JP2016534397A - 屋外地図と屋内地図との間のシームレスなモバイル使用経験のための方法 - Google Patents

屋外地図と屋内地図との間のシームレスなモバイル使用経験のための方法 Download PDF

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Abstract

モバイル・デバイスを用いた、ベニューに関連付けられた屋内地図と屋外地図との統合のための方法、システム、コンピュータ読取可能な媒体、および装置が提示される。この方法は、屋外地図アプリケーションに関連付けられた屋外地図を提示すること、ここで、屋外地図は、ベニューに関連付けられたエリアを含み、を備え得る。さらに、この方法は、ベニューに関連付けられた屋外地図のエリア上に屋内地図をオーバレイすること、ここで、屋内地図は、屋内地図アプリケーションに関連付けられ、を備え得る。さらに、この方法は、ベニューに関連付けられた第1のイベントの第1のインジケーションを受信することを備え得る。さらに、この方法は、第1のイベントの第1のインジケーションを受信することに応じて、屋内地図アプリケーションが、オーバレイされた屋内地図を備えた屋外地図の提示に関連付けられた態様を制御することを可能にすることを備え得る。

Description

[0001]本開示は一般に、地図アプリケーションに関し、さらに詳しくは、屋外地図と屋内地図との間のよりシームレスなモバイル・ユーザ経験(a more seamless mobile user experience between outdoor and indoor maps)のための技法に関する。
[0002]屋外地図アプリケーションは、モバイル・ユーザへナビゲーション援助およびロケーション情報を提供するために、モバイル・デバイスにおいて広く使用されている。屋外地図アプリケーションは、ナビゲーション援助を提供するために、グローバル・ポジショニング・システム(GPS)のような衛星ロケーションサービスと連携して使用され得る。屋外地図アプリケーションは、概して、関心のある公共のストリートおよび地点(public streets and points of interest)を含むデータベースを有する。関心のある地点およびストリート上の地点は、(例えば、緯度および経度を有する)地理的にコード化された座標として符号化され得る。
[0003]しかしながら、屋外地図アプリケーションは、概して、公共のエリアのみをカバーする。ショッピング・センタのようなサードパーティ・ベニュー(third-party venues)は、概して、屋外地図アプリケーションによってカバーされない。屋外地図アプリケーションは、通常、サードパーティ・ベニューの入り口に導く公共のストリートのみ表示することができる。ベニューは私有地(private property)であり得るので、屋外地図は、サードパーティ・ベニュー全体の略図しか表示できない可能性がある。さらに、サードパーティ・ベニュー内の車道(roadways)は、概して、知られておらず、したがって示されない。
[0004]さらに、関心のある所与の地理的エリア(例えば、ショッピング・センタ)の屋内地図は、関心のある所与の地理的エリアに関連付けられた屋内サードパーティ・アプリケーションをダウンロードすることによって生成され得る。
[0005]地図アプリケーションの現在の実施は、屋内ローカライゼーション・アプリケーションの屋外グローバル地図との円滑な統合を提供していない。
[0006]屋外地図と屋内地図との間のよりシームレスなモバイル・ユーザ経験を可能にするいくつかの実施形態が記載される。いくつかの事例では、グローバル屋外地図アプリケーションを用いるとき、ベニュー(例えば、ショッピング・センタ)に対応する多角形のサブセット(a polygonal subset)の制御は、ベニューにおけるローカライゼーション・サービスおよび/または地図サービスを提供するために設計されたサードパーティ・アプリケーションへ与えられ得る。例えば、ユーザが、ベニューに対応するモバイル・デバイスのタッチスクリーン上の多角形エリア内のスクリーンに触れると、ベニューに関連付けられたサードパーティ・アプリケーションに、制御が与えられ得る。いくつかの事例では、多角形のサブセットは、環状の、または部分的に環状の形状を含み得る。多角形のサブセットは、ベニューの境界を示し得る。ここで、グローバル屋外地図は、ローカライザーション・サービスを提供しない。サードパーティ地図アプリケーションは、ベニューにおけるローカライゼーション・サービスおよび地図サービスを提供するために、ベニュー所有者によって生成され得る。
[0007]モバイル・デバイスを用いた、ベニューに関連付けられた屋内地図と屋外地図との統合のための方法、システム、コンピュータ読取可能な媒体、および装置が提示される。この方法は、屋外地図アプリケーションに関連付けられた屋外地図を提示すること、ここで、屋外地図は、ベニューに関連付けられたエリアを含み、を備え得る。さらに、この方法は、ベニューに関連付けられた屋外地図のエリア上に屋内地図をオーバレイすること(overlaying)、ここで、屋内地図は、屋内地図アプリケーションに関連付けられ、を備え得る。さらに、この方法は、ベニューに関連付けられた第1のイベントの第1のインジケーション(a first indication)を受信することを備え得る。さらに、この方法は、第1のイベントの第1のインジケーションを受信することに応じて、屋内地図アプリケーションが、オーバレイされた屋内地図を備えた屋外地図(the outdoor map with the overlaid indoor map)の提示に関連付けられた態様を制御することを可能にすることを備え得る。
[0008]1つまたは複数の構成(arrangements)では、第1のイベントは、モバイル・デバイス上で実行される、ベニューを選択するためのユーザ入力であり得る。
[0009]1つまたは複数の構成では、第1のイベントは、オーバレイされた屋内地図を備えた屋外地図の提示の最小部分が、屋内地図によってカバーされることになるズーム動作(a zooming action)を備える。
[0010]1つまたは複数の構成では、第1のイベントは、モバイル・デバイスがベニューの内部に位置していることであり得る。それに加えて、第1のイベントは、屋内地図アプリケーションに関連付けられたロケーションデータに基づいて検出され得る。さらに、屋内地図に関連付けられたロケーションデータは、1つまたは複数のアクセスポイントから受信された、少なくとも信号強度インジケーション(RSSI)測定値またはラウンドトリップ時間(RTT)測定値を含み得る。
[0011]1つまたは複数の構成では、第1のイベントは、モバイル・デバイスの衛星ロケーションサービス(satellite location services)に基づいて検出され得る。
[0012]1つまたは複数の構成では、モバイル・デバイスの衛星ロケーションサービスは、モバイル・デバイスがベニューの内部に位置していることのインジケーションを受信すると、無効にされ(be disabled)得る。
[0013]1つまたは複数の構成では、屋内地図アプリケーションに関連付けられた1つまたは複数の機能(one or more features)が、モバイル・デバイスがベニューの外部に位置していることのインジケーションを受信すると、制限され得る。
[0014]1つまたは複数の構成では、屋内地図アプリケーションは、ユーザ要求に基づいて、アプリケーション・ストアからダウンロードされ得る。さらに、屋内地図は、ダウンロードされた屋内地図アプリケーションに関連付けられる。
[0015]1つまたは複数の構成では、この方法はさらに、ベニューの外部に関連付けられた第2のイベントの第2のインジケーションを受信することと、第2のイベントの第2のインジケーションを受信することに応じて、屋内地図アプリケーションが、屋外地図アプリケーションに制御を返す(relinquish control back to)ことを可能にすることと、を備え得る。
[0016]1つまたは複数の構成では、第2のイベントは、モバイル・デバイスがベニューの外部に位置していることであり得る。
[0017]1つまたは複数の構成では、第2のイベントは、モバイル・デバイスがベニューの内部から外部へ移動する(transitioning)ことであり得る。
[0018]1つまたは複数の構成では、第2のイベントは、モバイル・デバイス上で実行され得る、屋外地図を選択するための第2のユーザ入力を備え得る。
[0019]1つまたは複数の構成では、屋内地図アプリケーションは、モバイル・デバイスがベニューの内部に位置していることのインジケーションを受信すると、屋外地図アプリケーションと並行して、オーバレイされた屋内地図を備えた屋外地図の提示を制御する。
[0020]別の実施形態では、ベニューに関連付けられた屋内地図と統合された屋外地図を提示するように構成されたモバイル・デバイスは、メモリと、モバイル・デバイス上で、屋外地図アプリケーションに関連付けられた屋外地図を提示するためのデータを受信するための受信機と、ここで、屋外地図は、ベニューに関連付けられたエリアを含み、ベニューに関連付けられた屋外地図のエリア上に屋内地図をオーバレイすることと、ここで、屋内地図は、屋内地図アプリケーションに関連付けられ、ベニューに関連付けられた第1のイベントの第1のインジケーションを受信することと、第1のイベントの第1のインジケーションを受信することに応じて、屋内地図アプリケーションが、オーバレイされた屋内地図を備えた屋外地図の提示に関連付けられた態様を制御することを可能にすることと、を行うように構成された1つまたは複数のプロセッサと、を備え得る。
[0021]別の実施形態では、ベニューに関連付けられた屋内地図と屋外地図とを統合するためのコンピュータ実行可能な命令を記憶する1つまたは複数のコンピュータ読取可能な媒体であって、コンピュータ実行可能な命令は、実行されたとき、モバイル・デバイスに含まれる1つまたは複数のコンピューティング・デバイスに、屋外地図アプリケーションに関連付けられた屋外地図を提示することと、ここで、屋外地図は、ベニューに関連付けられたエリアを含み、ベニューに関連付けられた屋外地図のエリア上に屋内地図をオーバレイすることと、ここで、屋内地図は、屋内地図アプリケーションに関連付けられ、ベニューに関連付けられた第1のイベントの第1のインジケーションを受信することと、第1のイベントの第1のインジケーションを受信することに応じて、屋内地図アプリケーションが、オーバレイされた屋内地図を備えた屋外地図の提示に関連付けられた態様を制御することを可能にすることと、を行わせ得る、1つまたは複数のコンピュータ読取可能な媒体。
[0022]別の実施形態では、ベニューに関連付けられた屋内地図と屋外地図とを統合するための装置は、屋外地図アプリケーションに関連付けられた屋外地図を提示するための手段と、ここで、屋外地図は、ベニューに関連付けられたエリアを含み、ベニューに関連付けられた屋外地図のエリア上に屋内地図をオーバレイするための手段と、ここで、屋内地図は、屋内地図アプリケーションに関連付けられ、ベニューに関連付けられた第1のイベントの第1のインジケーションを受信するための手段と、第1のイベントの第1のインジケーションを受信することに応じて、屋内地図アプリケーションが、オーバレイされた屋内地図を備えた屋外地図の提示に関連付けられた態様を制御することを可能にするための手段と、を備え得る。
[0024]本開示の態様が、例によって例示される。添付図面では、同一の参照番号が、同様の要素を示す。
[0025]図1は、本明細書に記載された様々なシステムおよび方法と連携して使用され得る例示的なワイヤレス・ネットワーク環境のグラフィックな例示である。 [0026]図2は、様々な実施形態の典型的な装置を例示する。 [0027]図3は、1つまたは複数の実施形態を組み込み得る地図アプリケーションの簡略化された図を例示する。 [0028]図4は、ベニューの境界を示す多角形を用いた屋外地図アプリケーションの現在の実施を例示する。 [0029]図5は、実施形態にしたがったモバイル・デバイス上での地図アプリケーションの表示を例示する。 [0030]図6は、実施形態にしたがった、地図アプリケーションを用いた地図上におけるユーザ・ズーム(a user zooming)を例示する。 [0031]図7は、実施形態にしたがった、地図アプリケーションが屋内地図アプリケーションを主として表示するときの例を例示する。 [0032]図8は、実施形態にしたがった、屋内ローカライゼーション能力がモバイル・デバイスに前にインストールされていない地図アプリケーションを例示する。 [0033]図9は、いくつかの実施形態にしたがった、モバイル・デバイスを用いたロケーションサービスを提供するための典型的な方法を例示する。 [0034]図10は、1つまたは複数の実施形態が実施され得るコンピューティング・システムの例を例示する。
[0035]いくつかの例示的な実施形態が、その一部を形成する添付図面に関して記載されるであろう。本開示の1つまたは複数の態様が実施され得る特定の実施形態が以下に記載される一方、その他の実施形態が用いられ、様々な修正が、添付された特許請求の範囲の意図(spirit)または開示の範囲から逸脱することなくなされ得る。
