JP2017007646A - 自動二輪車 - Google Patents

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聡志 高谷
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聡志 高谷
賢士 井高
Kenji Idaka
賢士 井高
貴志 内田
Takashi Uchida
貴志 内田
浩司 野崎
Koji Nozaki
浩司 野崎
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Abstract

【課題】車体前部の大形化を抑えることができる自動二輪車を提供する。【解決手段】ライダー用シート18の下方で車体側部を覆うサイドカバー34の内側に、エンジンEの冷却水Wを貯留するリザーバタンク40が配置されている。サイドカバー34およびリザーバタンク40はそれぞれ、車体フレームFRに対して着脱自在に取り付けられている。サイドカバー34に、リザーバタンク40内の冷却水Wの残量を視認させるための窓45が形成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、冷却媒体を用いて冷却されるエンジンを搭載した自動二輪車に関するものである。
自動二輪車では、エンジンが水のような冷却媒体で冷却されるものがある。冷却媒体を貯留するリザーバタンクは、エンジン前方のラジエータの側方に配置されることが多い(例えば、特許文献1)。
特許第4598613号公報
しかしながら、ラジエータの側方にリザーバタンクを配置すると、自動二輪車の車体前部の構造が複雑になり、車体前部が大形化する。
本発明は、車体前部の大形化を抑えることができる自動二輪車を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の自動二輪車は、ライダー用シートの下方で車体側部を覆うサイドカバーの内側に、エンジンの冷却媒体を貯留するリザーバタンクが配置されている。
この構成によれば、ライダー用シートの下方にリザーバタンクが配置されているので、自動二輪車のラジエータ側方にリザーバタンクを配置する場合に比べて、車体前部の大形化を抑えることができる。また、サイドカバーの内側にリザーバタンクが配置されているので、リザーバタンクを外側方から覆うリザーバタンクカバーが不要となり、部品点数を削減できる。
本発明において、前記サイドカバーに、前記リザーバタンク内の冷却媒体の残量を視認させるための第1の窓が形成されていることが好ましい。この構成によれば、サイドカバーを取り外すことなく、冷却媒体の残量を確認できるので、利便性が向上する。
本発明において、前記サイドカバーが車体フレーム対して着脱自在に取り付けられ、前記サイドカバーを取り外したとき、前記リザーバタンクを車体に搭載した状態で給液可能な位置に、前記リザーバタンクの給液口が設けられていることが好ましい。この構成によれば、サイドカバーを取り外すことで、容易に給液できる。
本発明において、車体の車幅方向一側に配置されたサイドスタンドと反対側の他側に、前記リザーバタンクを配置するのが好ましい。この場合、前記リザーバタンクの給液口が、前記リザーバタンクにおける車幅方向の他側部に配置されているのが好ましい。この構成によれば、サイドスタンドにより車体が一側方に傾斜して自立した状態で給液した場合でも、給液口から冷却媒体があふれるのを防ぐことができる。
本発明において、前記サイドカバーが、前記車体フレームから車幅方向外側に膨出した膨出部分を有し、前記膨出部分の過半部が、前記ライダー用シートとライダー用ステップとを結ぶ面領域内に位置していることが好ましい。ここで、「過半部」とは、側面視で、外表面の1/2を超える部分をいう。この構成によれば、膨出部分を設けることで、リザーバタンクの容量を稼ぐことができる。ライダーの脚は、ライダー用シートから前方斜め下方に膝まで延び、膝からステップに向けて後方斜め下方に延びる。すなわち、ライダーの脚は、ライダー用シートとステップを端部とした後方に開くV字形となるので、ライダー用シートとステップとを結ぶ面領域内に膨出部分が位置していても、膨出部分とライダーの脚とが干渉することが防がれる。
本発明において、前記リザーバタンクは、略水平な上面を有し、側面視で、下方に向かって先細りとなる三角形状であり、前記リザーバタンクの上面の前後方向中間部にドレン口が形成され、前記リザーバタンクの下端部に、前記冷却媒体を冷却するラジエータの給液口に接続される出口が形成されていることが好ましい。この構成によれば、ライダー用シートは一般に車体の前後方向中央部に配置されており、この車体の前後方向中央部のシートの下方にリザーバタンクを設けたことで、自動二輪車の加減速時の液面変動が小さくなり、液がドレンから漏れにくい。また、下方に向かって先細りとなる三角形状で、下端部に出口を設けたので、リザーバタンク内の冷却媒体の残量が少なくなっても、冷却媒体を有効に利用できる。
