JP6263669B1 - 伸縮性経編地及びラッセルレース - Google Patents

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Abstract

【課題】編地上の任意の方向に伸縮することが容易な伸縮性経編地及びラッセルレースを提供する。【解決手段】伸縮性経編地は、複数の鎖編Cを形成する地糸11、各鎖編Cに挿入されると共に2ウェール以上緯方向に往復する緯振り部12a、13aを複数形成する複数のバック糸12、13及び、複数の鎖編Cのうちの何れかの鎖編に挿入される第1伸縮糸14を有する地組織10と、地組織10に挿入される第2伸縮糸15と、を含む。各バック糸12の緯振り部12aは5コース以上互いに離隔する。複数のバック糸のうち隣接する2本のバック糸12、13の各緯振り部12a、13aは、1コース以上経方向に互いにずれて位置する。第2伸縮糸15は、同一の鎖編Cに3〜11コース挿入される部分15a、或いは、同一方向の緯振りを伴って複数の鎖編に3〜11コース挿入される部分15bを介して、2ウェール以上緯方向に往復する。【選択図】図1

Description

本発明は伸縮性経編地及びラッセルレースに関する。
レースはインナーウェアなどの衣類に装飾性を与える素材として広く知られている。一般的なレースは、多様な柄をもつことができるものの伸縮性に乏しい。この伸縮性に関する文献として、特許文献1は、経方向に挿入された伸縮糸に加え、柄の部分のみ緯方向に伸縮糸を挿入して伸縮度に変化を与えた経編地の一種であるラッセルレースを開示している。
特開2007−23427号公報
伸縮性が求められる衣類は、インナーウェアに限られず多種多様である。このような衣類に伸縮性のないレースを組み合わせた場合、当該レースが衣類の伸縮を制限するため、伸縮性によって得られる着用性や意匠性などの本来の機能が損なわれてしまう。
このような事情を鑑み、本発明は編地上の任意の方向に伸縮することが容易な伸縮性経編地及びラッセルレースを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は伸縮性経編地であって、複数の鎖編を形成する地糸、各前記鎖編に挿入されると共に2ウェール以上緯方向に往復する緯振り部を複数形成する複数のバック糸、及び、前記複数の鎖編のうちの何れかの鎖編に挿入される第1伸縮糸を有する地組織と、前記地組織に挿入される第2伸縮糸と、を含み、各前記バック糸の前記緯振り部は5コース以上互いに離隔し、互いに隣接する2本の前記バック糸の各緯振り部は、1コース以上経方向に互いにずれて位置し、前記第2伸縮糸は、同一の鎖編に3〜11コース挿入される部分、或いは、同一方向の緯振りを伴って複数の鎖編に3〜11コース挿入される部分を介して、2ウェール以上緯方向に往復することを要旨とする。
前記複数のバック糸の各緯振り部は、前記地組織において対称性を有する位置に編まれてもよい。
前記第1伸縮糸及び前記第2伸縮糸は何れも、ポリウレタン系、ポリエーテルエステル系、ポリエステル系、合成ゴム系、天然ゴム系のうちの少なくとも1つの伸縮糸、或いは、前記少なくとも1つの伸縮糸にスパン糸又はフィラメント糸をカバリングした糸を含んでもよい。
前記第1伸縮糸及び前記第2伸縮糸は融着ウレタン→融着ウレタン等の融着糸によって被覆されていてもよい。
本発明の第2の態様は、第1の態様に係る伸縮性経編地からなるラッセルレースである。
本発明によれば、編地上の任意の方向に伸縮することが容易な伸縮性経編地及びラッセルレースを提供することができる。