[0036]本明細書に記載される技法は、例えば、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、シングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク等のような様々なワイヤレス通信ネットワークへのモバイル・デバイスまたはクライアントのアクセスのために使用され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、CDMA2000等のような無線技術を実現し得る。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))および低チップ・レート(LCR)を含む。CDMA2000は、IS−2000規格、IS−95規格、IS−856規格、および高レート・パケット・データ(HRPD)規格をカバーする。TDMAネットワークは、モバイル通信のためのグローバルシステム(GSM(登録商標))のような無線技術を実現し得る。OFDMAネットワークは、例えば、エボルブドUTRA(E−UTRA)、IEEE802.11、IEEE802.16、IEEE802.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)等のような無線技術を実現し得る。UTRAは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。ロング・ターム・エボリューション(LTE(登録商標))は、E−UTRAによって使用される無線アクセス技術である。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP(登録商標))という名称の組織からの文書に記載されている。CDMA2000は、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名称の組織からの文書に記載されている。IEEE802.11ネットワークはまた、Wi−Fiネットワークまたはワイヤレス・ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)としても知られており、電気電子学会(IEEE)からの規格のファミリーに定義されている。これら様々な無線技術および規格は、当該技術分野において知られている。
[0037]様々な実施形態が、本明細書では、アクセス端末に関連して記載されている。アクセス端末はまた、システム、加入者ユニット、加入者局、モバイル局、モバイル、遠隔局、遠隔端末、モバイル・デバイス、ユーザ端末、端末、ワイヤレス通信デバイス、ユーザ・エージェント、ユーザ・デバイス、ユーザ機器(UE)とも称され得る。アクセス端末は、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレス・ローカル・ループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルド・デバイス、コンピューティング・デバイス、スマートフォン、タブレット、ラップトップ、または、例えば、ワイヤレス・モデムのようなモデムに接続されているかこのようなモデムを含むその他の処理デバイス、であり得る。さらに、本明細書では、様々な実施形態が、基地局に関して記載される。基地局は、(1つまたは複数の)アクセス端末と通信するために利用されることができ、アクセスポイント、ノードB、エボルブド・ノードB(eノードB)、アクセスポイント基地局、Wi−Fiアクセスポイント、フェムトセル、ホーム基地局、ホーム・ノードB、ホーム・エボルブド・ノードB、またはその他のある専門用語としても称され得る。
[0038]図1を参照して、いくつかの実施形態にしたがう多元接続ワイヤレス通信システムが例示される。1つの実施形態では、アクセスポイント(AP)100は、1つは104および106を含み、別の1つは108および110を含み、さらに別の1つは112および114を含む複数のアンテナ・グループを含む。図1では、2本のアンテナだけが各アンテナ・グループのために図示されている。しかしながら、2本より多い、または、2本より少ないアンテナも、各アンテナ・グループのために利用され得る。例えば、1本のみまたは合計2本のアンテナが、AP100に取り付けられ得るか、含まれ得る。アクセス端末116(AT)はアンテナ112およびアンテナ114と通信しており、アンテナ112、114は、順方向リンク120を介してアクセス端末116へ情報を送信し、逆方向リンク118を介してアクセス端末116から情報を受信する。ATの例は、モバイル電話、PDA、ワイヤレス・タブレット等を含み得る。アクセス端末122は、アンテナ106、108と通信しており、アンテナ106、108は、順方向リンク126を介してアクセス端末122へ情報を送信し、逆方向リンク124を介してアクセス端末122から情報を受信する。周波数分割複信(FDD)システムでは、通信リンク118、120、124、126は、通信のために異なる周波数を使用し得る。例えば、順方向リンク120は、逆方向リンク118によって使用されるものとは異なる周波数を使用し得る。
[0039]図1のシステムは、複数のキャリア(異なる周波数の波形信号)上での動作をサポートし得る。マルチ・キャリア送信機は、変調された信号を、複数のキャリア上で同時に送信し得る。信号は、符号分割多元接続(CDMA)信号、時分割多元接続(TDMA)信号、直交周波数分割多元接続(OFDMA)信号、シングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)信号、ロング・ターム・エボリューション、Wi−Fi等のような1つまたは複数の規格にしたがい得る。変調された各信号は、異なるキャリア上で送られ得る。そして、パイロット・データ、オーバヘッド情報、データ等を搬送し得る。
[0040]アンテナの各グループ、および/またはその中でそれらが通信するように設計されたエリアは、アクセスポイントのセクタと称され得る。実施形態では、アンテナ・グループは各々、アクセスポイント100によってカバーされているエリアのセクタ内のアクセス端末と通信するように設計されている。
[0041]順方向リンク120、126を介した通信では、アクセスポイント100の送信アンテナは、異なるアクセス端末116、122のための順方向リンクの信号対雑音比を改善するために、ビームフォーミングを利用し得る。さらに、そのカバレージにわたって(through its coverage)ランダムに散在する(scattered)アクセス端末へ送信するためにビームフォーミングを用いるアクセスポイントは、すべてのそのアクセス端末へ単一のアンテナを通して送信するアクセスポイントよりも、隣接するセル内のアクセス端末に対してより少ない干渉しかもたらさないことがあり得る。いくつかの実施形態では、ビームフォーミングは実行されない。
[0042]その他のアクセスポイントまたは送信局が使用され得る。例えば、AP100に加えて、またはAP100の代わりに、基地局が使用され得る。いくつかの実施形態では、例えばAP100のような第1の送信機が、第1のネットワークへのアクセスを提供し得る一方、例えばセルラ基地局のような第2の送信機が、第2のネットワークへのアクセスを提供し得る。いくつかの実施形態では、第1の送信機と第2の送信機との各々がアクセスされ得るエリアがオーバーラップする。
[0043]図2は、通信システム200における送信機システム210(これは、例えばアクセスポイント100を実現する)および受信機システム250(これは、例えばアクセス端末116を実現する)の実施形態のブロック図である。
[0044]送信機システム210では、多くのデータ・ストリームに関するトラフィック・データが、データソース212から送信(TX)データ・プロセッサ214へ提供される。いくつかの実施形態では、各データ・ストリームが、それぞれの送信アンテナを介して送信される。TXデータ・プロセッサ214は、各データ・ストリームに関するトラフィック・データをフォーマットし、このデータ・ストリームのために選択された特定のコード化スキームに基づいてコード化し、インタリーブして、コード化されたデータを提供する。
[0045]各データ・ストリームに関するコード化されたデータは、OFDM技法を用いてパイロット・データと多重化され得る。パイロット・データは、概して、既知の手法で処理される既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用され得る。各データ・ストリームに関する多重化されたパイロット・データおよびコード化されたデータは、データ・ストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、BPSK、QPSK、M−PSK、あるいはM−QAM等)に基づいて変調(例えば、シンボル・マップ)され、変調シンボルを提供する。各データ・ストリームに関するデータ・レート、符号化、および変調は、プロセッサ230によって実行される命令によって決定され(be determined)得る。これら命令は、メモリ232に記憶され得る。
[0046]すべてのデータ・ストリームに関する変調シンボルはその後、(例えば、OFDMのために)変調シンボルをさらに処理し得るTXプロセッサ220へ提供される。TXプロセッサ220はその後、NT個の変調シンボル・ストリームを、NT個の送信機(TMTR)222a〜222tへ提供する。いくつかの実施形態では、TXプロセッサ220は、データ・ストリームのシンボル、および、そこからそのシンボルが送信されて来るアンテナへ、ビームフォーミング重みを適用する。
[0047]各送信機222は、1つまたは複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、チャネルを介した送信のために適切な変調された信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)する。送信機222a〜222tからのNT個の変調された信号は、その後、NT個のアンテナ224a〜224tからそれぞれ送信される。
[0048]受信機システム250では、送信された変調された信号がNR個のアンテナ252a〜252rによって受信され、各アンテナ252から受信された信号が、それぞれの受信機(RCVR)254a〜254rへ提供される。各受信機254は、受信したそれぞれの信号を調整(例えば、フィルタ処理、増幅、およびダウンコンバート)し、この調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらにこのサンプルを処理して、対応する「受信された」シンボル・ストリームを提供する。
[0049]RXデータ・プロセッサ260は、NR個の受信機254からNR個のシンボル・ストリームを受信し、受信されたこれらシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技法に基づいて処理して、NT個の「検出された」シンボル・ストリームを提供する。RXデータ・プロセッサ260は、その後、検出された各シンボル・ストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、そのデータ・ストリームに関するトラフィック・データを復元する(recover)。RXデータ・プロセッサ260による処理は、送信機システム210におけるTXプロセッサ220およびTXデータ・プロセッサ214によって実行されるものと相補的である。これらデータは、メモリ272に記憶され得る。
[0050]プロセッサ270は、どのプリコーディング行列を使用すべきかを定期的に決定し得る。プロセッサ270は、行列インデクス部およびランク値部を備える逆方向リンク・メッセージを定式化し得る。
[0051]逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータ・ストリームに関する様々なタイプの情報を備え得る。逆方向リンク・メッセージはその後、多くのデータ・ストリームに関するトラフィック・データをデータソース236から受信するTXデータ・プロセッサ238によって処理され、変調器280によって変調され、送信機254a〜254rによって調整され、送信機システム210へ送り戻される。2またはそれよりも多い受信機、送信機、およびアンテナ・グループが、例えば、WLANネットワークおよびLTE、WCDMA(登録商標)、またはcdma2000 HPRDネットワークのような別々のネットワークにアクセスするように構成され得る。いくつかの実施形態では、単一の受信機、送信機、およびアンテナ・グループが、少なくとも2つの別々のネットワークにアクセスするように構成され得る。同様に、複数のネットワークのための通信および/またはデータを処理するために複数のプロセッサが含まれ得る。さらに、単一のプロセッサが、複数のネットワークのための通信および/またはデータを処理するように構成され得る。
[0052]送信機システム210では、受信機システム250からの変調された信号が、アンテナ224によって受信され、受信機222によって調整され、復調器240によって復調され、RXデータ・プロセッサ242によって処理されて、受信機システム250によって送信された逆方向リンク・メッセージを抽出する。さらに、プロセッサ230は、ビームフォーミング重みを決定するためにどのプリコーディング行列を使用すべきかを決定し、この抽出されたメッセージを処理する。
[0053]いくつかの事例では、サードパーティ(例えば、ベニュー所有者)は、自分たちの地図および支援データを、グローバル屋外ローカライザーション・サービス・プロバイダと、すすんで共有しないこともある。なぜなら、サードパーティは、広告収入の取り分(share)を受け取らないことがあり得るからである。したがって、ベニュー所有者は、自分たちの対応するベニューのための、カスタマイズされた屋内ローカライゼーションおよび地図アプリケーションを生成し得る。
[0054]さらに、屋外および屋内ローカライゼーションは、異なる技術を使用し、ロジックは、異なるアプリケーションによって実現され得る。例えば、GPSベースの技術は、屋外ローカライゼーションのために使用され得る一方、屋内の場合、ローカライゼーションは、AP100から受信した信号強度インジケーション(RSSI)測定値および/またはラウンドトリップ時間(RTT)測定値に基づき得る。モバイル・デバイスの受信機システム250および送信機システム210は、RSSI測定値および/またはRTT測定値を取得するために、AP100と通信するために利用され得る。さらに、屋内ローカライゼーションは、フロア判定(floor determination)を含み得る。
[0055]屋外および屋内のサードパーティ・ローカライゼーションのシームレスな統合の外観(appearance)を提供するための技法が本明細書において記載される。いくつかの実施形態によれば、公共のエリアのための屋外地図を、サードパーティのベニュー(例えば、ショッピング・センタ)のための屋内地図と組み合わせることによって、合成地図が生成され得る。この合成地図は屋内および屋外の両方の地図のためのローカライゼーション・サービスおよび地図サービスを提供し得る。さらに、ユーザがベニューの外部にあるロケーションとインタラクトしている(is interacting)とき、制御は、屋外地図アプリケーションへ与えられ得る。あるいは、ユーザが、ベニューに関連付けられた地図の多角形のサブセット内でインタラクトしているとき、制御は、ベニュー内においてローカライゼーション・サービスおよび地図サービスを提供するように設計されたサードパーティ・アプリケーションへ与えられ得る。
