JP2017017415A - 電源管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】親等の監視者が、子供等の監視対象者が携帯する監視対象者端末を充電する必要があるかどうかを知ることができ、ひいては監視対象者端末の電池切れの発生を抑制することができる電源管理システムを提供する。【解決手段】監視対象者が携帯して使用する監視対象者端末1と、監視者が使用する監視者端末2とを具備し、監視対象者端末1の電源を管理する電源管理システム100であって、監視対象者端末1の電池残量を示す電池残量情報を蓄積する電池残量情報蓄積部31と、電池残量情報蓄積部31に蓄積された監視対象者端末1の過去の電池残量情報に基づいて、現在から或る一定期間後までに使用されるであろう予測電池使用量を算出し、現在の電池残量情報と予測電池使用量との比較により、充電の要否を判定する充電要否判定部32と、充電要否判定部32による判定結果を監視者端末2に報知させる表示制御部23と、を具備する。【選択図】図1

Description

本発明は、監視対象者が携帯して使用する監視対象者端末の電源管理システムの技術に関する。
従来、携帯端末の電源管理システムの技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1には、充電池の残量を検出する残量検出手段と、この充電池の残量及び使用状況に基づいて使用可能時間を予測する予測手段と、この使用可能時間を報知する報知手段とを具備する携帯端末が開示されている。特許文献1に記載の技術によれば、使用者は携帯端末の使用可能時間を知ることができるので、この使用可能時間に基づいて使用者の判断で充電を行うことが可能である。
しかしながら、前記携帯端末が子供の安全のために親が子供に携帯させる端末である場合、特許文献1に記載の技術では、使用可能時間に基づいて充電が必要かどうかを判断するのは子供にとって容易ではない。
また、子供が携帯する端末には、電池残量が一定値以下となった場合に、親の端末にその旨を知らせる機能を有するものがある。しかしながら、電池残量の前記一定値は、子供の携帯の使用状況を考慮したものではないため、次に充電できる状況になるまでに電池切れに至るおそれがあった。
特許第5368355号公報
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、親等の監視者が、子供等の監視対象者が携帯する監視対象者端末を充電する必要があるかどうかを知ることができ、ひいては監視対象者端末の電池切れの発生を抑制することができる電源管理システムを提供するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、監視対象者が携帯して使用する監視対象者端末と、監視者が使用する監視者端末とを具備し、前記監視対象者端末の電源を管理する電源管理システムであって、前記監視対象者端末の電池残量を示す電池残量情報を蓄積する電池残量情報蓄積部と、前記電池残量情報蓄積部に蓄積された前記監視対象者端末の過去の前記電池残量情報に基づいて、現在から或る一定期間後までに使用されるであろう予測電池使用量を算出し、現在の前記電池残量情報と前記予測電池使用量との比較により、充電の要否を判定する充電要否判定部と、前記充電要否判定部による判定結果を前記監視者端末に報知させる充電要否報知制御部と、を具備するものである。
請求項2においては、前記監視対象者端末の充電が開始されたかどうかを検知し、充電開始情報を生成する充電開始検知部と、前記充電開始検知部により生成された充電開始情報を受けて、前記監視対象者端末の充電が開始された旨を前記監視者端末に報知させる充電開始情報報知制御部と、を具備するものである。
請求項3においては、前記充電要否判定部は、或る一日の所定の時刻における前記電池残量とその前日の前記所定の時刻における前記電池残量との差分から前記或る一日の電池使用量を算出することで、過去の1日ごとの電池使用量を算出し、前記過去の1日ごとの電池使用量の平均値を直近の所定の期間において算出し、当該平均値を前記予測電池使用量と設定し、現在の前記電池残量と前記予測電池使用量との差分が、設定された閾値以下である場合、充電が必要であると判定し、現在の前記電池残量と前記予測電池使用量との差分が、設定された閾値よりも大きい場合、充電が不要であると判定するものである。
請求項4においては、前記充電要否判定部は、或る一日の所定の時刻における前記電池残量とその前日の前記所定の時刻における前記電池残量との差分から前記或る一日の電池使用量を算出することで、過去の1日ごとの電池使用量を算出し、前記予測電池使用量を算出する対象となる日と同じ曜日の前記過去の1日ごとの電池使用量の平均値を所定の期間において算出し、当該平均値を前記予測電池使用量と設定し、現在の前記電池残量と前記予測電池使用量との差分が、設定された閾値以下である場合、充電が必要であると判定し、現在の前記電池残量と前記予測電池使用量との差分が、設定された閾値よりも大きい場合、充電が不要であると判定するものである。
請求項5においては、前記充電要否判定部は、或る一日の所定の時刻における前記電池残量とその前日の前記所定の時刻における前記電池残量との差分から前記或る一日の電池使用量を算出することで、過去の1日ごとの電池使用量を算出し、前記過去の1日ごとの電池使用量の平均値を直近の所定の期間において算出し、当該平均値を第一の値と設定し、前記予測電池使用量を算出する対象となる日と同じ曜日の前記過去の1日ごとの電池使用量の平均値を所定の期間において算出し、当該平均値を第二の値と設定し、前記第一の値及び前記第二の値のうち値が大きい方を前記予測電池使用量と設定し、現在の前記電池残量と前記予測電池使用量との差分が、設定された閾値以下である場合、充電が必要であると判定し、現在の前記電池残量と前記予測電池使用量との差分が、設定された閾値よりも大きい場合、充電が不要であると判定するものである。
