JP2016224399A - プロジェクター - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却対象の防塵性を高め、冷却ファンの容易な交換が可能なプロジェクターを提供する。【解決手段】プロジェクターは、循環冷却装置5と、循環冷却装置5の外側に配置され、プロジェクターを制御する制御部10と、循環冷却装置5および制御部10を収納し、外装を構成する外装筐体と、を備える。循環冷却装置5は、密閉筐体内に配置され、冷却気体を冷却対象に送風する冷却ファン53と、冷却対象を冷却した気体の熱を吸熱する吸熱部55と、密閉筐体とで密閉空間を形成し、冷却ファン53と制御部10との電気的接続を中継する中継部8と、を備え、中継部8は、密閉空間側となる内面に冷却ファン53と電気的に接続される接続部材、および密閉空間側とは反対側となる外面に制御部10と電気的に接続される接続部材を有する両面基板を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、プロジェクターに関する。
従来、光源と、光源から射出された光を画像情報に応じて変調する光変調装置と、光変調装置で変調した光を投写する投写光学装置とを備え、スクリーン等の投写面に画像を投写するプロジェクターが知られている。近年、光源の高輝度化と共に、コンサート等が行われる広い会場で使用しても塵埃等による画質の劣化を抑制できるプロジェクターが求められている。そこで、光変調装置等の光学素子を防塵化して効率良く冷却するためのプロジェクターが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のプロジェクターは、密閉構造を構成する空冷ユニット、および制御基板を備え、空冷ユニットは、複数のダクト部材、密閉構造内に配置される循環ファン、および熱交換器を有している。そして、冷却対象としての光変調装置は、密閉構造内に配置され、循環ファンにて循環された密閉構造内の空気によって冷却される。
特開2009−133988号公報
特許文献1には開示されていないが、循環ファンは制御基板によって制御されると考えられる。このため、循環ファンと制御基板とを電気的に接続するために、密閉構造には、循環ファンのケーブルが挿通される挿通孔が設けられ、さらに挿通孔とケーブルとの隙間を埋めるクッション材等の部材が設けられていると考えられる。しかしながら、このような技術では、ケーブルの配線処理やクッション材等の部材を配置する作業が煩雑化することが考えられる。また、循環ファンの修理や交換を行うために、制御基板が露出するまでプロジェクターを分解し、循環ファンのケーブルを制御基板から取り外す必要がある。すなわち、特許文献1に記載のプロジェクターでは、空冷ユニットの製造や、密閉構造内に配置される循環ファン等の電子部品の修理や交換の作業が煩雑化するという課題がある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係るプロジェクターは、光源および光変調装置を備え、画像を投写するプロジェクターであって、冷却対象を内部に収納する密閉筐体を有し、前記密閉筐体内に冷却気体を循環させることにより前記冷却対象を冷却する循環冷却装置と、前記循環冷却装置の外側に配置され、当該プロジェクターを制御する制御部と、前記循環冷却装置および前記制御部を収納し、外装を構成する外装筐体と、を備え、前記循環冷却装置は、前記密閉筐体内に配置され、冷却気体を前記冷却対象に送風する冷却ファンと、前記冷却対象を冷却した気体の熱を吸熱する吸熱部と、前記密閉筐体とで密閉空間を形成し、前記冷却ファンと前記制御部との電気的接続を中継する中継部と、を備え、前記中継部は、前記密閉空間側となる内面に前記冷却ファンと電気的に接続される接続部材、および前記密閉空間側とは反対側となる外面に前記制御部と電気的に接続される接続部材を有する両面基板を備えることを特徴とする。
この構成によれば、循環冷却装置は、密閉空間に配置される冷却ファンと密閉空間の外部に配置された制御部とを電気的に中継する中継部を備え、中継部は、密閉筐体とで密閉空間を形成する。そして、冷却対象は、冷却ファンと共にこの密閉空間に配置されて冷却される。すなわち、循環冷却装置は、中継部を利用して密閉空間を形成する構成なので、ケーブルが密閉空間の内側から外側に亘って配線される構成に比べ、ケーブルの挿通孔とケーブルとの隙間を埋める部材が不要になることや、ケーブルの配線処理等の簡素化が可能となる。よって、プロジェクターは、容易な製造が可能な循環冷却装置を備え、外部の塵埃が密閉空間内の冷却対象(例えば、光学素子等)に付着することを防止して冷却対象を冷却することが可能となる。
また、中継部は、両面基板の内面、外面に、上述した接続部材が設けられて制御部と接続されている。これによって、制御部が露出するまでプロジェクターを分解することなく、内面の接続部材が露出するように分解することで、密閉空間に配置された冷却ファンを容易に取り出すことができる。よって、冷却ファンの修理や交換作業の簡素化が可能となる。
[適用例2]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記中継部は、前記両面基板の端面を覆い、前記密閉筐体に密着して配置される弾性部材を備えることが好ましい。
この構成によれば、両面基板が製造時の切断加工等により端面からゴミが発生しやすくなるように加工された場合であっても、弾性部材がこの端面を覆うので、中継部からのゴミの発生を防止することが可能となる。また、弾性部材が密閉筐体に密着するので、密閉空間を確実に形成することが可能となる。
[適用例3]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記循環冷却装置は、前記密閉空間に配置され、前記吸熱部によって吸熱された冷却気体を前記第2収納部内に循環させる循環ファンをさらに備え、前記両面基板は、前記内面に前記循環ファンと電気的に接続される接続部材を有し、前記循環ファンと前記制御部との電気的接続を中継することが好ましい。
この構成によれば、循環冷却装置は、上述した循環ファンをさらに備えるので、密閉空間内に積極的に冷却気体が供給され、冷却対象のより効率的な冷却が可能となる。そして、この循環ファンにおいても中継部を介して制御部に接続されている。よって、密閉空間内に冷却ファンおよび循環ファンが配置される構成であっても、密閉空間を構成しつつ、制御部から冷却ファンおよび循環ファンを制御する構成が可能となる。また、冷却ファンと同様に循環ファンの修理や交換を容易に行うことが可能となる。
