JP2016519187A - 粘着剤組成物 - Google Patents

粘着剤組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2016519187A
JP2016519187A JP2016506228A JP2016506228A JP2016519187A JP 2016519187 A JP2016519187 A JP 2016519187A JP 2016506228 A JP2016506228 A JP 2016506228A JP 2016506228 A JP2016506228 A JP 2016506228A JP 2016519187 A JP2016519187 A JP 2016519187A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
monomer
adhesive composition
sensitive adhesive
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016506228A
Other languages
English (en)
Inventor
ヨン チェ,ハン
ヨン チェ,ハン
ユ,ジヒ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dongwoo Fine Chem Co Ltd
Original Assignee
Dongwoo Fine Chem Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dongwoo Fine Chem Co Ltd filed Critical Dongwoo Fine Chem Co Ltd
Priority claimed from PCT/KR2014/002621 external-priority patent/WO2014163329A1/ko
Publication of JP2016519187A publication Critical patent/JP2016519187A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J133/00Adhesives based on homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof; Adhesives based on derivatives of such polymers
    • C09J133/04Homopolymers or copolymers of esters
    • C09J133/06Homopolymers or copolymers of esters of esters containing only carbon, hydrogen and oxygen, the oxygen atom being present only as part of the carboxyl radical
    • C09J133/062Copolymers with monomers not covered by C09J133/06
    • C09J133/064Copolymers with monomers not covered by C09J133/06 containing anhydride, COOH or COOM groups, with M being metal or onium-cation

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

本発明は、粘着剤組成物に関し、より詳しくは、重量平均分子量(ポリスチレン換算、Mw)が50万以上のアクリル系共重合体及び溶剤を含んでなり、前記アクリル系共重合体は、カルボキシル基を持つ単量体が5〜10重量%含有された単量体を共重合して製造されたものであり、固形分の含量が25重量%以上で、粘度が1000cP以下を維持することで、従来に比べて少量の溶媒を用いて粘着剤組成物の固形分の含量が高いながらも粘度が低くて、塗工不良を生じさせることなく塗工性を改善することができ、且つ養生時間が短縮されることで従来と同等以上の光漏れ防止性を維持することができる粘着剤組成物に関する。

