにしてもよい。この場合には、例えば、他のユーザであっても同じグループに属するユーザであれば関連する画像データの再生が可能となる。
第2の画像データ(別アングル動画)は、第1の画像データに比べて第1の属性情報が共通し、第2の属性情報が異なる画像データであるので、各画像データに第1及び第2の属性情報を対応付けておくだけで、関連する画像データを容易に特定することが可能となる。
第1の属性情報及び第2の属性情報は、画像データを撮影した際の条件を示す第1の撮影条件及び第2の撮影条件であるので、撮影時の条件に応じて、関連する画像データを特定することが可能となる。
第1の属性情報は、少なくとも撮影日時を示す情報、撮影位置を示す情報であるので、同じ位置、同じ日時に撮影された画像を、関連する画像データとして特定することが可能となる。
第2の属性情報は、少なくとも撮影方向を示す情報であるので、別アングルで撮影された画像を、関連する画像データとして特定することが可能となる。
制御部11は、第1の端末装置3と第2の端末装置3から受信した識別情報が同一であれば、複数の画像データを複数の端末装置3に分けて送信する動作を開始するようにしたので、つまり、複数の端末装置3から識別情報を受信してから、複数の画像データを複数の端末装置3に分けて送信する動作を開始するようにしたので、複数の端末装置3に画像データを送信する動作を同時に開始することができる。
制御部11は、送信中の第2の画像データ(別アングル動画)が終了した場合に、他の第2の画像データ(別アングル動画)を端末装置(端末B)3へ送信するようにしたので、端末装置(端末B)3側では、関連する複数の画像データが切り替え再生されることなる。
制御部11は、関連する画像データ(別アングル動画)の切り替えが端末装置3側から指示されると、次に関連する画像データの送信に切り替えようにしたので、ユーザにあっては、ユーザの要望に応じて色々な画像をいつでも自由に再生させることができる。
制御部11は、端末装置3から画像データを受信して画像ファイル群IFに記憶させると共に、この画像データに対応付けてその属性情報を画像データベースIBに記憶させた状態において、要求された第1の画像データを画像ファイル群IFから読み出して送信すると共に、画像データベースIBを参照し、第2の画像データを画像ファイル群IFから読み出して送信するようにしたので、端末装置3から収集した画像データを端末装置3からの要求に応じて送信することができる。
制御部11は、第1の端末装置(端末A)3に送信している動画データ(第1の画像データ)に同期して、それに関連する動画データ(第2の画像データ)を第2の端末装置(端末B)3に送信するようにしたので、複数の端末装置3に動画データを同期して再生させることができ、例えば、多角的な動画再生が可能となる。
制御部11は、第1の端末装置(端末A)3にストリーミング配信している動画データ(第1の画像データ)に同期して、それに関連する動画データ(第2の画像データ)を第2の端末装置(端末B)3にストリーミング配信するようにしたので、第1の端末装置(端末A)3に対して動画データをストリーミング配信しても、第2の端末装置(端末B)3側でもそれに同期した動画再生が可能となる。
制御部11は、動画データのストリーミング配信中に、いずれからの端末装置3から再生動作を制御する指示信号を受信した際に、複数の端末装置3での再生状態が同一となるように動画データの送信タイミングを同時に制御するようにしたので、再生動作中において、いずれからの端末装置3から早送り、巻き戻し、一時停止を指示する再生制御指示を受けたとしても、各端末装置3側での動画再生の同期維持が可能となる。
なお、上述した実施形態においては、複数の端末装置(端末A及び端末B)3からのログイン後、この複数の端末装置3へ動画データを送信する動作を開始するようにしたが、例えば、最初にログインした端末装置(端末A)3に対して主動画の送信を開始した後、この送信中において、他の端末装置(端末B)3からログインされた場合に、主動画に関連する別アングル動画を主動画に同期して他の端末装置(端末B)3に送信するようにしてもよい。
図9は、主動画の送信中において他の端末装置3からログインされた場合に、主動画に関連する別アングル動画を主動画に同期して送信する場合を説明するためのタイムチャートである。
図中、「画像ID」が“0001”で示される主画像を端末装置(第1の端末装置:端末A)3に送信中において、他の端末装置(第2の端末装置:端末B)3からログインされた場合に、「画像ID」が“0100”で示される画像データ(第1の画像データ)を主画像として検索すると共に、それに関連する別アングル動画(第2の画像データ)として検索し、この別アングル動画の中から主画像に同期する動画部分として、第2の端末装置(端末B)3からログインされた以降の動画部分を取得する。なお、この主画像に同期する動画部分は、例えば、別アングル動画の撮影開始時よりもログインされたタイミングが遅ければ、図9の“Y1”の部分となるが、別アングル動画の撮影開始時よりもログインされたタイミングが早ければ、図9の“Y2”の部分となる。
このように主画像を第1の端末装置(端末A)に送信中でも第2の端末装置(端末B)3からのログインを受け付け可能とすることにより、ユーザは主画像の再生状態を確認し、必要があれば、別アングル動画の同期送信を指示することができる。
