JP2016526611A - 編み製品の製造方法及びその製品 - Google Patents

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Abstract

本発明は、少なくとも一つ環状ニードルベッドを有する丸編み装置において、二つの足片及び本体部分を有する編物製品を製造する方法である。この方法は、以下のステップから成る。(a)連続動作で第一の足片(3)を編むステップ;(b)第一足片(3)の端部コース(23)から始まり、連続動作で、第一織物ポケット(17)を編むステップ;(c) 連続動作で前記本体部分の中心部分(15)を編むステップ;(d)連続動作で、本体部分の中心部分から始まり、第二足片(5)のスタートコース(29)に至るまでの第二織物ポケット(19)を編むステップ;(e)連続動作で、スタートコースから始まる第二足片(5)を編むステップ【選択図】 図2

Description

本発明は、二本の脚部及び本体部分を有する製品又は下着、例えば、パンティーストッキングやタイツ等の製造方法の改良に関する。特に、本発明は、一列又は二列の針床が設けられた丸編み機で単一の編み行程を用いて上述したタイプの縫い目のない下着を製造する方法に関する。
タイツ、パンティーストッキング及び同様の編み製品の生産の分野では、単一の生産工程において丸編み機で編まれる縫い目のない連続製品又は下着を得るために、自動編み行程の新しい方法及びシステムが継続的に調査されている。
幾つかの調査は、60年代に開発された工程に基づくものである。前記工程によれば、丸編み装置において、第一足片の端部から始まり、第二足片の端部まで行われ、三つの連続する筒状部分、即ち、二つの足片に加えて、製品の本体部分を形成する部分を編む単一の工程が行われている間に筒状製品が編まれる。その後、丸編み装置から取り出される筒状製品は、中心領域において切断され、身体のウェストを形成するために周りに弾性エッジが縫われる開口を形成する。この公知の工程は、英国特許GB1235361号に開示されている。そのフィット性を良くするために、本体には、幅広のステッチが編まれ、筒状製品、即ち、衣服の中心部分は、足片の部分より僅かに大きい部分を有する。
英国特許GB1235361号に開示されている方法は、それが丸編み装置で連続した動作で実行され得るので、非常に速い。しかし、この方法で製造された製品は、筒状足片とコース当たりのステッチの数が同じである筒状編物によって形成される本体部分が、十分に密接してフィットしないという成果しか得られない。より詳細には、本体部分の高さが非常に制限され、弾性エッジがクロッチラインに非常に近づいてしまう。
制限及びその欠点を解消することを目的として、この方法に対する多くの改良が研究されている。
米国特許第2962884号は、第一足片を編んだ後で、第二足片を編む前に、丸編み機で、往復動作を用いて、徐々に縮小し、その後、次第に広がるコースを編むことによって、編物の二つのポケットを製造する方法を開示している。また、二つのポケットに加えて、中間領域、即ち、中間部分が往復動作によって形成される。往復動作によって編まれた、この二つのポケット及び中間部分が下着の本体部分を形成し、この本体部分は、英国特許GB1235361号に開示されたオリジナルの方法で製造された本体部分より、十分に高い。
しかし、米国特許第2962884号に開示された方法は、下着の殆どの部分が往復動作によって編まれるので非常に遅い。この欠点にも拘わらず、現在のところ、シームレスタイツは、この方法を用いて製造されている。特に、オーストリアの会社であるウォルフォード社のシームレスタイツは、足片を編むための連続動作と本体部分を編むための往復動作とを組み合わせた、この方法によって生産されている。
米国特許第4022035号は、米国特許第2962884号の技術と似た技術を用いて、丸編み装置で、単一工程でタイツを製造する方法を開示している。この別の実施例では、往復動作によって中心本体部分を編むと共に、丸編み装置上に直接的に下着の開口を形成するように適当な針の選択がなされる。この方法は、針シリンダの往復動作によって殆どが形成されるので、やはり非常に遅い。
従って、丸編み装置で単一工程を使用してパンティーストッキング、タイツ及び類似の製品、即ち、本体部分と二つの足片を有する下着を編む方法をさらに改良し、従来公知の方法の欠点を解消又は低減する必要性がある。
英国特許GB1235361号公報 米国特許第2962884号公報 米国特許第4022035号公報
身体にぴったりフィットする製品、即ち、下着をより早く、より効率的に製造するために、ニードルシリンダの連続動作で本体部分が編まれ、二つのサイドポケット、言い換えれば、製品即ち下着のサイドに配置されたポケットを形成し、各コースにおいてステッチの数が段階的に減少し、その後増加する方法が実質的に提供される。シリンダが連続動作で動くので、各部分的コースが形成された時に、ヤーンは切断され、縮小及び拡大の両方を形成する。ヤーンの端部は、作動ニードルによって形成されるステッチを用いて、織物に留められ、製品に伝線が生じることを回避する。ニードルシリンダの間欠的な動作ではなく、連続動作により下着のサイドにおける編物のポケット及び本体部分の中間即ち中央部分を形成することで、短時間で身体にぴったりフィットした製品を製造することが可能になる。
実際には、有利な実施例によれば、少なくとも一つの環状ニードルベッドを備えた丸編み装置において、二つの足片及び一つの本体部分を備えた編まれた製品、即ち、下着を製造する方法が提供される。
前記方法は、以下のステップを有する。
・連続動作で第一の足片を編むステップ
・第一足片の端部コースから始まり、連続動作で、前記本体部分の第一側部を形成する第一織物ポケットを編むステップ
・連続動作で前記本体部分の中心部分を編むステップ
・連続動作で、本体部分の中心部分から始まり、第二足片のスタートコースに至るまでの第二織物ポケットを編むステップ
・連続動作で、スタートコースから始まる第二足片を編むステップ
幾つかの実施例では、本体部分の少なくとも一部分を編んでいる間に、織物に開口が形成され、最終製品において、この開口は、製品を着るための開口になる。一度、製品が、それが製造される丸編み装置から取り外されると、この開口の周囲に、有利には、仕上げ弾性エッジが適用され得る。
有利な実施例では、全ての編みステップは、同じ数のフィード、即ち、作動ヤーンの数と同じ数のフィードにより実行される。フィードの数は、好ましくは、二つより大きく、その結果、ニードルシリンダが回転する毎に、フィードの数に等しい複数のコースが形成されるので、編み工程がより早くなる。有利な実施例では、フィードの数は、偶数であり、例えば、二つのフィードである。幾つかの実施例では、四つのフィードを使うことにより、より早い生産速度を達成することが可能になる。
有利には、所謂、Sヤーン及びZヤーンが使用され得、例えば、2本のSヤーンと2本のZヤーンとが、好ましくは、交互に配置される。
別の特徴によれば、二つの足片及び一つの本体部分を備えた編み製品を、少なくとも一つの環状ニードルベッドを有する丸編み装置で製造する方法が提供される。この方法は、以下のステップを有する。
・連続動作で第一の足片を編むステップ
・第一足片の端部コースから始まり、連続動作で第一織物ポケットを編むステップ
第一ポケットは、本体部分の第一サイド部分を形成し、長さが段階的に縮小する第一の一連の部分的なコースと、長さが段階的に拡大する第二の一連の部分的なコースとを有し、各部分的なコースを形成するヤーンは、各部分的なコースの端部で切断される。
・連続動作で前記本体部分の中心部分を編むステップ
・連続動作で、本体部分の中心部分から始まり、第二足片のスタートコースに至るまでの第二織物ポケットを編むステップ
第二ポケットは、本体部分の第二サイド部分を形成し、長さが段階的に縮小する第三の一連の部分的なコースと、長さが段階的に拡大する第四の一連の部分的なコースとを有し、第三の一連の部分的なコースと、第四の一連の部分的なコースとの各々を形成するヤーンは、各部分的なコースの端部で切断される。
・連続動作で、スタートコースから始まり、爪先に至る第二足片を編むステップ