請求項6においては、前記充電要否判定部は、前記前日の前記所定の時刻から前記或る日の前記所定の時刻までの間に、前記監視対象者端末の充電が行われた場合、充電が行われていない期間の最初の前記電池残量情報と前記充電が行われていない期間の最後の前記電池残量情報との差分に基づいて、前記過去の1日ごとの電池使用量を算出するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、監視者が、監視対象者端末を充電する必要があるかどうかを知ることができ、ひいては監視対象者端末の電池切れの発生を抑制することができる。
請求項2においては、監視者が、監視対象者端末の充電が開始されたかを容易に知ることができる。
請求項3においては、最近の電池使用量の傾向を予測電池使用量に反映させることができる。
請求項4においては、生活サイクルによる電池使用量の傾向を予測電池使用量に反映させることができる。
請求項5においては、予測電池使用量の信頼性を向上させることができる。
請求項6においては、予測電池使用量の精度を向上させることができる。
本発明の第一実施形態に係る電源管理システムの構成を示す図。 本発明の第一実施形態に係る電源管理システムにおける電池残量情報の蓄積に関するフローチャート。 本発明の第一実施形態に係る電源管理システムにおける充電の要否判定に関するフローチャート。 過去の1日ごとの判定時刻における電池残量を示す図。 本発明の第二実施形態に係る電源管理システムにおける電池残量情報の蓄積に関するフローチャート。 時刻と電池残量の関係の一例を示したグラフ。
まず、図1を用いて、電源管理システム100の構成の概要について説明する。
電源管理システム100は、監視対象者が携帯する端末(監視対象者端末1)の充電の要否を判定し、この充電の要否を監視者の端末(監視者端末2)に報知することで、監視対象者が携帯する端末の電源管理を行うものである。電源管理システム100において、監視対象者は、当該監視対象者が携帯する端末の充電の要否を監視される側であり、例えば子供である。監視者は、監視対象者が携帯する端末の充電の要否を監視する側であり、例えば親である。
電源管理システム100は、監視対象者端末1、監視者端末2及びサーバー3を具備する。
監視対象者端末1は、監視対象者が携帯して使用する端末である。監視対象者端末1としては、データ(情報)を送受信可能な端末が用いられ、例えば携帯電話端末、タブレット端末、ゲーム機等が用いられる。監視対象者端末1には、電源部1Aが備えられる。
電源部1Aは、監視対象者端末1の各部へ電力を供給するものである。電源部1Aは、例えば蓄電池である。電源部1Aには、外部電源Sから電力が蓄えられる。
監視対象者端末1は、監視対象者端末1の制御を行う制御部10を具備する。制御部10は、電池残量情報取得部11、充電検知部12及び送受信部13を具備する。
電池残量情報取得部11は、電源部1Aの電池残量を示す電池残量情報を取得するものである。電池残量情報取得部11は、電源部1Aから継続的に前記電池残量情報を取得する。なお、本明細書において、電源部1Aの電池残量は、満充電時の電池残量を100とし、この満充電時の電池残量を基準として表される。
充電検知部12は、電源部1Aの充電が行われているかどうかを検知するものである。充電検知部12は、外部電源Sから電源部1Aへ電流が流れ始めたことを検知することにより、電源部1Aの充電が開始されたことを検知する。充電検知部12は、電源部1Aの充電が開始されたことを検知すると、その旨を示す充電開始情報を生成する。また、充電検知部12は、外部電源Sから電源部1Aへと流れる電流の停止を検知することにより、電源部1Aの充電が終了されたことを検知する。充電検知部12は、電源部1Aの充電が終了されたことを検知すると、その旨を示す充電終了情報を生成する。なお、本明細書において、前記充電開始情報及び前記充電終了情報をまとめて充電情報ということもある。
送受信部13は、後述するサーバー3とデータを送受信するものである。
監視者端末2は、監視者が使用する端末である。監視者端末2としては、データを送受信可能な端末が用いられ、例えばパーソナルコンピュータや高機能携帯電話端末が用いられる。監視者端末2には、表示部2A及び入力部2Bが備えられる。表示部2Aは、監視者に伝えるための情報や、予め記憶された画面を表示する部分である。表示部2Aとしては、例えば液晶ディスプレイが用いられる。入力部2Bは、監視者が操作を行う部分である。入力部2Bとしては、例えばキーボードやタッチパネルが用いられる。監視者が入力部2Bを操作することにより、監視者端末2にデータが入力される。
監視者端末2は、監視者端末2の制御を行う制御部20を具備する。制御部20は、閾値情報設定部21、判定時刻情報設定部22、表示制御部23及び送受信部24を具備する。
閾値情報設定部21は、監視対象者端末1の(電源部1Aの)充電の要否を判定するための基準となる閾値(電池残量)を設定するものである。前記閾値は、監視者端末2の入力部2Bが操作されることにより設定される。
判定時刻情報設定部22は、後述する充電要否判定部32が監視対象者端末1の充電の要否を判定する判定時刻を設定するものである。前記判定時刻は、監視者端末2の入力部2Bが操作されることにより設定される。
