JP2016190430A - 液体吐出装置、及び、液体吐出ヘッド - Google Patents

液体吐出装置、及び、液体吐出ヘッド Download PDF

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Abstract

【課題】同一構造の複数のヘッドを有する液体吐出装置において、複数のヘッドのノズル配列方向における位置は揃えつつ、複数のヘッド間でノズルの位置がノズル配列方向にずれた構成を実現すること。
【解決手段】各インクジェットヘッド4において、ヘッド長手方向における一方側の縁Eaから前記一方側の端の吐出ユニット11のノズル13までの距離をL1、他方側の縁Ebから前記他方側の端の吐出ユニット11のノズル13までの距離をL2、ノズル13の配列ピッチをPとしたときに、|L1−L2|=0.5×P×k(k:奇数)である。2つのインクジェットヘッド4は、ヘッド幅方向と平行な方向に沿って並べて配置され、一方が他方に対して、180度回転した姿勢で配置されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、液体吐出装置、及び、液体吐出ヘッドに関する。
液体吐出装置として、特許文献1には、同一の構造を有する2つのヘッドを備えたインクジェットプリンタが開示されている。各ヘッドは、その長手方向に沿って配列された複数のノズルを有する。尚、各ヘッドの複数のノズルは3つの分割ノズル群に分割され、3つの分割ノズル群は、ヘッドの幅方向において交互に配置されている。
各ヘッドは、その長手方向が主走査方向(記録用紙の幅方向)と平行となるように配置され、2つのヘッドは、副走査方向(搬送方向)に並んでいる。但し、2つのヘッドのうちの一方のヘッドは、他方のヘッドに対して水平面内で180度回転した姿勢で配置されている。さらに、一方のヘッドは、他方のヘッドに対して、主走査方向にずれて配置されている。これにより、2つのヘッドの間で、ノズルの位置が前記配列ピッチの半分だけずれた構成が実現されており、前記配列ピッチの半分の間隔で、記録用紙にドットを形成することができる。
特開2013−146862号(図2、0032、0046)
上記特許文献1の構成では、2つのヘッドの間で主走査方向におけるノズルの位置をずらすために、2つのヘッドの、主走査方向における位置自体がずれてしまう。
本発明の目的は、同一構造の複数のヘッドを有する液体吐出装置において、複数のヘッドのノズル配列方向における位置は揃えつつも、複数のヘッド間でノズルの位置がノズル配列方向においてずれた構成を実現することである。
本発明の液体吐出装置は、複数の液体吐出ヘッドを備え、各液体吐出ヘッドは、第1方向に沿って配列されたノズルが形成された液体吐出面を有する、液体吐出部を備え、各液体吐出ヘッドの、前記第1方向における一方側の縁から、前記第1方向における前記一方側の端に位置する前記ノズルまでの距離をL1、前記第1方向における他方側の縁から、前記第1方向における前記他方側の端に位置する前記ノズルまでの距離をL2、前記ノズルの前記第1方向における配列ピッチをPとしたときに、|L1−L2|=0.5×P×k(k:奇数)であり、前記複数の液体吐出ヘッドは、前記液体吐出面と平行で前記第1方向と直交する第2方向と平行な方向に沿って並べて配置され、前記複数の液体吐出ヘッドのうちの一部の液体吐出ヘッドが、他の液体吐出ヘッドに対して、前記液体吐出面に平行な平面内において、180度回転した姿勢で配置されていることを特徴とするものである。
本実施形態のプリンタ1の平面図である。 図1のII-II線断面図である。 1つのインクジェットヘッド4の平面図である。 2つのインクジェットヘッド4A,4Bの配置関係を示す図である。 変更形態の2つのインクジェットヘッド24A,24Bの平面図である。 別の変更形態のプリンタ31の平面図である。 図6のプリンタの、5つのインクジェットヘッド4の配置関係を示す図である。 別の変更形態のインクジェットヘッド44の平面図である。
