JP2017010240A - 駐車場システム及び駐車場制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】精算機の設置コストや保守、集金等のランニングのコストを削減して省スペース化を図るとともに、より簡素な構成とし、かつ、通信費用を抑え、一方で、利用者にとって精算機による精算の手間を回避できる駐車場システム及び駐車場制御装置を提供すること。【解決手段】駐車場システム100において、無線通信を介した駐車場制御装置50と通信端末10との通信により両者の間で料金精算に関する情報を通信し、公衆回線INを介した通信端末10と決済サーバ60との通信により駐車場の料金精算に関する決済が行われる。【選択図】図1

Description

本発明は、スマートフォン等の各種携帯端末を利用して駐車料金の決済を行う駐車場システム及び駐車場制御装置に関する。
従来、有料駐車場における駐車料金の決済は、駐車場に設置された精算機での精算によって行われていた。また、精算機以外の決済方法として、例えば駐車場と決済サーバ間に専用線を敷設して利用者がインターネットで決済をすることが考えられるが、この場合、精算の都度発生する専用線による通信費用が膨大となる可能性がある。決済サーバと通信して決済を行うものに関する技術としては、利用者が有する携帯端末を用いて電子決済を行う駐車場管理システム(特許文献1参照)が知られている。特に、特許文献1では、駐車場管理を行う駐車場管理サーバと利用者が有する携帯端末とが通信を行うとともに、当該携帯端末がネットワークを介して決済サーバと通信することで決済を行っている。
しかしながら、特許文献1のように、決済サーバとの通信のみならず、駐車場管理に関する情報までも利用者の携帯端末が担うことになり、携帯端末の負担が大きくなり過ぎると必ずしも利便性が良いものとは限らない。また、駐車場を管理する側も、駐車管理の情報を携帯端末から取得することになるため、インターネット回線によるネットワーク通信が必須となる。また、特許文献1では、携帯端末と出入場ゲートとの通信において近距離通信を行っている。例えば出場に際して出場ゲートとの通信に時間が掛かると出口渋滞の原因となるおそれがあり、これに対して出場のための処理として時間を要すると考えられる精算処理等を別途の方法で事前に完了させること(特許文献1では携帯端末を介して決済サーバと通信し事前に決済)が考えられる。しかしながら、例えば精算完了から出場までの間に携帯端末に故障が発生するなどした場合には、精算完了したにもかかわらず出場ゲートから出場できないといった事態に陥る可能性もある。
特開2014−137804号公報
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、精算機の設置コストや保守、集金等のランニングのコストを削減して省スペース化を図るとともに、より簡素な構成とし、かつ、通信費用を抑え、一方で、利用者にとって精算機による精算の手間を回避できる駐車場システム及び駐車場制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る駐車場システムは、駐車場の管理を行うとともに、無線通信を介して料金精算に関する情報を通信する駐車場制御装置と、無線通信を介して前記駐車場制御装置と通信するとともに、公衆回線による通信を行う通信端末と、公衆回線を介して前記通信端末から送信される情報に基づき決済を行う決済サーバとを備える。ここで、本願における駐車場については、四輪車のための駐車場のほか、自転車駐車場あるいは自転車等駐車場などと称される自転車やバイク(二輪車)のためのいわゆる駐輪場も含むものとする。また、ここで、料金精算に関する情報とは、駐車場での料金精算を可能にするために必要となる情報一般を意味し、金額そのものの情報に限らず、例えば対象車両の駐車時間の情報や、これらの情報を暗号化した情報といった精算額を算出できるようにするための情報、全般、さらには決済完了の有無の情報等を含んだ情報を意味する。
上記駐車場システムによれば、無線通信を介した駐車場制御装置と通信端末との通信により両者の間で料金精算に関する情報を通信し、公衆回線を介した通信端末と決済サーバとの通信により駐車場の料金精算に関する決済が行われるものにできる。この場合、駐車場制御装置では公衆回線による通信設備や決済のための精算処理の設備を設けることを要せず、コスト削減と省スペース化とを図ってより簡素な構成とし、かつ、通信費用を抑えることができる。また、一方で、駐車場の利用者にとっては、通信端末として例えば自己が有するスマートフォン等の携帯型端末を用いることにより駐車料金の決済ができるので、例えば駐車場内に設置された精算機のところまで行って当該精算機による精算を行うといった手間が不要となる。
本発明の具体的な側面では、駐車場制御装置は、車両の入出庫を個別に管理する個車管理装置である。この場合、駐車場制御装置が車両ごとに個別に管理することを利用して、例えば車両ごとに料金精算に関する情報を生成することができる。
本発明の別の側面では、駐車場制御装置は、駐車場を利用する車両ごとの利用時間を計測する利用時間計測部を有する。この場合、利用時間計測部で計測した利用時間に基づいて料金精算に関する情報を生成することができる。