[0056]例えば、ユーザが、モバイル・デバイスのディスプレイまたはタッチスクリーン上の、ベニューに対応する多角形エリアをタップするとき、ベニューに関連付けられたサードパーティ・アプリケーションへ制御が与えられ得る。多角形は、ベニューの境界を示し得、ここで、グローバル屋外地図は、ローカライゼーション・サービスを提供しないことがある。屋外地図プロバイダは、コンピュータ・ビジョン技法によってそのような多角形を生成し得る。サードパーティ・アプリケーションは、ベニューにおいてローカライゼーション・サービスおよび地図サービスを提供するために、ベニュー所有者によって生成され得る。いくつかの事例では、多角形のサブセットは、単に直線で接続されるのみならず、環状の、または部分的に環状の形状を含み得る。
[0057]1つまたは複数の構成では、サードパーティ・アプリケーションに対する制御は、限定されないが、サードパーティ・アプリケーションへ直接的に運ばれる多角形エリア内の任意のユーザ・フィードバックを含み得る。スクリーンをタッチ/タップすること、スクリーンをダブルタップすること、および、ズーム・イン/アウトすることは、ユーザ・フィードバックの例である。さらに、ズーム・インおよびズーム・アウトするケースでは、ユーザ・フィードバックは並行して、グローバル地図へ中継され(be relayed)得る。さらに、制御のさらなる態様は、サードパーティ・アプリケーションによって制御されるスクリーン・ディスプレイ(例えば、アプリケーションがスクリーン上に表示するもの)のエリアを含み得る。さらに、サードパーティ・アプリケーションは、多角形エリア(例えば、サードパーティ・アプリケーションによって制御されるスクリーン・ディスプレイのエリア)内にユーザから何が隠され、何が示されているのかを決定し(decide)得る。
[0058]したがって、本発明のいくつかの実施形態は、モバイル・デバイスのためのすべてのローカライゼーション・アプリケーションおよびロケーションベースのアプリケーションにインターフェースしアクセスするための一様に統合されたシステムを考慮する(allow for)。異なるエリア(例えば屋外、屋内のベニュー)においてローカライゼーションを実行するために、複数のアプリケーション間で切り換える必要性を除去することによって、本発明の実施形態は、ターゲットベニュー(target venue)が、より詳細な情報を提供する指定されたローカライゼーション・アプリケーション(例えば、屋内地図アプリケーション)を有していることをユーザに通知し得る。
[0059]図3は、1つまたは複数の実施形態を組み込み得る地図アプリケーション300の簡略化された図を例示する。図3は、屋外地図(例えば、グローバル公共地図)および屋内地図(例えば、サードパーティ・ベニュー)のためのローカライゼーションおよび地図サービスを提供することが可能な地図アプリケーション300の設計を図示する。地図アプリケーション300内では、屋外地図アプリケーション310は、グローバル屋外地図(例えば、関心のある地点、公共のストリート)のための地図サービスを含み得る。屋外地図アプリケーション310は、商業的に利用可能なグローバル・マッピングまたはナビゲーション・システムで発見されるものに類似し得る。
[0060]一般に、地図アプリケーション300は、図3に図示されるユニット、および/または、図3に図示されないその他のユニットのすべてまたはサブセットを含み得る。例えば、地図アプリケーションは、ネットワーク側において実施され、図3における屋外地図アプリケーション310、屋内地図アプリケーション320、およびレイヤリング・ユニット(layering unit)330を含み得るが、提示ユニット340を除外し得る。地図アプリケーション300は、モバイル・デバイスを用いて、ユーザのための合成地図および/またはローカライゼーション・サービスを生成し得る。
[0061]地図アプリケーション300は、サードパーティ・ベニューのみならず、公共のエリアのためのロケーションサービスおよび地図サービスを提供し得る。いくつかの事例では、屋外地図アプリケーション310は、世界全体のような大きな地理的エリアを表示し得る商業的に利用可能な地図アプリケーションであり得る。例えば、屋外地図アプリケーション310は、公共のエリアにおけるジオ・コード化された車道(geo-coded roadways)のグラフィックな表示(graphical rendition)を示し得る。車道は、道路、裏通り等を含み得る。いくつかの事例では、プライベートなサードパーティ・ベニューのための屋外地図アプリケーションにおいて利用可能な情報または地図データはない。したがって、ユーザは、屋外地図アプリケーションのみを用いたサードパーティ・ベニュー内のロケーションサービスおよび地図サービスのサポートを受け(receive)ないであろう。
[0062]屋内地図アプリケーション320は、サードパーティ・ベニュー(例えば、個人の敷地(premises))のためのローカライゼーション情報サービスおよび地図サービスを含み得る。一般に、サードパーティ・ベニューは、商業的に利用可能な屋外マッピングサービスによってカバーされていない任意の地理的エリアをカバーし得る。サードパーティ・ベニューは、ショッピング・センタ、大規模オフィス複合施設、倉庫流通センタ、大学、テーマ・パーク、ゲーティッド・コミュニティ(a gated community)等をカバーし得る。
[0063]さらに、屋内地図アプリケーション320は、ユーザへ情報(例えば、ジオ・コード化された座標)を表示し得る。この情報は、個人の・ベニューの所有者によって提供され得るか、または、アプリケーション・ストアからサードパーティ・アプリケーションをダウンロードすることによって取得され得る。地図フォーマットは、屋外地図フォーマットと同じであり得るか、または、異なり得る。1つの設計では、屋内地図は、(例えば、屋外地図フォーマットと同じ地図フォーマットで)サードパーティ・ベニューにおける車道のグラフィカルな表示を示し得る。別の設計では、屋内地図は、サードパーティ・ベニューの、ジオ・コード化された航空地図(a geo-coded aerial map)であり得る。さらに別の設計では、屋内地図は、(例えば、航空地図上に重ねられた車道を有する)ジオ・コード化された航空地図と車道のグラフィカルな表示との組み合わせを示し得る。航空地図は、衛星画像またはその他いくつかの画像であり得、サードパーティ・ベニュー内の車道、自然地形(natural terrain)、およびその他の構造を示し得る。
[0064]レイヤリング・ユニット330は、屋外地図アプリケーション310および屋内地図アプリケーション320から情報を受信し得、合成地図を得るために、屋外地図のトップ(top)上に屋内地図をオーバレイすることによって、2つの地図を組み合わせ得る。合成地図は、リアルタイムで生成され得る。さらに、屋内地図が屋外地図のトップ上に重ね合わされるとき、オーバーラップに矛盾がある場合があり得る。例えば、屋外地図が、ベニューが、長方形であると示すとき、一方で、屋内地図は、ベニューが、台形であると示す。好適な実施形態では、屋内地図は、屋外地図よりも優先し得る。あるいは、別の実施形態では、屋外地図が、屋内地図よりも優先し得る。
[0065]レイヤリング・ユニット330からの合成地図は、屋外地図アプリケーション310からの公共のエリア内の車道と、屋内地図アプリケーション320からのサードパーティ・ベニューのジオ・コード化された航空地図および/または車道と、の両方をオーバレイすることを含み得る。レイヤリング・ユニット330は、航空画像および車道を較正し得る任意の商業的に利用可能な技術を用いてグラフィカル地図と航空地図(例えば、衛星画像)をオーバレイし得る。
[0066]提示ユニット340は、モバイル・デバイス上に合成地図を提示(例えば、表示)し得る。地図アプリケーション300におけるユニットのすべては、リアルタイムで動作し、それらが(例えば、モバイル・デバイスのユーザによって)要求されるとき、地図を生成し得る。
[0067]前に言及したように、現在の実施では、屋内ローカライゼーション・アプリケーションの、屋外グローバル地図との円滑な統合はチャレンジである。いくつかの事例では、多くのベニュー所有者(例えば、屋内地図アプリケーション)は、自分たちの地図および支援データを、グローバル・ローカライゼーション・サービス・プロバイダ(例えば、屋外地図アプリケーション)と共有するつもりはない。なぜなら、ベニュー所有者は、広告収入の取り分を受け取らないからである。したがって、各ベニュー所有者は、モバイル・デバイスのための、自身の屋内ローカライゼーションおよび地図アプリケーションを生成し得る。
[0068]支援データは、限定されないが、モバイル・デバイス(例えば、アクセス端末116)および/またはAP100の位置を決定するために使用されるデータを含み得る。例えば、ベニュー所有者は、ネットワークに関するより良好な知見(better knowledge of network)(例えば、AP100のロケーションおよび送信特性のより良好な知見)を有し得る。したがって、(i)ネットワークからの無線信号の取得および測定に関連するロケーション支援データを提供すること、(ii)そのような測定値を用いて正確なロケーションを計算すること、および/または、(iii)モバイル・デバイス(例えば、アクセス端末116)が、自身でそのようなロケーションを計算できるようにする支援データをモバイル・デバイスへ提供すること、を良好に実行し得る。
[0069]さらに、屋内地図アプリケーションからの支援データは、屋外地図アプリケーションによって、衛星ロケーションサービスを用いて、モバイル位置の計算に役立ち得る。例えば、いくつかのケースにおいて、支援データは、衛星をより迅速に取得し、GPS受信機が、より迅速に衛星にロックすることを可能にするために使用され得る。
[0070]現在の実施では、屋外グローバル地図は、関心のあるエリア(例えば、ショッピング・センタ)の屋内地図を表示するための能力(capacity)を有しておらず、ユーザが、関心のあるエリア内に入ると、ローカライゼーション・サービスを十分な精度で提供できないことがあり得る。これは、関心のあるエリア内のローカライゼーションを提供するために、屋外グローバル地図を提供しない、または、認可しない、関心のあるエリアに関連付けられたサードパーティの結果であり得る。したがって、ユーザは、アプリケーション・ストアから直接的にサードパーティ屋内地図アプリケーションをダウンロードし、このアプリケーションをモバイル・デバイス上にインストールする必要があり得る。
[0071]さらに、屋外ローカライゼーションおよび屋内ローカライゼーションは、異なる技術を使用し、ロジックは、異なるアプリケーションによって実現され得る。例えば、GPSベースの技術が、屋外地図アプリケーション310によって使用されている間、屋内地図アプリケーション320は、使用されているAP100からのRSSI測定値および/またはRTT測定値に基づいて、ローカライゼーション・サービスを提供し得る。その結果、現在の実施では、ユーザは、ローカライゼーションを実行するためにアプリケーション間でマニュアルで切り換え、建物のフロアガイド(building directories)を調べる(explore)か、または、屋外環境または様々なベニュー内におけるロケーションベースのサービスを用いる必要がある。
[0072]対照的に、本発明の実施形態は、モバイル・デバイスからのすべてのローカライゼーションおよびロケーションベースのアプリケーションにインターフェースし、アクセスするための一様かつ統合された方法を提供し得る。
[0073]いくつかの実施形態によれば、地図アプリケーション300は、様々な屋内ローカライゼーション・アプリケーションを屋外グローバル地図と統合し得る。現在の実施では、グローバル地図は、ベニューの内部の詳細無しで、ユーザに、ベニュー(例えば、建物)の外部を表示し得る。ベニューについてより多くの情報を得るために、ユーザは、屋内ローカライゼーション・アプリケーションに切り換える必要があり得る。地図アプリケーション300は、ユーザの経験を高めるために、屋内ローカライゼーション・アプリケーションに、屋外地図をシームレスに統合し得る。
[0074]前述したように、屋内地図アプリケーション320(例えば、屋内ローカライゼーション・アプリケーション)を生成したサードパーティ・ベンダは、このアプリケーションを、商業的に利用可能なグローバル地図アプリケーションに提供することを躊躇し得る。サードパーティ・ベンダは、ユーザが、自身のアプリケーションと直接的にインタラクトすることを所望し得る。いくつかの実施形態によれば、地図アプリケーション300は、サードパーティ・ベンダの屋内ローカライゼーション・アプリケーションに制御を与えることができ得る。これによって、ユーザのインタラクションは、サードパーティ・ベンダ自身のサーバを通して指示されるようになる。屋内地図アプリケーションに直接的に制御を与えることによって、サードパーティ・ベンダは、広告収入を直接的に収集し得る。
[0075]いくつかの実施形態によれば、ユーザは、屋外グローバル地図を用い、関心のあるエリア(例えば、ショッピング・センタ)に関連付けられた多角形エリアへズームし得る。ユーザが、関心のあるエリアに関連付けられた多角形エリアへズームするとき、地図アプリケーション300は、関心のあるエリアに関連付けられたサードパーティ屋内地図アプリケーション320への直接的な制御を可能にする(例えば、譲渡する(relinquishing))ことによって、関心のあるエリア内にローカライゼーション・サービスおよび地図サービスを提供し得る。あるいは、その他多くのユーザ入力(例えば、タップ、音声コマンド、アイコンの選択)が、屋内地図アプリケーション320へのユーザ要求アクセスを、地図アプリケーション300へ示し得る。これによって、地図アプリケーション300は、屋内地図アプリケーションが、屋内地図の提示(例えば、表示)に関連付けられた態様を制御することを可能にする。
[0076]さらに、ベニューの外部に関連付けられた第2のユーザ入力を受信することに応じて、地図アプリケーション300は、屋内地図アプリケーション320が、屋外地図アプリケーション310へ制御を返すことを可能にし得る。