次に、本発明の実施の形態について説明する。本実施形態は、記録用紙に向けてノズルからインクを吐出して、記録用紙に画像を印刷する、インクジェットプリンタに本発明を適用した一例である。
尚、図1において、搬送方向下流側をプリンタ1の前方、搬送方向上流側をプリンタ1の後方と定義する。また、搬送方向と直交する用紙幅方向を、プリンタ1の左右方向と定義する。尚、図の左側がプリンタ1の左方、図の右側がプリンタ1の右方である。さらに、搬送方向及び用紙幅方向と直交する方向(図1の紙面に直交する方向)を、プリンタ1の上下方向と定義する。図1の手前側が上方、図1の向こう側が下方である。以下では、前後左右上下の各方向語を適宜使用して説明する。
図1、図2に示すように、プリンタ1は、筐体2内に収容されたプラテン3、2つのインクジェットヘッド4、2つの搬送ローラ5,6、及び、制御装置7等を備えている。
プラテン3の上面には、記録用紙100が載置される。2つのインクジェットヘッド4(4A,4B)は、プラテン3の上方において、搬送方向に並べて配置されている。2つの搬送ローラ5,6は、プラテン3に対して搬送方向上流側(後側)と下流側(前側)にそれぞれ配置されている。2つの搬送ローラ5,6は、図示しないモータによってそれぞれ駆動され、プラテン3上の記録用紙100を前方へ搬送する。
制御装置7は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及び、各種制御回路を含むASIC(Application Specific Integrated Circuit)等を備える。制御装置7は、搬送ローラ5,6を駆動するモータを制御して、2つの搬送ローラ5,6に記録用紙100を搬送方向に搬送させつつ、インクジェットヘッド4A,4Bを制御して記録用紙100に向けてインクを吐出させる。これにより、記録用紙100に画像が印刷される。
(インクジェットヘッドの詳細)
次に、インクジェットヘッド4について詳細に説明する。図1、図2に示すように、筐体2には、2つのヘッド保持部8が取り付けられている。2つのヘッド保持部8は、プラテン3の上方で、且つ、2つの搬送ローラ5,6の間の位置において、前後に並べて配置されている。これら2つのヘッド保持部8には、2つのインクジェットヘッド4(4A,4B)が、幅方向(短手方向)が搬送方向と平行となる姿勢でそれぞれ保持される。
2つのインクジェットヘッド4(4A,4B)は、同一の構造を有し、同じ種類のインク(例えば、ブラックインク)を吐出する。但し、後でも説明するが、図4に示すように、2つのインクジェットヘッド4A,4Bは、一方が他方に対して、水平面内で180度回転した姿勢で配置されている。
図2、図3に示すように、各インクジェットヘッド4は、ホルダ10と、5つの吐出ユニット11と、リザーバ12とを備えている。尚、図3では、リザーバ12の図示は省略されている。ホルダ10は、用紙幅方向に長い矩形状の平面形状を有する部材である。このホルダ10に、5つの吐出ユニット11が取り付けられている。尚、ホルダ10が矩形状であることから、各インクジェットヘッド4全体の平面形状も矩形であり、各インクジェットヘッド4は、用紙幅方向の中央に位置する対称点Cを中心に点対称な外形形状を有する。尚、「外形形状」とは、インクジェットヘッド4の4つの縁Ea,Eb,Ec,Edで形成される、矩形の輪郭形状のことである。また、本実施形態では、対称点Cは、矩形形状のホルダ10の、平面視での面積中心に一致する。
各吐出ユニット11の下面は、複数のノズル13が形成されたインク吐出面14となっている。複数のノズル13は、インクジェットヘッド4の長手方向(以下、ヘッド長手方向という)に沿って配列ピッチPで配列されている。吐出ユニット11の内部には、複数のノズル13に連通するインク流路(図示略)が形成され、吐出ユニット11の上面には、上記インク流路に連なるインク供給口15が形成されている。
