JP2016222143A - 自動運転制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動運転時に実施される運転行動に対するドライバの安心感を向上させる技術を提供する。
【解決手段】周辺情報取得部(21)は、自車両に搭載されたセンサを用いて、自車両および自車両周辺の状況を表す周辺情報を取得する。行動決定部(23)は、周辺情報取得部が取得する周辺情報より広い範囲の状況を含んだ環境情報に従って車両の運転行動を決定する。走行制御部(22)は、行動決定部で決定された運転行動に従って自車運転を実施する。事前通知部(24)は、行動決定部で決定された運転行動が、周辺情報取得部により取得された周辺情報から推定される許容範囲内の行動から外れた非日常行動である場合、その非日常行動を実施する理由を事前に通知する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両の自動運転を実現する技術に関する。
従来、交差点に進入しようとする車両の挙動が、道路構造等から決まる車両挙動条件を満たさない場合に、「一時停止をしてください」などの注意喚起を行う技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2013−84088号公報
しかしながら、従来技術は、道路構造と自車両の挙動から注意喚起の要否を判断するものであり、他車両や歩行者が存在する可能性があることを前提とした注意喚起を行うことは可能であるが、時々刻々と変化する状況(他車両や歩行者との位置関係等)に応じた的確な注意喚起を行うことができないという問題があった。
特に、自動運転では、車両周囲の状況を表す情報を収集し、その時々の状況に応じた運転行動が選択される。このとき、例えば、一時停止の道路標識に基づいて停車した場合、ドライバは道路標識を視認可能であるため、自動運転で実施される運転行動(ここでは停車)を予測することができる。しかし、ブラインドカーブでの対向車の存在により、その対向車両が通過するまで待機するために停車した場合、ドライバは対向車を視認できないため、自動運転でその運転行動(ここでは停車)を実施する理由がわからない場合がある。このような場合、その運転行動が正常な判断に基づくものであるか、システムの動作異常によるものであるかがわからず、ドライバに不安を与えてしまう可能性があるという問題があった。
本発明は、こうした問題に鑑みてなされたものであり、自動運転時に実施される運転行動に対するドライバの安心感を向上させる技術を提供することを目的とする。
本発明の自動運転制御装置は、周辺情報取得部と、行動決定部と、走行制御部と、事前通知部とを備える。周辺情報取得部は、自車両に搭載されたセンサを用いて、自車両および自車両周辺の状況を表す周辺情報を取得する。行動決定部は、周辺情報取得部が取得する周辺情報より広い範囲の状況を含んだ環境情報に従って車両の運転行動を決定する。走行制御部は、行動決定部で決定された運転行動に従って自車運転を実施する。事前通知部は、行動決定部で決定された運転行動が、周辺情報取得部により取得された周辺情報から推定される許容範囲内の行動から外れた非日常行動である場合、非日常行動を実施する理由を事前に通知する。
このような構成によれば、自動運転制御装置による自動運転を実施中の車両である自動運転車両のドライバに対して、自動運転車両が非日常行動を実施する際に、事前にその理由が事前に通知されるため、自動運転時に実施される運転行動に対するドライバの安心感を向上させることができる。
なお、特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
自動運転制御システムの概要を示すブロック図である。 車載システムの構成を示すブロック図である。 (a)がコントロールセンタ、(b)がインフラの構成を示すブロック図である。 事前通知ユニットが実行する非日常行動事前通知処理のフローチャートである。 非日常行動が実施される可能性のあるすれ違いが困難なブラインドコーナーの状況を示す説明図である。 非日常行動が実施される状況を例示する説明図であり、(a)がシステム判断による経路変更が発生した場合、(b)が横断歩道の手前にいる車両の死角に、横断歩道を渡る可能性のある歩行者がいる場合、(c)が視覚では識別不能な悪路が存在する場合である。 非日常行動が実施される可能性のあるすれ違いが困難な直線道路の状況を示す説明図である。 非日常行動事前通知の内容を示す説明図であり、(a)は非日常行動の実施に急操作が伴わない場合、(b)が非日常行動の実施に急操作が伴う場合である。 事前通知ユニットが実行する関連行動事前通知処理のフローチャートである。 事前通知の具体例であり、(a)(c)が非日常行動事前通知、(b)が関連行動事前通知である。
