JP2016190654A - 油性内容物用プラスチック容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】マヨネーズ等の油性物質、特に、増粘剤を含んだカロリーオフマヨネーズ等の油性物質の収容に際して、滑落性が良好な油性内容物用プラスチック容器を提供すること。【解決手段】本発明の油性内容物用プラスチック容器1は、少なくとも内容物と接する層2が、ポリオレフィン系樹脂にシリコーンを添加した樹脂組成物からなるので、内容物と接する層2の滑落性が良好であり、増粘剤を含んだカロリーオフマヨネーズ等の粘稠な油性物質であっても、内容物をスムーズに落下させて排出することができる。容器1は、かかる内容物と接する層2を最内層2とし、ポリオレフィン系樹脂に滑剤を添加した樹脂組成物からなる最外層4と、かかる最外層4及び最内層2の間にガスバリア層3を形成するようにしてもよく、さらに、ガスバリア層3と最内層2の間にリプロ層5を形成するようにしてもよい。【選択図】図3

Description

本発明は、油性内容物用プラスチック容器に関する。さらに詳しくは、マヨネーズ等の油脂分を含有する油性物質を収容するために用いられる油性内容物用プラスチック容器に関する。
マヨネーズ等の粘稠なスラリー状ないしはペースト状の油性物質を収容するための容器としては、容器壁の内面がポリオレフィン系樹脂で形成されている容器が使用されることが多い。粘稠な内容物を収容するためのプラスチック容器では、容器の内部に収容される粘稠な内容物を抽出口から速やかに外に出すため、あるいは容器の内部に残存させることなくきれいに最後まで使い切るために、容器を倒立させて冷蔵庫等で保存される場合が多く、容器を倒立させた時には、内容物が容器の内壁面に付着残存せず、粘稠な内容物が速やかに落下する滑落性が望まれている。加えて、近年、市場に登場しているカロリーオフマヨネーズ等は、油脂分が少ないことに加え、口当たり等を考慮し増粘剤等が添加されているため、従来のマヨネーズと比較しても内容物が容器の内壁面に付着、残存しやすく、このような滑落性の良好な容器が望まれていた。
例えば、容器を構成する内容物と接する層(最内層)を構成する樹脂に、脂肪酸アミドを滑剤として添加したものが提供されている。一方、前記したような脂肪酸アミド等の滑剤が添加されている場合には、滑剤が親油性基を有している化合物であり、マヨネーズのような油性内容物に対する親和性が高いため、滑剤によって却って油性内容物に対する滑落性が低下してしまい、油性内容物をきれいに排出等することが困難となるという問題があった。
一方、容器を構成する最内層について、滑剤を含有しない(滑剤フリーの)ポリオレフィン系樹脂からなる層で構成される油性内容物用プラスチック容器が提案されている(例えば、特許文献1を参照。)。
特許第5321122号公報
しかし、最内層について滑剤を含有しない構成とした場合にあっては、最内層を構成するポリオレフィン系樹脂のメルトフローレート(MFR)や密度を特定範囲とする必要があり、また、かかる特定によっても得られる滑落性が不十分な場合も生じていた。加えて、ポリオレフィン系樹脂は極性のない油性なので、かかる樹脂のみであると油性物質と親和性を持ち、内容物が滑らない要因の一つとなっていた。
本発明は、前記の課題に鑑みてなされたものであり、マヨネーズ等の油性物質、特に、増粘剤を含んだカロリーオフマヨネーズ等の油性物質の収容に際して、内容物と接する層の滑落性が良好な油性内容物用プラスチック容器を提供することにある。
前記の課題を解決するために、本発明に係る油性内容物用プラスチック容器は、油性の内容物を収容するための油性内容物用プラスチック容器であって、少なくとも前記内容物と接する層が、ポリオレフィン系樹脂にシリコーンを添加した樹脂組成物からなることを特徴とする。
本発明に係る油性内容物用プラスチック容器は、前記した本発明において、前記シリコーンの重量平均分子量が100万以上であることを特徴とする。
本発明に係る油性内容物用プラスチック容器は、前記した本発明において、前記シリコーンがオルガノポリシロキサンであることを特徴とする。
