JP2016191378A - ポンプ及びポンプの組立方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータケーシングとポンプケーシングとの組み付け作業性を向上させること。【解決手段】モータケーブル27を有するモータ2を収容するモータケーシング3と、羽根車13を収容するポンプケーシング12とを一体に組み付けるポンプ1において、電源ケーブル28を取り付けるための取付部7がモータケーシング3に設けられており、モータケーシング3とポンプケーシング12とを組み付けたときに、モータケーブル27及び電源ケーブル28の少なくともいずれか一方、又はそれらの結線部分30を収容するための収容空間26が形成される。【選択図】図1

Description

本発明は、モータケーブルを有するモータを収容するモータケーシングと、羽根車を収容するポンプケーシングとを一体に組み付けるポンプとその組立方法に関する。
従来のポンプとしては、例えば以下の特許文献1に記載される水中ポンプが知られている。特許文献1の水中ポンプでは、電源ケーブルを取り付けるための取付部がポンプケーシング側に設けられている。
実開昭63−182295号公報(第1図参照)
従来のポンプでは、上記特許文献1の第1図に示すように、モータケーブルがモータケーシング側に取り付けられ、電源ケーブルがポンプケーシング側に取り付けられる。そのような従来構造においては、モータケーブルと電源ケーブルとを結線する際にモータケーシングとポンプケーシングとを予め近接させておく必要があり、作業性が悪い。
また、モータケーブルと電源ケーブルが結線された状態では、モータケーシングとポンプケーシングとがケーブルでつながった状態となるため、両方のケーシングを近接させたまま組み立て作業を継続しなければならず作業性が悪い。
さらに、モータケーブルと電源ケーブルとを結線する際、作業者は、ある程度長さにあそび(余裕)を持たせた状態でモータケーブルと電源ケーブルとを結線することになるため、モータケーシングとポンプケーシングとを組み付けるときにモータケーブルと電源ケーブルとの結線部分がモータケーシングとポンプケーシングとの組み付け部分に噛み込まれないように相当の注意を払う必要があり、こうした事情も作業性を悪化させている。
本発明の目的は、モータケーシングとポンプケーシングとの組み付け作業性を向上させることにある。
本発明のポンプに係る第1特徴構成は、モータケーブルを有するモータを収容するモータケーシングと、羽根車を収容するポンプケーシングとを一体に組み付けるポンプにおいて、電源ケーブルを取り付けるための取付部が前記モータケーシングに設けられており、前記モータケーシングと前記ポンプケーシングとを組み付けたときに、前記モータケーブル及び前記電源ケーブルの少なくともいずれか一方、又はそれらの結線部分を収容するための収容空間が形成される点にある。
第2特徴構成は、前記収容空間が前記モータケーシングの一部分と前記ポンプケーシングの一部分とによって形成されている点にある。
第3特徴構成は、前記ポンプケーシングが軸受を収容する軸受箱を備え、前記収容空間が前記軸受箱の一部分と前記モータケーシングの一部分により形成される点にある。
第4特徴構成は、前記取付部が、前記モータケーシングにおける前記ポンプケーシングとの連結部に設けられている点にある。
第5特徴構成は、前記モータケーシングと前記ポンプケーシングとの間に液密部が形成され、該液密部の内側に前記収容空間が形成される点にある。
本発明のポンプの組立方法に係る特徴構成は、モータケーブルを有するモータを収容するモータケーシングと、羽根車を収容するポンプケーシングとを一体に組み付けるポンプの組立方法において、前記モータケーシングに電源ケーブルを取り付ける工程と、前記モータケーブルと前記電源ケーブルとを結線する工程と、前記モータケーシングと前記ポンプケーシングとを組み付けたときに形成される収容空間に、前記モータのケーブルと前記電源ケーブルとの結線部分を収容する工程と、を包含する点にある。
〔作用及び効果〕
本発明によれば、電源ケーブルを取り付けるための取付部がモータケーシングに設けられているため、モータケーシングとポンプケーシングとを組み付ける前に予めモータケーブルと電源ケーブルとを結線することができる。従って、モータケーブルと電源ケーブルとを結線する際にモータケーシングとポンプケーシングとを予め近接させておく必要がなく、モータケーシングのみで結線作業が完結できるので作業性が良い。