本発明のさらに別の側面では、駐車場制御装置は、駐車場の利用時間の情報を前記料金精算に関する情報として前記通信端末に送信する。この場合、利用時間に基づいた決済が可能になる。
本発明のさらに別の側面では、駐車場制御装置は、駐車場の利用料金を計算する料金計算部を有し、前記料金計算部での計算結果を前記料金精算に関する情報として前記通信端末に送信する。この場合、料金計算部での計算結果に基づいた決済が可能になる。
本発明のさらに別の側面では、通信端末は、携帯型端末である。この場合、駐車場の利用者は、例えば自己が有するスマートフォン等の携帯型端末を用いて迅速に決済を行うことができる。
上記目的を達成するため、本発明に係る駐車場制御装置は、駐車場の料金精算に関する情報を作成する情報生成部と、無線通信を介して、前記情報生成部で生成された前記料金精算に関する情報を外部の決済用通信端末に送信するとともに、料金精算に関する決済が行われたか否かの情報を外部の決済用通信端末から受信する通信部とを備える。
上記駐車場制御装置によれば、通信部により無線通信を介して外部の決済用通信端末と通信を行うことで、情報生成部において生成した駐車場の料金精算に関する情報に基づく決済を可能としている。これにより、決済のための精算処理及び通信費用を外部装置である決済用通信端末が担うことで、駐車場制御装置の側での精算機の設置等のコスト削減と省スペース化とを図ってより簡素な構成とし、かつ、通信費用を抑え、一方で、利用者にとっては精算機による精算の手間を回避できる。
第1実施形態に係る駐車場システムの一構成例について概念的に示す図である。 駐車場システムの各部の構成について説明するブロック図である。 (A)〜(F)は、出庫時における通信端末の操作の一例を示す図である。 駐車場制御装置の各種処理の一例を示すフローチャートである。 通信端末の各種処理の一例を示すフローチャートである。 決済サーバの各種処理の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る駐車場システムの一構成例について概念的に示す図である。 駐車場システムの各部の構成について一変形例を示すブロック図である。
〔第1実施形態〕
以下、図1等を参照して、本発明の第1実施形態に係る駐車場制御装置を含む駐車場システムの概要について説明する。本実施形態に係る駐車場システム100は、駐車場内に設置されている駐車場制御装置50と、駐車場の利用者が携帯する通信端末10と、通信回線上での決済を可能とするための決済サーバ60とで構成されている。これらのうち、通信端末10と決済サーバ60とは、例えばインターネット回線等の公衆回線INで通信することで、いわゆるオンラインでの決済が可能となっている。一方、駐車場制御装置50と通信端末10とは、例えばWi−Fi(Wireless Fidelity、登録商標)通信やBluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)等による通信といった種々の近距離無線通信による情報の交換が可能となっている。駐車場制御装置50と通信端末10との間での通信については、例えば数メートルから数十メートル程度の駐車場内の範囲として想定される距離内において駐車場制御装置50と通信端末10とが存在することで、両者間での通信が可能となっている。近距離無線通信の手段としては、例えば指向性のないあるいは低いものを利用することが考えられる。なお、この駐車場システム100は、主に一時利用をする車両(例えば四輪車)のための有料駐車場を管理対象として想定したものとなっている。
駐車場制御装置50は、複数のフラップ板FP,FPの動作制御を含む駐車場の種々の動作制御や各種管理を行うものであり、車両の入出庫を個別に管理する個車管理装置でもある。また、駐車場制御装置50は、上述の無線通信(近距離無線通信)を介して通信端末10と各種情報について通信を行う。この際、駐車場制御装置50は、通信端末10に対して少なくとも料金精算に関する情報を送信するものとなっている。ここで、詳しくは図2を参照して後述するが、本実施形態では、料金精算に関する情報として、駐車場の利用時間に基づく利用料金の計算結果の情報が駐車場制御装置50から通信端末10へ送信されるものとする。なお、計算結果の情報については、例えば駐車場制御装置50において暗号化された状態で通信端末10へ送信されるものとなっていてもよい。
一方で、駐車場制御装置50は、インターネット回線等の公衆回線INからは離隔され、公衆回線INを介した情報通信をしない。言い換えると、駐車場制御装置50は、決済サーバ60と直接的には通信を行わない態様となっている。ただし、決済サーバ60には、駐車場制御装置50を特定するID情報等の駐車場制御装置50での駐車料金の決済許可に必要な情報が予め保持されている。