[適用例4]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記密閉空間の外側に配置される電子部品を備え、前記両面基板は、前記外面に前記電子部品と電気的に接続される接続部材を有し、前記制御部と前記電子部品とを電気的に中継することが好ましい。
この構成によれば、両面基板を利用して、密閉空間の外側に配置された電子部品を制御部と電気的に接続することができる。よって、密閉空間の外側に配置される電子部品においても、修理や交換を容易に行うことが可能となる。
[適用例5]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記密閉筐体は、前記冷却対象を収納する第1収納部と、前記冷却ファンを収納し、前記中継部により閉塞される開口部を有する第2収納部と、で構成されることが好ましい。
この構成によれば、冷却対象と冷却ファンとが離れた位置に配置されるように構成されても、密閉筐体の大型化を抑制して密閉筐体を容易に形成することが可能となる。よって、冷却ファンの配置位置の自由度を高めることや、大型化を抑制して循環冷却装置を構成することが可能となる。
[適用例6]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記第2収納部は、前記冷却ファンが取り付けられる取付側筐体、および前記取付側筐体とで前記冷却ファンを収納し、前記取付側筐体に着脱可能に取り付けられるカバー側筐体、を備え、前記中継部は、前記取付側筐体と前記カバー側筐体とに挟持されて前記第2収納部に配置されることが好ましい。
この構成によれば、ネジ等の固定部材を用いることなく、中継部を所定の位置に配置することができる。よって、部品点数の増加の抑制や、中継部および第2収納部の小型化が可能となる。
[適用例7]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記外装筐体は、内部の一部を露出させる露出用開口部、および前記露出用開口部を閉塞する蓋部材を有し、前記第2収納部は、前記蓋部材が取り外されることで、前記カバー側筐体が前記露出用開口部から露出するように配置されることが好ましい。
この構成によれば、蓋部材が取り外されると、カバー側筐体が露出するので、ユーザーは、カバー側筐体を取り外すことで、冷却ファン、および両面基板の内面に配置される接続部材を露出させることができる。よって、冷却ファンの修理や交換作業のさらなる簡素化が可能となる。
[適用例8]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記外装筐体は、内部の一部を露出させる露出用開口部、および前記カバー側筐体と一体化され、前記露出用開口部を閉塞する蓋体を有し、前記第2収納部は、前記取付側筐体の内部が前記露出用開口部から露出するように配置されていることが好ましい。
この構成によれば、部品点数を削減して第2収納部の形成および中継部の固定が可能となる。また、ユーザーは、蓋体を取り外すことで、取付側筐体内に配置される冷却ファンや両面基板の内面に配置される接続部材を露出させることができるので、冷却ファン等の修理や交換作業のさらなる簡素化が可能となる。
[適用例9]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記外装筐体は、当該プロジェクターが載置される載置面に対向する底面を有し、前記中継部は、前記両面基板が前記底面に対して起立するように配置されることが好ましい。
この構成によれば、両面基板が外装筐体の底面に対して起立するように配置されるので、第2収納部のこの底面に沿う方向の大型化を抑制できると共に、中継部を配置する位置の自由度が向上する。
本実施形態のプロジェクターの主な構成を示す模式図。 本実施形態のプロジェクターの外観を模式的に示す斜視図。 本実施形態の循環冷却装置および放熱装置の主な構成を示すブロック図。 本実施形態の第2収納部を下方斜めから見た斜視図。 本実施形態の第2収納部を下方斜めから見た分解斜視図。 本実施形態の第2収納部を上方斜めから見た分解斜視図。 本実施形態のカバー側筐体を取り外した状態の第2収納部および第2収納部内に配置される部材を示す斜視図。 本実施形態の中継部の斜視図。 本実施形態の中継部近傍の第2収納部の断面図。 本実施形態のプロジェクターを底面側から見た斜視図であり、蓋部材を取り外した状態の図。 本実施形態のプロジェクターを底面側から見た斜視図であり、蓋部材およびカバー側筐体を取り外した状態の図。 変形例のプロジェクターを説明するための図。 変形例のプロジェクターにおける蓋体の斜視図。
以下、本実施形態に係るプロジェクターについて、図面を参照して説明する。
本実施形態のプロジェクターは、光源から射出された光を画像情報に応じて変調し、変調した光をスクリーン等の投写面に拡大投写する。また、本実施形態のプロジェクターは、机上等に載置され、投写面に横長の画像を投写する横置き姿勢、および投写面に対向する側から見て、横置き姿勢から90°回転され、投写面に縦長の画像を投写する縦置き姿勢が可能に構成されている。
〔プロジェクターの主な構成〕
図1は、本実施形態のプロジェクター1の主な構成を示す模式図である。図2は、プロジェクター1の外観を模式的に示す斜視図である。
プロジェクター1は、図1、図2に示すように、外装を構成する外装筐体2、制御部10、照明装置31を有する光学ユニット3、および冷却装置4を備えている。なお、図示は省略するが、外装筐体2の内部には、さらに、照明装置31や制御部10に電力を供給する電源装置等が配置されている。また、以下では、説明の便宜上、横置き姿勢のプロジェクター1において、投写面側を+Y側(前側)、投写面に対向する側からみた右側を+X側、鉛直方向上側を+Z側として記載する。
外装筐体2は、詳細な説明は省略するが、複数の部材が組み合わされて構成され、制御部10、光学ユニット3、および冷却装置4等を収納する。外装筐体2は、図2に示すように、横置き姿勢において、上側となる上面2U、プロジェクター1が載置される載置面に対向する底面2D、前側となる前面2F、後側となる後面2B、および左右の側面2L,2Rを有している。そして、上面2Uには、プロジェクター1が持ち運ばれる際等にユーザーに把持される一対のハンドル21が設けられ、底面2Dには、載置面に当接し、プロジェクター1を支持する脚部22、および蓋部材23(いずれも図10参照)が設けられている。また、外装筐体2には、図示は省略するが、外気を取り込む吸気口や、内部の暖まった空気が排出される排気口等が設けられている。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の回路素子が実装された回路基板を有し、光学ユニット3および冷却装置4の外側に配置される。制御部10は、コンピューターとして機能するものであり、プロジェクター1の動作の制御、例えば、画像の投写に関わる制御や冷却装置4の動作に関わる制御等を行う。
