JP2017008922A5 - - Google Patents

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上記目的を達成するため、本発明の電動コンプレッサは、
冷媒を圧縮する圧縮機構と、
前記圧縮機構を駆動する電動モータと、
前記圧縮機構及び電動モータが収容された本体ハウジングと、
前記電動モータの駆動回路が収容され、仕切壁によって前記本体ハウジングと仕切られた回路ハウジングと、
前記回路ハウジングに露出する前記仕切壁の一方の面の当接箇所に当接された前記駆動回路の発熱部品と、
前記本体ハウジングに露出する前記仕切壁の他方の面に設けられ、前記本体ハウジングの外部から内部に吸入される冷媒が通過する吸入冷媒通路と、
前記吸入冷媒通路に形成され、通過する冷媒前記当接箇所に吹き付ける開口部と、
を備える。
弁体15bは、弁ケース15aの両端方向(上下方向)に移動可能に構成されている。弁体15bの上面15b1(請求項中の壁面に相当)は、吸入冷媒通路13を通過する冷媒の流れ方向と交差する方向に延在する。この弁体15bは、弁体15bの下方に配置されたコイルスプリング15cの弾発力により弁ケース15aの上端側に付勢されている。弁体15bが弁ケース15a内を最も上端側に移動すると、接続部材17に弁体15bが当接して弁ケース15aが塞がれる。
このため、逆止弁15の開弁時に吸入ポート11cから弁ケース15aに流入して開口部15dを通過した吸入冷媒が、弁体15bの上面15b1によって向きを変更されて、仕切壁11dの面11eの薄肉部11kに吹き付けられるようになる。よって、吸入ポート11cから吸入された冷媒を、電力用スイッチング素子9bが当接された当接部11iの裏側箇所である仕切壁11dの面11eの薄肉部11kに沿って確実に通過させ、仕切壁11dを介して電力用スイッチング素子9bを吸入冷媒によって確実かつ十分に冷却することができる。
そして、第2実施形態の電動コンプレッサ1Aの吸入冷媒通路13は、筒状部材21と接続部材17とを有している。筒状部材21は、図7に示すように、一端が開放された本体21aを有しており、本体21aの他端は筒状部材21の中心軸に対して傾斜したテーパ面21b(請求項中の壁面に相当)によって塞がれている。このテーパ面21bは、吸入冷媒通路13を通過する冷媒の流れ方向と交差する方向に延在する。このテーパ面21bは、本体21aの開放された一端(上端)は、筒状の接続部材17により吸入ポート11cに接続されている。本体21aの周面には、筒状部材21の内部と外部(吸入室7b)とを連通させる開口部21cが形成されている。テーパ面21bで塞がれた本体21aの他端(下端)は、仕切壁11dの面11eから突設された支持リブ11oによって支持される。
このように構成された第2実施形態の電動コンプレッサ1Aでは、吸入ポート11cから筒状部材21の本体21aに流入した吸入冷媒が、テーパ面21bによって各開口部21c側に誘導される。そして、各開口部21cを通過した冷媒が、第1実施形態の電動コンプレッサ1における逆止弁15の弁ケース15aの開口部15dを通過した吸入冷媒と同様に、筒状部材21の本体21aのテーパ面21bによって向きを変更されて、仕切壁11dの面11eの薄肉部11kに吹き付けられるようになる。
なお、図8の正断面図や図9の要部拡大縦断面図に示す第2実施形態の変形例の電動コンプレッサ1Aのように、吸入ポート11cから筒状部材21の本体21aに流入した冷媒の一部を、本体21aの底面21d(請求項中の壁面に相当)に形成したノズル21eにより、仕切壁11dの支持リブ11oの下方に吹き出させるように構成してもよい。
ちなみに、この変形例では、ノズル21eの形成を容易にするために、本体21aの他端(下端)の底面21dを、第2実施形態のテーパ面21bではなく、筒状部材21の中心軸に対して直交する平坦な面としている。そのように構成しても、本体21aの底面21dは、吸入冷媒通路13を通過する冷媒の流れ方向と交差する方向に延在する。したがって、開口部21cを通過した冷媒が、本体21aの底面21dによって向きを変更されて、仕切壁11dの面11eの薄肉部11kに吹き付けられるようにすることができる。しかし、底面21dを第2実施形態のテーパ面21bのような傾斜面としてもよい。
そして、第3実施形態の電動コンプレッサ1Bの吸入冷媒通路13は、冷媒誘導カバー23を有している。冷媒誘導カバー23は、図11(a),(b)に示すように、円筒状の端面のうち半円分の部分を切り欠いた接続部23aと、接続部23aに連なる内部空間を有するカバー本体23bとを有している。カバー本体23bは、接続部23aに対向する壁面23b1(請求項中の壁面に相当)を有している。また、カバー本体23bは、内部空間と連通する開口部23cを有している。