通信端末10は、既述のように、駐車場の利用者が携帯する携帯型端末であり、例えばスマートフォンやタブレット端末といったものが想定される。通信端末10には、駐車場制御装置50との料金精算に関する情報の送受信を可能とし、かつ、決済サーバ60と通信して決済を行うために必要となる専用のアプリケーションソフトウェア(以下、単に専用アプリとも言う。)が適宜インストールされている。見方を変えると、利用者が所持する携帯型端末に、駐車場利用のための専用アプリを、例えば公衆回線INを介したり駐車場制御装置50と通信したりすることで適宜入手(ダウンロード)してインストールすることで、当該携帯型端末が駐車場システム100を構成する通信端末10として機能する。通信端末10は、駐車場制御装置50と近距離無線通信での通信をすることで、料金精算に関する情報を取得する一方で、決済サーバ60と公衆回線INを介して各種情報について通信をする。この際、通信端末10は、決済サーバ60に対して少なくとも駐車場制御装置50から取得した料金精算に関する情報を、駐車場制御装置50を特定するID情報とともに送信するものとなっている。
決済サーバ60は、公衆回線INを介して通信端末10から送信される情報に基づき決済を行う。すなわち、決済サーバ60は、通信端末10からの情報に基づいて駐車場制御装置50によって管理される駐車場の利用料金についての決済処理を行うための装置である。なお、決済サーバ60については、公衆回線IN上に複数の決済サーバが存在し、通信端末10は、これらのうちいずれか1つを選択して決済が可能なものとするが、ここでは、説明の簡略化のため、通信端末10により選択された1つの決済サーバのみについて記載するものとする。
以下、図2に示すブロック図を参照して、駐車場システム100の各部の構成について詳しく説明する。
まず、駐車場システム100のうち、駐車場制御装置50の各部について説明する。駐車場制御装置50は、フラップ制御装置FSVと、駐車場を構成する複数の車室VI,VI…にそれぞれ設けられてフラップ制御装置FSVによりそれぞれ昇降動作の制御がなされる複数のフラップ板FP,FP…とを備える。フラップ制御装置FSVは、フラップ制御部51と、精算情報処理部52と、通信部53とを備え、駐車場の種々の動作制御や各種管理を行う駐車場制御装置50の本体部分である。
フラップ制御装置FSVにおいて、フラップ制御部51は、複数設けられたフラップ板FP,FP…(あるいは複数の車室VI,VI…)にそれぞれ対応する複数の制御部として、第1フラップ制御部51a、第2フラップ制御部51b、第3フラップ制御部51c…を有する。各フラップ制御部51a,51b,51c…が、それぞれ対応するフラップ板FP,FP…を昇降させる動作を制御することで車室VI,VI…での個別ロックを行う。フラップ制御装置FSVは、フラップ制御部51において、フラップ板FP,FP…の制御とともに各車室VI,VI…の利用時間等を把握することで、当該フラップ板FP,FP…がそれぞれ設けられた複数の車室VIに駐車される車両の入出庫を個別に管理する個車管理装置として機能する。
また、フラップ制御部51は、駐車場制御装置50における主制御部として、精算情報処理部52や通信部53を統括制御し、上記車両の入出庫についての個別の管理に基づき、精算に関する処理を行う。
精算情報処理部52は、主制御部としてのフラップ制御部51による制御の下、駐車場に関する制御及び管理のうち利用料金の精算に関する処理を行う。このため、精算情報処理部52は、精算に関する各種処理のためのプログラムやデータ、機構等を含んでいる。具体的には、精算情報処理部52は、駐車場を利用する車両ごとの利用時間を計測するための利用時間計測部TMと、利用時間計測部TMでの計測結果に基づいて利用時間等に応じた駐車場の利用料金を計算するための料金計算部FCと、料金計算部FCでの計算結果から駐車場の料金精算に関する情報を作成するための情報生成部IGとを備える。なお、料金計算部FCにおける計算について典型的には、例えば時間の長さに応じて固定的に決まったテーブルデータを格納し、このテーブルデータを参照して料金を算出することが考えられる。また、情報生成部IGにおける処理について典型的には、例えば料金計算部FCでの計算結果の情報を暗号化する等の送信可能な情報に変換する処理を施すことが考えられる。
通信部53は、精算情報処理部52の情報生成部IGで生成された料金精算に関する情報を、上述の近距離無線通信を介して、駐車場制御装置50にとって外部の決済用通信端末である通信端末10に送信する。また、通信部53は、決済サーバ60と通信端末10との間で料金精算に関する決済が行われたか否かの情報を通信端末10から受信するものともなっている。例えば、フラップ制御部51は、駐車場制御装置50の主制御部として管理する車室のいずれかについての決済完了の情報を通信端末10から取得すると、対応するフラップ板FPを降下させる動作を行う。
駐車場制御装置50において、フラップ制御装置FSVを構成するフラップ制御部51等の各構成部分は、筐体CH(図1参照)の内部に収納されている。すなわち、駐車場制御装置50のうち各種制御を行うフラップ制御装置FSVを構成する各部が外部に露出した状態とならないように筐体CHによる保護を図っている。
次に、駐車場システム100のうち、通信端末10の各部について説明する。通信端末10は、端末本体10aのほか、入力装置IDと、出力装置ODとを備える。なお、詳しくは後述するが、通信端末10がスマートフォン等で構成される場合、タッチパネルを構成する各部が入力装置IDや出力装置ODとなる。