本発明において、リヤブレーキの作動媒体を貯留するブレーキ用リザーバが前記サイドカバーの内側に配置されていることが好ましい。この構成によれば、リザーバタンクとブレーキ用リザーバとを隣接して配置し、共通のサイドカバーで覆うことができる。これにより、車体の外観が向上するうえに、部外者がリザーバタンクおよびブレーキ用リザーバにアクセスするのを防ぐことができる。
前記ブレーキ用リザーバが前記サイドカバーの内側に配置されている場合、前記ブレーキ用リザーバの作動媒体の残量を視認させる第2の窓が形成されていることが好ましい。この構成によれば、サイドカバーを取り外すことなく、作動媒体の残量を確認できるので、利便性が向上する。
前記ブレーキ用リザーバが前記サイドカバーの内側に配置されている場合、前記サイドカバーが車体フレームに対して着脱自在に取り付けられ、前記サイドカバーが取り外されたとき、前記ブレーキ用リザーバを車体に搭載した状態で給液可能な位置に、前記ブレーキ用リザーバの給液口が設けられていることが好ましい。この構成によれば、サイドカバーを取り外すことで、容易に給液できる。
本発明の自動二輪車によれば、ライダー用シートの下方にリザーバタンクが配置されているので、自動二輪車の車体前部の大形化を抑えることができる。また、サイドカバーの内側にリザーバタンクが配置されているので、リザーバタンクを外側方から覆うリザーバタンクカバーが不要となり、部品点数を削減できる。
本発明の第1実施形態に係る自動二輪車を示す側面図である。 同自動二輪車の要部の平面図である。 同自動二輪車におけるシート下方を示す拡大側面図である。 図3からサイドカバーを取り外した状態を示す拡大側面図である。 同自動二輪車のリザーバタンクを示す側面図である。 同自動二輪車の要部を示す拡大側面図である。 同自動二輪車の要部を示す縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係る自動二輪車におけるシート下方を示す側面図である。 図8からサイドカバーを取り外した状態を示す側面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。本明細書において、「左側」および「右側」は、自動二輪車に乗車した運転者から見た左右側をいう。
図1は本発明の第1実施形態に係る自動二輪車の右側面図である。この自動二輪車の車体フレームFRは、前半部を形成するメインフレーム1と、後半部を形成するリヤフレーム2とを有している。リヤフレーム2は、メインフレーム1の後端部に連結されて後方に延びる第1シートレール2aと、第1シートレール2aの下方でメインフレーム1の後端部に連結されて、後方斜め上方に延びて第1シートレール2aが連結される第2シートレール2bとを有している。メインフレーム1の前端にヘッドパイプ4が設けられ、このヘッドパイプ4にステアリングシャフト(図示せず)を介してフロントフォーク8が回動自在に軸支されている。フロントフォーク8の上端部に操向用のハンドル6が固定され、フロントフォーク8の下端部に前輪10が取り付けられている。
メインフレーム1の後端部に、スイングアームブラケット9が設けられている。このスイングアームブラケット9に取り付けたピボット軸16の回りに、スイングアーム12が上下揺動自在に軸支されている。メインフレーム1の後端部に、ピボット軸16が支持されたスイングアーム12を側方から覆うピボットカバー24が取り付けられている。このスイングアーム12の後端部に、後輪14が回転自在に支持されている。リヤフレーム2とスイングアーム12との間に、路面から後輪14にかかる衝撃を吸収するリヤサスペンション13が懸架されている。本実施形態のリヤサスペンション13は、いわゆる1本サスであり、車体の車幅方向中央部に配置されている。
車体フレームFRの中央下部でスイングアームブラケット9の前側に、エンジンEが取り付けられている。エンジンEが、車体の一側である左側に配置されたドライブチェーン11を介して後輪14を駆動する。エンジンEは、冷却媒体として水を利用した水冷エンジンである。エンジンEの前方に、走行風を用いて冷却水を冷やすためのラジエータ25が配置されている。エンジンEは、エンジン回転軸であるクランク軸26を支持するクランクケース28と、クランクケース28の前部の上面から上方に突出したシリンダブロック30と、その上方のシリンダヘッド32とを有している。
メインフレーム1の上部に燃料タンク15が配置され、リヤフレーム2にライダー用シート18および同乗者用シート20が支持されている。ライダー用シート18の下方にライダー用ステップ35が配置され、ステップステー36を介して車体フレームFRに支持されている。車体の左側に、停車時に自動二輪車の車体を自立させるためのサイドスタンド38(図2)が配置され、メインフレーム1に回動自在に支持されている。