別の特徴によれば、編み製品、即ち、下着には一つの本体部分及び二つの筒状足片が設けられ、本体部分は、中心部分及び二つの織物サイドポケットを備えている。各ポケットは、第一の一連の部分的なコースによって形成される。この第一の一連の部分的なコースは、二つの筒状足片を形成する編物の伸張部であり、各筒状足片の最後の完全コースから始まり、各ポケットの最も短い長さの部分的なコースに至る縮小する長さを有する。また、各ポケットは、第二の一連の部分的なコースによって形成される。この第二の一連の部分的なコースは、本体部分の中心部分を形成する織物の伸張部であり、最小の長さの各部分的なコースから始まり、本体部分の中心部分の各完成したコースに至る拡大する長さを有する。有利には、織物ポケットの部分的なコースは、各部分的なコースの端部に対応する位置で切断されたヤーンによって形成される。これは、連続動作で部分的なコースを編む結果であり、各部分的なコースが完成した時に、各ヤーンは切断され、編み装置のシリンダが、その動きを停止したり、反転したりすることなく、その回転を継続することを可能にする。また、有利には、本体部分の中心部分は、連続動作で製造され、従って、ステッチの環状コースによって形成される。
以下に、添付の特許請求の範囲において、この明細書の一体的部分を形成する本発明の実施例を参照して、さらなる特徴及び実施例を説明していく。
本発明による方法によって製造された編み製品、即ち、下着の一部の概略正面図である。 図1に示した下着の斜視図である。 本体部分のサイドエリアを形成する二つの織物ポケットの一方に沿った縮小及び拡大するコースの形成領域を示す図である。 本体部分のサイドエリアを形成する二つの織物ポケットの一方に沿った縮小及び拡大するコースの形成領域に対応する針の制御を示す図である。 本体部分のサイドエリアを形成する二つの織物ポケットの一方に沿った縮小及び拡大するコースの形成領域を示す図である。 本体部分のサイドエリアを形成する二つの織物ポケットの一方に沿った縮小及び拡大するコースの形成領域に対応する針の制御を示す図である。 本体部分のサイドエリアを形成する二つの織物ポケットの一方に沿った縮小及び拡大するコースの形成領域を示す図である。 本体部分のサイドエリアを形成する二つの織物ポケットの一方に沿った縮小及び拡大するコースの形成領域に対応する針の制御を示す図である。 本体部分のサイドエリアを形成する二つの織物ポケットの一方に沿った縮小及び拡大するコースの形成領域を示す図である。 本体部分のサイドエリアを形成する二つの織物ポケットの一方に沿った縮小及び拡大するコースの形成領域に対応する針の制御を示す図である。 本体部分のサイドエリアを形成する二つの織物ポケットの一方に沿った縮小及び拡大するコースの形成領域を示す図である。 本体部分のサイドエリアを形成する二つの織物ポケットの一方に沿った縮小及び拡大するコースの形成領域に対応する針の制御を示す図である。 それに従って、二つの織物ポケットを形成するコースの一部の端部領域において針が動くスキームを示している。 それに従って、二つの織物ポケットを形成するコースの一部の端部領域において針が動くスキームを示している。 それに従って、二つの織物ポケットを形成するコースの一部の端部領域において針が動くスキームを示している。 ここで説明する方法が実行され得る編み装置の概略長手方向横断面図である。 編み工程中に、本体部分に開口を形成するための方法を示しており、前記開口には、その後に弾性エッジが設けられる。 編み工程中に、本体部分に開口を形成するための方法を示しており、前記開口には、その後に弾性エッジが設けられる。 編み工程中に、本体部分に開口を形成するための方法を示しており、前記開口には、その後に弾性エッジが設けられる。 編み工程中に、本体部分に開口を形成するための方法を示しており、前記開口には、その後に弾性エッジが設けられる。 編み工程中に、本体部分に開口を形成するための方法を示しており、前記開口には、その後に弾性エッジが設けられる。 編み工程中に、本体部分に開口を形成するための方法を示しており、前記開口には、その後に弾性エッジが設けられる。 編み工程中に、本体部分に開口を形成するための方法を示しており、前記開口には、その後に弾性エッジが設けられる。 編み工程中に、本体部分に開口を形成するための方法を示しており、前記開口には、その後に弾性エッジが設けられる。 編み工程中に、本体部分に開口を形成するための方法を示しており、前記開口には、その後に弾性エッジが設けられる。 編み工程中に、本体部分に開口を形成するための方法を示しており、前記開口には、その後に弾性エッジが設けられる。 編み工程中に、本体部分に開口を形成するための方法を示しており、前記開口には、その後に弾性エッジが設けられる。
本発明は、本発明の非限定的実施例を示す添付図面及び以下の説明によって、より良く理解されることになる。
以下に添付図面を参照して実施例について詳細に説明する。異なる図面中の同じ参照符号は、同一又は類似の構成要素を示す。さらにまた、図面は必ずしも縮尺通りではない。以下の詳細な説明は、本発明を制限するものではない。本発明の保護範囲は、添付した特許請求の範囲によって決めされる。
以下の説明において、「(ある)実施例」「(その)実施例」」又は「幾つかの実施例」の語は、ある実施例を参照して説明した特別な特徴、構造又は要素が、その説明している較正要件の少なくとも一つの実施例に含まれていることを意味する。従って、明細書中の「(ある)実施例において」「(その)実施例において」又は「幾つかの実施例において」の語は、必ずしも同じ一つの又は幾つかの実施例を指すものではない。さらにまた、特別な特徴、構造又は要素は、任意の適当な方法で、一つ又は幾つかの実施例において組合せられ得る。
図1は、以下に説明する方法に従って製造された製品、即ち、下着の平坦平面図を概略的に示す。図2は、同じ製品、即ち、下着の斜視図である。
図11は、それによって、ここで説明する方法に従って製品、即ち、下着が編まれ得る編み装置を概略的に示している。良く知られているように、この装置は、ニードルベッドA及び、場合によっては、各ニードルの下に配置されたジャッキJが設けられたシリンダ101を有する。シリンダ101は、その軸線A−Aを中心に連続回転動作で動き、その結果、ニードルは、不図示の一つ又は複数の供給手段から供給されるヤーンを用いて製品を編む。ニードルの動きは、カム103、セレクター105及びニードルの制御に必要な任意の他の部材によって制御される。ニードル作動及び制御部材は、好ましくは、固定されており、言い換えれば、それらは、ニードルシリンダ101の軸線A−Aを中心に回転しない。ダイヤル105は、ニードルシリンダ101に関連付けされ得る。他の実施例では、周知のように、装置は、二つの重ね合わされたニードルシリンダを有し得る。ここで説明するタイプの下着を編むのに適した編み装置の詳細は、当業者には周知であり、さらなる説明は必要としない。逆に、本発明の方法は、本体部分と二つの足片を有する製品、即ち、下着を生産するための丸編み装置を用いて現在実行されている方法に対して新規である。この新規な方法の編みステップが、以下に、詳細に説明される。
幾つかの実施例では、全体が符号1で示される下着、即ち、製品は、第一筒状足片3及び第二筒状足片5を有する。二つの筒状足片3及び5の各々は、開放又は閉鎖され得る、各つま先、即ち、端部(図示せず)から、符号7で示す上側本体部分までのびている。筒状足片は、例えば、タイツやパンティーストッキングの場合、製品の各足を形成する端部までのび得る。他の実施例では、筒状足片3及び5は短くされ得、本体部分7と一緒に、一種のニッカーズ(ブルマやパンティ)を形成するように、僅かな数のステッチのコースで構成され得る。
本体部分7は、仕上げエッジ11、好ましくは、弾性エッジで囲まれた開口9を有する。弾性エッジ11は図2に示されている。図1は、未だ完成していない製品、即ち、下着、詳細には、エッジ11がそれに適用される前の製品を示している。図1の製品は、本体部分7の上部に開口13を有しているだけであり、その後に、そのエッジに沿って、エッジ11が縫われる。
有利な実施例では、本体部分7は、中心部分15及び二つのサイド部分17及び19から成る三つの部分を有する。以下により詳述するように、サイド部分17及び19の各々は、少なくとも一つの各織物ポケットを有する。各織物ポケットは、ニードルシリンダの連続動作によって形成されるステッチの徐々に縮小し拡大する長さの部分的なコースを有し、また、本体部分の中心部分15も、ニードルシリンダの往復動作というよりは、連続動作によって形成され、その結果、現在使用されている方法に対して、より高い生産性が得られる。従って、短い時間間隔で、その側部に、製品のフィット性を向上させる織物ポケットを有する製品を編むことが可能になる。これらの編物ポケットのおかげで、中心本体部分の弾性が制限されず、従って、製品、即ち、下着が、比較的大きなサイズを身に着ける人々によっても使用され得る。
