JP2016516599A - 非円形断面を有するクランプ部材を有するツールホルダ及びその中に切削インサートをクランプするための方法 - Google Patents

非円形断面を有するクランプ部材を有するツールホルダ及びその中に切削インサートをクランプするための方法 Download PDF

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Abstract

ツールホルダ(22)は、ホルダシャンク(30)から離れる方に延出するホルダヘッド(28)を備えた本体(26)を有する。ホルダヘッド(28)はその前方端部(34)に、ポケット支持面(36)を有するインサート受け入れポケット(32)を有する。クランプ部材(44)はホルダヘッド(28)内に保持される。クランプ部材(44)はシャフト軸線(A1)に沿って長手方向に延在するクランプシャフト(46)を含む。ロック部材(52)はクランプシャフト(46)の当接面(54)と動作的に係合する。シャフト軸線(A1)はポケット支持面(36)に交差せず、クランプシャフト(46)の、シャフト軸線(A1)に垂直に切った断面は非円形形状を有する。ツールホルダ(22)はポケット支持面(36)に向かってクランプ力(f)を誘導し、且つポケット支持面(36)に対して切削インサート(24)をクランプするように構成される。

Description

本発明の分野
本発明は、概して、金属切削工程において使用するためのツールホルダに関し、特に、溝削り、施削及び突切り作業用のツールホルダに関する。
本発明の背景技術
溝削り、施削及び突切り作業において使用されるツールホルダの分野には、ツールホルダのインサート受け入れポケット内にクランプされる切削インサートの例が多数ある。インサート受け入れポケットは上部ポケットクランプ面及び下部ポケット支持面を有する。これらツールホルダのいくつかでは、上部ポケットクランプ面と下部ポケット支持面との間に切削インサートをクランプするためにクランプ力が能動的に印加されるように構成されている。
米国特許第5,360,298号は、クランプねじの形態のクランプ部材を有するそのようなツールホルダを開示する。クランプねじは、上部ポケットクランプ面に対応付けられたツールホルダ上部の貫通穴を通過してインサート受け入れポケットから後方向に延在するクランプスロットを二分し、下部ポケット支持面に対応付けられたツールホルダの下部分にあるねじ状の穴に係合する。クランプねじはインサート受け入れポケット内の切削インサートをクランプするために締められる。
米国特許第6,814,526号は、また、引張棒の形態のクランプ部材及び止めねじの形態のロック部材を有するそのようなツールホルダを開示する。引張棒は、頭部及び円筒状シャフトを含み、円筒状シャフトは頭部から先端側方向にあるねじ状の端部部分を有する。円筒状シャフトはインサート受け入れポケットから後方向に延在するクランプスロットを二分し、上部ポケットクランプ面と対応付けられたツールホルダの上部にねじ式に保持される。頭部は下部ポケット支持面と対応付けられたツールホルダの下部に配置され、止めねじは切削インサートをインサート受け入れポケット内にクランプするために頭部に動作的に係合する。
米国特許第6,139,227号は、また、伝達ピンの形態のクランプ部材及び偏心カムの形態のロック部材を有するそのようなホルダを開示する。伝達ピンは下部ポケット支持面に対応付けられたツールホルダの下部の第1の穴内に摺動可能に保持される。第1の穴はインサート受け入れポケットの後方にあるクランプスロットに交差し、その上に、上部ポケットクランプ面に対応付けられたツールホルダの上部がある。偏心カムはツールホルダの下部にある第1の穴を横断する第2の穴内にあり、切削インサートをインサート受け入れポケット内にクランプするために伝達ピンに動作的に係合する。
本発明の目的は、改良したツールホルダを提供することである。
また、本発明の目的は、クランプ穴と、その2つの外部側面の1つとの間に冷却剤ダクトを通すのに十分なスペースを有する一方で、クランプ部材を高い引張強さによりクランプ穴内に保持する側方に薄いツールホルダを提供することである。
本発明の更なる目的は、その2つの外部側面の少なくとも1つからアクセス可能なロック部材を有するツールホルダを提供することである。
本発明の別の更なる目的は、高レベルのクランプ反復性を有するツールホルダを提供することである。
本発明の概要
本発明によれば、