表示制御部23は、監視者に伝えるための情報や、予め記憶された画面を表示部2Aに表示させる制御を行うものである。表示制御部23は、例えば、後述する充電要否判定部32による判定結果を、表示部2Aに表示させる制御を行うことができる。
送受信部24は、後述するサーバー3とデータを送受信するものである。
サーバー3は、監視対象者端末1及び監視者端末2とデータを送受信可能に構成されるものである。サーバー3は、サーバー3の制御を行う制御部30を具備する。制御部30は、電池残量情報蓄積部31、充電要否判定部32、閾値情報格納部33、判定時刻情報格納部34、充電情報格納部35及び送受信部36を具備する。
電池残量情報蓄積部31は、監視対象者端末1の電池残量情報取得部11からの電池残量情報を蓄積するものである。電池残量情報蓄積部31は、電池残量情報取得部11で取得された電池残量情報のうち、後述する充電要否判定部32による充電の要否判定に必要な電池残量情報を読み込んで、当該電池残量情報を蓄積する。
充電要否判定部32は、監視対象者端末1の充電を行う必要があるか否かを判定するものである。この充電の要否判定は、電池残量情報蓄積部31に蓄積された電池残量情報に基づいて行われる。
閾値情報格納部33は、監視者端末2の閾値情報設定部21で設定された閾値を示す閾値情報を格納するものである。
判定時刻情報格納部34は、監視者端末2の判定時刻情報設定部22で設定された判定時刻を示す判定時刻情報を格納するものである。
充電情報格納部35は、監視対象者端末1の充電検知部12で生成された充電情報(充電開始情報及び充電終了情報)を格納するものである。
送受信部36は、監視対象者端末1及び監視者端末2とデータを送受信するものである。
このように構成されたサーバー3の制御部30において、電池残量情報蓄積部31は、判定時刻情報格納部34に格納された判定時刻情報に基づいて、電池残量情報取得部11から前記判定時刻における電源部1Aの電池残量情報を蓄積する。これにより、電池残量情報蓄積部31には、1日ごとに判定時刻における電池残量情報が蓄積される。
また、電池残量情報蓄積部31は、充電情報格納部35に格納された充電情報に基づいて、充電が開始されたときの電源部1Aの電池残量情報と、充電が終了したときの電源部1Aの電池残量情報とを蓄積する。
充電要否判定部32は先ず、電池残量情報蓄積部31に蓄積された電池残量情報の履歴に基づいて、現在(判定時刻)から次の日の判定時刻までに使用されるであろう電池使用量を予測する(この予測される電池使用量を、本明細書において、「予測電池使用量」と称す)。そして、充電要否判定部32は、現在の電池残量と予測電池使用量との比較により、監視対象者端末1の充電を行うべきか否かを判定する。
より詳細には、現在の電池残量と予測電池使用量との差分(現在の電池残量から予測電池使用量を引いた値)が、閾値情報格納部33に格納された閾値以下である場合、充電要否判定部32は、監視対象者端末1の充電が必要であると判定する。一方、現在の電池残量と予測電池使用量との差分が、閾値情報格納部33に格納された閾値よりも大きい場合、充電要否判定部32は、監視対象者端末1の充電が不要であると判定する。充電要否判定部32は、充電が必要であると判定した場合、充電が必要である旨の判定結果を示す充電必要情報を生成する。
以下、電源管理システム100における電池残量情報の蓄積に関する制御について説明する。当該蓄積に関する制御の前提として、予め判定時刻の設定が行われる。
先ず、表示制御部23の制御により、監視者端末2の表示部2Aに、予め監視者端末2に記憶された設定画面が表示される。この設定画面は、監視対象者端末1の充電の要否を判定する判定時刻を設定することができるように構成されている。監視者は、入力部2Bを操作して、判定時刻を入力する。
なお、後述する制御(図3に示すステップS70)において監視対象者端末1の充電が必要であると判定された場合、次に監視対象者端末1が家の外に持ち出されるまでに充電を行う必要がある。このため、判定時刻は、監視対象者(子供)が家におり(監視対象者端末1が家にあり)、且つ、次に監視対象者が外出するまで余裕のある時刻が望ましい。したがって、判定時刻は、監視対象者が就寝する前の時刻とすることが望ましい。本実施形態においては、判定時刻を21時とする。但し、判定時刻は、監視対象者の生活サイクルに応じて決定すればよい。
入力部2Bの操作により、判定時刻情報設定部22に判定時刻情報が設定される。判定時刻情報設定部22に設定された判定時刻情報は、送受信部24を介して、サーバー3の送受信部36に送信される。送受信部36で受信された判定時刻情報は、判定時刻情報格納部34に格納される。
次に、図1及び図2を用いて、電源管理システム100における電池残量情報の蓄積に関する制御の具体的な流れを説明する。
電池残量情報取得部11は、電源部1Aから継続的に電池残量情報を取得している(ステップS10)。電池残量情報蓄積部31は、判定時刻情報格納部34に格納された判定時刻情報を読み込む(ステップS20)。電池残量情報蓄積部31は、判定時刻情報格納部34に格納された判定時刻情報に基づいて、判定時刻(21時)になると、電池残量情報取得部11から判定時刻(21時)における電源部1Aの電池残量情報を蓄積する(ステップS30)。前記ステップS10から前記ステップS30までを繰り返すことにより、電池残量情報蓄積部31には、電池残量情報の履歴(1日ごとの21時における電池残量情報)が蓄積される。
