JP2016219370A - 非水電解質二次電池用電極 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は優れた出力特性及びサイクル特性を有する非水電解質二次電池用電極を提供することを目的とする。【解決手段】集電体の表面を、活物質1、導電助剤、バインダ樹脂2、希釈溶剤を含有する電極形成用組成物からなる塗膜が形成された非水電解質二次電池用電極であって、前記導電助剤はアセチレンブラックと気相法炭素繊維3とを含み、アセチレンブラックの質量は前記活物質1に対して12〜20質量%の範囲で、気相法炭素繊維3の質量は前記活物質1に対して2〜6質量%の範囲で、バインダ樹脂2の質量は前記活物質1に対して10〜25質量%の範囲である。【選択図】図1

Description

本発明は、非水電解質二次電池用電極、より詳細には、サイクル特性を向上させることが可能な非水電解質二次電池用電極に関するものである。
近年、石油使用量や温室効果ガスの削減、エネルギー基盤のさらなる多様化や効率化を目指し、繰り返し充放電可能な二次電池として、Li(リチウム)イオン二次電池に注目が集まっている。特に、電気自動車や、ハイブリッド電気自動車及び燃料電池車への用途展開が見込まれている。電気自動車においては、航続距離の向上が要求され、今後、二次電池の高エネルギー密度化が一層要求されていくことになる。現状の負極に注目すると、黒鉛電極が一般に用いられている。黒鉛の理論容量は、372mAh/gである。これに対し、黒鉛を上回る容量を示す活物質として、SiやSnが近年注目されている。Siの理論容量は、4200mAh/gであり、Snの理論容量は、990mAh/gである。一方、Siは、黒鉛の約11倍の容量を持っているために、Liの吸蔵と放出に伴う体積変化も大きくなる。具体的には、Liの吸蔵により、体積が約4倍増加する。
黒鉛と比べて、大容量を有する活物質を用いた電極は、充放電に伴う大きな体積変化から、電極の導電パスの切断や微粉化に伴う電極からの脱離、集電体と活物質層の剥離等のおそれがある。このことは、電池のサイクル特性を低下させる要因となる可能性がある。これに対し、特許文献1には、バインダ樹脂として、アルギン酸ナトリウムを用いることが開示されている。
また、特許文献2には、アルギン酸ナトリウムが、従来用いられてきたバインダ樹脂であるPVdF(Poly Vinylidene diFluoride:ポリフッ化ビニリデン)や、CMC(Carboxy Methyl Cellulose:カルボキシメチルセルロース)とSBR(Styrene−Butadiene Rubber:スチレン・ブタジエンゴム)に比べ、サイクル特性に優れていると記載されている。また、特許文献2には、バインダ樹脂として用いるアルギン酸塩の粘度として、1%(W/V=Weight/Volume%)水溶液の20℃における粘度が、1000mPa・s以上2000mPa・s以下の範囲内のバインダ樹脂を用いることで、優れた出力特性を示すと記載されている。
WO2011−140150号公報 特開2013−161832号公報
しかしながら、バインダ樹脂として、先行文献にもあるように、PVdFなどのフッ素系バインダ樹脂は、活物質との分子間力が弱いため接着力を得られにくい傾向があり、補強のために増量すると電気的抵抗が大きくなってしまい不利に働いてしまう。また、CMCなどの水溶性バインダ樹脂においては、溶媒が水であるため活物質や導電材が不均一分散になりがちとなり密着性に乏しくサイクル性に劣り、電池性能に影響を与えてしまう。また、SBRは、強い接着力は得られるものの、ブタジエンの二重結合が酸化されやすいため、サイクル特定には不利である。またバインダ樹脂にアルギン酸ナトリウムを用いることでは、サイクル特性の向上が認められるものの、依然として、サイクル充放電に伴う
