JP2016208323A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 情報処理装置本体を制御する本体側コントローラの大幅な設計変更を行わなくてもハードウェアキーの接続状況を鑑みてソフトウェアキーをディスプレイに表示できるようにすることを目的とする。
【解決手段】 情報処理装置は、前記情報処理装置の動作を制御する第1の制御部と、ディスプレイを備えた操作部の動作を制御する第2の制御部と、を有する。前記第1の制御部が、前記ディスプレイに表示すべき画面に対応する第1の描画データを生成し、前記第2の制御部が、ソフトウェアキーに対応する第2の描画データを生成する。そして、前記ソフトウェアキーに対応するハードウェアキーの接続状況を判定し、判定結果に基づいて、前記第1の描画データと前記第2の描画データとを合成した描画データを前記ディスプレイに表示させるか、前記第2の描画データを前記ディスプレイに表示させずに前記第1の描画データを前記ディスプレイに表示させるかを制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ディスプレイを備えた操作部を有する情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラムに関する。
スキャン機能、プリント機能等を備えた画像処理装置では、ユーザからの操作を受け付ける操作部として、テンキーなどのハードウェアキーに加え、タッチパネルを備えた装置が一般的になりつつある。なお、テンキーとは、0〜9までの数字、及び、*、♯などの記号を入力するためのキーである。
このような画像処理装置における本体側コントローラ100と操作部150との間の処理の概要について図9を用いて説明する。ユーザがテンキー901又はタッチパネル152を用いて入力を行うと、入力情報が操作部CPU(Central Processing Unit)151に送信される。操作部CPU151は、テンキー901又はタッチパネル152から送信された入力情報に基づいて必要な情報を求め、当該情報を本体CPU101に送信する。例えば、ユーザによりテンキー901のいずれかのキー(例えば、数字3)が押下された場合は、押下されたキーに対応する文字情報が本体CPU101に送信される。また、タッチパネル152へのタッチ操作がなされた場合は、タッチ位置に基づく座標情報が本体CPU101に送信される。
本体CPU101は、操作部CPU151から送信された情報に基づいて、ディスプレイに表示すべき画面を特定し、当該画面に対応する描画データ902を生成してディスプレイへ送信する。なお、本体側コントローラ100には、ディスプレイ153に表示される複数の画面夫々に対応する描画データを生成するための各種情報(例えば、テキストや画像)が予め記憶されている。本体CPU101は、これらの情報に基づいて必要な描画データを生成する。ディスプレイ153は、送信された描画データ902に基づき、画面を表示する。このような処理によって、テンキー901やタッチパネル152を介したユーザの操作に応じた画面がディスプレイ153に表示されることとなる。
特開平6−309092号
一方で、操作部の小型化によるコスト削減、及びデザイン向上を目的として、ハードウェアキーを無くし、全ての入力をタッチパネルで行うことを可能とした画像処理装置が求められている。
この場合、これまでハードウェアキーとして備えられていたテンキーを、ソフトウェアキーとしてディスプレイに表示することで、タッチパネルからの入力を受け付けられるよう構成することが考えられる。
しかしながら、ソフトウェアキーをディスプレイに表示させるためには、本体CPUが生成する描画データもそれに合わせて変更しなければならない。そのためには、本体側コントローラの設計を修正する必要があり、大きな設計コストがかかってしまう。
他方、ハードウェアキーの代用としてソフトウェアキーからの入力を可能にした場合であっても、これまでハードウェアキーに慣れたユーザのために、オプションとして接続可能なハードウェアキーを提供することも考えられる。このようなハードウェアキーが接続され、使用可能なときにまでソフトウェアキーを表示させると、ユーザの操作性を却って低下させてしまう恐れもある。