光学ユニット3は、照明装置31から射出された光を制御部10による制御の下、画像情報に応じて変調し、変調した光を投写面に投写する。
光学ユニット3は、図1に示すように、照明装置31に加え、インテグレーター照明光学系32、色分離光学系33、光変調装置341を有する光学装置34、投写光学装置としての投写レンズ35、およびこれら各部材を収納する光学部品用筐体36を備える。
照明装置31は、互いに対向して配置される一対の光源装置31A,31B、および一対の光源装置31A,31Bの間に配置される反射ミラー31Cを備える。
一対の光源装置31A,31Bは、同様の構成を有し、放電型の光源311、リフレクター312、およびこれらを収納する光源用筐体313をそれぞれ備える。そして、一対の光源装置31A,31Bは、反射ミラー31Cに向けて光を射出する。
反射ミラー31Cは、光源装置31A,31Bから射出された光を同一方向(+Y方向)に反射し、インテグレーター照明光学系32に入射させる。
インテグレーター照明光学系32は、UVフィルター321、第1レンズアレイ322、第2レンズアレイ324、偏光変換素子325および重畳レンズ326を備える。第1レンズアレイ322、第2レンズアレイ324、および重畳レンズ326は、光源装置31A,31Bから射出された光を光変調装置341の表面で略均一化させる。偏光変換素子325は、第2レンズアレイ324から射出されたランダム光を光変調装置341で利用可能な第1の直線偏光光に揃える。
色分離光学系33は、ダイクロイックミラー331,332、反射ミラー333〜336、およびリレーレンズ337を備え、インテグレーター照明光学系32から射出された光を赤色光(R光)、緑色光(G光)、および青色光(B光)に分離し、光学装置34に導く。
光学装置34は、色光毎に設けられたフィールドレンズ340、光変調装置341、および色合成光学装置としてのクロスダイクロイックプリズム344を備える。R光、G光、B光用の光変調装置341を、それぞれ341R,341G,341Bとする。
各光変調装置341は、透過型の液晶パネル、液晶パネルの光入射側、光射出側にそれぞれ配置された入射側偏光板、射出側偏光板を備え、各色光を画像情報に応じて変調する。クロスダイクロイックプリズム344は、光変調装置341R,341Bにて変調されたR光およびB光を反射し、光変調装置341Gにて変調されたG光を透過して、3色の変調された光を合成する。
投写レンズ35は、クロスダイクロイックプリズム344側に配置されるレンズ351を含む複数のレンズを有して構成され、クロスダイクロイックプリズム344にて合成された光を投写面上に拡大投写する。
冷却装置4は、循環冷却装置5、放熱装置6(図3参照)、および送風ファン41,42やダクト部材411(図5参照)等を備える。
循環冷却装置5は、密閉空間100(図3参照)を有し、この密閉空間100に冷却気体(本実施形態では冷却空気)を循環させ、密閉空間100に配置される冷却対象としての光変調装置341を冷却するように構成されている。なお、冷却気体として用いる気体は、空気に限らず、ヘリウム等の気体であってもよい。
放熱装置6は、循環冷却装置5で発する熱を放熱するように構成されている。循環冷却装置5および放熱装置6について後で詳細に説明する。
送風ファン41は、冷却空気を送風し、ダクト部材411は、送風ファン41から送風された冷却空気を偏光変換素子325に導く。送風ファン42は、図示しないダクト部材等を介して反射ミラー31C等に冷却空気を送風する。なお、詳細な説明は省略するが、プロジェクター1内には、照明装置31や電源装置等を冷却するためのファンや、このファンから送風された冷却空気を導くダクト部材等が配置されている。
〔循環冷却装置および放熱装置の構成〕
ここで循環冷却装置5および放熱装置6について詳細に説明する。
図3は、循環冷却装置5および放熱装置6の主な構成を示すブロック図である。
循環冷却装置5は、図3に示すように、第1収納部51、第2収納部52、冷却ファン53、ダクト部材54、吸熱部55、循環ファン56、温度検出部57、および中継部8を備える。また、第1収納部51および第2収納部52は、密閉筐体を構成し、この密閉筐体は、中継部8とで密閉空間100を形成する。密閉空間100は、この密閉筐体外の空気が内部に流入しにくい密閉構造として構成されている。
第1収納部51は、詳細な図は省略するが、図1に示すように、光学部品用筐体36、フィールドレンズ340、および投写レンズ35のレンズ351等を用いて構成され、図3に示すように、光学装置34および吸熱部55を収納する。なお、詳細な説明は省略するが、光変調装置341は、フレキシブル回路基板等で制御部10と接続されており、光学部品用筐体36には、このフレキシブル回路基板が挿通される挿通孔が設けられている。そして、フレキシブル回路基板の周囲には弾性部材等が配置され、フレキシブル回路基板と挿通孔との間に隙間が生じないように構成されている。すなわち、この弾性部材も第1収納部51を構成する部材となる。
第2収納部52は、後で詳細に説明するが、光学部品用筐体36の下方に配置され(図1参照)、図3に示すように、冷却ファン53、ダクト部材54、循環ファン56、温度検出部57を収納する。第2収納部52の内部は、循環ファン56およびダクト部材54を介して第1収納部51の内部と連通している。
冷却ファン53は、3つ設けられ(冷却ファン53R,53G,53B)、第2収納部52内に配置される。
冷却ファン53R,53G,53Bは、羽根の回転中心軸に沿う方向から取り込んだ冷却空気を回転接線方向に吐出するシロッコファンであり、第2収納部52内の冷却空気をダクト部材54を介して、第1収納部51内の3つの光変調装置341個別に送風する。具体的に、冷却ファン53Rは、光変調装置341Rに冷却空気を送風し、冷却ファン53Gは、光変調装置341Gに冷却空気を送風する。そして、冷却ファン53Bは、光変調装置341Bに冷却空気を送風する。
ダクト部材54は、内部に3つの流路を有し、冷却ファン53R,53G,53Bから吐出される冷却空気を光変調装置341R,341G,341Bにそれぞれ導くように形成されている。
吸熱部55は、放熱装置6の流通管65に接続されており、光変調装置341を冷却した空気の熱を吸熱し、吸熱した熱を流通管65内の液体に伝導させる。この液体としては、水やプロピレングリコール等を例示することができる。
