JP2017002015A - サプリメント及びその製造方法 - Google Patents

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Keiichi Tanaka
啓一 田中
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Abstract

【課題】食生活で不足がちなビタミンAとオメガ3脂肪酸を豊富に含んだ天然由来のタラ肝油とマグロ魚油と亜麻仁油と八ツ目鰻油と酸化防止剤とから成るサプリメントでありその製造方法の提供である。【解決手段】ビタミンAとオメガ3脂肪酸を豊富に含んだタラ肝油25%〜45%とマグロ魚油15%〜35%と亜麻仁油10%〜25%と八ツ目鰻油5%〜15%と酸化防止剤としてミックストコフェロールを加え500ppm以上とし、撹拌成形して製品化する。【選択図】 なし

Description

本発明は、人及び人以外の動物にも摂取可能な栄養補助食品としてのサプリメント及び
その製造方法に関する。 詳しくは、食生活で不足しがちなビタミンAとオメガ3脂肪酸
及びオレイン酸を豊富に含んだ天然由来のタラ肝油を主原料として、マグロ魚油と亜麻仁
油と八ツ目鰻油と酸化防止剤を加味した組成物から成るサプリメントでありその製造方法
である。
ビタミンAは、脂溶性のビタミンで、レバー等動物性食品からそのものの形で摂取するか、緑黄色野菜中のβ―カロチン等の形で摂取した後に体内でビタミンAに変換することで取り込んでいる。
1日の摂取推奨量は、成人で0.3μgを1国際単位(IU)として、
男性:2660〜3000IU
女性:2160〜2330IUとなっている。
(日本人の食事摂取基準より 2015年版 厚労省)
ビタミンA欠乏症は、不十分な摂取、脂肪吸収不良、肝臓疾患によって起こり得る。欠
乏症により免疫が損なわれて、粘膜が弱って風邪をひき易い、感染症にかかり易い。又、
皮膚発疹や典型的な眼への影響(例、眼球乾燥症、夜盲症)を引き起こす。特に、発展途
上国では深刻な問題となっている。その他ビタミンAが不足すると、乾性肌に傾き角層が
厚くなり 毛孔性角化が起こる。又、皮膚の抵抗力が弱まり、細菌感染を起こし易い。
ビタミンA由来のレチナールは、目の網膜に存在する感光物質(ロドプシン)の成分と
して、レチノイン酸はステロイドホルモンと同様に核内の受容体と結合して作用を現す情
報伝達物質として、諸組織で多彩な役割を果たしている。
ビタミンAは、目と粘膜への効果を持ち、癌リスクの低減効果の可能性が疫学調査によ
り示されており、又ヒト白内障の予防に役立つことの証拠が示唆されている。
その他、皮膚や粘膜の健康維持、成長促進、***形成、健康的な免疫機能の維持、貯蔵
鉄利用による鉄代謝の保持にも関与している。
オメガ3脂肪酸は、生活習慣病の予防や脳の活性化等、近時幅広い健康効果が確認され
ている不飽和脂肪酸である。今日、特に、心臓血管疾患、免疫障害、炎症、腎障害、
アトピー、アレルギー、糖尿病、及び癌の制御において有利な効果が発表され認められて
いる。
これらの効果に強く関係していると考えられるオメガ3脂肪酸は「DHA(ドコサヘキ
サエン酸)」、「EPA(エイコサペンタエン酸)」、及び「ALA(α-リノレン酸)」である。
「脂肪」と言えば、悪いイメージであるが、脂肪はエネルギーの源、性ホルモンや細胞
膜の大部分を形成する原料として重要な役割を担っている。
人の脳の60%は脂肪で占められている。1996年頃より「脳神経、視神経や脳の発
達と脂肪酸の関連研究の発表」があり、特に、脂肪酸の中でも視力や記憶力に効果が認められ、頭がよくなる、血液がサラサラになる等優れた機能を有するオメガ3脂肪酸が注目されている。