上述した実施形態においては、同時にログインして動画データの提供を受けるユーザは、同じ識別情報を有するユーザ(一人又はグループ内の複数ユーザ)だけであるものとして説明したが、複数の異なるユーザが同時に利用する画像共有サービスを前提とする場合には、各ユーザ毎(識別情報毎)に図5〜7のフローで示される処理を並行して実行するようにすればよい。この場合、新たにログインしたユーザが既にログイン済みのユーザと異なる識別情報を有していた場合には、新たなユーザに対応して図5〜7のフローで示す処理を別途起動して実行させるようにしてもよい。
このような画像共有サービスにおいて主動画と関連する動画を検索する際には、同じユーザIDに対応付けられている動画だけでなく、異なるユーザIDに対応付けられている動画の中から広く関連動画を検索するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、端末装置3から動画データを受信して記録保持する場合に、この動画データの「撮影日時」もそのまま対応付けて記録するようにしたが、端末装置(デジタルビデオカメラ)3から動画データをリアルタイムに受信して記録保存する際、端末装置(デジタルビデオカメラ)3の内蔵時計から計時情報を取得して自己の計時情報と比較し、誤差があれば、動画データの「撮影日時」をその誤差に基づいて補正し、その補正後の「撮影日時」を画像データベースIBに記録するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、「第1の属性情報」として「撮影日時」及び「撮影位置」、「第2の属性情報」として「撮影方向」を例示したが、これに限らず、「撮影日時」、「撮影位置」、「撮影方向」のいずれかの組合せを「第1の属性情報」又は「第2の属性情報」としてもよく、更に、「撮影日時」、「撮影位置」、「撮影方向」に限らず、被写体に関する情報(例えば、被写体の種別、被写体(人物)の人数など)であってもよい。なお、被写体の種別は、例えば、人物、ペット、建造物などである。
図10は、「第1の属性情報」を「被写体の種別(人物)」、「撮影場所」とし、「第2の属性情報」を「撮影日時」とした場合の画像データベースIBの内容を示した図である。「被写体の種別(人物)」は、例えば、誰を撮影したかを示す人物名、顔画像などを示し、図示の例は、“長女”とした場合である。「撮影場所」は、GPS情報及び地図情報によって得られる地名、住所、施設名などを示し、図示の例は、“○○公園広場”とした場合である。このような画像データベースIBを使用することによって、長女を○○公園広場で撮影した動画データが主動画として選択されたものとすると、長女を○○公園広場で異なる日時に撮影した動画データが、主動画に関連する動画となるため、同じ場所で撮影された新旧の動画を見比べて長女の成長の具合などを確認することもできる。このように「第1の属性情報」又は「第2の属性情報」を、どのような情報にするかによって様々な活用が考えられる。
また、上述した実施形態においては、画像送信装置として管理サーバ装置に適用した場合を示したが、これに限らず、画像送信装置、端末装置は、パーソナルコンピュータ、PDA(個人向け携帯型情報通信機器)、タブレット端末装置、スマートフォンなどの携帯電話機、電子ゲーム、音楽プレイヤーなどであってもよい。
上述した実施形態においては、サーバ・クライアントシステムに適用した場合を示したが、ピアツーピア方式にしたがって、サーバ機能及びクライアント機能を備えた端末同士が相互に直接接続して通信を行うようにしてもよい。
また、上述した実施形態において示した“装置”や“部”とは、機能別に複数の筐体に分離されていてもよく、単一の筐体に限らない。また、上述したフローチャートに記述した各ステップは、時系列的な処理に限らず、複数のステップを並列的に処理したり、別個独立して処理したりするようにしてもよい。
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明は、これに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、
端末装置に通信手段を介して画像データを送信する画像送信装置であって、
第1の端末装置から所定の識別情報を受信した場合に、第1の画像データを前記第1の端末装置に送信する第1の送信手段と、
前記第1の端末装置とは異なる第2の端末装置から所定の識別情報を受信した場合に、前記第1の端末装置から受信した識別情報と同一であるか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段によって同一の識別情報であると判別された場合に、前記第1の画像データに関連する第2の画像データを前記第2の端末装置に送信する第2の送信手段と、
を備えることを特徴とする。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像送信装置において、
端末装置から画像データの指定と共にその画像データの送信が要求された場合に、その端末装置から受信した所定の識別情報に基づいて正当な要求元であるか否かを認証する認証手段を更に備え、
前記第1の送信手段は、前記認証手段により正当な要求元であると認証された場合に、前記指定された画像データを前記第1の画像データとしてその要求元に対応する第1の端末装置に送信し、