通信端末10の本体部である端末本体10aは、主制御部11と、各種プログラム・データ格納部12と、近距離無線通信部13と、インターネット回線通信部14とを備える。
端末本体10aのうち、主制御部11は、例えばCPU等で構成され、通信端末10における種々の処理を行うための制御動作の全体を司る。
各種プログラム・データ格納部12は、通信端末10における各種処理を行うためのプログラムやデータを格納する記憶部である。より具体的には、各種プログラム・データ格納部12は、プログラム記憶部として、出力装置ODを利用して各種表示を行うためのプログラムを格納する各種表示プログラム格納部DPと、インターネット回線通信部14を介して決済サーバ60を利用した決済を行うためのプログラムを格納する決済プログラム格納部SPと、決済に必要となる計算結果の情報等の各種情報に相当するデータを受け付けるためのプログラムを格納するデータ受付プログラム格納部APとを備える。また、各種プログラム・データ格納部12は、データ記憶部として、利用する駐車場に関するデータを記憶する駐車場データ格納部PDと、決済サーバ60を利用した駐車場の利用料金の支払いを行う決済に必要となる利用者の個人データ等を保管する決済用個人データ格納部SDとを備える。なお、駐車場の利用者は、既述のように、自己の有するスマートフォン等に駐車場利用のための専用アプリを適宜インストールすることで、上述のような各種プログラム・データ格納部12が構成され、自己のスマートフォン等を、通信端末10として機能させることができる。
近距離無線通信部13は、駐車場制御装置50の通信部53との情報通信を行うための装置で構成されている。
インターネット回線通信部14は、決済サーバ60と公衆回線INによる通信を行うための装置で構成されている。
通信端末10がスマートフォン等で構成される場合(図3等参照)、入力装置IDは、タッチパネルTPの表示部GM上に設けたセンサ部SEや、タッチパネルTPの表示部GMの周辺に設けられた各種ボタンBT等により構成され、通信端末10を操作するオペレーターの意思を反映した指令信号を端末本体10aに出力する。
出力装置ODは、タッチパネルTPの表示部GM等により構成され、端末本体10aからの各種情報を利用者に対して画像として表示する。なお、出力装置ODには、上記のような画像による表示のほか、スピーカー等の音声を出力するものも含まれる。
以下、図3等を参照して、本実施形態に係る駐車場システム100のうち、車両の出庫時における利用者による通信端末10の操作と通信端末10の動作とについて一例を説明する。
なお、入庫の動作については、フラップ制御による従来の駐車場の場合と同様である。具体的には、例えば図1に示す駐車場のうちの1つの車室VIにおいてフラップ板FPに設けたセンサ(図示略)等を介してフラップ制御装置FSVが車両の入庫を確認すると、当該フラップ板FPを上昇させるとともに利用時間の計測を開始することで入庫の動作が完了する。
これに対して、本実施形態での出庫の動作においては、通信端末10を利用するものとなっている。まず、図3(A)に示すように、利用者が駐車場内において通信端末10を操作して予めインストールされている専用アプリを起動させる(当該専用アプリが表示されている表示部分GUをタップする)と、通信端末10は、当該駐車場を統括管理する駐車場制御装置50を認識するために近距離無線通信を行う。通信端末10の主制御部11は、駐車場制御装置50を認識すると、各種プログラム・データ格納部12から各種表示プログラム格納部DPや駐車場データ格納部PDを適宜読み出して、図3(B)に示すように、表示部GMに、当該駐車場の駐車場名を表示させるとともに、出庫の対象となる車両が駐車された車室の番号を入力させるための表示を行わせる。また、併せて、車室の番号を入力後、「精算開始」(S)の表示部分を利用者にタップさせるための表示を行わせる。利用者により「精算開始」(S)の表示部分がタップされると、通信端末10は、駐車場制御装置50と近距離無線により通信して(図1参照)駐車料金の情報を取得し、図3(C)に示すように、駐車料金を表示部GMに表示するとともに、決済を開始させるための表示(「決済開始」(N)等の表示)をする。図3(C)では、既に決済方法が予め設定されている場合を例示している。すなわち、通信端末10は、表示部GMに決済方法の表示をするとともに、「決済開始」(N)、「決済方法変更」(C)、「戻る」(B)を選択する画面を表示する。なお、決済方法の設定については、例えば専用アプリのインストールにおける初期設定等により適宜行うものとすることができる。また、決済を行うに際して、主制御部11は、各種プログラム・データ格納部12から決済プログラム格納部SPを読み出すとともに決済用個人データ格納部SDを必要に応じて使用する。利用者により「決済開始」(N)の表示部分がタップされると、通信端末10は、決済サーバ60と公衆回線INを介して通信して(図1参照)駐車料金に関する決済処理を行うとともに当該決済の間に、図3(D)に示すように、利用者に対して決済中である旨の表示を行う。