DHAは、胎児の発達期と幼児期、小児期を通して中枢神経系に蓄積し、その結果、脳
と網膜に大量に含まれる。又、社会の高齢化が進み神経退行性疾患の1種であるアルツハ
イマー型認知症やうつ病は、DHAが疾患の予防又は治療に適しているとされる。
DHAは脳や網膜のリン脂質の成分であり、脳や神経組織の発育や機能の維持に欠かせ
ない成分であり、適切な量を摂取することで脳が活性化され、情報伝達がスムーズになる効能が認められており、視覚機能、認知機能の発達、言語、又はコミュニケーション能力と関係があると考えられている。
又、EPAやDHAは血液中の脂質濃度を下げサラサラにし、流れを改善する働きが認められ、コレステロールや中性脂肪を下げ、HDL(善玉)コレステロール濃度を上昇させる。動脈硬化、脳梗塞、不整脈、心筋梗塞の予防や高血圧の予防及び脂肪肝、脂質異常症、加齢黄斑変性の予防、又、健康的な細胞膜の柔軟性を保つのに役立ち、花粉症・アトピー性皮膚炎等アレルギー症状の緩和等々その効能が発表され注目されている。
欠乏すると代謝障害や皮膚炎、小児では、成長障害等が発症する危険性がある。
更に近年、糖尿病、乳癌、大腸癌、肝癌、加齢黄斑変性症に対しても、有効性を示す報告
がある。
1日のEPA+DHAの摂取量推奨量は約1000mgである。
目の網膜に存在しているモノを見るために必要な視物質ロドプシンやフォトプシンは、網膜内の桿体細胞、錐体細胞内でたんぱく質とビタミンAが結合して構成されるが、この作用においてDHAは、ビタミンAが細胞内に入る際に重要な働きをし、正常な視力の維持に役立っている。従って健康な視力を維持するためにビタミンAが充分な働きをするためにはDHAの存在が重要であり、ビタミンAだけでなく、DHAの摂取不足が視力にも影響を及ぼすと考えられる。
自然界ではこれらの「よい脂肪酸」であるオメガ3脂肪酸は,いくつかの種類の魚と藻類のような海洋生物に存在している。特に鰯、鯖、鮭、ニシン、新鮮なマグロなど脂肪の多い魚の油やタラ肝油や八ツ目鰻油に多く含まれ、植物性では、亜麻仁油、エゴマ油、紫蘇油、ごま油、胡桃油等に多く含まれる。
栄養学的に必須のオメガ3脂肪酸は、ALA、EPA、DHAでる。人を含め動物の体内では、ALAを原料としてEPAやDHAを生産する事ができるが、その変換の割合は10〜15%程度と報告されている。ALAは体内でEPAやDHAと同様に健康的な細胞膜の柔軟性を保つのに役立つ。
オメガ3脂肪酸1日の摂取推奨量は、成人で
男性:2.0〜2.4g
女性:1.6〜2.0g
(日本人の食事摂取基準 2015年版厚労省)となっている。
オレイン酸は主にオリーブ油に含まれる一価不飽和脂肪酸で、正常な血中コレステロール値を維持し、高血圧を予防し、血管疾患のリスクを低減すると考えられている。
一価不飽和脂肪酸は食品から摂取されると共に、酵素により飽和脂肪酸から生体内でも合成されるため、目安量は設定されていない。
タラ肝油はタラの肝臓または内臓全体から搾油したものであり、ビタミンAが多量に含まれ、更に、EPA,DHA及びオレイン酸を豊富に含む。
マグロ魚油は、マグロ頭部から得られDHAを多量に含み、EPA及びオレイン酸も含有する。
亜麻仁油は植物の亜麻の種子を搾って得た油で、ポリ不飽和脂肪酸が豊富であり、大部分がα-リノレン酸(ALA)及びリノール酸、オレイン酸から成り、他の植物油よりも高いALAの濃度を有する。50〜62%含まれている。毎日5gの摂取継続によりコレステロールレベルを低下させるとの研究報告がある。
慢性の便秘、過敏性腸症候群、腸炎、憩室炎に有効とされており、一般的に
アレルギー、骨粗鬆症、糖尿病、心血管疾患及び癌に良いと言われている。
八ツ目鰻油は、特にビタミンAが多量に含まれており、更に成人病に役立つEPA、DHAなどのオメガ3脂肪酸及びオレイン酸も多量に含まれていることが知られている。