本発明は、情報処理装置本体を制御する本体側コントローラの大幅な設計変更を必要とせずに、ハードウェアキーの接続状況を鑑みてソフトウェアキーをディスプレイに表示できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、ディスプレイを備えた操作部を有する情報処理装置であって、情報処理装置の動作を制御する第1の制御手段であって、前記ディスプレイに表示すべき画面に対応する第1の描画データを生成する第1の制御手段と、前記操作部の動作を制御する第2の制御手段であって、ソフトウェアキーに対応する第2の描画データを生成する第2の制御手段と、前記ソフトウェアキーに対応するハードウェアキーの接続状況を判定する判定手段と、前記判定手段により判定した前記ハードウェアキーの接続状況に従って、前記第1の制御手段により生成された前記第1の描画データと前記第2の制御手段により生成された前記第2の描画データとを合成した描画データを前記ディスプレイに表示させるか、前記第2の描画データを前記ディスプレイに表示させずに前記第1の描画データを前記ディスプレイに表示させるかを制御する表示制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、情報処理装置本体を制御する本体側コントローラの大幅な設計変更を行わなくても、ハードウェアキーの接続状況を鑑みてソフトウェアキーをディスプレイに表示させることが可能となる。
本体側コントローラ100と操作部150との間の処理の概要を示した図 画像処理装置の各ソフトウェアを制御するハードウェア構成を示した図 タッチパネル152が操作された際の操作部CPU151における処理を示したフローチャート タッチパネル152及びディスプレイ153の座標系を示した図 ディスプレイ153に表示される画面例及びユーザによるタッチ位置を示した図 ソフトウェアテンキーに含まれる各キーの表示位置と、各キーに対応する文字情報との対応関係を示した図 ハードウェアテンキー701を接続した場合の操作部150の外観を示した図 操作部CPU151の処理を示したフローチャート 従来における本体側コントローラ100と操作部150との間の処理の概要を示した図
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<実施形態1>
本実施形態における画像処理装置の本体側コントローラ100と操作部150との間の処理の概要について図1を用いて説明する。図9と比較すると、操作部150においてハードウェアキーであるテンキーが省略されている。その代わりとしてディスプレイ153にソフトウェアテンキーを表示させるための処理が行われる。具体的には、テンキーの描画データ1002が操作部CPU151から送信され、本体CPU101から送信された描画データ1003と合成された後、ディスプレイ153に表示される(1003)。このような処理を行うことにより、本体CPU101の設計を大幅に変更せずにソフトウェアテンキーをディスプレイ153に表示させることができる。上述した通り、テンキーとは、0〜9までの数字、及び、*、♯などの記号を入力するためのキーである。
(ハードウェア構成)
図2を参照して、画像処理装置の各ソフトウェアを制御するハードウェア構成の一例について説明する。本体側コントローラ100は、原稿上の画像を読み取るスキャナ108や、画像を用紙上に印刷するプリンタ107と接続されている。また、本体側コントローラ100は、ネットワーク140や公衆回線141と接続することで、画像情報やデバイス情報の入出力を行う。
本体CPU101は、画像処理装置全体の動作を統括的に制御するプロセッサ(制御部)である。例えば、本体CPU101は、印刷される画像データの画像処理や、ネットワーク制御を行うほか、上述したプリンタ107に印刷の指示を出すことによって印刷処理も制御する。また、画像処理装置は、本体CPU101の指示のもと、ネットワークインタフェース(以下、I/F)106を介してネットワークに接続された他のPCやサーバと通信することが可能となっている。例えば、画像処理装置は、クライアントPCから印刷データを受信したり、スキャナにより読み取られて生成された画像データを外部のサーバに送信することが可能である。
RAM102は、本体CPU101の主メモリや、ワークエリア等として機能する。RAM102には、本体側コントローラ100内の設定情報や各処理を行った時のジョブログや操作ログなどが格納される。また、後述するように、RAM102には、操作部150のディスプレイ153に表示すべき画面に対応する描画データが格納される。ROM103は、ブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。HDD105は、ハードディスクドライブであり、システムソフトウェア、アプリケーション、画像データを格納する。
操作部I/F104は、操作部150への描画データの送信や、操作部150からの入力信号の受信等の各種通信を行う。また、操作部I/F104は、操作部150からユーザが入力した情報を本体CPU101に伝える役割をする。
ネットワークインタフェース106は、ネットワーク140に接続し、情報の入出力を行う。MODEM(モデム)109は公衆回線に接続し、情報の入出力を行う。SRAM113は、高速動作可能な不揮発性の記憶媒体である。RTC114は、リアルタイムクロックであり、現在の時刻をカウントする。以上のデバイスがシステムバス115上に配置される。
