JP2016205192A - 車両用カバー材 - Google Patents

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Abstract

【課題】 高い意匠性と吸音性能の適正化が図れ、しかも軽量化が実現できる車両用カバー材を提供する。
【解決手段】 エンジンカバー30は、エンジンルームの所定箇所を覆うものであって、繊維強化樹脂で形成される基材36と、この基材36の上側に設けられて意匠面31を形成する非通気性で熱可塑性樹脂フィルムまたはシートの表皮材37と、基材36の下側に設けられる通気性フィルムまたは不織布の裏面材38と、を有する。このエンジンカバー30では、裏面材38および基材36にて良好な吸音作用が得られることに加え、非通気性の表皮材37の膜振動による吸音作用も得られ、しかも、基材36を繊維強化樹脂としたので軽量化が図れる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、エンジンルームの所定箇所を覆う車両用カバー材に関し、特に吸音性と意匠性を兼ね備える車両用カバー材に関する。
車両のエンジンルームにおける防音性および意匠性を高めるため、エンジンカバーに代表される各種のカバー材が実用に供されている。
従来の車両用カバー材を次図に基づいて説明する。
図7は、従来のエンジンカバーの基本構成を説明する図であり、図7(a)に示すように、エンジンカバー100は、射出成形により製造されるポリプロピレン製の基材101と、図7(b)に示すように、この基材101の裏面に超音波融着あるいはホットメルトで固定されるウレタン製などの吸音材102とからなり、エンジン103の上部(例えば、シリンダヘッドカバー、ハイブリッド車両のパワーユニット上部など)を上から覆うようにエンジンルーム内に配置される。
基材101の表面104は意匠面を形成し、一方、吸音材102はエンジン音を吸収する。すなわち、エンジンカバー100は、フードを開けた際のエンジンルームの見栄えを良くする意匠部品であると共に、エンジン103や電動モータ等の騒音を低減する吸音部品でもある。
ところで、車両の軽量化が求められる中、エンジンカバー100の更なる軽量化が期待される。しかしながら、エンジンカバー100においては、ポリプロピレンおよびウレタンの一定の質量によって、必要な強度および吸音性能を得ているため、単なる軽量化は容易ではない。質量を例示すると、基材101の板厚tが2.5mm、面密度が2500g/m、吸音材102の質量が35gである場合、エンジンカバー100の総質量は、550gに及ぶ。
そこで、繊維強化樹脂からなる基材と、通気性フィルム等の吸音材とで積層体を構成し、この積層体を用いてエンジンカバーの軽量化を図ることが考えられる。従来、このような積層体を用いた車両用フロアアンダーカバーが提案されている(例えば、特許文献1(図2)参照。)。
図8は、従来のフロアアンダーカバーの基本構成を説明する図であり、フロアアンダーカバー110は、タイヤにより巻き上げられる石や砂から車体下部を保護する保護カバーであり、ガラス繊維とオレフィン系樹脂と発泡剤を混合し、加熱膨張させた芯材111と、オレフィン系樹脂製の補強層112と、通気性フィルム113および不織布114で構成された路面側吸音材115とを積層させてなる。
このフロアアンダーカバー110では、芯材111および路面側吸音材115の作用により、路面側から車室内へ伝わる音を低減する。また、芯材111をガラス繊維で強化することで、芯材111の軽量化が可能となる。
特開2009-298339号公報
仮に、この特許文献1に開示される技術をエンジンカバーに適用した場合を考える。フロアアンダーカバー110のような積層体をエンジンカバーに使用すると、エンジンカバーを軽量化することは可能である。
しかしながら、フロアアンダーカバー110の路面側吸音材115は、芯材111に通気性フィルム113および不織布114を貼ったものであり、意匠性部品としての品質確保が困難である。この問題点は、エンジンカバーに限られるものではなく、エンジンルームにおいてエンジン周辺の箇所を覆う各種のカバー材についても同様に生ずる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、高い意匠性と吸音性能の適正化が図れ、しかも軽量化が実現できる車両用カバー材を提供することにある。
このような目的を達成するため、本発明は、以下の構成によって把握される。
(1)本発明は、エンジンルームの所定箇所を覆う車両用カバー材において、繊維強化樹脂で形成される基材と、この基材の上側に設けられて意匠面を形成する非通気性の熱可塑性樹脂フィルムまたはシートの表皮材と、前記基材の下側に設けられる通気性フィルムまたは不織布の裏面材と、を有することを特徴とする。
(2)本発明では、(1)の構成において、前記基材は、ガラス繊維強化樹脂であることを特徴とする。