視力の低下防止、粘膜強化、免疫力強化、細菌・ウイルス感染防止の作用効果があると認められている。
本件特許に係る組成の油分は、特にオメガ3脂肪酸は酸化され易く、酸化されると有害となるので酸化防止剤として、ミックストコフェロール(商品名 理研Eオイル700)を使用する。
そこで、出願人は鋭意研究し実験等試行錯誤を繰り返した結果、今日日常生活で不足し
がちな栄養素であるビタミンAとオメガ3脂肪酸を豊富に含んだ天然由来のタラ肝油を主
原料として、マグロ魚油と亜麻仁油と八ツ目鰻油と酸化防止剤を加味した組成物から成る
サプリメントの製品化を効率よく安全にしかも安価に提供できる知見を得て、従前に無い
新規なサプリメントを製品化した。
更に、その用途としては人間以外の動物でも害なく摂取できるとの知見を得てペットフー
ドとしても提供できる製品を新規開発した。
本発明は上述の組成物である天然由来のビタミンAとオメガ3系脂肪酸を豊富に含んだ
タラ肝油を主原料とし、マグロ魚油と亜麻仁油と八ツ目鰻油と酸化防止剤を加味した組成
物としてのサプリメントを製品化した。
ビタミンAとオメガ3脂肪酸を豊富に含んだタラの肝臓又は内臓全体から搾油したタラ
肝油と、マグロの頭部から得られるマグロ魚油と、植物の亜麻の種子を搾って得る亜麻仁油と、八ツ目鰻から搾油した油と、酸化防止剤としてミックストコフェロールから成る組成物をゼラチン及びグリセリンにて被包しカプセル剤として形成したサプリメントを製品化した。
更に、犬又は猫等人間以外の動物にも害なく安全に摂取可能なペットフードの栄養補助
食品として供給可能にした。
本製品は、安全性に関して、ヒトに対しては勿論のこと、ペットに対する残留農薬(グリホサート、クロルピリホスメチル、ピリミホスメチル、マラチオン、メタドホス)、有機塩素系化合物(BHC、DDT、アルドリン・ディルトリン、エンドリン、ペプタクロル・ペプタクロルエポキシド)、重金属(カドミウム、鉛、ヒ素)の全ての安全性基準にも適合するよう、組成原料を厳選した。
犬及び猫のビタミンAの1日の摂取推奨量としては、
5Kgの犬では、1日の食事量を一般的なドライフード120gとして
幼犬:600IU 成犬:600IU
4Kgの猫では、1日の食事量を一般的なドライフード80gとして
幼猫:720IU 成猫:400IU
(ペットフード公正取引協議会「総合栄養食栄養基準」より)
猫は前駆物質のβ―カロテンを分解してビタミンAに変換する酵素が欠乏している為、必要なビタミンAはペットフードに配合する必要がある。
又犬及び猫の総オメガ3脂肪酸の1日の摂取量推奨量としては、
5Kgの犬では、1日の食事量を一般的なドライフード120gとして250mg
4Kgの猫では、1日の食事量を一般的なドライフード80gとして200mg
(小動物の臨床栄養学 第4版 本好茂一 監修 学窓社 東京 より)
本製品の製造方法としては、常温にて、タラ肝油25%〜45%とマグロ魚油15%〜
35%と亜麻仁油10%〜25%と八ツ目鰻油5%〜15%とを順次混入撹拌し、酸化防
止剤としてミックストコフェロールを加えて500ppm以上とし、撹拌成形して製品化
する。
本発明は全ての組成原料を天然素材から求め、国内自社工場にてタラ肝油及び八ツ目鰻油の搾油作業、マグロ魚油、亜麻仁油、酸化防止剤を加えての混合作業し、更に容器への充填作業を行っている。
