JP2016220298A - アキシャルギャップ型回転電機 - Google Patents

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Kosuke Suzuki
康介 鈴木
宮崎 英樹
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Abstract

【課題】
アキシャルギャップ型回転電機の冷却性能を向上させることである。
【解決手段】
本発明に係るアキシャルギャップ型回転電機は、ロータ(201)と、前記ロータの回転軸(202)の軸方向に沿って前記ロータと対向するステータ(101)と、前記ステータを冷却する流路(103)を形成する冷却器(102)と、を備え、前記ステータは、巻線(105)と当該巻線が巻かれるティース(106)により構成される電機子(104)と、前記ティースを保持する保持部材(108、109)と、を有し、前記冷却器は、前記流路が前記保持部材を挟んで前記電機子と向き合って配置される。
【選択図】図6

Description

本発明は、回転電機に関し、特に回転軸方向にギャップを介してロータとステータが配置されたアキシャルギャップ型回転電機に関する。
近年、アキシャルギャップ型回転電機には、大容量化が求められている。大容量化の一例としては、アキシャルギャップ型回転電機が電気自動車やハイブリッド車等の車載向けに適用される場合である(特許文献1)。アキシャルギャップ型回転電機の大容量化に伴い、コイル発熱により効率の低下や耐久信頼性の低下を招いてしまう、という問題があった。
アキシャルギャップ型回転電機のステータの多相電機子巻線を冷却する場合、その冷却機能を維持させるのに困難となる要因が2つある。
要因の1つ目は,冷却流路と多相電機子巻線の位置関係である。モータ外径側に冷却流路を設けた場合、ステータの外径側多相電機子巻線は冷却できる。しかし、ステータの内径側多相電機子巻線を同等に冷却させる事は難しい。なぜなら、内径側の多相電機子巻線から、外径側の冷却流路までの熱伝達経路の一部が、外径側多相電機子巻線と共通だからである。そのため、内径側多相電機子巻線の冷却力は外径側多相電機子巻線より劣る。その結果、外径側多相電機子巻線と内径側多相電機子巻線には温度差が生じる。
要因の2つ目は、磁束の通り方である。磁束は、アキシャルギャップ型回転電機の回転中、1つのティースから他方のティースへ、コアバックを経由して流れる。コアバックは薄い鉄板などで形成されているため、ティース以外の場所の磁束密度は高くなる。磁束密度が高い箇所は、渦電流が集中しているため、高温になる。
特開2005−348589号公報
本発明に係るアキシャルギャップ型回転電機の課題は、冷却性能を向上させることである。
上記課題を解決する本発明に係るアキシャルギャップ型回転電機は、ロータ(201)と、前記ロータの回転軸(202)の軸方向に沿って前記ロータと対向するステータ(101)と、前記ステータを冷却する流路(103)を形成する冷却器(102)と、を備え、前記ステータは、巻線(105)と当該巻線が巻かれるティース(106)により構成される電機子(104)と、前記ティースを保持する保持部材(108、109)と、を有し、前記冷却器は、前記流路が前記保持部材を挟んで前記電機子と向き合って配置される。
本発明により、アキシャルギャップ型回転電機の冷却性能を向上させることが出来る。
アキシャルギャップ型回転電機1の外観斜視図である。 アキシャルギャップ型回転電機1の展開斜視図である。 電機子104の拡大斜視図である。 図1の矢印A方向からみた場合の磁束の流れを示した概念図である。 冷却用の流路103と電機子104の位置関係を示した図である。 冷却器102を分離したステータ101の外観斜視図である。 流路103の形状に関する他の実施形態を示す透過図である。 流路103の形状に関する他の実施形態を示す透過図である。 流路103の形状に関する他の実施形態を示す透過図である。 流路103の形状に関する他の実施形態を示す透過図である。 、他の実施形態に係るアキシャルギャップ型回転電機2の部分的に分解した斜視図である。 図11に係るアキシャルギャップ型回転電機2の分解斜視図である。 他の実施形態に係るアキシャルギャップ型回転電機3の部分的に分解した斜視図である。
以下、図を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
図1は、アキシャルギャップ型回転電機1の外観斜視図である。図2は、アキシャルギャップ型回転電機1の展開斜視図である。図3は、電機子104の拡大斜視図である。
アキシャルギャップ型回転電機1は、電気エネルギーを機械エネルギーに変換して回転トルクを発生するだけでなく、このアキシャルギャップ型回転電機1に外部から加えられる機械エネルギーを電力に変換する機能を有する。
