JP2017014120A - 化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】保湿効果が高く、べたつき感やぬるつき感、きしみ感のない、使用感に優れた保湿性化粧料を提供することを課題とする。【解決手段】保湿剤とトリプロピレングリコールを含有する化粧料。【選択図】なし

Description

本発明は、使用感に優れた保湿化粧料に関する。
化粧品の使用目的の一つは、皮膚の乾燥を防ぎ、皮膚表面の水分を調節し、皮膚にしっとり感を与えることである。このため、化粧品には保湿剤として種々の成分が添加される。保湿剤として通常用いられるものとしては、グリセリンや1,3−ブチレングリコール、ソルビトールなどの多価アルコール、アミノ酸や有機酸、ヒアルロン酸などの生体系保湿成分がある。これらの保湿剤は、保湿効果と同時に皮膚にべたつくような不快な感触を与える。このため、これらの保湿剤を配合する場合、べたついた使用感とならないように様々な技術が提案されている。また、保湿剤は、べたつき感以外にもぬるつき感やきしみ感など不快な使用感を与えることも指摘されている。
例えば、特許文献1には、一般的な保湿剤を、外用組成物に多量に配合すると、得られる外用組成物は、皮膚の保湿効果に優れるものの、べたついた使用感を生じるが、炭素原子数が4〜6の糖アルコールとシリコーン油とを配合すると、得られる水中油型の外用組成物は、一般的な保湿剤やムコ多糖類を単に配合して得た外用組成物よりも、皮膚に対する保湿効果に優れ、べたついた使用感のない外用組成物となることが開示されている。
また、特許文献2には、低級アルコールとカチオン性殺菌剤と湿潤剤とを含有する消毒用組成物において、特定の構造を有する環状または鎖状シリコーンおよび/またはIOB値(無機性値及び有機性値の比)が0.22〜0.85の多価アルコール脂肪酸エステルを配合すると、グリセリンのべたつきが抑えられることが開示されている。
特開2001−354510号公報 特開平7−165571号公報
本発明は、保湿効果が高く、べたつき感やぬるつき感、きしみ感のない、使用感に優れた保湿化粧料を提供することを課題とする。
本発明者は、保湿剤を含む化粧料にトリプロピレングリコールを配合すると、保湿剤に起因するべたつき感やきしみ感等の不快な使用感を低減した優れた化粧料が得られることを見いだした。また、一般に保湿剤の配合量を減らしてべたつき感を抑制すると保湿効果が低下するが、トリプロピレングリコールの添加によって保湿効果の低下を引き起こすことなく、保湿剤に由来する特有のべたつき感、ぬるつき感、きしみ感が抑制されることを見いだした。本発明は、これらの知見に基づき、新たな化粧料を提案するものである。
本発明の主な構成は、次のとおりである。
(1)保湿剤とトリプロピレングリコールを含有する化粧料。
(2)保湿剤が多価アルコール、糖アルコール、単糖、ムコ多糖類、コラーゲン、有機酸、アミノ酸から選ばれる一種以上である(1)に記載の化粧料。
(3)多価アルコールがグリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、1,3−ブチレングリコールから選択されるいずれか1種以上の物質であり、糖アルコールがソルビトール、マルチトール、マンニトールから選択されるいずれか1種以上の物質であり、単糖がブドウ糖である(2)に記載の化粧料。
(4)保湿剤とトリプロピレングリコールの合計量が10〜30質量%である(1)に記載の化粧料。
(5)保湿剤とトリプロピレングリコールの配合比率が1:1〜10:1である(1)に記載の化粧料。
(6)グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン及び1,3−ブチレングリコールから選ばれる1種以上とトリプロピレングリコールを含有する保湿化粧料。
本発明の構成をとることで、保湿剤に起因するべたつき感やぬるつき感、きしみ感を低減し、使用感の優れた、保湿化粧料を提供できる。
本発明は、保湿剤とトリプロピレングリコールを含有する化粧料に関する。
本発明の化粧料の成分について説明する。
<保湿剤>
本発明に用いる保湿剤とは、化粧品として必要な皮膚の保湿機能(湿潤機能)を有する物質であればよい。このような物質としては、多価アルコールや保湿効果を有する各種物質が利用可能である。また、多価アルコール以外の保湿効果を有する物質としては、糖アルコール、単糖、ムコ多糖類、コラーゲン、有機酸、アミノ酸を例示できる。
多価アルコールとしては、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、メチルグルセス、トレハロース、1,3−ブチレングリコール、1,2−ペンタンジオール等、糖アルコールとしてはソルビトール、マルチトール、マンニトール等、単糖としてはブドウ糖が例示できる。