ホルダシャンクから離れる方に延出するホルダヘッドを有する本体であって、ホルダヘッドがその前方端部に、ポケット支持面を有するインサート受け入れポケットを有する本体と、
ホルダヘッド内に保持されるクランプ部材であって、クランプ部材が、シャフト軸線に沿って長手方向に延在するクランプシャフトを含む、クランプ部材と、
クランプシャフトの当接面と動作的に係合するロック部材と、
を含み、
ツールホルダが、ポケット支持面に向かってクランプ力を誘導し、且つポケット支持面に対して切削インサートをクランプするように構成されており、
シャフト軸線がポケット支持面に交差せず、
クランプシャフトの、シャフト軸線に垂直に切った断面が非円形形状を有する、ツールホルダが提供される。
更に、本発明によれば、
ホルダシャンクから離れる方に前方方向に延出するホルダヘッドを有する本体であって、ホルダヘッドがその前方端部にインサート受け入れポケットを有し、インサート受け入れポケットがポケット支持面及び対向するポケットクランプ面を有する、本体と、
本体内に形成され、クランプ軸線に沿って延在するクランプ穴であって、クランプ軸線がポケット支持面に交差せず、クランプ穴の、クランプ軸線に垂直に切った断面が非円形形状を有する、クランプ穴と、
本体内に形成され、クランプ穴に交差するロック穴と、
クランプ穴内に受け入れられるように構成されたクランプ部材であって、クランプ部材が当接面を有するクランプシャフトを有する、クランプ部材と、
ロック穴内に受け入れられるように構成され、クランプ部材がクランプ穴内に受け入れられると、クランプシャフトの当接面に動作的に係合し、それによってポケットクランプ面をポケット支持面に向かって付勢するクランプ力を印加するロック部材と、
を含むツールホルダアセンブリが提供される。
本発明による切削ツールは、したがって、
上述のツールホルダアセンブリと、
ポケット支持面とポケットクランプ面との間のインサート受け入れポケット内にクランプ式に保持される切削インサートと、
を含んでもよい。
また、本発明によれば、前述のツールホルダアセンブリ及び切削インサートを含み、切削インサートが第1のインサート表面と対応付けられた作動切刃を有する、対向する第1及び第2のインサート表面を有する切削ツールを組み立てる方法が提供される。
方法は、
第2のインサート表面の一部がポケット支持面に接触した状態でホルダヘッドの前方端部の近傍に切削インサートを配置するステップと、
切削インサートをインサート受け入れポケット内へと略後方方向に摺動させるステップと、
第2のインサート表面とポケット支持面との間にクランプ力が印加されるまでロック部材を作動するステップと、
を含む。
図面の簡単な説明
より良い理解のため、ここで一点鎖線が部材の部分図の切断境界を示す添付の図面を参照し本発明を単に例として記載する。
本発明のいくつかの実施形態による切削ツールの斜視図である。 図1に示される切削ツールの側面図である。 ロック部材のない本発明のいくつかの実施形態によるツールホルダの側面図である。 クランプ部材のない図3に示されるツールホルダの頂面図である。 クランプ部材を有する、線V−Vに沿って切った図4に示されるツールホルダの部分断面図である。 図5に示されるツールホルダの詳細図である。 ロック部材を有する、線VII−VIIに沿って切った図3に示されるツールホルダの断面図である。 図7に示されるツールホルダの詳細図である。 本発明のいくつかの実施形態によるロック部材の側面図である。 本発明のいくつかの実施形態によるクランプ部材の側面図である。 本発明のいくつかの実施形態によるクランプ部材の第1の端面図である。 本発明のいくつかの実施形態によるクランプ部材の第2の端面図である。
本発明の詳細な説明
まず、本発明のいくつかの実施形態による切削ツール20を示す図1及び図2に注目されたい。切削ツール20は、切削インサート24が中に着脱可能に固定された側方に薄いツールホルダ22を含む。
図3及び図4に示すように、ツールホルダ22は焼入鋼から製造してもよく、ホルダシャンク30から離れる方に前方方向Fに延出するホルダヘッド28を備えた本体26を有し、ホルダヘッド28はその前方端部34に、ポケット支持面36を有するインサート受け入れポケット32を有する。
本発明のいくつかの実施形態では、ホルダヘッド28はホルダシャンク30に強固に固定されてもよい。
また、本発明のいくつかの実施形態では、図5に示すように、ポケット支持面36はインサート受け入れポケット32の前方の位置から見た場合に略V字形であってもよい。