Image Bus I/F116はシステムバス115と画像バス117とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス117は、PCIバス又はIEEE1394で構成される。画像バス117上には以下のデバイスが配置される。
RIP部118は、ラスターイメージプロセッサでありPDLデータをビットマップイメージに展開する。デバイスI/F119は、スキャナ108やプリンタ107を本体側コントローラ100と接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。スキャナ画像処理部120は、スキャナ108から入力された画像データに対し補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部121は、プリンタ107に出力すべき画像データに対して、補正、解像度変換等を行う。暗号処理部122は画像データを含む入力データの暗号化処理を行う。復号処理部123は暗号化データの複合化処理を行う。
操作部150は、バス160、161を介して操作部I/F104と接続されている。
操作部CPU151は、操作部150全体の動作を統括的に制御するプロセッサである。操作部150には、操作部CPU151が動作するためのプログラムが格納されているROMが搭載されている。後述する図3に示すフローチャートを実行するためのプログラムも該操作部150内のROMに格納されている。
タッチパネル152は、後述するディスプレイ153の表面に配置されており、ユーザによりタッチされた箇所の位置情報(座標情報)を、バス156を介して操作部CPU151に通知する。タッチパネルデバイスは、抵抗膜式、静電容量方式、光学式のいずれを用いてもよい。
データコンバータ154は、本体側コントローラ100の操作部I/F104からバス161を介して描画データを受け取り、ディスプレイ153が受け取ることのできるデータフォーマットに変換するモジュールである。例えば、情報処理装置からは、DisplayPortやHDMI(登録商標)といった規格のデータを受け取り、ディスプレイが受け取ることのできる、LVDSやCMOSレベルの信号フォーマットに変換を行う。
また、データコンバータ154は操作部CPU151とバス155で接続されている。データコンバータ154は、本体側コントローラ100から送信された描画データに対して、操作部CPU151で生成された描画データを所定の位置に上書きする機能も有する。このように、データコンバータ154はディスプレイ153に画面を表示させるための表示制御を行う。
ディスプレイ153は、データコンバータ154からのデータを受け取り、予め決められたタイミングで画像データを表示する。
(表示画像合成)
続いて、ソフトウェアテンキーをディスプレイ153に表示させるための処理について詳細に説明する。
本体側コントローラ100の本体CPU101は、操作部150のディスプレイ153に画面を表示させるための描画データ1001を生成し、RAM102に格納する。描画データの生成及びデータ転送の準備が完了すると、本体CPU101は操作部I/F104を介して、該描画データ201を、バス161経由で操作部150に転送する。
操作部150内の操作部CPU151は、本体側コントローラ100から送られてくる描画データ1001に対して合成する描画データとして、ソフトウェアキーの描画データ1002を生成する。操作部CPU151は、データコンバータ154に対して、バス155を介して描画データ1002を、上書き位置を示す情報とともに転送する。データコンバータ154は、上書き位置を示す情報に基づいて、本体側コントローラ100から送信された描画データ1001に対して、描画データ1002を上書きし、描画データ1003を生成する。データコンバータ154は、合成後の描画データ1003をディスプレイ153に表示させるべく、バス157を介してディスプレイ153に転送する。ディスプレイ153は、転送された描画データ1003に基づいて画面表示を行う。以上の処理により、本体側コントローラ100の設計を変更せずに、ソフトウェアテンキーをディスプレイ153に表示させることができる。
ここで、ソフトウェアテンキーが表示されている箇所がユーザによりタッチされた場合について考える。前述の通り、従来においては、タッチパネル152がタッチされた場合、そのタッチ位置座標が操作部CPU151から本体CPU101に送信される。よって、操作部CPU151が従来の処理をそのまま行うと、ユーザがソフトウェアテンキーの表示箇所をタッチした場合であっても、そのタッチ位置座標が本体CPU101に送信されることとなる。ここで、ソフトウェアテンキーの表示は全て操作部CPU151の指示に基づくものであり、本体CPU101は、ソフトウェアテンキーが表示されていること、及びその表示位置を認識していない。よって、本体CPU101は、操作部CPU151からタッチ位置座標を受信したとしても、ソフトウェアテンキーがタッチされたのか、他の箇所がタッチされたのかを識別することができない。その結果、ユーザの意図に応じた画面遷移を提供することができなくなってしまう。