前記判別手段は、前記第2の端末装置から受信した所定の識別情報が前記第1の端末装置から受信した識別情報と同一である場合に、前記第2の端末装置が同じ要求元の異なる端末装置であると判別し、
前記第2の送信手段は、同じ要求元の異なる端末装置に対して前記指定された画像データに関連する他の画像データを前記第2の画像データとして送信する、
ことを特徴とする。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像送信装置において、
前記所定の識別情報は、ユーザ個人を識別するユーザ識別情報、複数のユーザをグループとして識別するユーザグループ識別情報、複数の端末装置をグループとして識別する端末グループ識別情報のいずれかである、
ことを特徴とする。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像送信装置において、
前記判別手段は、前記第2の端末装置から前記所定の識別情報としてユーザ識別情報を受信した場合に、前記第1の端末装置からのユーザ識別情報と異なっていても、前記第2の端末装置からのユーザ識別情報が予め許可されているユーザ識別情報であれば、前記第1の端末装置からのユーザ識別情報と同一である所定の識別情報であると判別する、
ことを特徴とする。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像送信装置において、
前記画像データには、その属性を示す第1の属性情報と第2の属性情報が対応付けられており、
前記関連する画像データは、前記の第1の属性情報が共通し、第2の属性情報が異なる画像データである、
ことを特徴とする。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の画像送信装置において、
前記第1の属性情報及び第2の属性情報は、画像データを撮影した際の条件を示す第1の撮影条件及び第2の撮影条件である、
ことを特徴とする。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の画像送信装置において、
前記第1の属性情報は、少なくとも撮影日時を示す情報、撮影位置を示す情報、撮影方向を示す情報、撮影対象の被写体の種別を示す情報のいずれかである、
ことを特徴とする。
(請求項8)
請求項8に記載の発明は、請求項6又は7に記載の画像送信装置において、
前記第2の属性情報は、少なくとも撮影方向を示す情報、撮影日時を示す情報、撮影位置を示す情報、撮影対象の被写体の種別を示す情報のいずれかである、
ことを特徴とする。
(請求項9)
請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像送信装置において、
前記第1及び第2の送信手段は、前記判別手段によって同一の識別情報であると判別された際に、画像データを送信する動作を開始する、
ことを特徴とする。
(請求項10)
請求項10に記載の発明は、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像送信装置において、
前記第2の送信手段は、前記第1の送信手段による第1の画像データの送信が開始された後、前記他の端末装置から所定の識別情報を受信した際に、前記判別手段によって同一の識別情報であると判別されたことを条件に前記第2の画像データを前記第2の端末装置に送信する動作を開始する、
ことを特徴とする。
(請求項11)
請求項11に記載の発明は、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像送信装置において、
前記第2の送信手段は、前記第2の画像データが終了した場合に、その終了した第2の画像データを除いた他の第2の画像データを前記第2の端末装置に送信する、
ことを特徴とする。
(請求項12)
請求項12に記載の発明は、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像送信装置において、
前記第2の送信手段は、前記第2の画像データの送信中に端末装置から画像データの切り替えが指示された際に、前記送信中の第2の画像データとは異なる他の第2の画像データの送信に切り替える、
ことを特徴とする。
(請求項13)
請求項13に記載の発明は、請求項1〜12のいずれか1項に記載の画像送信装置において、
前記端末装置から前記通信手段を介して画像データを受信する画像受信手段と、
前記画像受信手段によって受信した画像データをその属性情報と前記ユーザ識別情報に対応付けて記録する画像記録手段と、
を更に備え、
前記第1の送信手段は、前記第1の画像データを前記画像記録手段から読み出して前記第2の端末装置に送信し、
前記第2の送信手段は、前記第2の画像データを前記画像記録手段から読み出して前記第2の端末装置に送信する、
ることを特徴とする。
(請求項14)
請求項14に記載の発明は、請求項1〜13のいずれか1項に記載の画像送信装置において、
前記画像データは、動画データであり、
前記第2の送信手段は、関連する動画データを前記第2の画像データとして前記第2の端末装置に送信する際に、前記第1の送信手段により第1の画像データとして送信される動画データに同期して送信する、
ことを特徴とする。
(請求項15)
請求項15に記載の発明は、請求項14に記載の画像送信装置において、
