JP2016196945A - 転がり軸受 - Google Patents

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広道 國米
Hiromichi Kunimai
広道 國米
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Abstract

【課題】 低速運動に用いられる固体潤滑方式の転がり軸受において、潤滑剤の供給能力を向上させることができる。【解決手段】 外周面に軌道面4が形成された内輪2と、内周面に軌道面5が形成された外輪3と、前記内輪2と外輪3の軌道面4,5との間に組み込まれる複数の転動体6と、前記内輪2及び外輪3の間に組み込まれ、前記内輪2又は外輪3に沿って案内される案内面を有する保持器7を備えた転がり軸受において、前記保持器9は、部分的に、前記案内面に内輪2又は外輪3に当接する制動突部10を有する。【選択図】 図3

Description

この発明は、固体潤滑方式の転がり軸受に関し、特に、低速揺動運動を行なう装置に好適に使用される転がり軸受に関する。
内輪の外周面と外輪の内周面とにそれぞれ形成された軌道面の間に、玉やころなどの転動体を組み込み、各転動体相互の間の間隔を保つ保持器を備えた転がり軸受の潤滑方式は、軸受の用途や目的に応じて適宜好適なものが採用されている。例えば、宇宙空間など極低温真空環境での使用を目的とする場合には、固体潤滑方式が採用されることが多い。
固体潤滑方式の転がり軸受は、軸受構成部品の摩擦を生じる表面、例えば、内外輪の軌道面や転動体の表面等に、二硫化モリブデンなどの層状物質からなる固体潤滑被膜を形成し、これに加え、潤滑剤が付与された保持器から転動体を介して潤滑剤を軌道輪に供給する構成を採用する。
しかし、この固体潤滑方式の転がり軸受が、低速運動の用途に使用される場合には、保持器と転動体の接触圧力が小さくなるため、保持器から転動体を介しての内輪及び外輪への潤滑剤の供給量が低下する。このため、固体潤滑方式の転がり軸受としての潤滑性能が不十分になるおそれがあるという問題があった。
そこで、この発明は、特に低速揺動運動に用いられる固体潤滑方式の転がり軸受において、潤滑剤の供給能力を向上させることができる転がり軸受を提供しようとするものである。
上記の課題を解決するため、この発明の転がり軸受においては、外周面に軌道面が形成された内輪と、内周面に軌道面が形成された外輪と、前記内輪と外輪の軌道面との間に組み込まれる複数の転動体と、前記内輪及び外輪の間に形成される保持器案内隙間に組み込まれ、前記内輪又は外輪に沿って案内される案内面を有する保持器を備えた転がり軸受において、
前記保持器は、部分的に、前記案内面に内輪又は外輪に当接する制動突部を有することを特徴とする。
また、前記制動突部は、前記案内面に固定される制動部材により構成することができる。
上記構成において、前記保持器は、前記案内面に軸方向に伸びる取付溝を有し、前記制動部材は、前記内輪と外輪の隙間から前記取付溝内に軸方向に圧入されることで、前記制動部材を保持器案内面に固定することができる。また、取付溝は、軸方向に溝幅が異なるテーパー形状とすることによって、制動部材の固定を確実にすることができる。
また、制動部材は、運転時に内輪又は外輪と摩擦するものであるため、樹脂材料などの摺動性のある材料で構成することが好ましい。
前記保持器は、弾性材料で構成され前記周方向に伸びる挿入孔が軸方向側面に設けられた主部材と、前記挿入孔よりも大径の挿入部材とを有し、前記挿入孔に挿入部材を圧入することによって、前記主部材が軸方向に拡張して制動突部を形成することができる。
また、前記挿入部材を、軸方向に径が異なるテーパー形状に構成することで、径に応じて主部材の拡張部分を決定することができ、また、挿入部材の脱落を防止することができる。
この発明は、保持器は、部分的に、内輪又は外輪に当接する制動突部を設けることで、接触摩擦による制動を保持器に与える。これにより、保持器のポケット面に転動体が接触する接触圧力を大きくすることで、保持器から転動体への固体潤滑剤の移着性を上げ、潤滑剤の供給性能を向上させることができる。特に低速運動さらには低速揺動運動を行なう用途の転がり軸受において、潤滑剤の供給性能を向上させることができる。