継続的なSEI(Solid Electrolyte Interface:電気伝導性及びイオン伝導性が少ない電解液・電極間物質)生成に伴うサイクル維持率が低下するという問題が生じる。本発明は、このような問題点を解決しようとするものであり、優れた出力特性及びサイクル特性を有する非水電解質二次電池用電極を提供することを目的とする。
本発明者は、サイクル特性のさらなる向上を狙い、鋭意検討を行なった結果、バインダ樹脂として、ある分子量域に限ったアクリル系樹脂やその塩を用いることで、活物質などの表面にバインダ樹脂を一部被覆した層を備えたり、そこに気相法炭素繊維を含有させたり、また混合する順序なども検討などすることにより、サイクル特性も向上させることが可能となることを見出し、本発明を得た。
本発明の請求項1に係る発明は、集電体の表面を、活物質、導電助剤、バインダ樹脂、希釈溶剤を含有する電極形成用組成物からなる塗膜が形成された非水電解質二次電池用電極であって、
前記導電助剤はアセチレンブラックと気相法炭素繊維とを含み、
アセチレンブラックの質量は前記活物質に対して12〜20質量%の範囲で、
気相法炭素繊維の質量は前記活物質に対して2〜6質量%の範囲で、
バインダ樹脂の質量は前記活物質に対して10〜25質量%の範囲であることを特徴とする非水電解質二次電池用電極である。
請求項2は、前記活物質は、SiOx(xは1.5以下)を含むことを特徴とする請求項1に記載の非水電解質二次電池用電極である。
請求項3は、前記バインダ樹脂は、重量平均分子量が20〜1000万の範囲にあるポリアクリル酸、ポリアクリル酸塩の少なくとも一つ以上から選ばれることを特徴とする請求項1または2に記載の非水電解質二次電池用電極である。
請求項4は、前記バインダ樹脂は、重量平均分子量が100万未満の範囲にあるポリアクリル酸またはポリアクリル酸塩と、重量平均分子量が500万以上の範囲にあるポリアクリル酸またはポリアクリル酸塩との混合からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の非水電解質二次電池用電極である。
請求項5は、前記塗膜を構成するバインダ樹脂が架橋していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の非水電解質二次電池用電極である。
本発明によれば、集電体の表面を、活物質、導電助剤、バインダ樹脂で形成された非水電解質二次電池用電極において、バインダ樹脂に重量平均分子量が20〜1000万の範囲にあるポリアクリル酸、ポリアクリル酸塩の少なくとも一つ以上から選ぶことによって強固なバインダ樹脂網を形成することができ、リチウムイオンの挿入/離脱時の膨張収縮を抑制することができる。また、活物質としてSiOxを含有することで、リチウムイオンの挿入/離脱時の膨張収縮を小さくする効果があり、このSiOxと前記バインダ樹脂との相乗効果により、サイクル特性の容量維持率を高く保つことができる。
本発明の第一実施形態の電極が備える活物質層の構成を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について図を基に具体的に説明する。
本発明は集電体の表面を、活物質、導電助剤、バインダ樹脂、希釈溶剤を含有する電極形成用組成物からなる塗膜が形成された非水電解質二次電池用電極である。具体的には、図1に示すように、活物質1の表面がバインダ樹脂2と、アセチレンブラックと気相法炭素繊維3とを含む導電助剤で被覆された状態で、集電体に電極形成用組成物を塗布、乾燥して形成されることを特徴とする非水電解質二次電池用電極である。
本発明に用いられる集電体は特に限定するものではなく、例えば公知の銅箔を用いることができる。
活物質1としては公知の材料、例えばグラファイトなどの炭素系材料を用いることができるが、SiOxを含むことが好ましい。Siは初期の容量は高いが、リチウムイオンの挿入/離脱に伴う膨張収縮が大きく、サイクル特性の低下に問題がある。これに対して、SiOxはSiに比べて初期の容量は少し劣るが、サイクルに伴う容量維持率が高い傾向にあるため好ましい。すなわち、SiOxはリチウムイオンの挿入/離脱時の膨張収縮が他の活物質に比べて小さいため、後述するバインダ樹脂との相乗効果でサイクルに伴う容量維持率を高めることができる。
