JP2016196989A - 熱交換器のタンク、及び熱交換器のタンクの製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図2に示されるように、タンク本体31のタンク長手方向Aに直交する断面形状はU字状に形成されている。タンク本体31は、例えばガラス繊維で強化されたガラス強化ポリアミド等の樹脂部材により形成されている。図3及び図4に示されるように、タンク長手方向Aにおけるタンク本体31の両端部は閉塞されている。図4に示されるように、タンク本体31には、矩形環状の開口部310が形成されている。
図3に示されるように、フランジ部311の長壁部312の中央部には凹状の溝部316が形成されている。また、図示は省略するが、フランジ部311の長壁部313の中央部にも同様の凹状の溝部316が形成されている。図5に示されるように、フランジ部311の短壁部314の中央部にも凹状の溝部316が形成されている。また、図示は省略するが、フランジ部311の短壁部314の中央部にも同様の凹状の溝部316が形成されている。
タンク3の製造の際には、まず、射出成形等の樹脂成形によりタンク本体31が成形される。その後、図8に示されるように、タンク本体31のフランジ部311を金型5に組み付ける組み付け工程が行われる。金型5には、シール部材34の外形と同一形状のキャビティ50が形成されている。すなわち、キャビティ50は、シール部材34のシール本体部340に対応した形状を有する第1キャビティ51と、シール部材34の延伸部341に対応した形状を有する第2キャビティ52とを有している。第2キャビティ52は、タンク本体31のフランジ部311の溝部316に対応した形状でもある。
・フランジ部311の周方向における射出入口53及び射出出口54のそれぞれの幅H1は、フランジ部311の周方向における溝部316の幅H2と等しく設定されていてもよい。すなわち、フランジ部311の周方向における切断面341bの幅H3は、フランジ部311の周方向における溝部316の幅H2と等しく設定されていてもよい。
・金型5には射出出口54が設けられていなくてもよい。この場合、フランジ部311の短壁部314,315から溝部316を排除することができる。したがって、シール部材34の延伸部341は、フランジ部311の長壁部312,313のそれぞれの中央部にのみ形成されることになる。
3:タンク
30:コアプレート
301:挿入部
31:タンク本体
310:開口部
311:フランジ部
311b:底面
311c:外周側面
316:溝部
34:シール部材
340:シール本体部
341:延伸部
341b:切断面
5:金型
53:射出入口
54:射出出口
Claims (8)
- 熱媒体が内部を流れる熱交換器(1)のタンク(3)であって、
開口部(310)を有するとともに、前記開口部の外縁にフランジ部(311)を有するタンク本体(31)と、
前記タンク本体の前記開口部を閉塞するとともに、前記タンク本体の前記フランジ部が挿入される挿入部(301)を有するコアプレート(30)と、
前記タンク本体の前記フランジ部に一体成型され、前記タンク本体の前記フランジ部及び前記コアプレートの間をシールするシール部材(34)と、を備え、
前記シール部材は、
前記フランジ部の底面(311b)に設けられるシール本体部(340)と、
当該シール本体部から前記フランジ部の外周側面(311c)に沿って延びる延伸部(341)と、を有し、
前記延伸部には、前記シール部材の切断面(341b)が形成されていることを特徴とする熱交換器のタンク。 - 請求項1に記載の熱交換器のタンクにおいて、
前記フランジ部の外周側面には、前記フランジ部の底面から延びる溝部(316)が形成され、
前記シール部材の前記延伸部は、前記溝部に形成されていることを特徴とする熱交換器のタンク。 - 請求項2に記載の熱交換器のタンクにおいて、
前記フランジ部の周方向における前記切断面の幅は、前記フランジ部の周方向における前記溝部の幅以下であることを特徴とする熱交換器のタンク。 - 開口部(310)を有するとともに、前記開口部の外縁にフランジ部(311)を有するタンク本体(31)と、
前記タンク本体の前記開口部を閉塞するとともに、前記タンク本体の前記フランジ部が挿入される挿入部(301)を有するコアプレート(30)と、
前記タンク本体の前記フランジ部に一体成型され、前記タンク本体の前記フランジ部及び前記コアプレートの間をシールするシール部材(34)と、を備える熱交換器(1)のタンク(3)の製造方法であって、
前記フランジ部を金型(5)に組み付ける組み付け工程と、
前記金型の射出入口(53)を介して前記シール部材の材料を前記フランジ部の外周側面(311c)から射出することにより、前記フランジ部の底面(311b)に前記シール部材を一体成型する射出工程と、を備えることを特徴とする熱交換器のタンクの製造方法。 - 請求項4に記載の熱交換器のタンクの製造方法において、
前記フランジ部の外周側面には、前記フランジ部の底面から延びる溝部(316)が形成され、
前記金型の射出入口は、前記溝部に対応する位置に設けられ、
前記フランジ部の周方向における前記金型の射出入口の幅は、前記フランジ部の周方向における前記溝部の幅以下に設定されていることを特徴とする熱交換器のタンクの製造方法。 - 請求項4に記載の熱交換器のタンクの製造方法において、
前記射出工程では、前記金型内に充填された前記シール部材の材料を前記金型の射出出口(54)を介して前記フランジ部の外周側面から排出することを特徴とする熱交換器のタンクの製造方法。 - 請求項6に記載の熱交換器のタンクの製造方法において、
前記フランジ部の外周側面には、前記フランジ部の底面から延びる溝部(316)が形成され、
前記金型の射出出口は、前記溝部に対応する位置に設けられ、
前記フランジ部の周方向における前記金型の射出出口の幅は、前記フランジ部の周方向における前記溝部の幅以下に設定されていることを特徴とする熱交換器のタンクの製造方法。 - 請求項6に記載の熱交換器のタンクの製造方法において、
前記金型の射出出口は、前記射出入口から射出された前記シール部材の材料の合流位置に対応する位置に設けられていることを特徴とする熱交換器のタンクの製造方法。
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- 2015-04-06 JP JP2015077640A patent/JP6439556B2/ja active Active
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