本発明によれば、図2に示すように、ツールホルダ22は、ポケット支持面36に向かってクランプ力fを誘導し、切削インサート24をポケット支持面36に対してクランプするように構成されている。
図1及び図2に示すように、切削インサート24は超硬合金のプレス成形及び焼結によって製造されてもよく、対向する第1及び第2のインサート表面38,40を有し、作動切刃42が第1のインサート表面38と対応付けられ、第2のインサート表面40はポケット支持面36にクランプ接触している。
本発明によれば、図3に示すように、クランプ部材44はホルダヘッド28内に保持され、クランプ部材44は、シャフト軸線A1に沿って長手方向に延在するクランプシャフト46を含む。
本発明のいくつかの実施形態では、クランプ部材44はホルダヘッド28内のクランプ穴48内に受け入れられてもよく、且つその中に非ねじ式に保持されてもよい。
また、本発明のいくつかの実施形態では、クランプシャフト46はクランプ穴48内に摺動可能に保持されてもよい。
更に、本発明のいくつかの実施形態では、クランプシャフト46はそのシャフト軸線A1に沿う方向のみに摺動可能であってもよい。
本発明によれば、図7,8,11及び12に示すように、クランプシャフト46の、シャフト軸線A1に垂直に切った断面は非円形形状を有する。
本発明のいくつかの実施形態では、図4、7及び8に示すように、クランプ穴48はクランプ軸線A2に沿って延在してもよく、クランプ軸線A2に垂直に切った断面が非円形形状を有してもよい。
また、本発明のいくつかの実施形態では、図7及び図8に示すように、クランプ軸線A2はシャフト軸線A1と同軸であってもよく、クランプ穴48は、クランプシャフト46の、クランプ軸線A2及び/又はシャフト軸線A1に垂直に切った断面の形状に一致する非円形形状を有してもよい。
更に、本発明のいくつかの実施形態では、クランプシャフト46の長さ全体に沿ってシャフト軸線A1に垂直に切った断面は非円形形状を有してもよい。
更に、本発明のいくつかの実施形態では、クランプシャフト46の対向するシャフト端部50a,50bにおいて、シャフト軸線A1に垂直に切った2つの断面は同一の外形を有してもよい。
本発明によれば、図5及び図6に示すように、ロック部材52はクランプシャフト46の当接面54に動作的に係合する。
本発明のいくつかの実施形態では、ロック部材52はクランプシャフト46の1つの当接面54に動作的に係合してもよい。
また、本発明のいくつかの実施形態では、図10に示すように、当接面54はクランプシャフト46の外周縁面56に交差してもよい。
更に、本発明のいくつかの実施形態では、図11及び図12に示すように、当接面54はシャフト軸線A1に沿って軸方向に切ったクランプ部材44の各端面図において不可視であってもよい。
クランプシャフト46の、クランプ軸線A2及び/又はシャフト軸線A1に垂直に切った断面の形状に一致する非円形形状を有するクランプ穴48によって、ロック部材52がツールホルダ22から取り外されている場合などの、ロック部材52がクランプシャフト46の当接面54に係合していない場合を含み、クランプシャフト46はそのシャフト軸線A1を中心に回転不能であってもよい。
クランプシャフト46がそのシャフト軸線A1を中心として回転不能であることにより、ロック部材52と当接面54との間の信頼性の高い作動係合につながり、これが高レベルのクランプ反復性に有利に寄与する。
本発明のいくつかの実施形態では、ロック部材52はホルダヘッド28内のロック穴58内に受け入れられてもよく、且つその中にねじ式に保持されてもよい。
また、本発明のいくつかの実施形態では、ロック穴58はクランプ穴48に交差してもよい。
図5及び図6に示すように、当接面54は全体的にシャフト軸線A1を含むシャフト面P1の片側に位置してもよい。
本発明のいくつかの実施形態では、クランプシャフト46がシャフト面P1の各側にある1つの当接面54及び合計2つの当接面54を有するようにクランプシャフト46はシャフト面P1に関して鏡面対称を示してもよい。
また、本発明のいくつかの実施形態では、図5〜8に示すように、ロック穴58内を占めるロック部材52は全体的にシャフト面P1の片側に位置してもよい。
更に、本発明のいくつかの実施形態では、図5〜8に示すように、ロック穴58はシャフト面P1に垂直なロック軸線A3を有してもよく、ロック穴58は側方に薄いホルダヘッド28の2つの対向外部側面60a,60bの少なくとも1つに交差してもよい。