本実施形態に係る経編地の組織図(編成パターン)である。 本実施形態に係るバック糸の緯振り部の配置(分布)を説明するための図である。 本実施形態に係る第2伸縮糸の組織を説明するための図であり、(a)及び(b)は当該組織の第1例を示す図、(c)及び(d)は当該組織の第2例を示す図である。 本実施形態に係る経編地において第2伸縮糸が挿入される領域の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態に係る経編地(伸縮性経編地)について添付図面に基づいて説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る経編地の組織図(編成パターン)であり、図2は、本実施形態に係るバック糸の緯振り部の配置(分布)を説明するための図である。本実施形態の経編地は、ラッセル編機を用いて製造される。また、この経編地を空隙(空孔)の多いレース(ラッセルレース)として製造する場合は、ラッセルレース経編機を用いて製造される。この場合、空隙(空孔)のサイズに応じて使用される針の数を適宜変更しても(例えば1本おきに針を使用しても)よい。
図1に示すように、経編機の筬(地筬)L1には地糸11が通糸され、筬(地筬)L2にはバック糸12が通糸され、筬(地筬)L3にはバック糸13が通糸される。また、筬(柄筬)L4には第1伸縮糸14が通糸され、筬(柄筬)L5には第2伸縮糸15が通糸される。ただし、第2伸縮糸15は地筬に通糸されてもよい。この点は、デザインや柄などに応じて適宜選択される。さらに、経編地に柄を付与する柄糸(図示せず)が、他の筬(柄筬)(図示せず)に通糸されていてもよい。
本実施形態の経編地は、地糸11、バック糸12、13及び、第1伸縮糸14からなる地組織10を備える。地糸11は、地組織10の基本構造である鎖編Cを複数形成する。鎖編C
は例えば02/20//の組織を有する。地糸11は非伸縮糸であり、例えば、ナイロンやポリエステル等のフィラメント糸である。地糸11の太さは、例えば20〜280デニールである。
バック糸12、13は、緯方向に交互に配列すると共に、対応する各鎖編Cに挿入される。即ち、バック糸12、13のうちの一方は1イン1アウトで配列し、バック糸12、13のうちの他方は1アウト1インで配列する。バック糸12、13は、例えば、ナイロンやポリエステル等のフィラメント糸や伸縮糸、例えばスパン糸又はフィラメント糸をカバリングした糸である。バック糸12、13の太さは、例えば20〜280デニールである。
バック糸12は、5コース以上(図1においては7コース)互いに離隔し、且つ、2ウェール以上緯方向に往復する緯振り部12aを複数形成する。なお、本実施形態の緯振り部12aの経方向の間隔は、5〜19コースである。緯振り部12aは、当該緯振り部12aと同一のコースに位置する他の鎖編Cの編目に挿入することで、バック糸12が挿入された各鎖編C(各鎖編Cの編目)を連結する。即ち、バック糸12は、5コース以上の間隔をおいて当該バック糸12が挿入された各鎖編C(各鎖編Cの編目)を連結する。
バック糸12と同じく、バック糸13も、5コース以上(図1においては7コース)互いに離隔し、且つ、2ウェール以上緯方向に往復する緯振り部13aを複数形成する。緯振り部12aは、当該緯振り部12aと同一のコースに位置する他の鎖編Cの編目に挿入することで、バック糸13が挿入された各鎖編C(各鎖編Cの編目)を連結する。即ち、バック糸13は、5コース以上の間隔をおいて当該バック糸13が挿入された各鎖編C(各鎖編Cの編目)を連結する。
本実施形態の経編地は、ジャガード(ジャカード)ヘッドを備えるラッセル編機(所謂ジャガード(ジャカード)ラッセル機)を用いてもよい。この場合、バック糸12、13は、不規則に(即ち任意の箇所で)緯振りできるフランチンに通糸される。そして、バック糸12、13は、フランチン等の動作によって鎖編Cの所望の箇所に挿入され、緯振り部12a、13aを形成する。なお、ジャカードラッセル機を用いた場合、複雑な柄が容易に形成できるのは言うまでもない。