そこで、以下の説明では、本体側コントローラ100の設計を大幅に変更することなく、ユーザの意図にあった画面遷移を提供するための操作部CPU151の処理について説明する。
(タッチパネル操作時の処理)
ユーザによりタッチパネル152が操作された際の操作部CPU151における処理について図3のフローチャートを用いて説明する。
S301において、操作部CPU151は、タッチパネル152がユーザによりタッチされた事を知らせるイベント信号をタッチパネル152から受信すると、タッチ位置(操作位置)を特定する(S302)。
図4は、タッチパネル152及びディスプレイ153の座標系を示した図である。401は、ディスプレイ153全体を示しており、402はソフトウェアテンキーが表示される位置を示している。
例えば、図5(A)における位置501がタッチされたならば、タッチ位置座標はX座標=“400”、Y座標=“250”となり、図5(B)における位置502がタッチされたならば、タッチ位置座標はX座標=“750”、Y座標=“200”となる。
次に、S303において操作部CPU151は、データコンバータ154に対してソフトウェアテンキーの描画データの合成指示を送信したか否かを判定する。
描画データの合成指示を送信していない場合(S303のNo)、操作部CPU151はS302で特定された座標情報を、バス160を介して、本体側コントローラ100へ送信する。例えば、図5(c)のようにソフトウェアテンキーが表示されていないときに位置503がタッチされた場合には、操作部CPU151はX座標=“750”、Y座標=“280”を示す座標情報が送信される。
S303において、画像合成の指示がなされていたならば、操作部CPU151は、ソフトウェアテンキーの表示領域(描画領域)を特定する(S304)。本実施形態の場合、図4に示すように、ソフトウェアテンキーの表示領域は以下の通りである。
始点X座標:700
始点Y座標:50
終点X座標:1010
終点Y座標:360
続いて、操作部CPU151は、S302で特定されたタッチ位置の座標が、S304で特定されたソフトウェアテンキーの表示領域内か否かを判定する(S305)。タッチ位置の座標がソフトウェアテンキーの表示領域外である場合(S305でNo)、操作部CPU151は、S302で特定された座標情報を、本体側コントローラ100へ送信する(S304)。
例えば、図5(a)で示すように位置501がタッチされた場合には、座標=“400”、Y座標=“200”を示す座標情報が送信される。その結果、本体CPU101は、ディスプレイ153に次に表示する画面として、両面印刷に関する設定を行うための画面を特定する。そして、当該画面に対応する描画データが操作部I/Fを介して操作部150に送信され、ディスプレイ153に表示されることとなる。
タッチ位置の座標がソフトウェアテンキーの表示領域内である場合(S305でYes)、操作部CPU151は、タッチ位置の座標情報から、タッチされた位置に表示されているキーに対応する文字情報(ASCII文字コード)への変換を行う(S307)。本実施形態の場合、各文字に対応するキー夫々の表示位置、及びASCII文字コードの対応表は図6の通りである。ROM103には、このようなテーブルが登録されており、操作部CPU151は、当該テーブルに基づいてASCII文字コードへの変換を行う。
例えば、図5(B)に示す位置502(X座標=“750”、Y座標=“280”)がタッチされた場合に得られる文字情報は、表示文字“4”に対応するASCIIコード“0x34”である。そして、操作部CPU151はS307で得られたASCII文字コードを本体側コントローラ100に対して送信する。その結果、本体CPU101は、ディスプレイ153に次に表示する画面として、コピー部数に“4”が設定された画面を特定する。そして、当該画面に対応する描画データが操作部I/Fを介して操作部150に送信され、ディスプレイ153に表示されることとなる。
なお、S305において、タッチ位置がソフトウェアテンキーの領域内であっても、図6に示す座標エリアのいずれにも含まれないときは(例えば図5(d)の場合)、ユーザからの入力指示を無効としてもよい。この場合、操作部CPU151は、本体CPU101に対して座標情報と文字情報のいずれも送信しないようにすればよい。