本発明に係る油性内容物用プラスチック容器は、前記した本発明において、前記内容物と接する層を最内層とし、ポリオレフィン系樹脂に滑剤を添加した樹脂組成物からなる最外層と、前記最外層及び前記最内層の間にガスバリア層を備えることを特徴とする、
本発明に係る油性内容物用プラスチック容器は、少なくとも内容物と接する層が、ポリオレフィン系樹脂にシリコーンを添加した樹脂組成物から構成されるので、内容物と接する層の滑落性が良好であり、内容物が増粘剤を含んだカロリーオフマヨネーズ等の粘稠な油性物質であっても、内容物をスムースに落下させて排出することができる。
本発明に係る油性内容物用プラスチック容器の一態様を示した概略図である。 図1のA−A断面図である。 図2の他の態様を示した図である。
以下、本発明に係る油性内容物用プラスチック容器1の一態様について説明する。
図1は、本発明に係る油性内容物用プラスチック容器1の一態様を示した概略図である。図1に示すように、油性内容物用プラスチック用容器1(以下、単に「容器1」とする場合もある。)は、マヨネーズ等の油性の内容物を収容するための容器1であり、少なくとも内容物と接する層2(図2等参照。)が、ポリオレフィン系樹脂にシリコーンを添加した樹脂組成物を成形してなるものである。図1に示した油性内容物用プラスチック容器1は、ねじ山11が形成された注出口12から、胴部14等を絞って内容物を外に出すものであり、通常、注出口12はキャップ13が装着されて封止されている。
(内容物と接する層2)
内容物と接する層2は、本発明にあっては、ポリオレフィン系樹脂を用いる。ポリオレフィン系樹脂としては、例えば、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖低密度ポリエチレン(LLDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)等のポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリ−1−ブテン、ポリ−4−メチル−1−ペンテン等が挙げられる。また、エチレン、プロピレン、1−ブテン、4−メチル−1−ペンテン等のα−オレフィン同士のランダムあるいはブロック共重合体等であってもよく、さらには、いわゆる環状オレフィン樹脂(シクロオレフィンポリマー(COP:Cyclo−Olefin Polymer)とも呼ばれる。)や環状オレフィンとα−オレフィン(鎖状オレフィン)等との共重合体である、いわゆる環状オレフィンコポリマー(シクロオレフィンコポリマー(COC:Cyclo−Olefin Copolymer)とも呼ばれる。)等を使用することができる。かかるポリオレフィン系樹脂は、その1種を単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。ポリオレフィン系樹脂としては、ポリエチレン系樹脂やポリプロピレン系樹脂を使用することが好ましく、ポリエチレン系樹脂を使用することが特に好ましい。そして、ポリエチレン系樹脂やポリプロピレン系樹脂を樹脂成分中の主成分とすることが好ましく、ポリエチレン系樹脂を樹脂成分中の主成分として使用することが特に好ましい(なお、主成分とは、樹脂成分全体の50質量%以上、好ましくは80質量%以上、特に好ましくは100質量%(全て)を指す。以下同じ。)。
ポリエチレン系樹脂としては、例えば、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖低密度ポリエチレン(LLDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)等のポリエチレン系樹脂等が挙げられる。また、エチレンと、プロピレン、1−ブテン、4−メチル−1−ペンテン等のα−オレフィン同士のランダムあるいはブロック共重合体等であるエチレン・α−オレフィン共重合体を用いてもよい。かかるポリエチレン系樹脂は、その1種を単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。ポリエチレン系樹脂としては、透明性やスクイズ性(絞り性)等を考慮し、低密度ポリエチレン(LDPE)や直鎖低密度ポリエチレン(LLDPE)を使用することが好ましい。
