JP2007162504A - ポンプ - Google Patents

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Hirotada Tanaka
宏忠 田中
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Abstract

【課題】ポンプの部品点数を減少し、かつ組立性を向上することで、ポンプのコストを削減するとともに小形化及びポンプ性能の向上を図ることができるポンプを提供する。
【解決手段】ポンプ1の縦軸方向にポンプ部14と該ポンプ部とオイルシール36により隔離されたモータ部13とを有し、回転軸33が前後の軸受34、35に回転自在に支持された回転子31と、前記回転子31の外周部に配された固定子32とからなるモータ30が前記モータ部13に配され、前記回転軸33に装着された羽根車50が前記ポンプ部14に配されたポンプ1において、前記ポンプ部14とモータ部13が一体に形成されたケーシング10が、前記回転軸33の軸心Cに沿う合わせ面20、21を有する2つ割りの上下ケーシング11、12よりなり、前記ポンプ部14内を連通する吸水口15と吐出口16とが前記ケーシング10に設けられる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ポンプに関し、詳しくはケーシング構造を改良して部品点数を削減するとともに組立性を改善したポンプに関するものである。
ポンプは、給湯機、洗濯機、床暖房装置等の家庭用装置を始めとして、業務用、産業用の多数の装置において液体等の輸送に利用されている。
このようなポンプの従来例としては、例えば、特許文献1には、ポンプの駆動源であるモータを別体として、その前面に吸込口と吐出口を設けたケーシング内に羽根車を配した渦巻きポンプが開示されている。
また、特許文献2には、ポンプケーシングの上方にオイルケーシングを介して立設されたモータフレーム内にステータが収容され該ステータ内に挿入されたロータの中心からモータ軸を導出してその外周面がモータフレーム下面のハウジングに装着された負荷側の軸受により支承され、その導下先端部がポンプケーシング内の羽根車に装着された竪型電動ポンプが示されている。
特開平9−137791号公報 特開2005−61377号公報
しかしながら、上記のような従来のポンプ構造にあっては、モータとポンプ部とが別体からなりモータの前面にポンプ部を構成するケーシングが装着されたり、或いはポンプのポンプ軸方向に多数のケーシングを接合しモータやポンプ部を構成するようになっている。
このため、ポンプを構成するケーシングやパッキンまた接合用ネジ類等の部品点数が多くなり、またポンプの組立時には組立方向が変わるため組み立て作業が煩雑となって組立性が悪く、ポンプのコスト上昇や大形化、さらにはポンプ構造が複雑化しポンプ性能にも影響するという問題がある。
そこで本発明の目的は、ポンプの部品点数を減少し、かつ組立性を向上することで、ポンプのコストを削減するとともに小形化及びポンプ性能の向上を図ることができるポンプを提供することにある。
請求項1に係る発明は、ポンプの縦軸方向にポンプ部と該ポンプ部と防水部材により隔離されたモータ部とを有し、回転軸が前後の軸受に回転自在に支持された回転子と、前記回転子の外周部に配された固定子とからなるモータが前記モータ部に配され、前記回転軸に装着された羽根車が前記ポンプ部に配されたポンプにおいて、前記ポンプ部とモータ部とが一体に形成されたケーシングが、前記回転軸の軸心に沿う合わせ面を有する2つ割りの分割体よりなり、前記ポンプ部内を連通する吸水口と吐出口とが前記ケーシングに設けられたことを特徴とするポンプである。
請求項2に係る発明は、前記分割体が、前記ポンプ部の合わせ面にパッキンを配して接合されていることを特徴とする請求項1に記載のポンプである。
請求項3に係る発明は、前記パッキンが、前記合わせ面を含み開口する吸水口及び吐出口の開口内周部に密接する筒状部を該パッキンと一体に形成していることを特徴とする請求項2に記載のポンプである。
請求項4に係る発明は、前記パッキンのモータ部側端部に、前記防水部材の外側合わせ面に嵌め合わされる舌状突出部が設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載のポンプである。
請求項1の発明によれば、ケーシングを回転軸方向に合わせ面を持つ2つ割り分割構造としてケーシングとモータハウジングとを一体化することで、ケーシングを2部品に集約し、かつ各部品をケーシング内に収容した後ケーシングを一体化することができるのでポンプの組み立てを軸長手方向の1方向化とすることができ組立性が向上する。これにより、ポンプの部品点数や組立コストの削減、ポンプの小形化が可能となり、さらにポンプ構造の単純化によりポンプ性能の向上を図ることができる。
請求項2の発明によれば、ポンプ部のケーシング合わせ面からの水漏れを防止することができる。
請求項3の発明によれば、ケーシング合わせ面に開口する吸水口及び吐出口からの水漏れ防止を確実にし、しかもポンプの組立性を損なうことがない。
請求項4の発明によれば、ポンプ部からモータ側への漏水防止をより確実にすることができる。
以下に、本発明に係るポンプの1実施形態について、図面に基づいて説明する。
図1はポンプ1の外観図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、図2はケーシング内部を示すポンプ構成を説明する概略図、図3は吐出口を正面から見た拡大図である。