車体前部で、フロントフォーク8の後方に、ラジエータ25を外側方から覆う左右一対のシュラウド42が配置されている。シュラウド42の後方で、燃料タンク15の下方、車体フレームFRの上方に、左右一対のニーグリップカバー44が配置されている。ニーグリップカバー44は、ライダー用シート18の下方から前方斜め下方にわたって延びるように配置され、走行中にライダーが膝で挟む部分となる。
ニーグリップカバー44の後方斜め下方で、ライダー用シート18の下方に、車体側部を覆う左右一対の樹脂製のサイドカバー34が配置されている。ライダー用シート18の下方でサイドカバー34の内側に、エンジンEの冷却水を貯留するリザーバタンク40が配置されている。リザーバタンク40は、車体の左側に配置されたサイドスタンド38(図2)と反対側の右側に配置されている。サイドカバー34に、リザーバタンク40内の冷却水の残量を視認させるための第1の窓45が形成されている。サイドカバー34およびリザーバタンク40はそれぞれ、車体フレームFRに対して着脱自在に取り付けられている。これらの取付構造については後述する。サイドカバー34およびニーグリップカバー44の後方で、同乗者用シート20の下方に、左右一対のリヤカバー33が配置されている。
リザーバタンク40は、側面視で、車体フレームFRを構成する複数のフレームに囲まれた領域に配置されている。本実施形態では、リザーバタンク40は、側面視で、メインフレーム1、第1シートレール2aおよび第2シートレール2bに囲まれた領域R(図4)内に配置されている。詳細には、リザーバタンク40は、メインフレーム1の後方上方で、第1シートレール2aの下方で、第2シートレール2bの前方上方に位置している。
また、リザーバタンク40は、ライダー用ステップ35の上方に配置されている。本実施形態のリザーバタンク40は、側面視で、クランクケース28の後方斜め上方に配置されている。本実施形態では、リザーバタンク40の下端が、クランクケース28の上面よりも下方に位置している。また、リザーバタンク40が、ピッチングに関する回転中心となる重心Gの近くに配置されている。これにより、従来のようにリザーバタンク40を車体の前部に配置する場合よりも、ピッチングによる影響を受けにくい。
図2は自動二輪車の要部の平面図である。図2は、燃料タンク15およびライダー用シート18が取り外された状態を示している。同図に示すように、リヤサスペンション13が車幅方向の中央部に配置され、リザーバタンク40がリヤサスペンション13の近くに配置されている。具体的には、リザーバタンク40は、リヤサスペンション13の右側方で、上方寄りに配置されている。これにより、リヤサスペンション13との干渉を避けつつ、タンク容量を稼ぐことができる。
サイドカバー34は、平面視で、シートレール2(車体フレームFR)から車幅方向外側に膨出した膨出部分34aを有している。具体的には、サイドカバー34の開口周縁34bが車幅方向内側に位置し、この開口周縁34bから中央部に向かってサイドカバー34の外表面が外側方に膨出している。本実施形態では、膨出部分34aの外表面は、平面視で、ライダー用シート18の外側縁よりも車幅方向外側に位置している。また、リザーバタンク40の一部、詳細には、リザーバタンク40における膨出部分34aの内側の部分が、シートレール2の内面よりも外側に位置している。これにより、リザーバタンク40の容量を稼ぐことができる。図2から分かるように、ライダー用シート18(図1)の下方は、最も車幅が狭くなる部位であるから、この部位に膨出部分34aを設けても、自動二輪車全体の車幅方向寸法が大きくなることはない。
膨出部分34aは、その過半部が側面視で、図1に示すライダー用シート18とライダー用ステップ35とを結ぶ面領域SR内に位置している。このように、リザーバタンク40は、ライダー用ステップ35の上方に配置されおり、車体の横転時でも地面と非接触となるようになっている。具体的には、転倒時にライダー用シート18、ハンドル6およびライダー用ステップ35が地面に当たるので、リザーバタンク40が損傷しない。つまり、リザーバタンク40は、ライダー用シート18、ハンドル6およびライダー用ステップ35を結ぶ平面の内側に配置されている。
図3に示すように、サイドカバー34は、側面視で、水平な上辺を有し、下方に向かって先細りとなる三角形状である。サイドカバー34の第1の窓45は、鉛直線に対して傾斜した上下方向に細長い平行四辺形状である。このような形状とすることで、上下方向に延びる長方形状とした場合よりも見やすくなる。また、サイドカバー34の外表面における第1の窓45の近傍に、冷却水の残量を示す表示、詳細には、FおよびLの文字が付されている。このように、サイドカバー34に表示を付すことで、冷却水の残量を把握しやすい。