Description

本発明は、塗工性が向上することで、塗工ムラを生じさせず、且つ、耐久性の確保が容易な粘着剤組成物に関する。
一般に、液晶表示装置(Liquid crystal display device, LCD)では、液晶を含んでいる液晶セルと偏光板が備えられ、これらを貼り合わせるための好適な粘着剤層が用いられる。粘着剤は、粘着性や透明性に優れているアクリル系共重合体をベースとするアクリル系粘着剤が多用される。
近年、液晶パネルの大型化に伴い偏光板も大型化し、保護フィルムと粘着剤層の残留応力が大きくなってきている。その結果、複屈折が大きくなり、光漏れを非常に多く発生させてしまうようになる。
このような残留応力下において発生する光漏れを最小化する方法として、残留応力下において正の複屈折値を示す物質を最終の粘着剤層に添加(ブレンド)したり[韓国公開特許第2003−0069461号]、正の複屈折を有するアクリル系単量体を共重合して全体的な複屈折を最小化させたり[日本公開特許2002−332468号]するような方法が報告されている。その他、芳香族基を含むアクリル系単量体を導入して複屈折を調節する方法が報告されている[韓国登録特許第948、778号]。
前記の方法では、光漏れ現象の改善は可能であるが、フェニル基含有単量体の共重合の際に発生するアクリル系共重合体を含む溶液の粘度を向上させ、塗工の際に塗工ムラが発生しやすい。このような塗工ムラを改善すべく、粘着塗工液の粘度を低下させるために、多量の溶媒をさらに投入していたが、このような塗工の際に用いられる多量の溶媒を除去するためのエネルギー及び廃棄溶媒による経済的損失が大きいという不具合がある。また、溶媒の使用を低減して粘着剤の濃度及び粘度を増加させる場合では、塗工ムラなどが発生して生産品の歩留まりを低下させ、生産性が低下するという不具合がある。
前記したように溶媒の使用量を低減するための努力として、溶媒の含量を80重量%以下にする技術が報告されている。
韓国公開特許第2012−0073166号では、固形分の含量を基準にして重量平均分子量が25万〜85万で、固形分の含量が30重量%であるとき、23℃で粘度が1000〜4000cPであるアクリル系共重合体と架橋剤及び塩基性架橋促進剤を含む粘着剤組成物を開示している。
また、韓国公開特許第2013−0129226号では、アルキル(メタ)アクリレート30〜98.9重量%、重合性芳香環含有モノマー1〜50重量%、ヒドロキシル基含有モノマー0.1〜20重量%、カルボキシル基含有モノマー0〜4重量%を共重合してなるものであって、重量平均分子量が30万〜120万である(メタ)アクリル系ポリマーと溶剤とからなり、固形分含有量が20重量%以上で、溶媒の含量が80重量%以下である光学フィルム用粘着剤組成物が開示されている。
前記第2012−0073166号及び韓国公開特許第2013−0129226号で開示されている技術は、溶媒の使用量が少ないことから溶媒の除去に必要なエネルギーを軽減することができ、且つ廃棄溶媒による経済的損失を低減することができるという長所がある。しかし、前記技術では、アクリル系共重合体の濃度の増大に応じて粘度も増大することで塗工性が劣化し、それは塗工筋(塗工ムラ)などの不良につながり、生産性が劣化するという不具合がある。特に前記技術では、重合性芳香族環含有モノマーとしてベンジルアクリレートを用いているが、この場合、フェノキシエチルアクリレート及びフェノキシジエチレングリコールアクリレートのようにエチレンオキシ基を含有する単量体よりは共重合体を含む溶液の粘度の上昇が小さいものの、依然として粘度を上昇させ、塗工性を劣化するという不具合がある。また、前記技術で触れられたように、溶媒の使用量を低減するために、アクリル系共重合体の分子量を小さくした場合、粘着剤の凝集力が低下し、耐久性の不良が発生しやすくなるという不具合がある。
そこで、本発明は、前記した従来の問題点を解消するためになされたものであって、溶媒の使用量を低減して固形分の含量を高めながらも粘度が低く保たれるようにして塗工性を向上することで塗工筋などの不良が生じず、且つ分子量の低下による耐久性の劣化を抑制することができる粘着剤組成物を提供することにその目的がある。
前記目的を達成するために、本発明は、カルボキシル基を持つ単量体が5〜10重量%含有された単量体を共重合して製造された、重量平均分子量(ポリスチレン換算、Mw)が50万以上のアクリル系共重合体、及び溶剤を含んでなり、
固形分の含量が25重量%以上で、粘度が1000cP以下である粘着剤組成物を提供する。
好ましくは、前記アクリル系共重合体は、重量平均分子量(ポリスチレン換算、Mw)が50万〜100万であってよい。
好ましくは、前記粘着剤組成物は、固形分の含量が25〜30重量%で、粘度が500〜1000cPであってよい。
前記アクリル系共重合体を製造するための単量体が、ベンジルメタクリレート及び4−ヒドロキシブチルアクリレートを含有していてよい。
前記アクリル系共重合体を製造するための単量体が、炭素数1〜12のアルキル基を持つ(メタ)アクリレート単量体、ベンジルメタクリレート及び4−ヒドロキシブチルアクリレートを含有していてよい。
前記アクリル系共重合体を製造するための単量体は、炭素数1〜12のアルキル基を持つ(メタ)アクリレート単量体70〜85重量%、ベンジルメタクリレート5〜20重量%、4−ヒドロキシブチルアクリレート0.1〜5重量%及びカルボキシル基を持つ単量体5〜10重量%を含有していてよい。
前記アクリル系共重合体は、アミド基及び3級アミン基からなる群から選ばれた1種以上の官能基を持つ架橋性単量体をさらに含有していてよい。
前記粘着剤組成物は、架橋剤をさらに含有していてよい。
本発明に係る粘着剤組成物によれば、溶媒の使用量を低減することで高い固形分の濃度を保ちながらも粘度が低いことから塗工性に優れており、特に塗工筋などの不良の発生がないことから優れた生産性の維持が可能となり、また分子量の低下による耐久性の劣化を抑制することができ、且つ組成物に含有された溶媒の除去量及び溶媒の除去の際に発生する廃棄物(CO)の発生量を顕著に低減することができるという利点がある。
また、本発明に係る粘着剤組成物によれば、養生時間が短縮され、且つ良好な光漏れ防止性を保つことができるという利点がある。
本発明は、溶媒の含量を低減することで固形分の含量を高めたにも拘わらず低い粘度を保つことで塗工性を改善させることから塗工筋などの不良を生じさせず、且つ分子量の低下による耐久性の劣化を抑制することができる粘着剤組成物に関する。
以下、本発明について詳述することにする。
本発明に係る粘着剤組成物は、重量平均分子量(ポリスチレン換算、Mw)が50万以上のアクリル系共重合体を含有し、固形分の含量が25重量%以上で、粘度が1000cP以下である。
