JP2016215967A - 乗用車両における乗車用シート構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】シート座部が、メンテナンス用空間および収納用空間の少なくとも一方を上方から覆いつつ乗員の着座を可能とした閉鎖位置と、前記メンテナンス用空間および収納用空間の少なくとも一方を開放する開放位置との間での変位を可能として車体フレームに支持される乗用車両において、シート座部が開放位置にあるときに、収納用空間およびメンテナンス用空間の少なくとも一方の上部開口を大きく開くことができるようにする。【解決手段】閉鎖位置にあるシート座部22を下方から支持するシート支持部40が、該シート支持部40に対するシート座部22の着脱を可能として車体フレームFに設けられ、シート座部22の後部と、シート支持部40の前後方向中間部とが揺動アーム52を介して連結される。【選択図】 図4

Description

本発明は、乗車用シートの一部を構成するシート座部が、メンテナンス用空間および収納用空間の少なくとも一方を上方から覆いつつ乗員の着座を可能とした閉鎖位置と、前記メンテナンス用空間および収納用空間の少なくとも一方を開放する開放位置との間での変位を可能として車体フレームに支持される乗用車両に関し、特に乗車用シート構造の改良に関する。
乗車用シートの一部であるシート座部の車両前後方向前部が、車体フレームの一部を構成するシート支持部の前部にヒンジを介して回動可能に支持され、シート座部が、燃料タンクの上方に配置されるとともにシート支持部からの離脱を可能とした収納ボックスを上方から覆いつつ乗員の着座を可能とした閉鎖位置と、前記収納ボックスを開放する開放位置との間での回動を可能とした作業車が、特許文献1で知られている。
特許第4690992号公報
ところが、上記特許文献1で開示されたものでは、シート座部を開放位置に回動させて、収納ボックスを取り出して燃料タンクのメンテナンスを行なおうとしても、開放位置にあるシート座部が、操向ハンドルや計器パネルと、燃料タンクを臨ませるようにして前記シート支持部に設けられる開口部との間に在り、前記開口部を大きく開くことができないので、メンテナンス作業を行い難く、メンテナンス作業用スペースの拡大が課題となっている。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、シート座部が開放位置にあるときに、収納用空間およびメンテナンス用空間の少なくとも一方の上部開口を大きく開くことができるようにした乗用車両における乗車用シート構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、乗車用シートの一部を構成するシート座部が、メンテナンス用空間および収納用空間の少なくとも一方を上方から覆いつつ乗員の着座を可能とした閉鎖位置と、前記メンテナンス用空間および収納用空間の少なくとも一方を開放する開放位置との間での変位を可能として車体フレームに支持される乗用車両において、前記閉鎖位置にある前記シート座部を下方から支持するシート支持部が、該シート支持部に対する前記シート座部の着脱を可能として前記車体フレームに設けられ、前記シート座部の後部と、前記シート支持部の前後方向中間部とが揺動アームを介して連結されることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記シート座部への乗員の着座状態を検出する着座センサーーが前記シート座部に設けられ、前記着座センサーに連なるセンサーコードが、前記揺動アームに沿って配線されることを第2の特徴とする。
本発明は、第2の特徴の構成に加えて、前記センサーコードが、前記揺動アームに保持されることを第3の特徴とする。
本発明は、第1〜第3の特徴の構成のいずれかに加えて、前記開放位置に在る前記シート座部の前縁部が、前記シート支持部と、そのシート支持部の前方に配置される計器パネルとの間に位置するように、前記揺動アームの前記シート座部および前記シート支持部への連結位置が設定されることを第4の特徴とする。
本発明は、第4の特徴の構成に加えて、前記シート支持部が、フロントフロアから上方に立ち上がるようにして前記車体フレームに設けられ、前記開放位置に在る前記シート座部の前記前縁部が、前記フロントフロアの上面から上方に間隔をあけた位置に配置されるように、前記開放位置の前記シート座部が前記揺動アームおよび前記シート支持部の前面で支持されることを第5の特徴とする。
本発明は、第1〜第5の特徴の構成のいずれかに加えて、金属製である前記揺動アームが、該揺動アームの一端部の前記シート支持部への連結部を支点として回動することを可能として形成されることを第6の特徴とする。