また本発明のごとく、モータケーシングとポンプケーシングとを組み付けたときに、モータケーブル及び電源ケーブルの少なくともいずれか一方、又はそれらの結線部分を収容するための収容空間が形成されるようにすれば、それらの部分が収容空間に収容されることになるため、ケーブル配線の収まりがよい。
本発明のポンプの縦断正面図である。 第一実施形態のモータケーシングの底部平面図である。 第一実施形態のポンプケーシングにおける軸受箱の頂部平面図である。 第一実施形態の軸受箱の縦断正面図である。 第一実施形態のモータケーシングと軸受箱とを組み付ける様子を示す説明図である。 第二実施形態のモータケーシングの底部平面図である。 第二実施形態のポンプケーシングにおける軸受箱の頂部平面図である。 第二実施形態の軸受箱の縦断正面図である。 第三実施形態のポンプケーシングにおける液密部平面図である。
以下、本発明のポンプに係る構成を水中ポンプに適用した例を実施形態として説明する。
(水中ポンプの構成)
先ず、本発明のポンプの第一実施形態について説明する。
図1に示すように、本第一実施形態の水中ポンプ1は、回転軸4が鉛直方向に配置されており、モータ2を収容する有蓋筒状のモータケーシング3と、羽根車13を収容するポンプケーシング12とを備える。尚、モータ2はロータ18とステータ19と回転軸4とを備えて構成され、回転軸4の下端部に羽根車13が取り付けられている。
図1及び図2示すように、モータケーシング3の下端の外周には、ポンプケーシング12との連結部5がフランジ状に形成されている。本第一実施形態ではフランジ状に形成された連結部5が略円形に形成され、その中心C1がモータの回転軸4の回転軸心Xに対して偏心するように構成されている。そして、その偏心側(図1及び図2紙面右側)、即ち偏心して広がった部分に電源ケーブル28を取り付けるための取付部7が設けられている。取付部7は、連結部5の厚み方向に貫通する貫通孔8を備える。
連結部5の底面6は、後述するポンプケーシング12の上端面15に接合するように構成されている。該底面6の平面輪郭は略円形であって、その中心C1がモータ2の回転軸4の回転軸心Xに対して取付部7の側に偏心する。尚、本第一実施形態では、連結部5の中心と底面6の中心とが一致しており、これを中心C1とする。
ポンプケーシング12は、円形筒状の軸受箱14と、羽根車13を収容する本体部20とを備え、軸受箱14と本体部20とがボルト(図示せず)により一体に連結される。尚、本体部20の下端中央部に吸込口21が形成されており、一側に吐出口22が形成されている。
図1に示すように、軸受箱14は、モータの回転軸4を回転可能に支持する軸受部16を備える。また図3及び図4に示すように、軸受箱14の軸心Yは、モータの回転軸4の回転軸心Xに対して偏心するように構成されている。そして、その偏心側(図3及び図4紙面右側)、即ち偏心して広がった部分に有底空間17が形成されている。
図5に示すように、軸受箱14の上端面15は、モータケーシング3の連結部5の底面6に接合するように構成されている。図3に示すように、上端面15の平面輪郭は略円形であってその中心C4がモータの回転軸4の回転軸心Xに対して有底空間17側に偏心する。また軸受箱14の上端面15には、Oリング等のシール部材23を嵌め込むための円形溝24が形成されており、この円形溝24についても軸受箱14の上端面15と同様に、その中心C3がモータの回転軸4の回転軸心Xに対して有底空間17の側に偏心する。
図1〜図3に示すように、モータケーシング3とポンプケーシング12の軸受箱14とを組み付ける際、モータケーシング3の連結部5における底面6と、シール部材23を備える軸受箱14の上端面15とが接合することによって液密部25が形成され、ボルトBで固定することによってモータケーシング3と軸受箱14とが液密に一体連結される。
図2及び図3に示すように、液密部25は、軸受箱14の上端面15の円形溝24にシール部材23を嵌め込み、モータケーシング3の連結部5における底面6でシール部材23を押さえ付けることにより形成され、モータ2及び有底空間17を囲うようにシールし、外部からポンプ内部への水の侵入を防ぐ。
本第一実施形態では、連結部5の底面6の中心C1、シール部材23の中心C2、円形溝24の中心C3、及び軸受箱14の上端面15の中心C4のそれぞれの平面視における位置は互いに一致する。つまり本第一実施形態では、これらの中心C1〜C4が軸受箱14の軸心Y上に存在し、モータ2の回転軸4の回転軸心Xに対して偏心し、偏心することによりできたスペースに収容空間26が形成される。