図に示すようにポンプ1のケーシング10は、上下に2分割された合成樹脂製でなる2個のケーシング11、12からなり、ポンプ1の縦軸方向にポンプ部14と該ポンプ部14とオイルシール36により隔離防水されたモータ部13を形成している。
上記ケーシング11、12は、ポンプ1のモータ30の回転軸33の軸心Cに沿う合わせ面20、21をモータ部13とポンプ部14に有する2つ割りの分割体よりなるものである。また、装置へのポンプ取付部38が上ケーシング11のモータ部13の両側に設けられている。
ポンプ部14には、下ケーシング12のポンプ部14底部に吸水口15が突出して設けられ、またポンプ部14の前部には上下のケーシング11、12の合わせ面21に吐出口16が前方に突出して設けられている。
ポンプ1は、ケーシング10内部にモータ30及びポンプの各部品を配置した後、上下ケーシング11、12の合わせ面20、21を合わせ、かつポンプ部14の合わせ面21にはパッキン40を配して接合され、6ヶ所のネジ19を締め込み組み立てられる。
モータ部13には、モータ30が配置され4ヶ所の支持具37によりケーシング11に固定され、回転軸33がポンプ1の中心に位置するように配置されている。これにより、個別のモータハウジングは不要になる。
モータ30の回転子31はマグネットを外周に備え、その回転軸33がモータ部13の前後に配された軸受34、35に回転自在に軸支され、前記回転子31の外周部にはコイルを巻回した固定子32が配置されモータを構成している。図では、制御用の回路基板、配線等は略している。
モータ30としては、ブラシレス直流モータ、誘導電動機、同期モータなどその種類は特に制限されない。
モータ30の回転軸33の先端には、羽根車50が装着され、羽根車50はポンプ部14のポンプ室51内に配され、吸水口15と吐出口16とが羽根車50を介してポンプ部内部のポンプ室51内を連通している。
モータ部13とポンプ部14との境界は、軸受35の前方で回転軸33の外周とケーシング10内周部の間に配されたオイルシール36により防水されモータ部13への水の侵入を防止している。
このポンプ1は、モータ30の駆動により羽根車50が回転し、その揚水作用により吸水口15から吸引した水等を吐出口16から吐出する。
上記構成によるポンプ1は、ポンプのケーシングを始めパッキン類、組立用部品類等の部品点数を減少し、かつ組立性を向上することで、ポンプのコストを削減するとともに小形化と、構造単純化によるポンプ性能の向上を図ることができる
また、ポンプ部14の合わせ面21には、パッキン40を配して上下ケーシング11、12が接合されている。
このパッキン40は、ゴムやウレタン、合成樹脂等の防水性材料からなり、上下のケーシング11、12の合わせ面21の外周部に配される本体部44と、吐出口16の開口内周部16aに密接する筒状部41をパッキン40に一体に設けている。
また、パッキン40は、モータ部13とポンプ部14の間に配されたオイルシール36部分のケーシング11、12の合わせ部に嵌め込まれるように、オイルシール36の外側を覆う舌状の突出部42がパッキン40のポンプ部側両端部に設けられている。
ポンプ1のケーシング10は2つ割りの分割構造であるので、上記のような筒状部41をケーシングに組み込む作業も容易であり、ポンプ1の組立性を損なうことがない。
上記パッキン40により、ポンプ部14のケーシング11、12の合わせ面21からの水漏れを防止するだけでなく、合わせ面21に形成された吐出口16からの水漏れを防ぎ、さらにモータ部13側への漏水防止効果をより確実にすることができる。もちろん、上記筒状部41や突出部42を略したパッキンを使用するものでもよい。
実施形態のポンプの外観図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。 ポンプ構成を説明する概略図である。 吐出口を正面から見た拡大図である。 パッキンの平面図である。
符号の説明
1……ポンプ
10……ケーシング
11……上ケーシング
12……下ケーシング
15……吸水口
16……吐出口
20、21……合わせ面
30……モータ
31……回転子
32……固定子
33……回転軸
34、35……軸受
36……オイルシール
50……羽根車
C……軸心

Claims (4)

  1. ポンプの縦軸方向にポンプ部と該ポンプ部と防水部材により隔離されたモータ部とを有し、
    回転軸が前後の軸受に回転自在に支持された回転子と、前記回転子の外周部に配された固定子とからなるモータが前記モータ部に配され、
    前記回転軸に装着された羽根車が前記ポンプ部に配されたポンプにおいて、
    前記ポンプ部とモータ部とが一体に形成されたケーシングが、前記回転軸の軸心に沿う合わせ面を有する2つ割りの分割体よりなり、
    前記ポンプ部内を連通する吸水口と吐出口とが前記ケーシングに設けられた
    ことを特徴とするポンプ。
  2. 前記分割体が、前記ポンプ部の合わせ面にパッキンを配して接合されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のポンプ。
  3. 前記パッキンが、前記合わせ面を含み開口する吸水口及び吐出口の開口内周部に密接する筒状部を該パッキンと一体に形成している
    ことを特徴とする請求項2に記載のポンプ。
  4. 前記パッキンのモータ部側端部に、前記防水部材の外側合わせ面に嵌め合わされる舌状突出部が設けられている
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載のポンプ。
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