クランプシャフト46がシャフト面P1に関して鏡面対称を示す本発明の実施形態では、ロック穴58はクランプ穴48によって「遮られる」が、外部側面60a,60bの双方に向かって延在し、外部側面60a,60bの双方へと開口してもよく、したがって、ロック部材52が2つの鏡面対称の当接面54のいずれかと動作的に係合し、オペレータが2つの外部側面60a,60bのいずれかからロック部材52にアクセスすることが可能になる。
本発明のいくつかの実施形態では、図5及び図6に示すように、ロック軸線A3はクランプ軸線A2及び/又はシャフト軸線A1に垂直であってもよい。
また、本発明のいくつかの実施形態では、図4に示すように、クランプ穴48はロック軸線A3に沿う方向に最***幅WBMINを有してもよい。
ロック軸線A3に沿う方向にその最***幅WBMINを有する「非円形形状の」クランプ穴48は、クランプ穴48と外部側面60bの1つとの間に冷却剤ダクト80を通すための十分なスペースを有利に提供する。
本発明のいくつかの実施形態では、図4、7及び8に示すように、クランプ穴48の、クランプ軸線A2に垂直に切った断面は長円形形状であってもよい。
図5、6及び8〜10に示すように、当接面54は凹部軸線A4に沿って延在する載頭円錐形形状のシャフト凹部62の一部を形成してもよく、凹部軸線A4はシャフト面P1に垂直であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態では、図10に示すように、クランプ部材44はクランプシャフト46の1つのシャフト端部50bにクランプヘッド64を含んでもよく、シャフト凹部62は凹部軸線A4を含み且つシャフト軸線A1に垂直な凹部面P2を有してもよく、クランプヘッド64及び当接面54は凹部面P2の両側に位置してもよい。
また、本発明のいくつかの実施形態では、図11及び図12に示すように、クランプシャフト46はシャフト軸線A1を中心に180°回転対称を示してもよい。
更に、本発明のいくつかの実施形態では、図11及び図12に示すように、クランプヘッド64はシャフト軸線A1を中心に180°回転対称を示さなくてもよい。
図10に示すように、クランプヘッド64は、凹部面P2の方を向いてクランプシャフト46に直に隣接する頭部下面66を有してもよい。
本発明のいくつかの実施形態では、頭部下面66は実質的に平坦であり且つシャフト軸線A1に垂直であってもよく、当接面54は頭部下面66を含む頭部面P3の方を向いてもよい。
図5及び図6に示すように、凹部軸線A4はシャフト軸線A1及び/又はクランプ軸線A2に交差してもよく、当接面54は凹部軸線A4と外鋭角当接角度(external acute abutement angle)αを形成してもよい。
本発明のいくつかの実施形態では、当接角度αは45°未満及び20°超であってもよい。
図11に示すように、クランプシャフト36はシャフト軸線A1及び凹部軸線A4に垂直な方向に最大シャフト幅WSMAXを有してもよい。
凹部軸線A4に垂直なその最大シャフト幅WSMAXを有する「非円形形状の」クランプシャフト36は、シャフト凹部62の近傍において及びシャフトの長さに沿って高い引張強さを有するクランプシャフト36を有利に提供する。
本発明のいくつかの実施形態では、図7及び図8に示すように、クランプシャフト46の、シャフト軸線A1に垂直に切った断面は長円形形状であってもよい。
また、本発明のいくつかの実施形態では、図6及び図11に示すように、クランプシャフト46は凹部軸線A4に沿う方向に最小シャフト幅WSMINを有してもよく、シャフト凹部62は凹部軸線A4に沿う方向に凹部深さD1を有してもよく、凹部深さD1は最小シャフト幅WSMINの3分の1を超えてもよい。
切削インサート24をツールホルダ22内にクランプする方法は、
第2のインサート表面40の一部がポケット支持面36に接触した状態でホルダヘッド28の前方端部34の近傍に切削インサート24を配置するステップと、
切削インサート24をインサート受け入れポケット32内へと略後方方向Rに摺動させるステップと、
第2のインサート表面40とポケット支持面36との間にクランプ力fが印加されるまでロック部材52を作動するステップと、
を含む。
本発明の明細書及び特許請求の範囲全体にわたり、用語「作動する(actuating)」は、ロック部材52の、所定の方向又は所定の経路に沿う動きを開始する行為について述べるものであることを理解すべきである。