本発明において固形分の含量及び粘度は、溶媒で希釈された粘着剤組成物の物性を意味する。このとき、溶媒は、当該分野において一般に用いられるもので、粘着剤組成物を溶解させ得るものであれば特に限定しない。具体的に、エチルアセテート、メチルエチルケトン、アセトン、トルエンなどが用いられていてよい。
通常、粘着剤組成物は、塗工時の不良の発生を抑制するために溶媒で希釈して用いる。希釈された粘着剤組成物は、固形分の含量が約14重量%、粘度が1000cP程度であるが、本発明に係る粘着剤組成物は、固形分の含量が25重量%以上、好ましくは、25〜30重量%でありながら粘度が1000cP以下、好ましくは、粘度が500〜1000cPである状態を示す。
前記したように、本発明に係る粘着剤組成物は、高濃度及び低粘度特性を示すことにより溶媒の使用量を低減することができ、特に塗工の際に塗工筋などの不良が発生しなくなる。
本発明のアクリル系共重合体の重量平均分子量(ポリスチレン換算、Mw)は、ゲル浸透クロマトグラフィ(Gel permeation chromatography, GPC)によって測定されたものであって、50万以上、好ましくは、50万〜100万であるものを用いていてよい。前記重量平均分子量が50万未満であると、塗工性はさらに改善できるものの、耐久性の面で不良が発生することがある。
前記アクリル系共重合体は、カルボキシル基を持つ単量体が5〜10重量%含有された単量体を共重合して製造されたものであってよい。好ましくは、前記アクリル系共重合体を製造するための単量体は、ベンジルメタクリレート及び4−ヒドロキシブチルアクリレートを含有していてよい。より好ましくは、前記アクリル系共重合体を製造するための単量体は、炭素数1〜12のアルキル基を持つ(メタ)アクリレート単量体、ベンジルメタクリレート及び4−ヒドロキシブチルアクリレートを含有していてよい。
より具体的に、前記アクリル系共重合体を製造するための単量体は、炭素数1〜12のアルキル基を持つ(メタ)アクリレート単量体70〜85重量%、ベンジルメタクリレート5〜20重量%、4−ヒドロキシブチルアクリレート0.1〜5重量%及びカルボキシル基を持つ単量体5〜10重量%を含有していてよい。
ここで、(メタ)アクリレートは、アクリレート及びメタクリレートを意味し、各成分の含量は固形分を基準にしたものである。
前記炭素数1〜12のアルキル基を持つ(メタ)アクリレート単量体は、アクリル系共重合体の主骨格を構成するものとして、n−ブチル(メタ)アクリレート、2−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、メチル(メタ)アクリレート、n−プロピル(メタ)アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリレート、ペンチル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、ノニル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレートなどが挙げられる。これらのうち、n−ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、又はこれらの混合物が好ましい。これらは、単独又は2種以上混合して用いてもよい。
前記炭素数1〜12のアルキル基を持つ(メタ)アクリレート単量体は、アクリル系共重合体を製造するための単量体中に70〜85重量%含有されることが好ましい。
前記ベンジルメタクリレート及び4−ヒドロキシブチルアクリレートは、それぞれ粘着剤組成物に用いる成分として知られているが、本発明では、塗工筋などの不良を発生させることなく、高濃度及び低粘度を持つ粘着剤組成物を製造するために、これらの組み合わせを選択し用いている。
前記ベンジルメタクリレートは、従来の分岐・架橋を形成するエチレングリコール基を持たずにメタクリル基を含有して分岐・架橋を抑制することができ、また4−ヒドロキシブチルアクリレートは、一般的な架橋性モノマーに含有されているジアクリルレート形態の不純物の含量が少ないことから、共重合の際に共重合体間の分岐・架橋の形成が抑制され、本発明の効果である高濃度及び低粘度を有する粘着剤組成物を製造することができるものと予測される。
また、前記ベンジルメタクリレートは、複屈折を調節することで光漏れを最小化する役割をし、また4−ヒドロキシブチルアクリレートは、架橋性単量体としての役割(養生期間の短縮など)をする。
前記ベンジルメタクリレートは、アクリル系共重合体を製造するための単量体中に5〜20重量%、好ましくは、8〜12重量%含有されていてよい。その含量が5重量%未満であるか、または20重量%を超える場合は、光漏れ防止性能が劣化するという問題が生じることがある。
前記4−ヒドロキシブチルアクリレートは、アクリル系共重合体を製造するための単量体中に0.1〜5重量%、好ましくは、0.5〜2重量%含有されていてよい。その含量が0.1重量%未満であれば、架橋に参加する官能基の数が少ないことから凝集力が不足し、気泡不良が発生しやすくなり、また、5重量%を超える場合は、過度な架橋反応により粘着力が低下し、剥離不良が発生することがある。
本発明によれば、アクリル系共重合体を製造するための単量体としてカルボキシル基を持つ単量体が含まれる。前記カルボキシル基を持つ単量体がアクリル系共重合体の共重合に用いられる場合、共重合体の内部において強い水素結合を形成することでポリマー中の分子水準の固まりを誘発すると共に、ポリマー間の絡み合いによる粘度上昇を抑制することで粘着剤組成物に高濃度及び低粘度を持たせる働きをする。特に、低粘度特性を達成するために分子量を下げると、凝集力の低下によって耐久性不良が発生することがあり、カルボキシル基含有単量体は、カルボキシル基の強い水素結合によって粘着剤の凝集力を向上し、またガラスとの粘着力を向上して、耐久性確保を容易にする役割をする。
前記カルボキシル基を持つ単量体としては、(メタ)アクリル酸、クロトン酸などの1価酸;マレイン酸、イタコン酸、フマル酸などの2価酸、及びこれらのモノアルキルエステル;3−(メタ)アクリロイルプロピオン酸;アルキル基の炭素数が2〜3である2−ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートの無水コハク酸開環付加体、アルキレン基の炭素数が2〜4であるヒドロキシアルキレングリコール(メタ)アクリレートの無水コハク酸開環付加体、アルキル基の炭素数が2〜3である2−ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートのカプロラクトン付加体に無水コハク酸を開環付加させた化合物などが挙げられ、これらのうち、(メタ)アクリル酸が好ましい。