各原料中の各成分含有量を測定、又は組成原料に製品としての成分規格のあるものは、規格値より含有量を設定した。こうして得られたそれぞれ原料中の各成分の含有量より、混合した際の製品中の各成分の含有量がヒトにも、犬や猫にも安全性を厳守でき、過剰摂取の心配の無いものになるように上限摂取量を考慮し、かつ、各成分がバランスよく含有されて、それぞれの効力が充分に発揮されるように検討した結果、配合率をタラ肝油25%〜45%とマグロ魚油15%〜35%と亜麻仁油10%〜25%と八ツ目鰻油5%〜15%と決定した。この配合によりそれぞれの含有率は、ビタミンA800IU〜1500IU/ミリリットル、DHA100〜135mg/ミリリットル、EPA50〜65mg/ミリリットル、α-リノレン酸60〜90mg/ミリリットル、オレイン酸120〜180mg/ミリリットルとなった。
上記各組成物から成る本発明では、日常生活で不足がちな栄養素である天然由来の各組
成物に含まれるビタミンAやオメガ3脂肪酸であるALA、DHA、EPAを副作用なく
摂取でき、その有する作用効果が相乗的に生じ、生活習慣や高齢化に伴う各種疾患に適応
可能となる。
例えば、眼の機能維持や疾患の改善・予防作用が期待でき、近時注目されている心臓血
管疾患、免疫障害、炎症、腎障害、アレルギー、糖尿病、及び癌の制御等に適応可能であり、神経退行性疾患の1種であるアルツハイマー型認知症やうつ病、更に、コレステロールや中性脂肪を下げ、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞の予防や高血圧の予防及び脂肪肝、脂質異常症、加齢黄斑変性の予防、花粉症、アトピー性皮膚炎等アレルギー症状の緩和等々その効果効用大なるものが期待される。
更に、人間以外の動物にも安全に摂取できるペットフードとしての用途も可能であるから、ペットフードの栄養補助食品としての有用効果大である。
本発明における組成物は、ビタミンAとオメガ3脂肪酸のEPAを豊富に含んだ天然由
来のタラ肝油にDHAを豊富に含んだマグロ魚油と大部分がα-リノレン酸(ALA)
及びリノール酸から成り、他の植物よりも高いALAの濃度(50%〜65%含まれている。)を有する亜麻仁油と八ツ目鰻油と酸化防止剤としてミックストコフェロールを加えて撹拌成形する。
タラ肝油はオホーツク海及び太平洋で漁獲されたスケトウダラの肝臓又は内臓全体から
搾油したもので、製品原料とするタラの仕入れに当たっては、漁場や魚体の部位による、
栄養価や歩止まりの違いを吟味し、より栄養価の高い、品質の優れた油を得ている。
八ツ目鰻は海洋を回遊しながら成長し、産卵期に川を上る。八ツ目鰻油は産卵のために
川を昇ってきた八ツ目鰻を捕獲し、生の状態又は、冷凍保存したものを解凍し、搾油して得る。
近年、希少となってきている為、国内外から様々な情報を入手して、良質な八ツ目鰻を
厳選し、その油を得ている。
タラ肝油及び八ツ目鰻油の製造方法は次のような工程になる。
原料解凍 ⇒ 原料粉砕⇒加水加圧分離 ⇒ 高速遠心処理にて重軽液分離 ⇒
アルカリ精製 ⇒ 脱ガム処理 ⇒ ウィンタリング ⇒ 製品充填 ⇒窒素充填
⇒ 製品
各工程において、油の歩止まりを高く保つ、有効成分(ビタミンA)の含有量を高く保
つ、油としての品質(酸化、過酸化物価)を良い状態に保つことを念頭に試行錯誤を繰り返し、現在の製造方法に至った。
(その他の使用原料)
マグロ魚油:DHA-35(サミット製油株式会社)
亜麻仁油:亜麻仁油(サミット製油株式会社)
ミックストコフェロール:理研オイル700(理研ビタミン株式会社)
酸化防止剤としては抗酸化力の強いミックストコフェロールを使用する。
ミックストコフェロールの添加量は、150〜300ppmが適当とされ、又、長期保
存を目的とする時は添加量を多くすると有効とされている。本製品においては、各保存条
件(開栓、未開栓、常温、冷蔵)での品質(過酸化物価)の変化を確認し、ミックストコ
フェロールの添加量を500ppm(製品中総トコフェロール含量595mg/g以上な
ので、製品としては0.1%)とした。