幾つかの実施例では、製品、即ち、下着1は、丸編み装置、例えば、場合によってはダイヤルを備えた単一シリンダ丸編み装置における単一編み工程によって製造される。ダブルシリンダ装置を使用することもできる。
編み工程は、実質的に、一連のステップで構成され、その最後のステップで、本体部分及び筒状足片を備えた完全な製品が製造される。より詳細には、編み工程は、以下に説明するように、例えば、七つの連続ステップに分割され得る。
編み工程は、筒状足片3から、又は、筒状足片5から差別せずに開始され得る。説明を実用的にするために、以下の説明では、筒状足片3を編むことによって始まり、筒状足片5を編むことで終了する工程を参照していくが、筒状足片5を編むことで始まり、筒状足片3を編むことで終わるように工程が反転され得ることは理解される。
公知の丸編み装置(図示せず)における第一編みステップでは、筒状足片3が通常の連続動作によって編まれ、ここでは、ニードル制御カムが、好ましくは、静止したままであり、そして、ニードルシリンダが、連続動作によって、それ自身の軸を中心に回転する。筒状足片3を編むために、全てのニードルを使用すること、又は、それらを選択することで、特別な効果を生み出すことが可能である。しかし、足片は筒状の伸張部を有するので、ステッチのコースは、通常、少なくとも、部分的に、ニードルベッドの円周全体に広がるように形成される。
筒状足片3を編むために、ニードルベッドには、一つ又は複数のフィードが供給され得る。好ましくは、少なくとも二つのフィードが使用され、より一般的には、偶数のフィードが使用される。この方法では、コートされたヤーン又はスパイラルヤーンが使用される場合、同じ数のZヤーン及びSヤーンを使用すること、即ち、例えば、時計回り又は反時計周りに巻かれたフィラメントによってコートされた弾性コアを備えたヤーンを使用することが可能になる。当業者に周知なように、同時にZヤーン及びSヤーンを使用することにより、ねじれる傾向がない、製品のより良い一貫性が得られる。さらにまた、一つ以上のフィードを使用することにより、ニードルシリンダが完全に一回転する毎に、通常、作動しているフィードの数と同じ数の多数のコースが形成されるので、より早い生産が可能になる。好ましい実施例では、四つのフィードが使用され、その結果、シリンダの回転毎に四つの連続したステッチのコースが形成される。
筒状足片3の編みは、最後の円c、即ち、符号23で示した最後のステッチの円形コースを形成することで終わる。完全なコース23は、好ましくは、これが必須ではないとしても、丸編み装置に設けられたニードルと同じ数の複数のステッチから成る。重要なことは、このコースが、それ自体が閉鎖していることだけである。
図1に符号RG3で示された水平に伸びるステッチのコースは、従って、筒状足片3に沿って形成されている。コースRG3を形成するステッチは、実質的に、図2において符号CG3で示すように、筒状足片3の伸張方向に沿ったステッチの実質的に長手方向の列に従って配置される。
次いで、プロセスの第二のステップは、丸編み装置において実行される。このステップは、連続動作で、徐々に縮小する長さの第一の一連の部分的なコースを編み、編物ポケット17の第一部分17Dを形成するステップから成る。図3A〜図9を参照して、どのようにして、ポケットのこの部分及びポケットの残りの部分17及び19が連続動作で形成されるのかを以下に詳細に説明していく。
ポケット17の部分17Aが形成されている間に、ステッチの部分的なコースが、連続的に編まれる。前記ステッチの部分的なコースは、完成コース23から始まり、最小の長さのコースRM17まで、その長さが徐々に減少し、前記コースRM17が、編み工程の第二ステップを終了させる。コースRM17は、二本の対向するラインL17の両方が符号C1で示された一方の端部から他方の端部までのびる。実際、編むために複数のフィードが使用されているので、最小の長さの部分的なコースRL17の数は、好ましくは、使用されているフィードの数より多いか、それに等しく、例えば、4である。
ポケット17の部分17Dに沿って相互に続く部分的なコースの端部は、二つの対向する区切りラインL17に従って配置されている。前記区切りラインL17は、一方が下着の前面にあり、他方が背面にあり、これらは、コース23からコースRM17まで傾斜してのびる。図示されていないとしても、ポケット17の領域に、実際には、二つの実質的に鏡面状のラインL17が、一方は前面に、他方は背面にあることは理解される。これらの対向するラインL17は、編み工程のこのステップで形成される部分的なコースの一列に並べられた端部で構成される。各部分的なコースは、切断したヤーンによって終端する。従って、ラインL17に沿って、織物ポケット17の部分17Dの部分的なコースを形成するヤーンの切断した端部が配置される。ポケット17は、ニードルシリンダの往復動作ではなく、連続動作で編まれるので、各形成された部分的なコースの端部でヤーンを切断することが必要とされる。
また、ポケット17の部分17Dは、複数のフィードを用いて編まれ得る。好ましくは、第一筒状足片3を編むために使用したフィードの数と同じ数の複数のフィード、従って、四つのフィードが使用される。織物ポケットの部分17Dは、筒状足片3を編むために使用したヤーンと同じヤーンによって、又は、異なるヤーン、例えば、異なるカウント、合成又は構造のヤーンによって、形成され得る。幾つかの実施例では、ヤーンの種類は、ポケット17の部分17Dを編む間の中間のステップで交換され得る。
一般的に、ポケット17の部分17Dを編んでいる間に、同じ長さのコースのグループが製造され、前記長さは、コースの一つのグループから次のグループまで縮小する。コースの各グループは、好ましくは、編み装置のニードルに供給されるフィードの数と同じ数の複数のコースを含む。
一度、ポケット17のこの部分17Dが完全に形成されると、次のステップが、符号17Cで示されるポケット17の第二部分の編みを開始する。ポケット17の部分17Cは、ニードルシリンダの連続動作で編まれ、段階的に広げられ、即ち、ポケット17のこの部分17Cを編む間に、相互に続くコースの長さが段階的にのばされる。また、ポケット17の部分17Cは、複数のフィード、好ましくは、四つのフィードからヤーンを、連続動作で回転しているシリンダに供給することで形成され得る。従って、ポケット17の部分17Dを形成する縮小する長さのコースの構成を参照して上述したように、ポケット17の部分17Cを形成している間に、それぞれがフィードの数と等しい数のコースを有するコースのグループを形成することが実際に可能になり、そこで、各グループのコースは同じ長さを持ち、即ち、同じ数のステッチで形成され、この数は、コースのあるグループから次のグループまで段階的に増える。
ポケット17の部分17Cを形成するための編み工程の第三ステップの間に形成される様々な部分的なコースの端部は、部分17Dを形成する長さが縮小する部分的なコースに結合される。縮小する部分的なコースと、拡大する部分的なコースとは、ラインL17に沿って、後続の図面を参照して以下に説明するように、結合される。
ポケット17の部分17Cを編み工程は、単一のコースの長さを徐々に拡大しながら、部分17Cの最後のコース25を形成するまで続けられる。この最後のコース25は、完全なコースであり即ち、環状伸張部を有し、好ましくは、装置の全部のニードルの数と同じ数のステッチで形成されている。この完全なコース25の形成により、下着、即ち、製品の第三編みステップを終わらせる。実際、好ましくは、複数のフィードが使用されるので、ポケット17の部分17Cの編みは、使用されるフィードの数に等しい数の完全なコースを、ニードルシリンダの一回転で、形成することで終了する。
製造工程の次のステップは、本体部分7の中心部分15を形成することにある。この中心部分は、ニードルシリンダの連続動作を維持することで編まれ、コース25に実質的に並行な環状伸張部を完全なコースに続けてニードルで形成する。最後の完全なコース27の形成により、本体部分7の中心部分15の編みは終了する。