低密度ポリエチレン(直鎖状低密度ポリエチレンを含む。)を使用する場合、密度は、0.915〜0.930g/cmであることが好ましい。また、190℃におけるメルトフローレート(MFR)は、0.2〜2.0g/10分とすることが好ましい。
ポリオレフィン系樹脂には、シリコーン(シリコーン化合物を含む。)が添加、混合される。シリコーンを添加、混合した樹脂組成物とすることにより、内容物と接する層2の滑落性が良好となる。
添加されるシリコーンとしては、例えば、オルガノポリシロキサン(ポリオルガノシロキサン)が挙げられ、分子構造は直鎖状(線状)または一部分岐状のものを使用することができ、オルガノポリシロキサンの中でも、ジオルガノポリシロキサンを使用することが好ましい。
かかるジオルガノポリシロキサンのケイ素原子結合有機基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、3−クロロプロピル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基等のアルキル基;シクロペンチル基、シクロヘキシル基等のシキロアルキル基;フェニル基、トリル基、キシリル基等のアリール基;ベンジル基、フェネチル基、3−フェニルプロピル基等のアラルキル基;ビニル基、プロペニル基、ブテニル基、ヘキセニル基等のアルケニル基が例示される。中でもアルキル基、特にはメチル基が好ましい。ジオルガノポリシロキサンの末端には水酸基やアルコキシ基が結合していてもよい。かかるジオルガノポリシロキサンとしては、両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン、両末端シラノール基封鎖ジメチルポリシロキサン、片末端がシラノール基で封鎖され、もう一方の片末端がトリメチルシロキシ基で封鎖されたジメチルポリシロキサン、両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルフェニルポリシロキサン、両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン/メチルビニルシロキサン共重合体、両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン、両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン/メチルフェニルシロキサン共重合体、両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン/メチル(3,3,3−トリフルオロプロピル)シロキサン共重合体等が挙げられる。これらは、その1種を単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
シリコーンの重量平均分子量(M)は、100万(1000000)以上であることが好ましい。シリコーンの重量平均分子量が100万以上である場合には、シリコーンがブリードアウトして内容物に移行することもなく、マヨネーズ等の油性物質、特に、増粘剤を含んだカロリーオフマヨネーズ等の油性物質の収容に際して、良好な滑落性を維持することができる。一方、シリコーンの重量平均分子量が100万より小さい場合には、シリコーンがブリードアウトして内容物に移行してしまい、滑落性が低下する場合がある。シリコーンの重量平均分子量は、100万(1000000)〜1000万(10000000)とすることが特に好ましい。なお、重量平均分子量の測定は、例えば、ゲルろ過クロマトグラフィー等の従来公知の方法で行うことができる。
また、シリコーンの粘度は、600万(6000000)cS以上であることが好ましく、600万(6000000)〜1000万(10000000)cSであることが特に好ましい。