本発明の第1実施形態の転がり軸受の断面図である。 図1の転がり軸受に用いられる保持器の構成を示す斜視図である。 図1の転がり軸受の部分拡大側面図である。 図1の転がり軸受に用いられる保持器の外表面の構成を模式的に示す部分拡大図である。 図1の転がり軸受の組み立て工程を示す説明図であり、内輪、外輪、玉、保持器を組み上げた状態を示す部分拡大側面図である。 本発明の第2実施形態の転がり軸受の断面図である。 図6の転がり軸受に用いられる保持器の構成を示す斜視図である。 図6の転がり軸受の構成を示す部分拡大側面である。 図6の転がり軸受の組み立て工程を示す説明図であり、内輪、外輪、玉、保持器を組み上げた状態を示す部分拡大側面図である。 図6の転がり軸受に用いられる保持器の外表面の構成を模式的に示す部分拡大図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
以下、この発明の第1実施形態に係る転がり軸受を添付図面に基づいて説明する。本実施形態にかかる転がり軸受は、宇宙空間などの極低温環境下での使用に適用した転がり軸受であり、例えば、人工衛星などに用いられる。
この転がり軸受1は、図1に示すように、外周面2aに軌道4を有する内輪2と、内周面3aに軌道5を有する外輪3と、内輪2の軌道4と外輪3の軌道5の間に介在された複数の転動体である玉6と、この複数の玉6を周方向に間隔をおいて保持する保持器7とを備えるラジアル深溝玉軸受である。
内輪2、外輪3、及び玉6は、通常の軸受材料を使用することができ、例えば、マルテンサイト系ステンレス鋼を用いることができる。なお、玉6としては、セラミックスボールであってもよい。セラミックスを使用する場合、窒化珪素(Si34)、炭化珪素(SIC)、アルミナ(AI23)、ジルコニア(ZrO2)、サイアロン等が挙げられる。
保持器7は、金属又は合成樹脂で構成され、図2に示すように、玉6が1つずつ収容される複数のポケット8を有し、図示例では20個のポケット8が円周方向等間隔に設けられる。玉6は、各ポケット8のポケット面8aで接触支持されて、ポケット8内に保持される。本実施形態にかかる転がり軸受1に使用される保持器7は、径方向の位置が外輪3の内周面3aによって案内される外輪案内方式の保持器となっている。
図示を省略しているが、この転がり軸受1の潤滑は、固体潤滑方式であり、保持器7のポケット面8aに固体潤滑剤又はこれを含んだ複合体による固体潤滑層が設けられる。固体潤滑剤としては、グラファイト、二硫化タングステン又は二硫化モリブデンが使用される。また、保持器には、図示しない潤滑剤供給機構から適量の潤滑剤が供給され、運転時において、ポケット面8aに接触する玉6を介して内輪2及び外輪3の軌道面4,5に供給される。
保持器7は、内輪2及び外輪3の間に形成される保持器案内隙間Sの寸法よりも小さい径方向寸法Tを有するリング状に構成された保持器主部材9と、保持器の案内面である保持器主部材9の外表面9aのポケット8の間に突設された制動突部10を備えている。
また、保持器の表面9aには、自己潤滑性材料で構成された自己潤滑性被膜が設けられている。自己潤滑性材料としては、例えば、PTFE等が例示できる。
制動突部10は、保持器主部材9とは別部材の制動部材10aが保持器主部材9の外表面に取り付けられることにより構成されている。また、制動突部10は、後述するように、保持器7を内輪2及び外輪3と組み上げたあとに、保持器主部材9の外表面に取り付けられることが好ましい。
保持器主部材9の表面には、制動部材10aを固定するための取付溝11が設けられている。取付溝11は、図2及び図4に示すように、保持器主部材9の軸方向の全長にわたって設けられており、隣り合う2つのポケット8の中間部分に設けられている。軸方向に溝幅が異なる中央部分が幅広のテーパー形状に構成されている。
取付溝11の溝幅は、保持器7のポケット6間の間隔に応じて適宜設計することができる。上記のように取付溝11をテーパー形状にすることにより、圧入しろとしてのテーパーの程度を大きくし、制動部材10aの脱落を抑制することができる。また、取付溝11の溝深さは、後述する運転時に制動突部10が外輪3に摺動することに伴い、制動部材10aに加わる摩擦力に対抗して、制動部材10aをしっかりと固定できるように構成されていればよい。
なお、後述するように、取付溝11は、必ずしも保持器主部材9の軸方向の全長にわたって設けられる必要はない。ただし、制動部材10aの取付のために、少なくとも一方の周縁に到達するように構成されていることが好ましい。また、テーパー形状は、図4に示すような構成に限定されるものではなく、くさび形、長円形など軸方向に溝幅が異なり、後述する制動部材10aの圧入後に脱落が抑制できる形状であれば広く適用可能である。