前記カルボキシル基を持つ単量体は、アクリル系共重合体を製造するための単量体中に5〜10重量%、好ましくは、5〜8重量%含有されていてよい。その含量が5重量%未満である場合、低粘度と高耐久特性の達成が難しいという問題点があり、10重量%超過の場合は、逆にアクリル系共重合体分子中の水素結合のみならず、アクリル系共重合体間の水素結合も増大し、粘度が上昇するという問題点が発生することがある。
また、必要に応じて、前記アクリル系共重合体を製造するための単量体中には、4−ヒドロキシブチルアクリレートの架橋性単量体の他、アミド基及び3級アミン基からなる群から選ばれた1種以上の官能基を持つ架橋性単量体をさらに含有していてよい。このとき、架橋性単量体は、化学結合によって粘着剤組成物の凝集力または粘着強度を補強することで耐久性や切断性を付与する役割をする。
前記アミド基を持つ単量体としては、(メタ)アクリルアミド、N−イソプロピルアクリルアミド、N−3級ブチルアクリルアミド、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリルアミド、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリルアミド、6−ヒドロキシヘキシル(メタ)アクリルアミド、8−ヒドロキシオクチル(メタ)アクリルアミド、及び2−ヒドロキシエチルヘキシル(メタ)アクリルアミドなどが挙げられ、これらのうち、(メタ)アクリルアミドが好ましい。
前記3級アミン基を持つ単量体としては、N,N−(ジメチルアミノ)エチル(メタ)アクリレート、N,N−(ジエチルアミノ)エチル(メタ)アクリレート、及びN,N−(ジメチルアミノ)プロピル(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
前記アミド基及び3級アミン基からなる群から選ばれた1種以上の官能基を持つ架橋性単量体は、アクリル系共重合体を製造するための単量体中に10重量%未満、好ましくは、1〜8重量%を含有していてよい。前記含有量が10重量%を超える場合は、粘着力が過度に増大することでリワーク性が低下したり、塗工液の室温保存安定性が低下したりすることがあるという問題が生じる。
また、本発明では、前記単量体以外に他の架橋性単量体が、粘着力を劣化させない範囲、例えば、アクリル系共重合体を製造するための単量体中に10重量%以下でさらに含まれていてよい。
共重合体の製造方法は特に限定されず、当該分野において通常に用いられる塊状重合、溶液重合、乳化重合または懸濁重合などの方法を用いて製造していてよく、溶液重合が好ましい。また、重合の際、通常用いられる溶媒、重合開始剤、分子量制御のための連鎖移動剤などを用いていてよい。
本発明に係るアクリル系粘着剤組成物は、架橋剤をさらに含有していてよい。
架橋剤は密着性及び耐久性を向上することができ、且つ、高温での信頼性及び粘着剤の形状を保たせることができる。
前記架橋剤は、イソシアネート系、エポキシ系、メラミン系、過酸化物系、金属キレート系、オキサゾリン系などが用いられていてよく、1種または2種以上を混合して用いていてよい。これらのうち、イソシアネート系またはエポキシ系が好ましい。
前記イソシアネート系は、トリレンジイソシアネート、キシレンジイソシアネート、2,4−ジフェニルメタンジイソシアネート、4,4−ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソポロンジイソシアネート、テトラメチルキシレンジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネートなどのジイソシアネート化合物;トリメチロールプロパンなどの多価アルコール系化合物1モルに、ジイソシアネート化合物3モルを反応させた付加体、ジイソシアネート化合物3モルを自己縮合させたイソシアヌレート体、ジイソシアネート化合物3モルのうちの2モルから得られるジイソシアネートウレアに、残りの1モルのジイソシアネートが縮合されたビウレット体、トリフェニルメタントリイソシアネート、メチレンビストリイソシアネートなどの3個の官能基を含有する多官能イソシアネート化合物などが挙げられる。
前記エポキシ系は、エチレングリコールジグリシジルエーテル、ジエチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、プロピレングリコールジグリシジルエーテル、トリプロピレングリコールジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、ポリテトラメチレングリコールジグリシジルエーテル、グリセロールジグリシジルエーテル、グリセロールトリグリシジルエーテル、ジグリセロールポリグリシジルエーテル、ポリグリセロールポリグリシジルエーテル、レゾルシンジグリシジルエーテル、2,2−ジブロモネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、トリメチロールプロパントリグリシジルエーテル、ペンタエリトリトルポリグリシジルエーテル、ソルビトールポリグリシジルエーテル、アジピン酸ジグリシジルエステル、フタル酸ジグリシジルエステル、トリス(グリシジル)イソシアヌレート、トリス(グリシドキシエチル)イソシアヌレート、1,3−ビス(N,N−グリシジルアミノメチル)シクロヘキサン、N,N,N',N'−テトラグリシジル−m−キシリレンジアミンなどを挙げられる。
前記メラミン系は、ヘキサメチロールメラミン、ヘキサメトキシメチルメラミン、ヘキサブトキシエチルメルラミンなどが挙げられる。
この種の架橋剤は、前記アクリル系共重合体100重量部に対し、0.1〜15重量部、好ましくは、0.1〜5重量部含有されていてよい。含有量が0.1重量部未満であれば不足した架橋度により凝集力が小さくなり、粘着耐久性や切断性の物性を損なうことがあり、15重量部を超える場合は、過多架橋反応による残留応力の緩和に問題が生じることがある。
前記したような成分の他、粘着剤組成物は、用途に応じて求められる粘着力、凝集力、粘性、弾性率、ガラス転移温度、帯電防止性などを調節するために、シランカップリング剤、粘着性付与樹脂、酸化防止剤、レーベリング剤、表面潤滑剤、染料、顔料、消泡剤、充填剤、光安定剤、帯電防止剤などの添加剤をさらに含有していてよい。
これらのうちのシランカップリング剤は、粘着剤と基材との密着力を向上する役割をするものであるため、これを含有するのが好ましく、アミノ基、エポキシ基、アセトアセチル基、ポリアルキレングリコール基、アクリル基、アルキル基などの官能基を含有するアルコキシシランを用いていてよい。