また、本発明の明細書及び特許請求の範囲全体にわたり、後方方向Rは前方方向Fのほぼ反対側であることを理解すべきである。
最小シャフト幅WSMINの3分の1を超えるシャフト凹部62の凹部深さD1は、ロック部材52が当接面54と動作的に係合するための長い経路長さを有利に提供し、これにより、第2のインサート表面40とポケット支持面36との間に印加されるクランプ力fへとロック部材52の動きを変換するための最適な当接角度αの選択が可能になる。
本発明によれば、シャフト軸線A1はポケット支持面36に交差しない。
本発明のいくつかの実施形態では、クランプ軸線A2もまたポケット支持面36に交差しなくてもよい。
また、本発明のいくつかの実施形態では、クランプ部材44は切削インサート24と接触しなくてもよい。
図3に示すように、インサート受け入れポケット32はポケット支持面36に対向するポケットクランプ面68を含んでもよく、ポケットクランプ面68とポケット支持面36はクランプ距離D2だけ間隔を空けて配置されている。
本発明のいくつかの実施形態では、ロック部材52はクランプシャフトの当接面54と動作的に係合し、ポケットクランプ面68をポケット支持面36に向かって付勢し、クランプ力fによって切削インサート24をインサート受け入れポケット32内にクランプ式に保持してもよい。
また、本発明のいくつかの実施形態では、ロック部材52は中心軸線A5を有してもよく、クランプ距離D2はその中心軸線A5を中心とした1つの方向におけるロック部材52の回転によって減少してもよく、その中心軸線A5を中心とした反対方向におけるロック部材52の回転によって増加してもよい。
更に、本発明のいくつかの実施形態では、図5及び図6に示すように、ロック部材52の中心軸線A5はロック穴58のロック軸線A3と同軸であってもよい。
図9に示すように、ロック部材52はねじ状部分72及び非ねじ状部分74を有する止めねじ70の形態であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態では、図6及び図9に示すように、非ねじ状部分74は略載頭円錐形を有する当接表面76を含んでもよく、当接表面76の一部はクランプシャフト46の当接面54に接触してもよい。
略載頭円錐形を有する当接表面76と、載頭円錐形のシャフト凹部62の一部を形成する当接面54は、シャフト凹部62の想像接触線L1に向かって「集中する」当接表面76と当接面54との間の作動係合を生じ、これにより、高レベルのクランプ反復性に有利に寄与する。
図10〜12に示すように、想像接触線L1はシャフト面P1に垂直な接触面P4内に含まれてもよい。
本発明のいくつかの実施形態では、止めねじ70の側面図において、当接表面76は外側に向かって凸状になってもよく、これにより、想像接触線L1に沿う最適に短い長さの接触が生じる。
図2に示すように、ポケットクランプ面68はホルダヘッド28の長尺状のクランプ部78に形成してもよく、長尺状のクランプ部78はインサート受け入れポケット32の後方に弾性回転軸線A6を有してもよく、切削インサート24はポケットクランプ面68とポケット支持面36との間に能動的にクランプされる。
本発明の明細書及び特許請求の範囲の全体にわたり、用語「能動的にクランプされる(actively clamped)」は、切削インサート24のクランピングが起こりうる前に、長尺状のクランプ部78の「弾性」を克服し、長尺状のクランプ部78をその弾性回転軸線A6を中心として変位する必要があるクランプ力fの印加を示すことを理解すべきである。
本発明のいくつかの実施形態では、図3及び図4に示すように、冷却剤ダクト80はクランプ部78内に延在し、ポケットクランプ面68の近傍の冷却剤排出口82へと開口し、したがって、冷却剤を切削インサート24の作動切刃42に誘導することを可能にしてもよい。
また、本発明のいくつかの実施形態では、シャフト軸線A1を中心に180°回転対称を示さないクランプヘッドの64においては、クランプ部材44がホルダヘッド28内の1つの組立位置に限定されるように、クランプヘッド64が長尺状のクランプ部78のクランプ凹部84内に埋められてもよい。
ホルダヘッド28内の1つの組立位置に限定されたクランプ部材44は高レベルのクランプ反復性に有利に寄与する。
図3及び図4に示すように、頭部下面66は、クランプ軸線A2の完全に前方に位置するクランプ凹部84の1つのクランプ領域86において長尺状のクランプ部68に係合してもよい。