サイドカバー34の上部における前部と後部に、左右方向を向いた貫通孔からなるボルト挿通孔37,37が設けられている。さらに、サイドカバー34の前縁から前方に突出するカバー取付片39が形成されている。カバー取付片39には、左右方向を向く貫通孔からなる第1取付孔39aが形成されている。カバー取付片39は、車体装着状態で、ピボットカバー24の内側に位置している。ピボットカバー24における第1取付孔39aに相当する位置に、左右方向を向く貫通孔からなる第2取付孔41が形成されている。
図4は、図3からサイドカバー34を取り外した状態を示す。図4に示すように、リザーバタンク40は、略水平な上面40aを有し、側面視で、下方に向かって先細りとなる三角形状である。詳細には、リザーバタンク40は、側面視で、上面40aと、上面40aの前端から下方に向かって後方に延びる前面40bと、上面40aの後端から下方に向かって前方に延びている後面40cとを有している。
リザーバタンク40の前部の外表面に冷却水の残量を示すレベルゲージ46が設けられている。レベルゲージ46は、リザーバタンク40の外表面に印刷された水平な線である。リザーバタンク40は、半透明の樹脂で形成されており、レベルゲージ46により、冷却媒体の一例である冷却水の液面Sが視認できるようになっている。また、リザーバタンク40の後部に冷却水の吸水口48が設けられている。吸水口48は、上方に開口した円筒形状で、キャップ49により閉止されている。
リザーバタンク40は、サイドカバー34を取り外した状態で、少なくともレベルゲージ46および吸水口48が側面視で車体フレームFRから露出している。換言すれば、リザーバタンク40は、サイドカバー34を取り外したとき、給水可能な位置に給水口48が設けられている。
図5に示すように、リザーバタンク40の上面40aにおける前後方向中間部にドレン口50が形成されている。ドレン口50は、リザーバタンク40の上面40aから上方に突出したニップル50によって形成されている。また、リザーバタンク40の下端部40dに、ラジエータ25に冷却水を供給する出口52が形成されている。出口52は、リザーバタンク40の前面40bの下端部から前方斜め下方に突出したニップル52によって形成されている。
リザーバタンク40の上面40aの前部に、第1タンク取付片54が形成されている。第1タンク取付片54には、左右方向を向く第1ボルト挿通孔54aが形成されている。さらに、リザーバタンク40の後面40cに、第2タンク取付片56が形成されている。第2タンク取付片56には、左右方向を向く第2ボルト挿通孔56aが形成されている。第1ボルト挿通孔54aは円形の貫通孔からなり、第2ボルト挿通孔56aは長円形の貫通孔からなる。
図4に示すように、ドレン口50にドレンホース66が接続され、出口52に給水ホース68が接続されている。図6に示すように、ドレンホース66は、リザーバタンク40の上方を第1シートレール2aに沿って前方へ延びた後、リザーバタンク40の前方で下方に湾曲され、スイングアームブラケット9に沿って下方に延び、外部に開口している。給水ホース68は、リザーバタンク40の前方をメインフレーム1に沿って上方斜め前方に延びた後、ラジエータ25の給水口25aに接続されている。
このように、ドレンホース66および給水ホース68は、車体フレームFRに沿って配置され、車体フレームFRに固着された複数の板金ブラケット69に引っ掛けられて支持されている。また、ラジエータ25の上部にエンジンEに設けられた冷却ポンプからのラジエータ入口配管70が接続され、ラジエータ25の下端にエンジンEへ向かうラジエータ出口配管72が接続されている。
車体の前部、詳細には、ラジエータ25の上方に、エンジン・コントロール・ユニット,リレーボックス、ヒューズボックス等を含む電装品74が配置されている。これらの電装品74は、ライダー用シート18の下方に配置されることが多いが、ライダー用シート18の下方にリザーバタンク40を配置したことで、車体の前部に配置されている。エンジンEの前方、上方またはハンドル6(図1)の周辺にはセンサ、スイッチ類が多く配置されているので、電装品74を車体の前部に配置することで、ハーネス、ケーブル等が短くて済む。ライダー用シート18の下方にリザーバタンク40を配置したことで、ラジエータ25の近傍に設けた場合よりも給水ホース68は長くなるが、ハーネス、ケーブルは、給水ホース68よりも高価で重いので、ハーネス、ケーブルが短くなる効果は大きい。
また、ラジエータ25の給水口25aが、リザーバタンク40が配置される車体の右側に配置されているので、給水ホース68の長さを短くできる。さらに、図2に示すように、メインハーネスCAが車体の左側に配置されているので、メインハーネスCAと給水ホース68との干渉を防ぐことができる。