図1及び図5に示すように、モータケーシング3とポンプケーシング12の軸受箱14とを組み付けたとき、モータケーシング3の底面6の一部分と軸受箱14の有底空間17によって、液密部25の内側に収容空間26が形成される。このとき、モータケーシング3の底面6の一部分が収容空間26の上壁となるため、ポンプの従来構造を活かしつつ、部品点数を増やすことなく収容空間26を形成することができる。
図1に示すように、収容空間26は、モータケーブル27及び電源ケーブル28の少なくともいずれか一方、又はモータケーブル27と電源ケーブル28との結線部分(本実施形態では接続ケース部30)を収容することができるように構成されている。そのため、ある程度長さにあそび(余裕)を持たせた状態でモータケーブル27と電源ケーブル28とを結線した場合であっても、モータケーシング3とポンプケーシング12との組み付け部分に当該結線部分が噛み込まれる虞もない。
上記構成により、モータ2の回転軸4を駆動して羽根車13を回転させることによって、水中ポンプ1を浸漬させている槽内の水は、本体部20の吸込口21から吸い込まれて吐出口22より吐出され、吐出口22に接続される図示しない配管を通って排水される。
(水中ポンプの組立方法)
上述の、モータケーブル27を有するモータ2を収容するモータケーシング3と、羽根車13を収容するポンプケーシング12とを一体に組み立てるポンプの組立方法の一例を以下に説明する。尚、本実施形態では、ポンプケーシング12の軸受箱14がモータケーシング3と連結される構造を用いて説明する。
先ず、モータケーシング3に電源ケーブル28を取り付ける。本実施形態では、電源ケーブル28を、取付部7の貫通孔8(図2参照)に挿通させた状態とする。そして電源ケーブル28を止水部材11でモータケーシング3に固定し、電源ケーブル28を伝ってポンプ内に水が浸入しないように止水する。
次いで、接続端子部が収容されている接続ケース部30を介して、モータケーブル27と電源ケーブル28とを結線する。
次いで、軸受箱14の上端面15の円形溝24にシール部材23を装着する。尚、軸受箱14には、ロータ18を備える回転軸4が軸受部16に挿通されて回転可能に支持されている。
次いで図5に示すように、モータケーシング3の取付部7が軸受箱14の有底空間17の丁度真上の位置となるようにモータケーシング3を軸受箱14の上に配置した後、モータケーシング3の連結部5の底面6と、軸受箱14の上端面15とを接合させて液密部25を形成する。またロータ18と回転軸4がステータ19の中に嵌め込まれ、回転軸4の上端部が軸受部材31と蓋部材32によって回転可能に支持される。そして、モータケーシング3と軸受箱14とをボルトBで連結する。
このとき、モータケーシング3の底面6の一部分と軸受箱14の有底空間17によって、液密部25の内側に収容空間26が形成されると共に、モータケーブル27、接続ケース部30、電源ケーブル28は収容空間26に収容される。
図示しないが、本体部20に収容される羽根車13の中心部にモータ2の回転軸4の下端部を嵌め込んで連結しつつ、軸受箱14の下端部と本体部20の上端部とを嵌め合わせてボルトで固定する。これにより、モータケーシング3の連結された軸受箱14と、本体部20とが連結される。
上述の第一実施形態では、連結部5の平面形状、底面6の平面輪郭、上端面15の平面輪郭、軸受箱14の全体形状及び円形溝24の平面形状は、略円形であるように構成した例を示したが、これに限らない。
以下に、第二実施形態の水中ポンプ1について説明する。尚、上述の第一実施形態の水中ポンプ1が備える構成と対応する構成については同じ符号を付し、相違する構成を詳細に説明し、同一の構成については説明を一部省略する。
本第二実施形態の水中ポンプ1では、モータケーシング3の下端の外周にフランジ状に形成された、ポンプケーシング12との連結部5の形状が、第一実施形態の水中ポンプ1における連結部5の形状と相違している。
詳述すると、上述の第一実施形態の連結部5は略円形に形成されているのに対して、本第二実施形態の連結部5は、図6に示すように、円形の一部が周方向に突出したような形状に形成されている。連結部5のうち円形部分の中心M1はモータの回転軸4の回転軸心Xと同心である。
そして、その突出側(図6紙面右側)、即ち突出した部分に電源ケーブル28を取り付けるための取付部7が設けられている。取付部7は、連結部5の厚み方向に貫通する貫通孔8を備える。
連結部5の底面6は、ポンプケーシング12の上端面15に接合するように構成されている。該底面6の平面輪郭は、連結部5の平面形状と同様に、円形の一部が周方向に突出したような形状となっている。尚、本第二実施形態でも、底面6のうち円形部分の中心M1はモータの回転軸4の回転軸心Xと同心であり、連結部5のうち円形部分の中心M1と一致している。