クランプ凹部84の一部のみにある1つのクランプ領域86は高レベルのクランプ反復性に有利に寄与する。
クランプ軸線A2の完全に前方に位置する1つのクランプ領域86は長尺状のクランプ部78によるクランプ力fの最適な伝達を提供する。
本発明のいくつかの実施形態では、図1及び図2に示されるように、切削インサート24は刃形状であってもよく、溝削り、施削及び突切り作業に好適であってもよい。

Claims (33)

  1. ツールホルダ(22)であって、
    ホルダシャンク(30)から離れる方に延出するホルダヘッド(28)を有する本体(26)であって、前記ホルダヘッド(28)がその前方端部(34)に、ポケット支持面(36)を有するインサート受け入れポケット(32)を有する、本体(26)と、
    前記ホルダヘッド(28)内に保持されたクランプ部材(44)であって、前記クランプ部材(44)がシャフト軸線(A1)に沿って長手方向に延在するクランプシャフト(46)を含む、クランプ部材(44)と、
    前記クランプシャフト(46)の当接面(54)と動作的に係合するロック部材(52)と、
    を含み、
    前記ツールホルダ(22)が、前記ポケット支持面(36)に向かってクランプ力(f)を誘導し、且つ前記ポケット支持面(36)に対して切削インサート(24)をクランプするように構成され、
    前記シャフト軸線(A1)が前記ポケット支持面(36)に交差せず、
    前記クランプシャフト(46)の、前記シャフト軸線(A1)に垂直に切った断面が非円形形状を有する、
    ツールホルダ(22)。
  2. 前記クランプシャフト(46)の長さ全体における、前記クランプシャフト(46)の、前記シャフト軸線(A1)に垂直に切った断面が非円形形状を有する、請求項1に記載のツールホルダ(22)。
  3. 前記クランプシャフト(46)の対向するシャフト端部(50a,50b)における、前記シャフト軸線(A1)に垂直に切った2つの断面が同一の外形を有する、請求項1又は2に記載のツールホルダ(22)。
  4. 前記ロック部材(52)が前記ツールホルダ(22)から取り外されている場合を含み、前記クランプシャフト(46)がそのシャフト軸線(A1)を中心として回転不能である、請求項1〜3のいずれか一項に記載のツールホルダ(22)。
  5. 前記クランプシャフト(46)が前記シャフト軸線(A1)を中心に180°回転対称を示す、請求項1〜4のいずれか一項に記載のツールホルダ(22)。
  6. 前記ロック部材(52)が前記クランプシャフト(46)の1つの当接面(54)に動作的に係合している、請求項1〜5のいずれか一項に記載のツールホルダ(22)。
  7. 前記シャフト軸線(A1)に沿って軸方向に切った前記クランプ部材(44)の各端面図において前記当接面(54)が不可視である、請求項1〜6のいずれか一項に記載のツールホルダ(22)。
  8. 前記当接面(54)が前記クランプシャフト(46)の外周縁面(56)と交差する、請求項1〜7のいずれか一項に記載のツールホルダ(22)。
  9. 前記クランプ部材(44)が前記ホルダヘッド(28)内に非ねじ式に保持され、前記ロック部材(52)が前記ホルダヘッド(28)内にねじ式に保持される、請求項1〜8のいずれか一項に記載のツールホルダ(22)。
  10. 前記クランプシャフト(46)が前記ホルダヘッド(28)のクランプ穴(48)内に摺動可能に保持される、請求項1〜9のいずれか一項に記載のツールホルダ(22)。
  11. 前記クランプシャフト(46)がそのシャフト軸線(A1)に沿う方向のみに摺動可能である、請求項10に記載のツールホルダ(22)。
  12. 前記クランプ穴(48)が前記シャフト軸線(A1)と同軸のクランプ軸線(A2)に沿って延在し、
    前記クランプ穴(48)が、前記クランプシャフト(46)の、前記クランプ軸線(A2)に垂直に切った断面の形状に一致する非円形形状を有する、請求項10又は11に記載のツールホルダ(22)。
  13. 前記当接面(54)が、全体的に、前記シャフト軸線(A1)を含むシャフト面(P1)の片側に位置する、請求項1〜12のいずれか一項に記載のツールホルダ(22)。
  14. 前記クランプシャフト(46)が前記シャフト面(P1)に関して鏡面対称を示す、請求項13に記載のツールホルダ(22)。
  15. 前記ロック部材(52)が前記ホルダヘッド(28)のロック穴(58)を占め、
    前記ロック部材(52)が全体的に前記シャフト面(P1)の片側に位置する、請求項13又は14に記載のツールホルダ(22)。