通信端末10は、決済サーバ60との間での決済処理が完了すると、図3(E)に示すように、決済処理が完了した旨を表示するとともに、出庫のためにフラップを動作させるべく駐車場制御装置50との再度の通信を促すための表示を行う。すなわち、「通信開始」(M)を選択させる画面を表示する。利用者により「通信開始」(M)の表示部分がタップされると、通信端末10は、再び駐車場制御装置50と近距離無線により通信して駐車場制御装置50により該当するフラップ板FPを降下させるとともに、駐車場制御装置50からフラップ板FPの降下が完了した旨の情報を受け付ける。通信端末10は、フラップ板FPの降下が完了した旨の情報を取得すると、図3(F)に示すように、駐車場制御装置50との通信が完了した旨を表示するとともに、出庫のためにフラップ降下の作業が完了したこと等を表示して出庫を促す。なお、通信端末10は、併せて「終了」(E)を選択させる画面を表示し、専用アプリの動作終了を促す。利用者により「終了」(E)の表示部分がタップされると、通信端末10は、専用アプリの動作を終了させる。なお、以上において、通信端末10と、駐車場制御装置50及び決済サーバ60との間で送受信される駐車料金の計算結果の情報等の種々の情報に相当する各種データは、データ受付プログラム格納部APに基づいて受け付け等がなされる。
以下、図4等のフローチャートを参照して、本実施形態に係る駐車場システム100における車両の入庫から出庫までに関する一連の処理について一例を説明する。なお、図4のフローチャートは、駐車場制御装置50の動作の各種処理の一例を示すフローチャートであり、図5は、通信端末10の各種処理の一例を示すフローチャートであり、図6は、決済サーバ60の各種処理の一例を示すフローチャートである。
まず、図4等を参照して、駐車場制御装置50における一連の処理について説明する。駐車場制御装置50の主制御部であるフラップ制御部51は、フラップ板FPに設けたセンサ(図示略)等を介して車両の入庫を認識したか否かを確認する(ステップS101)。ステップS101において、車両の入庫を確認すると(ステップS101:Yes)、フラップ制御部51は、該当する車室VIのフラップ板FPを上昇させる(ステップS102)とともに、利用時間の計測を開始する(ステップS103)。すなわち精算情報処理部52の利用時間計測部TMによるタイマーカウントの処理を行う。以上により、入庫時の処理が完了する。すなわち、駐車場制御装置50は、通信端末10から出庫のための精算開始の信号である精算要求信号(後述する図5のステップS204)を受け付け(ステップS104)、精算要求信号が送信されない限り、ステップS103のタイマーカウント処理を継続する(ステップS104:No)。
次に、駐車場制御装置50のフラップ制御部51は、出庫のための精算要求信号が通信端末10から送信され(図5のステップS204)これを受け付けると(ステップS104:Yes)、駐車料金の精算のための処理として精算情報処理部52から料金計算部FCを読み出して、利用時間に基づく料金計算をし(ステップS105)、ステップS105での計算結果に基づき情報生成部IGによって作成した駐車場の料金精算に関する情報を通信部53から通信端末10に向けて近距離無線通信により送信する(ステップS106)。ステップS106により料金精算に関する情報の送信を終えると、フラップ制御部51は、通信端末10からの決済処理の完了報告を受け付けるまで待機する(ステップS107:No)。
フラップ制御部51は、ステップS107において通信端末10から決済完了の報告(後述する図5のステップS210)を受け付けると(ステップS107:Yes)、該当するフラップ板FPを降下させるとともに、フラップ板を解除した旨を通信端末10において表示させる(図3(F)参照)ための信号送信を行う(ステップS108)。
次に、図5等を参照して、通信端末10における一連の処理について説明する。本実施形態では、通信端末10については、車両の入庫時には何ら動作を要しないものとなっており、出庫時に、まず、専用アプリを起動する(ステップS201)ことで、各種処理が開始される。
出庫時に専用アプリが起動されると(ステップS201)、通信端末10は、駐車場制御装置50を認識するために近距離無線通信を行い、通信端末10の主制御部11は、認識された駐車場制御装置50が統括する駐車場の駐車場名の表示とともに出庫対象の車室の番号を入力させるための表示(図3(B)参照)を表示部GMに行わせる(ステップS202)。主制御部11は、利用者により車室番号の入力がなされるまでステップS202での表示を表示部GMに続けさせ(ステップS203:No)、車室番号の入力がなされると(ステップS203:Yes)、該当する車室VIについて精算を開始させるために、駐車場制御装置50に対して精算要求信号を送信する(ステップS204)。ステップS204において精算要求信号を送信すると、主制御部11は、当該精算要求信号に基づく料金精算に関する情報について、駐車場制御装置50からの送信(図4のステップS106)を受け付けるまで待機する(ステップS205:No)。
