JP2016203723A - 車両用ドア - Google Patents

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Abstract

【課題】車両用ドアの組付中にアウタパネル補強部材の変形を防止でき、さらに、アウタパネル補強部材およびドアビームの取付工数を減らすことができる車両用ドアを提供する。【解決手段】車両用ドア20は、アウタパネル26を補強する長尺形状のアウタパネル補強部材43と、車両用ドア20を補強する長尺形状のドアビーム44とを備える。アウタパネル補強部材43の長手方向の前端43aとドアビーム44の長手方向の前端44aとが接合されている。また、アウタパネル補強部材43の長手方向の後端43bとドアビーム44の長手方向の後端44bとが接合されている。【選択図】図2

Description

本発明は、車体に開閉自在に設けられ、ドア本体を補強するドアビームや、車両用ドアのアウタパネルを補強する補強部材を備える車両用ドアに関する。
車両用ドアのなかには、アウタパネルを補強するアウタパネル補強部材と、ドアを補強するドアビームとを備えるものが知られている。アウタパネル補強部材は、前端部および後端部がインナパネルに取り付けられた状態で、アウタパネルの上下方向略中央に接着される。これにより、アウタパネルがアウタパネル補強部材で補強される。
一方、ドアビームは、アウタパネル補強部材と別体の部材であり、前端部および後端部がインナパネルに取り付けられることによりドアの下部に取り付けられる。これにより、ドアがドアビームで補強される(例えば、特許文献1参照。)。
特許5380520号公報
ここで、特許文献1の車両用ドアは、アウタパネル補強部材がドアビームと別体に形成され、ドアビームより剛性が低く抑えられている。このため、アウタパネル補強部材より剛性の高いドアビームなどの組付作業中に、入力した荷重でアウタパネル補強部材が変形することを抑える工夫が求められる。
さらに、特許文献1の車両用ドアは、アウタパネル補強部材およびドアビームがインナパネルに個別に取り付けられる。このため、アウタパネル補強部材やドアビームの取付工数が多くなり、この観点からも改良の余地が残されていた。
本発明は、車両用ドアの組付中にアウタパネル補強部材の変形を防止でき、さらに、アウタパネル補強部材およびドアビームの取付工数を減らすことができる車両用ドアを提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体に開閉自在に設けられる車両用ドアにおいて、該車両用ドアは、車室側に配置されるインナパネルと、車外側に配置されるアウタパネルと、該アウタパネルを補強するために車体前後方向に延びる長尺形状のアウタパネル補強部材と、前記車両用ドアを補強するために車体前後方向に延びる長尺形状のドアビームと、を備え、前記アウタパネル補強部材の長手方向の一端と前記ドアビームの長手方向の一端とが接合され、前記アウタパネル補強部材の長手方向の他端と前記ドアビームの長手方向の他端とが接合されていることを特徴とする。
請求項2は、前記アウタパネル補強部材の一端と前記ドアビームの一端とは、上下方向に離間して配置されていることを特徴とする。
請求項3は、前記車両用ドアは、前記アウタパネル補強部材の一端および前記ドアビームの一端を連結した状態において前記インナパネルに接合される一端補強部材と、前記アウタパネル補強部材の他端および前記ドアビームの他端を連結した状態において前記インナパネルに接合される他端補強部材と、を備え、前記アウタパネル補強部材、前記ドアビーム、前記一端補強部材および前記他端補強部材が一体のユニットに接合されることを特徴とする。
請求項4は、前記車両用ドアは、前記車体に連結される第1接続部および第2接続部を備え、前記第1接続部と略同じ高さに前記アウタパネル補強部材の一端が設けられ、前記第2接続部と略同じ高さに前記ドアビームの一端が設けられていることを特徴とする。
請求項5は、前記アウタパネル補強部材の一端、前記ドアビームの一端の一方に対して上方と下方との両方に、前記第1接続部および前記第2接続部がそれぞれ配置された状態で前記インナパネルに接合されていることを特徴とする。
ここで、第1接続部、第2接続部がアウタパネル補強部材よりも上方のみでインナパネルに接合された状態において、アウタパネル補強部材の上方に荷重が作用した場合、インナパネルの変形に追従して第1接続部および第2接続部の2部材が変形(あるいは、変位)することが考えられる。
一方、第1接続部、第2接続部がドアビームよりも下方のみでインナパネルに接合された場合、ドアビームの下方に荷重が作用した場合、インナパネルの変形に追従して第1接続部および第2接続部の2部材が変形(あるいは、変位)することが考えられる。