図4に示すように、第1シートレール2aに第1ブラケット58が溶接により固着されている。第1ブラケット58は、第1シートレール2aの前端部の近傍に取り付けられて第1シートレール2aから下方に突出し、側面視で、三角形の領域Rの上部の前部に位置している。第1ブラケット58は、板金を折り曲げ加工することで形成され、前後方向に並んで第1および第2ねじ孔58a,58bが形成されている。前側の第1ねじ孔58aおよび後側の第2ねじ孔58bは共に左右方向を向いたねじ孔であり、本実施形態では、溶接ナットで形成されている。
第2シートレール2bに第2ブラケット60が溶接により固着されている。第2ブラケット60は、第2シートレール2bに取り付けられて上方に突出し、側面視で、三角形の領域Rの下部に位置している。第2ブラケット60も、板金を折り曲げ加工することで形成され、左右方向を向いた第3ねじ孔60aが形成されている。本実施形態の第3ねじ孔60aは、溶接ナットで形成されている。
第2シートレール2bに、上方に延びて第1シートレール2aの後端部に接続される連結部材62が固着されている。この連結部材62に、第3ブラケット64が溶接により固着されている。第3ブラケット64は、側面視で、三角形の領域Rの後端近傍で両シートレール2a,2bに近接して位置している。第3ブラケット64も、板金を折り曲げ加工することで形成され、左右方向を向いた第4ねじ孔64aが形成されている。本実施形態の第4ねじ孔64aは、溶接ナットで形成されている。
つぎに、サイドカバー34およびリザーバタンク40の取付構造について説明する。リザーバタンク40の第1ボルト挿通孔54a(図5)および第2ボルト挿通孔56a(図5)に、車体外側方からボルト76、78をそれぞれ挿通する。その後、第1ブラケット58の第2ねじ孔58bおよび第2ブラケット60の第3ねじ孔60aに、ボルト76、78をそれぞれ締め付ける。これにより、リザーバタンク40が車体フレームFRに支持される。このように、リザーバタンク40が、上下2箇所で車体フレームFRに支持されることで、リザーバタンク40の支持が安定する。
つづいて、図3のサイドカバー34を取り付ける。サイドカバー34のカバー取付片39の外側方に、ピボットカバー24を重ねた状態で、ピボットカバー24の第2取付孔41およびサイドカバー34の第1取付孔39aに、外側方からゴムナット80を挿通する。このゴムナット80にボルト82を外側方から締め付ける。これにより、サイドカバー34の前部が、ピボットカバー24に連結される。
さらに、サイドカバー34のボルト挿通孔37,37に、外側方からボルト82、82を挿通する。その後、図4に示す第1シートレール2aの第1ブラケット58の第1ねじ孔58aおよび連結部材62の第3ブラケット64の第4ねじ孔64aに、これらボルト82、82をそれぞれ締め付ける。一方、ピボットカバー24の下部は、スイングアームブラケット9にボルト固定される(図示せず)。以上により、サイドカバー34が車体フレームFRに支持される。
図1の自動二輪車が走行すると、エンジンE内部のウォータージャケット(図示せず)内を冷却水が流れ、エンジンEの各部を冷却する。エンジンEの各部を冷却した冷却水Wは、エンジンEの外部に出て、図6に示すラジエータ入口配管70を通ってラジエータ25に導入される。ラジエータ25に導入された冷却水Wは、走行風を用いて冷やされた後、ラジエータ出口配管72を通ってエンジンEに戻される。このように、冷却水Wは、エンジンE、ラジエータ入口配管70、ラジエータ25およびラジエータ出口配管72でなる冷却水経路を循環する。
冷却水Wの水温が上昇すると、体積が膨張して冷却水経路の内圧が上昇する。冷却水経路の圧力が所定値を超えると、冷却水Wは、給水ホース68を通ってリザーバタンク40に溜められる。エンジンEが停止し、冷却水Wが冷えると冷却水経路の圧力が下がり、給水ホース68を通ってリザーバタンク40から冷却水Wがラジエータ25に戻される。このように、リザーバタンク40で冷却水温の変化に伴う冷却水経路内の圧力を調整することで、冷却水経路内へのエアの浸入を防いで、常に冷却水Wが充満している状態を保つことができる。
駐車時の自動二輪車は、サイドスタンド38(図2)により、図7に示すように、車体の中心線C1が鉛直線L1に対して車幅方向左側に傾斜した状態で自立する。リザーバタンク40は、車体の中心線C1に対して車幅方向右側に配置されている。本実施形態では、リザーバタンク40は、車体フレームFRの右側の外側面S1に沿って、リザーバタンク40の右側面40eが配置されている。これにより、自動二輪車が傾斜して自立した状態で、給水ノズルNを車体の内側に大きく挿入することなく、給水ノズルNをリザーバタンク40に近づけることができる。その結果、給水作業が容易になる。
また、リザーバタンク40の給水口48は、リザーバタンク40の車幅方向中心C2に対して車幅方向右側に偏位して配置されている。したがって、自動二輪車が傾斜して自立した状態で、リザーバタンク40内の液面Sと給水口48との上下方向距離D1が大きくなる。その結果、給水口48から水が溢れるのを防ぐことができる。