図1、図2に示すように、リザーバ12は、5つの吐出ユニット11の上方に配置されている。このリザーバ12は、図示しないインクタンクとチューブ16で接続されており、インクタンクから供給されたインクが一時的に貯留される。また、リザーバ12の下部は、5つの吐出ユニット11のインク供給口15(図3、図4参照)にそれぞれ接続されている。これにより、リザーバ12の内部に貯留されているインクが、5つの吐出ユニット11にそれぞれ供給される。
図3に示すように、5つの吐出ユニット11は、ヘッド長手方向に沿って並んで配置されている。また、5つの吐出ユニット11は、インク吐出面14に平行で、且つ、ヘッド長手方向と直交するインクジェットヘッド4の幅方向(以下、ヘッド幅方向という)において、一方側と他方側に交互に分かれて配置されている。即ち、5つの吐出ユニット11は、ヘッド長手方向に沿って千鳥状に配置されており、ヘッド幅方向の一方側には吐出ユニット11が3つ配置され、他方側には吐出ユニット11が2つ配置されている。さらに、5つの吐出ユニット11は、相互の位置関係、及び、インクジェットヘッド4の外縁(Ea,Eb,Ec,Ed)に対する位置関係が、以下の関係となるように配置されている。
まず、ヘッド長手方向に関して、インクジェットヘッド4の一方側における縁Eaから、前記一方側の端の吐出ユニット11のノズル13までの距離をL1、他方側における縁Ebから、前記他方側の端に位置する吐出ユニット11のノズル13までの距離をL2としたときに、|L1−L2|=0.5×P×k(k:奇数)の関係が成立している。本実施形態では、具体的には、L1=10P、L2=5.5P、k=9である。
また、ヘッド幅方向の一方側に配置された吐出ユニット11と、ヘッド幅方向の他方側に配置された吐出ユニット11は、ヘッド幅方向において一部のノズル13が重なるように、ヘッド長手方向にずれて配置されている。これにより、上記2つの吐出ユニット11の継ぎ目の位置において、一方の吐出ユニット11のノズル13に吐出曲がりや不吐出などの吐出不良が生じたときでも、他方の吐出ユニット11のノズル13でカバーできるため、2つの吐出ユニット11の間で、記録用紙100に印刷された画像に白スジが発生することを抑制できる。ここで、2つの吐出ユニット11の間でノズル13が重なっている重なり範囲17の、ヘッド長手方向における長さをL3としたときに、|L1−L2|>L3の関係が成立している。尚、本実施形態では、L3=1.5Pである。また、1つの吐出ユニット11のノズル配列長さをL6としたときに、|L1−L2|<L6−2×L3の関係が成立している。尚、1つの吐出ユニット11のノズル数をnとしたときに、L6=(n−1)Pである。図の例では、n=12、即ち、L6=11Pである。
さらに、ヘッド幅方向に関して、インクジェットヘッド4の一方側(3つの吐出ユニット11が配置されている側)における縁Ecから、前記一方側の端の吐出ユニット11のノズル13までの距離をL4、他方側(2つの吐出ユニット11が配置されている側)における縁Edから、前記他方側の端の吐出ユニット11のノズル13までの距離をL5としたときに、L4>L5となっている。尚、本実施形態では、L4=5P、L5=3.5Pである。
図4に示すように、上記構成を有する2つのインクジェットヘッド4(4A,4B)は、ヘッド幅方向と平行な方向(搬送方向)に並べて配置されている。但し、一方のインクジェットヘッド4が、他方のインクジェットヘッド4に対して、インク吐出面14と平行な水平面内で、対称点Cを中心に180度回転した姿勢となっている。ここで、各インクジェットヘッド4の外形形状は、対称点Cを中心に点対称な形状である。従って、用紙幅方向において、インクジェットヘッド4Aの縁Eaとインクジェットヘッド4Bの縁Ebの位置が一致し、また、インクジェットヘッド4Aの縁Ebとインクジェットヘッド4Bの縁Eaの位置が一致する。
その一方で、後側のインクジェットヘッド4Aの吐出ユニット11に対して、前側のインクジェットヘッド4Bの吐出ユニット11の位置が、用紙幅方向にL1−L2だけずれることになる。ここで、各インクジェットヘッド4において、|L1−L2|=0.5×P×k(k:奇数)の関係が成立している。従って、後側のインクジェットヘッド4Aのノズル13の位置と、前側のインクジェットヘッド4Bのノズル13の位置が、ヘッド長手方向において、配列ピッチPの半分(0.5P)ずれることになる。