以下、電源管理システム100における充電の要否判定に関する制御について説明する。当該充電の要否判定に関する制御の前提として、予め閾値の設定が行われる。なお、以下においては、前記ステップS10から前記ステップS30までの処理が既になされ、電池残量情報蓄積部31には、過去1ヶ月分の電池残量情報の履歴が蓄積された状態であるとする。
先ず、表示制御部23の制御により、監視者端末2の表示部2Aに、予め監視者端末2に記憶された設定画面が表示される。この設定画面は、監視対象者端末1の充電の要否を判定するための基準となる閾値を設定することができるように構成されている。監視者は、入力部2Bを操作して、閾値を入力する。本実施形態においては、閾値を20とする。
入力部2Bの操作により、閾値情報設定部21に閾値情報が設定される。閾値情報設定部21に設定された閾値情報は、送受信部24を介して、サーバー3の送受信部36に送信される。送受信部36で受信された閾値情報は、閾値情報格納部33に格納される。
次に、図1及び図3を用いて、電源管理システム100における充電の要否判定に関する制御の具体的な流れを説明する。
次いで、判定時刻情報格納部34に格納された判定時刻情報に基づいて、判定時刻(21時)になると、充電要否判定部32は、電池残量情報蓄積部31に蓄積された電池残量情報の履歴に基づいて、過去の1日ごとの電池使用量を算出する(ステップS40)。以下、図4を用いて、過去の1日ごとの電池使用量の算出方法を説明する。
充電の要否判定を行う当日(以下、単に「当日」という)を、例えば或る月の第4週の土曜日とする。電池残量情報蓄積部31に蓄積された監視対象者端末1の電池残量情報のうち、直近の所定の期間(本実施形態においては、当日から4週間前まで)の電池残量情報を用いて、過去の1日ごとの電池使用量を算出する。
先ず、図4(a)に示す如く、当日(第4週の土曜日)の21時における電池残量とその前日(第4週の金曜日)の21時における電池残量との差分から、当日の電池使用量を算出する。本実施形態において、当日の21時における電池残量が40、前日の21時における電池残量が50であるので、前日の21時から当日の21時までの電池使用量は10である。なお、ここでは前日の判定時刻(21時)から当日の判定時刻(21時)までの電池使用量を、当日の電池使用量として取り扱う。
これと同様の方法で、過去1週間の1日の電池使用量を算出する。図4(a)の最下段に示す如く、第4週の電池使用量は、日曜日から土曜日にかけてそれぞれ、30、20、10、20、10、20、10である。なお、第4週の火曜日の電池残量は20、第4週の水曜日の電池残量は80であるので、火曜日の21時から水曜日の21時までの間に充電が行われたと推測される。このような場合、満充電の電池残量(100)と当該水曜日の電池残量(80)との差分を、水曜日の電池使用量とみなして算出する。
このようにして算出した過去1週間の1日の電池使用量の平均値を算出する。本実施形態において、過去1週間の平均電池使用量は17(小数点以下は四捨五入して計算)である。よって、過去1週間の傾向からすると、翌日(第5週の日曜日)に使用されると仮に予測される電池量は17とみることができる。この直近の過去1週間の平均電池使用量を、平均使用量Aとする。
次に、図4(b)に示す如く、予測電池使用量を算出する対象となる日(本実施形態の場合、翌日)と同じ曜日(日曜日)の過去の1日の電池使用量を算出する。図4(b)の最右行に示す如く、過去の日曜日の電池使用量は、第1週から第3週にかけてそれぞれ、20、20、30である。なお、本実施形態においては、判定時刻を21時に設定したため、予測電池使用量を算出する対象となる日は、充電の要否判定日(当日)の翌日となるが、例えば判定時刻を午前2時に設定した場合、予測電池使用量を算出する対象となる日は当日となる。
このようにして算出した過去の日曜日の電池使用量の平均値を算出する。本実施形態において、過去の日曜日の平均電池使用量は23(小数点以下は四捨五入して計算)である。よって、曜日の違いによる傾向からすると、翌日(第5週の日曜日)に使用されると仮に予測される電池量は23とみることができる。この予測電池使用量を算出する対象となる日と同じ曜日の平均電池使用量を、平均使用量Bとする。
このようにして算出した平均使用量A及び平均使用量Bのうち値の大きい方を、現時点から翌日の21時までに使用されると予測される予測電池使用量と設定する(ステップS50)。したがって、本実施形態において、予測電池使用量は23と設定される。平均使用量A及び平均使用量Bのうち値の大きい方を予測電池使用量に採用することで、充電の要否判定において監視対象者端末1の電池残量に余裕を持たせた判定結果とすることができ、ひいては電池切れの発生の可能性を低減できる。
なお、過去の電池使用量の算出時において、平均使用量A又は平均使用量Bのいずれかを無条件に予測電池使用量と設定することもできる。平均使用量Aを予測電池使用量と設定する場合は、最近の電池使用量の傾向を予測電池使用量に反映させることができる点で有利である。また、監視対象者の生活サイクルは、例えば火曜日は習い事がある等、曜日によって異なることが多い。この生活サイクルの違いは、監視対象者端末1の電池使用量にも影響を与えると考えられる。したがって、平均使用量Bを予測電池使用量と設定する場合は、生活サイクルによる電池使用量の傾向を予測電池使用量に反映させることができる点で有利である。