[0077]例えば、地図アプリケーション300は、ユーザが、ベニューに関連付けられた多角形エリア内でインタラクトしているときに、屋内地図アプリケーション320へ制御を譲渡し得る。あるいは、ユーザが、ベニューに関連付けられた多角形エリア内の多角形エリア内でインタラクトしていないとき、制御は、グローバル屋外地図に与えられ得る。
[0078]1つの実施形態によれば、その中で情報が図示されている多角形が、屋内ローカライゼーション・エンジン・ベンダによって提供される。例えば、多角形エリアに関連付けられたショッピング・センタは、グローバル屋外地図のトップ上にレイヤされ(be layered)得る自身の屋内ローカライゼーション・アプリケーションを有し得る。
[0079]したがって、ショッピング・センタの多角形エリア内では、ローカライゼーションは、グローバル地図アプリケーションによってではなく、代わりに、ショッピング・センタに関連付けられたサードパーティ屋内地図アプリケーションによって実行される。さらに、屋内地図アプリケーション320は、屋外地図アプリケーション310(例えば、GPS)と比べて異なる技術(例えば、RSSI測定またはRTT測定)を使用し得る。地図アプリケーション300は、グローバル地図エンジン内のサードパーティ屋内地図アプリケーションのためのインタラクションのレイヤを提供し得る。
[0080]1つまたは複数の構成では、地図アプリケーション300は、屋外グローバル地図アプリケーションへ制御を譲渡するが、ユーザが、関心のあるエリアに対応する多角形エリアへズームするとき、制御は、関心のあるエリアに関連付けられたサードパーティ屋内地図アプリケーションへ与えられる。地図アプリケーション300は、ユーザが多角形エリアに入ったとき、屋内地図アプリケーションに関連付けられたサーバへ、ユーザの(例えば、クリックによる(click-through))入力が送られるように指示し得る。
[0081]さらに、屋内地図アプリケーションは、限定されないが、施設(facilities)の内部の地図、AP100のロケーション、送信機システム210および受信機システム250からのWi−Fiシグニチャのようなローカライゼーションを実行するために、ベンダ特有の情報を有し得る。したがって、ベニュー所有者は、このセンシティブな(sensitive)追加情報を、グローバル屋外地図所有者に喜んで共有することはないであろう。
[0082]屋外ローカライゼーションでは、支援データを伴うGPSベースの技術は、ローカライゼーション情報を提供する1つの方法であり得る。例えば、支援データは、AP100、ルータ、および/または、その他のモバイル・デバイスから受信され得る。支援データは、GPSを単独で用いることよりもより高速で、より正確なロケーション決定を可能にし得る。さらに、屋内ローカライゼーションのための支援データは、(例えば、ヒートマップを用いた)異なるロケーションにおけるRSSI/RTT測定のシグニチャを含み得る。
[0083]屋内ローカライゼーションでは、GPSに基づかないいくつかの異なる方法が存在し得る。いくつかの事例では、建物内に、弱いGPS受信があり得る。したがって、RSSI測定またはRTT測定は、建物内のユーザの地理的ロケーションを決定するために利用され得る。ユーザの現在のロケーションに基づいて、ユーザのロケーションを決定するために、異なるメカニズム(例えば、GPS、RSSI/RTT測定)を用いることによって、地図アプリケーション300は、より良いロケーションデータをユーザへシームレスに提供し得る。
[0084]したがって、屋外ロケーションから屋内ロケーションへ移動する(transitioning)とき、異なるローカライゼーション方法が使用され得る。受信されたデータおよびユーザ入力に基づいて、地図アプリケーション300は、ユーザのロケーションを決定するために、正しいローカライゼーション方法を使用し得る。例えば、地図アプリケーション300は、ユーザがショッピング・モールに入ったことをシームレスに判定し得るので、屋内ローカライゼーション技術を用い、および/または、ショッピング・モールに関連付けられた屋内地図アプリケーションを用いる。例えば、屋内ベニューの周囲の多角形の境界(perimeter)を指定し、GPSデータを用いることによって、地図アプリケーションは、ユーザが、屋内ベニューの多角形の境界に入ったことを判定し(determine)、したがって、地図アプリケーション300は、屋内ローカライゼーション・システムへ制御を与え得る。あるいは、ユーザが屋内ベニューの多角形の境界を出たことを地図アプリケーション300が判定したとき、地図アプリケーションは、屋外ローカライゼーション・システムへ制御を渡し得る。
[0085]別の実施形態によれば、地図アプリケーションは、ユーザの入力に基づいて、制御を決定し得る。例えば、ユーザの入力が、屋内ベニューに関連付けられているとき、地図アプリケーション300は、屋内地図アプリケーション・アプリケーション320へ制御を与え得る。さらに、ユーザの入力が、ベニューの外部のロケーションに関連付けられているとき、屋内地図アプリケーション320は、屋外地図アプリケーション310へ制御を返すことが可能となり得る。
[0086]別の実施形態によれば、屋内ローカライゼーション・システムおよび屋外ローカライゼーション・システムは、並列して動作し得る。より正確なロケーション決定のために、ユーザが建物の近傍にいるとき、両方のローカライゼーション・システムが並行して使用され得る。さらに、両方のローカライゼーション・システムが並行して使用されるとき、地図アプリケーション300は、何れかのシステムからのより正確な測定値を使用し得る。例えば、より正確な測定値が、ユーザが建物内にいると判定するのであれば、地図アプリケーション300は、より正確なローカライゼーション・システムによって提供される情報をユーザへ提示できる。
[0087]さらに、屋内ローカライゼーション・システムは、ユーザがいるフロアを判定し得る。地図アプリケーション300は、このフロア判定に基づいて、異なるフロア地図(例えば、ショッピング・モールにおける異なるフロアの地図)を提示(例えば、表示)できる。
[0088]図4は、ベニューの境界を示す多角形を用いた屋外地図アプリケーションの現在の実施を例示する。例えば、屋外地図プロバイダは、コンピュータ・ビジョン技法を用いて、ベニューの境界を示す多角形エリアを取得し得る。現在の実施では、グローバル屋外地図アプリケーションは、ベニューの境界を示す多角形のサブセットを表示し得るが、このグローバル屋外地図アプリケーションは、前述したような理由のために、ローカライゼーション・サービスを提供することができない。したがって、ユーザが、ベニューへのズームを試みたとき、屋外地図アプリケーションは、追加情報を提供することができない。その結果、現在の実施では、ユーザは、ベニューの内部のローカライゼーション・サービスおよび地図サービスを得るために、サードパーティ屋内アプリケーションを個別にダウンロードし、使用する必要があり得る。
[0089]図4に例示されるように、屋外地図アプリケーション310(例えば、グローバル地図アプリケーション)の現在の実施は、ベニューの境界を示す多角形410を有し、グローバル地図アプリケーションは、ベニューのためのローカライゼーション・サービスを提供しない。
[0090]対照的に、いくつかの実施形態によれば、地図アプリケーション300は、屋内のベニューにおけるローカライゼーション/地図サービスを提供するために設計されたサードパーティ・アプリケーションへ、ディスプレイ・エリアまたはタッチスクリーン・エリア(例えば、屋内のベニューに対応するエリア)の多角形のサブセットの制御を与え得る。地図アプリケーション300は、その多角形エリア内のローカライゼーション・サービスまたは地図サービスを提供するために設計されたサードパーティ屋内アプリケーションへ、ディスプレイ・エリアまたはタッチスクリーン・エリアの多角形のサブセットの制御をシームレスに与え得る。
[0091]図5は、実施形態にしたがう、モバイル・デバイス上の地図アプリケーション300の表示を例示する。屋外地図アプリケーション310は、屋内地図アプリケーション320へ、多角形410内のベニューのアクセスおよび制御を与え得る。例えば、屋内地図アプリケーション320は、多角形410内のタッチスクリーンのエリアを制御する。多角形410を通して入力された、または、多角形410に関連付けられたすべてのユーザ入力(例えば、クリック、タッチスクリーン入力、音声コマンド)は、屋内地図アプリケーション320(例えば、サードパーティ・ベンダ・アプリケーション)へ中継される。これによって、サードパーティ・ベンダが、クリック・スルー収入を収集できるようになる。屋外地図アプリケーション310はまた、関連するアプリケーションを表示し、収入を収集する。地図アプリケーション300は、多角形のアクセスおよび制御を、サードパーティ屋内アプリケーションへ与え得る。
[0092]図5に例示されるように、多角形エリアは、ベニューの内部の地図を有し得る。多角形エリア内部の屋内コンテンツは、サードパーティ・ベンダによって提供され、屋外地図アプリケーションは、多角形エリア内にいかなる制御も有さないことがあり得る。したがって、ユーザが多角形エリア内で入力するどの入力も、屋内ローカライゼーション・アプリケーション・ベンダへ直接的に中継され得る。サードパーティ・アプリケーションへ直接的なアクセスを与えることによって、サードパーティ・ベンダは、広告収入を収集でき、屋外地図アプリケーションとそのプロプライエタリな情報(its proprietary information)を共有する必要はない。
[0093]いくつかの事例では、地図アプリケーション300を用いて、ユーザは、屋外地図アプリケーションおよび屋内地図アプリケーション内で探索するために、探索ボックス510を使用し得る。あるいは、ユーザの入力に基づいて、ユーザは、どのアプリケーションが、探索ボックス510をアクティブ・オンにするのかを判定し得る。例えば、多角形410内でクリックすることによって、探索ボックス510は、屋内地図アプリケーション320のためにアクティブになり得る。別の例では、多角形410の外部をクリックすることによって、探索ボックス510は、屋外地図アプリケーション310のために適用可能であり得る。
[0094]さらに、いくつかの事例では、屋外地図アプリケーションはまた、関連するアプリケーションを表示し、収入を収集し得る。例えば、探索要求中に、屋外および/または屋内地図アプリケーションは、特定のベニューのための関連するクーポンおよびアプリケーションを表示し、広告収入を収集し得る。
[0095]図6は、実施形態にしたがう、地図アプリケーション300を用いた地図上でのユーザ・ズームを例示する。ユーザがグローバル地図を通してズームすると、ディスプレイ/タッチスクリーンのより大きな部分がますます、屋内地図アプリケーション320によって引き継がれる。いくつかの実施形態では、屋内地図アプリケーション320のディスプレイが、最小比率(a minimum proportion)(例えば、50%)よりも大きいとき、地図アプリケーション300の制御が、屋内地図アプリケーション320へ与えられる。さらに、屋内地図アプリケーション320は、地図情報を示すために、広告(例えば、クーポン)、外部ベンダ・ウェブサイトへのリンク、およびアイコン(例えば、店、ディレクトリを選択するためのメニュー)によることを含む、ユーザとのインタラクティブなコミュニケーションを有し得る。さらに、地図アプリケーション300は、ユーザがベニューにおけるフロアを選択できるようにするドロップ・ダウン・メニューを提示(例えば、表示)し得る。地図アプリケーション300は、屋内地図アプリケーションが、選択されたフロアを提示するために、ユーザの選択を、屋内地図アプリケーションへ中継し得る。あるいは、フロア判定は、受信されたローカライゼーション・データ(例えば、RSSI/RTT測定値またはバロメータ測定値)に基づいて、屋内ローカライゼーション・アプリケーションによって自動的になされ得る。
[0096]さらに、ユーザのロケーションおよび/またはフロア判定に基づいて、屋内ローカライゼーション・アプリケーションは、ユーザに送るための特定の情報(例えば、地図サービス、広告)を決定するか、または、いくつかのサービス(例えば、非常口)へのユーザのアクセスを制限し得る。例えば、地図アプリケーションは、メニュー・アイコンを、屋内地図とともに表示し、ユーザは、ユーザがベニュー内にいる場合にのみ、メニューをクリックし、さらなる情報およびクーポンを取得し得る。
[0097]別の実施形態によれば、地図アプリケーション300は、ベニューの外部に位置するユーザへ屋内情報(例えば、インタラクティブな機能、インタラクティブなコミュニケーション)を送り得る。例えば、ユーザがベニューの外部に位置しているが、ユーザに、レベル・セレクタ・メニューが利用可能な場合がある。いくつかの事例では、ユーザは、ベニュー(例えば、ショッピング・モール)の近くにズームし得る。この結果、地図アプリケーション300は、ユーザが、ブラウズするショッピング・モールのフロアを選択することを可能にするメニューを提示するようになり得る。
[0098]図6に例示されるように、本発明の実施形態は、地図間をズームしているときにおけるシームレスな統合を可能にする。ユーザが、グローバル地図を通してズームすると、ディスプレイまたはタッチスクリーンのより大きな部分がますます、屋内地図アプリケーション320によって引き継がれる。屋内地図アプリケーション320は、合成地図内においてより多くの情報を示すために、広告、外部ベンダ・ウェブサイトへのリンク、およびアイコンによることを含む、ユーザとのインタラクティブなコミュニケーションを有し得ることに注目されたい。屋内地図アプリケーション320は、ユーザがベニューの外部から地図アプリケーション300にアクセスするための(例えば、ブラウズしているユーザのための)フロア選択メニューを提供し得る。ユーザが屋外地図の中へ十分にズームするとき、これによって、ベニューは、目に見えるコンテンツのほとんどを備えるようになり、スクリーン全体の制御が、屋内地図アプリケーション320によって引き継がれる。これは、ユーザに追加のオプションおよび情報を提供し得る。そのような事例では、屋外地図アプリケーションは、このケースでは、電力およびCPUサイクルを節約するために、スリープ・モードとされ(be put in sleep mode)得る。例えば、地図アプリケーションは、バッテリ電力を節約するために、GPS受信機を無効にし得る。