これらの添加剤は、本発明の効果を阻害しない範囲内で適宜含量を調節すればよく、一例として、シランカップリング剤は、密着力及び耐久性などを考慮して、アクリル系共重合体100重量部に対し、0.1〜2重量部、好ましくは、0.1〜0.5重量部含有していてよい。含量が0.1重量部未満であれば密着力が劣化することがあり、2重量部を超える場合は、耐熱条件で剥離が発生することがある。
本発明に係る粘着剤組成物は、特に液晶セルとの接合のための偏光板用粘着剤、表面保護フィルム用粘着剤として用いればよい。また、保護フィルム、反射シート、構造用粘着シート、写真用粘着シート、車線表示用粘着シート、光学用粘着製品、電子部品用粘着剤だけではなく、一般の商業用粘着シート製品でも使用可能である。
以下、本発明の理解を助けるための好適な実施例を提示するが、下記の実施例は本発明を例示するためのものに過ぎず、本発明の範疇及び技術思想の範囲内で種々の変更や修正が可能であることは当業者にとって明白なことであり、かかる変形や修正が特許請求の範囲に属することは言うまでもない。
[製造例:アクリル系共重合体の製造]
[製造例1]
窒素ガスが還流し且つ温度調節が容易となるように冷却装置が配設された1Lの反応器にn−ブチルアクリレート(BA)86重量部、ベンジルメタクリレート(BzMA)8重量部、アクリル酸(AA)5重量部、4−ヒドロキシブチルアクリレート(4−HBA)1重量部からなる単量体混合物を投入した後、溶媒としてエチルアセテート(EA)100重量部を投入した。その後、酸素を除去するために窒素ガスを1時間にかけて投入して置換した後、温度を80℃に維持した。単量体混合物を均一に撹拌した後、反応開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル(AIBN)0.07重量部を投入し、8時間にかけて反応させ、重量平均分子量が約80万であるアクリル系共重合体(A−1)を製造した。
[製造例2〜6及び比較製造例1〜9]
前記製造例1と同様に実施し、下記の表1の単量体組成を用いてアクリル系共重合体を製造した。
このとき、下記の製造例4は、エチルアセテート(EA)130重量部を用いたことを除いては、製造例1と同様に実施し、下記の比較製造例7は、エチルアセテート(EA)200重量部を用いつつ温度を90℃に維持して行ったことを除いては、製造例1と同様に実施した。
Figure 2016519187
[実施例1〜12及び比較例1〜9]
下記の表2の組成で混合した後、メチルエチルケトンで希釈して粘着剤組成物を製造した。前記で製造された粘着剤組成物をシリコン離型剤がコーティングされた離型フィルム上に厚さが25μmになるように塗布し、100℃で1分間乾燥させて粘着層を形成した。
厚さ185μmのヨウ素系偏光板に前記製造された粘着層を粘着加工にて積層して粘着剤付き偏光板を製造した。
Figure 2016519187
[試験例]
前記実施例及び比較例で製造された粘着剤組成物、粘着剤付き偏光板の物性を、下記の方法にて測定し、その結果を下記の表3に表した。
[1.塗工性]
製造された粘着剤組成物を離型フィルム上に自動塗工機にて塗工し、塗工面を反射モードで観察して塗工筋を観察した。
<評価基準>
○:塗工筋が観察されない。
△:塗工筋が確認されるが、僅かに視認される。
×:塗工筋がはっきりと視認される。
[2.養生期間]
製造された粘着シートを23℃、65%RHで1〜10日間養生しながら、1日単位で下記の方法にてゲル分率を測定し、ゲル分率がさらに増加しない日、すなわち養生期間を測定した。
精秤した250メッシュのワイヤーメッシュ(100mm×100mm)に粘着シートの粘着剤層を約0.25g貼り付け、ゲル粉が漏れないように覆う。精密天秤で重量を正確に測定した後、ワイヤーメッシュをエチルアセテート溶液に3日間浸漬する。浸漬されたワイヤーメッシュを取り出して少量のエチルアセテート溶液で洗浄し、120℃で24時間乾燥した後、重量を測定する。測定された重量を用いて、下記の式1でゲル分率を計算した。計算されたゲル分率の値が70〜80%の範囲に含まれ、経時的な変化がない時点を基準にして養生期間を決定した。
Figure 2016519187
[前記式中、Aはワイヤーメッシュの重量(g)、Bは粘着剤層を貼り付けたワイヤーメッシュの重量(B−A:粘着剤重量、g)、Cは浸漬後に乾燥したワイヤーメッシュの重量(C−A:ゲル化した樹脂の重量、g)をそれぞれ表す。]
[3.耐久性(耐熱、耐湿熱)]
製造された粘着剤付き着偏光板を90mm×170mm大きさに切断し、離型フィルムを剥離した後、ガラス基板(110mm×190mm×0.7mm)の両面に光学吸収軸が直交するように付着して試片を作製した。このとき、加えられた圧力は5kg/cmで、気泡や異物が生じないようにクリーンルーム作業を行った。耐熱特性は、80℃の温度で1000時間放置した後の気泡や剥離の発生の有無を観察することで行い、また、耐湿熱特性は、60℃の温度及び90%RHの条件下において1000時間放置した後の気泡や剥離の発生の有無を観察することで行った。このとき、試片の状態を評価する直前に室温で24時間放置した後に観察した。
<評価基準>
◎:気泡や剥離なし。
○:気泡や剥離<5個。
△:5個≦気泡や剥離<10個。
×:10個≦気泡や剥離。
[4.光漏れ防止性の評価]
前記と同じ試片を使用して光透過度の均一性を調査するために、バックライトを利用して暗室で光の漏れる部分があるか否かを観察した。光透過均一性を試験する方法としては、塗工された偏光板(200mm×200mm)をガラス基板(210mm×210mm×0.7mm)に90°に交差して両面に貼り付けて観察する方法を採択した。光透過性の均一性は次のような基準にて評価した。
<評価基準>
◎:光透過性のムラ現象を目視では判断し難い。
○:光透過性のムラ現象が僅かにあり。
×:光透過性のムラ現象がややあり。
Figure 2016519187
前記表3に表すように、単量体としてカルボキシル基を持つ単量体を用いた本発明に係る実施例1〜12の粘着剤組成物は、高濃度及び低粘度を保ちながらも、比較例1〜9に比べて、塗工性に優れ且つ耐久性(耐熱性及び耐湿熱性)及び光漏れ防止性に優れていることを確認することができた。特に、単量体としてカルボキシル基を持つ単量体を用いない比較例1及び比較例2の場合、実施例に比べて耐久性が大きく落ちていることが分かる。さらには、カルボキシル基を持つ単量体の含量が本発明の好適な範囲外である比較例8及び9の場合、実施例に比べて耐久性が落ちるか、または塗工性が落ちていることを確認することができた。