次いで、充電要否判定部32は、閾値情報格納部33に格納された閾値情報を読み込む(ステップS60)。充電要否判定部32は、図2に示す前記ステップS30で取得された当日の21時における(現在の)電池残量と、前記ステップS50で設定された予測電池使用量と、閾値情報格納部33に格納された閾値情報とに基づいて、監視対象者端末1の充電の要否を判定する(ステップS70)。当日の21時における電池残量(40)と予測電池使用量(23)との差分は、17である。ここで、充電要否判定部32は、前記差分が閾値以下である場合、監視対象者端末1の充電が必要であると判定する(ステップS70で「YES」)。本実施形態においては、前記差分(17)が閾値(20)以下であるので、監視対象者端末1の充電が必要であると判定される。一方、前記差分が閾値より大きい場合、監視対象者端末1の充電が不要であると判定する(ステップS70で「NO」)。
充電要否判定部32により、監視対象者端末1の充電が不要であると判定された場合(ステップS70で「NO」)、制御は一旦終了する。
一方、充電要否判定部32は、監視対象者端末1の充電が必要であると判定した場合(ステップS70で「YES」)、充電が必要である旨の判定結果を示す充電必要情報を生成する。充電必要情報は、送受信部36を介して、監視者端末2の送受信部24に送信される(ステップS80)。表示制御部23は、送受信部24で受信された充電必要情報を受けて、監視者端末2の表示部2Aに充電が必要である旨の判定結果を表示させる(ステップS90)。表示部2Aには、例えば、「子供の携帯端末の電池がもうすぐなくなるので充電が必要です」と表示される。これにより、監視者は、監視対象者端末1の充電が必要である旨を知ることができる。
監視者は、監視対象者端末1の充電が必要である旨を知ると、監視対象者に口頭や電話等で、監視対象者端末1を充電するように促す。これを受けて監視対象者は、監視対象者端末1の電源部1Aを外部電源Sに接続し、監視対象者端末1の充電を開始する(ステップS100)。
監視対象者端末1の充電が開始されると、監視対象者端末1の充電検知部12は、外部電源Sと電源部1Aとの間に電流が流れ始めることを検知する。充電検知部12は、前記電流が流れ始めることを検知すると、監視対象者端末1の充電が開始された旨を示す充電開始情報を生成する。充電開始情報は、送受信部13を介して、サーバー3の送受信部36に送信される(ステップS110)。送受信部36で受信された充電開始情報は、監視者端末2の送受信部24に送信される。表示制御部23は、送受信部24で受信された充電開始情報を受けて、監視者端末2の表示部2Aに監視対象者端末1の充電が開始された旨を表示させる(ステップS120)。表示部2Aには、例えば、「子供の携帯端末の充電が開始されました」と表示される。
ここで、制御は一旦終了する。翌日の21時になると、再び前記ステップS40から前記ステップS120までの処理を行う。
このように構成される本実施形態に係る電源管理システム100においては、監視者は、監視対象者端末1の充電の必要性を自動で知ることができる。よって、監視者は、監視対象者端末1の充電が必要であることを知らされると、監視対象者にも監視対象者端末1の充電が必要であることを伝えて、監視対象者に監視対象者端末1を充電するよう促すことができる。
また、監視者は、監視対象者端末1の充電が実際に開始されたかどうかを自動で知ることができる(ステップS120参照)。よって、監視者は、わざわざ監視対象者端末1の充電が行われているかを実際に見て確認する手間を省くことができる。
このように、本実施形態に係る電源管理システム100においては、監視者は、監視対象者端末1の充電の必要性の有無や、充電が必要な場合に実際に充電を開始したかどうか等、監視対象者端末1の充電状況を適宜把握することができる。したがって、監視者は、監視対象者端末1の充電状況を管理することができ、ひいては、監視対象者端末1の電池切れの発生を抑制することができる。
また、本実施形態に係る電源管理システム100は、次の判定時刻までの電池使用量を予測することができるので、監視者は事前に監視対象者に充電を促すことができる。したがって、監視対象者は、監視対象者端末1をすぐに充電できる場所にいないときに、監視対象者端末1の電池残量が残り少なくなって焦る必要がなくなる。
また、前述の如く、本実施形態に係る電源管理システム100においては、監視対象者端末1の過去の実際の使用状況に基づいて、監視対象者端末1の充電の要否を判定している。このため、本実施形態に係る電源管理システム100においては、次の判定時刻までに使用されると予測される電池使用量(予測電池使用量)の精度を向上させることができる。
以上の如く、本実施形態に係る電源管理システム100は、監視対象者が携帯して使用する監視対象者端末1と、監視者が使用する監視者端末2とを具備し、前記監視対象者端末1の電源を管理する電源管理システム100であって、前記監視対象者端末1の電池残量を示す電池残量情報を蓄積する電池残量情報蓄積部31と、前記電池残量情報蓄積部31に蓄積された前記監視対象者端末1の過去の前記電池残量情報に基づいて、現在から或る一定期間後までに使用されるであろう予測電池使用量を算出し、現在の前記電池残量情報と前記予測電池使用量との比較により、充電の要否を判定する充電要否判定部32と、前記充電要否判定部32による判定結果を前記監視者端末2に報知させる表示制御部23(充電要否報知制御部)と、を具備するものである。
このように構成することにより、監視者が、監視対象者端末1を充電する必要があるかどうかを知ることができ、ひいては監視対象者端末1の電池切れの発生を抑制することができる。
また、本実施形態に係る電源管理システム100は、前記監視対象者端末1の充電が開始されたかどうかを検知し、充電開始情報を生成する充電検知部12(充電開始検知部)と、前記充電検知部12により生成された充電開始情報を受けて、前記監視対象者端末1の充電が開始された旨を前記監視者端末2に報知させる表示制御部23(充電開始情報報知制御部)と、を具備するものである。