中でもグリセリンは、化粧品の原料として広く普及している。グリセリンは、ミヨシ油脂(株)社製の化粧品用濃グリセリン、新日本理化(株)社製の局方濃グリセリン、花王(株)社製の濃グリセリン等を使用することができる。ジグリセリンは、日油(株)社製のユニグリーG−2、坂本薬品工業(株)社製のジグリセリン801を使用することができる。ポリグリセリンは、坂本薬品工業(株)社製のPGL#250、PGL#350等を使用できる。ポリグリセリンPGL#250は、トリグリセリンを35〜55質量%含有するポリグリセリンであり、ポリグリセリンPGL#350は、テトラグリセリンを20〜40質量%含有するポリグリセリンである。ソルビトールは、三菱商事フードテック(株)社製のソルビットD−70等を使用できる。ソルビットD−70は、ソルビトール70質量%と水30質量%から成る混合原料である。1,3−ブチレングリコールは、ダイセル化学工業(株)社製の1,3−ブチレングリコール、KHネオケム(株)社製の1,3−ブチレングリコールを使用することができる。
ムコ多糖類としては、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム、アセチル化ヒアルロン酸が使用できる。
有機酸としては、乳酸、乳酸ナトリウム、クエン酸、クエン酸ナトリウムを使用することができる。
アミノ酸としては、バリン、ロイシン、イソロイシン、トレオニン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、リジン、グリシン、アラニン、アスパラギン、グルタミン、セリン、システイン、シスチン、チロシン、プロリン、ヒドロキシプロリン、アスパラギン酸、グルタミン酸、ヒドロキシリジン、アルギニン、オルニチン、ヒスチジンを例示できる。
また、ここには例示しないが、上記以外の保湿機能を有する物質についても、化粧品原料として提供されているものや、化粧品としての成分規格や安全性が満たされているものであれば本発明に使用できる。
本発明における保湿剤の配合量は、通常化粧品に、化粧品の種類や形態に応じて適切な量を配合する。
<トリプロピレングリコール>
トリプロピレングリコールは、プロピレンオキサイド水和反応によりプロピレングリコールが製造されるときの副生物として製造され、ポリエステル樹脂の中間原料、水溶性油剤やインキの溶剤として使用されている。本発明に使用する場合は、化粧料として用いることのできる安全性を有するものであれば使用することができる。このようなトリプロピレングリコールとしては、旭硝子(株)社製の「トリプロピレングリコール」を例示することができる。
本発明の化粧料は、保湿剤とトリプロピレングリコールを含有することで、保湿剤に由来するべたつき感、ぬるつき感、きしみ感などの不快な使用感を低減した保湿化粧料となる。保湿剤とトリプロピレングリコールの合計量として、化粧料全質量当たり1〜30質量%、特に好ましくは10〜30質量%配合することが好ましい。また、保湿剤とトリプロピレングリコールの合計量が1質量%に満たないと、保湿効果が不十分になる恐れがあり、30質量%を超えるとべたつき感が生じる恐れがある。
また、保湿剤とトリプロピレングリコールの配合比率が1:1〜10:1となるように配合すると好ましい。
本発明の化粧料には、本発明の効果を損なわない範囲で、油剤として植物油のような油脂類、炭化水素油、高級脂肪酸、高級アルコール、シリコーンを配合できる。また界面活性剤として、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤を配合できる。さらに、防腐剤、金属イオン封鎖剤、増粘剤、粉体成分、紫外線吸収剤、紫外線遮断剤、香料、pH調整剤等を含有させることができる。
また、ビタミン類、皮膚賦活剤、血行促進剤、常在菌コントロール剤、活性酸素消去剤、抗炎症剤、抗癌剤、美白剤、殺菌剤等の他の薬効成分、生理活性成分を含有させることもできる。
油脂類としては、例えばツバキ油、月見草油、マカデミアナッツ油、オリーブ油、ナタネ油、トウモロコシ油、ゴマ油、ホホバ油、胚芽油、小麦胚芽油、トリオクタン酸グリセリン等の液体油脂、カカオ脂、ヤシ油、硬化ヤシ油、パーム油、パーム核油、モクロウ、モクロウ核油、硬化油、硬化ヒマシ油等の固体油脂、ミツロウ、キャンデリラロウ、綿ロウ、ヌカロウ、ラノリン、酢酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ等のロウ類が挙げられる。
炭化水素油としては、流動パラフィン、スクワレン、スクワラン、マイクロクリスタリンワックス等が挙げられる。
高級脂肪酸としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、ドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコサペンタエン酸(EPA)等が挙げられる。
高級アルコールとしては、ラウリルアルコール、ステアリルアルコール、セチルアルコール、セトステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の直鎖アルコール、モノステアリルグリセリンエーテル、ラノリンアルコール、オクチルドデカノール等の分枝鎖アルコール等が挙げられる。
また、コレステロール、フィトステロールなどのステロール類も使用可能である。