内容物と接する層2におけるシリコーンの含有量は、例えば、内容物と接する層2(を構成する樹脂組成物)全体に対して0.001〜15.0質量%とすることが好ましい。滑剤の添加量をかかる範囲とすることにより、滑落性が良好に発揮される。滑剤は、層2全体に対して0.05〜6.0質量%とすることがさらに好ましく、0.1〜6.0質量%とすることがより好ましく、0.2〜5.0質量%であることが特に好ましい。なお、シリコーンはポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂等のポリオレフィン系樹脂やこれ以外の樹脂からなるベース樹脂と混合されたマスターバッチ(MB)として使用される場合もありその場合、マスターバッチとシリコーンの配合比(通常、マスターバッチ全体に対してシリコーンは10〜70質量%)に応じてシリコーンの含有量を前記した範囲に調整するようにすればいい(目安としては、マスターバッチを層2(を構成する樹脂組成物)全体に対して0.01〜20質量%添加することが好ましく、0.5〜8.0質量%添加することが特に好ましいが、特にこの範囲に制限されない。)。また、ポリオレフィン系樹脂は、シリコーンを除いた樹脂組成物の残部となる。
また、かかる内容物と接する層2(後記する最内層2も同様。)については、脂肪酸アミド(飽和脂肪族アミド、不飽和脂肪族アミド等。)系滑剤を実質的に含まないことが好ましい。前記したように、脂肪酸アミド系滑剤が添加されている場合には、脂肪酸アミドが親油性基を有している化合物であり、マヨネーズのような油性内容物に対する親和性が高いため、脂肪酸アミドによって却って油性内容物に対する滑落性が低下するということを招いてしまう場合があるため好ましくない。なお、「実質的に含まない」とは、意図的にこれらが添加されていないことを意味し、必ずしも全く含まないことを意味するものではなく、侵害回避のため添加されることも含め、ごく微量含むことが許される。具体的な含有量は、例えば、シリコーンの種類や重量平均分子量、粘度等によって異なるが、内容物と接する層2全体に対して0.1質量%未満であることが好ましく、0.01質量%未満であることがさらに好ましく、全く含まないことが特に好ましい。
本発明に係る油性内容物用プラスチック容器1は、前記した内容物と接する層2を必須とし、かかる層2からなる単層構造の容器としてもよいが、容器1の滑り性や内容物の保存性を向上させる等の理由で、以下に説明する多層構造(後記する接着樹脂層6はここでいう層として含まない。以下同じ。)とすることが好ましい。
図2は、図1のA−A断面図であって、多層構造として3層構造とした場合の図である。3層構造とする場合、かかる内容物と接する層2を最内層2として、最外層4と、ガスバリア層からなる中間層3と、の3層とすればよく、例えば、ポリオレフィン系樹脂に滑剤を添加した樹脂からなる最外層4と、かかる最外層4及び内容物と接する層(最内層)2の間にガスバリア層3からなる中間層3を備える構成とすることが好ましい。
なお、図2に示した3層構造にあっては、ガスバリア層3と接する層との間に接着樹脂層6を介在させることが好ましく、接着樹脂層6をADとして、容器1の外側から順に、最外層4/AD61/ガスバリア層(中間層)3/AD62/最内層2となるように、最外層4とガスバリア層(中間層)3、ガスバリア層(中間層)3と最内層2との間に接着樹脂層6を介在させることが好ましい。図2に示した3層構造のうち、最内層2は、前記した内容物と接する層2と共通するので、以下、最外層4とガスバリア層(中間層)3について説明する。
(最外層4)
最外層4は、ポリオレフィン系樹脂に滑剤を添加した樹脂組成物から構成される。滑剤の添加により、容器1の成形から、内容物の充填、移送、包装の各工程において、様々な環境温度に応じた滑り性を発揮できるようになり、各工程において容器1表面の滑り不良等による問題をなくすことができる。最外層4には、例えば、主としてステンレス等の金属材料で構成されている食品充填ライン等での滑り性を付与するために、滑剤(特に、後記する脂肪酸アミド系滑剤)をポリオレフィン系樹脂中に添加、混合して練りこんだ樹脂組成物を使用することが好ましい。