このように構成することにより、監視者が、監視対象者端末1の充電が開始されたかを容易に知ることができる。
また、前記充電要否判定部32は、或る一日の所定の時刻における前記電池残量とその前日の前記所定の時刻における前記電池残量との差分から前記或る一日の電池使用量を算出することで、過去の1日ごとの電池使用量を算出し、前記過去の1日ごとの電池使用量の平均値を直近の所定の期間において算出し、当該平均値を前記予測電池使用量と設定し、現在の前記電池残量と前記予測電池使用量との差分が、設定された閾値以下である場合、充電が必要であると判定し、現在の前記電池残量と前記予測電池使用量との差分が、設定された閾値よりも大きい場合、充電が不要であると判定するものである。
このように構成することにより、最近の電池使用量の傾向を予測電池使用量に反映させることができる。
また、前記充電要否判定部32は、或る一日の所定の時刻における前記電池残量とその前日の前記所定の時刻における前記電池残量との差分から前記或る一日の電池使用量を算出することで、過去の1日ごとの電池使用量を算出し、前記予測電池使用量を算出する対象となる日と同じ曜日の前記過去の1日ごとの電池使用量の平均値を所定の期間において算出し、当該平均値を前記予測電池使用量と設定し、現在の前記電池残量と前記予測電池使用量との差分が、設定された閾値以下である場合、充電が必要であると判定し、現在の前記電池残量と前記予測電池使用量との差分が、設定された閾値よりも大きい場合、充電が不要であると判定するものである。
このように構成することにより、生活サイクルによる電池使用量の傾向を予測電池使用量に反映させることができる。
また、前記充電要否判定部32は、或る一日の所定の時刻における前記電池残量とその前日の前記所定の時刻における前記電池残量との差分から前記或る一日の電池使用量を算出することで、過去の1日ごとの電池使用量を算出し、前記過去の1日ごとの電池使用量の平均値を直近の所定の期間において算出し、当該平均値を平均使用量A(第一の値)と設定し、前記予測電池使用量を算出する対象となる日と同じ曜日の前記過去の1日ごとの電池使用量の平均値を所定の期間において算出し、当該平均値を平均使用量B(第二の値)と設定し、前記平均使用量A及び前記平均使用量Bのうち値が大きい方を前記予測電池使用量と設定し、現在の前記電池残量と前記予測電池使用量との差分が、設定された閾値以下である場合、充電が必要であると判定し、現在の前記電池残量と前記予測電池使用量との差分が、設定された閾値よりも大きい場合、充電が不要であると判定するものである。
このように構成することにより、予測電池使用量の信頼性を向上させることができる。
なお、本実施形態に係る表示制御部23は、本発明に係る充電要否報知制御部及び充電開始情報報知制御部の一形態である。
また、本実施形態に係る充電検知部12は、本発明に係る充電開始検知部の一形態である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、本実施形態においては、制御部10は監視対象者端末1に、制御部20は監視者端末2に、制御部30はサーバー3に具備されるものとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。制御部10・20・30の各構成要素は、本発明の効果を奏することができる限り、監視対象者端末1、監視者端末2及びサーバー3のいずれに具備されるものであってもよい。
また、本実施形態においては、電池残量情報取得部11は、監視対象者端末1の(電源部1Aの)電池残量情報を継続的に取得するものとしたが、電池残量情報を定期的に取得するものであってもよい。
また、本実施形態においては、電池残量情報蓄積部31は、監視対象者端末1の充電の要否判定の判定時刻に電池残量情報を蓄積するものとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。電池残量情報蓄積部31は、判定時刻と異なる時刻に電池残量情報を蓄積するものとしてもよい。
また、本実施形態においては、電池残量情報蓄積部31には、過去1ヶ月分の電池残量情報の履歴が蓄積されるものとしたが、電池残量情報の履歴の期間はこれに限定されるものではない。電池残量情報の履歴の期間は、充電要否判定部32による充電の要否判定の正確性を向上させるために、例えば数ヶ月であってもよい。
また、本実施形態においては、監視者端末2の表示部2Aに充電開始情報及び充電必要情報を表示させることにより、監視対象者端末1の充電が開始された旨や充電が必要である旨を報知するものとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。監視者への報知手段は、例えば、音声やバイブレーションによるものであってもよい。これに伴い、本発明に係る充電要否報知制御部及び充電開始情報報知制御部は、音声出力手段、又はバイブレーション出力手段を制御するものであってもよい。
また、本実施形態においては、充電要否判定部32によって監視対象者端末1の充電が必要であると判定された場合、充電必要情報は監視者端末2のみに送信されるものとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。充電必要情報は、監視者端末2だけでなく監視対象者端末1にも送信されてもよい。これにより、充電が必要である旨を監視対象者に報知することができ、ひいては、監視対象者は、監視者によって口頭や電話等で充電を促される前に、監視対象者端末1の充電を開始することができる。また、表示や音声、バイブレーション等の報知手段で監視対象者端末1に充電が必要である旨を報知する場合、監視対象者端末1の充電が開始されるまで、当該報知手段が停止しないように構成してもよい。これにより、監視対象者に半強制的に充電を開始させることができる。