[0099]図7は、実施形態にしたがって、地図アプリケーション300が屋内地図アプリケーション320をほとんど提示しているときの例を例示する。いくつかの事例では、屋内地図は、モバイル・デバイスのディスプレイ・スクリーンをほとんど引き継いでいる。例えば、ユーザが、屋外地図の中へ十分にズームするとき、ベニューが、目に見えるコンテンツのほとんどを備えることができるように、スクリーン全体の制御が、屋内地図アプリケーション320によって引き継がれ得る。この実施形態では、地図アプリケーション300は、ユーザに、追加のオプションおよび情報を提供し得る。さらに、グローバル屋外地図サービスは、この実施形態では、電力およびCPUサイクルを節約するために、スリープ・モードとされ得る。
[0100]さらに、1つまたは複数の構成では、地図アプリケーション300は、ブラウズ・モードまたはローカライゼーション・モードのうちの何れかを用いて、コンテンツを提示し、屋内地図アプリケーション320へ制御を与え得る。
[0101]ブラウズ・モードにおいて、ユーザは、ターゲットベニューにいない場合があるが、ベニューが位置しているエリア内にズームすることによって、屋内地図をブラウズすることを所望し得る。屋内地図アプリケーション320は、屋外地図アプリケーション310が予め決定されたしきい値を越えてズーム・インされると起動される。ユーザには、複数フロアのベニューのために、関心のあるフロアをマニュアルで選択するためのオプションが提供され得る。
[0102]ブラウズ・モードでは、屋内地図アプリケーション320は、ユーザが、グローバル地図上において、予め決定されたしきい値を越えてズーム・インするときに、地図アプリケーション300によって利用され得る。しきい値は、屋内ベニューが、ディスプレイ・スクリーンの、あるパーセンテージ(例えば、50%よりも高く)を占めるときを含み得る。例えば、ユーザがズーム・インし、屋内ベニューが十分に表示されると、地図アプリケーション300は、屋外地図から制御を奪い(takes control away from the outdoor map)、その多角形によって占められているスクリーンの部分上に制御を与える。さらに、ユーザには、複数フロアのベニューのために、関心のあるフロアをマニュアルで選択するためのオプションが提供され得る。
[0103]さらに、ベニュー所有者は、プライバシまたはセキュリティの理由により、このモードにおいて提供される情報を制限し得る。屋内地図アプリケーションは、屋内地図の2つのバージョンを有し得る。ここでは、ユーザが、ベニューの内部に入ると、より詳細なバージョンがユーザへ与えられる。例えば、ATMのロケーションは、実際にベニューの外部にいるユーザに提供されないことがあり得る。ベニュー所有者は、ユーザが実際にベニューの内部に入ると、他のベニュー特有の情報(例えば、クーポン、広告)を提供することを好み得る。
[0104]ローカライゼーション・モードでは、ユーザは、ターゲットベニューに、またはその近くに位置する。ユーザのロケーションの結果、地図アプリケーション300は、屋内地図アプリケーション320が、屋内地図の提示に関連付けられた態様を制御することを可能にし得る。さらに、ユーザが、ベニュー内に位置するか、ベニューの近くに位置するかの判定に基づいて、屋内地図は、モバイル・デバイスのディスプレイ上で、ズーム・インされ得る。さらに、フロアは、サードパーティ・アプリケーションによって自動的に検出され得る。
[0105]さらに、ローカライゼーション・モードは、ユーザが、ターゲットベニュー内にいるか、近くにいるか、入っているときに起動され得る。ローカライゼーション・モードでは、地図アプリケーション300が、屋内地図を提示し、屋内地図アプリケーション320が、地図の提示の態様を制御することを可能にし得る。前述したように、ユーザが位置するフロアは、屋内地図アプリケーション320によって自動的に検出され得る。したがって、屋内ローカライゼーション・エンジンの一部は、ユーザが位置するフロアを自動的に判定し、ベニューの対応するフロア地図が、モバイル・デバイス上に表示され得る。
[0106]図8は、実施形態にしたがって、屋内ローカライゼーション能力(capabilities)が、モバイル・デバイスに前インストールされていない地図アプリケーション300を例示する。いくつかの事例では、地図アプリケーション300は、サードパーティロケーションサービス・プロバイダが喪失したベニューを持つエリアにズームされるとき、地図アプリケーション300は、ユーザに、喪失した屋内地図アプリケーション320について通知し、ユーザからの要求があると、アプリケーション・ストアから、関連する屋内地図アプリケーション320をダウンロードし得る。あるいは、屋内地図アプリケーション320は、ユーザからの要求無しで、関連するサードパーティ・アプリケーションをダウンロードし得る。
[0107]地図アプリケーション300は、データベースに基づいて、利用可能な屋内地図アプリケーション(例えば、サードパーティ・アプリケーション)を決定し得る。データベースは、グローバルまたは屋外地図ベンダへ、地図およびローカライゼーション・サービスのために利用可能なサードパーティ・アプリケーションを提供し得る。例えば、ベニュー所有者は、グローバル地図サービス・プロバイダに、屋内ローカライゼーション・アプリケーションを登録し得る。
[0108]いくつかの実施形態によれば、地図アプリケーション300によって、ユーザは、アプリケーション間で切り換える必要なく、複数の地図アプリケーションを使用することを可能にし得る。地図アプリケーション300によって、ユーザが、屋内エリアおよび屋外エリアにおいて、個人のローカライゼーション情報を受信することを可能にし得る。現在の実施では、異なる地図アプリケーションが、互いの関心が衝突し得るので、互いに情報を共有することができない。前述されたトリガに基づいて、各屋内および屋外地図アプリケーションへ制御を与えることにより、地図アプリケーション300は、異なる屋内および屋外地図アプリケーションを並行して(side-by-side)用いることによって、より良好なユーザ経験を可能とし得る。さらに、地図アプリケーション300は、ターゲットベニューが、ベニューに関するより正確な情報を提供し得る指定されたローカライゼーション・アプリケーションを有しているか否かをユーザに通知し得る。
[0109]図9は、いくつかの実施形態にしたがって、モバイル・デバイスを用いて、ベニューに関連付けられた屋内地図と屋外地図との統合のための典型的な方法900を例示する。
[0110]910では、地図アプリケーション300を用いるモバイル・デバイスは、屋外地図アプリケーション310に関連付けられた屋外地図を提示し得る。ここで、屋外地図は、ベニューに関連付けられたエリアを含む。いくつかの事例では、提示することは、モバイル・デバイスのディスプレイ上に、屋外地図アプリケーション310に関連付けられた屋外地図を表示することを含み得る。さらに、提示することはまた、他の表面(例えば、衣服、眼鏡、壁)上に屋外地図を表示することを含み得る。例えば、屋内および屋外地図は、統合され、一対の眼鏡(例えば、ヘッド・マウント・ディスプレイ(HMD))上に提示され得る。さらに、提示することはまた、音またはその他の知覚的フィードバック(例えば、振動)も同様に含み得る。例えば、地図アプリケーション300は、音声案内によるナビゲーション(turn-by-turn voice navigation)を提供するか、または、間違った経路が取られた場合には、警告(例えば、振動、音)を提供し得る。提示することの別の例は、そのエリアの音声記述を含み得る。さらに、提示することは、テキストから音声へのインターフェース(a text to speech interface)(例えば、視覚障害ユーザのための口頭指示)を含み得る。
[0111]図5に例示された典型的な図は、屋外地図アプリケーション310および多角形410に関連付けられた屋外地図を提示(例えば、表示)する地図アプリケーション300の例であり得る。前述したように、多角形エリアは、サードパーティ・ベニューの境界であり得る。いくつかの実施形態では、910において、モバイル・デバイスは、受信機システム250によって実現される。例えば、受信機システム250は、屋外地図アプリケーションに関連付けられた屋外地図を表示するためのデータを受信し得る。そのような実施形態では、910の少なくとも一部が、例えば、データソース236および/またはメモリ272からの命令および/または情報と組み合わされて、プロセッサ238、260および270のうちの1つまたは複数、および/または、例えば、変調器280と組み合わされて、トランシーバ252によって実行され得る。
[0112]920では、地図アプリケーション300を用いるモバイル・デバイスが、ベニューに関連付けられた屋外地図のエリア上に屋内地図をオーバレイし得る。ここで、屋内地図は、屋内地図アプリケーション320に関連付けられている。図5によって例示されている典型的な図面は、多角形410内に屋内地図アプリケーション320を提示(例えば、表示)している地図アプリケーション300の例であり得る。いくつかの実施形態では、モバイル・デバイスは、例えば、データソース236および/またはメモリ272からの命令および/または情報と組み合わされたプロセッサ238、260および270によって実施される。1つの実施形態によれば、屋内地図は前にダウンロードされており、モバイル・デバイスのメモリ272内に記憶され得る。さらに、データソース236からの命令を用いて、プロセッサ238、260および270は、ベニューに関連付けられた屋外地図のエリア上に屋内地図をオーバレイし得る。そのような実施形態では、920の少なくとも一部は、例えば、変調器280と組み合わされて、トランシーバ252によって実行され得る。
[0113]930では、地図アプリケーション300を用いるモバイル・デバイスは、ベニューに関連付けられた第1のイベントの第1のインジケーションを受信し得る。例えば、ベニューに関連付けられた第1のイベントは、多角形410を通して入力された、または、多角形410に関連付けられた、ユーザ入力(例えば、クリック、タッチスクリーン入力、音声コマンド)を含み得る。例えば、ユーザは、ベニュー内に関連付けられた多角形エリア内部のモバイル・デバイスのタッチスクリーン・ディスプレイをタッチし得る。あるいは、ユーザ入力は、ベニューに関連付けられた音声コマンド(例えば、ユーザが、ベニューの名前を言うこと)を含み得る。そのような実施形態では、930の少なくとも一部は、例えば、データソース236および/またはメモリ272からの命令および/または情報と組み合わされて、例えばプロセッサ238、260、および270によって実行され得る。そのような実施形態では、930の少なくとも一部は、例えば、変調器280と組み合わされて、トランシーバ252によって実行され得る。
[0114]940では、第1のイベントの第1のインジケーションを受信することに応じて、地図アプリケーション300を用いるモバイル・デバイスは、屋内地図アプリケーション320が、オーバレイされた屋内地図を備えた屋外地図の提示に関連付けられた態様を制御することを可能にし得る。前述したように、提示の態様を屋内地図アプリケーションが制御することを可能にすることによって、屋内地図アプリケーションに関連付けられた第1のイベント(例えば、ユーザ入力)が、屋内地図アプリケーション320(例えば、サードパーティ・ベンダ・アプリケーション)へ送られ得る。このことは、サードパーティ・ベンダが、広告収入を収集することを可能にする。そのような実施形態では、930の少なくとも一部は、例えば、データソース236および/またはメモリ272からの命令および/または情報と組み合わされて、例えばプロセッサ238、260、および270によって実行され得る。そのような実施形態では、920の少なくとも一部は、例えば、変調器280と組み合わされて、トランシーバ252によって実行され得る。
[0115]例えば、提示の態様を屋内地図アプリケーション320が制御することを可能にすることによって、地図アプリケーション300の図3における提示ユニット340は、屋内地図アプリケーション320から受信したデータに基づいて更新され得る。屋内地図アプリケーション320から受信されたデータは、930における第1のイベントおよび940における応答に基づき得る。別の実施形態によれば、提示ユニット340は、930および940において屋内地図アプリケーション320から受信されたデータ、および/または、930および940における第1のイベントに応じて、屋外地図アプリケーション310から受信した情報に基づいて更新され得る。
[0116]さらに、地図を提示することは、単なる視覚的な表示以上のことであり得る。いくつかの実施形態によれば、940における応答は、音またはその他の知覚的フィードバック(例えば、振動)も同様に含み得る。例えば、屋内アプリケーションは、順を追って音声ナビゲーションを提供するか、または、間違った経路が取られた場合には、警告(例えば、振動または音)を提供し得る。したがって、いくつかの実施形態によれば、地図アプリケーションの表示は、音声ナビゲーションのような、音声および振動を含み得る。
[0117]オプションとして、950では、地図アプリケーション300を用いるモバイル・デバイスは、ベニューの外部に関連付けられた第2のイベントの第2のインジケーションを受信し得る。例えば、第2のイベントに関連付けられたユーザ入力は、多角形410を通して入力された、または、多角形410の外部に関連付けられた、ユーザ入力(例えば、クリック、タッチスクリーン入力、音声コマンド)を含み得る。そのような実施形態では、930の少なくとも一部は、例えば、データソース236および/またはメモリ272からの命令および/または情報と組み合わされて、例えばプロセッサ238、260、および270によって実行され得る。そのような実施形態では、920の少なくとも一部は、例えば、変調器280と組み合わされて、例えばトランシーバ252によって実行され得る。