また、SiOxは、粒径が小さいほど、容量とサイクル維持率が高くなる。一方、充放電に伴うSiOxの凝集が進むので、活物質としてSiOxにグラファイト(黒鉛)を加えても良い。この場合、黒鉛上にSiOxのナノ粒子を担持させることで、SiOx粒子の凝集を抑えることが可能となる。
導電助剤は、アセチレンブラックと気相法炭素繊維3を含み、アセチレンブラックの質量比は、活物質1の質量に対して12〜20質量%の範囲内が好ましい。12質量%未満の場合は、充放電に伴う電極の体積変動により導電パスが切断され、サイクル維持率が低下してしまう。また、20質量%を超えると、活物質層内の全粒子の表面積が増加するため、結着に必要なバインダ樹脂量の増加が必要となり、結果としてサイクル維持率の低下を招く。このような不具合を防止する為に、効率的に3次元的にネットワークを構築しやすい気相法炭素繊維3を混合する必要がある。
気相法炭素繊維3とはカーボンナノファイバー(CNF)やカーボンナノチューブ(CNT)に代表される気相から生成される繊維状炭素であり、平均繊維径が数十〜数百ナオオーダーで、平均繊維長が数十ミクロン以下のものが好ましい。このような気相法炭素繊維3はバインダ樹脂との共存により3次元的にネットワークを構築することができ、これによりチウムイオンの挿入/離脱に伴う膨張収縮を緩和する効果がある。
気相法炭素繊維3の質量比は、活物質1の質量に対して2〜6質量%の範囲内が好ましい。2質量%未満の場合、気相法炭素繊維3の相対的な量が少なく3次元ネットワーク効果を得ることができない。また、分散の際の攪拌接触回数が多く気相成長部分が欠損などするためネットワーク形成しにくいなどのためである。さらに、気相法炭素繊維3の質量比が、活物質1の質量に対して6質量%よりも多い場合は、アセチレンブラックを多く加えた場合と同様の理由によりサイクル維持率などの性能が低下したり、塗料粘度が高く、スジを引き多く塗工しにくかったりするためである。
本発明の特徴の一つであるバインダ樹脂2の質量比は、活物質1の質量に対して10質量%以上25質量%以下の範囲内である。これは、バインダ樹脂2の質量比が、活物質1の質量に対して15質量%よりも少ないと、塗膜の抵抗値は下がるものの凝集や柔軟性に欠けてしまいサイクル維持率が低くなるためである。さらに、バインダ樹脂2の質量比が
、活物質1の質量に対して25質量%よりも多いと、電極質量あたりの容量が低下したり、塗膜の電気抵抗が大きくなりロスとなるためである。
特に、バインダ樹脂2としては、アクリル系樹脂が好ましく、例えば、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸塩(例えばポリアクリル酸ナトリウム塩など)等が挙げられる。これらは従来用いられているCMCに比べ、1繰り返し単位あたりのカルボン酸基の割合が多く、このために活物質1のSiOxの表面にアクリル酸系樹脂を局在化(一部被覆)させたり、アクリル酸系樹脂を混合した場合、良好なイオン伝導性膜を形成することが可能となる。
さらに、先に説明した導電助剤へ気相法炭素繊維3を加えることで、被覆層が機械的に補強されるため、充放電を繰り返しても、クラックが生じにくい被覆層を形成することが可能となる。すなわち、活物質1の表面にアクリル系樹脂で被覆したり、混合した部分に、気相法炭素繊維3を含有や付着させる。これにより、気相法炭素繊維3を含有したポリカルボン酸被覆Si系の活物質1と、この活物質1を用いる非水電解質二次電池用電極を提供することが可能となるため、サイクル特性を向上させることが可能な非水電解質二次電池用電極を提供することが可能となる。