シリコーンとしては、鎖状ポリシロキサンのジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、環状ポリシロキサンのデカメチルシクロペンタシロキサン等が挙げられる。
アニオン界面活性剤としては、ラウリン酸ナトリウム等の脂肪酸塩、ラウリル硫酸ナトリウム等の高級アルキル硫酸エステル塩、POEラウリル硫酸トリエタノールアミン等のアルキルエーテル硫酸エステル塩、N−アシルサルコシン酸、スルホコハク酸塩、N−アシルアミノ酸塩等が挙げられる。
カチオン界面活性剤としては、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム等のアルキルトリメチルアンモニウム塩、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、アルキルベタイン、アミドベタイン等のベタイン系界面活性剤等が挙げられる。
非イオン界面活性剤としては、ソルビタンモノオレエート等のソルビタン脂肪酸エステル類、硬化ヒマシ油誘導体が挙げられる。
防腐剤としては、メチルパラベン、エチルパラベン等が挙げられる。
金属イオン封鎖剤としては、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム、エデト酸、エデト酸ナトリウム塩等のエデト酸塩が挙げられる。
増粘剤としては、水溶性高分子物質を配合することができる。このような水溶性高分子物質としては、天然高分子、半合成高分子、合成高分子のいずれでもよい。天然高分子としては、トラガントガム、カラヤガム、キサンタンガム、グアガム、カチオン化グアガム、アニオン化グアガム、タラガム、アラビアガム、タマリンドガム、ジュランガム、ローカストビーンガム、カラギーナン、クインスシード、デキストラン等が例示できる。半合成高分子としては、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カチオン化セルロース、アルギン酸プロピレングリコールエステル、アルギン酸ナトリウム、ベントナイト等が例示できる。合成高分子としては、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ジアルキルポリエチレングリコール、ポリオキシエチレンジオレイン酸メチルグルコシド、ポリエチレングリコール、ジステアリン酸ポリエチレングリコール、合成スメクタイト等が挙げられる。
紫外線吸収剤としては、パラアミノ安息香酸、サリチル酸フェニル、パラメトキシケイ皮酸イソプロピル、パラメトキシケイ皮酸オクチル、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン等が挙げられる。
薬効成分としては、ビタミンA油、レチノール等のビタミンA類、リボフラビン等のビタミンB2類、ピリドキシン塩酸塩等のB6類、L−アスコルビン酸、L−アスコルビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸モノパルミチン酸エステル、L−アスコルビン酸ジパルミチン酸エステル、L−アスコルビン酸−2−グルコシド等のビタミンC類、パントテン酸カルシウム等のパントテン酸類、ビタミンD2、コレカルシフェロール等のビタミンD類;α−トコフェロール、酢酸トコフェロール、ニコチン酸DL−α−トコフェロール等のビタミンE類等のビタミン類が挙げられる。
また、その他の薬効成分としては、プラセンタエキス、グルタチオン、ユキノシタ抽出物等の美白剤、ローヤルゼリー等の皮膚賦活剤、カプサイシン、ジンゲロン、カンタリスチンキ、イクタモール、カフェイン、タンニン酸γ−オリザノール等の血行促進剤、グリチルリチン酸誘導体、グリチルレチン酸誘導体、アズレン等の消炎剤、アルギニン、セリン、ロイシン、トリプトファン等のアミノ酸類、常在菌コントロール剤のマルトースショ糖縮合物、塩化リゾチーム等が挙げられる。
さらに、カミツレエキス、パセリエキス、ワイン酵母エキス、グレープフルーツエキス、スイカズラエキス、コメエキス、ブドウエキス、ホップエキス、コメヌカエキス、ビワエキス、オウバクエキス、ヨクイニンエキス、センブリエキス、メリロートエキス、バーチエキス、カンゾウエキス、シャクヤクエキス、サボンソウエキス、ヘチマエキス、トウガラシエキス、レモンエキス、ゲンチアナエキス、シソエキス、アロエエキス、ローズマリーエキス、セージエキス、タイムエキス、茶エキス、海藻エキス、キューカンバーエキス、チョウジエキス、ニンジンエキス、マロニエエキス、ハマメリスエキス、クワエキス等の各種抽出物を配合してもよい。
本発明の化粧料は、化粧水、乳液、クリーム、ジェル、パック、マスク等の皮膚化粧料、あるいは、シャンプー、リンス、育毛剤等の頭髪化粧料とすることができる。また、日焼け止め化粧料、メイクアップ化粧料や、入浴剤の形態とすることもできる。さらに、医療用成分を配合した医薬品、医薬部外品とすることもできる。
本発明の化粧料は常法により製造することができる。
以下に試験例、実施例、比較例を示し、本発明の作用効果について説明する。