循環ファン56は、軸流ファンで2つ設けられており、吸熱部55近傍の第2収納部52内に配置される。循環ファン56は、吸熱部55によって吸熱された冷却空気を第2収納部52内に循環させる。
温度検出部57は、第2収納部52内の温度を検出し、検出結果を制御部10に出力する。制御部10は、温度検出部57の検出結果に基づいて、冷却ファン53および循環ファン56の羽根の回転速度を制御する。
中継部8は、後で詳細に説明するが、両面基板81を有し、図3に示すように、第2収納部52における密閉空間100に配置される複数の電子部品(冷却ファン53R,53G,53B、循環ファン561,562、および温度検出部57)と制御部10との電気的接続を中継する機能、および、第1収納部51および第2収納部52とで密閉空間100を形成する機能を有している。
放熱装置6は、タンク61、ポンプ62、熱交換部63、放熱用ファン64、および複数の流通管65を備える。
タンク61は、流通管65を介して吸熱部55およびポンプ62と接続されており、液体を貯留し、流通管65で接続される環状の流路にこの液体を供給する。
ポンプ62は、流通管65を介してタンク61および熱交換部63と接続されており、環状の流路に沿って液体を循環させる。
熱交換部63は、詳細な説明は省略するが、受熱部、熱電変換素子としてのペルチェ素子、およびヒートシンク等を備え、流通管65を介してポンプ62および吸熱部55と接続されている。熱交換部63は、吸熱部55が吸熱し、流通管65内の液体に伝導された熱を受熱部が受熱し、ペルチェ素子等を介してヒートシンクに伝導させる。
放熱用ファン64は、熱交換部63のヒートシンクに冷却空気を送風し、発熱したヒートシンクの熱を放熱させる。
〔第2収納部および第2収納部内の構成〕
ここで第2収納部52および第2収納部52内の構成について詳細に説明する。
図4は、第2収納部52を下方斜めから見た斜視図である。図5は、第2収納部52を下方斜めから見た分解斜視図である。図6は、第2収納部52を上方斜めから見た分解斜視図である。
図4〜図6に示すように、第2収納部52は、平面視矩形の箱状に形成されており、冷却ファン53、循環ファン56、温度検出部57、送風ファン41およびダクト部材411が取り付けられる取付側筐体52A、および取付側筐体52Aとでこれらの電子部品を収納するカバー側筐体52Bを備える。
具体的に、第2収納部52は、前述したように、光学部品用筐体36(図1参照)の下方に配置されており、取付側筐体52Aは、X−Y平面に略沿い、光学部品用筐体36側となる上面部521(図6参照)、および上面部521の周縁からカバー側筐体52Bに向かって突出する側面部522を有している。
また、−Y側の側面部522は、図5に示すように、−X側端部近傍が+Y方向に屈曲するように形成された側面部5221を有しており、この側面部5221の−Y側には、上面部521が延出して突出する部位、およびこの部位の周縁から立設する立設部を有する補助取付部527aが形成されている。
カバー側筐体52Bは、図5に示すように、上面部521に対向する底面部523、および底面部523の周縁から取付側筐体52Aに向かって突出する側面部524を有している。−Y側の側面部524は、取付側筐体52Aの側面部5221に倣うように形成された側面部5241を有し、側面部5241の−Y側には、中央に開口部5271bが形成され、取付側筐体52Aの補助取付部527aの周縁に倣う形状を有する補助カバー部527bが形成されている。
取付側筐体52Aは、光学部品用筐体36にネジ固定され、カバー側筐体52Bは、ネジによって着脱可能に取付側筐体52Aに取り付けられる。
このように、第2収納部52には、上面部521、底面部523、および側面部522,524が設けられ、これらの部位と中継部8で囲まれた領域が第2収納部52における密閉空間100として形成される。すなわち、補助取付部527aおよび補助カバー部527bは、密閉空間100の外側に形成されている。
また、カバー側筐体52Bには、図5に示すように、−Y側の側面部524に、矩形状の切欠き5242が形成され、図6に示すように、切欠き5242近傍の底面部523に一対の突起部5231が形成されている。切欠き5242は、第2収納部52に設けられた開口部に相当する。一対の突起部5231は、中継部8を支持するための部位であり、詳細な形状は後述する。
2つの循環ファン56は、図5に示すように、取付側筐体52Aの−X側端部近傍にY方向に沿って配置される(2つの循環ファン56のうち、+Y側に配置される循環ファン56を561、−Y側に配置される循環ファン56を562とする)。また、循環ファン561,562は、羽根の回転中心軸56jがZ方向に沿うように配置される。
取付側筐体52Aの上面部521には、図6に示すように、循環ファン561,562の羽根が露出する通気孔525が形成されており、この通気孔525の近傍には、吸熱部55(図3参照)が配置される。循環ファン561,562は、この通気孔525から取り込んだ冷却空気を第2収納部52内に循環させる。
また、取付側筐体52Aには、図6に示すように、周縁部が突出し、ダクト部材54の一部が挿通される挿通孔526が形成されている。この挿通孔526は、光学装置34(図1参照)の下方に位置するように形成されている。
冷却ファン53R,53G,53Bは、前述したようにシロッコファンであり、図5に示すように、羽根が収納され、片側の側面に吸気口53iが形成された円柱部531、および円柱部531から突出し、吐出口(図示省略)が形成された突出部532を有している。
冷却ファン53R,53G,53Bは、循環ファン561,562の+X方向に、循環ファン561,562から近い順に冷却ファン53B、冷却ファン53G、冷却ファン53Rで配置される。
また、冷却ファン53R,53G,53Bは、羽根の回転中心軸53jがZ方向に沿い、吸気口53iがカバー側筐体52B側(底面部523側)を向き、吐出口が+Y側を向いて配置される。すなわち、循環ファン561,562および冷却ファン53R,53G,53Bは、それぞれの回転中心軸56j,53jが同一方向に沿うように配置される。
送風ファン41およびダクト部材411は、図5に示すように、補助取付部527aに取り付けられる。
送風ファン41は、両側に吸気口41iを有するシロッコファンで、羽根の回転中心軸41jがZ方向に沿うように配置される。そして、補助取付部527aには、+Z側の吸気口41iに対向して開口部5271a(図6参照)が形成されている。なお、−Z側の吸気口41iには、補助カバー部527bの前述した開口部5271bから空気が流入する。