各組成物を混合し撹拌成形した液体は、酸化を防ぐために、即時遮光かつガス浸透性の
無い容器に充填し、さらに、窒素を充填した後、栓をして製品化する。
ビタミンAとオメガ3脂肪酸を豊富に含んだタラ肝油とマグロ魚油と亜麻仁油と八ツ目
鰻油と酸化防止剤としてミックストコフェロールを加えて撹拌成形した液体をゼラチン及
びグリセリンにて被包しカプセル剤として形成して製品化する。300mg入りカプセル
で 成人:1日4〜6カプセルを目安とする。
更に、犬又は猫及び人間以外の動物用のフードに滴下し栄養補助食品としての用途の知
見を得てペットフードの栄養補助食品としての用途も可能とした。
以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳述する。しかしながら、本発明は、これからの
実施例に限定されるものでない。
(実施例 1)
本発明は上述の組成物である天然由来のビタミンAとオメガ3系脂肪酸を豊富に含んだ
タラ肝油を主原料とし、マグロ魚油と亜麻仁油と八ツ目鰻油と酸化防止剤を加味した組成
物としてのサプリメントを製品化した。
ビタミンAとオメガ3脂肪酸を豊富に含んだタラの肝臓又は内臓全体から搾油したタラ
肝油と、マグロの頭部から得られるマグロ魚油と、植物の亜麻の種子を搾って得る亜麻仁
油と、八ツ目鰻から搾油した油と、酸化防止剤としてミックストコフェロールから成る組
成物をゼラチン及びグリセリンにて被包しカプセル剤として形成したサプリメントを製品
化した。
(実施例 2)
更に、犬又は猫等人間以外の動物にも害なく安全に摂取可能なペットフードの栄養補助
食品として供給可能にした。
即ち、本製品は、安全性に関して、ヒトに対しては勿論のこと、ペットに対する残留農薬として(グリホサート、クロルピリホスメチル、ピリミホスメチル、マラチオン、メタドホス)、有機塩素系化合物として(BHC、DDT、アルドリン・ディルトリン、エンドリン、ペプタクロル・ペプタクロルエポキシド)、重金属として(カドミウム、鉛、ヒ素)の全ての安全性基準にも適合するよう、原料を厳選し犬、猫用液体サプリメント(栄養補助食品)として提供可能とした。
主食となるペットフードに毎日目安量(体重5Kg以下で1日1ミリリットル、
5〜10Kgで1日2ミリリットル、10Kg以上で1日2〜4ミリリットル)を参考
に振り掛けて与える。手作り食にはレシピに合わせて適量を与える。犬、猫にとっては、
嗜好性も高く、美味しく摂取することができる。
特に、ペットフードに含まれるビタミンAは、加工、保存中に分解され減少しやすい。従って、ペットフードに本製品を添加することが極めて有用と成る


Claims (4)

  1. ビタミンAとオメガ3脂肪酸及びオレイン酸を豊富に含んだタラ肝油を主原料とし、マ
    グロ魚油と亜麻仁油と八ツ目鰻油と酸化防止剤を加味した組成物から成るサプリメント。
  2. ビタミンAとオメガ3脂肪酸及びオレイン酸を豊富に含んだタラ肝油を主原料とし、マ
    グロ魚油と亜麻仁油と八ツ目鰻油と酸化防止剤を加味した組成物から成るサプリメントの
    液体をゼラチン及びグリセリンで被包しカプセル剤として形成してある請求項1のサプリ
    メント。
  3. 犬又は猫及び人間以外の動物用である請求項1及び2のいずれか1項記載のペット用サ
    プリメント。
  4. 常温にてタラ肝油25%〜45%とマグロ魚油15%〜35%と亜麻仁油10%〜
    25%と八ツ目鰻油5%〜15%とを順次混入撹拌し、酸化防止剤としてミックストコフ
    ェロールを0.1%加えて撹拌して成るサプリメントの製造方法。
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