以下に本発明が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
[1.構成]
図1に示す自動運転制御システムは、車載システム1と、コントロールセンタ3と、インフラ5とを備える。
車載システム1は各車両に搭載され、図1(a)に示すように、それぞれがコントロールセンタ3との無線通信により、自動運転で使用する走行経路の設定等を行う。また、車載システム1は、コントロールセンタ3との無線通信に加え、図1(b)(c)に示すように、走行路に設置されたインフラ5との無線通信(いわゆる路車間通信)や他車両に搭載された車載システム1との無線通信(いわゆる車々間通信)により、自車両や自車両周辺の状況を表す周辺情報を相互に提供しあう。また、コントロールセンタ3およびインフラ5は、周辺情報を収集して統合した環境情報を生成し、走行経路の設定などに使用する。更に、自動運転機能を利用中の車両である自動運転車両は、コントロールセンタ3やインフラ5から環境情報を取得し、その環境情報に基づいて決定した、加速、減速、停車、発進、右折、左折、車線変更等の運転行動に従った走行制御を実施する。なお、車載システム1を搭載した車両によるコントロールセンタ3、インフラ5、他車両への周辺情報の提供は、自動運転車両に限らず、自動運転の機能を停止している手動操作車両も実施する。
[2.車載システム]
車載システム1は、図2に示すように、通信器11、GNSS12、センサ13、高度地図情報記憶部14、室内ディスプレイ15、スピーカ16、入力装置17、自動運転制御装置2を備える。
通信器11は、無線通信によって、他車両との車車間通信(V2V:Vehicle to Vehicle)およびインフラ5との路車間通信(V2X:Vehicle to X)、コントロールセンタ3との通信(例えば、WiFi:Wireless Fidekity、LTE:Long Term Evolution、3G:第3世代移動通信システム等)を実行する。GNSS12は、準天頂衛星やGPS衛星からの電波を受信して自車両の位置情報等を取得する。センサ13は、画像センサ、ミリ波レーダ、ライダーのうち少なくとも一つを備え、自車両の周辺に存在する障害物、歩行者、標識等の各種物標を検出する。更に、センサ13は、ドライバによる操作や車両の挙動を検出するセンサも備える。高度地図情報記憶部14は、一般的な地図情報に環境情報を対応づけた高度地図情報を記憶する。環境情報には、例えば、自車両から所定範囲内に存在する他車両の走行状態(位置、走行速度等)、道路状況(路面状態、工事中)、交通規制等の交通管理情報、車両や歩行者等の交通状況の情報、詳細な道路管理情報等が含まれる。環境情報は、通信器11を介してコントロールセンタ3、インフラ5、他車両から取得する情報によって逐次更新される。室内ディスプレイ15は、自車両の車室内に設けられた、画像を表示可能なディスプレイであり、ナビゲーション用の地図等を表示するディスプレイの他、メータディスプレイやヘッドアップディスプレイ等を含む。スピーカ16は、自車両の車室内に設けられ、各種音声案内や警報等を発生させる。入力装置17はユーザの入力操作を受け付け、その入力操作に応じた入力信号を生成する。
自動運転制御装置2は、周辺情報ユニット21、自動走行制御ユニット22、運転行動ユニット23、事前通知ユニット24を備える。自動運転制御装置2は、CPU、RAM、ROM等を備えた公知のコンピュータからなり、各ユニット21〜24の機能は、ROMに記憶されたプログラムをCPUが実行することによって実現される。
周辺情報ユニット21は、GNSS12からの情報に基づいて自車両の現在位置を表す位置情報を生成すると共に、センサ13から得られる自車両周囲に存在する各種物標に関する情報や自車両の共同を表す情報からなる周辺情報を生成する。なお、物標に関する情報には、例えば、物標が車両や歩行者等の場合は、その物標までの距離、方位、移動速度等であり、物標が標識である場合は、その標識に示された内容等が挙げられる。また、周辺情報ユニット21は、これら位置情報および周辺情報と自車両を識別する車両IDとを対応づけた情報を、通信器11を介して、定期的にコントロールセンタ3やインフラ5に送信する。
運転行動ユニット23は、自動運転機能の利用中にコントロールセンタ3またはインフラ5から送信されてくる各種情報(例えば、環境情報や走行経路の更新情報)に基づき、自動運転中の自車両の運転行動を決定する。運転行動として、具体的には、加減速、停止、発進、右左折、車線変更等が挙げられる。これと共に、送信されてくる各種情報により、高度地図情報記憶部14の記憶内容等を逐次更新する。