以上の通り、本実施形態では、本体CPU101から送信された描画データに対し、操作部CPU151から送信される描画データを合成することで、ソフトウェアテンキーをディスプレイ153に表示させる。また、タッチパネルに対するタッチ操作がされた場合に、操作部CPU151は、そのタッチ位置がソフトウェアテンキーの表示領域内か否かを判定する。そして、操作部CPU151は、その判定結果に基づいて、本体CPU101に対してタッチ位置を示す座標情報を送信するか、座標情報に基づいて変換された文字情報を送信するかを制御している。具体的には、ソフトウェアテンキーの表示領域外がタッチされた場合、タッチ位置を示す座標情報が本体CPU101に送信される。また、ソフトウェアテンキーの表示領域内がタッチされた場合、タッチ位置に表示されていたキーに対応する文字情報が本体CPU101に送信される。これにより、本体側コントローラ100の設計を大幅に変更せずとも、ソフトウェアテンキーを表示させると共に、該ソフトウェアテンキーのタッチに応じた画面遷移を実現することができる。その結果、画像処理装置からハードウェアテンキーを無くすことができ、コスト削減、及びデザイン向上に寄与することができる。
<実施形態2>
実施形態1では、ハードウェアテンキーを無くす代わりにソフトウェアテンキーを用いることでユーザの入力を受付可能な例について説明した。一方、これまでハードウェアキーに慣れたユーザへのサポート強化のため、オプションとして接続可能なハードウェアテンキーを提供することが考えられる。図7は、ハードウェアテンキー701を接続した場合の操作部150の外願を示した図である。図7に示すように、ハードウェアテンキー701が接続された場合にまでソフトウェアテンキーを表示することにすると、重複した表示となり、ユーザの操作性を却って低下させてしまう恐れがある。そこで本実施形態では、オプションとして提供されたハードウェアキーが接続された場合の処理について説明する。
図8は、本実施形態における操作部CPU151の処理を示すフローチャートである。
S801において、操作部CPU151はハードウェアテンキー701の接続が検知されたか否かを確認する。ハードウェアテンキー701の接続が検知されていない場合、操作部CPU151は、ソフトウェアテンキーをディスプレイ153に表示させるべく、実施形態1と同様の処理を行う(S804)。
ハードウェアテンキー701の接続が検知された場合、操作部CPU151は、ハードウェアテンキー701の異常が検知されたか否かを確認する(S802)。ハードウェアテンキー701の異常とは、例えば以下の場合である。
・所定時間内に所定回数以上のキー押下のイベントを検知した場合(チャタリング)
・所定時間以上、キー押下のイベントを検知した場合
・キー押下のイベントを検知した合計回数が所定の閾値を超えた場合
・ハードウェアテンキーの製品寿命(5年)を超えた場合
ハードウェアテンキー701の異常が検知されない場合は(S802でNo)、操作部CPU151はソフトウェアテンキーを非表示とする(S803)。この場合、操作部CPU151は、ソフトウェアテンキーに対応する描画データ1002の合成指示をデータコンバータ154に送信しないようにすればよい。なお、ハードウェアテンキーがユーザにより押下された際には、従来技術で説明したのと同様に、操作部CPU151は押下されたキーに対応する文字情報を本体CPU101に送信する。
ハードウェアテンキー701の異常が検知された場合は(S802でYes)、S804に進み、操作部CPU151は実施形態1と同様の処理を行う。
このように、本実施形態によれば、ハードウェアテンキー701が接続されており、正常に使用できる場合には、ソフトウェアテンキーを非表示とする。これにより、ハードウェアテンキー701が接続されているにも拘わらずソフトウェアテンキーを表示することによる重複表示を避けることが可能となる。また、ハードウェアテンキー701が接続されている場合でも、異常によりその機能が有効に使えない場合には、ソフトウェアテンキーからの入力を可能とすることでユーザの操作性が著しく低下することを防ぐことが可能となる。
なお、S802の処理は省略してもよい。すなわち、ハードウェアテンキー701の接続状況に従って、ソフトウェアテンキーを表示するか否かを切り替えるようにしても構わない。
<その他の実施形態>
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。また、上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
上記実施形態ではコピー機能、スキャナ機能等の複数の機能を有する画像形成装置を例として説明したが、このうち一部の機能のみを有する画像処理装置にも本発明は適用可能である。また、パーソナルコンピュータやPDA、携帯電話、FAX、カメラ、ビデオカメラ、その他の画像ビューワ等、他の情報処理装置に適用しても構わない。
また、上記実施形態では、ハードウェアテンキーの代わりにソフトウェアテンキーを表示する例について説明したが、テンキーに限らず他のハードウェアキーに適用しても良い。