Claims (8)

  1. カルボキシル基を持つ単量体が5〜10重量%含有された単量体を共重合して製造された、重量平均分子量(ポリスチレン換算、Mw)が50万以上のアクリル系共重合体、及び溶剤を含んでなり、
    固形分の含量が25重量%以上で、粘度が1000cP以下である粘着剤組成物。
  2. 前記アクリル系共重合体は、重量平均分子量(ポリスチレン換算、Mw)が50万〜100万である請求項1に記載の粘着剤組成物。
  3. 前記粘着剤組成物は、固形分の含量が25〜30重量%で、粘度が500〜1000cPである請求項1に記載の粘着剤組成物。
  4. 前記アクリル系共重合体を製造するための単量体が、ベンジルメタクリレート及び4−ヒドロキシブチルアクリレートを含む請求項1に記載の粘着剤組成物。
  5. 前記アクリル系共重合体を製造するための単量体が、炭素数1〜12のアルキル基を持つ(メタ)アクリレート単量体、ベンジルメタクリレート及び4−ヒドロキシブチルアクリレートを含む請求項4に記載の粘着剤組成物。
  6. 前記アクリル系共重合体を製造するための単量体は、炭素数1〜12のアルキル基を持つ(メタ)アクリレート単量体70〜85重量%、ベンジルメタクリレート5〜20重量%、4−ヒドロキシブチルアクリレート0.1〜5重量%及びカルボキシル基を持つ単量体5〜10重量%を含む請求項5に記載の粘着剤組成物。
  7. 前記アクリル系共重合体は、アミド基及び3級アミン基からなる群から選ばれた1種以上の官能基を持つ架橋性単量体をさらに含有する請求項5に記載の粘着剤組成物。
  8. 前記粘着剤組成物は、架橋剤をさらに含有する請求項1に記載の粘着剤組成物。
JP2016506228A 2013-04-02 2014-03-27 粘着剤組成物 Pending JP2016519187A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2013-0035627 2013-04-02
KR20130035627 2013-04-02
KR1020140030091A KR101991974B1 (ko) 2013-04-02 2014-03-14 점착제 조성물
KR10-2014-0030091 2014-03-14
PCT/KR2014/002621 WO2014163329A1 (ko) 2013-04-02 2014-03-27 점착제 조성물