図4に示すように、本実施形態のリザーバタンク40は、上下方向寸法に比べて前後方向寸法が大きく形成され、さらに、上方に向かって前後方向寸法が大きくなっている。これにより、リザーバタンク40の上部の容量が大きくなるから、液面Sが満タンを示す標示Fを超えても、給水口48に達するまでの容積を稼ぐことができるので、給水時に冷却水が溢れるのを防ぐことができる。
換言すれば、上述のように冷却水が溢れることを防ぐことができるので、給水口48をリザーバタンク40の上面40aよりも下方に形成することができる。これにより、第1シートレール2aと給水口48との間に、上下方向隙間を形成しやすくなる。その結果、給水口48から冷却水が溢れるのを防ぎつつ、図7の給水ノズルNを給水口48に近づけ易くなる。
図1に示すように、リザーバタンク40が車体の右側に配置され、ドライブチェーン11が車体の左側に配置されている。したがって、リザーバタンク40から冷却水が溢れた場合でも、ドライブチェーン11に冷却水がかかるのを防ぐことができる。
図4に示すように、リザーバタンク40のレベルゲージ46が、給水口48と反対側に配置されている。具体的には、レベルゲージ46はリザーバタンク40の前半部に形成され、給水口48はリザーバタンク40の後部に形成されている。これにより、給水時に給水ノズル(図7)によりレベルゲージ46が隠れるのが防がれ、冷却水の量を確認しながら給水作業を行うことができる。
また、図3に示すように、サイドカバー34の前面34fに沿って、第1の窓45が形成されている。サイドカバー34の前面34fは、後面34rに比べて鉛直方向に対する傾きが小さい。つまり、サイドカバー34の前面34fは、後面34rに比べて鉛直方向に近い角度で上下方向に延びている。したがって、上下方向に離れたレベルゲージ46を露出させる第1の窓45をサイドカバー34の後面34rに沿って形成する場合に比べ、短くできる。その結果、第1の窓45が目立たなくなって、車体の外観が向上する。
上記構成によれば、図1のライダー用シート18の下方にリザーバタンク40が配置されているので、自動二輪車の車体前部がスリム化する。また、サイドカバー34の内側にリザーバタンク40が配置されているので、リザーバタンク40を外側方から覆うカバーが不要となる。したがって、部品点数を削減できる。
サイドカバー34およびリザーバタンク40はそれぞれ、車体フレームFRに対して着脱自在に取り付けられている。したがって、サイドカバー34を取り外すことで、リザーバタンク40が露出するから、リザーバタンク40を取り外さずに、リザーバタンク40への給水が容易にできる。
サイドカバー34に、リザーバタンク40内の冷却水の残量を視認させるための第1の窓45が形成されている。これにより、サイドカバー34を取り外すことなく、冷却水の残量を確認できるので、利便性が向上する。
サイドカバー34を取り外したとき、図4に示すように、リザーバタンク40を車体に搭載した状態で給水可能な位置に、リザーバタンク40の給水口48が設けられている。これにより、サイドカバー34を取り外すことで、容易に給水できる。
図2に示すように、車体の左側に配置されたサイドスタンド38と反対側の右側に、リザーバタンク40が配置され、リザーバタンク40の給水口48が、リザーバタンク40における車体の右側に配置されている。したがって、サイドスタンド38により車体が傾斜して自立した状態で給水した場合でも、給水口48から冷却水があふれるのを防ぐことができる。
サイドカバー34が、平面視で、車体フレームFRよりも車幅方向外側に膨出した膨出部分34aを有し、膨出部分34aが、図1に示すライダー用シート18とライダー用ステップ35とを結ぶ面領域SR内に位置している。このような膨出部分34aを設けることで、リザーバタンク40の容量を稼ぐことができる。また、ライダーの脚Lは、ライダー用シート18から前方斜め下方に膝まで延び、膝からライダー用ステップ35に向けて後方斜め下方に延びる。すなわち、ライダーの脚Lは、ライダー用シート18とライダー用ステップ35を端部とした後方に開くV字形となる。したがって、ライダー用シート18とライダー用ステップ35とを結ぶ面領域SR内に膨出部分34aが位置していても、膨出部分34aとライダーの脚Lとが干渉することはない。
図4に示すように、リザーバタンク40は、側面視で、車体フレームFRを構成する複数のフレーム1,2a,2bに囲まれた領域Rに配置されている。これにより、フレーム1,2a,2bの間のスペースを有効に活用して、リザーバタンク40を配置できる。