前記第1の属性情報は、撮影時刻を示す情報であり、
前記第2の送信手段は、前記動画データをストリーミング配信する際に、撮影時刻に基づいて前記第1の送信手段による動画データのストリーミング配信に同期させる、
ことを特徴とする。
(請求項16)
請求項16に記載の発明は、請求項15に記載の画像送信装置において、
前記いずれの端末装置から再生動作を制御する指示信号を受信する指示受信手段と、
前記第1及び第2の送信手段は、動画データのストリーミング配信中に、前記指示受信手段が指示信号を受信した際に、前記各端末装置での再生状態が同一となるように画像データの送信タイミングを同時に制御する
ことを特徴とする。
(請求項17)
請求項17に記載の発明は、
端末装置に通信手段を介して画像データを送信する画像送信装置における画像送信方法であって、
第1の端末装置から所定の識別情報を受信した場合に、第1の画像データを前記第1の端末装置に送信する処理と、
前記第1の端末装置とは異なる第2の端末装置から所定の識別情報を受信した場合に、前記第1の端末装置から受信した識別情報と同一であるか否かを判別する処理と、
前記同一の識別情報であると判別された場合に、前記第1の画像データに関連する第2の画像データを前記第2の端末装置に送信する処理と、
を含むことを特徴とする。
(請求項18)
請求項18に記載の発明は、
端末装置に通信手段を介して画像データを送信する画像送信装置のコンピュータに対して、
第1の端末装置から所定の識別情報を受信した場合に、第1の画像データを前記第1の端末装置に送信する機能と、
前記第1の端末装置とは異なる第2の端末装置から所定の識別情報を受信した場合に、前記第1の端末装置から受信した識別情報と同一であるか否かを判別する機能と、
前記同一の識別情報であると判別された場合に、前記第1の画像データに関連する第2の画像データを前記第2の端末装置に送信する機能と、
を実現させるためのプログラムである。
1 管理サーバ装置
2 広域通信網
3 端末装置
11、31 制御部
13、33 記憶部
36 撮像部
38 姿勢検出部
39 測位部
UB ユーザデータベース
IB 画像データベース
IF 画像ファイル群

Claims (18)

  1. 端末装置に通信手段を介して画像データを送信する画像送信装置であって、
    第1の端末装置から所定の識別情報を受信した場合に、第1の画像データを前記第1の端末装置に送信する第1の送信手段と、
    前記第1の端末装置とは異なる第2の端末装置から所定の識別情報を受信した場合に、前記第1の端末装置から受信した識別情報と同一であるか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段によって同一の識別情報であると判別された場合に、前記第1の画像データに関連する第2の画像データを前記第2の端末装置に送信する第2の送信手段と、
    を備えることを特徴とする画像送信装置。
  2. 端末装置から画像データの指定と共にその画像データの送信が要求された場合に、その端末装置から受信した所定の識別情報に基づいて正当な要求元であるか否かを認証する認証手段を更に備え、
    前記第1の送信手段は、前記認証手段により正当な要求元であると認証された場合に、前記指定された画像データを前記第1の画像データとしてその要求元に対応する第1の端末装置に送信し、
    前記判別手段は、前記第2の端末装置から受信した所定の識別情報が前記第1の端末装置から受信した識別情報と同一である場合に、前記第2の端末装置が同じ要求元の異なる端末装置であると判別し、
    前記第2の送信手段は、同じ要求元の異なる端末装置に対して前記指定された画像データに関連する他の画像データを前記第2の画像データとして送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像送信装置。
  3. 前記所定の識別情報は、ユーザ個人を識別するユーザ識別情報、複数のユーザをグループとして識別するユーザグループ識別情報、複数の端末装置をグループとして識別する端末グループ識別情報のいずれかである、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像送信装置。
  4. 前記判別手段は、前記第2の端末装置から前記所定の識別情報としてユーザ識別情報を受信した場合に、前記第1の端末装置からのユーザ識別情報と異なっていても、前記第2の端末装置からのユーザ識別情報が予め許可されているユーザ識別情報であれば、前記第1の端末装置からのユーザ識別情報と同一である所定の識別情報であると判別する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像送信装置。
  5. 前記画像データには、その属性を示す第1の属性情報と第2の属性情報が対応付けられており、
    前記関連する画像データは、前記の第1の属性情報が共通し、第2の属性情報が異なる画像データである、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像送信装置。
  6. 前記第1の属性情報及び第2の属性情報は、画像データを撮影した際の条件を示す第1の撮影条件及び第2の撮影条件である、
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像送信装置。