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016519187A true JP2016519187A (ja) 2016-06-30

Family

ID=51992237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016506228A Pending JP2016519187A (ja) 2013-04-02 2014-03-27 粘着剤組成物

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP2016519187A (ja)
KR (1) KR101991974B1 (ja)
CN (1) CN105102572B (ja)
TW (1) TWI612117B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019131166A1 (ja) * 2017-12-25 2019-07-04 Dic株式会社 粘着テープ及び物品
WO2019131165A1 (ja) * 2017-12-25 2019-07-04 Dic株式会社 粘着テープ及び物品
WO2019203004A1 (ja) * 2018-04-18 2019-10-24 Dic株式会社 粘着テープ及び物品

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6730348B2 (ja) * 2017-03-29 2020-07-29 日東電工株式会社 粘着剤層付片保護偏光フィルム、画像表示装置およびその連続製造方法
CN111278940B (zh) * 2017-11-10 2022-08-02 杉金光电(苏州)有限公司 光学层合体
EP3715428B1 (en) * 2017-11-30 2022-10-26 Shanjin Optoelectronics (Suzhou) Co.,LTD. Optical laminate
JPWO2022075143A1 (ja) * 2020-10-05 2022-04-14

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004043784A (ja) * 2002-05-13 2004-02-12 Toyo Ink Mfg Co Ltd エマルジョン型粘着剤及び該粘着剤を用いてなる粘着シート
JP2005015524A (ja) * 2003-06-23 2005-01-20 Nitto Denko Corp 粘着剤組成物及び粘着製品
JP2009091406A (ja) * 2007-10-04 2009-04-30 Nippon Carbide Ind Co Inc 感圧接着剤組成物及び表面保護フィルム
JP2011001440A (ja) * 2009-06-18 2011-01-06 Toagosei Co Ltd 粘着剤組成物
JP2011021207A (ja) * 2010-11-02 2011-02-03 Nitto Denko Corp 再剥離型粘着剤および粘着シート類
WO2011152511A1 (ja) * 2010-06-04 2011-12-08 株式会社クラレ 光学フィルム用粘着剤組成物
JP2012062416A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Lintec Corp 再剥離性粘着シート
WO2012128294A1 (ja) * 2011-03-24 2012-09-27 リンテック株式会社 粘着剤、及び粘着シート