図2に示されるように、ステータ101は、電機子104と、軸方向保持部材108と、コアバック109と、冷却器102と、を含んで構成される。
冷却器102はアルミ材の削り出しまたは鋳造品で製作され、この冷却器102の一部に流路103が形成される。また冷却器102は、入出力用配管110を有し、入出力用配管110を介して冷媒を供給及び排出し、冷媒を循環させている。
図3に示されるように、電機子104は、巻線105と、磁性材料主に鉄製のティース106と、を含んで構成される。ティース106には、巻線105が1回以上捲回される。ティース106に1回以上捲回された多相電機子巻線において、その終端の一方の巻線端107aはインバータ装置(不図示)のU相、V相、W相のいずれかに接続されており、他方の巻線端107bは、中性点としてまとめられている(不図示)。
複数の電機子104が周方向に沿って並べられ、軸方向保持部材108によって保持される。軸方向保持部材108は、例えばアルミ材であり、電機子104の軸方向の位置決めを担っている。
さらに複数の電機子104は、磁性材料のコアバック109と接触する。コアバック109は、電機子104の径方向の位置決めを担っている。このコアバック109の表面には絶縁剤、及びさび止め剤が塗布されている。冷却器102は流路103と繋がる開口部を形成し、この開口部はコアバック109によって塞がれる。保持部材108とコアバック109と冷却器102は、ボルトやかしめにより相互に締結される。
なお、本実施形態においては、軸方向保持部材108とコアバック109は、電機子104の保持部材として機能するが、いずれか一方を用いて保持部材としてもよく、また軸方向保持部材108とコアバック109が一体に形成されたものが保持部材としてもよい。
ロータ201は、シャフト202と、周方向に配置された複数の磁石203と、複数の磁石203を嵌め込む凹部を形成する磁石ヨーク204と、磁石保持部材205と、を含んで構成される。磁石203は、たとえば永久磁石であり、フェライト磁石やネオジウムなどの磁石である。しかし、ロータ201は永久磁石型の同期電動機に限定するものではなく、誘導電動機やリラクタンストルク電動機または発電機などに幅広く応用できる。
磁石ヨーク204は、磁性材料であり、磁石203の磁力を増すために用いられる。磁石保持部材205は、例えば、ステンレス製であり、回転時の磁石203の飛散を防止する機能を担っている。
図4は、図1の矢印A方向からみた場合の磁束の流れを示した概念図である。図5は、冷却用の流路103と電機子104の位置関係を示した図である。
ロータ201が回転している時、点線矢印で示された磁束は、第1磁石203A、第1電機子104A、コアバック109、第2電機子104B、第2磁石203B、磁石ヨーク204の順に流れる。磁束がコアバック109を通過するときに渦電流が発生する。この渦電流がコアバック109を加熱させる。
図2や図5に示されるように、冷却器102は、流路103がコアバック109(つまり保持部材)を挟んで電機子104と向き合って配置される。これにより、渦電流により生じたコアバック109の熱は、冷却器102に備えられた流路103に流れる冷却媒体によって冷却される。そして、ステータ101の内径側と外径側の電機子の温度をほぼ均一にできる。
なお流路103の断面形状は、円形、弦を持つ円形、多角形でもよく、入出力用配管110に冷媒が流入後に複数本の流路に分岐するようにしてもよい。
また図5に示されるように、回転軸(シャフト202)方向から見た場合、流路103の径方向の幅Wは、巻線105の外周側と重なるように形成される。これにより、発熱量が大きい巻線105と流路103が広い面積で対向することになり、電機子104の放熱性を向上させることができる。なお、本実施形態においては、流路103は、巻線105の外周側のみ対向させるようにしたが、巻線105の内周側を含めて対向させてもよい。
また図2に示されるように、コアバック109が冷却器102の開口部を塞ぐことで、流路空間が流路103及びコアバック109によって形成される。つまり、コアバック109自体に、冷媒が直接接触することになり、コアバック109の冷却性能を大きく向上させることができる。
図6は、冷却器102を分離したステータ101の外観斜視図である。冷却器102には、流路103が加工されていない部分に鋲螺用の穴111が加工されている。冷却器102は、鋲螺用の締結強度や鋲螺の呼径や材質に応じた厚み114を有することで、冷却器102の強度が確保される。