リザーバタンク40は、略水平な上面40aを有し、側面視で、下方に向かって先細りとなる三角形状であり、リザーバタンク40の上面40aの前後方向中間部にドレン口50が形成され、下端部40dに出口52が形成されている。ピッチングの回転中心となる重心Gの近くにリザーバタンク40を設けたことで、自動二輪車の加減速時の水面変動が小さくなり、冷却水がドレン口50から漏れにくくなる。また、リザーバタンク40は、下方に向かって先細りとなる三角形状で、下端部40dに出口52が形成されているから、リザーバタンク40内の冷却水の残量が少なくなっても、冷却水を有効に利用できる。
図8は本発明の第2実施形態に係る自動二輪車におけるライダー用シートの下方を示す側面図で、図9は図8からサイドカバー134を取り外した状態を示す側面図である。第2実施形態において、第1実施形態と同一の部品については、第1実施形態と同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。第2実施形態では、図8に示すように、リヤブレーキの作動媒体であるオイルを貯留するブレーキ用リザーバ90が、サイドカバー134の内側に配置されている。
サイドカバー134の後部に、ブレーキ用リザーバ90のオイルの残量を視認させる第2の窓92が形成されている。サイドカバー134の第2の窓92は、上下方向に細長い矩形状である。また、サイドカバー134の外表面における第2の窓92の近傍に、オイルの残量を示す表示、詳細には、FおよびLの文字が付されている。このように、サイドカバー134に表示を付すことで、オイルの残量を把握しやすい。第2の窓92が形成されている点を除いて、第2実施形態のサイドカバー134の構成は、第1実施形態のサイドカバー34と同じである。
図9に示すように、第2実施形態のリザーバタンク140は、第1実施形態のリザーバタンク40よりも前後方向寸法が小さく構成され、これによって確保されたスペース、詳細には、領域Rにおけるリザーバタンク140の後方に、ブレーキ用リザーバ90が配置されている。前後方向寸法を小さくした点を除いて、第2実施形態のリザーバタンク140の構成は、第1実施形態のリザーバタンク40と同じである。
ブレーキ用リザーバ90は、オイルを貯留する円筒形状のタンク本体94と、タンク本体94の上端に設けられた給油口96と、タンク本体94の下端に設けられた出口98とを有している。タンク本体94の外表面にオイルの残量を示すレベルゲージ100が設けられている。タンク本体94は、半透明の樹脂で形成されており、レベルゲージ100により、オイルの液面が視認できるようになっている。給油口96は、上方に開口した円筒形状で、キャップ102により閉止されている。
出口98は、タンク本体94の下面から下方に突出したニップル99によって形成されている。ニップル99にオイルホース104の一端が接続されている。オイルホース104の他端は、ブレーキ用リザーバ90の下方に配置された後輪ブレーキ用のマスタシリンダ106に接続されている。マスタシリンダ106は、ボルト108によりステップステー36に固定されている。
ブレーキ用リザーバ90のタンク本体94の後部に、後方に突出するリザーバ取付片110が形成されている。リザーバ取付片110には、左右方向を向くボルト挿通孔110aが形成されている。
第1シートレール2aの後端部と第2シートレール2bとを連結する連結部材62に、リザーバブラケット112が溶接により固着されている。リザーバブラケット112は、連結部材62から前方に突出し、側面視で、三角形の領域Rの後部に位置している。連結部材62は、板金製で、車幅方向を向いたリザーバ取付孔112aが形成されている。本実施形態のリザーバ取付孔112aは、溶接ナットで形成されている。
ブレーキ用リザーバ90の取り付けは、以下の手順で行われる。第1実施形態の要領でリザーバタンク40を取り付けた後、タンク本体94のボルト挿通孔110aに、車体外側方からボルト(図示せず)を挿通し、リザーバブラケット112のリザーバ取付孔112aに締め付ける。これにより、タンク本体94が車体フレームFRに支持される。さらに、タンク本体94の出口98とマスタシリンダ106とをオイルホース104により接続する。その後、第1実施形態の要領でサイドカバー134(図8)を車体に取り付ける。
ブレーキ用リザーバ90は、ほぼ全体が車体フレームの外側、本実施形態では、車幅方向右側に配置されている。つまり、ブレーキ用リザーバ90は、サイドカバー134を取り外した状態で、給油口96が側面視で車体フレームFRから露出している。換言すれば、ブレーキ用リザーバ90は、サイドカバー134を取り外したとき、給油可能な位置に給油口96が設けられている。
第2実施形態も、上述の第1実施形態と同様の効果を奏する。さらに、第2実施形態によれば、図8のブレーキ用リザーバ90がサイドカバー134の内側に配置されている。これにより、リザーバタンク140とブレーキ用リザーバ90とを隣接して配置し、共通のサイドカバー134で覆うことができる。その結果、車体の外観が向上するうえに、部外者がリザーバタンク140およびブレーキ用リザーバ90にアクセスするのを防ぐことができる。さらに、図9に示すブレーキ用リザーバ90とマスタシリンダ106とが近接して配置されるので、オイルホース104が短くなる。