このように、第1接続部および第2接続部の2部材が変形(あるいは、変位)することにより、車体に対する車両用ドアの相対位置がずれてしまう虞がある。
そこで、請求項5において、アウタパネル補強部材の一端、ドアビームの一端の一方に対して上方と下方との両方に、第1接続部および第2接続部を接合するようにした。
請求項6は、前記車両用ドアは、前記アウタパネル補強部材の他端側に、前記車体に連結される第3接続部を備え、前記第1接続部と前記第3接続部とを結ぶ直線の上方、下方の一方のみに前記アウタパネル補強部材および前記ドアビームが配置されていることを特徴とする。
ここで、第1接続部および第3接続部が車体に連結された状態において、車両用ドアに車室側から荷重が入力した場合、第1接続部および第3接続部を結ぶ直線に沿った部位を折り曲げるように変形させることが好ましい。直線に沿った部位を変形させることにより、車両用ドアの全体を車外側に押し出さないようにすることが可能になる。
例えば、第1接続部および第3接続部を結ぶ直線に沿った部位に、アウタパネル補強部材、ドアビームが跨って設けられていると、直線に沿った部位の剛性が高められる。このため、車両用ドアに車室側から荷重が入力した場合に、入力した荷重で車両用ドアの前端が車外側に押し出されてしまう虞がある。
そこで、請求項6において、アウタパネル補強部材の他端側に第3接続部を備え、第3接続部を車体に連結するようにした。さらに、第1接続部と第3接続部とを結ぶ直線の上方、下方の一方のみにアウタパネル補強部材およびドアビームを配置するようにした。
請求項1に係る発明では、アウタパネル補強部材の一端をドアビームの長手方向の一端に接合し、アウタパネル補強部材の他端をドアビームの長手方向の他端に接合した。よって、アウタパネル補強部材の一端および他端(すなわち、両端)をドアビームに接合させることができる。
ここで、ドアビームは、車両用ドアを補強するためにアウタパネル補強部材より剛性が高く形成されている。よって、剛性の高いドアビームでアウタパネル補強部材を補強できる。これにより、車両用ドアの組付の際に、アウタパネル補強部材が変形することを防止できる。
また、アウタパネル補強部材の両端をドアビームに接合させることにより、アウタパネル補強部材とドアビームとをまとめて一緒にドアに取り付けることができる。これにより、アウタパネル補強部材およびドアビームの取付工数を減らすことができる。
請求項2に係る発明では、アウタパネル補強部材の一端とドアビームの一端とを上下方向に離間して配置した。さらに、アウタパネル補強部材の一端とドアビームの一端とが接合されている。
よって、アウタパネル補強部材およびドアビームが略V字状に形成される。これにより、アウタパネル補強部材およびドアビームで車両用ドアの広範囲を補強することができ、車両用ドアのねじりに対する剛性を高めることができる。
請求項3に係る発明では、アウタパネル補強部材、ドアビーム、一端補強部材および他端補強部材を一体のユニットに接合するようにした(すなわち、単体にまとめるようにした)。よって、単体にまとめられたユニットの剛性が確保され、ユニット(すなわち、ユニット単体)の状態において変形することを抑えることができる。
これにより、ユニットを車両用ドアに組み付ける際に、ユニットの変形を抑えることができ、ユニットの組付作業を容易におこなうことができる。
さらに、アウタパネル補強部材、ドアビーム、一端補強部材および他端補強部材の各部材をユニットとしてまとめて車両用ドアに組み付けることができる。これにより、アウタパネル補強部材やドアビームを車両用ドアに組み付ける工数を減らすことができる。
請求項4に係る発明では、車体に第1接続部および第2接続部を連結することにより、第1接続部および第2接続部に車両用ドアの重量が作用する。すなわち、車両用ドアのうち、特に、第1接続部および第2接続部に負荷がかかる。
そこで、第1接続部と略同じ高さにアウタパネル補強部材の一端を設けて第1接続部を補強した。また、第2接続部と略同じ高さにドアビームの一端を設けて第2接続部を補強した。さらに、第1接続部および第2接続部は、上下に離間して設けられている。
よって、上下に離間した第1接続部および第2接続部で車両用ドアの重量を良好に支えることができる。これにより、車体に対する車両用ドアの取付安定性を高めることができる。
請求項5に係る発明では、アウタパネル補強部材の一端、ドアビームの一端の一方に対して上方と下方との両方に、第1接続部および第2接続部を接合するようにした。よって、アウタパネル補強部材、ドアビームの一方の上方に荷重が作用した場合、インナパネルの変形に追従して第2接続部が変形(あるいは、変位)することを抑えることができる。