図2に示すように、互いに隣接する2本のバック糸12、13の各緯振り部12a、13aは、1コース以上経方向に互いにずれて位置する。換言すれば、隣り合うバック糸12、13の各緯振り部12a、13aは同一コースに並ばない。従って、本実施形態における各鎖編Cの連結点は、経方向に沿ってジグザグに点在することになる。なお、上記の位置ずれ条件を満たす限り、緯振り部12a、13aの位置は図2に示すものに限定されず、緯振り部の位置が異なる他のバック糸を加えてもよい。
緯振り部12a、13aは、地組織10において対称性を有する位置に編まれていてもよい。例えば、図2に示すように、各緯振り部12a、13aは、図中の点線で示す所定のコースを基準に経方向に等間隔に分布する。換言すれば、各緯振り部12a、13aは、経方向及び緯方向、或いは、両方向の合成方向に周期的に分布する。この場合、経方向と緯方向に対して均等な伸縮性が得られやすくなる。
図1に示すように、第1伸縮糸14は、複数の鎖編Cのうちの何れかの鎖編にジグザグに挿入される。第1伸縮糸14が挿入される鎖編Cの数は、設定される経編地の伸縮度に応じて決定される。本実施形態では、第1伸縮糸14が全ての鎖編に挿入されている。
第1伸縮糸14は、ポリウレタン系、ポリエーテルエステル系、ポリエステル系、合成ゴム系、天然ゴム系のうちの少なくとも1つの伸縮糸、或いは、前記少なくとも1つの伸縮糸にスパン糸又はフィラメント糸をカバリングした糸を含む。第1伸縮糸14は、例えば140デニールのスパンデックス糸である。
本実施形態の経編地は、地組織10に挿入される第2伸縮糸15を備える。第1伸縮糸14と同じく、第2伸縮糸15も、ポリウレタン系、ポリエーテルエステル系、ポリエステル系、合成ゴム系、天然ゴム系のうちの少なくとも1つの伸縮糸、或いは、前記少なくとも1つの伸縮糸にスパン糸又はフィラメント糸をカバリングした糸を含む。第2伸縮糸15は、例えば40デニールのポリウレタン糸に、70のナイロンフィラメント糸を巻いたカバリング糸である。
図3は、本実施形態に係る第2伸縮糸15の組織を説明するための図である。図3(a)及び図3(b)は当該組織の第1例を示す図であり、図3(c)及び図3(d)は当該組織の第2例を示す図である。図4は、経編地において第2伸縮糸が挿入される領域Rの一例を示す図である。なお、図4に示す格子状の線(目盛)は1つのウェール或いは1つのコースを示す。
後述の通り、第2伸縮糸15は、同一の鎖編Cに3〜11コース挿入される部分15a、或いは、同一方向の緯振りを伴って複数の鎖編Cに3〜11コース挿入される部分15bを介して、2ウェール以上緯方向に往復する。
第1例における第2伸縮糸15は、同一の鎖編Cに3〜11コース挿入される部分15aを介して、2ウェール以上緯方向に往復する。即ち、第2伸縮糸15は、緯方向である左方向或いは右方向に2ウェール以上、地組織10に挿入された後、同一の鎖編Cに3〜11コース挿入され、更に、2ウェール以上逆方向に挿入される。
例えば、図3(a)に示すように、第2伸縮糸15は、鎖編C1にジグザグに3コース〜11コース(本例では3コース)挿入された部分15aを形成した後、6ウェール右方向に移動(アンダーラップ)する。その後、第2伸縮糸15は、鎖編C2にジグザグに3コース〜11コース(本例では3コース)挿入される部分15aを形成し、6ウェール左方向に移動(アンダーラップ)して鎖編C1に戻る。
このように、2ウェール以上(本例では6ウェール)右方向に移動するときのコースをS、2ウェール以上(本例では6ウェール)左方向に移動するときのコースをEと称すると、コースSとコースEは3コース以上(本例では3コース)の間隔で互いに離隔している。この間隔は、鎖編C1においても維持されている。