また、本実施形態においては、充電要否判定部32は、1日ごとに充電の要否の判定を行っているが、判定と次の判定との間の間隔は、限定されるものではなく、例えば1日おきであってもよい。
また、監視者端末2は、電池残量情報蓄積部31に蓄積された電池残量情報から、監視対象者端末1の電池残量を常に確認することができるように構成されてもよい。
また、本実施形態においては、表示制御部23及び表示部2Aにより、監視対象者端末1の充電が開始された旨を監視者に報知するものとしたが、監視対象者端末1の充電が終了された旨を監視者に報知するものとすることも可能である。
また、本実施形態においては、充電要否判定部32は、過去の1日ごとの電池使用量を算出する際に、当日の電池残量が前日の電池残量よりも大きい場合は、満充電の電池残量と当日の電池残量との差分を、当日の電池使用量とみなして算出したが、本発明はこれに限定されるものではない。以下では、図1及び図5を参照して、本発明の第二実施形態に係る電源管理システム100における電池残量情報の蓄積に関する制御の流れを説明する。
図5に示す第二実施形態に係る電源管理システム100における電池残量情報の蓄積に関する制御の流れが、第一実施形態に係る電源管理システム100における電池残量情報の蓄積に関する制御の流れ(図2参照)と異なる点は、前日の21時から当日の21時までの間に充電が行われた場合における電池残量情報の取得に関する点である。以下では、第一実施形態と異なるステップについてのみ説明する。
前日の21時から当日の21時までの間に監視対象者端末1の充電が開始される(ステップS31)と、監視対象者端末1の充電検知部12は、外部電源Sと電源部1Aとの間に電流が流れ始めたことを検知する。充電検知部12は、前記電流が流れ始めたことを検知すると、監視対象者端末1の充電が開始された旨を示す充電開始情報を生成する。充電開始情報は、送受信部13を介して、サーバー3の送受信部36に送信される(ステップS32)。送受信部36で受信された充電開始情報は、監視者端末2の送受信部24に送信される。表示制御部23は、送受信部24で受信された充電開始情報を受けて、監視者端末2の表示部2Aに監視対象者端末1の充電が開始された旨を表示させる(ステップS33)。
また、送受信部36で受信された充電開始情報は、充電情報格納部35に格納される。電池残量情報蓄積部31は、充電情報格納部35に格納された充電開始情報に基づいて、充電開始時の電池残量情報を取得する(ステップS34)。
監視対象者端末1の充電が終了する(ステップS35)と、充電検知部12は、監視対象者端末1の充電が終了した旨を示す充電終了情報を生成する。充電終了情報は、送受信部13を介して、サーバー3の送受信部36に送信される。送受信部36で受信された充電終了情報は、充電情報格納部35に格納される(ステップS36)。電池残量情報蓄積部31は、充電情報格納部35に格納された充電終了情報に基づいて、充電終了時の電池残量情報を取得する(ステップS37)。なお、前日の21時から当日の21時までの間に複数回監視対象者端末1の充電が行われた場合、その都度前記ステップS31から前記ステップS37までが行われる。
当日の21時になると、電池残量情報蓄積部31は、判定時刻情報格納部34に格納された判定時刻情報(前記ステップS20参照)に基づいて、電池残量情報取得部11から電源部1Aの21時における電池残量情報を取得する(ステップS38)。前記ステップS31から前記ステップS38までを繰り返すことにより、電池残量情報蓄積部31には、電池残量情報の履歴(1日ごとの充電開始時、充電終了時及び21時における電池残量情報)が蓄積される。
以下、図6を参照して、過去の1日ごとの電池使用量を算出するステップ(前記ステップS40)において、第二実施形態における監視対象者端末1の充電が行われた日の電池使用量の算出方法について説明する。なお、図6に示すグラフは、前日の21時から当日の21時までの時刻と電池残量の関係の一例を示している。
図6に示す如く、前日の21時から当日の8時まで(期間A)充電を行い、さらに当日の14時から17時まで(期間C)充電を行っているとする。当日の8時から14時まで(期間B)及び当日の17時から21時まで(期間D)においては、充電は行われていない。前日の21時、当日の8時、14時、17時及び21時の電池残量はそれぞれ、20、90、60、80、70である。前記時刻における電池残量は、前述の如く、電池残量情報蓄積部31が、充電開始情報及び充電終了情報に基づいて電池残量情報取得部11から取得したものである。
このような場合において、当日の電池使用量(前日の21時から当日の21時までの電池使用量)は、充電が行われていない期間の最初の電池残量情報と最後の電池残量情報との差分に基づいて算出される。具体的には、当日の8時から14時まで(期間B)において、8時の電池残量は90、14時の電池残量は60であるので、期間Bにおける電池使用量は30である。また、当日の17時から21時まで(期間D)において、17時の電池残量は80、21時の電池残量は70であるので、期間Dにおける電池使用量は10である。当日の電池使用量は、期間Bの電池使用量と期間Dの電池使用量との合計により算出される。よって、当日の電池使用量は40である。なお、前日の判定時刻(21時)に充電が開始されていない場合、「充電が行われていない期間の最初の電池残量情報」は、前日の21時の電池残量情報である。