一方、アウタパネル補強部材、ドアビームの一方の下方に荷重が作用した場合、インナパネルの変形に追従して第1接続部が変形(あるいは、変位)することを抑えることができる。
このように、第1接続部、第2接続部の一方の部材が変形(あるいは、変位)することを抑えることにより、車体に対する車両用ドアの相対位置のずれを緩和させることができる。
請求項6に係る発明では、第1接続部と第3接続部とを結ぶ直線の上方、下方の一方のみにアウタパネル補強部材およびドアビームを配置するようにした。よって、第1接続部および第3接続部を結ぶ直線に沿った部位の剛性を好適に抑えることができる。
これにより、車両用ドアに車室側から荷重が入力した場合に、入力した荷重で第1接続部および第3接続部を結ぶ直線に沿った部位を折り曲げるように変形させることができる。このように、直線に沿った部位を変形させることにより、車両用ドアに車室側から入力した荷重で、車両用ドアの全体が車外側に押し出されることを防止できる。
本発明に係る車両用ドアを備えた車両を示す側面図である。 図1の車両用ドアからアウタパネルを分解した状態を示す側面図である。 図2のインナパネルを車室側から見た状態を示す側面図である。 図2のインナパネルの要部を拡大した状態を示す側面図である。 図4のインナパネルから補強ユニットを分解した状態を示す側面図である。 図5の補強ユニットを示す側面図である。 図1の7−7線断面図である。 本発明に係る車両用ドアの全体が荷重で車外側に押し出されることを防止する例を説明する図である。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前(Fr)」、「後(Rr)」、「左(L)」、「右(R)」は運転者から見た方向にしたがう。
実施例に係る車両用ドア20について説明する。
図1に示すように、車両10は、車体11の側部12に設けられるドア開口部13と、ドア開口部13に開閉自在に支持される車両用ドア20とを備えている。
車両用ドア20が車体前後方向にスライド移動されることによりドア開口部13が開閉される。すなわち、車両用ドア20はスライドドアである。
図2、図3に示すように、ドア開口部13の前縁13aに前ストライカ15が設けられている。前ストライカ15は、ドア開口部13の前縁13aから車体後方に向けて突出されている。また、ドア開口部13の下縁13bにロアスライドレール16が設けられている。ロアスライドレール16は、ドア開口部13の下縁13bに車体前後方向へ向けて設けられている。
さらに、ドア開口部13の後縁13cに後ストライカ17が設けられている。後ストライカ17は、ドア開口部13の後縁13cから車体前方に向けて突出されている。
車両用ドア20は、車室22側に配置されるインナパネル25と、車外23側に配置されるアウタパネル26と、車体11と連結する接続ユニット27と、アウタパネル26およびインナパネル25間に介在される補強ユニット(一体のユニット)28と、を備えている。
インナパネル25に前開口部38および後開口部39が形成されている。また、前開口部38の下縁38aの前下側近傍に接続ユニット27の前ラッチ装置31が設けられている。また、前開口部38の下縁38aおよび接続ユニット27の延長線上に後開口部39の下縁39aが設けられている。
よって、前ラッチ装置31、前開口部38の下縁38aおよび後開口部39の下縁39aを結ぶ直線45に沿った部位でインナパネル25の脆弱部49が形成される。脆弱部49は車両用ドア20の脆弱部である。
なお、車両用ドア20に脆弱部49を形成した理由については後述する。
接続ユニット27は、インナパネル25の前下寄り部25aに設けられた前ラッチ装置(第1接続部)31と、インナパネル25の前下部25bに設けられたスライド手段(第2接続部)32と、インナパネル25の後中央部25cに設けられた後ラッチ装置(第3接続部)33を備えている。
前下寄り部25aは、インナパネル25の前端において前下部25b寄りの部位である。後中央部25cは、インナパネル25の後端で、かつ、上下方向中央寄りの部位である。
インナパネル25の前下寄り部25aに前ラッチ装置31が取り付けられている。前ラッチ装置31は、車両用ドア20が閉じられたとき、前ストライカ15に係止する。
前ラッチ装置31が前ストライカ15に係止することにより、車両用ドア20の前下寄り部20a(図1も参照)がドア開口部13の前縁13a(すなわち、車体11の側部12)に連結される。前ラッチ装置31および前ストライカ15は、通常の車両に取り付けられるラッチ装置およびストライカと同様に構成されている。