さらに本発明は、第6の特徴の構成に加えて、前記揺動アームの一端部に、前記シート座部が前記閉鎖位置にある状態では前後方向に長く延びる長孔が、前記シート支持部の前後方向中間部に設けられる前記連結部としての連結軸を貫通させるようにして設けられ、前記シート座部の後部に、前記シート支持部の後部に設けられるとともに前方に向けて開放した嵌合孔に嵌合し得る嵌合突部が突設されることを第7の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば、車体フレームに設けられるシート支持部の前後方向中間部が揺動アームを介してシート座部の後部に連結されるので、開放位置にあるシート座部がシート支持部の上方に大きく張り出すことを避けて、シート支持部よりも前方に在ることを可能とし、シート座部を開放位置に変位させることで、メンテナンス用空間および収納用空間の少なくとも一方の上部開口を大きく開くことが可能となる。
また本発明の第2の特徴によれば、シート座部に設けられる着座センサーーに連なるセンサーコードが揺動アームに沿って配線されるので、シート座部を開放位置に変位させる際にセンサーコードを取り外す必要がなく、センサーコードの取り外し作業を省略して作業性を高めることができる。
本発明の第3の特徴によれば、センサーコードが揺動アームに保持されるので、シート座部を開放位置に変位させた際にセンサーコードを揺動アームで保持することで、作業性をより高めることができる。
本発明の第4の特徴によれば、開放位置に在るときのシート座部の前縁部がシート支持部および計器パネル間に位置するので、乗車用シートの前方の広い床部を利用して開放位置のシート座部を配置するようにして、シート座部の閉鎖位置から開放位置までの変位量を大きく確保することができる。
本発明の第5の特徴によれば、開放位置に在るときのシート座部の前縁部がフロントフロアの上面に接触することはないので、シート座部の前縁部がフロントフロアとの接触によって汚れてしまうことを防止することができる。
本発明の第6の特徴によれば、金属製の揺動アームが、その一端部のシート支持部への連結部を支点として回動するので、開放位置から閉鎖位置にシート座部を戻す際に揺動アームによってシート座部を扇状に回動して閉鎖位置に戻ることができ、作業性をさらに高めることができる。
さらに本発明の第7の特徴によれば、シート座部が閉鎖位置にある状態では前後方向に長く延びる長孔が、揺動アームの一端部に設けられ、長孔を貫通する連結軸がシート支持部の前後方向中間部に設けられ、シート支持部の後部に設けられて前方に向けて開放した嵌合孔に嵌合し得る嵌合突部がシート座部の後部に突設されるので、シート座部が閉鎖位置付近にある状態では長孔によってシート座部を前後方向にスライドすることが可能であり、それによってシート座部の閉鎖位置で嵌合孔に対する嵌合突部の嵌合および嵌合解除を可能とし、閉鎖位置でのシート支持部へのシート座部の支持構造を簡素化することができる。
荒れ地走行用四輪駆動車の側面図である。 図1の2矢視図である。 シート座部が開放位置に在る状態での乗車用シート付近の斜視図である。 シート座部が開放位置に在る状態での乗車用シート付近の縦断面図である。 シート座部の分解斜視図である。 シート座部を閉鎖位置に戻す際の状況を順次示す縦断側面図である。 図1の7−7線矢視図である。 同乗者席の斜視図である。 カバー部材を省略して図8の9矢視方向から見た斜視図である。 ロータリースイッチの構成を示す縦断面図であって図11の10−10線に沿う断面図である。 図10の11−11線断面図である。
本発明の実施の形態について、添付の図1〜図11を参照しながら説明する。なお以下の説明で、前後、左右および上下は、荒地走行用四輪駆動車に乗車した乗員から見た方向を言うものとする。
先ず図1および図2において、荒地走行用四輪駆動車の車体フレームFの前部には左右一対の前輪WFが懸架されており、前記車体フレームFの後部には左右一対の後輪WRが懸架される。
前記車体フレームFは、前後方向に延びる左右一対のロアフレーム11と、それらのロアフレーム11の前後方向中間部から上方に立ち上がる左右一対のセンター起立フレーム12と、それらのセンター起立フレーム12の上端から前方に延びるとともに途中から前下がりに延びて前記ロアフレーム11の前部に連設される左右一対のフロントサイドフレーム13と、前記センター起立フレーム12の上端から後方に延びるとともに途中から下方に延びて前記ロアフレーム11の後部に連設される左右一対のリヤサイドフレーム14と、左右一対のセンター起立フレーム12の上端部間を連結する上部センタークロスフレーム15と、左右一対のフロントサイドフレーム13の中間屈曲部間を連結するフロントクロスフレーム16と、左右一対のリヤサイドフレーム14の中間屈曲部間を連結する上部リヤクロスフレーム17とを備える。