自動走行制御ユニット22は、入力装置17を介して自動運転機能の利用意志が確認されると、コントロールセンタ3またはインフラ5に対して、自車両の車両ID、現在位置を表す位置情報、自動運転の目的地を示した開始要求通知を送信する。その後、コントロールセンタ3またはインフラ5から送信されてくる走行経路を取得し、その走行経路に沿って目的地までの自動運転を実施する。具体的には、走行中に遭遇する様々な状況に応じた運転行動が運転行動ユニット23にて決定されるため、その運転行動を実現するように、エンジン、制動装置、操舵装置等を制御する。
事前通知ユニット24は、運転行動ユニット23で決定された運転行動が、周辺状況から推定される許容範囲内の行動から外れている場合を非日常行動とし、自車両が非日常行動を実施する場合や、自車両が他車両の非日常行動に関わっている場合に、その非日常行動に関する情報、室内ディスプレイ15やスピーカ16を介して通知する。その処理の詳細については後述する。
[3.コントロールセンタ]
コントロールセンタ3は、予め設定されたエリア内での車両の自動走行を監視、制御するセンタ型装置である。コントロールセンタ3は、図3(a)に示すように、通信器31、データベース32、および高度地図情報記憶部33、演算ユニット4を備える。
通信器31は、車載システム1との間の無線通信、および公衆通信網等を介したインフラ5との通信を行う。データベース32は、通信器31を介して開始要求通知を受信すると、その開始要求通知に示された車両ID,位置情報,目的地を関連付けて記憶する。高度地図情報記憶部33は、高度地図情報を記憶する。高度地図情報の内容は、上述の高度地図情報記憶部14で説明したとおりである。
演算ユニット4は、環境情報ユニット41、経路ユニット42を備える。演算ユニット4は、CPU、RAM、ROM等を備えた公知のコンピュータからなり、各ユニット41,42の機能は、ROMに記憶されたプログラムをCPUが実行することによって実現される。なお、環境情報ユニット41および経路ユニット42の処理は後述する。
[4.インフラ]
インフラ5は、路車間通信により各車両から提供される周辺情報を収集すると共に、自動運転に必要な走行経路や環境情報などの情報を、路車間通信により各車両に提供する装置である。インフラ5は、例えば、車載システム1とコントロールセンタ3との通信や、車載システム1同士の通信が困難な通信困難地点等に設置される。
インフラ5は、図3(b)に示すように、インフラ本体5aと、複数のインフラ路側器5b,5c,…とを備える。
インフラ路側器5b,5c,…は、通信困難地点の道路を走行する車両との無線通信が可能な場所に設置され、車載システム1を構成する通信器11との間で路車間通信を行う。
インフラ本体5aは、通信器51、データベース52、高度地図情報記憶部53、演算ユニット6を備える。通信器51は、コントロールセンタ3との通信を行う。データベース52および高度地図情報記憶部53は、コントロールセンタ3のデータベース32および高度地図情報記憶部33と同様のものであり、その記憶内容は、コントロールセンタ3のデータベース32および高度地図情報記憶部33のものと同期したものとなるように通信器51を介して更新処理が逐次行われる。
演算ユニット6は、環境情報ユニット61、経路ユニット62を備える。演算ユニット6は、CPU、RAM、ROM等を備えた公知のコンピュータからなり、各ユニット61,62の機能は、ROMに記憶されたプログラムをCPUが実行することによって実現される。なお、環境情報ユニット61および経路ユニット62は、コントロールセンタ3の環境情報ユニット41、経路ユニット42と同様のものである。
[5.コントロールセンタ/インフラでの処理]
コントロールセンタ3の環境情報ユニット41は、通信器31を介して取得した各車両からの周辺情報を統合することによって環境情報を生成し、高度地図情報記憶部33に記憶された環境情報の内容を逐次更新する。また、環境情報ユニット41は、周辺情報に示された車両IDおよび位置情報に基づき、データベース32に登録されている車両IDの位置情報を逐次更新する。