面11eに取り付けた状態で、冷媒誘導カバー23の接続部23aは、図12に示すように、吸入ポート11cに接続される。また、カバー本体23bは、開口部23cが開口する開放端を図3(b)に示す仕切壁11dの面11eのうち2つの薄肉部11k,11k間の部分に当接させた状態となる。したがって、カバー本体23bの開口部23cは、両薄肉部11k,11kに跨がって各薄肉部11kとそれぞれ対向する。さらに、カバー本体23bの壁面23b1は、吸入冷媒通路13を通過する冷媒の流れ方向と交差する方向に延在する。
このように構成された第3実施形態の電動コンプレッサ1Bでは、吸入ポート11cから冷媒誘導カバー23の接続部23aを介してカバー本体23bに流入した吸入冷媒が、カバー本体23bの内部空間において、接続部23a以外の開口部分であるカバー本体23bの開口部23c側に誘導される。そして、開口部23cを通過した冷媒が、第1実施形態の電動コンプレッサ1における逆止弁15の弁ケース15aの開口部15dを通過した吸入冷媒と同様に、カバー本体23bの壁面23b1によって向きを変更されて、仕切壁11dの面11eの薄肉部11kに吹き付けられるようになる。
傾斜部11q(請求項中の壁面に相当)は自由端である終端(下端)に向かうにつれて仕切壁11dの面11eに近づく円弧状を呈している。即ち、傾斜部11qは、吸入冷媒通路13を通過する冷媒の流れ方向と交差する方向に延在している。傾斜部11qの終端と仕切壁11dの面11eとの間には開口部11rが形成されている。吸入冷媒通路13の内部には、吸入ポート11cから開口部11rに向かう冷媒の流れが生じる。
このように構成された第4実施形態の電動コンプレッサ1Cでは、吸入ポート11cから吸入冷媒通路13の冷媒誘導カバー23の冷媒誘導壁11pと仕切壁11dの面11eとの間の空間に流入した吸入冷媒が、開口部11rに向かって移動する。その際に、傾斜部11qによって冷媒の向きが変更されて、仕切壁11dの面11fの電力用スイッチング素子9bを当接させた当接部11iの裏側部分側に冷媒が誘導される。ここで傾斜部11qによって変更された冷媒の向きは、冷媒が誘導される当接部11iの裏側部分の面11eの延在方向と交差している。したがって、傾斜部11qによって向きが変更された冷媒は、当接部11iの裏側部分に吹き付けられる。
また、図19の斜視図及び図20の要部拡大縦断面図に示す第4実施形態の他の変形例に係る電動コンプレッサのように、先の変形例における吸入冷媒通路13の傾斜部11qを、冷媒誘導壁11qを円弧の中心軸方向、即ち、吸入冷媒通路13における冷媒の流れ方向に対して直交する平坦面による底面11s(請求項中の壁面に相当)に代えてもよい。
1,1A,1B,1C 電動コンプレッサ
3 圧縮機構
3a,3b サイドブロック
3c シリンダブロック
3d シリンダ室
3e ロータ
5 電動モータ
7 ハウジング(本体ハウジング)
7a 吐出室
7b 吸入室
7c 開口
9 インバータ回路(駆動回路)
9a 回路基板
9b 電力用スイッチング素子
9c コンデンサ
9d コイル
11 インバータケース
11a 蓋部
11b 回路収容部(回路ハウジング)
11c 吸入ポート
11d 仕切壁
11e 仕切壁面(他方の面)
11f 仕切壁面(一方の面)
11g 回路収容部開口
11h キャップ
11i 当接部(当接箇所)
11j 吸入室連通路
11k 薄肉部
11l リブ
11m 嵌合部(位置決め部、凹部)
11n 嵌合孔(位置決め部、凹部)
11o 支持リブ
11p 冷媒誘導壁
11q 傾斜部(壁面)
13 吸入冷媒通路
15 逆止弁
15a 弁ケース
15b 弁
15b1 弁体上面(壁面)
5c コイルスプリング
11r,15d,21c,23c 開口部
15e 角部(位置決め部、凸部)
15f 突起(位置決め部、凸部)
17 接続部材
19 位置決め部
21 筒状部材
21a 本体
21b テーパ面(壁面)
11s,21d 底面(壁面)
21e,23d ノズル
23 冷媒誘導カバー
23a 接続部
23b カバー本
23b1 カバー本体壁面

Claims (10)

  1. 冷媒を圧縮する圧縮機構(3)と、
    前記圧縮機構(3)を駆動する電動モータ(5)と、
    前記圧縮機構(3)及び電動モータ(5)が収容された本体ハウジング(7)と、
    前記電動モータ(5)の駆動回路(9)が収容され、仕切壁(11d)によって前記本体ハウジング(7)と仕切られた回路ハウジング(11b)と、
    前記回路ハウジング(11b)に露出する前記仕切壁(11d)の一方の面(11f)の当接箇所(11i)に当接された前記駆動回路(9)の発熱部品(9b)と、