特に図2に示すように、ポケット17の部分17C及び本体部分7の中心部分15において、形成された編物のステッチは、それを通して下着、即ち、製品が着用される開口を画定するエッジ11に実質的に並行な段に従って配置される。従って、ステッチのコースは、実質的に、段に対して直交している。
次の編みステップでは、ポケット17を形成するために使用された方法を実質的に反映する行程で、ポケット19の二つ部分19D及び19Cが形成される。
より詳細には、編み行程の第五ステップは、ニードルシリンダの連続動作によって徐々に縮小する長さの一連の部分的なコースを形成することから成る。前記部分的なコースは、本体部分7の中心部分15を完成させるコース27から始まる。ポケット19の部分19Dを形成する部分的なコースは、二つのラインL19に沿って配置される端部を有する。前記ラインL19は、一方しか図示されてなく、他方はこれの反対側にある。ラインL19は、ラインL17と同等である。
ラインL19に沿って、ポケット19の部分19Dを画定する部分的なコースを形成するヤーンの端部は固定され、これら部分的なコースが形成される間に、それらは切断され、ニードルシリンダの連続回転を可能にする。
符号RM19で示される最短な長さの部分的なコースの形成は、編み行程の第五ステップを終わらせ、この部分的なコースRM19は、二つの対向するラインL19の一方から他方の端部C2までのびている。
この第五ステップの後、ポケット19の第二部分19Cを形成する第六編みステップが始まる。この第六ステップでは、最小の長さのコースRM19から、完全な環状コース29まで、徐々に拡大する長さの部分的なコースが形成される。前記完全な環状コース29は、好ましくは、装置に設けられたニードルの数と同じ数のステッチによって形成される。このコース29は、編物ポケット19の最後のコースであり、筒状足片5の最初のコースである。
実際には、ここで、筒状足片5の開始コース29から始まり、その端部(図示せず)の最終コースに至る連続コースRG5を形成する、下着1の編み行程の第七及び最終ステップが始まる。
ポケット17及び筒状足片3を参照して説明したことと対称的に、ポケット19の部分19Dに沿って、ステッチのカラムCCは、実質的に、エッジ11と並行に配置され、同時に、ラインCG5で概略的に示すように、部分19C及び足片5に沿って、カラムは、筒状足片5の長手方向に従って、配置される。
編物ポケット17及び19を形成する行程について、図3A、3B〜7A及び7Bを参照して以下により詳細に説明していく。以下に説明されることは、下着、即ち、製品1を形成するために用いられる装置が四つのフィードを有するという特定のケースを参照する。これは、下着、即ち、製品1を編むために、現在のところ、好ましい数である。この実施例の開示から、当業者は、異なる数のフィードを使用して製品、即ち、下着を製造することが、どのようにして可能であるかを理解し得る。
図3A〜7A及び3B〜7Bを参照して、ポケット17を編むステップを以下に説明していく。ポケット17を編むステップは、(簡単に上述したように)徐々に縮小するコースから成る部分17D、即ち、コース長が縮小する領域を有する部分17Dの形成から始まり、その後、部分的なコースの長さが徐々に拡張する領域17Cを編む。編み行程のこれら二つの説明から、対応する方法で、どのようにポケット19が編まれるかは容易に理解される。
以下に行程を説明していく。この行程では、部分的なコースの長さは、一定で直線的な方法で縮小され、即ち、ニードルシリンダの各回転毎に、コースの長さは同じだけ減少される。前記部分的なコースの長さは、単一のコースを形成するステッチの数として理解される。当業者は、この動作モードが、ここで説明する方法を実現する唯一の方法であることを理解するであろう。実際、縮小及び拡大する列、即ち、徐々に縮小して拡大する長さのコースの列は、ここで説明されるものとは異なり得る。二つのポケット17及び19における縮小及び拡大のパターンは、好ましくは、鏡像的であるが、列は、下着の前側と後側で同じである必要はない。これは、異なる長さを有する連続するコースが、編物の二つの部分(前側及び後側)で、異なる方法で、長さを縮小し、又は拡大し得ることを意味している。
さらにまた、各ポケットに、減少する長さの単一のコースと、それに対応する拡大する長さの単一のコースが設けられることは必須ではない。それどころか、ポケット17及び19を編む時に、多数の列で、コースの縮小及び拡大を実行することが可能である。重要なことは、編物の各ポケットが、各円形コースで始まって終わり、かつ、減少するコースから成る少なくとも一つの列と、拡大するコースからなるそれに対応する列とを有することだけである。
図3A〜7Aは、ポケット17の部分17Dを編む時に形成される二つの対向するラインL17に関連する編物の端部領域を示している。以下に説明する行程は、ポケット19を形成するために繰り返される。
図3A〜図7Aに説明した領域に沿って、ステッチコースの端部は配置される。図3A〜7Aでは、中心省略を示す符号Iによって示されているように、編物の中心領域が省略されており、部分的なコースの二つの端部領域だけが、示されている。図3B〜7Bは、図3A〜7Aに示された編物を形成するためにニードルに与えられる制御方法を示している。公知の形式によれば、これらの図面では、符号S、T及びBは、ニードルシリンダの連続する回転の円形ニードルベッドのニードルが採る位置を示している。Sは各ニードルが網目閉じ位置に位置すること、即ち、ニードルが形成したステッチから離され、次の回転でヤーンをキャッチする準備をすることを示している。Tは、対応するニードルが、係合したヤーンを保持し、ステッチ形成を停止する保持位置に位置することを示している。Bは、対応するニードルが、ヤーンと係合してなく、かつ、ステッチを形成していない低位置に位置していることを示している。
図3Aは、第一筒状足片3を形成する第一編みステップの最後を画定する最後の完成コース23を示している。このコース23は、装置のニードルシリンダに設けられた全てのニードルAを使用して形成されている。図3Aに加えて残りの図面では、編物は平面で示されており、さらにまた、各図面の右側に示されたステッチの切断端部は、左側のステッチの対応する端部に繋がることを意図されていることは理解されるべきである。
図3A〜7Aにおいて全体が符号3で示された最後のコース23及びそれより前のコースは、ニードルシリンダの連続回転によって従来の方法で編まれる。
図3Aを参照すると、最後のコース23を形成する回転に続く回転は、装置のフィードの数に等しい数、図示実施例においては四つの部分的なコースを形成する。これら四つのコースは、コース23より短い(即ち、これら四つのコースは、少ない数のステッチで形成される)。F1、F2、F3及びF4は、これらの第一の四つの部分的なコースを形成する四つのフィードの四本のヤーンを示している。ニードルシリンダが連続回転運動をしているので、ヤーンF1〜F4は、それらが形成するステッチの各四つのコースの最初及び最後で切断される。ヤーンF1〜F4によって形成される四つのコースの端部で、これらヤーンの端部は、このために適切に選択され動かされた端部ニードルのグループによって保持される。
図示実施例では、図3AにおいてヤーンF1〜F4によって形成される部分的なコースは、最後の完成コース23より少ない六つのステッチを有する。ヤーンF1〜F4は、ヤーンF1〜F4によって形成される四つの部分的なコースのセットの両端部に対して符号A1、A2及びA3で示された三つのニードルの各グループに対応する各部分的なコースの端部で終端する。他の実施例では、コースの長さの縮小は、ニードルの数とは異なる変化で生じ得る。例えば、部分コースの各端部で処理から外れる三つのニードルの代わりに四つのニードルで変更され得る。各回転時に3+3で作業ニードルの数を減らすことは、一方において、ヤーンの切断端部を効果的に保持することが可能になり、他方において、コース長を十分に徐々に縮小することが可能になり、非常に幅広い織物ポケット17及び19を形成することが可能になるので、特に、有利である。