左右一対の前記センター起立フレーム12および左右一対の前記フロントサイドフレーム13は、運転者および助手用の前部乗車空間FSの外郭を構成するものであり、運転者および助手が乗ることを可能として前記センター起立フレーム12の前方に配置されるフロントフロア19が前記車体フレームFの前部に支持される。また左右一対の前記センター起立フレーム12および左右一対の前記リヤサイドフレーム14は、同乗者用の後部乗車空間RSの外郭を構成するものであり、前記車体フレームFの後部には、前記センター起立フレーム12の後方に配置される荷台20が支持される。
前記運転者および助手用の前部乗車空間FSには、前記車体フレームFの前部に支持された前記フロントフロア19上に車幅方向に離間して設けられる運転者席および助手席と、運転者席および助手席間に配置される補助席を一体に有するベンチシート型の乗車用シート21が本発明に従って配設されるものであり、この実施の形態では、乗車用シート21の左側部分がその前方に配置される操向ハンドル25に対応して運転者席と定められる。
前記車体フレームFの前部には、ボンネット27が開閉可能に支持されるようにしたフロントカバー26が左右一対の前記前輪WFを上方から覆うようにして支持される。また前記前部乗車空間FSの後側下部を側方から覆うフロントサイドカバー28と、前記後部乗車空間RSの前側下部を側方から覆う左右一対のセンターサイドカバー29と、前記後部乗車空間RSの後側下部を側方から覆う左右一対のリヤサイドカバー30とが車体フレームFに取付けられる。また前記フロントカバー26の左右後部には、前記フロントサイドカバー28および前記フロントカバー26間にそれぞれ形成される前部出入口31を開閉可能な左右一対の前部ドア33が上下一対のヒンジ部35で回動可能にそれぞれ支持され、前記リヤサイドカバー30の前部には、前記センターサイドカバー29および前記リヤサイドカバー30間にそれぞれ形成される後部出入口32を開閉可能な後部ドア34が上下一対のヒンジ部36で回動可能にそれぞれ支持される。
前記車体フレームFには、前記乗車用シート21の車幅方向中央部の下方に配置されるエンジンEが支持されており、左右一対の前輪WFを駆動するための前輪用ドライブシャフト38が前記エンジンEのエンジン本体EBから前方に延出され、左右一対の後輪WRを駆動するための後輪用ドライブシャフト39が前記エンジン本体EBから後方に延出される。
図3および図4を併せて参照して、前記乗車用シート21は、シート座部22と、そのシート座部22の後方で上方に立ち上がるようにして車体フレームFに固定的に支持されるシートバック部23とを備えるものであり、前記乗車用シート21の一部を構成する前記シート座部22が、図2の実線および図4の鎖線で示すように乗員の着座を可能とした閉鎖位置と、図3および図4の実線で示す開放位置との間での変位を可能として車体フレームFに支持される。
前記閉鎖位置にある前記シート座部22を下方から支持するシート支持部40が、該シート支持部40に対する前記シート座部22の着脱を可能としつつ、フロントフロア19から上方に立ち上がるようにして前記車体フレームFに設けられる。このシート支持部40には、前記エンジンEにおける前記エンジン本体EB周辺のメンテナンスを行なうための第1のメンテナンス用空間41Aに臨んで開口する第1の開口部43Aと、前記エンジン本体EBの右前方に配置される燃料タンク37のメンテナンスを行なうための第2のメンテナンス用空間41Bに臨んで開口する第2の開口部43Bと、バッテリ45および制御ユニット46等を収納する収納用空間42を形成するようにして上方に開放した収納凹部44とが設けられており、前記シート座部22は、前記閉鎖位置で前記第1のメンテナンス用空間41A、前記第2のメンテナンス用空間41Bおよび前記収納用空間42の少なくとも一つ(この実施の形態では全て)を上方から覆いつつ乗員の着座を可能とし、前記開放位置では、前記第1のメンテナンス用空間41A、前記第2のメンテナンス用空間41Bおよび前記収納用空間42の少なくとも一つ(この実施の形態では全て)を開放することになる。