冷却器102は、これら鋲螺(不図示)によって、コアバック109と締結される。または、軸方向保持部材108とコアバック109と冷却器102をまとめて締結してもよい。または、冷却器102と保持部材108とコアバック109を、ボンドや接着剤などで接着してもよい。この場合も、冷却器102の強度を確保するため、冷却器102とコアバック109との接続部は、一定以上の厚みを持つ。また、外径側Oリング112と内径側Oリング113が、冷却流路103から冷却媒体が漏出しないように、備え付けられている。
図7は、流路103の形状に関する他の実施形態を示す透過図である。冷却媒体は、図7の奥行き方向に配置される配管110Aから流入した後、外径側に設けられた冷却流路、外径から内径に向かって形成された冷却流路、内径側に設けられた冷却流路、外径方向に向けて設けられた冷却流路の順に流れる。
具体的には、第1流路103Aは、第1ティース106Aと第2ティース106Bとの間の空間117Aと対向して形成される。第2流路103Bは、第2ティース106Bと第3ティース106Cとの間の空間117Bと対向して形成される。第3流路103Cは、第2ティース106Bの側部であって前記回転軸に遠い側の空間117Cと対向して形成されかつ第1流路103Aと第2流路103Bを繋ぐ。流路103は、第1流路103Aと、第2流路103Bと、第3流路103Cと、を含んで構成される。
このように流路103を蛇行させることにより、細い流路断面積を小さくでき、冷媒の流速を上げることができ、冷却性能を向上させることができる。またステータ101の内径側と外径側の両方に流路103を形成させ、内径側と外径側を同時に冷却でき、ステータ101の内径側と外径側の電機子の温度をほぼ均一にできる。また蛇行する流路間に形成された隔壁により冷却器102の強度を高めることができる。
図8は、流路103の形状に関する他の実施形態を示す透過図である。図7に示された流路103と異なるところは、第3流路103Cよりも内径側に形成されかつ第1流路103Aと第2流路103Bを繋ぐ第4流路103Dを設けたことである。これら第1流路103Aないし第4流路103Dが周方向に連続して形成されることで、流路103が梯子状に形成されることになる。
これにより、冷却面積を広くできる。また、ティース106の内径側や、ティース106の外径側や、複数のティース106の間や、ティース106自体、に対して流路103を選択的に対向にさせることができ、冷却効率を向上させることができる。また図7に示された実施形態と同様に流路間に形成された隔壁により冷却器102の強度を高めることができる。
また、冷却媒体の流量が、第1流路103Aないし第4流路103Dで不均一の場合は、流量の多い流路の断面を小さくしたり、流路の途中にフィンを形成したりすることで、流量をコントロールすることができる。具体的には、例えば、第1流路103Aないし第4流路103Dの幅や高さを小さくして圧損を高める方法がある。他にもフィンを、例えば第3流路103Cや第4流路103Dの流入側に設けることで冷却流路断面積を一時的に狭くする事で流入量を減らす事などがある。
図9は、流路103の形状に関する他の実施形態を示す透過図である。内径側流路103Fは、複数のティース106のいずれか又は全てと対向して形成される。外径側流路103Eは、回転軸に対して内周側流路103Fよりも外側に形成される。中間流路103Gは、内径側流路103Fと外径側流路103Eを繋ぐ。つまり流路103の全体形状は、冷却器102内を1周した後に折り返してもう1周する形状である。
なお、冷却媒体は、配管110Aから流入した後、外径側流路103E、中間流路103G、内径側流路103Fの順に流れる。本実施形態の流路形状は、コアバック109の内径側及び外径側を重点的に冷却する。
図10は、流路103の形状に関する他の実施形態を示す透過図である。図10に示される流路103が、図9と異なるのは、中間流路103Hが、周方向と径方向が合成された方向に形成され、複数のティース106と対向して形成される。つまり外径側流路103Eと内径側流路103Fと中間流路103Hとより、流路103はらせん状を形成する。本実施形態においては、中間流路103Hは、3つのティース106と対向するが、2つであってもよい。これにより、中間流路103Hで発生する圧損の影響を小さくすることができる。
なお、図7ないし図10に示される実施形態においては、時計回りに冷却媒体が流れる例を示しているが、配管110Bから冷却媒体を流入させて、反時計周りに流しても同じ効果が得られる。また、図7ないし図10に示される実施形態においては、配管110Aから流入した後、ステータ101の外径側に設けられた流路から流れ始める構造であるが、配管110Aから流入した後、ステータ101の内径側に設けられた冷却流路から流れ始める構造としてもよい。また、流路103の角部、つまり第1流路103Aと第3流路103Cの接続部は、直角、面取り、角Rを設ける事が選択できる。流路103の断面形状は、円形、弦を持つ円形、多角形でもよい。冷却流路103が、冷却器102に流入後に複数の流路に分岐してもよい。また、図7ないし図10に示される実施形態においては、配管110Aまたは配管110Bは、回転軸方向に突出するように取付けられているが、突出方向が径方向に向いていてもよい。