また、補助取付部527aには、図6に示すように、周縁部が+Z方向に突出し、ダクト部材411に導かれた冷却空気が流出する流出口5272が形成されている。この流出口5272は、偏光変換素子325(図1参照)の下方に位置するように形成されている。
ダクト部材54は、前述したように、冷却ファン53R,53G,53Bから吐出される冷却空気を光変調装置341R,341G,341Bにそれぞれ導くように形成されている。具体的に、ダクト部材54は、図5に示すように、冷却ファン53Rから吐出された冷却空気を光変調装置341Rに導く流路形成部54R、冷却ファン53Gから吐出された冷却空気を光変調装置341Gに導く流路形成部54G、および冷却ファン53Bから吐出された冷却空気を光変調装置341Bに導く流路形成部54Bを有している。
流路形成部54R,54G,54Bそれぞれは、図5に示すように、冷却ファン53R,53G,53Bそれぞれの吐出口から上面部521に沿って延出した後、図6に示すように、取付側筐体52Aの挿通孔526内に位置するように屈曲し、光変調装置341R,341G,341Bの下方に位置するように、+Zに向かって延出している。
図7は、カバー側筐体52Bを取り外した状態の第2収納部52および第2収納部52内に配置される部材を示す斜視図である。
第2収納部52における密閉空間100には、図7に示すように、循環ファン56が循環させた冷却空気を冷却ファン53R,53G,53Bそれぞれに導く流路7R,7G,7Bが設けられている。
流路7R,7G,7Bは、第2収納部52内に設けられた仕切部によって第2収納部52内が仕切られて形成されている。この仕切部としては、取付側筐体52Aに設けられた複数のリブ71、カバー側筐体52Bに設けられた複数のリブ72(図6参照)、および冷却ファン53G,53Bの円柱部531が用いられている。
具体的に、図7に示すように、流路7Bは、循環ファン561の+X側で、Y方向における循環ファン561の略中央と、+Y側の側面部522,524(側面部524は図6参照)との間に流入口を有し、冷却ファン53Bの吸気口53iに向かって形成される。流路7Gは、流路7Bの−Y側に位置し、循環ファン561,562の+X側に流入口を有し、冷却ファン53Gの吸気口53iに向かって形成される。そして、流路7Rは、流路7Gの−Y側に位置し、循環ファン562の+X側に流入口を有し、冷却ファン53Rの吸気口53iに向かって形成される。
循環ファン56が循環させた冷却空気は、流路7R,7G,7Bに導かれて冷却ファン53R,53G,53Bに取り込まれ、ダクト部材54を介して光変調装置341R,341G,341Bに送風される。そして、光変調装置341R,341G,341Bを冷却して暖まった空気は、前述したように、吸熱部55によって吸熱され、放熱装置6によって放熱される。
温度検出部57は、サーミスタ等によって構成され、図5に示すように、循環ファン562近傍の流路7R内に配置される。
このように、冷却ファン53、循環ファン56、および温度検出部57は、第2収納部52における密閉空間100に収納される。そして、補助取付部527aに取り付けられる送風ファン41、および送風ファン41の+X側に配置される送風ファン42は、密閉空間100の外側に配置される電子部品となる。
ここで、中継部8について詳細に説明する。
図8は、中継部8の斜視図であり、(a)は密閉空間100側から見た図、(b)は密閉空間100の外側から見た図である。
中継部8は、図8に示すように、平面視矩形状の両面基板81、および両面基板81の端面を覆う弾性部材82を備える。
両面基板81は、両面に配線パターンが形成された回路基板であり、密閉空間100側となる内面811に接続部材としての複数のコネクター811Cnが実装され、密閉空間100側とは反対側となる外面812に接続部材としてのコネクター812Ccおよび複数のコネクター812Cfが実装されている。
複数のコネクター811Cnは、第2収納部52における密閉空間100に配置される複数の電子部品(冷却ファン53R,53G,53B、循環ファン561,562、および温度検出部57)とそれぞれ接続されるコネクターであり、各電子部品のケーブルのコネクターと嵌合する。コネクター812Ccは、制御部10と接続されるコネクターであり、制御部10に接続するケーブルのコネクターと嵌合する。複数のコネクター812Cfは、送風ファン41,42とそれぞれ接続されるコネクターであり、送風ファン41,42のケーブルのコネクターと嵌合する。
中継部8は、図5、図7に示すように、両面基板81が取付側筐体52Aの上面部521に対して起立し、第2収納部52の−Y側の側面部522,524の内側に配置される。そして、中継部8は、図4に示すように、切欠き5242(開口部)を閉塞する。また、中継部8は、Y方向において、送風ファン41および送風ファン41の+X側に配置される送風ファン42と、冷却ファン53との間に配置され、また、両面基板81が外装筐体2の底面2Dに対しても起立して配置されることとなる。
複数のコネクター811Cnは、図7に示すように、X方向に沿って配設され、接続される各ケーブルのコネクターがカバー側筐体52B側(−Z側)から着脱できる向きで配置されている。
コネクター812Ccおよび複数のコネクター812Cfは、図5に示すように、X方向に沿って配設され、図4に示すように、カバー側筐体52Bの切欠き5242から露出している。そして、コネクター812Ccは、制御部10のケーブルのコネクターが取付側筐体52A側(+Z側)から着脱できる向きで配置され、複数のコネクター812Cfは、送風ファン41,42のケーブルのコネクターがカバー側筐体52B側(−Z側)から着脱できる向きで配置されている。このように、中継部8は、密閉空間100の外側に配置される電子部品(送風ファン41,42)においても、制御部10との電気的な接続を中継する。
また、取付側筐体52Aには、図7に示すように、上面部521の内面における中継部8近傍に、各コネクター811Cnに対応して刻印Maが表記されている。この刻印Maは、各コネクター811Cnに接続される電子部品を特定するために、電子部品に対応する文字等が表記されており、組立作業者が誤接続しないように構成されている。
また、カバー側筐体52Bには、図5に示すように、底面部523の外面における切欠き5242近傍に、各コネクター812Cc,812Cfに対応して刻印Mbが表記されている。この刻印Mbは、各コネクター812Cc,812Cfに接続される電子部品を特定するために、電子部品に対応する文字等が表記されており、組立作業者が誤接続しないように構成されている。
弾性部材82は、エラストマー等で形成されており、図8に示すように、枠部820および突起部821を有している。