また、アクリル系樹脂にポリアクリル酸あるいはポリアクリル酸塩を用いることで、容易に酸状態が得られることから、バインダ樹脂自体電子の行き来に柔軟である。さらに、このアクリル酸系樹脂の重量平均分子量を20〜1000万とすることで、安定性と柔軟性を共生させることができるのである。重量平均分子量20万未満であると、活物質や導電助剤に馴染み、被覆などしやすい反面、充放電の膨張収縮における柔軟性に欠けてしまう。また、重量平均分子量が1000万を超えてしまうと、塗膜の膨張収縮には柔軟に対応できるものの、活物質や導電助剤への均一に散在できず、局在化することで密着性などが落ちてしまう。好ましくは、重量平均分子量20〜100万のアクリル系樹脂と500〜1000万のアクリル系樹脂を混合することにより、前述した安定化がさらに増すのである。特に、低分子量側のアクリル酸系樹脂は、比較的高ヤング率で硬く脆いが、高分子量側のアクリル酸系樹脂は、低ヤング率で剛性が高い。
さらに、その塗料作製の際に、先に低い分子量側のバインダ樹脂を活物質や導電助剤混合することにより、粉体類表面にバインダ樹脂が存在することで、その後に分散させる高い分子量側のバインダ樹脂とも良混合分散させることができるのである。また、場合によっては、上記のように塗料を作製する際、バインダ樹脂を架橋させることで、柔軟性を持ったリジットな膜が得られ、充放電サイクルにおける膨張収縮も吸収しつつ、膜構造変化を最小限することができるのである。また、カルボン酸の絶対量を増やし、酸塩基の脱水反応などを促進させたり、酸価を高め膜の導電性を高める上での二価以上の多価カルボン酸との共重合や混合することも可能である。
非水電解質二次電池に用いる電解液の溶媒には、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート等、低粘度の鎖状炭酸エステルと、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ブチレンカーボネート等、高誘電率の環状炭酸エステル、γ‐ブチロラクトン、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、1,3−ジオキソラン、メチルアセテート、メチルプロピオネート、ビニレンカーボネート、ジメチルホルムアミド、スルホラン及びこれらの混合溶媒等を用いることが可能である。
電解液に含まれる電解質には、特に制限がなく、LiClO、LiBF、LiAsF、LiPF、LiCFSO、LiN(CFSO、LiI、LiAlCl等、及び、それらの混合物等を用いることが可能である。好ましくは、LiBF、LiPFのうちの1種または2種以上を混合したリチウム塩がよい。
以下、本発明を実施例によりさらに詳しく説明するが、本発明は、実施例により限定されるものではない。
<実施例1>
バインダ樹脂として、120gのPVdFのNMP(N−methylpyrrolidone、N−メチル−2−ピロリドン)溶液(クレハ社製、#7208)に、24gのアセチレンブラック(AB:Acetylene Black、電気化学工業社製、HS−100)と、41gのNMPを加え、ハイビスミックスにて、10分間攪拌した。
続いて、活物質として、144gのNCM(ニッケル・マンガン・コバルト三元系材料、日本化学産業製)と、337gのLMO(マンガン酸リチウム Type−F、三井金属鉱業製)を加えて10分間攪拌した。インクが固練り状態であることを確認し、さらに、10分間混練した。その後、NV(固形分比率)が60%になるように、NMPを加えて希釈して、正極スラリを得た。
さらに、得られた正極スラリを集電体に塗布した。集電体としては、厚さ15μmのAl箔を使用した。正極スラリは、18.8mg/cmの目付量になるように、ドクターブレードにて塗布した。続いて、120℃熱風で10分乾燥した後、密度が、2.5g/cmになるようにプレスして正極を得た。