図11は、他の実施形態に係るアキシャルギャップ型回転電機2の部分的に分解した斜視図である。図12は、図11に係るアキシャルギャップ型回転電機2の分解斜視図である。
本実施形態においては、ステータ101は、第1ステータ101Aと第2ステータ101Bとにより構成される。冷却器102は第1ステータ101Aと第2ステータ101Bによって挟まれ、第1ステータ101A及び第2ステータ101Bは冷却器102に固定される。
図12に示されるように、第1ステータ101Aは第1軸方向保持部材108Aと第1コアバック109Aとを含んで構成され、第2ステータ101Bは第2軸方向保持部材108Bと第2コアバック109Bとを含んで構成される。なお、第1軸方向保持部材108Aと第1コアバック109Aを併せて第1保持部材として機能し、第2軸方向保持部材108Bと第2コアバック109Bを併せて第1保持部材として機能する。
ロータ201は、第1ロータ201Aと第2ロータ201Bとにより構成される。第1ロータ201Aは、第1ステータ101Aに対して、冷却器102が配置された側とは反対側に配置される。第2ロータ201Bは、第2ステータ101Bに対して、冷却器102が配置された側とは反対側に配置される。
巻線104の巻線端107は、まずステータ101Aとステータ101Bのそれぞれで、U相、V相、W相の正側電機子巻線と負側電機子巻線がまとめられる。その後、ステータ101Aとステータ101Bのそれぞれでまとめられた巻線104と直列または並列に接続される。互い接続された巻線104の一方の端部はインバータ装置のU相,V相,W相のいずれかに接続される。互い接続された巻線104の他方の端部は、中性点としてまとめられる(不図示)。本実施形態のアキシャルギャップ型回転電機2は、インバータ装置1台で駆動される。
本実施形態に係る冷却器102は、図5、図7ないし図10に示された流路103の形状のいずれかを為す、
1対のロータによってステータを挟むようなダブルアキシャルギャップ型回転電機は、ステータがロータに挟まれているため、空気による冷却があまり期待できない。そこで、本実施形態のようにステータ101Aとステータ101Bの間に冷却器102を配置し、アキシャルギャップ型回転電機2の中央部から冷却することにより、ステータ101Aとステータ101B及びアキシャルギャップ型回転電機2を効率良く冷却することができる。
図13は、他の実施形態に係るアキシャルギャップ型回転電機3の部分的に分解した斜視図である。図11及び図12に示されたアキシャルギャップ型回転電機2と異なる点は、第1ロータ201Aと第2ロータ201Bがアキシャルギャップ型回転電機3の中央部に配置され、第1ロータ201A及び第2ロータ201Bが第1ステータ101Aと第2ステータ101Bに挟まれる。さらに冷却器102は、第1ステータ101Aに固定される第1冷却器102Aと、第2ステータ101Bに固定される第2冷却器102Bと、により構成される。
第1ステータ101Aは、第1軸方向保持部材108Aと第1コアバック109Aとを含んで構成され、第2ステータ101Bは第2軸方向保持部材108Bと第2コアバック109Bとを含んで構成される。なお、第1軸方向保持部材108Aと第1コアバック109Aを併せて第1保持部材として機能し、第2軸方向保持部材108Bと第2コアバック109Bを併せて第1保持部材として機能する。
ステータを1対設けるダブルアキシャルギャップ型回転電機の構造を採用する理由は高トルクを出力させるためであり、高い冷却性能が求められる。そこで本実施形態により、冷却性能を向上させ、高出力化を見込めるようになる。
1…アキシャルギャップ型回転電機、2…アキシャルギャップ型回転電機、3…アキシャルギャップ型回転電機、101…ステータ、101A…第1ステータ、101B…第2ステータ、102…冷却器、102A…第1冷却器、102B…第2冷却器、103…流路、103A…第1流路、103B…第2流路、103C…第3流路、103D…第4流路、103E…外径側流路、103F…内径側流路、103G…中間流路、103H…中間流路、104…電機子、104A…第1電機子、104B…第2電機子、105…巻線、 106…ティース、106A…第1ティース、106B…第2ティース、106C…第3ティース、107…巻線端、107a…一方の巻線端、 107b…他方の巻線端、 108…軸方向保持部材、108A…第1軸方向保持部材、108B…第2軸方向保持部材、109…コアバック、109A…第1コアバック、109B…第2コアバック、110…入出力用配管、110A…配管、110B…配管、111…穴、112…外径側Oリング、 113…内径側Oリング、114…厚さ、117A…空間、117B…空間、117C…空間、201…ロータ、201A…第1ロータ、201B…第2ロータ、202…シャフト、 203…磁石、203A…第1磁石、204…磁石ヨーク、205…磁石保持部材