幾つかの実施例では、ニードルA1、A2及びA3は、図3AにニードルA1及びA3で示すように、ヤーンF1〜F4によって形成される四つの部分的なコースの各端部において、保持位置にあり得る。ニードルA1及びA3は、好ましくは、それらがコース23に形成されたステッチ(符号M23で示す)を保持し、かつ、ステッチを形成することなく、ニードルシリンダの次の回転時に供給されるヤーンF1〜F4を保持するような位置に置かれる。ニードルA1及びA3のこの位置は、「保持」位置と称される。また、幾つかの実施例では、ニードルA2も、ニードルA1及びA3のように保持位置に置かれ得る。
しかし、図3Aに示した実施例では、各三つのニードルA1、A2及びA3の中間ニードルA2は、ヤーンF1〜F4によって形成される部分コースの端部で低位置にある。これらのニードルは、前の回転の間に形成され、コース23に属するステッチM23を保持するが、その回転中にヤーンF1〜F4が第一の四つの部分的なコースを形成する次の回転で供給されるヤーンF1〜F4は保持しない。従って、ニードルA2に関連する、四つのフロートループがある。
図3Bのスキームには、各ニードルの制御が示されており、ここでは、Sは各ステッチを形成するキャストオフ位置にニードルを移動させる制御を示しており、Tは各ニードルを保持位置に移動させる制御を示しており、Bはニードルを低位置に移動させる制御を示している。
再び、図3Aを参照すると、ニードルシリンダの次の完全な回転により、ヤーンF5、F6、F7及びF8によって別の新しい四つの部分的なコースのセットが形成される。ヤーンF5〜F8は、実際には、ヤーンF1〜F4が送られてくるフィードと同じフィードから送られてくる。従って、それらは、実際には、同じヤーンの異なるセグメントによって構成されており、即ち、ヤーンF5はヤーンF1のセグメントである等である。
三つのニードルA4〜A6が、四つのコースの二つの端部の各々に関連して作業を行わせられるので、ヤーンF5〜F8によって形成された四つのコースは、ヤーンF1〜F4によって形成された四つのコースより短い。三つのニードルA1〜A3を参照して既に説明したように、ニードルA4及びA6は保持位置にあり、ニードルA5は低位置にある。
次の回転で、三つのニードルA7、A8及びA9は、次のシリーズの四つの部分的なコースの対向する端部で作業が停止させられる。ニードルA7及びA9は保持位置にあり、ニードルA8は低位置にある。各ニードルA7〜A9は、前の回転で形成された最後のステッチを保持する。
徐々に縮小する長さのコースを形成するこの行程は、図3Aに概略的に示すように、最短の長さのコースRM17を形成するまで継続する。縮小する部分的なコースの実際の数は、ポケット17及び19を形成する行程を説明するために、丁度、図3Aに概略的に示した数より相当多いことに注意するべきである。
実質的に、ニードルシリンダの連続回転による最後の完全なコース23の形成を発端として、ニードルを作業から段階的に除外して、部分的なコースは、装置のフィードから供給されるヤーンによって徐々に縮小する長さで形成され、各部分コースの両端部に対応する位置で切断され、四つの徐々に縮小するコースの各セットに対応する適当に選択された端部ニードルによって保持される。
ニードルシリンダの連続回転が継続している間、長さ縮小された様々なコースを形成するために、段階的に保持位置又は低位置に持ってこられるニードルA1〜A3、A4〜A6及びA7〜A9は、ポケット17の部分17Dが完全に編まれるまで、その位置に残り、そして、図4A〜図7Aを参照して以下に説明するようにポケット17の部分17Cを形成するために、それらのニードルは段階的に作業に戻らされる。
幾つかの実施例では、一度、ポケット17の部分17Dが、最短の長さの最終コースRM17を形成することで完全に編まれると、ニードルシリンダの次の回転が行われ得、その間に、フィードのヤーンが、ステッチから成る完全な円形コースを形成し、同時に、三つのフィードの残るヤーンで、前の回転の間に形成された最後の四つのコースの長さに等しい長さ、即ち、コースRM17の長さに等しい長さの三つの部分コースが編まれ得る。
させるまで、この位置に残る。
この選択可能なステップは、図4Aでよりよく説明される。この図面では、F1、F2、F3及びF4は、最短の長さのコースRM17を形成した回転に続くニードルシリンダの第一の回転の間に、ステッチを形成する四つのフィードの四つのヤーンを示している。この回転は、実際には、部分17Dの編みステップの終わりと、部分17Cの編みステップの開始との間の中間ステップである。この回転の間、ニードルは、ヤーンF1が、ステッチの完全なコースを形成し、ヤーンF2〜F4、コースRM17の長さと同じ長さの部分的なコースを形成するように制御される。
図4Aに示すように、三つのフィードのヤーン(ヤーンF2、F3及びF4)は、前の四つのコース、即ち、シリンダの前の回転の間に形成されたコースと同じ長さを有する三つの部分的なコースを形成する。四つのヤーンの一つ、図示実施例におけるヤーンF1は、前に形成された部分的なコースの二つの端部のそれぞれにある三つのニードルA7〜A9、A4〜A6及びA1〜A3を含む円形ベッドの全てのニードルに供給される。ヤーンF1は、(保持位置又は低位置において)予め作業から外されたままの、これらのニードルによって編まれ、完全なコースを形成するステッチ列MIを形成する。これらのステッチMIは、ポケット17の部分17Dを編む前のステップの間に段階的に作業から外された単一の三つ組みニードルによって保持されたエンドステッチで編まれる。例えば、シリンダの前の回転の間に形成された四つの部分的なコースの端部にある二つの三つ組みニードルのニードルA7及びA9は、前の回転の間に四つのフィードを用いて形成された四つのステッチで編まれた各ステッチMIを形成する。ニードルA2は、同じニードルによって、ニードルシリンダの最後の回転より前の二回転で形成されたステッチで編まれたヤーンF1でステッチMIを形成する。ニードルA1、A2及びA3によって保持されたステッチM23は、ヤーンF1で編まれる。ニードルA1〜A3も、ヤーンF1で各ステッチM1を形成する。図示実施例に示すように、各三つ組みの中間ニードル(例えば、ニードルA2、A5及びA8)は、低位置で保持され、保持位置では保持されない。
図4BにおけるS、T及びBは、この行程に含まれるニードルを上昇及び下降するための制御を概略的に示している。
幾つかの実施例では、完全なコースを形成する上述のステップは省略され得る。他の実施例では、例えば、ニードルシリンダを一回転より多く回転することで、又は、一つだけではなく、二つのヤーン(即ち、二つのフィード)で完全なコースを形成することで、図4Aを参照して説明したステッチの一つの完全なコースよりも多く形成することが可能である。
図5Aは、次のパッセージを示しており、ここでは、ニードルシリンダの新しい回転が終了した時、長さを拡大したステッチの第一の四つのコースが形成される。より詳細には、四つのフィードが、新しい四つの部分的なコースのセットを形成し、この実施例では、これらの部分的なコースは、前の回転の間にヤーンF2〜F4によって形成されるコースの長さより長い六つのステッチから成る長さを有する。第一フィードのヤーンF1は、ニードルA9、A8及びA7によって係合され、これらのニードルに予め保持されたステッチでヤーンF1が編まれる。ニードルA9及びA7は保持位置にあり、これらのニードルは、前の回転の間に保持された四つのヤーンを用いてヤーンF1を編む。ニードルA8は低位置にあり、このニードルは、一つだけのステッチでヤーンF1を編む。この方法では、ヤーンF1は、前に形成した部分的なコースによって形成される端部ステッチに結合する。残りの四つフィードのヤーンF2〜F4は、同じ方法でステッチを形成する。部分的なコースの端部で停止している各三つ組みのニードルにおいて、保持位置の代わりに低位置にニードルを置くことにより、ラインL17及びL19に関して薄い編物を得ることが可能になる。
次の図6A及び7Aは、どのようにして、ニードルシリンダの次の回転によって、段階的に拡大する長さの四つの部分的なコースのセットが形成されるかを示している。各セットは、装置に設けられた四つのフィードの四つのヤーンF1〜F4によって形成される。両方の図面において、F1〜F4は、各図面において示された回転の間に、四つの部分的なコースの最後のセットを形成する四つのフィードのヤーンを示している。