次に、負極側として、活物質、5.39gのメジアン径(d50)が6.6μmのSiO(大阪チタニウム社製)と、2.16gのグラファイト(Gr:Graphite、SBR用ハイレートSMG、日立化成社製)を選定秤量、そこに1.07gのアセチレンブラックと、0.27gの気相法炭素繊維(昭和電工社製:VGCF)と、1.62gのポリアクリル酸(日本触媒社製:重量平均分子量:100万)と49.50gの水に加え、ディスパーサー(SMT社製)でプレ分散した混合液を、フィルミックス(登録商標)(プライミクス社製)で本分散して、負極スラリを得た。そして、得られた負極スラリを集電体に塗布した。集電体は、厚さ12μmの銅箔を使用した。また、負極スラリは、1.32mg/cmの目付量になるように、ドクターブレードにて塗布した。続いて、80℃熱風で10分乾燥した後、密度が、1.2g/cmになるようにプレスして負極を得た。
<実施例2>
正極側については、実施例1と同様に作製した。
負極側は途中まで同様の作製方法となるが、活物質、5.39gのメジアン径(d50)が6.6μmのSiO(大阪チタニウム社製)と、2.16gのグラファイト(Gr:Graphite、SBR用ハイレートSMG、日立化成社製)を選定秤量、そこに1.07gのアセチレンブラックと、0.27gの気相法炭素繊維(VGCF)と、0.30gのポリアクリル酸(日本触媒社製:重量平均分子量:80万)に49.50gの水に加え、ディスパーサー(SMT社製)でプレ分散したのち、1.32gのアクリル酸ナトリウム塩(日本触媒製:重量平均分子量:500万)を加え再分散し、その液を、フィルミックス(登録商標)(プライミクス社製)で本分散して、負極スラリを得た。そして、得られた負極スラリを集電体に塗布した。集電体は、厚さ12μmの銅箔を使用した。また、負極スラリは、1.32mg/cmの目付量になるように、ドクターブレードにて塗布した。続いて、80℃熱風で10分乾燥した後、密度が、1.2g/cmになるようにプレスして負極を得た。
<実施例3>
正極側については、実施例1と同様に作製した。
負極側は途中まで同様の作製方法となるが、活物質、5.39gのメジアン径(d50)が6.6μmのSiO(大阪チタニウム社製)と、2.16gのグラファイト(Gr:Graphite、SBR用ハイレートSMG、日立化成社製)を選定秤量、そこに1.07gのアセチレンブラックと、0.27gの気相法炭素繊維(VGCF)と、0.3gのアクリル酸とマレイン酸の共重合体(日本触媒社製:重量平均分子量:80万)に49.50gの水に加え、ディスパーサー(SMT社製)でプレ分散し、そのあとに、1.32gのアクリル酸ナトリウム塩(日本触媒製:重量平均分子量:500万)を加え再分散した、た混合液を、フィルミックス(登録商標)(プライミクス社製)で本分散して、負極スラリを得た。そして、得られた負極スラリを集電体に塗布した。集電体は、厚さ12μmの銅箔を使用した。また、負極スラリは、1.32mg/cmの目付量になるように、ドクターブレードにて塗布した。続いて、80℃熱風で10分乾燥した後、密度が、1.2g/cmになるようにプレスして負極を得た。
<比較例1>
正極側は、実施例1と同様に作製した。
負極側は、活物質として、5.39gのメジアン径(d50)が6.6μmのSiO(大阪チタニウム社製)と、2.16gのグラファイト(Gr、SBR用ハイレートSMG、日立化成社製)と、1.07gのアセチレンブラック(AB)と、0.27gの気相法炭素繊維(VGCF)と、0.68gのポリアクリル酸(日本触媒社製:重量平均分子量100万)を、49.50gの水に加え、ディスパーサー(SMT社製)でプレ分散した混合液をフィルミックス(プライミクス社製)で本分散し、負極スラリを得た。そして、得られた負極スラリを集電体に塗布した。集電体は、厚さ12μmの銅箔を使用した。負極スラリは、1.40mg/cmの目付量になるように、ドクターブレードにて塗布した。続いて、80℃で30分乾燥した後、密度が、1.2g/cmになるようにプレスして負極を得た。上記のように得られた電極を用いて、コインセルを作成し、本発明例と同様のサイクル評価を行った。
<比較例2>
正極側は、実施例1と同様に作製した。