ポリオレフィン系樹脂としては、前記した内容物と接する層(最内層)2を構成する樹脂として例示されたポリオレフィン系樹脂を好ましく使用することができる。ポリオレフィン系樹脂としては、ポリエチレン系樹脂やポリプロピレン系樹脂を使用することが好ましく、ポリエチレン系樹脂を使用することが特に好ましい。そして、ポリエチレン系樹脂やポリプロピレン系樹脂を樹脂成分中の主成分とすることが好ましく、ポリエチレン系樹脂を樹脂成分中の主成分として使用することが特に好ましい。ポリエチレン系樹脂としても、前記した内容物と接する層(最内層)2のところで例示したポリエチレン系樹脂を使用することができ、透明性やスクイズ性(絞り性)等を考慮し、低密度ポリエチレン(LDPE)や直鎖低密度ポリエチレン(LLDPE)を使用することが好ましい。低密度ポリエチレン(直鎖状低密度ポリエチレンを含む。)を使用する場合の密度やMFRについては、前記した範囲のものを使用することが好ましい。
滑剤としては、例えば、脂肪酸アミド(脂肪酸アミド系滑剤)等を使用することができる。脂肪酸アミドとしては、飽和脂肪族アミドや不飽和脂肪族アミド等を使用することができ、飽和脂肪族アミド(飽和脂肪酸アミド)としては、ブチルアミド、ヘキシルアミド、デシルアミド、ラウリン酸アミド、ミリスチン酸アミド、パルミチン酸アミド、ステアリン酸アミド等が挙げられる。また、これらの飽和脂肪族アミドの中では、ステアリン酸アミドを使用することが好ましい。これらの飽和脂肪族アミドは、その1種を単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
また、不飽和脂肪族アミド(不飽和脂肪酸アミド)としては、アクリルアミド、メタクリルアミド、クロトンアミド、イソクロトンアミド、ウンデシレン酸アミド、セトレイン酸アミド、オレイン酸アミド、エルカ酸アミド、エチレンビスオレイン酸アミド、オレイルパルミトアミド、ステアリルエルカミド、リノール酸アミド、リノレン酸アミド、アラキドン酸アミド等が挙げられる。この中で、炭素数が14〜24の範囲にあるもの、例えばセトレイン酸アミド、オレイン酸アミド、エルカ酸アミド、リノール酸アミド、リノレン酸アミド、アラキドン酸アミド等を使用することが好ましく、中でもオレイン酸アミドを使用することが特に好ましい。これらの不飽和脂肪族アミドは、その1種を単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
最外層4における脂肪酸アミド系滑剤等の滑剤の含有量は、最外層4(を構成する樹脂組成物)全体に対して500〜100000ppmとすることが好ましい。滑剤の添加量をかかる範囲とすることにより、良好な滑り性を発揮することができる。滑剤は、最外層4(を構成する樹脂組成物)全体に対して1000〜50000ppmとすることが特に好ましい。なお、ポリオレフィン系樹脂は、滑剤を除いた樹脂組成物の残部となる。
(ガスバリア層(中間層)3)
ガスバリア層3となる中間層3としては、例えば、エチレンビニルアルコール共重合体(EVOH:エチレン酢酸ビニル共重合体ケン化物等を指す。)や芳香族ポリアミド等を用いることができ、特に、酸素バリア性に優れたエチレンビニルアルコール共重合体を使用することが好ましい。かかるエチレン−ビニルアルコール共重合体は、優れた酸素バリア性を示すため、酸素透過による内容物の酸化劣化を有効に抑制することができ、内容物保存性等も良好となる。
前記したエチレンビニルアルコール共重合体としては、一般に、エチレン含有量が20〜60mol%、特に、25〜50mol%のエチレン−酢酸ビニル共重合体を、ケン化度が96mol%以上、特に、99mol%以上となるようにケン化して得られる共重合体ケン化物を使用することが好ましい 。
また、前記した最内層2、ガスバリア層(中間層)3、最外層4を形成する場合には、容器1の成形の際に発生するリプロ樹脂(容器1を構成する最内層を構成する2、ガスバリア層(中間層)3、最外層4、接着樹脂層6の全材料が混合されたスクラップ樹脂。)からなる層を、最内層2とガスバリア層(中間層)3の間に介在させて4層構造にしてもよい。