主制御部11は、ステップS205において駐車場制御装置50から料金精算に関する情報を受信すると(ステップS205:Yes)、駐車料金の表示とともに、決済を開始させるための表示(図3(C)参照)を表示部GMに行わせる(ステップS206)。利用者が必要に応じて決済方法の変更等をし、決済方法が確定する(ステップS207:Yes)、すなわち決済のための通信対象となる決済サーバ60が確定すると、主制御部11は、確定された方法による決済を行うべく料金精算に関する情報を駐車場制御装置50のID情報とともに対象となる決済サーバ60に対して送信し、決済サーバ60から決済の結果を受信する(ステップS208)。主制御部11は、ステップS208において決済が完了するまで必要となる決済サーバ60との送受信の動作を続ける(ステップS209:No)。なお、当該決済が行われている間、通信端末10は、その旨の表示(図3(D)参照)を行う。主制御部11は、決済処理が完了した旨の報告を決済サーバ60から受けると(ステップS209:Yes)、決済完了の表示(図3(E)参照)を表示部GMに行わせるとともに、その旨の報告をさらに駐車場制御装置50に対して行う(ステップS210)。すなわち、通信端末10は、駐車場制御装置50と近距離無線による通信を再び行う。ステップS210において、決済処理の完了報告を駐車場制御装置50に送信すると、主制御部11は、当該決済処理の完了報告に基づいてフラップ板を解除した旨の信号(フラップ解除情報)の送信を駐車場制御装置50から受け付けるまで待機する(ステップS211:No)。
主制御部11は、ステップS211において駐車場制御装置50からフラップ解除情報を受信すると(ステップS211:Yes)、駐車場制御装置50との通信が完了した旨の表示とともにフラップが降下したことを知らせる表示(図3(F)参照)を表示部GMに行わせる(ステップS212)。
最後に、図6等を参照して、決済サーバ60における一連の処理について説明する。決済サーバ60は、既述のように、通信端末10との通信により決済を行うものとなっている。
まず、決済サーバ60は、通信端末10から料金精算に関する情報を受け付けており(ステップS301)、通信端末10から料金精算に関する情報が駐車場制御装置50のID情報とともに送信され(図5のステップS208)、これを受信すると(ステップS301:Yes)、当該情報に基づく決済の処理を行う(ステップS302)。なお、公衆回線IN上での決済の処理方法については、既存の種々の方法が適用可能である。次に、決済サーバ60は、ステップS302における決済の結果を通信端末10に対して行う(ステップS303)。なお、決済においては、必要に応じて決済サーバ60と通信端末10との間で例えば複数回に亘って信号の送受信を行うといった態様としてもよい。ステップS303において、決済が完了した旨の信号を送信すると、決済サーバ60は、処理を終了する。
以上のように、本実施形態の駐車場制御装置50及びこれを含む駐車場システム100では、無線通信(近距離無線通信)を介した駐車場制御装置50と通信端末10との通信により両者の間で料金精算に関する情報を通信し、公衆回線INを介した通信端末10と決済サーバ60との通信により駐車場の料金精算に関する決済が行われるものにできる。この場合、駐車場制御装置50では公衆回線INによる通信設備や決済のための精算処理の設備を設けることを要せず、コスト削減と省スペース化とを図ってより簡素な構成とし、かつ、通信費用を抑えることができる。また、一方で、駐車場の利用者にとっては、通信端末10として例えば自己が有するスマートフォン等の携帯型端末を用いることにより駐車料金の決済ができるので、例えば駐車場内に設置された精算機のところまで行って当該精算機による精算を行うといった手間が不要となる。
さらに、上記態様では、通信端末10が利用者との接触箇所の全てを担うものとなるので、駐車場制御装置50のうちフラップ制御を含めた各種制御を行うフラップ制御装置FSVにおいて利用者と非接触なものとすることができ、また、例えば図1に示すように、筐体CHに各部を収納するものとし、装置の各部が外観上では見えないようにすることができる。したがって、駐車場の駐車場制御装置のように外界に晒されるものであっても、劣化や故障によるメンテナンスの頻度を緩和できる。
また、この場合、個別ロック端末であるフラップ板FPのすぐそばで精算をしてすぐに出庫可能となる。したがって、例えばゲートを使用して出入り口でチェックを行う場合やこの上でさらに出口渋滞を回避すべく事前精算完了する場合と異なり、出口渋滞が生じるおそれがそもそも回避でき、また、事前精算完了から出口ゲートでのチェックまでに時間が掛かってその間における携帯端末の故障発生等により精算完了しているにもかかわらずゲートから出られなくなる、といったトラブルについても生じないようにできる。
〔第2実施形態〕
以下、第2実施形態に係る駐車場制御装置及びこれを含む駐車場システムについて説明する。なお、本実施形態は、第1実施形態の駐車場制御装置及び駐車場システムの変形例であり、駐車場システムにおいて中央管理局をさらに備えること以外については、第1実施形態の場合と同様であるので、各構成の詳しい説明については省略する。