  7. 前記第1の属性情報は、少なくとも撮影日時を示す情報、撮影位置を示す情報、撮影方向を示す情報、撮影対象の被写体の種別を示す情報のいずれかである、
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像送信装置。
  8. 前記第2の属性情報は、少なくとも撮影方向を示す情報、撮影日時を示す情報、撮影位置を示す情報、撮影対象の被写体の種別を示す情報のいずれかである、
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の画像送信装置。
  9. 前記第1及び第2の送信手段は、前記判別手段によって同一の識別情報であると判別された際に、画像データを送信する動作を開始する、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像送信装置。
  10. 前記第2の送信手段は、前記第1の送信手段による第1の画像データの送信が開始された後、前記他の端末装置から所定の識別情報を受信した際に、前記判別手段によって同一の識別情報であると判別されたことを条件に前記第2の画像データを前記第2の端末装置に送信する動作を開始する、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像送信装置。
  11. 前記第2の送信手段は、前記第2の画像データが終了した場合に、その終了した第2の画像データを除いた他の第2の画像データを前記第2の端末装置に送信する、
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像送信装置。
  12. 前記第2の送信手段は、前記第2の画像データの送信中に端末装置から画像データの切り替えが指示された際に、前記送信中の第2の画像データとは異なる他の第2の画像データの送信に切り替える、
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像送信装置。
  13. 前記端末装置から前記通信手段を介して画像データを受信する画像受信手段と、
    前記画像受信手段によって受信した画像データをその属性情報と前記ユーザ識別情報に対応付けて記録する画像記録手段と、
    を更に備え、
    前記第1の送信手段は、前記第1の画像データを前記画像記録手段から読み出して前記第2の端末装置に送信し、
    前記第2の送信手段は、前記第2の画像データを前記画像記録手段から読み出して前記第2の端末装置に送信する、
    ることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の画像送信装置。
  14. 前記画像データは、動画データであり、
    前記第2の送信手段は、関連する動画データを前記第2の画像データとして前記第2の端末装置に送信する際に、前記第1の送信手段により第1の画像データとして送信される動画データに同期して送信する、
    ことを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の画像送信装置。
  15. 前記第1の属性情報は、撮影時刻を示す情報であり、
    前記第2の送信手段は、前記動画データをストリーミング配信する際に、撮影時刻に基づいて前記第1の送信手段による動画データのストリーミング配信に同期させる、
    ことを特徴とする請求項14に記載の画像送信装置。
  16. 前記いずれの端末装置から再生動作を制御する指示信号を受信する指示受信手段と、
    前記第1及び第2の送信手段は、動画データのストリーミング配信中に、前記指示受信手段が指示信号を受信した際に、前記各端末装置での再生状態が同一となるように画像データの送信タイミングを同時に制御する
    ことを特徴とする請求項15に記載の画像送信装置。
  17. 端末装置に通信手段を介して画像データを送信する画像送信装置における画像送信方法であって、
    第1の端末装置から所定の識別情報を受信した場合に、第1の画像データを前記第1の端末装置に送信する処理と、
    前記第1の端末装置とは異なる第2の端末装置から所定の識別情報を受信した場合に、前記第1の端末装置から受信した識別情報と同一であるか否かを判別する処理と、
    前記同一の識別情報であると判別された場合に、前記第1の画像データに関連する第2の画像データを前記第2の端末装置に送信する処理と、
    を含むことを特徴とする画像送信方法。
  18. 端末装置に通信手段を介して画像データを送信する画像送信装置のコンピュータに対して、
    第1の端末装置から所定の識別情報を受信した場合に、第1の画像データを前記第1の端末装置に送信する機能と、
    前記第1の端末装置とは異なる第2の端末装置から所定の識別情報を受信した場合に、前記第1の端末装置から受信した識別情報と同一であるか否かを判別する機能と、
    前記同一の識別情報であると判別された場合に、前記第1の画像データに関連する第2の画像データを前記第2の端末装置に送信する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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