このように、充電開始時と充電終了時の電池残量を用いて1日の電池使用量を算出することにより、実際の電池使用量を得ることができる。したがって、予測電池使用量の精度を向上させることができ、ひいては、充電要否判定部32による充電の要否判定の信頼性を向上させることができる。
以上の如く、第二実施形態に係る電源管理システム100において、前記充電要否判定部32は、前記前日の前記所定の時刻から前記或る日の前記所定の時刻までの間に、前記監視対象者端末1の充電が行われた場合、充電が行われていない期間の最初の前記電池残量情報と前記充電が行われていない期間の最後の前記電池残量情報との差分に基づいて、前記過去の1日ごとの電池使用量を算出するものである。
このように構成することにより、予測電池使用量の精度を向上させることができる。
以上、本発明の第二実施形態を説明したが、充電が行われた場合の電池使用量の算出方法は、上記方法に限定されるものではなく、実際の電池使用量が算出される方法であればよい。
1 監視対象者端末
2 監視者端末
3 サーバー
12 充電開始検知部
23 表示制御部(充電要否報知制御部/充電開始情報報知制御部)
31 電池残量情報蓄積部
32 充電要否判定部
100 電源管理システム

Claims (6)

  1. 監視対象者が携帯して使用する監視対象者端末と、監視者が使用する監視者端末とを具備し、前記監視対象者端末の電源を管理する電源管理システムであって、
    前記監視対象者端末の電池残量を示す電池残量情報を蓄積する電池残量情報蓄積部と、
    前記電池残量情報蓄積部に蓄積された前記監視対象者端末の過去の前記電池残量情報に基づいて、現在から或る一定期間後までに使用されるであろう予測電池使用量を算出し、現在の前記電池残量情報と前記予測電池使用量との比較により、充電の要否を判定する充電要否判定部と、
    前記充電要否判定部による判定結果を前記監視者端末に報知させる充電要否報知制御部と、
    を具備する電源管理システム。
  2. 前記監視対象者端末の充電が開始されたかどうかを検知し、充電開始情報を生成する充電開始検知部と、
    前記充電開始検知部により生成された充電開始情報を受けて、前記監視対象者端末の充電が開始された旨を前記監視者端末に報知させる充電開始情報報知制御部と、
    を具備する、
    請求項1に記載の電源管理システム。
  3. 前記充電要否判定部は、
    或る一日の所定の時刻における前記電池残量とその前日の前記所定の時刻における前記電池残量との差分から前記或る一日の電池使用量を算出することで、過去の1日ごとの電池使用量を算出し、
    前記過去の1日ごとの電池使用量の平均値を直近の所定の期間において算出し、当該平均値を前記予測電池使用量と設定し、
    現在の前記電池残量と前記予測電池使用量との差分が、設定された閾値以下である場合、充電が必要であると判定し、
    現在の前記電池残量と前記予測電池使用量との差分が、設定された閾値よりも大きい場合、充電が不要であると判定する、
    請求項1又は請求項2に記載の電源管理システム。
  4. 前記充電要否判定部は、
    或る一日の所定の時刻における前記電池残量とその前日の前記所定の時刻における前記電池残量との差分から前記或る一日の電池使用量を算出することで、過去の1日ごとの電池使用量を算出し、
    前記予測電池使用量を算出する対象となる日と同じ曜日の前記過去の1日ごとの電池使用量の平均値を所定の期間において算出し、当該平均値を前記予測電池使用量と設定し、
    現在の前記電池残量と前記予測電池使用量との差分が、設定された閾値以下である場合、充電が必要であると判定し、
    現在の前記電池残量と前記予測電池使用量との差分が、設定された閾値よりも大きい場合、充電が不要であると判定する、
    請求項1又は請求項2に記載の電源管理システム。
  5. 前記充電要否判定部は、
    或る一日の所定の時刻における前記電池残量とその前日の前記所定の時刻における前記電池残量との差分から前記或る一日の電池使用量を算出することで、過去の1日ごとの電池使用量を算出し、
    前記過去の1日ごとの電池使用量の平均値を直近の所定の期間において算出し、当該平均値を第一の値と設定し、
    前記予測電池使用量を算出する対象となる日と同じ曜日の前記過去の1日ごとの電池使用量の平均値を所定の期間において算出し、当該平均値を第二の値と設定し、
    前記第一の値及び前記第二の値のうち値が大きい方を前記予測電池使用量と設定し、
    現在の前記電池残量と前記予測電池使用量との差分が、設定された閾値以下である場合、充電が必要であると判定し、
    現在の前記電池残量と前記予測電池使用量との差分が、設定された閾値よりも大きい場合、充電が不要であると判定する、
    請求項1又は請求項2に記載の電源管理システム。
  6. 前記充電要否判定部は、
    前記前日の前記所定の時刻から前記或る日の前記所定の時刻までの間に、前記監視対象者端末の充電が行われた場合、充電が行われていない期間の最初の前記電池残量情報と前記充電が行われていない期間の最後の前記電池残量情報との差分に基づいて、前記過去の1日ごとの電池使用量を算出する、
    請求項3から請求項5までのいずれか一項に記載の電源管理システム。
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