官能評価試験
試験試料または化粧料を熟練した専門の官能評価員10名に対し、上腕内側部に塗布し、べたつき感、ぬるつき感、肌への馴染み感、馴染んだ後の指どまり(きしみ感)の官能評価項目について評価した。下記の基準により3段階評価とした。

[べたつき感]
○:10名中7名以上が、べたつき感がないと評価した
△:10名中3〜6名が、べたつき感がないと評価した
×:べたつき感がないとする評価が2名以下

[ぬるつき感]
○:10名中7名以上がぬるつき感がないと評価した
△:10名中3〜6名がぬるつき感がないと評価した
×:ぬるつき感がないとする評価が2名以下

[肌への馴染み感]
○:10名中7名以上が肌への馴染みが良いと評価した
△:10名中3〜6名が肌への馴染みが良いと評価した
×:肌への馴染みが良いとする評価が2名以下

[肌へ馴染んだ後の指どまり(きしみ感)]
○:10名中7名以上が肌へ馴染んだ後のきしみ感がないと評価した
△:10名中3〜6名が肌へ馴染んだ後のきしみ感がないと評価した
×:肌へ馴染んだ後のきしみ感がないとする評価が2名以下
前記した「べたつき感」、「ぬるつき感」、「肌への馴染み感」、「きしみ感」は、いずれも化粧料を肌に塗布する際の主要な官能評価項目であるが、一般的に、保湿化粧料を求める消費者は、目的とする皮膚の「保湿効果」を非常に重視するため、保湿剤に起因する「べたつき感」や「ぬるつき感」が多少生じてもその好ましくない使用感を許容する傾向が見られる。一方、「きしみ感」は許容されない不快な使用感であり、化粧品の処方設計者が最も注意を払う官能評価項目である。
(1)トリプロピレングリコール及び各種保湿剤をそれぞれ水溶液としたときの官能評価試験
トリプロピレングリコール及びグリセリンをはじめとする多価アルコール等の保湿剤をそれぞれ10質量%濃度の水溶液となるように調製した(つまり、ソルビトール(70%)では14.28質量%、マルチトール(75%)では13.33質量%含有となる)。この濃度は、化粧水に保湿剤として配合される濃度を参考に決定した。各水溶液を皮膚に塗布し、官能評価を行った。
試験結果を表1に示す。
Figure 2017014120
10質量%のトリプロピレングリコール水溶液、及び10質量%の保湿剤含有水溶液も、上記の官能評価項目を、すべて満足したものはなかった。トリプロピレングリコールのみが、「きしみ感」が△の評価で、その他の項目が〇の評価であった。また、1,2−ペンタンジオールは、「きしみ感」が×の評価であり、その他の項目が〇の評価であった。この試験結果から、トリプロピレングリコール及び各種保湿剤は、保湿効果を期待できる濃度では、肌に塗布した時の使用感があまり好ましいものではないことが分かった。
(2)トリプロピレングリコールと各種保湿剤を組み合わせて配合した水溶液の官能評価試験
トリプロピレングリコール1〜5質量%と保湿剤を5〜10質量%配合した水溶液(保湿化粧料の基礎配合)を調製し(実施例1〜17)、同様に官能評価を行った。保湿剤は、(1)の試験でべたつきがあると評価されたグリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、1,3−ブチレングリコール、ソルビトール(70%)、マルチトール(75%)、無水結晶ブドウ糖と、マンニトールを選択した。実施例1〜9はトリプロピレングリコール5質量%、各保湿剤5質量%の濃度とした。また実施例10はトリプロピレングリコール5質量%、マンニトール10質量%とした。実施例11は、トリプロピレングリコール1質量%、グリセリン9質量%、実施例12はトリプロピレングリコール2質量%、グリセリン8質量%とした。実施例13〜17は、トリプロピレングリコール5質量%とし、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン2種、1,3−ブチレングリコールをそれぞれ10質量%配合している。各実施例の配合量の一覧及び官能評価結果を下記の表2に示す。