図7は、本実施形態に係る駐車場システム200の一構成例について概念的に示す図である。ここでは、複数の駐車場をそれぞれ管理・制御する複数の駐車場制御装置50A,50B…を備えるとともに、各駐車場の利用のためにそれぞれ対応する複数の通信端末10A,10B…が利用されるものとする。さらに、駐車場システム200では、複数の駐車場を一括管理すべく中央管理局CMを設けているものとする。
中央管理局CMは、各駐車場の利用状況を管理するためのものであり、各駐車場制御装置50A,50B…に対応する第1駐車場管理部M1、第2駐車場管理部M2…と、料金計算部FCとを備える。また、中央管理局CMは、公衆回線INを介して各通信端末10A,10B…と通信可能となっている。中央管理局CMは、各通信端末10A,10B…からの情報に基づき料金計算の処理を一括して行うとともに各駐車場制御装置50A,50B…の利用状況を把握するものとなっている。より具体的には、各通信端末10A,10B…は、対応する駐車場制御装置50A,50B…からそれぞれ駐車場の利用時間の情報を料金精算に関する情報として取得し、公衆回線INを介して中央管理局CMにアクセスすることで、当該駐車場の利用時間の情報に基づく料金の情報を取得するものとなっている。反射的に、中央管理局CMは、各通信端末10A,10B…から各駐車場制御装置50A,50B…における利用状況の情報を取得することができるものとなっている。
以下、本実施形態における出庫時の動作概要について説明する。なお、入庫時の動作については、第1実施形態と同様であるため省略する。
まず、例えば駐車場制御装置50Aの管轄下にある駐車場から車両を出庫させる場合、通信端末10Aは、近距離無線通信により駐車場制御装置50Aと通信し、第1実施形態の場合と同様に、駐車場制御装置50Aから出庫対象の車両が駐車している車室についての料金精算に関する情報を取得する。ただし、この場合、上記のように、通信端末10Aは、駐車場の利用時間の情報を料金精算に関する情報として取得することとなる。したがって、通信端末10Aは、駐車場制御装置50Aから駐車場の利用時間の情報を取得した後、利用料金の通知を受けるために、公衆回線INを介して当該駐車場の利用時間の情報を中央管理局CMに送信する。中央管理局CMは、料金計算部FCを読み出して当該情報に基づく料金計算を行い、計算結果を通信端末10Aに送信するとともに、駐車場制御装置50Aに対応する駐車場管理部(例えば第1駐車場管理部M1)に当該情報を格納する。通信端末10Aは、中央管理局CMから取得した計算結果に基づき第1実施形態の場合(図3(C)〜3(F)参照)と同様に料金表示の動作を行うとともに、当該計算結果に示される駐車場の利用料金について決済サーバ60を利用した決済処理を行う。なお、他の駐車場制御装置50(例えば駐車場制御装置50B)においても、同様の処理により出庫の動作がなされる。
本実施形態においても、無線通信(近距離無線通信)を介した駐車場制御装置50(50A,50B…)と通信端末10(10A,10B…)との通信により両者の間で料金精算に関する情報を通信し、公衆回線INを介した通信端末10と決済サーバ60との通信により駐車場の料金精算に関する決済が行われるものにでき、駐車場制御装置50(50A,50B…)のコスト削減と省スペース化とを図ることができる。また、上記例のように、中央管理局CMが料金計算部FCを備える構成とした場合、各駐車場制御装置50A,50B…において料金計算部FCを設ける必要がなくなり、さらに簡素な構造とすることができる。なお、中央管理局CMに設けた料金計算部FCについては、例えば各駐車場制御装置50A,50B…によって料金設定を変更することができ、さらには、各駐車場制御装置50A,50B…の各車室ごとに料金設定を変更することも可能である。なお、以上の説明では、料金計算部FCを中央管理局CMに設けるものとしているが、第1実施形態と同様に、各駐車場制御装置50A,50B…に、料金計算部FCをそれぞれ設ける態様とすることも可能である。
この発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能である。
まず、上記各実施形態において、料金計算部FCを駐車場制御装置50や中央管理局CMに設けるものとしているが、これ以外に例えば図8に示すように、通信端末10内に料金計算部FCを設ける態様とすることも可能である。より具体的には、専用アプリのプログラムの一部に、料金を算出するためのプログラムを予め組み込んでおくことで、スマートフォン等に専用アプリをインストールすると各種プログラム・データ格納部12に料金計算部FCが設けられることに相当する構成となる。この場合、例えば通信端末10が駐車場制御装置50から駐車場の利用時間の情報を料金精算に関する情報として取得し、通信端末10において各種プログラム・データ格納部12の料金計算部FCによって当該駐車場の利用時間の情報に基づいて料金の計算を行うものとすることができる。このような構成とすることで、駐車場制御装置50において料金計算部FCを設ける必要がなくなり、さらに簡素な構造とすることができる。
