JP2016537314A5 - - Google Patents

Claims (6)

1. 式（Ｉ）
   

   

   式中
   Ｒ_１は、それが結合したカルボニル基と一緒に、カルボン酸の残基であり、
   Ｒ_３がＨまたはＲ_２およびそれらが結合したＮ原子と一緒に５員環であるＮＲ_２Ｒ_３は、タンパク新生アミノ酸、オルニチン、ガンマ−アミノ酪酸もしくはベータアラニン、または１−アミノシクロアルキルカルボン酸の形態のアミノ酸残基である、
   で表される化合物を、反応溶媒中に前記化合物を含む反応混合物から単離し、回収する方法であって、
   蒸発による反応混合物からの反応溶媒の蒸発による除去の前に、化合物のための水混和性アルコール抽出溶媒を反応混合物に加えること、前記抽出溶媒は反応溶媒より高い沸点を有し、
   式（Ｉ）の化合物、反応溶媒および抽出溶媒を含有する反応混合物からの反応溶媒の蒸発および除去に続けて、式（Ｉ）の化合物を、抽出溶媒中に５重量％〜３０重量％の式（Ｉ）の化合物を含有する貯蔵液の形態で回収すること、ここで、抽出溶媒はプロピレングリコールである、
   のステップを含む、前記方法。
2. 式（Ｉ）
   

   

   式中
   Ｒ _１ は、それが結合したカルボニル基と一緒に、カルボン酸の残基であり、
   Ｒ _３ がＨまたはＲ _２ およびそれらが結合したＮ原子と一緒に５員環であるＮＲ _２ Ｒ _３ は、タンパク新生アミノ酸、オルニチン、ガンマ−アミノ酪酸もしくはベータアラニン、または１−アミノシクロアルキルカルボン酸の形態のアミノ酸残基である、
   で表される化合物を、反応溶媒中に当該化合物を含む反応混合物から単離し、回収するステップを含む、貯蔵液を生成する方法であって、
   蒸発による反応混合物からの反応溶媒の除去の前に、化合物のための水混和性アルコール抽出溶媒を反応混合物に加えること、前記抽出溶媒は反応溶媒の沸点よりも高い沸点を有し、
   続いて、反応溶媒からの式（Ｉ）で表される化合物を分離すること、および反応混合物から抽出溶媒中に５重量％〜３０重量％の式（Ｉ）の化合物を含有する貯蔵液を回収すること、ここで、抽出溶媒はプロピレングリコールである、
   のステップを含む、前記方法。
3. ５〜３０重量％の式（Ｉ）
   

   

   式中
   Ｒ _１ は、それが結合したカルボニル基と一緒に、カルボン酸の残基であり、
   Ｒ _３ がＨまたはＲ _２ およびそれらが結合したＮ原子と一緒に５員環であるＮＲ _２ Ｒ _３ は、タンパク新生アミノ酸、オルニチン、ガンマ−アミノ酪酸もしくはベータアラニン、または１−アミノシクロアルキルカルボン酸の形態のアミノ酸残基である、
   で表される化合物を水混和性アルコールから選択される溶媒中に含み、ここで抽出溶媒はプロピレングリコールである、貯蔵液。
4. 式（Ｉ）
   

   

   式中
   Ｒ _１ は、それが結合したカルボニル基と一緒に、カルボン酸の残基であり、
   Ｒ _３ がＨまたはＲ _２ およびそれらが結合したＮ原子と一緒に５員環であるＮＲ _２ Ｒ _３ は、タンパク新生アミノ酸、オルニチン、ガンマ−アミノ酪酸もしくはベータアラニン、または１−アミノシクロアルキルカルボン酸の形態のアミノ酸残基である、
   で表される化合物を含む噴霧乾燥した粉末であって、当初貯蔵溶液中に５〜３０重量％を有していた、前記粉末。
5. ３〜２５のデキストロース当量（ＤＥ）を有するマルトデキストリンまたはアラビアゴムからなる群から選択される担体材料を含む、請求項４に記載の噴霧乾燥した粉末。
6. 式（Ｉ）で表される化合物が粉末の合計重量を基準として１．５重量％までの投入量において存在する、請求項４に記載の噴霧乾燥した粉末。