枠部820は、両面基板81の4辺が挿入されるように、内面側に溝を有し、両面基板81の端面を含む周縁部を覆うように形成されている。また、枠部820は、図8(b)に示すように、外面812側においては、周縁部に限らずコネクター812Cc,812Cf近傍まで広い領域に形成されている。
突起部821は、第2収納部52内に配置される際に、上面部521側となる辺、および底面部523側となる辺に、枠部820から突出して形成されている。なお、弾性部材82は、エラストマーに限らず、弾性を有し、且つ密閉空間100の密閉性保持を可能とする他の部材、例えば、有機材料と無機材料とを組み合わせたシーリング部材等であってもよい。
次に、中継部8の固定構造について説明する。
図7に戻って、取付側筐体52Aには、−Y側の側面部522に、中継部8を支持するための一対の支持部528が形成されている。また、カバー側筐体52Bには、前述したように、一対の突起部5231が形成されている(図6参照)。
図9は、中継部8近傍の第2収納部52の断面図である。
中継部8は、図7、図9に示すように、取付側筐体52Aの上面部521、一対の支持部528、および一対の突起部5231に支持されて第2収納部52内に配置される。なお、図9において、一対の支持部528のうちの一方は図示を省略している。
一対の支持部528は、中継部8におけるX方向の両側端部が挿入可能で、中継部8のX方向における移動を規制する溝が設けられるように形成されている。具体的に、一対の支持部528それぞれは、側面部522から所定の距離離間する板状部、およびこの板状部と側面部522とを繋ぐ接続部を有している。
一対の突起部5231は、一対の支持部528に配置される中継部8の−Z側を支持するように形成されている。
具体的に、各突起部5231は、図9に示すように、カバー側筐体52Bの側面部524から所定の距離隔て、側面部524に対し、交差する方向に延出するように形成されている。また、各突起部5231は、側面部524に対向する端面5231sが底面部523から離れる程、側面部524から遠ざかるように傾斜している。
中継部8は、一方の突起部821が上面部521の内面に当接し、X方向の両側端部が一対の支持部528に挿入されて取付側筐体52Aに配置され、カバー側筐体52Bが取付側筐体52Aにネジ固定されることにより、他方の突起部821および枠部820が一対の突起部5231の端面5231sに当接して第2収納部52内に固定される。中継部8は、−Z側の端部が傾斜する端面5231sに当接するので、−Z方向の移動が規制されると共に、内側への傾倒が抑えられ、弾性部材82が側面部522,524に密着して配置される。
このように、中継部8は、ネジ等を用いずに、取付側筐体52Aおよびカバー側筐体52Bに挟持されて第2収納部52に配置される。
本実施形態のプロジェクター1は、第2収納部52のカバー側筐体52Bが外装筐体2の底面2D側から取り外すことが可能に構成されている。
図10は、プロジェクター1を底面2D側から見た斜視図であり、(a)は蓋部材23を取り外した状態の図、(b)は、(a)におけるA部の拡大図である。
外装筐体2は、図10に示すように、底面2Dに内部の一部を露出させる露出用開口部2aが設けられ、この露出用開口部2aは、蓋部材23によって閉塞される。蓋部材23は、ネジにより外装筐体2の本体側に着脱可能に固定される。
そして、第2収納部52は、蓋部材23が取り外されと、カバー側筐体52Bが露出用開口部2aから露出するように配置される。換言すると、第2収納部52は、カバー側筐体52Bの底面部523が蓋部材23の内面に対向して配置される。
露出用開口部2aは、図10(a)に示すように、カバー側筐体52B、送風ファン41,42、ダクト部材411およびコネクター812Cfが露出する大きさに形成されている。
この蓋部材23が取り外された状態で、送風ファン42のケーブルのコネクターをコネクター812Cfから抜出すれば、送風ファン42の取り出しが可能となり、ダクト部材411を取り外し、送風ファン41のケーブルのコネクターをコネクター812Cfから抜出すれば、送風ファン41の取り出しが可能となる。
このように、プロジェクター1は、蓋部材23が取り外されることで、密閉空間100の外側に配置される送風ファン41,42の取り外しが可能に構成されている。
図11は、プロジェクター1を底面2D側から見た斜視図であり、(a)は蓋部材23およびカバー側筐体52Bを取り外した状態の図、(b)は、(a)におけるB部の拡大図である。
図11に示すように、プロジェクター1は、蓋部材23が取り外された上、カバー側筐体52Bが取り外されると、ダクト部材54、および第2収納部52内に配置される複数の電子部品が露出する。また、図11には図示されないが、カバー側筐体52Bが取り外されると、複数のコネクター811Cn(図9参照)も露出するので、これらの電子部品の取り外しが可能となる。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)循環冷却装置5は、中継部8を利用して密閉空間100を形成する構成なので、ケーブルが密閉空間100の内側から外側に亘って配線される構成に比べ、ケーブルの挿通孔とケーブルとの隙間を埋める部材が不要になることや、ケーブルの配線処理等の簡素化が可能となる。よって、プロジェクター1は、容易な製造が可能な循環冷却装置5を備え、外部の塵埃が密閉空間100内の冷却対象に付着することを防止して冷却対象を冷却することが可能となる。
また、中継部8は、両面基板81の内面811にコネクター811Cnが設けられ、外面812にコネクター812Cc,812Cfが設けられて制御部10と接続されている。これによって、制御部10が露出するまでプロジェクター1を分解することなく、内面のコネクター811Cnが露出するように分解することで、第2収納部52に配置された冷却ファン53、循環ファン56および温度検出部57を容易に取り出すことができる。よって、冷却ファン53、循環ファン56および温度検出部57の修理や交換作業の簡素化が可能となる。
(2)中継部8は、弾性部材82を備えるので、両面基板81が製造時の切断加工等により端面からゴミが発生しやすくなるように加工された場合であっても、弾性部材82がこの端面を覆うので、中継部8からのゴミの発生を防止することが可能となる。また、弾性部材82が第2収納部52に密着するので、第2収納部52の切欠き5242(開口部)を確実に閉塞し、密閉空間100を確実に形成することが可能となる。
(3)循環冷却装置5は、循環ファン56を備えるので、第2収納部52内に積極的に冷却気体が供給され、冷却対象のより効率的な冷却が可能となる。