図3は、図2の他の態様を示した図であって、最内層2とガスバリア層(中間層)3との間にリブロ樹脂による層(リプロ層)5を形成した構成を示した図である。なお、図3に示した4層構造にあっては、ガスバリア層3と接する層との間に接着樹脂層61,62を介在させることが好ましく、接着樹脂層をADとして、容器1の外側から順に、最外層4/AD61/ガスバリア層(中間層)3/AD62/リプロ層5/最内層2となるように、最外層4とガスバリア層(中間層)3、ガスバリア層(中間層)3とリプロ層5との間に、接着樹脂層(AD)61,62を介在させることが好ましい。
接着樹脂層(AD)61,62として用いることができる接着剤樹脂としては、特に制限はなく、従来公知の接着性樹脂を用いることができるが、例えば、無水マレイン酸グラフトポリエチレン(無水マレイン酸変性ポリエチレン)、無水マレイン酸グラフトポリプロピレン(無水マレイン酸変性ポリプロピレン)等を、使用されるポリオレフィン樹脂の種類に対応させて使用させることができる。また、カルボン酸、カルボン酸無水物、エチレン− アクリル酸共重合体、イオン架橋オレフィン共重合体、アクリル酸グラフトポリオレフイン、エチレン− 酢酸ビニル共重合体、共重合ポリエステル、共重合ポリアミド等を用いることができる。これらの接着性樹脂は、その1種を単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
なお、前記した各層には、本発明の目的及び効果を損なわない範囲において、例えば、可塑剤、帯電防止剤、酸化防止剤、防曇剤、紫外線吸収剤、熱安定剤、増核剤、離型剤、着色剤及び中和剤等、樹脂材料の分野で一般に使用される各種添加剤を添加するようにしてもよい。
なお、容器1全体の厚さ(例えば胴部14)は、特に制限はないが、概ね100〜400μmとすることが好ましい。また、図2や図3の構成において、最内層2は、容器1全体の厚さの5〜15%となることが好ましい。
油性内容物用プラスチック容器1は、公知の成形方法で成形することが可能であり 、例えば、ブロー成形、射出成形等により成形することができる。例えば、ブロー成形を用いる場合には、共押出成形により多層ダイヘッドから溶融プリフォーム(パリソン)を押出し、公知のダイレクトブロー成形を行うことや、共射出成形により試験管状の容器形成用プリフォーム(パリソン)を成形し、かかるプリフォームをブロー成形することにより簡便に製造することができる。
(本発明の効果)
本発明に係る油性内容物用プラスチック容器1は、少なくとも内容物と接する層2(多層構造であれば最内層2)が、ポリオレフィン系樹脂にシリコーンを添加した樹脂組成物からなるので、内容物と接する層(最内層)2の滑落性が良好であり、内容物が増粘剤を含んだ粘稠な油性物質であったとしても、内容物をスムースに落下させて排出することができる。本発明に係る容器1は、例えば、マヨネーズやドレッシング等の油性物質を内容物として収容することができる。
なお、本発明の油性内容物用プラスチック容器1は、内容物となる油性物質として、特にカロリーオフマヨネーズにも対応可能であり、かかるカロリーオフマヨネーズを内容物とした場合に、滑落性が良好という効果を発揮することができる。ここで、「カロリーオフマヨネーズ」とは、一般に、油分が65%未満のマヨネーズ様食品のことを指し、成分として、乳化剤や増粘剤(例えば、ペクチン、デンプン、増粘多糖類、キサンタンガム等)が添加されているマヨネーズ様食品として知られている。
(実施形態の変形)
なお、以上説明した態様は、本発明の一態様を示したものであって、本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の構成を備え、目的及び効果を達成できる範囲内での変形や改良が、本発明の内容に含まれるものであることはいうまでもない。また、本発明を実施する際における具体的な構造及び形状等は、本発明の目的及び効果を達成できる範囲内において、他の構造や形状等としても問題はない。本発明は前記した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形や改良は、本発明に含まれるものである。