図3(b)に示す組織も、図3(a)の組織と同じく、同一の鎖編Cに3〜11コース挿入される部分15aを介して、第2伸縮糸15が2ウェール以上緯方向に往復する。ただし、第2伸縮糸15の往路の起点となる鎖編と、復路の終点となる鎖編の位置が異なっている。
例えば、第2伸縮糸15は、鎖編C1にジグザグに3コース〜11コース(本例では3コース)挿入された部分15aを形成した後、6ウェール右方向に移動(アンダーラップ)する。その後、第2伸縮糸15は、鎖編C2にジグザグに3コース〜11コース(本例では3コース)挿入される部分15aを形成し、4ウェール左方向に移動(アンダーラップ)して鎖編C3に戻る。
第2例における第2伸縮糸15は、同一方向の緯振りを伴って複数の鎖編Cに3〜11コース挿入される部分15bを介して、2ウェール以上緯方向に往復する。即ち、第2伸縮糸15は、緯方向である左方向或いは右方向に2ウェール以上、地組織10に挿入された後、逆方向に1ウェール以上緯振りされることなく、1つ以上の鎖編Cに3〜11コース挿入され、更に、2ウェール以上逆方向に挿入される。
例えば、図3(c)に示すように、第2伸縮糸15は、鎖編C1にジグザグに3コース〜11コース(本例では3コース)挿入された部分15aを形成した後、3ウェール右方向に移動(アンダーラップ)する。次に、第2伸縮糸15は鎖編C4にジグザグに2コース挿入され、2ウェール右方向に移動(アンダーラップ)する。その後、第2伸縮糸15は鎖編C5にジグザグに2コース挿入され、3ウェール右方向に移動(アンダーラップ)し、鎖編C2にされた後に8ウェール左方向に移動(アンダーラップ)して鎖編C1に戻る。
つまり、鎖編C1から鎖編C2に至る間に、第2伸縮糸15は、鎖編C2から鎖編C1に向けて1ウェール以上緯振りされることなく、鎖編C4及び鎖編C5に挿入され、鎖編C2に至る。その結果、第2伸縮糸15は、同一方向の(本例では右方向の)緯振りによって鎖編C4、C5、C2に3〜11コース挿入される部分15bを形成する。部分15bを形成した後、第2伸縮糸15は鎖編C1に戻る。
図3(d)に示す組織も、図3(c)の組織と同じく、同一方向の緯振りを伴って複数の鎖編Cに3〜11コース挿入される部分15bを介して、2ウェール以上緯方向に往復する。ただし、部分15bを形成する際の第2伸縮糸15の緯振り方向が、図3(c)に示す方向と逆である。
即ち、第2伸縮糸15は、鎖編C1にジグザグに3コース〜11コース(本例では3コース)挿入された部分15aを形成した後、8ウェール右方向に移動(アンダーラップ)して鎖編C2に挿入され、更に、3ウェール左方向に移動(アンダーラップ)する。次に、第2伸縮糸15は鎖編C5にジグザグに2コース挿入され、2ウェール左方向に移動(アンダーラップ)する。その後、第2伸縮糸15は鎖編C4にジグザグに2コース挿入され、3ウェール左方向に移動(アンダーラップ)して鎖編C1に戻る。第2伸縮糸15は、同一方向の(本例では左方向の)緯振りによって鎖編C2、C5、C4に3〜11コース挿入される部分15bを形成する。
第2伸縮糸15が2ウェール以上緯振りするときの起点及び終点となる各鎖編は、設定される経編地の柄などに応じて適宜決定される。例えば、図4に示すように、第2伸縮糸15によって所定の柄が領域Rに形成される場合、第2伸縮糸15が柄筬L5に通糸され、且つ、上述の部分15a或いは部分15bを介した2ウェール以上の緯振りを満たす条件の下で、第2伸縮糸15は領域R内に極力均等に分布する。
本実施形態によれば少なくとも次の効果を奏する。