経路ユニット42は、通信器31を介して開始要求通知を受信すると、その開始要求通知に示された車両ID,位置情報,目的地を、データベース32に登録すると共に、高度地図情報記憶部33に記憶された情報を利用して、位置情報が示す現在位置から目的地に至る走行経路を生成し、その走行経路を、走行経路に関わる環境情報と共に、開始要求通知の送信元車両に送信する。以後、予め決められた更新タイミング毎に、登録された全ての自動運転車両について走行経路の再計算を行って、その結果を環境情報と共に、各自動運転車両に送信する。更新タイミングとしては、車両からの更新要求の受信時、高度地図情報記憶部33に記憶された環境情報の更新時などが考えられる。また、環境情報には、走行経路を走行中または走行経路に進入しようとしている他車両の情報、道路状況、天候等が含まれる。また、環境情報は、各車両からの周辺情報に限らず路側に設けられた各種センサから得られる情報に基づいて更新してもよい。
インフラ5の環境情報ユニット61および経路ユニット62は、上述の環境情報ユニット41および経路ユニット42と同様の処理を実行する。但し、インフラ5では、車載システム1との通信は、インフラ路側器5b,5c,…を介して行う。つまり、コントロールセンタ3は、インフラ5が担当するエリアについては、車載システム1との直接的な通信ではなく、インフラ5を介して通信を行う。また、インフラ5のデータベース52および高度地図情報記憶部53の記憶内容は、コントロールセンタ3のデータベース32および高度地図情報記憶部33の記憶内容のうち、インフラ5の路側器5bが担当するエリアに関する情報をコピーしたものとなる。
[6.事前通知ユニットの処理]
車載システム1の事前通知ユニット24は、非日常行動事前通知処理および関連行動事前通知処理を実行する。これらの処理は、入力装置17を介して自動運転機能を利用する旨の指令が入力され、自動走行制御ユニット22による開始要求通知の送信後、その指令が解除されるまでの間、繰り返し実行される。
まず、非日常行動事前通知処理を、図4のフローチャートを用いて説明する。
事前通知ユニット24として機能するCPUは、本処理が起動すると、S110にて、運転行動ユニット23にて決定された運転行動を取得すると共に、周辺情報ユニット21が生成した周辺情報を取得する。
続くS120では、取得した運転行動が非日常行動であるか否かを判断する。運転行動が非日常行動でなければS250に移行し、自動走行制御ユニット22に運転行動を実施させる指示を出して110に戻る。一方、運転行動が非日常行動であればS130に移行する。
なお、非日常行動とは、周辺情報から把握される状況毎に規定された許容範囲から外れた運転行動のことをいう。つまり、周辺情報より広い範囲についての情報である環境情報から決定される運転行動のうち、周辺情報から把握される状況、即ち、ほぼドライバが視認可能な範囲の状況からは理解が困難であると推定されるものを非日常行動とする。具体的には、非日常行動とされる運転行動として、例えば、以下のものが挙げられる。(A)路地などの狭い小道におけるブラインドカーブにおいて、ドライバが対向車を視認できず、周辺情報からも対向車の存在を把握できない状況での、他車両通過待ちによる一時停車(図5参照)。(B)コントロールセンタ3において渋滞が検知される等して、システム判断で走行経路が変更され、その旨が対象となる車両に交差点手前で通知された場合の操舵(図6(a)参照)。(C)車両(ドライバ)から死角となる位置の歩行者の存在による横断歩道の手前での減速あるいは一時停車(図6(b)参照)。(D)視覚的には把握できないが、実際に走行した車両からの情報により生成された環境情報に、悪路であると示された地点での減速または低速走行(図6(c)参照)。
S130では、非日常行動であると判断された運転行動の実施区間、および事前通知区間を算出する。図7に示すように、実施区間は、対象となる運転行動を開始してから終了するまでの区間であり、事前通知区間は、実施区間の開始地点より早く開始され、実施区間の終了地点までには終了するように設定される。
続くS140では、周辺情報ユニット21にて生成される位置情報を取得し、続くS150では、先のS130にて求めた事前通知区間に自車両が進入したか否かを判断する。事前通知区間に進入していなければS140に戻り、事前通知区間に進入していればS160に進む。
S160では、実施区間内で非日常行動を完了させるためには、急ブレーキ、急ハンドルなどの急操作が必要であるか否かを判断する。なお、急操作か否かは、例えば、非日常行動の実施により、車両の進行方向や車幅方向への加速度または減速度が予め設定された閾値以上となるか否かにより判断する。
急操作が必要なければS170に移行し、室内ディスプレイ15やスピーカ16に非日常行動事前通知を行わせる指示を出してS190に進む。一方、急操作が必要であれば、S180に移行し、室内ディスプレイ15やスピーカ16に急操作&非日常行動事前通知を行わせる指示を出してS190に進む。