図5において、前記シート座部22は、底板47と、その底板47上に設けられるクッション48と、そのクッション48を上方から覆うトップコート49とを備える。このシート座部22には、その助手席側への乗員の着座状態を検出する着座センサー51が設けられるものであり、この実施の形態では、前記クッション48および前記トップコート49間に挟まれるように前記着座センサー51が配設され、助手席側で前記シート座部22に座った乗員が前記着座センサー51の存在による違和感を感じることがないようにするために、前記着座センサー51を覆うウレタンシート50が前記クッション48および前記トップコート49間に挟まれる。
前記シート座部22の後部と、前記シート支持部40の前後方向中間部とは、車幅方向に間隔をあけて配置される一対の金属製の揺動アーム52を介して連結され、これらの揺動アーム52は、直線状に延びるように形成される。
前記揺動アーム52は、その一端部に平板状の連結板部52aを有しており、その連結板部52aが、連結軸53を介して前記シート支持部40に回動可能に連結される。すなわち前記揺動アーム52は、その一端部の前記シート支持部40への連結部すなわち前記連結軸53を支点として回動することを可能として前記シート支持部40の前後方向中間部に支持される。また前記揺動アーム52の他端部は、前記シート座部22における底板47の後部に軸54を介して回動可能に連結される。
一対の前記揺動アーム52は、運転者席および助手席にそれぞれ対応した位置で前記シート座部22の後部ならびに前記シート支持部40の前後方向中間部間に設けられるものであり、前記着座センサー51に連なるセンサーコード55が、助手席側に配置される前記揺動アーム52に沿って配線される。しかも前記センサーコード55は、前記助手席側の前記揺動アーム52に保持されるものであり、この実施の形態では前記助手席側の前記揺動アーム52に取付けられるクリップ56で前記センサーコード55が保持される。
ところで、前記揺動アーム52の前記シート座部22および前記シート支持部40への連結位置は、前記開放位置に在る前記シート座部22の前縁部22aが、前記シート支持部40と、そのシート支持部40の前方に配置されて前記車体フレームFの前部に支持される計器パネル57との間に位置するように設定される。
しかも前記開放位置に在る前記シート座部22の前記前縁部22aが、図4で示すように、前記フロントフロア19の上面から上方に間隔をあけた位置に配置されるように、前記開放位置の前記シート座部22が前記揺動アーム52および前記シート支持部40の前面40aで支持される。
図6を併せて参照して、前記揺動アーム52の一端部の前記連結板部52aには、前記シート支持部40の前後方向中間部に設けられる前記連結軸53を貫通させるようにして前記揺動アーム52の長手方向に長く延びる長孔58が、前記シート座部22が閉鎖位置にある状態では前後方向に長く延びるようにして設けられる。
また前記シート支持部40の後部には、車幅方向に間隔をあけた一対の嵌合孔59が前方に向けて開口するようにして設けられており、前記シート座部22の後部には、前記嵌合孔59に嵌合し得る一対の嵌合突部60が突設される。なおこの実施の形態では、一対の嵌合孔59が、それらの嵌合孔59の周囲との関係によって形状を異ならせて形成されている。
また前記シート支持部40の車幅方向に間隔をあけた2箇所には、上方に向けて突出した規制突部61が設けられ、前記シート座部22における前記底板47には、前記シート座部22が前記閉鎖位置にある状態で前記規制突部61を嵌合される規制孔62をそれぞれ有する一体の規制部材63が固着される。
前記シート座部22がその開放位置から閉鎖位置に変位する途中で鎖線で示す位置から実線で示すように前記閉鎖位置に近づいた状態では、先ず図6(a)で示すように連結軸53が長孔58の後部にある状態から図6(b)で示すように連結軸53が長孔58の前部に達するまでシート座部22を前後方向後方にスライドさせることで嵌合突部60を嵌合孔59に嵌合させ、シート座部22を図6(c)で示すように閉鎖位置まで回動することで、前記規制突部61が前記規制孔62に嵌合することで前記シート座部22が前記閉鎖位置に保持されることになる。
また前記シート座部22における前記底板47の前部下面には、その閉鎖位置で前記シート支持部40の上面に当接する弾性部材64が取付けられる。
図7および図8を併せて参照して、前記荷台20上には、前記後部乗車空間RS内に配置される左右一対の同乗者席66が設けられるものであり、それらの同乗者席66は、同乗者が座るシート座部67と、そのシート座部67に座った同乗者の背中の下部を支える第1のシートバック部68と、前記シート座部67に座った同乗者の背中の上部を支えるようにして第1のシートバック部68の上方に配置される第2のシートバック部69とをそれぞれ備える。