[0118]オプションとして、960では、第2のイベントの第2のインジケーションを受信することに応じて、地図アプリケーション300を用いるモバイル・デバイスは、屋内地図アプリケーション320が、屋外地図アプリケーション310へ制御を返すことを可能にし得る。前述したように、屋外地図に関連付けられたユーザ入力は、屋外地図アプリケーション310へ送られ得る。そのような実施形態では、940の少なくとも一部が、例えば、データソース236および/またはメモリ272からの命令および/または情報と組み合わされて、プロセッサ238、260および270のうちの1つまたは複数、および/または、例えば、変調器280と組み合わされて、トランシーバ252によって実行され得る。
[0119]本開示の様々な態様が実現され得るコンピューティング・システムの例が、図10に関して記載される。コンピューティング・システムは、本明細書で参照されるような地図アプリケーション300を用いてモバイル・デバイスを例示し得る。1つまたは複数の態様によれば、図10に例示されるようなコンピュータ・システムは、本明細書に記載された特徴、方法、および/または、方法ステップのうちの何れかおよび/またはすべてを実現、実行、および/または、実施し得るコンピューティング・デバイスの一部として組み込まれ得る。例えば、コンピュータ・システム1000は、ハンドヘルド・デバイスの構成要素のうちのいくつかを表し得る。ハンドヘルド・デバイスは、例えばカメラおよび/または提示ユニット340のような入力感知ユニットを備えた任意のコンピューティング・デバイスであり得る。ハンドヘルド・デバイスの例は、限定されないが、ビデオ・ゲーム・コンソール、タブレット、スマートフォン、およびモバイル・デバイスを含む。1つの実施形態では、このシステム1000は、図9に記載された方法900を実現するように構成される。図10は、本明細書で記述されるように、様々な他の実施形態によって提供される方法を実行し、および/または、ホスト・コンピュータ・システム、遠隔のキオスク/端末、POSデバイス、モバイル・デバイス、セット・トップ・ボックス、および/または、コンピュータ・システムとして機能し得るコンピュータ・システム1000の1つの実施形態の略図を提供する。図10は、そのうちの何れかおよび/またはすべてが適切に使用され得る様々な構成要素の一般化された例示を提供することのみ意図されている。したがって、図10は、個々のシステム要素が、どのように、相対的に分離されているか、または、相対的により統合された方式で実現され得るのかをより広く例示している。
[0120]バス1005を介して電子的に結合され得る(または、そうでなければ適切に通信し得る)ハードウェア要素を備えるコンピュータ・システム1000が示される。ハードウェア要素は、限定することなく、1つまたは複数の汎用プロセッサ、および/または、1つまたは複数の専用目的プロセッサ(例えば、デジタル信号処理チップ、グラフィック・アクセラレーション・プロセッサ等)を含む、図9に記載された方法900を実施するために使用される1つまたは複数のプロセッサ1010と、限定することなく、カメラ、マウス、キーボード等を含み得る1つまたは複数の入力デバイス1015(例えば、930においてユーザ入力を受信するために使用されるタッチスクリーン・ディスプレイ)と、限定することなく、提示ユニット340、プリンタ等を含み得る1つまたは複数の出力デバイス1020と、を含み得る。
[0121]コンピュータ・システム1000はさらに、限定することなく、ローカルおよび/またはネットワーク・アクセス可能ストレージを備え得るか、および/または、限定することなく、(例えば、ダウンロードされた屋内地図アプリケーション320を記憶するために使用される)メモリ1035、ディスク・ドライブ、ドライブ・アレイ、光記憶デバイス、例えばランダム・アクセス・メモリ(「RAM」)および/または読取専用メモリ(「ROM」)のように、プログラム可能で、フラッシュ更新可能等のようなソリッド・ステート記憶デバイスを含み得る、(例えば、ダウンロードされた屋内地図アプリケーション320を記憶するために使用される)1つまたは複数の非一時的な記憶デバイス1025を含み得る(および/または、1つまたは複数の非一時的な記憶デバイス1025と通信し得る)。このような記憶デバイスは、限定することなく、様々なファイル・システム、データベース構造等を含む任意の適切なデータ記憶装置を実現するように構成され得る。
[0122]コンピュータ・システム1000はまた、限定することなく、モデム、ネットワーク・カード(ワイヤレスまたはワイヤード)、赤外線通信デバイス、ワイヤレス通信デバイスおよび/またはチップセット(例えば、Bluetooth(登録商標)デバイス、802.11デバイス、Wi−Fiデバイス、WiMaxデバイス、セルラ通信施設等)等を含み得る通信サブシステム1030をも含み得る。本発明の1つの実施形態によれば、システム250は、通信サブシステム1030の例であり得る。通信サブシステム1030は、(例えば、一例をあげると、後述するネットワークのような)ネットワーク、その他のコンピュータ・システム、および/または、本明細書に記載されたその他任意のデバイスとの間でデータが交換されることを許可し得る。多くの実施形態では、コンピュータ・システム1000はさらに、前述したようにRAMまたはROMを含み得る、(例えば、屋内地図アプリケーション320とともに使用される)非一時的なワーキング・メモリ1035を備え得る。
[0123]コンピュータ・システム1000はまた、本明細書に記載されるように、オペレーティング・システム1040、デバイス・ドライバ、実行可能ライブラリ、および/または、1つまたは複数のアプリケーション・プログラム1045のように、様々な実施形態によって提供されるコンピュータ・プログラムを備え得るか、および/または、他の実施形態によって提供される方法の実施、および/または、システムの構成を行うように設計され得るその他のコードを含むワーキング・メモリ1035内に現在位置しているものとして示されているソフトウェア要素を備え得る。単なる例であるが、例えば、図9に関して記載されたような、前述した(1つまたは複数の)方法に関連して記載された1または複数の手順は、コンピュータ(および/または、コンピュータ内のプロセッサ)によって実行可能な命令および/またはコードとして実現され、ある態様では、このような命令および/またはコードは、記載された方法にしたがって1または複数の動作を実行するために汎用コンピュータ(またはその他のデバイス)を構成および/または適応するために使用され得る。例えば、デジタル化された信号が、ワーキング・メモリ1035に記憶され得る。
[0124]これらの命令および/またはコードのセットは、前述された(1つまたは複数の)記憶デバイス1025のようなコンピュータ読取可能な記憶媒体上に記憶され得る。いくつかのケースでは、記憶媒体は、コンピュータ・システム1000のようなコンピュータ・システム内に組み込まれ得る。その他の実施形態では、記憶媒体は、コンピュータ・システム(例えば、コンパクト・ディスクのようなリムーバブル媒体)から分離され得、および/または、インストール・パッケージ内で提供され得、これによって、記憶媒体は、そこに記憶されている命令/コードを用いて汎用コンピュータをプログラム、構成、および/または適応するために使用され得る。これら命令は、コンピュータ・システム1000によって実行可能である実行可能なコードの形態を取り得るか、および/または、(例えば、一般に利用可能な様々なコンパイラ、インストール・プログラム、圧縮/解凍ユーティリティ(compression/decompression utilities)等のいずれかを用いて)コンピュータ・システム1000上でコンパイルおよび/またはインストールがなされると、実行可能なコードの形態を取るソースおよび/またはインストール可能なコードの形態を取りうる。
[0125]特定の要件にしたがって、実質的な変形がなされ得る。例えば、カスタマイズされたハードウェアもまた使用され得るか、および/または、特定の要素が、ハードウェア、(例えば、アップレット等のようなポータブル・ソフトウェアを含む)ソフトウェア、またはその両方で実現され得る。さらに、例えばネットワーク入力/出力デバイスのようなその他のコンピューティング・デバイスへの接続が適用され得る。
[0126]いくつかの実施形態は、本開示にしたがって方法を実行するためのコンピュータ・システム(例えば、コンピュータ・システム1000)を適用し得る。例えば、記載された方法の手順のうちのいくつかまたはすべては、ワーキング・メモリ935に含まれる(オペレーティング・システム1040および/または、アプリケーション・プログラム1045のようなその他のコードに組み込まれ得る)1つまたは複数の命令のうちの1つまたは複数のシーケンスをプロセッサ1010が実行することに応じて、コンピュータ・システム1000によって実行され得る。このような命令は、(1つまたは複数の)記憶デバイス1025のうちの1つまたは複数のような別のコンピュータ読取可能な媒体からワーキング・メモリ1035内へ読み込まれ得る。単なる例として、ワーキング・メモリ1035に含まれる命令のシーケンスを実行することによって、(1つまたは複数の)プロセッサ1010は、例えば、図9に関して記載された方法の要素のうちの1または複数である、本明細書に記載された方法の1または複数の手順を実行するようになり得る。
[0127]本明細書で使用される「マシン読取可能な媒体」および「コンピュータ読取可能な媒体」という用語は、マシンを特有の方式で動作させるデータを提供することに参加する任意の媒体を称する。コンピュータ・システム1000を用いて実施される実施形態では、様々なコンピュータ読取可能な媒体が、実行のための命令/コードを(1つまたは複数の)プロセッサ1010に提供する際に含まれ得るか、および/または、このような命令/コード(例えば、信号)を記憶および/または搬送するために使用され得る。多くの実施では、コンピュータ読取可能な媒体は、物理的および/または有形の記憶媒体である。このような媒体は、限定される訳ではないが、不揮発性媒体、揮発性媒体、および送信媒体を含む多くの形態を取り得る。不揮発性媒体は、例えば、(1つまたは複数の)記憶デバイス1025のような光ディスクおよび/または磁気ディスクを含む。揮発性媒体は、限定することなく、例えば、ワーキング・メモリ1035のような動的メモリを含む。送信媒体は、限定することなく、バス1005を備える有線を含む同軸ケーブル、銅線および光ファイバのみならず、通信サブシステム1030の様々な構成要素(および/または、通信サブシステム1030が他のデバイスに通信を提供する媒体)を含む。したがって、送信媒体はまた、(限定することなく、無線波、音響波、および/または、例えば、無線波通信および赤外線データ通信中に生成されるような光波を含む)波の形態を取り得る。いくつかの実施形態によれば、システム250は、互いに通信するために通信サブシステム930を利用し得る。
[0128]1つまたは複数の例では、記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせで実現され得る。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして、コンピュータ読取可能な媒体上に記憶されるか、あるいは、コンピュータ読取可能な媒体を介して送信され得る。コンピュータ読取可能な媒体は、コンピュータ・データ記憶媒体を含み得る。データ記憶媒体は、本開示において記載された技法を実施するための命令、コード、および/または、データ構造を取得するために1つまたは複数のコンピュータまたは1つまたは複数のプロセッサによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。ここで使用されるような「データ記憶媒体」は、製造品を称するために使用され、一時的な伝搬信号を称していない。例によれば、限定することなく、このようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROM、または、その他の光ディスク・ストレージ、磁気ディスク・ストレージまたはその他の磁気記憶デバイス、フラッシュ・メモリ、または、所望のプログラム・コードを命令またはデータ構造の形態で記憶するために使用され、コンピュータによってアクセスされることが可能なその他任意の媒体を備え得る。本明細書で使用されるディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびblu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含む。これらdiscは、レーザを用いてデータを光学的に再生する。それに対して、diskは、通常、データを磁気的に再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能な媒体の範囲内に含まれ得る。
[0129]このコードは、1つまたは複数のデジタル信号プロセッサ(DSP)、汎用マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ロジック・アレイ(FPGA)、またはその他の等価な統合またはディスクリートな論理回路のような1つまたは複数のプロセッサによって実行され得る。したがって、本明細書で使用されているような「プロセッサ」という用語は、前述した構造、または、本明細書に記載された技法の実施のために適切なその他任意の構造のうちの何れかを称し得る。さらに、いくつかの態様では、本明細書に記載された機能は、エンコードおよびデコードのために構成された専用のハードウェアおよび/またはソフトウェア・モジュール内に提供され得るか、または、組み合わされたコーデック内に組み込まれ得る。さらに、これら技法は、1つまたは複数の回路またはロジック要素で完全に実現され得る。
[0130]本開示の技法は、ワイヤレスハンドセット、集積回路(IC)、またはICのセット(例えば、チップセット)を含む種々様々なデバイスまたは装置において実現され得る。様々な構成要素、モジュール、またはユニットは、本開示では、開示された技法を実行するように構成されたデバイスの機能的な態様を強調するように記載されているが、異なるハードウェア・ユニットによる実現を必ずしも必要とする訳ではない。むしろ、前述されたように、様々なユニットが、コーデック・ハードウェア・ユニット内に結合され得るか、または、コンピュータ読取可能な媒体上に記憶された適切なソフトウェアおよび/またはファームウェアと連携する、前述したような1つまたは複数のプロセッサを含む、共通の(interoperative)ハードウェア・ユニットの集合によって提供され得る。