(3)本発明では、(1)または(2)の構成において、前記基材は、発泡剤で加熱発泡された繊維強化樹脂であることを特徴とする。
(4)本発明では、(1)〜(3)のいずれかの構成において、前記表皮材は、オレフィン系樹脂またはオレフィン系樹脂エラストマーであることを特徴とする。
(5)本発明では、(1)〜(3)のいずれかの構成において、前記表皮材は、ナイロン系樹脂であることを特徴とする。
(6)本発明は、(1)〜(5)のいずれかの構成において、前記意匠面にシボ加工を施したことを特徴とする。
(7)本発明では、(1)〜(6)のいずれかの構成において、前記裏面材は、通気度3〜100cm/cm/secのフィルムまたは不織布であることを特徴とする。
(8)本発明は、(1)〜(7)のいずれかの構成において、前記表皮材の上面を覆うコーティング層を有することを特徴とする。
(9)本発明は、(1)〜(8)のいずれかの構成において、前記基材の前記表皮材側および前記裏面材側のうち少なくとも一側に、接着層を有することを特徴とする。
(10)本発明は、(1)〜(9)のいずれかの構成において、前記表皮材側を成形する第1の金型、および、前記裏面材側を成形する第2の金型によって成形される成形体であって、前記第1の金型および前記第2の金型のそれぞれにおいて真空成形されることを特徴とする。
本発明によれば、高い意匠性と吸音性能の適正化が図れ、しかも軽量化が実現できる車両用カバー材を提供することができる。
車両前部の斜視図であり、フードを開けた形態を示す図である。 本発明に係るエンジンカバーを説明する図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のb−b線断面図である。 (a)は図2(b)の3部拡大図、(b)は(a)の他の例を示す図である。 エンジンカバーの各層の構成を説明する表である。 エンジンカバーの製造方法を説明する図であり、(a)は加熱工程、(b)は素材セット工程、(c)は成形工程を説明する図である。 エンジンカバーの作用を説明する図である。 従来のエンジンカバーを説明する図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のb−b線断面図である。 従来のフロアアンダーカバーの断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」と称する。)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
図1に示すように、車両10は、フロントボディ11を備える。フロントボディ11は、車体12の側面前部を形成するフロントフェンダ13と、これらフロントフェンダ13を繋ぐフロントマスク14と、これらフロントフェンダ13およびフロントマスク14に被せるフード16とを備える。
また、フロントマスク14にラジエータグリル17およびヘッドライト18、18が設けられる。フロントフェンダ13、フロントマスク14、フード16によって、エンジン21を収納するエンジンルーム22が形成される。エンジンルーム22には、エンジン21の他、動力伝達装置、吸気装置、排気装置、電装品等の各種の収納体が所定箇所に配置される。なお、エンジン21には、内燃機関の動力源の他、電動モータと内燃機関とを組み合わせた動力源(例えば、ハイブリッド車両のパワーユニット)も含まれる。
エンジンルーム22には、エンジン21を上から覆うエンジンカバー30と、エンジンカバー30の車両幅方向の両側に隣接するルームサイドカバー60と、エンジンカバー30とフロントマスク14との間に配置されるルームフロントカバー70とが設けられる。
これらのエンジンカバー30、ルームサイドカバー60、ルームフロントカバー70は、本発明の車両用カバー材に相当するものであり、それぞれの上面は、シボ加工が施された意匠面31,61,71として形成される。シボ加工による模様31a,31bは、梨地やサンドブラスト、皮状模様、幾何学模様など、各種のパターンから選択可能である。
このように、エンジンカバー30、ルームサイドカバー60、ルームフロントカバー70をエンジンルーム22に配置することで、エンジンルーム22の上部全体が意匠面31,61,71で覆われるため、装飾性の高いエンジンルーム22の外観が得られる。
次に、エンジンカバー30の全体構成を図2、図3に基づいて説明する。
図2(a)に示すように、エンジンカバー30は、平面視で略長方形形状である。また、図2(b)に示すように、エンジンカバー30は、平板状の本体部32と、この本体部32の車両幅方向の両端部から下がる側壁部33とを備える。
本体部32は、要求される強度や吸音性能、あるいは、エンジン21上部の位置や形状に応じて、各部の厚みが設定される。結果、本体部32には、厚肉部34と薄肉部35が形成される。