前記荷台20は、前記車体フレームFの後部に支持されるとともに上方が開放するように構成されるものであり、その荷台20の床部20aに、座部フレーム70が取付けられ、その座部フレーム70上に前記シート座部67が設けられるものであり、この実施の形態では、前記床板20a上に設けられて上方に立ち上がるフレーム支持枠72上に前記座部フレーム70が取付けられる。
また上下に間隔をあけて配置される前記第1のシートバック部68および前記第2のシートバック部69は、シートバックフレーム71に支持されており、このシートバックフレーム71は、前記第1のシートバック部68および前記第2のシートバック部69を前記シート座部67上に重ねる倒伏状態と、前記第1のシートバック部68および前記第2のシートバック部69を前記シート座部67の後方で起立させる起立状態とを切換えることを可能として、前記車体フレームFに支持される。
図9〜図11を併せて参照して、前記シート座部67の後部に対応する部分で前記車体フレームFの後部にはステー支持部82が設けられており、このステー支持部82に、上方に起立した支持板部73aを有する支持ステー73が、ボルト74およびナット75と、リベット76とで固定される。前記支持ステー73は、前記シート座部67の車幅方向両側で前記シート座部67の後部に対応する位置に配置される。
また前記シートバックフレーム71の前記車幅方向両側には、前方に突出する側板部77が前記支持板部73aの車幅方向外側に配置されるようにしてそれぞれ一体に設けられており、前記シートバックフレーム71には、前記側板部77に一体に連なって前記支持ステー73における前記支持板部73aの車幅方向内側に配置される取付けステー78が設けられる。
前記シート座部67の車幅方向両側に配置される前記側板部77および前記取付けステー78は、前記支持ステー73の前記支持板部73aに、支軸であるボルト79を介して回動可能に支持される。前記支持板部73aの内面にはボス部材80が固着されており、前記ボルト79は、前記側板部77、前記支持板部73a、前記ボス部材80および前記取付けステー78に挿通され、前記取付けステー78から車幅方向内側に突出した前記ボルト79の端部は、前記取付けステー78に固定されるナット81に螺合される。
前記支持ステー73および前記取付けステー78の相対回動位置はロータリースイッチ84で検出されるものであり、このロータリースイッチ84は、前記シート座部67の車幅方向一側、この実施の形態では前記シート座部67の車幅方向外側で、前記ボルト79を貫通させるようにして該ボルト79と同軸に配置されるものであり、車幅方向で前記支持板部73aおよび前記取付けステー78間に配置される。
前記シートバックフレーム71の前記車幅方向両側には、前記支持板部73a、前記側板部77および前記取付けステー78を覆うカバー部材85,86が取付けられており、前記シートバックフレーム71の前記車幅方向外側に配置されるカバー部材85は前記ロータリースイッチ84も覆うように形成される。
図11に注目して、前記ロータリースイッチ84は、ベース部材87と、前記取付けステー78とともに回動するようにして前記ベース部材87内に収容されるインナーロータリー88とを備える。
前記ベース部材87は、前記取付けステー78および前記ベース部材80間に挟まれており、このベース部材87の前記支持板部73a側の端部は前記ベース部材80に嵌装される。また前記ベース部材87の下部には下方に開放した位置決め凹部89が形成されており、前記位置決め凹部89に挿通される位置決めロッド90が前記支持板部73aに植設されている。したがって前記位置決めロッド90を前記位置決め凹部89に挿入することで、前記ベース部材87が前記ボルト79に対する相対回転を不能とするように位置決めされて前記支持ステー73の前記支持板部73a側に支持され、この位置決め状態で下向きとなるコネクタ部87aが前記ベース部材87に一体に設けられる。
前記インナーロータリー88は、前記ベース部材87との間に環状のシール部材91,92を介在させて前記ベース部材87内に収容されており、このインナーロータリー88に一体に設けられる係合突部88aが、前記取付けステー78に設けられる係止孔93に挿入、係合され、前記インナーロータリー88は、前記取付けステー78すなわちシートバックフレーム71とともに作動することになる。
一対の前記シール部材91,92で軸方向両側から挟まれる位置で前記ベース部材87および前記インナーロータリー88間には、前記インナーロータリー88が前記ボルト79の軸線まわりに回動するのに応じて電気的な接・断を切換える接点機構94が設けられており、その接点機構94の固定接点に連なる複数個の端子95が前記コネクタ部87a内に配置される。