この工程は、織物のポケット17の部分17Cの最後のコースを構成する完全なコース25を得るまで続けられる。後続の回転毎に、形成されたコースは、四つのフィードの一つからのヤーンを用いて、前の四つのコースのセットの二組の三つ組み端部ニードルによって保持されたステッチに連結される。図5A〜7Aに対応する図5B〜7Bは、再び作業に加えられるニードルに与えられる制御を概略的に示しており、上述した記号を同じ記号を使用している。Sはキャストオフニードルであり、Tは保持ニードルであり、Bは低ニードルである。
図3A〜7Aの順序から、どのようにして、縮小するコースから成る部分17Dと、拡大するコースから成る部分17Cとの二つの部分で1ポケット17が製造されるかは明らかであり、段階的に縮小する長さの一連の部分的なコースを形成し、次いで、段階的に拡大する長さの部分的なコースを形成し、様々なフィードから供給されるヤーンを各コースの端部で切断し、拡大するコースの端部を、低ニードル及び各部分的なコースの端部で保持されたニードルによって一時的に保持された縮小するコースの端部に連結する。
織物のポケット19は、縮小するコースから成る部分19Dから始まり、続いて、拡大するコースから成る部分19Cを形成する鏡像的な方法で形成される。ポケット17の形成とポケット19の形成との間に、本体部分の筒状中心部分15は、ニードルシリンダの連続動作によって形成される。
図3A〜7A及び図3B〜7Bを参照して説明する実施例では、縮小し拡大する部分的なコースの形成において、ポケット17の形成及びポケット19の形成の両方で、縮小し、そのご 拡大する部分を形成するために停止して維持されるニードルの数は六つであり、各コースの各端部に対して三つのニードルがある。これは、コース毎に編まれるステッチの数を減少又は増加するために、(ニードルシリンダの回転)ステップ毎に、コースの各端部で三つ組みのニードルが停止され、又は作動されることを意味する。これは、一方では、部分的なコースのステッチが分離しないことを保証し、他方では、幅広い織物のポケットを形成することを可能にする。
実際、連続回転によって、各部分的なコースの形成の最初及び最後に、各ヤーンは、図3A〜7Aに示すように切断されるべきである。各ヤーンの端部は、従って、製品、即ち、下着の伝線を避けるために保持されるべきである。これは、次の作業ステップにおいて、各部分的なコースの端部で三つのニードルによって形成されることになるステッチから成るアンカーを用いることで達成される。例えば、図4AにおいてFA、FB、FC及びFDによって示されるヤーンの端部は、部分的なコースの両端でニードルA7、A8及びA9によってヤーンF1で形成されるステッチによって係合される。
三つのニードル及びそれによって形成される各三つのステッチの数は、切断ヤーンの端部を保持するのに十分である。回転毎に停止又は作動されるニードルの数を多くすることは、切断ヤーンのランプルーフ性能(run−proof ability)の観点からは大きな利点を与えないが、より小さなポケットの形成で、部分的なコースの長さの、より早い縮小(そして続いて拡大)をもたらすことになる。これは、下着、即ち、製品の体へのフィット性の改善の観点からは効果が弱い。
図示実施例では、減少部分を形成するために一時的に停止させられている各三つ組みのニードルにおける、中心ニードルは低位置にあり(例えば、ニードルA2、A5及びA8参照)、二つの隣接するニードル(ニードルA1及びA3、ニードルA4及びA6又はニードルA7及びA9)は保持位置にある。既に説明したように、この方法では、フロートループ(Ff)が、各三つ組みニードルの中間ニードルに関して形成される。これにより、それらが各端部で三つのステッチによって留められるので、切断ヤーンの端部を効果的に留めることが可能になる。また、これにより、中間ニードルが四つのヤーンのセットでステッチを形成しないので、編物構造体を軽くすることも可能になる。
図8,9及び10は、装置に設けられた四つのフィードを備えたカムの平面図を示しており、キャストオフレベル、保持レベル及び低レベルのそれぞれでニードルが通る軌道を示している。
より詳細には、図8は、キャストオフニードル、即ち、ステッチを形成するニードルのフックUとヒールTの軌道を示している。Jはジャッキ(図示せず)のヒールの軌道を示している。
同様に、図9は、保持ニードル、即ち、各部分的なコースが形成された後に、部分的なコースの対向する端部で切断ヤーンを保持するニードルのフックU及びヒールTに加えてジャッキJの軌道を示している。
図10は、編物のポケットを形成する部分的なコースの各端部で低レベルにあるニードルのフックU、ヒールT及びジャッキJの軌道を示している。
上述した工程では、製品、即ち、下着が、本体部分及び二つの足片によって形成され、完全に閉鎖した形態で、即ち、下着を着るための開口がない形態で、場合によっては、足片の端部に開口を設けただけの形態で、丸編み装置から出る。下着を着るためのウェストに対応する開口が、装置から下着が外された後に、ライン13に沿って切断し、公知の方法に従って弾性エッジ11を設けることによって形成される。
しかし、好ましい実施例によれば、本体部分7を編んでいる間に、丸編み装置で形成される編み製品に開口13を形成することが可能である。図12〜22は、この開口を形成する工程の実施例を示している。各図12A,13A,14A,15A,16A,17A,18A,19A,20A及び21Aは、各図12,13,14,15,16,17,18,19,20及び21において、符号Aで示した対応する領域の拡大図を示している。
図12〜21は、矢印F101に従って回転するニードルシリンダ101に設けられた環状ニードルヘッドの上面図を概略的に示している。図示実施例では、400のニードルが設けられており、ここでは、A1がこれらのニードルの一つを示し、第一ニードルとして参照され、A400は、ニードルA1のニードルシリンダ101の回転方向上流にある、そのニードルA1に隣接するニードルを示し、最終ニードルとして参照される。G1,G2,G3及びG4は、四つのヤーンガイドを示しており、各ヤーンガイドは、この実施例において装置に設けられた四つのフィードに対応するF1,F2,F3及びF4で示された各ヤーンを供給する。
図12〜図21の順番での以下の説明は、丸編み装置で編んでいる間に、本体部分7に開口13を形成するための作業のみに関する。サイドポケット17及び19に対応する縮小及び拡大を形成する残りの作業は、既に上述したように実行されるので、再度説明はしない。
開口13は、例えば、環状編物によって形成された、又は、上述したように拡大部分と縮小部分によって画定された編物のポケットを形成するサイドポケット17及び19に部分的に形成された本体部分の中心部分15においてのみ生成され得る。一般的には、開口13は、本体部分7の対称的な部分、言い換えれば、左右対称の面又は前後の面に関して対称的な部分に形成される。また、開口は、前方又は後方に、好ましくは前方に移動され得、臀部領域により多くの織物がくるようにされ得る。以下の説明から明らかになるように、開口の位置は、ニードルを選択するだけで、容易に設定及び改良され得る。
簡単化の目的のために、以下の説明では、開口は中心でかつ左右対称に配置される。
一般的には、開口13は、本体部分7を編んでいる間に、その開口に対応する四つのフィードG1〜G4で供給されるヤーンF1〜F4を切断して、編物に中断部分を作ることによって形成される。
図12及び12Aは、丸編み装置で編んでいる間に、本体部分7において開口13の形成が開始される瞬間を示している。より詳細には、第一ヤーンガイド、即ち、フィードG1からのヤーンF1がニードルA1に係合され、開口13の開始部分に対応するステッチの第一コースの形成を始める。図示実施例では、全体が符号101で示されたニードルシリンダが矢印F101に従って反時計方向に回転しているので、ヤーンガイドG1によって画定されたフィードからのヤーンF1を用いた第一コースの形成は、次の図13及び図13Aに示すように続く。これらの図面では、ニードルA1は、第二ヤーンガイド、又はフィードG2の位置を通過し、第二フィードの第二ヤーンF2は、第二コースを編み始めるニードルA1によって、図13Aの拡大図に示す第一ステッチに係合される。
回転を継続すると、図14及び14Aにおいて、第一ニードルA1は、第三フィードを具現化する第三ヤーンガイドG3の前を通過し、第三フィードの第三ヤーンF3を用いたステッチの第三コースの形成を開始する。矢印F101に従って、回転を継続すると、図15及び15Aに示すように、第一ニードルA1は、第四フィードを具現化する第四ヤーンガイドG4の前を通過し、ヤーンF4を用いた、第四コースの形成が開始される。