また、インナパネル25の前下部25bにスライド手段32が取り付けられている。スライド手段32は、インナパネル25の前下部25bに取り付けられたロアガイド35と、ロアガイド35の先端に回転自在に設けられた水平ローラ36および垂直ローラ37とを備えている。
水平ローラ36および垂直ローラ37がロアスライドレール16に移動自在に支持されている。ロアスライドレール16は、ドア開口部13の下縁13bに車体前後方向へ向けて設けられている。
よって、スライド手段32がロアスライドレール16に支持されることにより、車両用ドア20の前下部20b(図1も参照)がドア開口部13の下縁13b(すなわち、車体11の側部12)に連結される。
水平ローラ36および垂直ローラ37がロアスライドレール16に移動自在に支持されている。これにより、車両用ドア20が開閉される際に、水平ローラ36および垂直ローラ37がロアスライドレール16に沿って車体前後方向に移動する。
ここで、インナパネル25の前下部25bにスライド手段32が取り付けられ、インナパネル25の前下寄り部25aに前ラッチ装置31が取り付けられている。よって、前ラッチ装置31がスライド手段32より距離H1だけ上方に設けられている。
スライド手段32およびロアスライドレール16は、通常の車両に取り付けられるスライド手段およびロアスライドレールと同様に構成されている。
さらに、インナパネル25の後中央部25cに後ラッチ装置33が取り付けられている。後ラッチ装置33は、車両用ドア20が閉じられたとき、後ストライカ17に係止する。
後ラッチ装置33が後ストライカ17に係止することにより、車両用ドア20の後端20c(図1参照)がドア開口部13の後縁13c(すなわち、車体11の側部12)に連結される。後ラッチ装置33および後ストライカ17は、通常の車両に取り付けられるラッチ装置およびストライカと同様に構成されている。
インナパネル25の後中央部25cに後ラッチ装置33が取り付けられることにより、後ラッチ装置33が前ラッチ装置31より距離H2だけ上方に設けられている。
図4、図5に示すように、補強ユニット28は、インナパネル25の前下寄り部25aおよび前下部25bに接合される前ブラケット(一端補強部材)41と、インナパネル25の後下部25dに接合される後ブラケット(他端補強部材)42と、前ブラケット41および後ブラケット42に架け渡されるアウタパネル補強部材43と、アウタパネル補強部材43の下方に配置されるドアビーム44とを備えている。
前ブラケット41、後ブラケット42、アウタパネル補強部材43およびドアビーム44が一体に接合される。各部材41,42,43,44が一体に接合されることにより、略三角形の補強ユニット28が形成され(すなわち、単体にまとめられ)、補強ユニット28の剛性が確保される。
図6に示すように、前ブラケット41は、前ブラケット41の下半部を形成する側壁46と、側壁46の上端46aに連結される収納凹部47と、側壁46および収納凹部47の前端に形成される前張出片48とを有する。
収納凹部47が車室22(図2参照)側に向けて凹状に形成され、収納凹部47に前ラッチ装置31(図4参照)が収納される。
前ブラケット41がインナパネル25の前下寄り部25aおよび前下部25b(図4参照)に接合されることにより、インナパネル25の前下寄り部25aおよび前下部25bが前ブラケット41で補強される。
後ブラケット42は、側面視略矩形状に形成され、車外23側に***される中央部51と、中央部51の周囲(具体的には、上方、下方、後方)に設けられる接合部52とを有する。
後ブラケット42の接合部52がインナパネル25の後下部25d(図4参照)に接合されることにより、インナパネル25の後下部25dが後ブラケット42で補強される。この状態において、後ブラケット42は、前ブラケット41のうち上下方向の中央部41aと略同じ高さに配置される。
前ブラケット41および後ブラケット42にアウタパネル補強部材43が架け渡される。よって、アウタパネル補強部材43が車体前後方向に延びるように長尺形状に形成されている。
図6、図7に示すように、アウタパネル補強部材43は、断面略U字状に形成されるU断面部54と、U断面部54の上端部から上方に張り出される上フランジ55と、U断面部54の下端部から下方に張り出される下フランジ56とを有する。
U断面部54、上フランジ55および下フランジ56でアウタパネル補強部材43が断面略ハット状に形成される。アウタパネル補強部材43の長手方向の前端(一端)43aにおいて、U断面部54の頂部54aが前ブラケット41(具体的には、前張出片48)の上端48aに車外23側から接合される。
アウタパネル補強部材43の長手方向の後端(他端)43bにおいて、U断面部54の頂部54aが後ブラケット42(具体的には、中央部51)の上部51aに車外23側から接合される。