図3(a)に示すように、エンジンカバー30は、基材36と、この基材36の上側に設けられる表皮材37と、基材36の下側に設けられる裏面材38とによって構成される積層体である。
また、図3(b)に示すように、エンジンカバー30では、表皮材37の上面を覆うコーティング層37aを設けてもよい。また、基材36の表皮材37側および裏面材38側のうち少なくとも一側(この例では、両側)に、接着層39a,39bを設けてもよい。
続いて、エンジンカバー30の各層の構成を図4の表に基づいて説明する。
図4に示すように、コーティング層37aは、必要に応じて設定され、表皮材37を保護して見栄えを向上する機能を有する。このコーティング層37aには、例えば、ウレタン系の樹脂材料を用いることができる。
表皮材37は、意匠面31(図1参照)を形成するものであり、非通気性の熱可塑性樹脂フィルムまたはシートで構成される。熱可塑性樹脂には、PP(ポリプロピレン)に代表されるオレフィン系樹脂、オレフィン系樹脂エラストマー(TPO)、ナイロン系樹脂などを用いることができる。また、表皮材37の板厚は、0.2〜1mm程度が望ましい。
接着層39aは、基材36と表皮材37を接着する層であり、必要に応じて設定される。この接着層39aには、例えば、PP系の樹脂材料を用いることができる。
基材36は、強化繊維を樹脂バインダで結合してなる繊維強化樹脂で形成されるものであり、求められる仕様に応じて、発泡剤で加熱発泡された繊維強化樹脂で形成されてもよい。例えば、ガラス繊維、PP(またはPP繊維)および発泡剤を組み合わせたガラス繊維強化樹脂、または、ガラス繊維およびPP(またはPP繊維)を組み合わせたガラス繊維強化樹脂などを、基材36に用いることができる。また、基材36の面密度は、400〜2000g/mが望ましく、基材36の板厚は、1〜30mmが望ましい。
接着層39bは、基材36と裏面材38を接着する層であり、必要に応じて設定される。この接着層39bには、例えば、PPフィルムやPE(ポリエチレン)フィルムなどを用いることができる。
裏面材38は、通気性のフィルムまたは不織布からなり、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)製の不織布、PP製の不織布、PETフィルム、PPフィルムなどを裏面材38に用いることができる。また、裏面材38の面密度は、10〜200g/mが望ましい。
裏面材38の通気度は、エンジンカバー30に要求される吸気性能に応じて、エンジン音に対して好適な範囲から設定される。本発明者らは、この通気度の好適な範囲を定めるため、裏面材38の通気度と吸音性能との関係を調べた。その結果、裏面材38の通気度を3〜100cm/cm/secの範囲に設定することによって、低周波数域から高周波数域に至る広範囲において適正な吸音性能が得られることを見出した。なお、この通気度は、フラジール法により求めた数値である。
次に、エンジンカバー30の製造方法を図5に基づいて説明する。
エンジンカバー30の製造方法は、積層素材45を加熱する加熱工程と、加熱された積層素材45を金型にセットする素材セット工程と、積層素材45をプレス成形する成形工程とからなる。
図5(a)に示すように、加熱工程では、予め製造した表皮材の素材41、基材の素材42、裏面材の素材43を重ね、積層された積層素材45を形成し、この積層素材45をヒータ46で加熱して軟化させる。基材の素材42に発泡剤を配合したときは、熱反応により、基材の素材42を十分に膨張させる。
図5(b)に示すように、素材セット工程では、軟化した積層素材45を上型47(本発明にいう「第1の金型」に相当)と下型48(本発明にいう「第2の金型」に相当)の間にセットする。なお、上型47の成形面51aには、積層素材45の表面(意匠面)52aに転写させる模様が刻まれる。また、上型47および下型48のそれぞれには、真空ポンプ53が弁54を介して接続される。
図5(c)に示すように、成形工程では、上型47と下型48で積層素材45をプレスしながら、積層素材45の表面52a側および裏面52b側を真空ポンプ53で真空引きして成形面51aおよび成形面51bに沿って真空成形する。これにより、各素材41,42,43が圧着されると共に、本体部32、側壁部33、厚肉部34、薄肉部35が成形され、所定の寸法のエンジンカバー30の成形体が得られる。上型47における真空成形では、積層素材45の表面52aが上型47の成形面51aに良好に密接するため、シボ加工による模様31a,31b(図2(a)参照)が表面52aに鮮明に形成される。
なお、この製造方法では、各素材41,42,43を積層した積層素材45を加熱して成形したが、この他、表皮材の素材41と基材の素材42とを重ねた二層素材と、裏面材の素材43とを別々に加熱した後、これら二つの素材を成形工程前に積層圧着してもよい。また、この例では、成形工程において、上型47および下型48のそれぞれで真空成形を行ったが、上型47のみで真空成形を行ってもよい。