なお、非日常行動事前通知では、例えば、室内ディスプレイ15に、図8(a)に示す内容の表示を行う。また、急操作&非日常行動事前通知では、例えば、図8(b)に示す内容の表示を行う。図では、非日常行動が「停車」である場合を示しており、『(非日常行動の理由)』には、例えば、「前方車通過待ちのため」や「歩行者横断待ちのため」などが示される。
S190では、先のS140と同様に位置情報を取得し、続くS200では、先のS130にて求めた実施区間に自車両が進入したか否かを判断する。実施区間に進入していなければS190に戻り、実施区間に進入していればS210に進む。
S210では、非日常行動の実施を自動走行制御ユニットに指示する。
続くS220では、車両の状態を取得し、続くS230では、非日常行動が完了したか否かを判断する。非日常行動が完了していなければS220に戻り、非日常行動が完了していれば、S240に進む。
S240では、室内ディスプレイ15やスピーカ16に、先のS170またはS180による事前通知を終了させる指示を出して本処理を一旦終了する。
次に、関連行動事前通知処理を、図9のフローチャートに沿って説明する。
事前通知ユニットとして機能するCPUは、本処理が起動すると、S310にて、通信器11を介して取得した環境情報または他車両の周辺情報から、自車両に関わる他車両の非日常行動を検出したか否かを判断する。自車両に関わる他車両の非日常行動が検出されなかった場合、本処理を一旦終了する。自車両に関わる他車両の非日常行動を検出した場合、S320にて、室内ディスプレイ15やスピーカ16に、その非日常行動に応じた関連行動事前通知を行わせる指令を出して、S330に進む。
S330では、周辺情報ユニット21にて生成される位置情報を取得し、続くS340では、通知終了条件が成立しているか否かを判断する。通知終了条件が成立していなければS330に戻り、通知終了条件が成立していればS350に移行する。
S350では、室内ディスプレイ15やスピーカ16に、先のS320による事前通知を終了させる指示を出して本処理を一旦終了する。
[7.動作例]
ここで動作例について説明する。
図5は、車両Bが、すれ違いが困難な道路幅のブラインドコーナーを走行している状況で、そのブラインドコーナーに車両Aが進入しようとしている場面を示したものである。この場合、インフラ5は、各車両A,Bから車両の位置や挙動が示された周辺情報を取得し、その取得した周辺情報が反映された環境情報を、各車両A,Bに通知する。この通知された環境情報に基づいて、各車両A,Bは運転行動を決定する。
車両Bでは、自車両以外にブラインドコーナーを走行中の車両が存在しないため、走行状態を維持する旨の運転行動が決定される。一方、ブラインドコーナーに接近中の車両Aでは、ブラインドコーナーを走行中の車両Bの存在により、車両がすれ違う余裕のある道路幅があるブラインドコーナーの手前の地点で停車する旨の運転行動が決定される。このとき、車両Aのドライバは車両Bを視認できないが、室内ディスプレイ15やスピーカ16を介して、図10(a)に示すように、「前方車通過待ちのため停車します」との非日常行動事前通知が行われ、停車(非日常行動)の理由がドライバに通知されると共に、その非日常行動が実行される。
一方、車両Bは、インフラ5から取得した環境情報から、自車両Bに関わる車両Aの非日常行動(ここでは停車)を検出すると、室内ディスプレイ15やスピーカ16を介して、図10(b)に示すように、「前方車は停車しているので通過します」との関連行動事前通知が、終了通知条件(例えば、車両Aの横を通過)が成立するまで行われる。
また、図7は、すれ違いが困難な道路幅の直線道路を、車両A,Bが互いに接近する方向に走行している場面を示したものである。この場合、各車両A,Bは、それぞれの位置や挙動が示された周辺情報を車車間通信によって交換しあう。なお、図示しないコントロールセンタ3を介して、環境情報を取得することで互いの情報を取得してもよい。この場合、予め決められた共通の判断基準によって、一方の車両Aでは路肩に停車する旨の運転行動が決定され、他方の車両Bでは走行状態を維持する、または減速する旨の運転行動が決定される。この場合、車両Aでは、先の説明と同様に、図10(a)に示す非日常行動事前通知が行われる。また、車両Bでは、走行状態を維持する場合は、先の説明と同様に、図10(b)に示す関連行動事前通知が行われ、減速する場合は、非日常行動であるため、例えば、図10(c)に示すように、「前方車は路肩停車していますので減速して通過します」との非日常行動事前通知が行われる。