    前記本体ハウジング(7)に露出する前記仕切壁(11d)の他方の面(11e)に設けられ、前記本体ハウジング(7)の外部から内部に吸入される冷媒が通過する吸入冷媒通路(13)と、
    前記吸入冷媒通路(13)に形成され、通過する冷媒前記当接箇所(11i)に吹き付ける開口部(15d,21c,23c,11r)と、
    を備える電動コンプレッサ(1,1A,1B,1C)
  2. 前記吸入冷媒通路(13)の下流側端部を画成し、前記吸入冷媒通路(13)における冷媒の流れ方向と交差する方向に延在する壁面(15b1,21b,21d,23b1,11q,11s)をさらに備える請求項1記載の電動コンプレッサ(1,1A,1B,1C)。
  3. 冷媒を圧縮する圧縮機構(3)と、
    前記圧縮機構(3)を駆動する電動モータ(5)と、
    前記圧縮機構(3)及び電動モータ(5)が内部に収容された本体ハウジング(7)と、
    前記電動モータ(5)の駆動回路(9)が収容され、仕切壁(11d)によって前記本体ハウジング(7)と仕切られた回路ハウジング(11b)と、
    前記回路ハウジング(11b)に露出する前記仕切壁(11d)の一方の面(11f)の当接箇所(11i)に当接された前記駆動回路(9)の発熱部品(9b)と、
    前記本体ハウジング(7)に露出する前記仕切壁(11d)の他方の面(11e)に設けられ、前記本体ハウジング(7)の外部と内部とを連通し、該本体ハウジング(7)の外部から内部に吸入される冷媒が通過する吸入冷媒通路(13)と、
    前記吸入冷媒通路(13)の下流側端部を画成し、前記吸入冷媒通路(13)における冷媒の流れ方向と交差する方向に延在する壁面(15b1,21b,21d,23b1,11q,11s)と、
    前記吸入冷媒通路(13)に形成され、通過する冷媒に前記当接箇所(11i)へ向かう流れを発生させる開口部(15d,21c,23c,11r)と、
    を備える電動コンプレッサ(1,1A,1B,1C)。
  4. 前記仕切壁(11d)の他方の面(11e)における前記当接箇所(11i)の裏側箇所には薄肉部(11k)が形成されており、前記開口部(15d,21c,23c)は前記吸入冷媒通路(13)の前記薄肉部(11k)に露出する部分に形成されている請求項1、2又は3記載の電動コンプレッサ(1,1A,1B)。
  5. 前記吸入冷媒通路(13)に設けられ、前記本体ハウジング(7)の内部から前記吸入冷媒通路(13)への冷媒の逆流を阻止する逆止弁(15)をさらに備え、該逆止弁(15)の弁体(15b)を移動可能に収容する筒状の弁ケース(15a)の周面に、前記開口部(15d)が形成されている請求項1、2、3又は4記載の電動コンプレッサ(1)。
  6. 前記弁ケース(15a)は、前記仕切壁(11d)の他方の面(11e)における前記当接箇所(11i)の裏側箇所に向けて前記開口部(15d)が開放される向きに、前記弁ケース(15a)を前記仕切壁(11d)に対して前記弁ケース(15a)の周方向に位置決めする位置決め部(19)を有する請求項5記載の電動コンプレッサ(1)。
  7. 前記位置決め部(19)は、前記仕切壁(11d)及び前記弁ケース(15a)のうちいずれか一方(15a)に設けられた凸部(15e,15f)と他方(11d)に設けられた凹部(11m,11n)とを有しており、該凸部(15e,15f)と前記凹部(11m,11n)との嵌合により前記弁ケース(15a)が前記仕切壁(11d)に対して前記周方向に位置決めされる請求項6記載の電動コンプレッサ(1)。
  8. 前記開口部(21c)は、前記回路ハウジング(11b)とは別体で前記吸入冷媒通路(13)を構成する筒状部材(21)の周面に形成されている請求項1、2、3又は4記載の電動コンプレッサ(1A)。
  9. 前記開口部23cは、前記回路ハウジング(11b)とは別体で前記仕切壁(11d)の他方の面(11e)に固定され、該仕切壁(11d)と協働して前記吸入冷媒通路(13)を構成する冷媒誘導カバー(23)に形成されている請求項1、2、3又は4記載の電動コンプレッサ(1B)。
  10. 前記開口部(11r)は、前記回路ハウジング(11b)と一体に形成されて前記吸入冷媒通路(13)における冷媒の流れ方向に延在し、前記仕切壁(11d)と協働して前記吸入冷媒通路(13)を構成する冷媒誘導壁(11p)の終端に形成されており、前記冷媒誘導壁(11p)の前記開口部(11r)寄りの終端部分に、前記流れ方向に対して前記当接箇所(11i)に近づくように傾斜した傾斜部(11q)が設けられている請求項1、2又は3記載の電動コンプレッサ(1C)。
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