前記同乗者席66のシート座部67上に座った同乗者を拘束するためのシートベルト96の巻き取り装置97は、前記リヤサイドフレーム14の上部の前記上部リヤクロスフレーム17寄りの部分に設けられたステイ98で支持される。また巻き取り装置97から延出される前記シートベルト96は、上部スルーアンカ99ならびに該上部スルーアンカ99の下方に配置される下部スルーアンカ100に順次挿通される。
前記シートベルト96は、中間部タングプレート101に挿通されており、前記シートベルト96の先端部には、端部タングプレート102が取付けられる。前記中間部タングプレート101は、前記同乗者席66における前記シート座部67の車幅方向内側に配設される第1のバックル103に係脱可能に係合され、前記端部タングプレート102は、前記シート座部67の車幅方向外側に配置される第2のバックル104に係脱可能に係合される。
前記第1のバックル103は、前記シート座部67の車幅方向内側で支持ステー73にボルト107およびナット108を介して基端部が回動可能に支持される第1の支持アーム105の先端部に設けられる。また前記第2のバックル104は、前記シート座部67の車幅方向外側で支持ステー73にボルト109およびナット110を介して基端部が回動可能に支持される第2の支持アーム106の先端部に設けられる。
しかも前記シート座部67の車幅方向外側に配設される第2のバックル104には、前記端部タングプレート102が第2のバックル104に係合されたことを検出し、それによって前記シートベルト96の装着を検出するようにしたシートベルトスイッチ111が設けられる。
ところで前記ロータリースイッチ84のコネクタ部87aに着脱可能に装着されるコネクタ112から導出される導線113と、前記シートベルトスイッチ111に連なるようにして前記第2のバックル104から導出される導線114とは纏められ、前方に延出される。
次にこの実施の形態の作用について説明すると、運転者席および助手席と、運転者席および助手席間に配置される補助席を一体に有するベンチシート型の乗車用シート21の一部を構成するシート座部22が、第1のメンテナンス用空間41A、第2のメンテナンス用空間41Bおよび収納用空間42の少なくとも1つ(この実施の形態では全部)を上方から覆いつつ乗員の着座を可能とした閉鎖位置と、第1のメンテナンス用空間41A、第2のメンテナンス用空間41Bおよび収納用空間42の少なくとも1つ(この実施の形態では全部)を開放する開放位置との間での変位を可能として車体フレームFに支持されるのであるが、前記閉鎖位置にある前記シート座部22を下方から支持するシート支持部40が、該シート支持部40に対する前記シート座部22の着脱を可能として前記車体フレームFに設けられ、前記シート座部22の後部と、前記シート支持部40の前後方向中間部とが揺動アーム52を介して連結されるので、開放位置にあるシート座部22がシート支持部40の上方に大きく張り出すことを避けて、シート支持部40よりも前方に在ることを可能とし、シート座部22を開放位置に変位させることで、第1のメンテナンス用空間41A、第2のメンテナンス用空間41Bおよび収納用空間42の上部開口を大きく開くことが可能となる。
また前記シート座部22への乗員の着座状態を検出する着座センサー51が前記シート座部22に設けられ、前記着座センサー51に連なるセンサーコード55が、前記揺動アーム52に沿って配線されるので、シート座部22を開放位置に変位させる際にセンサーコード55を取り外す必要がなく、センサーコード55の取り外し作業を省略して作業性を高めることができる。
また前記センサーコード55が、前記揺動アーム52にクリップ56を介して保持されるので、シート座部22を開放位置に変位させた際にセンサーコード55を揺動アーム52で保持するようにして、作業性をより高めることができる。
また前記開放位置に在る前記シート座部22の前縁部22aが、前記シート支持部40と、そのシート支持部40の前方に配置される計器パネル57との間に位置するように、前記揺動アーム52の前記シート座部22および前記シート支持部40への連結位置が設定されるので、乗車用シート21の前方の広い床部を利用して開放位置のシート座部22を配置するようにして、シート座部22の閉鎖位置から開放位置までの変位量を大きく確保することができる。