  16. 前記ロック穴(58)が前記シャフト面(P1)に垂直なロック軸線(A3)を有し、
    前記ロック穴(58)が前記ホルダヘッド(28)の2つの対向外部側面(60a,60b)の少なくとも1つと交差する、請求項15に記載のツールホルダ(22)。
  17. 前記当接面(54)が凹部軸線(A4)に沿って延在する載頭円錐形のシャフト凹部(62)の一部を形成し、
    前記凹部軸線(A4)が前記シャフト面(P1)に垂直である、
    請求項13〜16のいずれか一項に記載のツールホルダ(22)。
  18. 前記クランプ部材(44)が前記クランプシャフト(46)の1つのシャフト端部(50b)にクランプヘッド(64)を含み、
    前記シャフト凹部(62)が、前記凹部軸線(A4)を含み且つ前記シャフト軸線(A1)に垂直な凹部面(P2)を有し、
    前記クランプヘッド(64)及び前記当接面(54)が前記凹部面(P2)の両側に位置する、
    請求項17に記載のツールホルダ(22)。
  19. 前記クランプヘッド(64)が前記シャフト軸線(A1)を中心に180°回転対称を示さない、請求項18に記載のツールホルダ(22)。
  20. 前記クランプシャフト(46)が、前記シャフト軸線(A1)及び前記凹部軸線(A4)に垂直な方向に最大シャフト幅(WSMAX)を有する、請求項17〜19のいずれか一項に記載のツールホルダ(22)。
  21. 前記クランプシャフト(46)が前記凹部軸線(A4)に沿う方向に最小シャフト幅(WSMIN)を有し、前記シャフト凹部(62)が前記凹部軸線(A4)に沿う方向に凹部深さ(D1)を有し、
    前記凹部深さ(D1)が前記最小シャフト幅(WSMIN)の3分の1を超える、
    請求項17〜20のいずれか一項に記載のツールホルダ(22)。
  22. 前記インサート受け入れポケット(32)が前記ポケット支持面(36)に対向するポケットクランプ面(68)を含み、
    前記ポケットクランプ面(68)及び前記ポケット支持面(36)がクランプ距離(D2)だけ間隔を空けて配置されている、請求項1〜21のいずれか一項に記載のツールホルダ(22)。
  23. 前記ポケットクランプ面(68)が前記ホルダヘッド(28)の長尺状のクランプ部(78)に形成され、
    冷却剤ダクト(80)が前記クランプ部(78)内に延在し、前記ポケットクランプ面(68)に隣接する冷却剤排出口(82)へと開口する、
    請求項22に記載のツールホルダ(22)。
  24. 前記ロック部材(52)が中心軸線(A5)を有し、
    前記クランプ距離(D2)が、前記ロック部材(52)の、その中心軸線(A5)を中心とした1つの方向における回転によって減少し、前記ロック部材(52)の、その中心軸線(A5)を中心とした反対方向における回転によって増加する、
    請求項22又は23に記載のツールホルダ(22)。
  25. ホルダシャンク(30)から離れる方に前方方向(F)に延出するホルダヘッド(28)を有する本体(26)であって、前記ホルダヘッド(28)がその前方端部(34)にインサート受け入れポケット(32)を有し、前記インサート受け入れポケット(32)がポケット支持面(36)及び対向するポケットクランプ面(68)を有する本体(26)と、
    前記本体(26)内に形成され、クランプ軸線(A2)に沿って延在するクランプ穴(48)であって、前記クランプ軸線(A2)が前記ポケット支持面(36)に交差せず、前記クランプ穴(48)の、前記クランプ軸線(A2)に垂直に切った断面が非円形形状を有する、クランプ穴(48)と、
    前記本体(26)内に形成され、前記クランプ穴(48)に交差するロック穴(58)と、
    前記クランプ穴(48)に受け入れられるように構成されたクランプ部材(44)であって、前記クランプ部材(44)が当接面(54)を有するクランプシャフト(46)を有するクランプ部材(44)と、
    前記ロック穴(58)に受け入れられるように構成され、前記クランプ部材(44)が前記クランプ穴(48)に受け入れられると、前記クランプシャフトの当接面(54)に動作的に係合し、それによって前記ポケットクランプ面(68)を前記ポケット支持面(36)に向かって付勢するクランプ力(f)を印加するロック部材(52)と、
    を含む、ツールホルダ(22)アセンブリ。