Claims (9)

  1. ロータ(201)と、
    前記ロータの回転軸(202)の軸方向に沿って前記ロータと対向するステータ(101)と、
    前記ステータを冷却する流路(103)を形成する冷却器(102)と、を備え、
    前記ステータは、巻線(105)と当該巻線が巻かれるティース(106)により構成される電機子(104)と、前記ティースを保持する保持部材(108、109)と、を有し、
    前記冷却器は、前記流路が前記保持部材を挟んで前記電機子と向き合って配置されるアキシャルギャップ型回転電機。
  2. 請求項1に記載のアキシャルギャップ型回転電機であって、
    前記冷却器は、前記流路と繋がる開口部を形成し、
    前記保持部材は、前記開口部を塞ぐアキシャルギャップ型回転電機。
  3. 請求項1又は2に記載のアキシャルギャップ型回転電機であって、
    前記流路は、前記巻線の対向領域に沿って形成されるアキシャルギャップ型回転電機。
  4. 請求項3に記載のアキシャルギャップ型回転電機であって、
    前記ティースは、周方向に配置される第1ティース(106A)、第2ティース(106B)及び第3ティース(106C)を含んで構成され、
    前記流路は、
    前記第1ティースと前記第2ティースとの間の空間(117A)と対向して形成される第1流路(103A)と、
    前記第2ティースと前記第3ティースとの間の空間(117B)と対向して形成される第2流路(103B)と、
    前記第2ティースの側部であって前記回転軸に遠い側の空間(117C)と対向して形成されかつ当該第1流路と当該第2流路を繋ぐ第3流路(103C)と、を有するアキシャルギャップ型回転電機。
  5. 請求項4に記載のアキシャルギャップ型回転電機であって、
    前記流路は、
    前記第3流路よりも回転軸に近い側に形成されかつ当該第1流路と当該第2流路を繋ぐ第4流路(103D)と、を有するアキシャルギャップ型回転電機。
  6. 請求項1ないし3に記載のいずれかのアキシャルギャップ型回転電機であって、
    前記ティースは、周方向に複数設けられ、
    前記流路は、
    前記複数のティースのいずれかと対向して形成される内径側流路(103F)と、
    前記回転軸に対して前記内周側流路よりも外側に配置される外径側流路(103E)と、
    前記内径側流路と前記外径側流路を繋ぐ中間流路(103G)と、を有するアキシャルギャップ型回転電機。
  7. 請求項6に記載のアキシャルギャップ型回転電機であって、
    前記中間流路は、周方向と径方向が合成された方向に形成されかつ前記複数のティースのいずれか2つ以上と対向して形成されるアキシャルギャップ型回転電機。
  8. 請求項1ないし7に記載のいずれかのアキシャルギャップ型回転電機であって、
    前記ロータは、第1ロータ(201A)と、前記ステータを挟んで前記第1ロータ(201A)と対向して配置される第2ロータ(201B)と、により構成され、
    前記ステータは、
    前記冷却器と前記第1ロータとの間に配置される第1電機子(104A)と、
    当該第1電機子を保持する第1保持部材と、
    前記冷却器と前記第2ロータとの間に配置される第2電機子(104B)と、
    当該第2電機子を保持する第2保持部材と、を有し、
    前記流路は、前記第1電機子と前記第2電機子との間に配置されるように形成されるアキシャルギャップ型回転電機。
  9. 請求項1ないし7に記載のいずれかのアキシャルギャップ型回転電機であって、
    前記ステータは、
    前記ロータの一方側に配置される第1電機子(104A)と、
    当該第1電機子を保持する第1保持部材(108A)と、
    前記ロータを挟んで当該第1電機子とは反対側に配置される第2電機子(104B)と、
    当該第2電機子を保持する第2保持部材(108B)と、を有し、
    前記冷却器は、
    前記第1保持部材を挟んで前記ロータと対向して配置されかつ当該第1保持部材に接続される第1冷却器と、
    前記第2保持部材を挟んで前記ロータと対向して配置されかつ当該第2保持部材に接続される第2冷却器と、を有するアキシャルギャップ型回転電機。
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