しかも前記シート支持部40が、フロントフロア19から上方に立ち上がるようにして車体フレームFに設けられ、開放位置に在る前記シート座部22の前記前縁部22aが、前記フロントフロア19の上面から上方に間隔をあけた位置に配置されるように、前記開放位置の前記シート座部22が前記揺動アーム52および前記シート支持部40の前面40aで支持されるので、開放位置に在るときのシート座部22の前縁部がフロントフロア19の上面に接触することはなく、シート座部22の前縁部22aがフロントフロア19との接触によって汚れてしまうことを防止することができる。
また金属製である前記揺動アーム52が、該揺動アーム52の一端部の前記シート支持部40への連結部53を支点として回動することを可能として、直線状に延びるように形成されるので、開放位置から閉鎖位置にシート座部22を戻す際に揺動アーム52によってシート座部22を扇状に回動して閉鎖位置に戻ることができ、作業性をさらに高めることができる。
また前記揺動アーム52の一端部に、前記シート座部22が前記閉鎖位置にある状態では前後方向に長く延びる長孔58が、前記シート支持部40の前後方向中間部に設けられる前記連結部としての連結軸53を貫通させるようにして設けられ、前記シート座部22の後部に、前記シート支持部40の後部に設けられるとともに前方に向けて開放した嵌合孔59に嵌合し得る嵌合突部60が突設されるので、シート座部22が閉鎖位置付近にある状態では長孔58によってシート座部22を前後方向にスライドすることが可能であり、それによってシート座部22の閉鎖位置で嵌合孔59に対する嵌合突部60の嵌合および嵌合解除を可能とし、閉鎖位置でのシート支持部40へのシート座部22の支持構造を簡素化することができる。
また車体フレームFの後部の荷台20上には、左右一対の同乗者席66が設けられており、その同乗者席66は、車体フレームFで支持される座部フレーム70上に設けられるシート座部67と、そのシート座部67に座った同乗者の背中の下部を支える第1のシートバック部68と、前記シート座部67に座った同乗者の背中の上部を支えるようにして第1のシートバック部68の上方に配置される第2のシートバック部69とを備え、第1および第2のシートバック部68,69は、シートバックフレーム71で支持されており、そのシートバックフレーム71が、第1および第2のシートバック部68,69を前記シート座部67上に重ねる倒伏状態ならびに第1および第2のシートバック部68,69を前記シート座部67の後方で起立させる起立状態の切替えを可能として車体フレームFに支持される。しかも上方に起立した支持板部73aを有する支持ステー73が前記シート座部67の後部に対応する位置で前記車体フレームFに設けられ、前記シートバックフレーム71に設けられた取付けステー78が、ボルト79を介して前記支持板部73aに回動可能に支持され、前記支持ステー73および前記取付けステー78の相対回動位置を検出するロータリースイッチ84が、前記ボルト79を貫通させるようにして該ボルト79と同軸に配置される。したがってシート座部67に対するシートバック部68,69の相対回動位置変化を検出するロータリースイッチ84を配置するためにボルト79の周囲に確保すべきスペースを縮小することができる。
また前記ロータリースイッチ84は、ベース部材87と、前記取付けステー78とともに回動するようにして前記ベース部材87内に収容されるインナーロータリー88と、前記ベース部材87および前記インナーロータリー88間に介装されるシール部材91,92とを備え、前記ベース部材87が、該ベース部材87に設けられたコネクタ部87aを下向きとするようにして前記支持ステー73側に支持されるので、ロータリースイッチ84内への水の浸入を極力抑制し、防水性を高めることができる。
また前記座部フレーム70が、荒れ地走行用車両が備える前記車体フレームFの後部に設けられて上方が開放した荷台20の床部20a上に取付けられるので、荷台20の上方が開放されることで荷台20上に多量の水が溜まる可能性があるものの、防水性を高めたロータリースイッチ84の構造によってロータリースイッチ84への水の浸入を抑制することができる。
また前記ロータリースイッチ84が、前記支持ステー73の前記支持板部73aと、該支持板部73aの車幅方向内側に配置される前記取付けステー78との間に配置されるので、特別な保護構造を設けることを不要としてロータリースイッチ84を保護するようにして保護構造の簡素化を図ることができる。
さらに前記シート座部67の車幅方向一側に前記ロータリースイッチ84が配置され、前記シート座部67上に座った乗員を拘束するシートベルト96に設けられた端部タングプレート102を係脱可能に係合させる第2のバックル104が、前記シート座部67の車幅方向一側に設けられ、前記シートベルト96の装着を検出するシートベルトスイッチ111が前記第2のバックル104に設けられるので、ロータリースイッチ84およびシートベルトスイッチ111に連なる導線113,114の配線作業性を高め、メンテナンス性の向上を図ることができる。