制動部材10aは、取付溝11に対応したテーパー形状に構成され、摺動性能に優れた合成樹脂などが用いられる。また、制動部材10aは、保持器の外周面から突出した状態となるように、取付溝11に取り付けられ制動突部10を構成する。制動突部10は、外輪3の内周面3aに接触するように構成されており、運転時に、外輪3の内周面3aに接触して、保持器7の回転を制動する。制動突部10の外輪3の内周面3aへの接触圧や接触面積は、特に限定されるものではないが、転がり軸受の用途に応じて摩擦抵抗が用途の支障にならない程度に設計することが好ましい。
また、制動突部10は、保持器のすべてのポケット8の間に設けられている必要はなく、任意の位置に任意の個数で設けてもよい。ただし、上記の通り、保持器7の回転を制動するという機能の点から、制動突部10は、環状の保持器7に対して、中心対象となるような位置に設けられていることが望ましく、その個数は必要とする接触面積に応じて任意に設計することができる。
保持器7の回転が制動されることにより、玉6の回転に対して保持器7の回転が遅れるため、運転時において、玉6が保持器のポケット面8aに接触しやすい状態となる。このため、保持器7のポケット面8aに玉6が接触する接触圧力が大きくなり、特に低速出の揺動運動に用いられる軸受において、保持器7から玉6への固体潤滑剤の移着性が向上する。また、玉6に移着した潤滑剤は、内輪2及び外輪3の軌道面4,5に送られることになるため、転がり軸受全体としての潤滑剤の供給性能を向上させることができる。
本実施形態にかかる転がり軸受1は上記した構成であり、その組み立て手順としては、最初に内輪2,外輪3、玉6を保持する保持具7を組み込む。なお、図5に示すように、このとき、取付溝11に制動部材10aは取り付けないようにして組み上げることが好ましい。
上記の通り、保持器7の外周面には、軸方向に伸びる取付溝11が保持器の幅方向全長にわたって設けられているため、組み上げられた軸受には、図5に示すように、軸方向端面からみて取付溝11が露出した状態になっている。この状態の軸受に、制動部材10aを軸方向に沿って取付溝11に圧入し、制動部材10aを保持器7に取り付ける。
上述のように、取付溝11は、軸方向に溝幅が異なるテーパー形状に構成されているため、圧入後に制動部材10aが脱落しにくくなっている。なお、取付溝11のテーパーの程度が小さく、十分な圧入しろを取ることができない場合は、接着剤などを用いて固定してもよい。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態にかかる転がり軸受の構成を示す断面図を図2に示す。第2実施明帯にかかる転がり軸受1bは、前述した第1実施形態の転がり軸受1と保持器の構成において異なる。本実施形態にかかる転がり軸受1bに用いられている保持器13は、合成樹脂などの弾性材料で構成され、図7に示すように、玉6が1つずつ収容される複数のポケット8を有し、図示例では20個のポケット8が円周方向等間隔に設けられる。玉6は、各ポケット8のポケット面8aで接触支持されて、ポケット8内に保持される。本実施形態にかかる転がり軸受1に使用される保持器7は、径方向の位置が、外輪3の内周面3aによって案内される外輪案内方式の保持器となっている。
図示を省略しているが、この転がり軸受1の潤滑は、固体潤滑方式であり、保持器7のポケット面8aに固体潤滑剤又はこれを含んだ複合体による固体潤滑層が設けられる。固体潤滑剤としては、グラファイト、二硫化タングステン又は二硫化モリブデンが使用される。また、保持器には、図示しない潤滑剤供給機構から適量の潤滑剤が供給され、運転時において、ポケット面8aに接触する玉6を介して内輪2及び外輪3の軌道面4,5に供給される。
保持器7は、内輪2及び外輪3の間に形成される保持器案内隙間Sの寸法よりも小さい径方向寸法Tを有するリング状に構成された保持器主部材14と、保持器主部材9の外表面のポケット8の間に突設された制動突部15を備えている。
制動突部15は、後述する挿入部材16の圧入により、保持器主部材14の表面が外周面側に部分的に突出するように変形して構成されている。
保持器主部材14の軸方向側面には、挿入部材16を挿入するための挿入孔17が設けられている。挿入孔17は、図6及び図10に示すように、保持器主部材14の軸方向に伸びる孔であり、本実施形態では、一方の側面14aに開口する有底孔に構成され、隣り合う2つのポケット8の中間部分に設けられている。挿入孔17は、軸方向に孔径が異なるように中央部分が大径のテーパー形状に構成されている。
挿入孔17の孔径は、保持器13のポケット6間の間隔に応じて適宜設計することができる。上記のように取付溝11をテーパー形状にすることにより、圧入しろとしてのテーパーの程度を大きくし、保持器主部材14の変形の程度を調整することができる。