図16及び16Aに示した位置を通過し、シリンダ101は、矢印F101に従って回転し続け、図17及び17Aに示した位置に達する。ここで、第一ヤーンF1は環状ニードルベッドの最後のニードルA400によって係合され、ステッチの第一コースを完成させる。この地点で、第一フィードのヤーンF1は、図17Aに示した切断部材によって、概略的に示すように切断される。これから、最終製品で開口13を形成することになる編物の中断が始まる。
フィードG2、G3及びG4で供給されるヤーンF2、F3及びF4を用いて形成されるコースは未だ完成されていないので、ニードルシリンダ101は、その後、連続する図18,19、20及び21に示すように、矢印101に従って回転し続け、ニードルA1から始まる複数のニードルが、それらが第四ヤーンガイドG4に対応する第四フィードを超えると、段階的に作業から外される。
この回転を継続して、ニードルA1〜A400は、図21及び図21Aの拡大図に示すように、第四ヤーンガイドG4に対応する第四フィードからのヤーンF4を用いて、第四コースの形成が完了するまで、ヤーンガイドG1〜G4の前を回転し続ける。
ニードルA400がフィードG2,G3及びG4の前の通過する時に、ヤーンF2、F3及びF4は切断される。例えば、図18及び図18Aの拡大図には、400番目のニードルA400が、ヤーンガイドG2の前を通過して第二コースを完成するステップを示しており、その結果、第二ヤーンF2は、図18Aにおける切断部材によって概略的に示されているように切断され得る。
同様に、図19及び図19Aの拡大図には、ニードルA400が、第三フィードに対硫黄するヤーンガイドG3の前を通過して、第三コースの最後のステッチを完成し、かつ、第三ヤーンF3が切断される瞬間が示されている。
図20では、ニードルA400がヤーンガイドG4の前を通過し、第四ヤーンガイドG4に対応する第四フィードからくる第四ヤーンF4によって形成される第四コースを完成させる。ヤーンF4は切断される(図20A参照)。
図21及び21Aでは、ニードルシリンダ101の角度位置が、図12及び12Aの位置とほぼ同じである。第一ヤーンガイドG1から供給され、既に切断された第一フィードのヤーンF1は、再び、シリンダ101の環状ニードルベッドの第一ニードルA1によって係合され、第五コースの形成を始める。
その工程は、上述したように、ヤーンF1〜F4によって第五コースの第五のセットを形成するために再び、始まる。この工程は、開口13を形成するために必要な回数繰り返される。
コースが、ニードルシリンダ101のニードルA1〜A400を用いて完成されるたびに、各ヤーンF1〜F4が切断されるので、このステップで形成される本体部分7に対応する編物は連続していないが、開口13が完成するまで、形成された全てのコースにおいて単一ヤーンF1〜F4の切断と同時に起こる中断部を有する。
この開口を形成している間、ニードルシリンダ101の回転数は、実質的に、連続したままである織物、即ち、開口13がない織物の場合に必要とされる回転数の実質的に倍であることが注目されるべきである。なぜなら、これにより、各ヤーンF1〜F4で完成したコースを形成するためには、シリンダ101が完全に回転して、全てのニードルA1〜A400が各フィードG1〜G4の前を通過するようにする必要が生じるからである。例えば、ニードルシリンダ101が、図12及び12Aの位置から、図17及び17Aの位置まで360度回転する間に、ニードルA1〜A400がフィードG1のヤーンF1によって第一コースを生成することが注目されるべきである。この段階では、ヤーンガイドG2、G3及びG4に対応するフィードのヤーンF2、F3及びF4は、各コースの形成を未だ完了してなく、従って、ニードルシリンダ101は、図17及び17Aの位置から図21及び21Aの位置まで、さらに360度回転し続ける。この連続する回転の間に、フィードG1によって供給されるヤーンはなく、ヤーンF1はステッチを形成しない。残りのヤーンF2〜F4のために、それぞれ、90度、180度及び270度、変位して同じことが生じる。一度切断されると(図17及び17A参照)、ヤーンF1は、ニードルシリンダ101が図21及び21Aの角度位置を通過し、図12及び12Aの角度位置に戻った時だけ、再び、ステッチの形成を開始する。この角度位置では、ニードルA1が、前に切断されたヤーンF1の先端に再び係合し、前記ヤーンF1を用いて次のコースの形成を開始する。同じことが、残りのヤーンF2〜F4の全てに生じる。
ニードルA1、即ち、ニードルシリンダ101の環状ベッドを考慮すると第一ニードルが、一度、全ての四つのフィードG1〜G4の前を通過し、四つのヤーンF1〜F4でステッチを形成すると、そのニードルは、作業から外され、ニードルシリンダ101の第二の回転が完了するまで、作業から外したままになる。同じことが、ニードルA1の後の他のニードルにも生じ、それらは、ヤーンガイドG4によって具現化される第四フィードから供給される第四ヤーンF4で第四コースの形成を完了させるにつれて、段階的に作業から外される。
図16〜21の拡大図には、作業ニードルが太線で示されており、作業していないニードルは細線で示されている。例えば、図16及び16Aでは、第一ニードルA1が細線で示されており、同様に、ニードルA11までの十個の続きのニードルが細線で示されている。ニードルA12〜A400は、未だ作業中である。ニードルシリンダ101が回転し続けているので、第四フィードG4の前を通過するニードルは、ニードルシリンダ101の第二の完全な回転が完了するまで、段階的に作業から外される。
図22は、本体部分7の織物の一部分に、より正確には、ポケット17の部分17Cを形成する長さを拡大する部分的なコースもある領域に開口13を形成する工程の結果で得られる最後の状態を示している。ニードルA1とニードルA400との間の中間部分では、順にコースを形成するヤーンF1〜F4が中断され、本体部分7を編む間に、開口13を形成する。
ヤーンの弾性は、開口13を形成する中断部分に隣接するステッチの伝線を回避するのに十分である。必要に応じて、ヤーンF1〜F4の切断点に隣接するステッチを形成する領域でニードルを適当に選択して、織物のランプルーフ(伝線防止加工)を形成することが可能である。ランプルーフ織物を形成するためのこの選択は公知であり、ここでさらに詳細に説明する必要はない。
上記した説明は、製造時間を非常に短縮することができる四つのフィードを備えた装置に関する。このフィードの数は、好ましい数であるが、これは単なる非限定的実施例であり、以下に説明する方法は異なる数のフィード(四つより多いフィードでも、少ないフィードでも)実行することが可能である。
上述した図示実施例は、本発明の実施形態の実施例として詳細に説明された。添付した特許請求の範囲で限定された本発明の原理、概念の範囲及び教示を逸脱することなく、改良、変更、付加及び省略が可能であることは当業者には明らかである。従って、本発明の範囲は、添付した特許請求の範囲の最も広い解釈に基づいて独占的に決められるべきであり、これらの改良、変更、付加及び省略は、この範囲に含まれる。用語「備えている」「備えるために」等は、特許請求の範囲で挙げられた特徴に加えられる別の要素又はステップの存在を排除するものではない。原文において特許請求の範囲の要素、手段又は特徴の前に付与された不定冠詞(”a”及び”an”)は、それらの要素、手段及び特徴が複数あることを排除するものではない。装置の請求の範囲が複数の「手段」を請求している場合には、幾つかの「手段」又はそれら全ての「手段」が、単一の構成要素、部材又は構造体によって作動され得る。従属項における要素、特徴又は手段の限定は、前記要素、特徴又は手段の組み合わせの可能性を排除するものではない。方法の請求の範囲が、複数のステップから成るシーケンスを列挙している場合には、それによって、これらのステップが列挙されるシーケンスは、縛るものではなく、変更することができ、特別なシーケンスは縛るものとして示されているものではない。特許請求の範囲に付加されている符号は、図面及び詳細な説明を参照して特許請求の範囲を読み易くするために設けられているもので、特許請求の範囲に表された保護範囲を限定するものではない。

Claims (24)