(1)各バック糸の緯振り部は5コース以上互いに離隔し、且つ、隣接する他のバック糸の緯振り部と1コース以上経方向にずれて位置する。第1伸縮糸が経方向に挿入され、第2伸縮糸が同一の鎖編に3〜11コース挿入される部分、或いは、同一方向の緯振りを伴って複数の鎖編に3〜11コース挿入される部分を介して、2ウェール以上緯方向に往復する。従って、各鎖編の連結点は、経方向に沿ってジグザグに点在すると共に、第1伸縮糸によって経方向の伸縮が得られ、第2伸縮糸によって緯方向の伸縮が得られる。つまり、経方向、緯方向、及びこれらの合成方向の伸縮性が得られる。例えば、本実施形態では、編成後(経編機から裁断された後)の経編地の横幅を、編成時の80%以下に縮めた上で、上述のセット工程を行うことにより、全方向において1.4倍以上の伸縮性(伸縮度)が得られる。
(2)緯方向における鎖編と鎖編の間隔、及び、経方向における鎖編の各編目の間隔を均等にすることができる。また、経編機による経編地の編成の際に、鎖編を形成する地糸が適切に(例えば真っ直ぐに)引き出されることを可能にし、歪むことを防止する。さらに、糸切れも防止できる。
(3)経編地を緯方向に伸ばしたときの適切な戻り(収縮)が得られる。
なお、第1伸縮糸14及び第2伸縮糸15は、融着ウレタン等の融着糸によって被覆されてもよい。本実施形態の経編地は編成された後、周知の工程であるプレセット、精錬(洗浄)、染色、セットの各工程を経る。これらの工程において、経編地は高温(例えば70〜120℃)で処理される。各伸縮糸が融着ウレタン等の融着糸によって被覆されている場合、この高温によって糸の表面が一旦溶融し、その後固化するため、接触する糸同士が接触している部分を接着させ、分離し難くすることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
L1…筬(地筬)、L2…筬(地筬)、L3…筬(地筬)、L4…筬(柄筬)、L5…筬(柄筬)、C(C1〜C5)…鎖編、11…地糸、12、13…バック糸、12a、13a…緯振り部、14…第1伸縮糸、15…第2伸縮糸

Claims (5)

  1. 複数の鎖編を形成する地糸、各前記鎖編に挿入されると共に2ウェール以上緯方向に往復する緯振り部を複数形成する複数のバック糸、及び、前記複数の鎖編のうちの何れかの鎖編に挿入される第1伸縮糸を有する地組織と、
    前記地組織に挿入される第2伸縮糸と、
    を含み、
    各前記バック糸の前記緯振り部は5コース以上互いに離隔し、
    互いに隣接する2本の前記バック糸の各緯振り部は、1コース以上経方向に互いにずれて位置し、
    前記第2伸縮糸は、同一の鎖編に3〜11コース挿入される部分、或いは、同一方向の緯振りを伴って複数の鎖編に3〜11コース挿入される部分を介して、2ウェール以上緯方向に往復する、
    伸縮性経編地。
  2. 前記複数のバック糸の各緯振り部は、前記地組織において対称性を有する位置に編まれている、
    請求項1に記載の伸縮性経編地。
  3. 前記第1伸縮糸及び前記第2伸縮糸は何れも、ポリウレタン系、ポリエーテルエステル系、ポリエステル系、合成ゴム系、天然ゴム系のうちの少なくとも1つの伸縮糸、或いは、前記少なくとも1つの伸縮糸にスパン糸又はフィラメント糸をカバリングした糸を含む、
    請求項1又は2に記載の伸縮性経編地。
  4. 前記第1伸縮糸及び前記第2伸縮糸は融着ウレタン等の融着糸によって被覆されている、
    請求項1乃至3の何れか一項に記載の伸縮性経編地。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載の伸縮性経編地からなるラッセルレース。
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