すなわち、アウタパネル補強部材43は、前張出片48の上端48aおよび中央部51の上部51aに架け渡される。この状態において、アウタパネル補強部材43が車体後方に向けて下り勾配に延在される。
アウタパネル補強部材43の下方にドアビーム44が配置される。
ドアビーム44は、車体前後方向に延びる長尺形状で、かつ、中空状に形成された円筒部材である。ドアビーム44が円筒形に形成されることにより、ドアビーム44の剛性がアウタパネル補強部材43に比べて高く設定される。
ドアビーム44の長手方向の前端(一端)44aが前ブラケット41の側壁46に車外23側から接合される。また、ドアビーム44の長手方向の後端(他端)44bが後ブラケット42(具体的には、中央部51)の下部51bに車外23側から接合される。
すなわち、ドアビーム44は、前ブラケット41の側壁46および中央部51の下部51bに架け渡される。この状態において、ドアビーム44が車体後方に向けて上り勾配に延在される。
よって、アウタパネル補強部材43の前端43aおよびドアビーム44の前端44aが前ブラケット41を介して接合される。この状態において、アウタパネル補強部材43の前端43aおよびドアビーム44の前端44aが上下方向に距離S1だけ離間した状態に配置される。
換言すれば、アウタパネル補強部材43の前端43aがドアビーム44の前端44aより距離S1だけ上方向に配置される。
また、アウタパネル補強部材43の後端43bおよびドアビーム44の後端44bが後ブラケット42を介して上下方向に隣接した状態で接合される。
よって、アウタパネル補強部材43およびドアビーム44が略V字状に形成される。さらに、前ブラケット41、後ブラケット42、アウタパネル補強部材43およびドアビーム44で略三角形の補強ユニット28が一体に形成される(すなわち、補強ユニット28が単体にまとめられる)。
各部材41〜44で略三角形の補強ユニット28を形成した状態において、補強ユニット28が車両用ドア20(図2参照)に組み付けられる。
具体的には、図4、図5に示すように、アウタパネル補強部材43の前端43aおよびドアビーム44の前端44aが前ブラケット41で連結された状態において、前ブラケット41がインナパネル25の前下寄り部25aおよび前下部25bに車外23側から接合される。
また、アウタパネル補強部材43の後端43bおよびドアビーム44の後端44bが後ブラケット42で連結された状態において、後ブラケット42がインナパネル25の後下部25dに車外23側から接合される。これにより、補強ユニット28がインナパネル25に組み付けられる。
ここで、ドアビーム44の剛性がアウタパネル補強部材43より高く形成されている。よって、前ブラケット41、後ブラケット42、アウタパネル補強部材43およびドアビーム44で略三角形の補強ユニット28を形成することにより、剛性の高いドアビーム44でアウタパネル補強部材43を補強できる。
これにより、車両用ドア20の組付の際に、アウタパネル補強部材43が変形することを防止できる。
また、前ブラケット41、後ブラケット42、アウタパネル補強部材43およびドアビーム44で略三角形の補強ユニット28が形成されることにより、補強ユニット28が単体にまとめられる。よって、補強ユニット28の剛性が確保され、補強ユニット28がユニット(すなわち、ユニット単体)の状態において変形することが抑制される。
これにより、補強ユニット28の前ブラケット41および後ブラケット42をインナパネルに組み付ける際に、補強ユニット28の変形を抑えることができ、補強ユニット28の組付作業を一層容易におこなうことができる。
さらに、前ブラケット41、後ブラケット42、アウタパネル補強部材43およびドアビーム44の各部材41〜44を補強ユニット28としてまとめて車両用ドア20に組み付けることができる。
換言すれば、アウタパネル補強部材43がドアビーム44に接合させることにより、アウタパネル補強部材43とドアビーム44とをまとめて車両用ドア20に組み付けることができる。
これにより、アウタパネル補強部材43やドアビーム44を車両用ドア20に個別に組み付ける場合と比べて組付工数を減らすことができる。
インナパネル25に補強ユニット28が組み付けられることにより、ドアビーム44がインナパネル25の前下部25bと後下部25dとに架け渡される。これにより、ドアビーム44が車体前後方向に延在され、ドアビーム44で車両用ドア20(図2参照)が補強される。
また、アウタパネル補強部材43およびドアビーム44が略V字状に連結されている。よって、インナパネル25に補強ユニット28が組み付けられることにより、アウタパネル補強部材43およびドアビーム44で車両用ドア20の広範囲を補強することができる。