(4)両面基板81を利用して、密閉空間100の外側に配置された送風ファン41,42を制御部10と電気的に接続しているので、これらの電子部品においても、修理や交換を容易に行うことが可能となる。
また、蓋部材23を取り外せば、送風ファン41,42の取り外しが可能なので、これらの電子部品の修理や交換をさらに容易に行うことが可能となる。
(5)密閉筐体は、第1収納部51と、第2収納部52と、で構成されている。これによって、冷却対象と冷却ファン53とが離れた位置に配置されるように構成されても、密閉筐体の大型化を抑制して密閉筐体を容易に形成することが可能となる。よって、冷却ファン53の配置位置の自由度を高めることや、大型化を抑制して循環冷却装置5を構成することが可能となる。
(6)中継部8は、取付側筐体52Aとカバー側筐体52Bとに挟持されて第2収納部52に配置される。これによって、ネジ等の固定部材を用いることなく、中継部8を所定の位置に配置することができる。よって、部品点数の増加の抑制や、中継部8および第2収納部52の小型化が可能となる。
(7)蓋部材23が取り外されると、カバー側筐体52Bが露出するように構成されているので、ユーザーは、カバー側筐体52Bを取り外すことで、第2収納部52内に配置される電子部品、およびコネクター811Cnを露出させ、容易にこの電子部品の修理や交換作業を行うことができる。
(8)両面基板81が外装筐体の底面2Dに対して起立するように配置されるので、第2収納部のこの底面2Dに沿う方向の大型化を抑制できると共に、中継部8を配置する位置の自由度が向上する。
(変形例)
なお、前記実施形態は、以下のように変更してもよい。
前記実施形態の中継部8は、取付側筐体52Aの上面部521に対して両面基板81が起立し、取付側筐体52Aとカバー側筐体52Bとに挟持されて配置されているが、他の態様であってもよい。例えば、取付側筐体52Aの上面部521に開口部を設け、この開口部を閉塞するように中継部を形成し、この中継部を上面部521にネジ固定する態様も可能である。
前記実施形態のプロジェクター1は、露出用開口部2aが底面2Dに設けられ、この露出用開口部2aから第2収納部52内の電子部品が交換可能に構成されているが、他の面、例えば、後面2Bや側面2R,2Lに露出用開口部を形成し、この露出用開口部から密閉空間に配置される電子部品を交換可能とするようにプロジェクターを構成してもよい。
前記実施形態のプロジェクター1は、底面2Dの一部に露出用開口部2aが設けられ、この露出用開口部2aが蓋部材23によって閉塞されるように構成されている。すなわち、前記実施形態のプロジェクター1は、蓋部材23が底面2Dの一部を形成するように構成されているが、蓋部材23が底面2D全体を形成する態様であってもよい。
前記実施形態における蓋部材23とカバー側筐体52B(いずれも図11参照)とを一体化した構成であってもよい。
図12は、変形例のプロジェクター9を説明するための図である。プロジェクター9は、図12に示すように、複数の冷却ファン153、第2収納部152、中継部18、および蓋体123を備えている。プロジェクター9の外装筐体90の底面90Dには、内部の一部を露出させる露出用開口部91が設けられている。蓋体123は、露出用開口部91を閉塞する。第2収納部152は、取付側筐体152Aおよびカバー側筐体152Bを有し、カバー側筐体152Bは、蓋体123と一体化されている。第2収納部152は、取付側筐体152Aの内部が露出用開口部91から露出するように配置されている。
図13は、プロジェクター9の内面側となる方向から見た蓋体123の斜視図である。蓋体123は、図13に示すように、カバー側筐体152Bが内面側に設けられており、ネジにより外装筐体90の本体側に取り付けられると、取付側筐体152Aとカバー側筐体152Bとが嵌合する。また、中継部18は、取付側筐体152Aとカバー側筐体152Bとに挟持される。
この変形例の構成によれば、部品点数を削減して第2収納部152の形成および中継部18の固定が可能となる。また、ユーザーは、蓋体123を取り外すことで、取付側筐体152A内の冷却ファン153や、両面基板181の内面側に配置される接続部材を露出させることができるので、冷却ファン153等の修理や交換作業のさらなる簡素化が可能となる。
また、図示は省略するが、蓋体123が外装筐体90の底面90D全体を形成する態様であってもよい。
前記実施形態の循環冷却装置5は、3つの冷却ファン53R,53G,53Bを備えているが、これ以外の数の冷却ファンを備える構成であってもよい。
また、前記実施形態では、3つの冷却対象(光変調装置341R,341G,341B)と同数の冷却ファン53R,53G,53Bを備えているが、冷却対象の数と冷却ファンの数とが異なる構成であってもよい。
前記実施形態の循環冷却装置5は、2つの循環ファン561,562を備えているが、これ以外の数の循環ファンを備える構成であってもよく、また、循環ファンを備えない構成であってもよい。
前記実施形態の循環ファン561,562および冷却ファン53R,53G,53Bは、それぞれの回転中心軸56j,53jが同一方向に沿うように配置されているが、異なる方向に沿うように配置される形態であってもよい。例えば、循環ファンの回転中心軸と冷却ファン回転中心軸とが異なる方向に沿うように、循環ファンと冷却ファンとが配置されるように構成してもよく、図12に示すように、複数の冷却ファン153において、互いの回転中心軸が異なる方向に沿うように配置される冷却ファン153を有する態様であってもよい。
前記実施形態の中継部8は、冷却ファン53等の電子部品と制御部10との電気的接続を中継するように構成されているが、光変調装置341と制御部10との電気的接続を中継する構成にも適用できる。すなわち、光変調装置341のフレキシブル回路基板と制御部10とを電気的に接続する中継基板、および弾性部材を備える中継部を構成し、この中継部が密閉構造の一部を形成する構成も可能である。
前記実施形態では、両面基板81の一方の面(内面811)が密閉空間100側となり、他方の面(外面812)が密閉空間100の外側となるように構成されているが、両面基板(中継基板)が密閉筐体に挿通され、中継基板の両面を含む一部が密閉空間100の外側に配置されるような構成であってもよい。すなわち、密閉筐体の中継基板が挿通される孔と中継基板との間に弾性部材を配置し、密閉空間100を構成することも可能である。この構成においては、中継基板の密閉空間100内に位置する部位には、密閉空間100内の冷却ファン53等が接続され、中継基板の密閉空間100外に位置する部位には、制御部10が接続される。また、この構成は、光変調装置341のフレキシブル回路基板と制御部10とを電気的に接続する中継基板を用いた構成にも適用可能である。