図6及び図7に示すように、軸受箱14の平面形状は、円形の一部が周方向に突出したような形状となっている。そして、その突出側(図7及び図8右側)、即ち突出した部分に有底空間17が形成されている。軸受箱14の軸心Yはモータの回転軸4の回転軸心Xと同心である。
本第二実施形態の水中ポンプ1も、上述の第一実施形態の水中ポンプ1と同様に(図5参照)、軸受箱14の上端面15は、モータケーシング3の連結部5の底面6に接合するように構成されている。図7に示すように、上端面15の平面輪郭も、連結部5の平面形状と同様に、円形の一部が周方向に突出したような形状となっている。上端面15のうち円形部分の中心M4はモータの回転軸4の回転軸心Xと同心である。
また軸受箱14の上端面15には、Oリング等のシール部材23を嵌め込むための非円形溝24が形成されている。この非円形溝24の平面形状も、円形の一部が周方向に突出したような形状となっている。非円形溝24のうち円形部分の中心M3はモータの回転軸4の回転軸心Xと同心である。
本第二実施形態の水中ポンプ1も、上述の第一実施形態の水中ポンプ1と同様に(図1〜図3参照)、モータケーシング3とポンプケーシング12の軸受箱14とを組み付ける際、モータケーシング3の連結部5における底面6と、シール部材23を備える軸受箱14の上端面15とが接合することによって液密部25が形成され、ボルトBで固定することによってモータケーシング3と軸受箱14とが液密に一体連結される。
図6及び図7に示すように、液密部25は、軸受箱14の上端面15の非円形溝24にシール部材23を嵌め込み、モータケーシング3の連結部5における底面6でシール部材23を押さえ付けることにより形成され、モータ2及び有底空間17を囲うようにシールし、外部からポンプ内部への水の侵入を防ぐ。
本第二実施形態では、連結部5の底面6のうち円形部分の中心M1、シール部材23のうち円形部分の中心M2、非円形溝24のうち円形部分の中心M3及び軸受箱14の上端面15のうち円形部分の中心M4のそれぞれの平面視における位置は互いに一致する。つまり本第二実施形態では、これらの中心M1〜M4が軸受箱14のうち円形部分の軸心Y上に存在し、モータ2の回転軸4の回転軸心Xと同心であり、そのような同心である円形の一部が周方向に突出することによりできたスペースに収容空間26が形成される。本第二実施形態では、モータケーシング3とポンプケーシング12とを液密に組み付ける液密部25のうち円形部分の中心は、モータ2の回転軸心Xと一致しているため、設計上シンプルである。
本第二実施形態の水中ポンプ1も、上述の第一実施形態の水中ポンプ1と同じ組立方法により組み立てられる(図5参照)。
尚、第二実施形態の水中ポンプ1は、連結部5の平面形状、底面6の平面輪郭、上端面15の平面輪郭、軸受箱14の全体形状及び非円形溝24の平面形状が、それらの中心M1〜M4がモータの回転軸4の回転軸心Xと同心である円形の一部が周方向に突出したような形状である場合について説明したが、これに限らない。例えば、楕円形や矩形や、いわゆる卵型のように略円形から突出した部分が先細る形状や、いわゆる瓢箪型や洋梨型のように略円形から突出した部分に至る中腹に若干のくびれを有する形状などであってもよい。
また、連結部5の底面6のうち円形部分の中心M1、シール部材23のうち円形部分の中心M2、非円形溝24のうち円形部分の中心M3、及び軸受箱14の上端面15のうち円形部分の中心M4のそれぞれの平面視における位置が全て互いに一致する構成に限らない。連結部5の底面6のうち円形部分の中心M1、シール部材23のうち円形部分の中心M2、非円形溝24のうち円形部分の中心M3及び上端面15のうち円形部分の中心M4のうち一部がその他と一致していなくても良い。
例えば、第三実施形態の水中ポンプ1においては、第一実施形態の水中ポンプ1のように、連結部5の底面6の中心C1(図2参照)及び軸受箱14の上端面15の中心C4(図3参照)が回転軸心Xに対して偏心しているのに対して、シール部材23及び非円形溝24は、例えば図9に示すように、シール部材23のうち円形部分の中心M2及び非円形溝24のうち円形部分の中心M3が、モータ2の回転軸4の回転軸心Xと同心であり、そのような同心である略円形の一部が周方向に突出し、その突出した部分に至る中腹に若干のくびれを有する形状、いわゆる瓢箪型の形状であっても良い。