これにより、車両用ドア20に入力するねじり力に対する剛性が高められ、車両用ドア20の変形を抑えることができる。
インナパネル25に補強ユニット28が組み付けられた状態において、アウタパネル補強部材43の前端43aが前ラッチ装置31と略同じ高さに設けられる。
また、ドアビーム44の前端44aがスライド手段32と略同じ高さに設けられる。具体的には、ドアビーム44の前端44aがスライド手段32より距離S2だけ僅かに上方に設けられている。
さらに、アウタパネル補強部材43の後端43bが後ラッチ装置33に対して距離S3だけ僅かに下方に設けられる。換言すれば、アウタパネル補強部材43の後端43b側の近傍に後ラッチ装置33が備えられている。
また、インナパネル25の後下部25dで車両用ドア20の後下部20d(図1参照)の内壁が形成される。
図1に示すように、車両用ドア20の後下部20dは、車体11のホイールハウス14に対応させて湾曲凹状に形成されている。すなわち、後下部20dは、車体前方に向けて凹むように湾曲状に形成されている。
よって、後下部20dおよび車両用ドア20の前下寄り部20a間の距離が短く抑えられる。また、後下部20dおよび車両用ドア20の前下部20b間の距離が短く抑えられる。
図1、図4に示すように、インナパネル25の前下寄り部25aは車両用ドア20の前下寄り部20aに相当する部位である。また、インナパネル25の前下部25bは車両用ドア20の前下部20bに相当する部位である。さらに、インナパネル25の後下部25dは車両用ドア20の後下部20dに相当する部位である。
よって、インナパネル25の前下寄り部25aおよびインナパネル25の後下部25d間の距離が短く抑えられる。また、インナパネル25の前下部25bおよびインナパネル25の後下部25d間の距離が短く抑えられる。これにより、後下部25dに後ブラケット42が接合されることにより、前下寄り部25aおよび後下部25d間にアウタパネル補強部材43が配置され、前下部25bおよび後下部25d間にドアビーム44が配置される。
したがって、アウタパネル補強部材43およびドアビーム44を短く抑えることができ、アウタパネル補強部材43やドアビーム44(すなわち、車両用ドア20)の軽量化を図ることができる。
ここで、図2に示すように、車両用ドア20を閉じた状態において(図1参照)、車体11の側部12に前ストライカ15を介して前ラッチ装置31が連結され、車体11の側部12にロアスライドレール16を介してスライド手段32が連結される。
車体11の側部12に前ラッチ装置31およびスライド手段32が連結されることにより、前ラッチ装置31およびスライド手段32に車両用ドア20の重量が作用する。すなわち、車両用ドア20のうち、特に、前ラッチ装置31およびスライド手段32に負荷がかかる。
そこで、前ラッチ装置31と略同じ高さにアウタパネル補強部材43の前端43aを設けて前ラッチ装置31を補強するようにした。また、スライド手段32と略同じ高さにドアビーム44の前端44aを設けてスライド手段32を補強するようにした。
さらに、前ラッチ装置31およびスライド手段32は、上下に距離H1だけ離間して設けられている。
よって、上下に離間した前ラッチ装置31およびスライド手段32で車両用ドア20の重量を良好に支えることができる。これにより、車体11の側部12に対する車両用ドア20の取付安定性を高めることができる。
また、図4に示すように、前ラッチ装置31と後ラッチ装置33とを結ぶ直線61の下方のみにアウタパネル補強部材43およびドアビーム44が配置されている。アウタパネル補強部材43およびドアビーム44を直線61から下方に離すことにより、前ラッチ装置31および後ラッチ装置33を結ぶ直線61に沿った部位63の剛性が好適に抑えられる。
よって、車両用ドア20に直交する荷重が入力した場合に、入力した荷重で直線61に沿った部位63を折り曲げるように変形させることができる。これにより、車両用ドア20の全体が車外23側に押し出されることを防止できる。
また、ドアビーム44の前端44aに対して上方に前ラッチ装置31が設けられ、ドアビーム44の前端44aに対して下方にスライド手段32が設けられている。すなわち、ドアビーム44の前端44aに対して前ラッチ装置31およびスライド手段32が上方と下方との両方に設けられている。
よって、車両用ドア20のうちドアビーム44の上方において、車両用ドア20に直交する荷重が入力した場合に、インナパネル25の変形に追従してスライド手段32が車外23側に変形(あるいは、変位)することを抑えることができる。