負極側は、活物質として、5.39gのメジアン径(d50)が6.6μmのSiO(大阪チタニウム社製)と、2.16gのグラファイト(Gr、SBR用ハイレートSMG、日立化成社製)と、1.07gのアセチレンブラック(AB)と、0.27gの気相法炭素繊維(VGCF)と2.27gのポリアクリル酸(日本触媒社製:重量平均分子量:100万)を、49.50gの水に加え、ディスパーサー(SMT社製)でプレ分散した混合液をフィルミックス(プライミクス社製)で本分散し、負極スラリを得た。そして、得られた負極スラリを集電体に塗布した。集電体は、厚さ12μmの銅箔を使用した。負極スラリは、1.40mg/cmの目付量になるように、ドクターブレードにて塗布した。続いて、80℃で30分乾燥した後、密度が、1.2g/cmになるようにプレスして負極を得た。上記のように得られた電極を用いて、コインセルを作成し、本発明例と同様のサイクル評価を行った。
<比較例3>
正極側は、実施例1と同様に作製した。
次に、負極側として、活物質、5.39gのメジアン径(d50)が6.6μmのSiO(大阪チタニウム社製)と、2.16gのグラファイト(Gr:Graphite、SBR用ハイレートSMG、日立化成社製)を選定秤量、そこに1.07gのアセチレンブラックと、0.27gの気相法炭素繊維(VGCF)と、1.62gのポリアクリル酸(日本触媒社製:重量平均分子量:5万)を、49.50gの水に加え、ディスパーサー(SMT社製)でプレ分散した混合液を、フィルミックス(登録商標)(プライミクス社製)で本分散して、負極スラリを得た。そして、得られた負極スラリを集電体に塗布した。
集電体は、厚さ12μmの銅箔を使用した。また、負極スラリは、1.32mg/cmの目付量になるように、ドクターブレードにて塗布した。続いて、80℃熱風で10分乾燥した後、密度が、1.2g/cmになるようにプレスして負極を得た。
<比較例4>
正極側は、実施例1と同様に作製した。
次に、負極側として、活物質、5.39gのメジアン径(d50)が6.6μmのSiO(大阪チタニウム社製)と、2.16gのグラファイト(Gr:Graphite、SBR用ハイレートSMG、日立化成社製)を選定秤量、そこに1.07gのアセチレンブラックと、0.27gの気相法炭素繊維(VGCF)と、1.62gのポリアクリル酸(日本触媒社製:重量平均分子量:1500万)を、49.50gの水に加え、ディスパーサー(SMT社製)でプレ分散した混合液を、フィルミックス(登録商標)(プライミクス社製)で本分散して、負極スラリを得た。そして、得られた負極スラリを集電体に塗布した。集電体は、厚さ12μmの銅箔を使用した。また、負極スラリは、1.32mg/cmの目付量になるように、ドクターブレードにて塗布した。続いて、80℃熱風で10分乾燥した後、密度が、1.2g/cmになるようにプレスして負極を得た。
<比較例5>
正極側は、実施例1と同様に作製した。
負極側は途中まで同様の作製方法となるが、活物質、5.39gのメジアン径(d50)が6.6μmのSiO(大阪チタニウム社製)と、2.16gのグラファイト(Gr:Graphite、SBR用ハイレートSMG、日立化成社製)を選定秤量、そこに1.07gのアセチレンブラックと、0.27gの気相法炭素繊維(VGCF)と、1.32gのアクリル酸ナトリウム塩(日本触媒製:重量平均分子量:500万)に9.50gの水に加えプレ分散したのち、0.3gのアクリル酸とマレイン酸の共重合体(日本触媒社製:重量平均分子量:80万)を加えさらに再分散し、さらに、混合分散したものについて、フィルミックス(登録商標)(プライミクス社製)で本分散して、負極スラリを得た。そして、得られた負極スラリを集電体に塗布した。集電体は、厚さ12μmの銅箔を使用した。また、負極スラリは、1.32mg/cmの目付量になるように、ドクターブレードにて塗布した。続いて、80℃熱風で10分乾燥した後、密度が、1.2g/cmになるようにプレスして負極を得た。
実施例1〜3および比較例1〜5に用いた負極(非水電解質二次電池用電極)形成用組成物における、活物質、導電助剤、バインダ樹脂に関する条件を下記表1に示す。
Figure 2016219370
<コインセルの作製>