以上のように、上記各実施形態によれば、情報処理装置本体を制御する本体側コントローラの大幅な設計変更を行わなくても、ソフトウェアキーをディスプレイに表示させることができる。
そして、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

Claims (10)

  1. ディスプレイを備えた操作部を有する情報処理装置であって、
    情報処理装置の動作を制御する第1の制御手段であって、前記ディスプレイに表示すべき画面に対応する第1の描画データを生成する第1の制御手段と、
    前記操作部の動作を制御する第2の制御手段であって、ソフトウェアキーに対応する第2の描画データを生成する第2の制御手段と、
    前記ソフトウェアキーに対応するハードウェアキーの接続状況を判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定した前記ハードウェアキーの接続状況に従って、前記第1の制御手段により生成された前記第1の描画データと前記第2の制御手段により生成された前記第2の描画データとを合成した描画データを前記ディスプレイに表示させるか、前記第2の描画データを前記ディスプレイに表示させずに前記第1の描画データを前記ディスプレイに表示させるかを制御する表示制御手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記判定手段により前記ハードウェアキーが前記情報処理装置に接続されていると判定された場合には、前記第1の制御手段により生成された前記第1の描画データと前記第2の制御手段により生成された前記第2の描画データとを合成した描画データを前記ディスプレイに表示させ、前記判定手段により前記ハードウェアキーが前記情報処理装置に接続されていないと判定された場合には、前記第2の描画データを前記ディスプレイに表示させずに前記第1の描画データを前記ディスプレイに表示させるよう制御することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記判定手段により前記ハードウェアキーが前記情報処理装置に接続されていないと判定された場合、前記第2の制御手段は前記第2の描画データの合成指示を前記表示制御手段に送信しないことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記情報処理装置に接続されたハードウェアキーの異常を検知する検知手段を有し、
    前記表示制御手段は、前記ハードウェアキーの異常が検知された場合には、前記判定手段により前記ハードウェアキーが前記情報処理装置に接続されていると判定された場合であっても、前記第1の描画データと前記第2の描画データとを合成した描画データを前記ディスプレイに表示させるよう制御することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記操作部はタッチパネルを備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記ソフトウェアキーは、数字を含む文字を入力するためのテンキーに対応するソフトウェアキーであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 原稿上の画像を読み取る読み取り手段を有することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 画像を用紙に印刷する印刷手段を有することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 情報処理装置の動作を制御する第1の制御部と、ディスプレイを備えた操作部の動作を制御する第2の制御部と、を有する情報処理装置による制御方法であって、
    前記第1の制御部が、前記ディスプレイに表示すべき画面に対応する第1の描画データを生成するステップと、
    前記第2の制御部が、ソフトウェアキーに対応する第2の描画データを生成するステップと、
    前記ソフトウェアキーに対応するハードウェアキーの接続状況を判定するステップと、
    判定された前記ハードウェアキーの接続状況に従って、前記第1の描画データと前記第2の描画データとを合成した描画データを前記ディスプレイに表示させるか、前記第2の描画データを前記ディスプレイに表示させずに前記第1の描画データを前記ディスプレイに表示させるかを制御するステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  10. 請求項9記載の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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