以上、説明したエンジンカバー30の作用・効果を説明する。
図6に示すように、裏面材38の通気度を適正な範囲(3〜100cm/cm/sec)から設定したので、低周波数域から高周波数域に至る広範囲において、エンジン21からの音は、裏面材38へ入射し(矢印(1))、裏面材38および基材36にて良好に吸音される(矢印(2))。更に、基材36を発泡剤で加熱発泡された繊維強化樹脂とすれば、基材36が板厚の大なる多孔質体となるため、吸音性能が一層高まる。加えて、表皮材37を非通気性としたので、裏面材38や基材36の吸音作用に加え、表皮材37の膜振動による吸音作用も得られる。
また、基材36を繊維強化樹脂としたので、エンジンカバー30の軽量化を実現することができる。例えば、基材36の面密度を1000g/m、表皮材37の面密度を400g/m、裏面材38の面密度を100g/mに設定した場合、エンジンカバー30の総質量を300gに抑えることができる。これにより、従来のエンジンカバー100(図7(b)参照)の総質量550gに比べて、大幅にエンジンカバー30の軽量化を実現することができる。
また、シボ加工における転写性の高いオレフィン系樹脂製、例えば、オレフィン系樹脂エラストマーで表皮材37を形成すれば、意匠面31に模様31a,31b(図2(a)参照)が更に鮮明に形成される。結果、エンジンカバー30の意匠性を一層高めることができる。
また、成形工程において、上型47および下型48のそれぞれにおいて積層素材45が真空成形されるため、表皮材37と基材36とをより良好に圧着することができると共に、成形時間と冷却時間を短縮することもできる。
なお、実施形態では、エンジンカバー30の構成を説明したが、エンジンカバー30の基本構成は、ルームサイドカバー60(図1参照)、ルームフロントカバー70(図1参照)についても同様である。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
30 エンジンカバー(車両用カバー)
31 意匠面
36 基材
37 表皮材
37a コーティング層
38 裏面材
39a 接着層
39b 接着層
47 上型(第1の金型)
48 下型(第2の金型)
60 ルームサイドカバー(車両用カバー)
61 意匠面
70 ルームフロントカバー(車両用カバー)
71 意匠面

Claims (10)

  1. エンジンルームの所定箇所を覆う車両用カバー材において、
    繊維強化樹脂で形成される基材と、
    この基材の上側に設けられて意匠面を形成する非通気性の熱可塑性樹脂フィルムまたはシートの表皮材と、
    前記基材の下側に設けられる通気性フィルムまたは不織布の裏面材と、
    を有することを特徴とする車両用カバー材。
  2. 前記基材は、ガラス繊維強化樹脂であることを特徴とする請求項1記載の車両用カバー材。
  3. 前記基材は、発泡剤で加熱発泡された繊維強化樹脂であることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用カバー材。
  4. 前記表皮材は、オレフィン系樹脂またはオレフィン系樹脂エラストマーであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車両用カバー材。
  5. 前記表皮材は、ナイロン系樹脂であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車両用カバー材。
  6. 前記意匠面にシボ加工を施したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の車両用カバー材。
  7. 前記裏面材は、通気度3〜100cm/cm/secのフィルムまたは不織布であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の車両用カバー材。
  8. 前記表皮材の上面を覆うコーティング層を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の車両用カバー材。
  9. 前記基材の前記表皮材側および前記裏面材側のうち少なくとも一側に、接着層を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の車両用カバー材。
  10. 前記表皮材側を成形する第1の金型、および、前記裏面材側を成形する第2の金型によって成形される成形体であって、前記第1の金型および前記第2の金型のそれぞれにおいて真空成形されることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の車両用カバー材。
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