なお、後述するように、挿入孔17は、必ずしも保持器主部材14の軸方向の全長にわたって設けてもよい。また、テーパー形状は、図6に示すような構成に限定されるものではなく、くさび形、長円形など軸方向に溝幅が異なり、後述する挿入部材16の圧入後に脱落が抑制できる形状であれば広く適用可能である。
挿入部材16は、挿入孔17に対応したテーパー形状に構成される。また、挿入孔17に挿入されて、保持器主部材14を変形させるものであるため、保持器主部材14より硬質の材料で構成され、少なくとも部分的に挿入状態における挿入孔17の孔径よりも大きく構成される。
挿入部材16が挿入孔17に挿入されることによって、挿入孔17の周囲が拡張され、保持器主部材14が拡張する。この拡張は保持器主部材14の案内面を突出させ、制度突部15を構成する。制動突部15は、外輪3の内周面3aに接触するように構成されており、運転時に、外輪3の内周面3aに接触して、保持器7の回転を制動する。制動突部10の外輪3の内周面3aへの接触圧や接触面積は、特に限定されるものではないが、転がり軸受の用途に応じて摩擦抵抗が用途の支障にならない程度に設計することが好ましい。
また、制動突部15は、保持器13のすべてのポケット8の間に設けられている必要はなく、任意の位置に任意の個数で設けてもよい。
保持器13の回転が制動されることにより、玉6が保持器のポケット面8aに接触しやすい状態となり、転がり軸受としての潤滑剤の供給性能を向上させることができる。
本実施形態にかかる転がり軸受1bは上記した構成であり、その組み立て手順としては、最初に内輪2,外輪3、玉6を保持する保持器13を組み込む。なお、図9に示すように、このとき、挿入孔17に挿入部材16を圧入しない状態で組み上げることが好ましい。
保持器13の側面14aに開口している挿入孔16に、挿入部材16を圧入し、制動突部15を形成する。
上述のように、挿入孔17は、軸方向に溝幅が異なるテーパー形状に構成されているため、圧入後に挿入部材16が脱落しにくくなっている。なお、挿入孔17のテーパーの程度が小さく、十分な圧入しろを取ることができない場合は、接着剤などを用いて固定してもよい。
なお、以上の実施形態は、玉軸受について述べたが、本発明は、玉軸受に限定されるものではなく、例えば、アンギュラ玉軸受、4点接触玉軸受、自動調心玉軸受、円筒ころ軸受、円錐ころ軸受、自動調心ころ軸受など、密封型の種々の転がり軸受に適用可能である。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1,1b :転がり軸受
2 :内輪
2a :内輪外周面
3 :外輪
3a :外輪内周面
4 :内輪軌道
5 :外輪軌道
6 :玉
7,13 :保持器
8 :ポケット
8a :ポケット面
9,14 :保持器主部材
10,15:制動突部
10a :制動部材
11 :取付溝
12 :放射線遮断シート
13 :リップ部材
16 :挿入部材
17 :挿入孔

Claims (8)

  1. 外周面に軌道面が形成された内輪と、内周面に軌道面が形成された外輪と、前記内輪と外輪の軌道面との間に組み込まれる複数の転動体と、前記内輪及び外輪の間に組み込まれ、前記内輪又は外輪に沿って案内される案内面を有する保持器を備えた転がり軸受において、
    前記保持器は、部分的に、前記案内面に内輪又は外輪に当接する制動突部を有することを特徴とする転がり軸受。
  2. 前記制動突部は、前記案内面に固定される制動部材により構成されることを特徴とする、請求項1に記載の転がり軸受。
  3. 前記保持器は、前記案内面に軸方向に伸びる取付溝を有し、前記制動部材は、前記内輪と外輪の隙間から前記取付溝内に軸方向に圧入固定されることを特徴とする、請求項2に記載の転がり軸受。
  4. 前記取付溝は、軸方向に溝幅が異なるテーパー形状に構成されていることを特徴とする、請求項3に記載の転がり軸受。
  5. 前記制動部材は、樹脂材料で構成されていることを特徴とする、請求項2から4のいずれか1つに記載の転がり軸受。
  6. 前記保持器は、弾性材料で構成され前記周方向に伸びる挿入孔が軸方向側面に設けられた主部材と、前記挿入孔よりも大径の挿入部材とを有し、前記挿入孔に挿入部材を圧入することによって、前記主部材が軸方向に拡張して制動突部が形成されることを特徴とする、請求項1に記載の転がり軸受。
  7. 前記挿入部材は、軸方向に径が異なるテーパー形状に構成されていることを特徴とする、請求項6に記載の転がり軸受。
  8. 前記保持器は、表面に自己潤滑性材料が設けられていることを特徴とする、請求項1から6のいずれか1つに記載の保持器。
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