Figure 2017014120
前述の表1で示しているが、各種保湿剤は、保湿効果を期待できる濃度で単独配合した水溶液では、肌に塗布するとあまり好ましい使用感ではなく官能評価試験結果に「×」の評価が多くみられた。しかし、表2に示すとおり、トリプロピレングリコールと各種保湿剤を組み合わせることで殆ど全ての官能評価項目で、評価は○に改善した。
表2において、保湿化粧料の処方設計において最も重要視される官能評価項目である「肌に馴染んだ後の指どまり(きしみ感)」に注目すると、実施例7〜9のトリプロピレングリコールと、ソルビトール、マルチトールおよび無水結晶ブドウ糖のいずれかを保湿剤として組み合わせた水溶液の、「肌に馴染んだ後の指どまり(きしみ感)」の評価は△であった。トリプロピレングリコールと、保湿剤としてマンニトールを組み合わせた実施例6、10の水溶液では、マンニトールが5質量%の時(実施例6)は「肌に馴染んだ後の指どまり(きしみ感)」の評価は○であり、マンニトールが10質量%の時(実施例10)は「肌に馴染んだ後の指どまり(きしみ感)」の評価は△であった。
一方、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリンおよび1,3−ブチレングリコールについては、トリプロピレングリコールと組み合わせることで、5質量%から10質量%と保湿剤の配合量を増やしても「肌に馴染んだ後の指どまり(きしみ感)」の評価は○であった(実施例13〜17)。トリプロピレングリコールを組み合わせて配合することが、保湿剤を多く配合する保湿化粧料の処方設計において、とても有効であることが分かった。
また、実施例13〜17のトリプロピレングリコールと、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン2種および1,3−ブチレングリコールのいずれかを保湿剤として10質量%配合したときに、「べたつき感」、「ぬるつき感」、「肌への馴染み感」のいずれかの項目に△の評価があるが、これらの保湿剤はいずれも10質量%水溶液の場合にほぼ全て「×」の評価であったことから、トリプロピレングリコールを5質量%組み合わせて配合することで明らかに使用感が改善されたことがわかる。
また、前述したとおり、保湿効果が最重要視される保湿化粧料において「べたつき感」、「ぬるつき感」、「肌への馴染み感の悪さ」は、「きしみ感」よりは許容される官能評価項目であることを考慮すると、保湿剤を10質量%(トリプロピレングリコールと保湿剤の合計量で10〜15質量%)と多く配合した化粧料(実施例13〜17)において、「べたつき感」、「ぬるつき感」、「肌への馴染み感」の評価結果は△ではあるが、おおむね良好な使用感が得られていると判断できる。
また、グリセリンについては、様々な濃度で試験しているが、トリプロピレングリコールを併用すると、グリセリン(9質量%配合)の時にトリプロピレングリコール1質量%の配合で、べたつき感、ぬるつき感、肌へのなじみ感、きしみ感を改善することがわかった(実施例11参照)。このことから、トリプロピレングリコールと保湿剤の配合量は、化粧料に配合する保湿剤に対して10質量%以上配合することでその効果を発揮するものと推定される。