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19624281A1 (de) * 1996-06-18 1998-01-02 Basf Ag Verfahren zur Herstellung niedrigviskoser, wässriger Polymerisat-Dispersionen mit Polymervolumenkonzentrationen von wenigstens 50 Vol.-%
CN1229460C (zh) * 2002-05-13 2005-11-30 东洋油墨制造株式会社 乳液型粘合剂及使用该粘合剂形成的粘合片
JP2006301572A (ja) 2004-11-30 2006-11-02 Fuji Photo Film Co Ltd 偏光板及びこれを用いた液晶表示装置
KR101260103B1 (ko) * 2009-11-27 2013-05-02 주식회사 엘지화학 점착제 조성물, 편광판 및 액정표시장치
JP5546973B2 (ja) * 2010-07-02 2014-07-09 チェイル インダストリーズ インコーポレイテッド 粘着剤組成物、および該粘着剤を用いた光学部材
JP6097474B2 (ja) * 2010-12-13 2017-03-15 日東電工株式会社 光学フィルム用粘着剤組成物、光学フィルム用粘着剤層、粘着型光学フィルム、および画像表示装置
KR20120137266A (ko) * 2011-06-10 2012-12-20 동우 화인켐 주식회사 점착제 조성물, 이를 포함하는 편광판 및 액정표시장치
CN102816557A (zh) * 2012-08-01 2012-12-12 新疆蛛蛛网科技股份有限公司 环境友好型钻井液(efd)

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004043784A (ja) * 2002-05-13 2004-02-12 Toyo Ink Mfg Co Ltd エマルジョン型粘着剤及び該粘着剤を用いてなる粘着シート
JP2005015524A (ja) * 2003-06-23 2005-01-20 Nitto Denko Corp 粘着剤組成物及び粘着製品
JP2009091406A (ja) * 2007-10-04 2009-04-30 Nippon Carbide Ind Co Inc 感圧接着剤組成物及び表面保護フィルム
JP2011001440A (ja) * 2009-06-18 2011-01-06 Toagosei Co Ltd 粘着剤組成物
WO2011152511A1 (ja) * 2010-06-04 2011-12-08 株式会社クラレ 光学フィルム用粘着剤組成物
JP2012062416A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Lintec Corp 再剥離性粘着シート
JP2011021207A (ja) * 2010-11-02 2011-02-03 Nitto Denko Corp 再剥離型粘着剤および粘着シート類
WO2012128294A1 (ja) * 2011-03-24 2012-09-27 リンテック株式会社 粘着剤、及び粘着シート

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019131166A1 (ja) * 2017-12-25 2019-07-04 Dic株式会社 粘着テープ及び物品
WO2019131165A1 (ja) * 2017-12-25 2019-07-04 Dic株式会社 粘着テープ及び物品
WO2019203004A1 (ja) * 2018-04-18 2019-10-24 Dic株式会社 粘着テープ及び物品
JPWO2019203004A1 (ja) * 2018-04-18 2020-05-28 Dic株式会社 粘着テープ及び物品
US12012529B2 (en) 2018-04-18 2024-06-18 Dic Corporation Adhesive tape and article

Also Published As

Publication number Publication date
CN105102572B (zh) 2017-05-24
TWI612117B (zh) 2018-01-21
TW201439258A (zh) 2014-10-16
KR101991974B1 (ko) 2019-06-21
KR20140120262A (ko) 2014-10-13
CN105102572A (zh) 2015-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016519187A (ja) 粘着剤組成物
TWI486417B (zh) A polarizing plate adhesive composition, and a polarizing plate obtained by using the polarizing plate
KR20110076839A (ko) 점착제용 바인더, 그 제조방법, 이를 포함하는 점착제 조성물 및 광학 부재
KR20140142821A (ko) 아크릴계 공중합체, 이를 함유한 점착제 조성물 및 편광판
KR20140080998A (ko) 아크릴계 점착제 조성물
KR101991971B1 (ko) 아크릴계 필름용 점착제 조성물 및 이를 함유한 편광판
TWI631198B (zh) 黏著劑組合物
KR20130052498A (ko) 점착제 조성물, 이를 포함하는 편광판 및 액정표시장치
KR20120119691A (ko) 점착제 조성물, 이를 포함하는 편광판 및 액정표시장치
KR20130050041A (ko) 공중합체 및 이를 포함하는 점착제 조성물
KR20150025843A (ko) 점착제 조성물
KR20140120490A (ko) 아크릴계 공중합체, 이를 함유한 점착제 조성물 및 편광판
KR101881186B1 (ko) 점착제 조성물
KR20140011042A (ko) 점착제 조성물
TWI637973B (zh) 丙烯酸共聚物和包含丙烯酸共聚物的黏著劑組合物
KR101798904B1 (ko) 점착제 조성물
WO2014163329A1 (ko) 점착제 조성물
KR20140140872A (ko) 아크릴계 공중합체 및 이를 함유한 점착제 조성물
KR20140120063A (ko) 아크릴계 점착제 조성물
KR101837057B1 (ko) 점착제 조성물, 이를 포함하는 편광판 및 액정표시장치
KR20120091549A (ko) 점착제 조성물, 이를 포함하는 편광판 및 액정표시장치
KR20150025019A (ko) 점착제 조성물
JP2015048481A (ja) 粘着剤組成物及びこれを含む偏光板
KR20150001271A (ko) 아크릴계 점착제 조성물
TW201500498A (zh) 黏著劑組合物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160809

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170606

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170906

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171003

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180424