例えば、前記した実施形態では、本発明に係る油性内容物プラスチック容器1の多層構造として、図2に示した3層構造や、図3に示した4層構造を例に挙げて説明したが、多層構造の層や種類の数についてこれらには限定されない。よって、内容物と接する層(最内層)2が、ポリオレフィン系樹脂にシリコーンを添加した樹脂組成物からなる層を有するものであれば、必要に応じて任意の層を形成することができる。また、接着樹脂層61,62についても必須ではなく、不要であれば形成しなくてもよい。
その他、本発明の実施の際の具体的な構造及び形状等は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造等としてもよい。
以下、実施例及び比較例に基づき本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は、これらに限定されるものではない。
[実施例1、実施例2及び比較例1ないし比較例4]
図1に示した形状の容器について、図3に示した4層構造として、各層を構成する材料を下記実施例1、実施例2及び比較例1ないし比較例4のようにして成形した。なお、成形は、構成する樹脂ないし樹脂組成物を共押出成形により多層ダイヘッドから溶融プリフォーム(パリソン)を押出し、公知のダイレクトブロー成形を行うようにした。なお、接着樹脂層のうち、「接着樹脂層1」は、最外層とガスバリア層との間の接着樹脂層、「接着樹脂層2」は、ガスバリア層とリプロ層との間の接着樹脂層、を指す。
[実施例1]
最外層:低密度ポリエチレン(LDPE)+滑剤(脂肪酸アミド系滑剤)
接着樹脂層1:無水マレイン酸変性ポリエチレン(無水マレイン酸変性PE)
ガスバリア層:エチレン-ビニルアルコール共重合体(EVOH)
接着樹脂層2:無水マレイン酸変性ポリエチレン(無水マレイン酸変性PE)
リプロ層:最外層、接着樹脂層、ガスバリア層、最内層を構成する全材料混合(以下、表1の表記も含め「全材料混合」とする。)
最内層:低密度ポリエチレン(LDPE)+シリコーン
[実施例2]
最外層:ポリプロピレン(PP)+滑剤(脂肪酸アミド系滑剤)
接着樹脂層1:無水マレイン酸変性ポリプロピレン(無水マレイン酸変性PP)
ガスバリア層:エチレン-ビニルアルコール共重合体(EVOH)
接着樹脂層2:無水マレイン酸変性ポリプロピレン(無水マレイン酸変性PP)
リプロ層:全材料混合
最内層:ポリプロピレン(PP)+シリコーン
[比較例1]
最外層:ポリプロピレン(PP)+滑剤(脂肪酸アミド系滑剤)
接着樹脂層1:無水マレイン酸変性ポリプロピレン(無水マレイン酸変性PP)
ガスバリア層:エチレン-ビニルアルコール共重合体(EVOH)
接着樹脂層2:無水マレイン酸変性ポリプロピレン(無水マレイン酸変性PP)
リプロ層:全材料混合
最内層:ポリプロピレン(PP)+滑剤(脂肪酸アミド系滑剤)
[比較例2]
最外層:低密度ポリエチレン(LDPE)+滑剤(脂肪酸アミド系滑剤)
接着樹脂層1:無水マレイン酸変性ポリエチレン(無水マレイン酸変性PE)
ガスバリア層:エチレン-ビニルアルコール共重合体(EVOH)
接着樹脂層2:無水マレイン酸変性ポリエチレン(無水マレイン酸変性PE)
リプロ層:全材料混合
最内層:低密度ポリエチレン(LDPE)+滑剤(脂肪酸アミド系滑剤)
[比較例3]
最外層:低密度ポリエチレン(LDPE)+滑剤(脂肪酸アミド系滑剤)
接着樹脂層1:無水マレイン酸変性ポリエチレン(無水マレイン酸変
性PE)
ガスバリア層:エチレン-ビニルアルコール共重合体(EVOH)
接着樹脂層2:無水マレイン酸変性ポリエチレン(無水マレイン酸変性PE)
リプロ層:全材料混合
最内層:低密度ポリエチレン(LDPE)
[比較例4]
最外層:ポリプロピレン(PP)+滑剤(脂肪酸アミド系滑剤)
接着樹脂層1:無水マレイン酸変性ポリプロピレン(無水マレイン酸変性PP)
ガスバリア層:エチレン-ビニルアルコール共重合体(EVOH)
接着樹脂層2:無水マレイン酸変性ポリプロピレン(無水マレイン酸変性PP)
リプロ層:全材料混合
最内層:ポリプロピレン(PP)