前記実施形態では、光変調装置341を冷却対象としているが、光変調装置341に限らず他の部材、例えば、偏光変換素子325を冷却対象としてもよい。また、光学ユニット3が位相差板や、光の位相のずれを補償する補償素子等を備える構成とし、この位相差板や補償素子等を冷却対象として構成してもよい。
前記実施形態の第2収納部52において、中継部8以外の取付側筐体52Aとカバー側筐体52Bとが係合する部位の間にクッション材を介在させるように構成してもよい。
前記実施形態のプロジェクター1は、光変調装置として透過型の液晶パネルを用いているが、反射型の液晶パネルを利用したものであってもよい。
また、前記実施形態の光変調装置341は、R光、G光、およびB光に対応する3つの光変調装置341R,341G,341Bを用いるいわゆる3板方式を採用しているが、これに限らず、単板方式を採用してもよく、あるいは、2つまたは4つ以上の光変調装置を備えるプロジェクターにも適用できる。
また、光変調装置としてマイクロミラー型の光変調装置、例えば、DMD(Digital Micromirror Device)等を利用したものであってもよい。
前記実施形態のプロジェクター1は、2つの光源装置31A,31Bを備えているが、これに限らず、1つあるいは3つ以上の光源装置を備えるように構成してもよい。また、光源装置は、放電型の光源311を用いたものに限らず、その他の方式の光源や発光ダイオード、レーザー等の固体光源を用いたものであってもよい。
1,9…プロジェクター、2,90…外装筐体、2D,90D…底面、2a,91…露出用開口部、3…光学ユニット、4…冷却装置、5…循環冷却装置、6…放熱装置、8,18…中継部、10…制御部、23…蓋部材、31…照明装置、31A,31B…光源装置、34…光学装置、35…投写レンズ、41,42…送風ファン(電子部品)、51…第1収納部(密閉筐体)、52,152…第2収納部(密閉筐体)、52A,152A…取付側筐体、52B,152B…カバー側筐体、53,53B,53G,53R,153…冷却ファン、55…吸熱部、56,561,562…循環ファン、57…温度検出部、81,181…両面基板、82…弾性部材、100…密閉空間、123…蓋体、311…光源、341,341B,341G,341R…光変調装置(冷却対象)、811…内面、811Cn,812Cc,812Cf…コネクター(接続部材)、812…外面、5242…切欠き(開口部)。

Claims (9)

  1. 光源および光変調装置を備え、画像を投写するプロジェクターであって、
    冷却対象を内部に収納する密閉筐体を有し、前記密閉筐体内に冷却気体を循環させることにより前記冷却対象を冷却する循環冷却装置と、
    前記循環冷却装置の外側に配置され、当該プロジェクターを制御する制御部と、
    前記循環冷却装置および前記制御部を収納し、外装を構成する外装筐体と、
    を備え、
    前記循環冷却装置は、
    前記密閉筐体内に配置され、冷却気体を前記冷却対象に送風する冷却ファンと、
    前記冷却対象を冷却した気体の熱を吸熱する吸熱部と、
    前記密閉筐体とで密閉空間を形成し、前記冷却ファンと前記制御部との電気的接続を中継する中継部と、
    を備え、
    前記中継部は、前記密閉空間側となる内面に前記冷却ファンと電気的に接続される接続部材、および前記密閉空間側とは反対側となる外面に前記制御部と電気的に接続される接続部材を有する両面基板を備えることを特徴とするプロジェクター。
  2. 請求項1に記載のプロジェクターであって、
    前記中継部は、前記両面基板の端面を覆い、前記密閉筐体に密着して配置される弾性部材を備えることを特徴とするプロジェクター。
  3. 請求項1または請求項2に記載のプロジェクターであって、
    前記循環冷却装置は、前記密閉空間に配置され、前記吸熱部によって吸熱された冷却気体を前記第2収納部内に循環させる循環ファンをさらに備え、
    前記両面基板は、前記内面に前記循環ファンと電気的に接続される接続部材を有し、前記循環ファンと前記制御部との電気的接続を中継することを特徴とするプロジェクター。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のプロジェクターであって、
    前記密閉空間の外側に配置される電子部品を備え、
    前記両面基板は、前記外面に前記電子部品と電気的に接続される接続部材を有し、前記制御部と前記電子部品とを電気的に中継することを特徴とするプロジェクター。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のプロジェクターであって、
    前記密閉筐体は、前記冷却対象を収納する第1収納部と、前記冷却ファンを収納し、前記中継部により閉塞される開口部を有する第2収納部と、で構成されることを特徴とするプロジェクター。
  6. 請求項5に記載のプロジェクターであって、
    前記第2収納部は、前記冷却ファンが取り付けられる取付側筐体、および前記取付側筐体とで前記冷却ファンを収納し、前記取付側筐体に着脱可能に取り付けられるカバー側筐体、を備え、
    前記中継部は、前記取付側筐体と前記カバー側筐体とに挟持されて前記第2収納部に配置されることを特徴とするプロジェクター。
  7. 請求項6に記載のプロジェクターであって、
    前記外装筐体は、内部の一部を露出させる露出用開口部、および前記露出用開口部を閉塞する蓋部材を有し、
    前記第2収納部は、前記蓋部材が取り外されることで、前記カバー側筐体が前記露出用開口部から露出するように配置されることを特徴とするプロジェクター。
  8. 請求項6に記載のプロジェクターであって、
    前記外装筐体は、内部の一部を露出させる露出用開口部、および前記カバー側筐体と一体化され、前記露出用開口部を閉塞する蓋体を有し、
    前記第2収納部は、前記取付側筐体の内部が前記露出用開口部から露出するように配置されていることを特徴とするプロジェクター。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載のプロジェクターであって、
    前記外装筐体は、当該プロジェクターが載置される載置面に対向する底面を有し、
    前記中継部は、前記両面基板が前記底面に対して起立するように配置されることを特徴とするプロジェクター。
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