上述のいずれの実施形態においても、電源ケーブル28を取り付けるための取付部7がモータケーシング3の連結部5に設けられているため、モータケーシング3とポンプケーシング12とを組み付ける前に予めモータケーブル27と電源ケーブル28とを結線することができる。従って、モータケーブル27と電源ケーブル28とを結線する際にモータケーシング3とポンプケーシング12とを予め近接させておく必要がなく作業性が良い。
また、モータケーシング3とポンプケーシング12とを組み付けたときに、モータケーブル27及び電源ケーブル28の少なくともいずれか一方、又はそれらの結線部分を収容するための収容空間26が形成されるようにすれば、それらの部分が収容空間26に収容されることになるため、ケーブル配線の収まりがよい。
〔その他の実施形態〕
1.上述のいずれの実施形態においても、モータケーシング3の取付部7に電源ケーブル28を設ける構成を示したが、この構成に限定されるものではなく、取付部7に貫通孔を形成して例えば制御ケーブルを設けるようにしても良い。さらに、収容空間26は、電源ケーブル28の他にも例えば、制御ケーブルや浸水検知器を収容する空間として利用できるように構成しても良い。
2.上述のポンプケーシング12は円形筒状に限られるものではなく、その横断面形状が必ずしも円形でなくとも良い。
3.上述のいずれの実施形態においても、ポンプケーシング12が軸受箱14と本体部20とを備えて構成されておりこれらが連結される構成を示したが、この構成に限定されるものではなく、軸受箱14と本体部20とが一体に成形されている構成としても良い。
4.上述のいずれの実施形態においても、本発明を水中ポンプに適用した構成を示したが、これに限定されるものではなく、本発明を他の非容積(ターボ形)ポンプに適用しても良い。
本発明は、非容積(ターボ形)ポンプ、好ましくは水中ポンプに適用することができる。
1 水中ポンプ
2 モータ
3 モータケーシング
4 回転軸
5 連結部
6 連結部の底面(液密部)
7 取付部
8 貫通孔
11 止水部材
12 ポンプケーシング
13 羽根車
14 軸受箱
15 軸受箱の上端面(液密部)
16 軸受部
17 有底空間
18 ロータ
19 ステータ
20 本体部
21 吸込口
22 吐出口
23 シール部材(液密部)
24 円形溝,非円形溝
25 液密部
26 収容空間
27 モータケーブル
28 電源ケーブル
30 接続ケース部(結線部分)
31 軸受部材
32 蓋部材
B ボルト
C1〜C4 液密部の中心
M1〜M4 液密部を構成する各部のうち円形部分の中心
X 回転軸心
Y 軸受箱の軸心

Claims (6)

  1. モータケーブルを有するモータを収容するモータケーシングと、羽根車を収容するポンプケーシングとを一体に組み付けるポンプにおいて、
    電源ケーブルを取り付けるための取付部が前記モータケーシングに設けられており、
    前記モータケーシングと前記ポンプケーシングとを組み付けたときに、前記モータケーブル及び前記電源ケーブルの少なくともいずれか一方、又はそれらの結線部分を収容するための収容空間が形成されることを特徴とするポンプ。
  2. 前記収容空間が前記モータケーシングの一部分と前記ポンプケーシングの一部分とによって形成されていることを特徴とする請求項1に記載のポンプ。
  3. 前記ポンプケーシングが軸受を収容する軸受箱を備え、前記収容空間が前記軸受箱の一部分と前記モータケーシングの一部分により形成されることを特徴とする請求項2に記載のポンプ。
  4. 前記取付部が、前記モータケーシングにおける前記ポンプケーシングとの連結部に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のポンプ。
  5. 前記モータケーシングと前記ポンプケーシングとの間に液密部が形成され、該液密部の内側に前記収容空間が形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のポンプ。
  6. モータケーブルを有するモータを収容するモータケーシングと、羽根車を収容するポンプケーシングとを一体に組み付けるポンプの組立方法において、
    前記モータケーシングに電源ケーブルを取り付ける工程と、
    前記モータケーブルと前記電源ケーブルとを結線する工程と、
    前記モータケーシングと前記ポンプケーシングとを組み付けたときに形成される収容空間に、前記モータのケーブルと前記電源ケーブルとの結線部分を収容する工程と、を包含するポンプの組立方法。
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