[0130]本開示の技法は、ワイヤレスハンドセット、集積回路(IC)、またはICのセット(例えば、チップセット)を含む種々様々なデバイスまたは装置において実現され得る。様々な構成要素、モジュール、またはユニットは、本開示では、開示された技法を実行するように構成されたデバイスの機能的な態様を強調するように記載されているが、異なるハードウェア・ユニットによる実現を必ずしも必要とする訳ではない。むしろ、前述されたように、様々なユニットが、コーデック・ハードウェア・ユニット内に結合され得るか、または、コンピュータ読取可能な媒体上に記憶された適切なソフトウェアおよび/またはファームウェアと連携する、前述したような1つまたは複数のプロセッサを含む、共通の(interoperative)ハードウェア・ユニットの集合によって提供され得る。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] モバイル・デバイスを用いた、ベニューに関連付けられた屋内地図と屋外地図との統合のための方法であって、
屋外地図アプリケーションに関連付けられた前記屋外地図を提示することと、ここで、前記屋外地図は、前記ベニューに関連付けられたエリアを含み、
前記ベニューに関連付けられた前記屋外地図の前記エリア上に前記屋内地図をオーバレイすることと、ここで、前記屋内地図は、屋内地図アプリケーションに関連付けられ、
前記ベニューに関連付けられた第1のイベントの第1のインジケーションを受信することと、
前記第1のイベントの前記第1のインジケーションを受信することに応じて、前記屋内地図アプリケーションが、前記オーバレイされた屋内地図を備えた前記屋外地図の前記提示に関連付けられた態様を制御することを可能にすることと、
を備える、方法。
[C2] 前記第1のイベントは、前記モバイル・デバイス上で実行される、前記ベニューを選択するためのユーザ入力を備える、C1に記載の方法。
[C3] 前記第1のイベントは、前記オーバレイされた屋内地図を備えた前記屋外地図の前記提示の最小部分が、前記屋内地図によってカバーされることになるズーム動作を備える、C1に記載の方法。
[C4] 前記最小部分は50%である、C3に記載の方法。
[C5] 前記第1のイベントは、前記モバイル・デバイスが前記ベニューの内部に位置していることである、C1に記載の方法。
[C6] 前記第1のイベントは、前記屋内地図アプリケーションに関連付けられたロケーションデータに基づいて検出される、C5に記載の方法。
[C7] 前記屋内地図に関連付けられた前記ロケーションデータは、1つまたは複数のアクセスポイントから受信された、少なくとも信号強度インジケーション(RSSI)測定値またはラウンドトリップ時間(RTT)測定値を含む、C6に記載の方法。
[C8] 前記第1のイベントは、前記モバイル・デバイスの衛星ロケーションサービスに基づいて検出される、C5に記載の方法。
[C9] 前記モバイル・デバイスの衛星ロケーションサービスは、前記モバイル・デバイスが前記ベニューの内部に位置していることのインジケーションを受信すると、無効にされる、C5に記載の方法。
[C10] 前記屋内地図アプリケーションに関連付けられた1つまたは複数の機能は、前記モバイル・デバイスが前記ベニューの外部に位置していることのインジケーションを受信すると、制限される、C1に記載の方法。
[C11] 前記屋内地図アプリケーションは、ユーザ要求に基づいて、アプリケーション・ストアからダウンロードされる、C1に記載の方法。
[C12] 前記ダウンロードされた屋内地図アプリケーションに関連付けられた前記屋内地図をメモリ内に記憶すること、をさらに備える、C11に記載の方法。
[C13] 前記ベニューの外部に関連付けられた第2のイベントの第2のインジケーションを受信することと、
前記第2のイベントの前記第2のインジケーションを受信することに応じて、前記屋内地図アプリケーションが、前記屋外地図アプリケーションに制御を返すことを可能にすることと、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C14] 前記第2のイベントは、前記モバイル・デバイスが前記ベニューの外部に位置していることである、C13に記載の方法。
[C15] 前記第2のイベントは、前記モバイル・デバイスが前記ベニューの内部から外部へ移動することである、C13に記載の方法。
[C16] 前記第2のイベントは、前記モバイル・デバイス上で実行される、前記屋外地図を選択するための第2のユーザ入力を備える、C13に記載の方法。
[C17] 前記屋内地図アプリケーションは、前記モバイル・デバイスが前記ベニューの内部に位置していることのインジケーションを受信すると、前記屋外地図アプリケーションと並行して、前記オーバレイされた屋内地図を備えた前記屋外地図の前記提示を制御する、C1に記載の方法。
[C18] ベニューに関連付けられた屋内地図と統合された屋外地図を提示するように構成されたモバイル・デバイスであって、
メモリと、
前記モバイル・デバイス上で、屋外地図アプリケーションに関連付けられた前記屋外地図を提示するためのデータを受信するための受信機と、ここで、前記屋外地図は、前記ベニューに関連付けられたエリアを含み、
前記ベニューに関連付けられた前記屋外地図の前記エリア上に前記屋内地図をオーバレイすることと、ここで、前記屋内地図は、屋内地図アプリケーションに関連付けられ、
前記ベニューに関連付けられた第1のイベントの第1のインジケーションを受信することと、
前記第1のイベントの前記第1のインジケーションを受信することに応じて、前記屋内地図アプリケーションが、前記オーバレイされた屋内地図を備えた前記屋外地図の前記提示に関連付けられた態様を制御することを可能にすることと、
を行うように構成された1つまたは複数のプロセッサと、
を備える、モバイル・デバイス。
[C19] 前記第1のイベントは、前記モバイル・デバイス上で実行される、前記ベニューを選択するためのユーザ入力を備える、C18に記載のモバイル・デバイス。
[C20] 前記第1のイベントは、前記オーバレイされた屋内地図を備えた前記屋外地図の前記提示の最小部分が、前記屋内地図によってカバーされることになるズーム動作を備える、C18に記載のモバイル・デバイス。
[C21] 前記最小部分は50%である、C20に記載のモバイル・デバイス。
[C22] 前記第1のイベントは、前記モバイル・デバイスが前記ベニューの内部に位置していることである、C18に記載のモバイル・デバイス。
[C23] 前記第1のイベントは、前記屋内地図アプリケーションに関連付けられたロケーションデータに基づいて検出される、C22に記載のモバイル・デバイス。
[C24] 前記屋内地図に関連付けられた前記ロケーションデータは、1つまたは複数のアクセスポイントから受信された、少なくとも信号強度インジケーション(RSSI)測定値またはラウンドトリップ時間(RTT)測定値を含む、C23に記載のモバイル・デバイス。
[C25] 前記第1のイベントは、前記モバイル・デバイスの衛星ロケーションサービスに基づいて検出される、C22に記載のモバイル・デバイス。
[C26] 前記モバイル・デバイスの衛星ロケーションサービスは、前記モバイル・デバイスが前記ベニューの内部に位置していることのインジケーションを受信すると、無効にされる、C22に記載のモバイル・デバイス。
[C27] 前記屋内地図アプリケーションに関連付けられた1つまたは複数の機能は、前記モバイル・デバイスが前記ベニューの外部に位置していることのインジケーションを受信すると、制限される、C18に記載のモバイル・デバイス。
[C28] 前記屋内地図アプリケーションは、ユーザ要求に基づいて、アプリケーション・ストアからダウンロードされる、C18に記載のモバイル・デバイス。
[C29] 前記メモリはさらに、前記ダウンロードされた屋内地図アプリケーションに関連付けられた前記屋内地図を記憶するように構成される、C28に記載のモバイル・デバイス。
[C30] 前記1つまたは複数のプロセッサはさらに、
前記ベニューの外部に関連付けられた第2のイベントの第2のインジケーションを受信することと、
前記第2のイベントの前記第2のインジケーションを受信することに応じて、前記屋内地図アプリケーションが、前記屋外地図アプリケーションに制御を返すことを可能にすることと、
を行うように構成される、C18に記載のモバイル・デバイス。
[C31] 前記第2のイベントは、前記モバイル・デバイスが前記ベニューの外部に位置していることである、C30に記載のモバイル・デバイス。
[C32] 前記第2のイベントは、前記モバイル・デバイスが前記ベニューの内部から外部へ移動することである、C30に記載のモバイル・デバイス。
[C33] 前記第2のイベントは、前記モバイル・デバイス上で実行される、前記屋外地図を選択するための第2のユーザ入力を備える、C30に記載のモバイル・デバイス。
[C34] 前記屋内地図アプリケーションは、前記モバイル・デバイスが前記ベニューの内部に位置していることのインジケーションを受信すると、前記屋外地図アプリケーションと並行して、前記オーバレイされた屋内地図を備えた前記屋外地図の前記提示を制御する、C18に記載のモバイル・デバイス。
[C35] ベニューに関連付けられた屋内地図と屋外地図とを統合するためのコンピュータ実行可能な命令を記憶する1つまたは複数のコンピュータ読取可能な媒体であって、
前記コンピュータ実行可能な命令は、実行されたとき、モバイル・デバイスに含まれた1つまたは複数のコンピューティング・デバイスに、
屋外地図アプリケーションに関連付けられた前記屋外地図を提示することと、ここで、前記屋外地図は、前記ベニューに関連付けられたエリアを含み、
前記ベニューに関連付けられた前記屋外地図の前記エリア上に前記屋内地図をオーバレイすることと、ここで、前記屋内地図は、屋内地図アプリケーションに関連付けられ、
前記ベニューに関連付けられた第1のイベントの第1のインジケーションを受信することと、
前記第1のイベントの前記第1のインジケーションを受信することに応じて、前記屋内地図アプリケーションが、前記オーバレイされた屋内地図を備えた前記屋外地図の前記提示に関連付けられた態様を制御することを可能にすることと、
を行わせる、1つまたは複数のコンピュータ読取可能な媒体。
[C36] ベニューに関連付けられた屋内地図と屋外地図とを統合するための装置であって、
屋外地図アプリケーションに関連付けられた前記屋外地図を提示するための手段と、ここで、前記屋外地図は、前記ベニューに関連付けられたエリアを含み、
前記ベニューに関連付けられた前記屋外地図の前記エリア上に前記屋内地図をオーバレイするための手段と、ここで、前記屋内地図は、屋内地図アプリケーションに関連付けられ、
前記ベニューに関連付けられた第1のイベントの第1のインジケーションを受信するための手段と、
前記第1のイベントの前記第1のインジケーションを受信することに応じて、前記屋内地図アプリケーションが、前記オーバレイされた屋内地図を備えた前記屋外地図の前記提示に関連付けられた態様を制御することを可能にするための手段と、
を備える、装置。
[C37] 前記第1のイベントは、前記ベニューを選択するためのユーザ入力を備える、C36に記載の装置。
[C38] 前記第1のイベントは、前記オーバレイされた屋内地図を備えた前記屋外地図の前記提示の最小部分が、前記屋内地図によってカバーされることになるズーム動作を備える、C36に記載の装置。
[C39] 前記最小部分は50%である、C38に記載の装置。
[C40] 前記第1のイベントは、前記装置が前記ベニューの内部に位置していることである、C36に記載の装置。
[C41] 前記第1のイベントは、前記屋内地図アプリケーションに関連付けられたロケーションデータに基づいて検出される、C40に記載の装置。
[C42] 前記屋内地図に関連付けられた前記ロケーションデータは、1つまたは複数のアクセスポイントから受信された、少なくとも信号強度インジケーション(RSSI)測定値またはラウンドトリップ時間(RTT)測定値を含む、C41に記載の装置。
[C43] 前記第1のイベントは、衛星ロケーションサービスに基づいて検出される、C40に記載の装置。
[C44] 衛星ロケーションサービスは、前記装置が前記ベニューの内部に位置していることのインジケーションを受信すると、無効にされる、C40に記載の装置。
[C45] 前記屋内地図アプリケーションに関連付けられた1つまたは複数の機能は、前記装置が前記ベニューの外部に位置していることのインジケーションを受信すると、制限される、C36に記載の装置。
[C46] 前記屋内地図アプリケーションは、ユーザ要求に基づいて、アプリケーション・ストアからダウンロードされる、C36に記載の装置。
[C47] 前記ダウンロードされた屋内地図アプリケーションに関連付けられた前記屋内地図を記憶するための手段、をさらに備える、C47に記載の装置。
[C48] 前記ベニューの外部に関連付けられた第2のイベントの第2のインジケーションを受信するための手段と、
前記第2のイベントの前記第2のインジケーションを受信することに応じて、前記屋内地図アプリケーションが、前記屋外地図アプリケーションに制御を返すことを可能にするための手段と、
をさらに備える、C36に記載の装置。
[C49] 前記第2のイベントは、前記装置が前記ベニューの外部に位置していることである、C48に記載の装置。
[C50] 前記第2のイベントは、前記装置が前記ベニューの内部から外部へ移動することである、C48に記載の装置。
[C51] 前記第2のイベントは、前記屋外地図を選択するための第2のユーザ入力を備える、C48に記載の装置。
[C52] 前記屋内地図アプリケーションは、前記装置が前記ベニューの内部に位置していることのインジケーションを受信すると、前記屋外地図アプリケーションと並行して、前記オーバレイされた屋内地図を備えた前記屋外地図の前記提示を制御する、C36に記載の装置。

Claims (52)

  1. モバイル・デバイスを用いた、ベニューに関連付けられた屋内地図と屋外地図との統合のための方法であって、