しかもロータリースイッチ84および前記シートベルトスイッチ111によって、同乗者席66が、第1および第2のシートバック部68,69をシート座部67から上方に起立させた状態にあること、ならびにシートベルト96が装着された状態にあることをを同時に検出することができ、同乗者席66を含めたシートベルト装着状態をメーター表示部とに表示させて使い勝手を高めることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
19・・・フロントフロア
21・・・乗車用シート
22・・・シート座部
22a・・・シート座部の前縁部
40・・・シート支持部
40a・・・シート支持部の前面
41A,41B・・・メンテナンス用空間
42・・・収納用空間
51・・・着座センサー
52・・・揺動アーム
53・・・連結部である連結軸
55・・・センサーコード
57・・・計器パネル
58・・・長孔
59・・・嵌合孔
60・・・嵌合突部
F・・・車体フレーム

Claims (7)

  1. 乗車用シート(21)の一部を構成するシート座部(22)が、メンテナンス用空間(41A,41B)および収納用空間(42)の少なくとも一方を上方から覆いつつ乗員の着座を可能とした閉鎖位置と、前記メンテナンス用空間(41A,41B)および収納用空間(42)の少なくとも一方を開放する開放位置との間での変位を可能として車体フレーム(F)に支持される乗用車両において、前記閉鎖位置にある前記シート座部(22)を下方から支持するシート支持部(40)が、該シート支持部(40)に対する前記シート座部(22)の着脱を可能として前記車体フレーム(F)に設けられ、前記シート座部(22)の後部と、前記シート支持部(40)の前後方向中間部とが揺動アーム(52)を介して連結されることを特徴とする乗用車両における乗車用シート構造。
  2. 前記シート座部(22)への乗員の着座状態を検出する着座センサー(51)が前記シート座部(22)に設けられ、前記着座センサー(51)に連なるセンサーコード(55)が、前記揺動アーム(52)に沿って配線されることを特徴とする請求項1に記載の乗用車両における乗車用シート構造。
  3. 前記センサーコード(55)が、前記揺動アーム(52)に保持されることを特徴とする請求項2に記載の乗用車両における乗車用シート構造。
  4. 前記開放位置に在る前記シート座部(22)の前縁部(22a)が、前記シート支持部(40)と、そのシート支持部(40)の前方に配置される計器パネル(57)との間に位置するように、前記揺動アーム(52)の前記シート座部(22)および前記シート支持部(40)への連結位置が設定されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の乗用車両における乗車用シート構造。
  5. 前記シート支持部(40)が、フロントフロア(19)から上方に立ち上がるようにして前記車体フレーム(F)に設けられ、前記開放位置に在る前記シート座部(22)の前縁部(22a)が、前記フロントフロア(19)の上面から上方に間隔をあけた位置に配置されるように、前記開放位置の前記シート座部(22)が前記揺動アーム(52)および前記シート支持部(40)の前面(40a)で支持されることを特徴とする請求項4に記載の乗用車両における乗車用シート構造。
  6. 金属製である前記揺動アーム(52)が、該揺動アーム(52)の一端部の前記シート支持部(40)への連結部(53)を支点として回動することを可能として形成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の乗用車両における乗車用シート構造。
  7. 前記揺動アーム(52)の一端部に、前記シート座部(22)が前記閉鎖位置にある状態では前後方向に長く延びる長孔(58)が、前記シート支持部(40)の前後方向中間部に設けられる前記連結部としての連結軸(53)を貫通させるようにして設けられ、前記シート座部(22)の後部に、前記シート支持部(40)の後部に設けられるとともに前方に向けて開放した嵌合孔(59)に嵌合し得る嵌合突部(60)が突設されることを特徴とする請求項6に記載の乗用車両における乗車用シート構造。
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