  26. 前記クランプ部材(44)が前記クランプ穴(48)に受け入れられると、前記クランプシャフト(46)が前記クランプ軸線(A2)と同軸のシャフト軸線(A1)に沿って長手方向に延在し、
    前記クランプシャフト(46)の、前記シャフト軸線(A1)に垂直に切った断面が、前記クランプ穴(48)の形状に一致する非円形形状を有する、
    請求項25に記載のツールホルダ(22)アセンブリ。
  27. 前記クランプ部材(44)が前記クランプ穴(48)に受け入れられると、前記クランプ部材(44)が前記クランプ穴(48)内に非ねじ式に保持され、前記ロック部材(52)が前記ロック穴(58)内にねじ式に保持される、請求項25又は26に記載のツールホルダ(22)アセンブリ。
  28. 前記ロック穴(58)が前記クランプ軸線(A2)に垂直なロック軸線(A3)を有し、
    前記ロック穴(58)が前記ホルダヘッド(28)の2つの対向外部側面(60a,60b)の少なくとも1つと交差する、請求項25〜27のいずれか一項に記載のツールホルダ(22)アセンブリ。
  29. 前記クランプ穴(48)が前記ロック軸線(A3)に沿う方向に最***幅(WBMIN)を有する、請求項28に記載のツールホルダ(22)アセンブリ。
  30. 前記クランプ部材(44)が前記クランプ穴(48)に受け入れられると、前記ロック部材(52)が前記クランプシャフト(46)の前記当接面(54)に係合していない場合であっても前記クランプシャフト(46)がその長手方向に延在するシャフト軸線(A1)を中心として回転不能になる、請求項25〜29のいずれか一項に記載のツールホルダ(22)アセンブリ。
  31. 請求項25〜30のいずれか一項に記載のツールホルダ(22)アセンブリと、
    前記ポケット支持面(36)と前記ポケットクランプ面(68)との間の前記インサート受け入れポケット(32)内にクランプ式に保持される切削インサート(24)と、
    を含む、切削ツール(20)。
  32. 請求項25〜30のいずれか一項に記載のツールホルダ(22)アセンブリと、切削インサート(24)であって、前記切削インサート(24)が、対向する第1のインサート表面及び第2のインサート表面(38,40)を有し、作動切刃(42)が前記第1のインサート表面(38)に対応付けられている、切削インサート(24)と、を含む切削ツール(20)を組み立てる方法であって、
    前記第2のインサート表面(40)の一部がポケット支持面(36)に接触した状態でホルダヘッド(28)の前方端部(34)の近傍に前記切削インサート(24)を配置するステップと、
    前記切削インサート(24)をインサート受け入れポケット(32)内へと略後方方向(R)に摺動させるステップと、
    前記第2のインサート表面(40)と前記ポケット支持面(36)との間にクランプ力(f)が印加されるまでロック部材(52)を作動するステップと、
    を含む、方法。
  33. ホルダシャンク(30)から離れる方に延出するホルダヘッド(28)を有する本体(26)であって、前記ホルダヘッド(28)がその前方端部(34)に、ポケット支持面(36)を有するインサート受け入れポケット(32)を有する本体(26)と、
    前記本体(26)内に形成され、クランプ軸線(A2)に沿って延在し、前記クランプ軸線(A2)が前記ポケット支持面(36)に交差しないクランプ穴(48)と、
    前記本体(26)内に形成され、前記クランプ穴(48)に交差するロック穴(58)と、
    前記クランプ穴(48)に受け入れられるように構成されたクランプ部材(44)であって、前記クランプ部材(44)がシャフト軸線(A1)に沿って長手方向に延在するクランプシャフト(46)を有する、クランプ部材(44)と、
    前記ロック穴(58)に受け入れられるように構成され、前記クランプ部材(44)が前記クランプ穴(48)に受け入れられると、前記クランプシャフト(46)の当接面(54)と動作的に係合するロック部材(52)と、
    を含み、
    前記クランプ部材(44)が前記クランプ穴(48)に受け入れられると、前記ロック部材(52)が前記クランプシャフト(46)の前記当接面(54)に係合していない場合であっても前記クランプシャフト(46)が前記シャフト軸線(A1)を中心として回転不能になる、
    ツールホルダ(22)アセンブリ。
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