一方、ドアビーム44の下方に大きな力が作用した場合、インナパネル25の変形に追従して前ラッチ装置31が車外23側に変形(あるいは、変位)することを抑えることができる。
ここで、図7に戻って、補強ユニット28がインナパネル25に取り付けられた状態において、アウタパネル補強部材43が車体前後方向に延在される(図4参照)。
この状態において、アウタパネル補強部材43の上フランジ55および下フランジ56がアウタパネル26の下半部26aに接着剤65で接着される。これにより、アウタパネル26(特に、下半部26a)がアウタパネル補強部材43で補強され、アウタパネル26の剛性が確保される。
ところで、アウタパネル補強部材43は、前ラッチ装置31と後ラッチ装置33とを結ぶ直線61(図4参照)の下方に配置されている。よって、アウタパネル26は、アウタパネル補強部材43の上方の上半部26bの意匠面を自由に形成することが可能になる。具体的には、アウタパネル26の上半部26bに車体前後方向に延びる折曲部67が形成されている。
折曲部67は、車外23側に向けて突出するように略V字状に折り曲げられる。これにより、アウタパネル26の上半部26bの意匠面でアウタパネル26(特に、上半部26b)の剛性が確保される。
さらに、アウタパネル26の意匠面を利用してアウタパネル26の剛性を確保することにより、アウタパネル26の厚さ寸法を小さく抑え、さらに、アウタパネル補強部材43の剛性を低く抑えることが可能になり、車両用ドア20の軽量化を図ることができる。
このように、アウタパネル補強部材43がアウタパネル26の下半部26aに接着剤で接着され、アウタパネル26の上半部26bに折曲部67を形成することにより、アウタパネル26の全体の剛性が確保される。
すなわち、アウタパネル26の上半部26bを折曲部67で補強することにより、アウタパネル補強部材43をアウタパネル26の下半部26aに接着することが可能になり、設計の自由度を高めることができる。
つぎに、車両用ドア20に車室22側から荷重F1が入力した場合に、入力した荷重F1で車両用ドア20の全体が車外23側に押し出されることを防止する例を図8に基づいて説明する。
図8(a)に示すように、車両用ドア20に車室22側から荷重F1が入力する。
ここで、前ラッチ装置31と後ラッチ装置33とを結ぶ直線61から離れて、直線61の下方のみにアウタパネル補強部材43およびドアビーム44が配置されている。
よって、入力した荷重F1で直線61に沿った部位63を折り曲げるように変形させることができる。
図8(b)に示すように、直線61に沿った部位63を変形させることにより、前ラッチ装置31、後ラッチ装置33およびスライド手段32を車体11の側部12に係止した状態に保つことができる。
具体的には、前ラッチ装置31を前ストライカ15に係止した状態に保つことができる。また、後ラッチ装置33を後ストライカ17に係止した状態に保つことができる。さらに、スライド手段32をロアスライドレール16に係止した状態に保つことができる。
よって、車室22側から入力した荷重F1で、車両用ドア20の全体が車外23側に押し出されることを防止できる。これにより、車体11の側部12に対する車両用ドア20の相対位置のずれを緩和させることができる。
また、図8(a)に戻って、ドアビーム44の前端44aに対して上方に前ラッチ装置31が設けられ、ドアビーム44の前端44aに対して下方にスライド手段32が設けられている。
よって、ドアビーム44の上方(例えば、直線61に沿った部位63)に荷重F1が入力した場合、インナパネル25の変形に追従してスライド手段32が車外側に変形(あるいは、変位)することをドアビーム44で抑えることができる。
一方、ドアビーム44の下方部位64に荷重F2が入力した場合、インナパネル25の変形に追従して前ラッチ装置31が車外側に変形(あるいは、変位)することをドアビーム44で抑えることができる。
このように、前ラッチ装置31、スライド手段32の一方の部材が車外側に変形(あるいは、変位)することを抑えることにより、車体11の側部12に対する車両用ドア20(図8(b)参照)の相対位置のずれを緩和させることができる。
さらに、前ラッチ装置31、前開口部38の下縁38aおよび後開口部39の下縁39aを結ぶ直線45に沿った部位で車両用ドア20の脆弱部49が形成されている。よって、車両用ドア20に荷重F1が入力した場合、車両用ドア20を脆弱部49を起点にして好適に折り曲げることができる。
これにより、車体11の側部12(図8(b)参照)に対する車両用ドア20の相対位置のずれを一層良好に緩和させることができる。
なお、本発明に係る車両用ドアは、前述した実施例に限定されるものではなく適宜変更、改良などが可能である。