図8に示すように、サイドカバー134に、ブレーキ用リザーバ90のオイル残量を視認させる第2の窓92が形成されている。これにより、サイドカバー134を取り外すことなく、オイルの残量を確認できるので、利便性が向上する。
また、サイドカバー134が取り外されたとき、ブレーキ用リザーバ90を車体に搭載した状態で給油可能な位置に、図9に示す給油口96が設けられている。したがって、サイドカバー134を取り外すことで、容易に給油できる。
本発明は、以上の実施形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、種々の追加、変更または削除が可能である。例えば、上記実施形態では、エンジンEの冷却媒体として水が用いられているが、冷却媒体は水に限定されない。また、サイドカバー34の位置は上記実施形態に限定されず、例えば、ライダー用シート18と車体フレームFRとの連結部を外側方から覆うようにしてもよい。したがって、そのようなものも本発明の範囲内に含まれる。
1 メインフレーム
2 リヤフレーム、
18 ライダー用シート
25 ラジエータ
25a ラジエータの給水口(給液口)
34,134 サイドカバー
34a 膨出部分
35 ライダー用ステップ
38 サイドスタンド
40,140 リザーバタンク
40a リザーバタンクの上面
40d リザーバタンクの下端部
45 第1の窓
48 リザーバタンクの給水口(給液口)
50 ザーバタンクのドレン口
52 リザーバタンクの出口
90 ブレーキ用リザーバ
92 第2の窓
96 ブレーキ用リザーバの給油口(給液口)
E エンジン
FR 車体フレーム
SR 面領域
W 冷却水(冷却媒体)

Claims (10)

  1. ライダー用シートの下方で車体側部を覆うサイドカバーの内側に、エンジンの冷却媒体を貯留するリザーバタンクが配置されている自動二輪車。
  2. 請求項1に記載の自動二輪車において、前記サイドカバーに、前記リザーバタンク内の冷却媒体の残量を視認させるための第1の窓が形成されている自動二輪車。
  3. 請求項1または2に記載の自動二輪車において、前記サイドカバーが車体フレームに対して着脱自在に取り付けられ、
    前記サイドカバーを取り外したとき、前記リザーバタンクを車体に搭載した状態で給液可能な位置に、前記リザーバタンクの給液口が設けられている自動二輪車。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の自動二輪車において、サイドスタンドが車体の車幅方向一側に配置され、
    前記リザーバタンクが、前記車体の一側と反対側の車体の他側に配置されている自動二輪車。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の自動二輪車において、サイドスタンドが車体の車幅方向一側に配置され、
    前記リザーバタンクの給液口が、前記リザーバタンクにおける車幅方向の他側部に配置されている自動二輪車。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の自動二輪車において、前記サイドカバーが、前記車体フレームから車幅方向外側に膨出した膨出部分を有し、
    前記膨出部分の過半部が、側面視で、前記ライダー用シートとライダー用ステップとを結ぶ面領域内に位置している自動二輪車。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の自動二輪車において、前記リザーバタンクは、略水平な上面を有し、側面視で、下方に向かって先細りとなる三角形状であり、
    前記リザーバタンクの上面の前後方向中間部にドレン口が形成され、
    前記リザーバタンクの下端部に、前記冷却媒体を冷却するラジエータの給液口に接続される出口が形成されている自動二輪車。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の自動二輪車において、リヤブレーキの作動媒体を貯留するブレーキ用リザーバが前記サイドカバーの内側に配置されている自動二輪車。
  9. 請求項8に記載の自動二輪車において、前記サイドカバーに、前記ブレーキ用リザーバの作動媒体の残量を視認させる第2の窓が形成されている自動二輪車。
  10. 請求項8または9に記載の自動二輪車において、前記サイドカバーが車体フレームに対して着脱自在に取り付けられ、
    前記サイドカバーが取り外されたとき、前記ブレーキ用リザーバを車体に搭載した状態で給液可能な位置に、前記ブレーキ用リザーバの給液口が設けられている自動二輪車。
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