さらに、専用アプリについては、種々の態様が可能であり、例えば上記第2実施形態のような複数の駐車場すなわち複数の駐車場制御装置が存在する場合において、例えば当該複数の駐車場の全てについて利用可能なものとしてもよい。すなわち、上記のような駐車場制御装置50で構成される駐車場であればどこの駐車場であっても1つの通信端末10(1つの通信端末10)によって利用料金の決済や出庫の手続ができるものとしてもよい。また、当該専用アプリについては、専用アプリを利用した駐車ができる場所が拡大、増設、閉鎖等種々の変更があった場合にこの変更に追随させるべく適宜アップロード可能とすることができる。また、料金計算部FCが専用アプリに組み込まれる場合、料金の変更も併せて行うものとしてもよい。さらに、種々の変更事項については、専用アプリの利用者に通信端末10での表示により通知するものとしてもよい。また、通信端末10としてのスマートフォンの機能を利用して、例えば駐車場近隣の施設を利用した場合に駐車料金の割引適用を受けられるようにする等の態様をとることも可能である。
料金の設定についても種々の態様が可能であり、例えば駐車時間のほか、個別に管理する複数の車室ごとに料金設定を行う(例えば車室の大きさによって単位時間当たりの料金を変える)ものとしてもよい。
また、上記では、駐車場制御装置50に関して、車両の入出庫を個別に管理するものとして、フラップ制御装置FSVによるフラップ制御により個別ロックを行う態様を示したが、これは例示であり、車両の入出庫についての個別の管理が可能な種々の態様の個車管理装置が適用できる。例えば、フラップ板に代えて、車番カメラポールを用いロックレスとするタイプのものや車室の床がせり上がるタイプのものを適用してもよい。
また、上記では、車両として、特に四輪車を念頭において説明しているが、これに限らず、バイクや自転車等の二輪車のためのいわゆる駐輪場においても本件を適用することができる。
また、上記各実施形態では、通信端末10について、利用者が携帯するスマートフォン等としているが、これに限らず、車載の装置を通信端末10として利用する態様とすることもできる。
また、送信する信号の暗号化についても種々の態様が考えられ、例えば公衆回線INを利用する場合に限り高度な暗号化を行うものとし、通信範囲の限られる駐車場制御装置50と通信端末10との間での近距離無線通信では高度な暗号化をせず、より簡素な状態で信号送信を行うものとしてもよい。
10,10A,10B…通信端末、 10A,10B…各通信端末、 10a…端末本体、 11…主制御部、 12…各種プログラム・データ格納部、 13…近距離無線通信部、 14…インターネット回線通信部、 50,50A,50B…駐車場制御装置、 51…フラップ制御部、 51a,51b,51c…第1〜第3フラップ制御部、 52…精算情報処理部、 53…通信部、 60…決済サーバ、 100,200…駐車場システム、 AP…データ受付プログラム格納部、 BT…ボタン、 CH…筐体、 CM…中央管理局、 DP…各種表示プログラム格納部、 FC…料金計算部、 FP…フラップ板、 FSV…フラップ制御装置、 GM…表示部、 GU…表示部分、 ID…入力装置、 IG…情報生成部、 IN…公衆回線、 M1,M2…駐車場管理部、 OD…出力装置、 PD…駐車場データ格納部、 SD…決済用個人データ格納部、 SE…センサ部、 SP…決済プログラム格納部、 TM…利用時間計測部、 TP…タッチパネル、 VI…車室

Claims (7)

  1. 駐車場の管理を行うとともに、無線通信を介して料金精算に関する情報を通信する駐車場制御装置と、
    前記無線通信を介して前記駐車場制御装置と通信するとともに、公衆回線による通信を行う通信端末と、
    前記公衆回線を介して前記通信端末から送信される情報に基づき決済を行う決済サーバと
    を備える、駐車場システム。
  2. 前記駐車場制御装置は、車両の入出庫を個別に管理する個車管理装置である、請求項1に記載の駐車場システム。
  3. 前記駐車場制御装置は、駐車場を利用する車両ごとの利用時間を計測する利用時間計測部を有する、請求項1及び2のいずれか一項に記載の駐車場システム。
  4. 前記駐車場制御装置は、駐車場の利用時間の情報を前記料金精算に関する情報として前記通信端末に送信する、請求項1から3までのいずれか一項に記載の駐車場管理システム。
  5. 前記駐車場制御装置は、駐車場の利用料金を計算する料金計算部を有し、前記料金計算部での計算結果を前記料金精算に関する情報として前記通信端末に送信する、請求項1から3までのいずれか一項に記載の駐車場システム。
  6. 前記通信端末は、携帯型端末である、請求項1から5までのいずれか一項に記載の駐車場システム。
  7. 駐車場の料金精算に関する情報を作成する情報生成部と、
    無線通信を介して、前記情報生成部で生成された前記料金精算に関する情報を外部の決済用通信端末に送信するとともに、料金精算に関する決済が行われたか否かの情報を外部の決済用通信端末から受信する通信部と
    を備える駐車場制御装置。
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