例えば、前記実施例では、前ラッチ装置31と後ラッチ装置33とを結ぶ直線61の下方のみにアウタパネル補強部材43およびドアビーム44を設ける例について説明したが、これに限らないで、直線61の上方のみにアウタパネル補強部材43およびドアビーム44を設けることも可能である。
この場合、アウタパネル補強部材43およびドアビーム44がアウタパネル26の上半部26bに設けられることが考えられる。よって、アウタパネル26の下半部26aに折曲部67を形成することが好ましい。
また、前記実施例では、ドアビーム44の前端44aの上方に前ラッチ装置31、下方にスライド手段32を設けた例について説明したが、これに限らないで、アウタパネル補強部材43の前端43aの上方に前ラッチ装置31、下方にスライド手段32を設けることも可能である。
さらに、前記実施例で示した車両、車体、車体の側部、車両用ドア、インナパネル、アウタパネル、補強ユニット、前ラッチ装置、スライド手段、後ラッチ装置、前ブラケット、後ブラケット、アウタパネル補強部材およびドアビームなどの形状や構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
本発明は、車体に開閉自在に車両用ドアを備え、ドア本体を補強するドアビームや、車両用ドアのアウタパネルを補強する補強部材が設けられた自動車への適用に好適である。
10 車両
11 車体
12 車体の側部
20 車両用ドア
22 車室
23 車外
25 インナパネル
26 アウタパネル
28 補強ユニット(一体のユニット)
31 前ラッチ装置(第1接続部)
32 スライド手段(第2接続部)
33 後ラッチ装置(第3接続部)
41 前ブラケット(一端補強部材)
42 後ブラケット(他端補強部材)
43 アウタパネル補強部材
43a アウタパネル補強部材の前端(一端)
43b アウタパネル補強部材の後端(他端)
44 ドアビーム
44a ドアビームの前端(一端)
44b ドアビームの後端(他端)
61 直線

Claims (6)

  1. 車体に開閉自在に設けられる車両用ドアにおいて、
    該車両用ドアは、
    車室側に配置されるインナパネルと、
    車外側に配置されるアウタパネルと、
    該アウタパネルを補強するために車体前後方向に延びる長尺形状のアウタパネル補強部材と、
    前記車両用ドアを補強するために車体前後方向に延びる長尺形状のドアビームと、を備え、
    前記アウタパネル補強部材の長手方向の一端と前記ドアビームの長手方向の一端とが接合され、
    前記アウタパネル補強部材の長手方向の他端と前記ドアビームの長手方向の他端とが接合されていることを特徴とする車両用ドア。
  2. 前記アウタパネル補強部材の一端と前記ドアビームの一端とは、上下方向に離間して配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用ドア。
  3. 前記車両用ドアは、
    前記アウタパネル補強部材の一端および前記ドアビームの一端を連結した状態において前記インナパネルに接合される一端補強部材と、
    前記アウタパネル補強部材の他端および前記ドアビームの他端を連結した状態において前記インナパネルに接合される他端補強部材と、を備え、
    前記アウタパネル補強部材、前記ドアビーム、前記一端補強部材および前記他端補強部材が一体のユニットに接合されることを特徴とする請求項1または請求項2記載の車両用ドア。
  4. 前記車両用ドアは、
    前記車体に連結される第1接続部および第2接続部を備え、
    前記第1接続部と略同じ高さに前記アウタパネル補強部材の一端が設けられ、
    前記第2接続部と略同じ高さに前記ドアビームの一端が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の車両用ドア。
  5. 前記アウタパネル補強部材の一端、前記ドアビームの一端の一方に対して上方と下方との両方に、前記第1接続部および前記第2接続部がそれぞれ配置された状態で前記インナパネルに接合されていることを特徴とする請求項4に記載の車両用ドア。
  6. 前記車両用ドアは、
    前記アウタパネル補強部材の他端側に、前記車体に連結される第3接続部を備え、
    前記第1接続部と前記第3接続部とを結ぶ直線の上方、下方の一方のみに前記アウタパネル補強部材および前記ドアビームが配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の車両用ドア。
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