    屋外地図アプリケーションに関連付けられた前記屋外地図を提示することと、ここで、前記屋外地図は、前記ベニューに関連付けられたエリアを含み、
    前記ベニューに関連付けられた前記屋外地図の前記エリア上に前記屋内地図をオーバレイすることと、ここで、前記屋内地図は、屋内地図アプリケーションに関連付けられ、
    前記ベニューに関連付けられた第1のイベントの第1のインジケーションを受信することと、
    前記第1のイベントの前記第1のインジケーションを受信することに応じて、前記屋内地図アプリケーションが、前記オーバレイされた屋内地図を備えた前記屋外地図の前記提示に関連付けられた態様を制御することを可能にすることと、
    を備える、方法。
  2. 前記第1のイベントは、前記モバイル・デバイス上で実行される、前記ベニューを選択するためのユーザ入力を備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のイベントは、前記オーバレイされた屋内地図を備えた前記屋外地図の前記提示の最小部分が、前記屋内地図によってカバーされることになるズーム動作を備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記最小部分は50%である、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1のイベントは、前記モバイル・デバイスが前記ベニューの内部に位置していることである、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1のイベントは、前記屋内地図アプリケーションに関連付けられたロケーションデータに基づいて検出される、請求項5に記載の方法。
  7. 前記屋内地図に関連付けられた前記ロケーションデータは、1つまたは複数のアクセスポイントから受信された、少なくとも信号強度インジケーション(RSSI)測定値またはラウンドトリップ時間(RTT)測定値を含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記第1のイベントは、前記モバイル・デバイスの衛星ロケーションサービスに基づいて検出される、請求項5に記載の方法。
  9. 前記モバイル・デバイスの衛星ロケーションサービスは、前記モバイル・デバイスが前記ベニューの内部に位置していることのインジケーションを受信すると、無効にされる、請求項5に記載の方法。
  10. 前記屋内地図アプリケーションに関連付けられた1つまたは複数の機能は、前記モバイル・デバイスが前記ベニューの外部に位置していることのインジケーションを受信すると、制限される、請求項1に記載の方法。
  11. 前記屋内地図アプリケーションは、ユーザ要求に基づいて、アプリケーション・ストアからダウンロードされる、請求項1に記載の方法。
  12. 前記ダウンロードされた屋内地図アプリケーションに関連付けられた前記屋内地図をメモリ内に記憶すること、をさらに備える、請求項11に記載の方法。
  13. 前記ベニューの外部に関連付けられた第2のイベントの第2のインジケーションを受信することと、
    前記第2のイベントの前記第2のインジケーションを受信することに応じて、前記屋内地図アプリケーションが、前記屋外地図アプリケーションに制御を返すことを可能にすることと、
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  14. 前記第2のイベントは、前記モバイル・デバイスが前記ベニューの外部に位置していることである、請求項13に記載の方法。
  15. 前記第2のイベントは、前記モバイル・デバイスが前記ベニューの内部から外部へ移動することである、請求項13に記載の方法。
  16. 前記第2のイベントは、前記モバイル・デバイス上で実行される、前記屋外地図を選択するための第2のユーザ入力を備える、請求項13に記載の方法。
  17. 前記屋内地図アプリケーションは、前記モバイル・デバイスが前記ベニューの内部に位置していることのインジケーションを受信すると、前記屋外地図アプリケーションと並行して、前記オーバレイされた屋内地図を備えた前記屋外地図の前記提示を制御する、請求項1に記載の方法。
  18. ベニューに関連付けられた屋内地図と統合された屋外地図を提示するように構成されたモバイル・デバイスであって、
    メモリと、
    前記モバイル・デバイス上で、屋外地図アプリケーションに関連付けられた前記屋外地図を提示するためのデータを受信するための受信機と、ここで、前記屋外地図は、前記ベニューに関連付けられたエリアを含み、
    前記ベニューに関連付けられた前記屋外地図の前記エリア上に前記屋内地図をオーバレイすることと、ここで、前記屋内地図は、屋内地図アプリケーションに関連付けられ、
    前記ベニューに関連付けられた第1のイベントの第1のインジケーションを受信することと、
    前記第1のイベントの前記第1のインジケーションを受信することに応じて、前記屋内地図アプリケーションが、前記オーバレイされた屋内地図を備えた前記屋外地図の前記提示に関連付けられた態様を制御することを可能にすることと、
    を行うように構成された1つまたは複数のプロセッサと、
    を備える、モバイル・デバイス。
  19. 前記第1のイベントは、前記モバイル・デバイス上で実行される、前記ベニューを選択するためのユーザ入力を備える、請求項18に記載のモバイル・デバイス。
  20. 前記第1のイベントは、前記オーバレイされた屋内地図を備えた前記屋外地図の前記提示の最小部分が、前記屋内地図によってカバーされることになるズーム動作を備える、請求項18に記載のモバイル・デバイス。
  21. 前記最小部分は50%である、請求項20に記載のモバイル・デバイス。
  22. 前記第1のイベントは、前記モバイル・デバイスが前記ベニューの内部に位置していることである、請求項18に記載のモバイル・デバイス。
  23. 前記第1のイベントは、前記屋内地図アプリケーションに関連付けられたロケーションデータに基づいて検出される、請求項22に記載のモバイル・デバイス。
  24. 前記屋内地図に関連付けられた前記ロケーションデータは、1つまたは複数のアクセスポイントから受信された、少なくとも信号強度インジケーション(RSSI)測定値またはラウンドトリップ時間(RTT)測定値を含む、請求項23に記載のモバイル・デバイス。
  25. 前記第1のイベントは、前記モバイル・デバイスの衛星ロケーションサービスに基づいて検出される、請求項22に記載のモバイル・デバイス。
  26. 前記モバイル・デバイスの衛星ロケーションサービスは、前記モバイル・デバイスが前記ベニューの内部に位置していることのインジケーションを受信すると、無効にされる、請求項22に記載のモバイル・デバイス。
  27. 前記屋内地図アプリケーションに関連付けられた1つまたは複数の機能は、前記モバイル・デバイスが前記ベニューの外部に位置していることのインジケーションを受信すると、制限される、請求項18に記載のモバイル・デバイス。
  28. 前記屋内地図アプリケーションは、ユーザ要求に基づいて、アプリケーション・ストアからダウンロードされる、請求項18に記載のモバイル・デバイス。
  29. 前記メモリはさらに、前記ダウンロードされた屋内地図アプリケーションに関連付けられた前記屋内地図を記憶するように構成される、請求項28に記載のモバイル・デバイス。
  30. 前記1つまたは複数のプロセッサはさらに、
    前記ベニューの外部に関連付けられた第2のイベントの第2のインジケーションを受信することと、
    前記第2のイベントの前記第2のインジケーションを受信することに応じて、前記屋内地図アプリケーションが、前記屋外地図アプリケーションに制御を返すことを可能にすることと、
    を行うように構成される、請求項18に記載のモバイル・デバイス。
  31. 前記第2のイベントは、前記モバイル・デバイスが前記ベニューの外部に位置していることである、請求項30に記載のモバイル・デバイス。
  32. 前記第2のイベントは、前記モバイル・デバイスが前記ベニューの内部から外部へ移動することである、請求項30に記載のモバイル・デバイス。
  33. 前記第2のイベントは、前記モバイル・デバイス上で実行される、前記屋外地図を選択するための第2のユーザ入力を備える、請求項30に記載のモバイル・デバイス。
  34. 前記屋内地図アプリケーションは、前記モバイル・デバイスが前記ベニューの内部に位置していることのインジケーションを受信すると、前記屋外地図アプリケーションと並行して、前記オーバレイされた屋内地図を備えた前記屋外地図の前記提示を制御する、請求項18に記載のモバイル・デバイス。
  35. ベニューに関連付けられた屋内地図と屋外地図とを統合するためのコンピュータ実行可能な命令を記憶する1つまたは複数のコンピュータ読取可能な媒体であって、
    前記コンピュータ実行可能な命令は、実行されたとき、モバイル・デバイスに含まれた1つまたは複数のコンピューティング・デバイスに、
    屋外地図アプリケーションに関連付けられた前記屋外地図を提示することと、ここで、前記屋外地図は、前記ベニューに関連付けられたエリアを含み、
    前記ベニューに関連付けられた前記屋外地図の前記エリア上に前記屋内地図をオーバレイすることと、ここで、前記屋内地図は、屋内地図アプリケーションに関連付けられ、
    前記ベニューに関連付けられた第1のイベントの第1のインジケーションを受信することと、
    前記第1のイベントの前記第1のインジケーションを受信することに応じて、前記屋内地図アプリケーションが、前記オーバレイされた屋内地図を備えた前記屋外地図の前記提示に関連付けられた態様を制御することを可能にすることと、
    を行わせる、1つまたは複数のコンピュータ読取可能な媒体。
  36. ベニューに関連付けられた屋内地図と屋外地図とを統合するための装置であって、
    屋外地図アプリケーションに関連付けられた前記屋外地図を提示するための手段と、ここで、前記屋外地図は、前記ベニューに関連付けられたエリアを含み、
    前記ベニューに関連付けられた前記屋外地図の前記エリア上に前記屋内地図をオーバレイするための手段と、ここで、前記屋内地図は、屋内地図アプリケーションに関連付けられ、
    前記ベニューに関連付けられた第1のイベントの第1のインジケーションを受信するための手段と、
    前記第1のイベントの前記第1のインジケーションを受信することに応じて、前記屋内地図アプリケーションが、前記オーバレイされた屋内地図を備えた前記屋外地図の前記提示に関連付けられた態様を制御することを可能にするための手段と、
    を備える、装置。
  37. 前記第1のイベントは、前記ベニューを選択するためのユーザ入力を備える、請求項36に記載の装置。
  38. 前記第1のイベントは、前記オーバレイされた屋内地図を備えた前記屋外地図の前記提示の最小部分が、前記屋内地図によってカバーされることになるズーム動作を備える、請求項36に記載の装置。
  39. 前記最小部分は50%である、請求項38に記載の装置。
  40. 前記第1のイベントは、前記装置が前記ベニューの内部に位置していることである、請求項36に記載の装置。
  41. 前記第1のイベントは、前記屋内地図アプリケーションに関連付けられたロケーションデータに基づいて検出される、請求項40に記載の装置。
  42. 前記屋内地図に関連付けられた前記ロケーションデータは、1つまたは複数のアクセスポイントから受信された、少なくとも信号強度インジケーション(RSSI)測定値またはラウンドトリップ時間(RTT)測定値を含む、請求項41に記載の装置。
  43. 前記第1のイベントは、衛星ロケーションサービスに基づいて検出される、請求項40に記載の装置。
  44. 衛星ロケーションサービスは、前記装置が前記ベニューの内部に位置していることのインジケーションを受信すると、無効にされる、請求項40に記載の装置。
  45. 前記屋内地図アプリケーションに関連付けられた1つまたは複数の機能は、前記装置が前記ベニューの外部に位置していることのインジケーションを受信すると、制限される、請求項36に記載の装置。
  46. 前記屋内地図アプリケーションは、ユーザ要求に基づいて、アプリケーション・ストアからダウンロードされる、請求項36に記載の装置。
  47. 前記ダウンロードされた屋内地図アプリケーションに関連付けられた前記屋内地図を記憶するための手段、をさらに備える、請求項47に記載の装置。
  48. 前記ベニューの外部に関連付けられた第2のイベントの第2のインジケーションを受信するための手段と、
    前記第2のイベントの前記第2のインジケーションを受信することに応じて、前記屋内地図アプリケーションが、前記屋外地図アプリケーションに制御を返すことを可能にするための手段と、
    をさらに備える、請求項36に記載の装置。
  49. 前記第2のイベントは、前記装置が前記ベニューの外部に位置していることである、請求項48に記載の装置。
  50. 前記第2のイベントは、前記装置が前記ベニューの内部から外部へ移動することである、請求項48に記載の装置。
  51. 前記第2のイベントは、前記屋外地図を選択するための第2のユーザ入力を備える、請求項48に記載の装置。
  52. 前記屋内地図アプリケーションは、前記装置が前記ベニューの内部に位置していることのインジケーションを受信すると、前記屋外地図アプリケーションと並行して、前記オーバレイされた屋内地図を備えた前記屋外地図の前記提示を制御する、請求項36に記載の装置。
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埜口良太 他: "シームレスな屋内ナビゲーションのための地図データのレイヤ化 Layering of Map Data for Seamless Indoor", FIT2008(FORUM ON INFORMATION TECHNOLOGY 2008) 第7回情報科学技術フォーラム講演論文集 第2分, JPN6018012263, 20 August 2008 (2008-08-20), JP, pages 81 - 82, ISSN: 0003774431 *

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