実施例1〜3及び比較例1〜5で得られた負極と正極を用いてコインセルを作製した。
コインセルは2032型を使用し、負極は直径15mm、正極は直径13.5mmの円板にそれぞれ打ち抜いた電極とセパレータ(セルガード社製:型番2200)を基本構成とした。なお、電解液は、2wt%のVC(Vinylene Carbonate、ビニレンカーボネート)を含むエチレンカーボネート(EC)とジエチルカーボネート(DMC)を、3:7(v/v)比率で混合した溶液に、LiPF6を1Molとなるように加えたものを使用した。
<サイクルテスト>
上記で作製したコインセルに対して、以下の充放電条件でサイクルテストを行った。
充電:366mAg/(活物質重量)、放電:1829mAg/(活物質重量)で、3V〜4.25Vの電圧範囲で、繰り返し充放電を100回繰り返した。評価結果を下記表
2に示す。
Figure 2016219370
<比較結果>
実施例1〜3で得られた本発明品は、初期容量、特にサイクルテスト後の容量維持率においてはいずれも80%以上の良好な結果を示した。一方、比較例1〜5で得られた比較例品は、特にサイクルテスト後の容量維持率においてはいずれも60〜80%の範囲であり、実用性に問題があるレベルの結果を示した。中でも実施例3の本発明品は、
初期容量とサイクルテスト後の容量維持率において最良の値を示した。このことから、特に、導電材として、アセチレンブラックや気相法炭素繊維を含み、バインダ樹脂の混合比率、バインダ樹脂の重量平均分子量などが最適化されていることが確認でき、本発明が適正であることが確認された。
また、実施例1〜実施例3において、SEMでサイクル前の電極表面を観察したところ、図1のように、活物質の表面がバインダ樹脂で覆われているとともに、気相法炭素繊維3とバインダ樹脂2が混合しているのが確認できた。このことから、図1の形状が、サイクルに伴うSEIの継続的な生成を抑制し、サイクル維持率が向上したものと考えられる。
本発明によって得られる非水電解質二次電池用電極は、各種携帯用電子機器の電源、また、高エネルギー密度が求められる電気自動車等の駆動用蓄電池、さらに、ソーラーエネルギーや風力発電等の各種エネルギーの蓄電装置、または、家庭用電気器具の蓄電源等の電極に用いられる。
1…活物質、2…バインダ樹脂、3…気相法炭素繊維

Claims (5)

  1. 集電体の表面を、活物質、導電助剤、バインダ樹脂、希釈溶剤を含有する電極形成用組成物からなる塗膜が形成された非水電解質二次電池用電極であって、
    前記導電助剤はアセチレンブラックと気相法炭素繊維とを含み、
    アセチレンブラックの質量は前記活物質に対して12〜20質量%の範囲で、
    気相法炭素繊維の質量は前記活物質に対して2〜6質量%の範囲で、
    バインダ樹脂の質量は前記活物質に対して10〜25質量%の範囲であることを特徴とする非水電解質二次電池用電極。
  2. 前記活物質は、SiOx(xは1.5以下)を含むことを特徴とする請求項1に記載の非水電解質二次電池用電極。
  3. 前記バインダ樹脂は、重量平均分子量が20〜1000万の範囲にあるポリアクリル酸、ポリアクリル酸塩の少なくとも一つ以上から選ばれることを特徴とする請求項1または2に記載の非水電解質二次電池用電極。
  4. 前記バインダ樹脂は、重量平均分子量が100万未満の範囲にあるポリアクリル酸またはポリアクリル酸塩と、重量平均分子量が500万以上の範囲にあるポリアクリル酸またはポリアクリル酸塩との混合からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の非水電解質二次電池用電極。
  5. 前記塗膜を構成するバインダ樹脂が架橋していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の非水電解質二次電池用電極。
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