  1. 少なくとも一つ環状ニードルベッドを有する丸編み装置において、二つの足片及び本体部分を有する編物製品を製造する方法であって、
    連続動作で第一の足片を編むステップと、
    第一足片の端部コースから始まり、連続動作で、前記本体部分の第一側部を形成する第一織物ポケットを編むステップと、
    連続動作で前記本体部分の中心部分を編むステップと、
    連続動作で、本体部分の中心部分から始まり、第二足片のスタートコースに至るまでの第二織物ポケットを編むステップと、
    連続動作で、スタートコースから始まる第二足片を編むステップと
    を備えていることを特徴とする方法。
  2. 全ての編むステップが、偶数の数のフィード、好ましくは、少なくも二つのフィード、より好ましくは、少なくとも四つのフィードによって実行され、かつ、
    好ましくは全ての編むステップが、少なくとも一つのSヤーン及び少なくとも一つのZヤーンによって実行される
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記本体部分の中心部分が、ステッチの複数の環状コースによって形成される筒状構造体を有する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 連続動作で、第一織物ポケットを編むステップが、
    第一足片の最後のコースから始まり、作動ニードルの数を段階的に減らし、最小の長さの部分的なコースに至るまで長さを段階的に減らして部分的なコースを形成する、連続動作で第一の一連の部分的なコースを編むステップと、
    最小の長さの部分的なコースから始まり、作動ニードルの数を段階的に増やし、完全なコースを形成するまで、長さを段階的に拡大して部分的なコースを形成する、連続動作で第二の一連の部分的なコースを編むステップと
    を有し、
    前記第一の一連の部分的なコース及び前記第二の一連の部分的なコースの各部分的なコースが編まれた後に、各部分的なコースを形成したヤーンを切断する
    ことを特徴とする請求項1〜3の一つ又は複数に記載の方法。
  5. 第一の一連の部分的なコースが編まれた後、かつ、第二の一連の部分的なコースを編む前に、少なくとも一つのフィードのヤーンを用いて全環状ニードルベッドを通して完全なコースが編まれる
    ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 連続動作によって前記本体部分の中心部分を編む前記ステップが、編物の環状部分を編む、全環状ニードルベッドを使用して実行される
    ことを特徴とする請求項1〜5の一つ又は複数に記載の方法。
  7. 連続動作で、第二の編物ポケットを編むステップが、
    本体部分の中心部分の最後の完全なコースから始まり、作動ニードルの数を段階的に減らして、最小の長さの部分的なコースに至るまで長さを段階的に縮小しながら部分的なコースを形成する、第三の一連の部分的なコースを編むステップと、
    最小の長さの部分的なコースから始まり、作動ニードルの数を段階的に増やして、全環状ニードルベッドを再び作動させるまで長さを段階的に拡大しながらコースを形成する、第四の一連の部分的なコースを編むステップと
    を有し、
    前記第三の一連の部分的なコース及び前記第四の一連の部分的なコースの各部分的なコースが編まれた後に、前記各部分的なコースを形成したヤーンが切断される
    ことを特徴とする請求項1〜6の一つ又は複数に記載の方法。
  8. 第三の一連の部分的なコースが編まれた後、かつ、第四の一連の部分的なコースを編む前に、
    環状ニードルベッド全体を通して完全なコースが編まれる
    ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 作動ニードルの数を段階的に減らすことが、部分的なコースの端部で、ヤーンの切断端部を保持する複数のニードルの作動を停止することによって実行される
    ことを特徴とする請求項4,5,7及び8の一項又は複数に記載の方法。
  10. 前記複数のニードルが、少なくとも三つのニードルを備え、好ましくは、三つのニードルから成る
    ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 作動ニードルの数の段階的な増加が、部分的なコースの各端部で複数の各ニードルを再び作動させることで実行される
    ことを特徴とする請求項9又は10に記載の方法。
  12. 部分的なコースの各端部で複数の各ニードルの作動を停止することが、
    フロートループを形成するために中間ニードルを低位置にもっていき、かつ、中間ニードルに隣接する二つのニードルを保持位置にもっていくことから成る
    ことを特徴とする請求項9、10又は11に記載の方法。
  13. 前記複数のニードルが三つのニードルから成り、
    各三つ組みのニードルにおいて、中間ニードルがフロートループを形成するために低位置にもっていかれ、残りの二つの端部ニードルが保持位置にもっていかれる
    ことを特徴とする請求項9、10又は11に記載の方法。
  14. 開口を形成するために少なくとも本体部分の中心部分を切断するステップをさらに備えている
    ことを特徴とする請求項1〜13の一つ又は複数に記載の方法。
  15. 本体部分の少なくとも一部を編む間に、織物に開口を形成するステップをさらに備えている
    ことを特徴とする請求項1〜14の一つ又は複数に記載の方法。
  16. 連続動作での本体部分の編みの少なくとも一部分の間、各コースが前記開口を形成するために終端される時に、各フィードのヤーンが中断又は切断される
    ことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 本体部分の編みの前記一部分の間、開口が形成される時に、環状ニードルベッドが、前記開口を形成する中断コースの数の二倍に等しい複数の回数、回転する
    ことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記開口の周りに、好ましい弾性エッジを適用するステップをさらに備えている
    ことを特徴とする請求項14〜17の一つ又は複数に記載の方法。
  19. 足片の端部を閉鎖するステップをさらに有する
    ことを特徴とする請求項1〜18の一つ又は複数に記載の方法。
  20. 本体部分及び二つの筒状足片を備えた編まれた下着であって、
    本体部分が、中心部分の二つの編物サイドポケットを有し、
    各ポケットが、筒状足片を形成する編物の伸張部分を構成する第一の一連の部分的なコースによって形成され、
    前記第一の一連の部分的なコースの複数のコースが、各足片の完全最終コースから始まり、各ポケットの最小の長さの部分的コースに至る縮小される長さを有し、
    かつ、各ポケットが、最小の長さの各コースと本体部分の中心部分との間に配置され、最小の長さの各部分的なコースから始まり、本体部分の中心部分の各完全なコースに至るまで、拡大する長さを有する第二の一連の部分的コースによって形成された
    編まれた下着において、
    編物ポケットの部分的なコースが、各コースの端部に対応する位置で切断されたヤーンによって形成される
    ことを特徴とする編まれた下着。
  21. 本体部分の中心部分が、連続動作で編むことによって得られる構造を有する編物によって製造される
    ことを特徴とする請求項20に記載の編まれた下着。
  22. 本体部分の前記中心部分、前記足片及び前記織物ポケットが、少なくとも二つのフィードのヤーンによって形成される
    ことを特徴とする請求項20又は21に記載の下着。
  23. 前記切断ヤーンが、部分的なコースの端部で、多重ステッチと、多重ステッチの間に設けられたフロートループとを形成する
    ことを特徴とする請求項20〜22の一つ又は複数に記載の下着。
  24. 各ポケットの二つの隣接する部分の部分的なコースが、結合ラインに沿って分配され、
    これらの結合ラインに沿って、完全なコースが伸びる
    ことを特徴とする請求項20〜23の一つ又は複数に記載の下着。
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