以上のとおり、表1、表2の評価試験を対比してみることで、保湿剤単独では肌に対するべたつき感、ぬるつき感、肌への馴染み感、馴染んだ後の指どまり(きしみ感)が不良であったが、トリプロピレングリコールと併用することでこれらの使用感はいずれも改善されることが分かった。
また、官能評価試験において、官能評価員からは、トリプロピレングリコールの配合量が増えるにしたがって、肌がつるつるするという良好な感触が得られたとのコメントがあった。
(3)各種保湿剤を2種組み合わせて配合した水溶液の官能評価試験
トリプロピレングリコールと、各種保湿剤とを組み合わせると、優れた使用感になることを確認するため、(1)の試験で使用した保湿剤であるジプロピレングリコール、1,2−ペンタンジオール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリンから2種を選択し、それぞれ5質量%ずつ配合した水溶液(保湿剤の合計量は10質量%になる)を調製し(比較例1〜12)、同様にして官能評価を行った。
配合の組み合わせ及び官能評価結果を表3に示す。
Figure 2017014120
表3に示すように、保湿剤を2種選択して組み合わせても、べたつき感、ぬるつき感、肌への馴染み感、肌に馴染んだ後の指どまり(きしみ感)をすべて改善することはできず、「×」評価が残る結果であった。
保湿化粧料の処方設計において最も重要視される官能評価項目「肌に馴染んだ後の指どまり(きしみ感)」に着目すると、1,3−ブチレングリコールとポリグリセリンPGL#250の組み合わせ(比較例11)では、「きしみ感」が○と評価され、単独成分の時のそれぞれの評価が「×」(表1参照)であったことも考慮すると、その使用感の改善効果は素晴らしい。しかしながら、べたつき感、ぬるつき感、肌への馴染み感の評価では、いずれの評価項目も「×」の評価であり、保湿化粧料としても許容できるレベルを超えており、好ましくない使用感であった。
以上、実施例、比較例の官能試験結果から、トリプロピレングリコールは、保湿剤と共に化粧料に配合したときに、保湿成分に由来するべたつき感、ぬるつき感、肌への馴染みの悪さ、きしみ感を改善することが明らかとなった。特に、保湿剤としてグリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリンおよび1,3−ブチレングリコールを選択した時には、トリプロピレングリコールと組み合わせることで、保湿剤の配合量を増やしても保湿化粧料において重要な使用感である「肌に馴染んだ後の指どまり(きしみ感)」を生じさせない、優れた使用感の化粧料となった。また、グリセリンとトリプロピレングリコールの組み合わせでは、トリプロピレングリコールを1質量%配合することで、グリセリンに由来するべたつき感、ぬるつき感、肌への馴染みの悪さ、きしみ感をすべて改善することが明らかとなった。このことから、トリプロピレングリコールと保湿剤の配合量は、化粧料に配合する保湿剤に対して10質量%以上配合することで、その優れた効果を発揮するものと推定される。グリセリンは保湿効果に優れることから、化粧料に保湿剤として広く配合されている。特に本発明は、使用感が重要視される化粧料に広く応用できる技術である。
以下に、本発明の処方例を示す。また、これを使用した使用者の評価を示す。
処方例1
化粧水
(配合成分) (質量%)
1.グリセリン 10
2.トリプロピレングリコール 1
3.ヒアルロン酸ナトリウム 0.1
4.カルボキシメチルデキストランNa 0.1
5.pH調整剤 適量
6.防腐剤 適量