なお、最内層に添加されるシリコーンはオルガノポリシロキサンとし、シリコーンとベース樹脂が質量比で1/1で配合されたマスターバッチ(MB)を使用し、かかるマスターバッチの含有量を最内層(を構成する樹脂組成物)全体に対して5.0質量%(シリコーンの実含有量は2.5質量%となる。)とし、残部はポリオレフィン系樹脂(低密度ポリエチレン、ポリプロピレン)とした。ここで、ベース樹脂は、添加(混合)対象となる樹脂と共通させ、実施例1では低密度ポリエチレン(LDPE)、実施例2ではポリプロピレン(PP)を使用した。また、シリコーンは、重量平均分子量が100万(1000000)以上であり、粘度が600万(6000000)cS以上のものを使用した。
また、使用される滑剤は脂肪酸アミド系滑剤であり、オレイン酸アミドの含有量を層(を構成する樹脂組成物)全体に対して1000ppm(0.1質量%)として、残部をポリオレフィン系樹脂(低密度ポリエチレン、ポリプロピレン)とした。
容器の厚さ(胴部の厚さ)は、全体を200μmとし、最外層/接着樹脂層1/ガスバリア層/接着樹脂層2/リプロ層/最内層の層の厚さ比は、順に、30/1.5/3.0/1.5/54/10とした。
[試験例1]
得られた容器について、「(1)油性内容物の滑落性」を下記の内容で比較・評価した。結果を容器の層構成とあわせて表1に示す。
(1)油性内容物の滑落性:
容器(容量:500g)に油性内容物としてカロリーオフマヨネーズを100g入れて、1回倒置して内容物(マヨネーズ)のほとんどを天面側(キャップがある側)に移動させた。移動させた後、倒置から正置させた状態に戻して、冷蔵庫に入れて12時間保存した。12時間後、質量比として90%以上(90g以上)が容器の底から5分の1の位置までに存在する場合を「○」、70%以上90%未満(70g以上90g未満)が存在する場合を「△」、70%未満(70g未満)を「×」とした。なお、「○」を合格、「△」と「×」を不合格と判定した。
(構成及び評価結果)
Figure 2016190654
表1に示すように、最内層にシリコーンを添加した実施例1及び実施例2については、最内層の滑落性が良好で、内容物であるカロリーオフマヨネーズが90%以上滑り落ちた。一方、最内層に脂肪酸アミド系滑剤を添加した比較例1及び比較例2、最内層にシリコーンを添加せず、ポリオレフィン系樹脂(低密度ポリエチレン、ポリプロピレン)のみとした比較例3及び比較例2は、いずれも実施例より劣るものであった。
本発明は、カロリーオフマヨネーズを含むマヨネーズ等の油性物質を収容するプラスチック容器として利用することができ、産業上の利用可能性は高いものである。
1 …… 油性内容物用プラスチック容器
11 …… ねじ山
12 …… 注出口
13 …… キャップ
14 …… 胴部
2 …… 最内層(内容物と接する層)
3 …… ガスバリア層(中間層)
4 …… 最外層
5 …… リプロ層
6 …… 接着樹脂層
61,62 …… 接着樹脂層

Claims (4)

  1. 油性の内容物を収容するための油性内容物用プラスチック容器であって、
    少なくとも前記内容物と接する層が、ポリオレフィン系樹脂にシリコーンを添加した樹脂組成物からなることを特徴とする油性内容物用プラスチック容器。
  2. 前記シリコーンの重量平均分子量が100万以上であることを特徴とする請求項1に記載の油性内容物用プラスチック容器。
  3. 前記シリコーンがオルガノポリシロキサンであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の油性内容物用プラスチック容器。
  4. 前記内容物と接する層を最内層とし、
    ポリオレフィン系樹脂に滑剤を添加した樹脂組成物からなる最外層と、
    前記最外層及び前記最内層の間にガスバリア層を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の油性内容物用プラスチック容器。
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