[8.効果]
以上説明したように、車載システム1では、自動運転機能を利用中の車両である自動運転車両のドライバに対して、自動運転車両が非日常行動を実施する際に、その非日常行動、つまり自動運転車両がおかれた状況からは予測され難い運転行動を実施する理由が事前に通知されるため、自動運転時に実施される非日常行動に対するドライバの安心感を向上させることができる。また、非日常行動に急操作が伴う場合は、その旨も事前通知されるため、より一層、ドライバに安心感を与えることができる。
[9.他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得る。
(1)上記実施形態では、車載システム1は、コントロールセンタ3やインフラ5から環境情報を取得して、各車両にて運転行動を決定するように構成されているが、コントロールセンタ3やインフラ5にて運転行動を決定し、その決定した結果を各車両に通知するように構成してもよい。
(2)上記実施形態では、自動運転制御装置2、演算ユニット4,6をコンピュータにより構成し、各ユニット21〜24,41,42,61,62の機能をソフトウェアにて実現するものとして説明したが、これらの機能の全体または一部を、例えばロジック回路等のハードウェアにて実現するようにしてもよい。
(3)上記実施形態では、車載システム1とは別に、コントロールセンタ3やインフラ5を設けているが、コントロールセンタ3やインフラ5の機能を車載システム1に搭載し、車車間通信を利用して、上記実施形態と同様の作用効果を実現するように構成してもよい。
(4)上記実施形態における一つの構成要素が有する機能を複数の構成要素に分散させたり、複数の構成要素が有する機能を一つの構成要素に統合させたりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加または置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
(5)自動運転制御装置2としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した媒体、自動運転制御方法等、種々の形態で本発明を実現することもできる。
1…車載システム、2…自動運転制御装置、3…コントロールセンタ、4,6…演算ユニット、5…インフラ、5a…インフラ本体、5b…インフラ路側器、11,31,51…通信器、13…センサ、14,33,53…高度地図情報記憶部、15…室内ディスプレイ、16…スピーカ、17…入力装置、21…周辺情報ユニット、22…自動走行制御ユニット、23…運転行動ユニット、24…事前通知ユニット、32,52…データベース、41,61…環境情報ユニット、42,62…経路ユニット。

Claims (4)

  1. 自車両に搭載されたセンサを用いて、自車両および自車両周辺の状況を表す周辺情報を取得する周辺情報取得部(21)と、
    前記周辺情報取得部が取得する周辺情報より広い範囲の状況を含んだ環境情報に従って車両の運転行動を決定する行動決定部(23)と、
    前記行動決定部で決定された運転行動に従って自車運転を実施する走行制御部(22)と、
    前記行動決定部で決定された運転行動が、前記周辺情報取得部により取得された周辺情報から推定される許容範囲内の行動から外れた非日常行動である場合、前記非日常行動を実施する理由を事前に通知する事前通知部(24)と、
    を備えることを特徴とする自動運転制御装置。
  2. 前記非日常行動には、前記周辺情報に含まれるドライバが視認可能な範囲内の情報から判断して不必要な地点での減速や停車を含むことを特徴とする請求項1に記載の自動運転制御装置。
  3. 前記行動決定部は、車両の外部に設置され前記周辺情報を収集して前記環境情報を生成する外部装置または他車両との無線通信によって前記環境情報を取得することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動運転制御装置。
  4. 前記走行制御部、前記事前通知部は、車両に搭載された車載システム(1)に設けられると共に、前記行動決定部は、車両の外部に設置された外部装置(3,5)に設けられ、
    前記車載システムは、前記行動決定部で決定された運転行動を前記外部装置との無線通信により取得することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動運転制御装置。
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