1〜6の成分を混合し化粧水を得た。処方例1の化粧水はべたつかず、しっとり感が持続する保湿性の良い化粧水であった。なお、きしみ感は全くなかった。
処方例2
乳液
(配合成分) (質量%)
1.グリセリン 8
2.1.3−ブチレングリコール 5
3.トリプロピレングリコール 3
4.1,2−ペンタンジオール 1
5.クエン酸 0.01
6.クエン酸ナトリウム 0.1
7.キサンタンガム 0.08
8.スクワラン 3
9.ジメチコン 1
10.ポリソルベート60 0.8
11.ステアリン酸ソルビタン 0.3
12.精製水 残余

常法により乳液を得た。処方例2の乳液はべたつかず、しっとり感が持続する保湿性の良い乳液であった。なお、きしみ感は全くなかった。
処方例3
粒子含有パック化粧料
(配合成分) (質量%)
1.ポリエチレン末 0.12
2.1,3−ブチレングリコール 5
3.1,2−ペンタンジオール 1.5
4.グリセリン 10
5.ジグリセリン 8
5.トリプロピレングリコール 5
6.カルボキシメチルセルロースNa 4
7.ローカストビーンガム 0.15
8.pH調整剤 適量
9.精製水 残余

すべての成分を均一に混合し、粒子含有パック化粧料を得た。処方例3の粒子含有パック化粧料は、べたついたりせず、洗い流した後もしっとり感に優れていた。
処方例4
シート状マスク
(配合成分) (質量%)1.1,3−ブチレングリコール 6
2.1,2−ペンタンジオール 2
3.グリセリン 6
4.トリプロピレングリコール 3
5.テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル 5
6.ジメチコン 1
7.ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル) 0.1
8.ステアリン酸ポリグリセリル−10 2
9.(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10−30))クロスポリマー 0.15
10.水酸化カリウム 0.05
11.pH調整剤 適量
12.精製水 残余

すべての成分を均一に混合し、乳液状の化粧料を得た。不織布に含浸させ、シート状マスクとした。処方例4のマスクを15分間顔面に塗布し、肌になじませ、マスクをはがした後、べたついたりせず、しっとり感に優れ、効果が持続した。なお、きしみ感は全くなかった。
処方例5
ヘアケア トリートメントローション
(配合成分) (質量%)1.1,3−ブチレングリコール 5
2.1,2−ペンタンジオール 1.5
3.ジグリセリン 1
4.トリプロピレングリコール 5
5.塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.5
6.メチルフェニルポリシロキサン 1
7.ジメチコン 1
8.pH調整剤 適量
9.エタノール 30
10.精製水 残余

すべての成分を均一に混合し、トリートメントローションを得た。処方例5のトリートメントローションは、毛髪においても、べたついたりせず、しっとり感に優れていた。
処方例6
美容エッセンス
(配合成分) (質量%)1.1,3−ブチレングリコール 2
2.1,2−ペンタンジオール 1.5
3.グリセリン 10
4.トリプロピレングリコール 15
5.水添レシチン 0.1
7.ジメチコン 2
8.SIMULGEL NS 2
9.pH調整剤 適量
10.精製水 残余

すべての成分を均一に混合し、美容エッセンスを得た。べたつきのないしっとり感に優れた美容液を得られた。なお、きしみ感は全くなかった。SIMUGEL NSは、SEPPIC社製の(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマーを主として含有するプレミックス原料である。
処方例7
リキッドファンデーション
(配合成分) (質量%)
1.1,3−ブチレングリコール 10
2.グリセリン 10
3.トリプロピレングリコール 8
4.シクロメチコン 10
5.ジメチコンコポリオール 3
6.ジメチコン 0.5
7.ジオクタン酸ネオペンチルグリコール 2.5
8.水添レシチン 0.4
9.ヒアルロン酸Na 0.03
10.加水分解コラーゲン 0.01
11.シリル化シリカ 0.2
12.マイカ 3
13.タルク 2
14.水酸化Al 2
15.ジステアリン酸Al 0.2
16.酸化鉄 1
17.酸化チタン 12
18.精製水 残余

すべての成分を均一に混合し、リキッドファンデーションを得た。処方例7のリキッドファンデーションは、べたついたり、きしんだりせず、しっとり感に優れていた。

Claims (6)

  1. 保湿剤とトリプロピレングリコールを含有する化粧料。
  2. 保湿剤が多価アルコール、糖アルコール、単糖、ムコ多糖類、コラーゲン、有機酸、アミノ酸から選ばれる一種以上である請求項1に記載の化粧料。
  3. 多価アルコールがグリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、1,3−ブチレングリコールから選択されるいずれか1種以上の物質であり、糖アルコールがソルビトール、マルチトール、マンニトールから選択されるいずれか1種以上の物質であり、単糖がブドウ糖である請求項2に記載の化粧料。
  4. 保湿剤とトリプロピレングリコールの合計量が10〜30質量%である請求項1に記載の化粧料。
  5. 保湿剤とトリプロピレングリコールの配合比率が1:1〜10:1である請求項1に記載の化粧料。
  6. グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン及び1,3−ブチレングリコールから選ばれる1種以上とトリプロピレングリコールを含有する保湿化粧料。

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