このように、構造が同一である2つのインクジェットヘッド4のうちの一方を、他方に対して180度回転した姿勢で配置するだけで、2つのインクジェットヘッド4A,4Bの用紙幅方向の縁(Ea,Eb)の位置を揃えつつ、各インクジェットヘッド4における配列ピッチPよりも小さなピッチを実現できる。つまり、高解像度印字が可能なプリンタを実現できる。
また、上述したように、各インクジェットヘッド4において、ヘッド幅方向における一方側の吐出ユニット11と他方側の吐出ユニット11とで、一部のノズル13が重なっているため、画像の白スジ発生を抑制できる。しかし、異なる吐出ユニット11の間で、ノズル13の吐出特性(吐出量や吐出速度)に違いがある場合には、2つの吐出ユニット11の重なり範囲17に位置するノズル13で形成された画像部分と、それ以外のノズル13で形成された画像部分との間で濃度差が生じる。この濃度差により、記録用紙100に形成された画像にバンド状の濃度ムラが発生する。
この点、本実施形態では、前側のインクジェットヘッド4Bの吐出ユニット11が、後側のインクジェットヘッド4Aの吐出ユニット11に対して、ヘッド長手方向にL1−L2だけずれるため、重なり範囲17の位置も同じようにずれる。また、各インクジェットヘッド4で、|L1−L2|>L3(L3:重なり範囲17の長さ)の関係がある。そのため、図4に示すように、2つのインクジェットヘッド4の間で、それぞれの重なり範囲17が重ならなくなる。これにより、重なり範囲17のノズル13によって画像に生じるバンド状の濃度ムラが用紙幅方向に分散することになり、印字品質の低下を抑制することができる。但し、|L1−L2|が大きすぎると、隣の別の重なり範囲17と重なってしまう。そこで、1つの吐出ユニット11のノズル配列長さをL6としたときに、|L1−L2|<L6−2×L3となっている。
尚、上述した|L1−L2|=0.5×P×k(k:奇数)の関係において、kの値が小さいほど、2つのインクジェットヘッド4A,4Bの間での、用紙幅方向におけるノズル13の位置ズレ量|L1−L2|は小さくなる。つまり、上記位置ズレ量が小さいと、各インクジェットヘッド4において、使われないノズル13の数を少なく抑えられ、小型化という観点でも有利である。しかし、上記位置ズレ量があまりにも小さいと、|L1−L2|>L3の関係を満たすことができなくなり、2つのインクジェットヘッド4の間で、重なり範囲17が重なってしまう。
また、ヘッド幅方向において、各インクジェットヘッド4の一方側の縁Ecから吐出ユニット11のノズル13までの距離L4と、他方側の縁Edから吐出ユニット11のノズル13までの距離L5が異なっている。そして、各インクジェットヘッド4は、ノズル13との距離が離れている縁Ecが外側となるように配置されている。この構成では、2つのインクジェットヘッド4の間で、吐出ユニット11のノズル13の距離を近づけることができる。これにより、インクジェットヘッド4が傾いて取り付けられるなどして、記録用紙100上でのインクの着弾位置がずれる場合でも、2つのインクジェットヘッド4A,4Bの間でのインクの着弾ズレ量を小さく抑えることができる。
また、搬送時における記録用紙100の反り等によって、2つのインクジェットヘッド4A,4Bの間で記録用紙100までのギャップが多少異なる場合がある。その場合、2つのインクジェットヘッド4A,4Bから、記録用紙100の同じ領域に対してそれぞれインクを吐出したときに、上記のギャップ差によって、2つのインクジェットヘッド4A,4Bの間で、記録用紙100に形成したドットの大きさや形状が異なってしまう。この点に関しても、2つのインクジェットヘッド4A,4Bの間で、吐出ユニット11のノズル13の距離を近づけることで、上記のギャップ差を小さくして、ドットの大きさや形状の違いを抑えることが可能となる。
また、本実施形態では、各インクジェットヘッド4の吐出ユニット11の数が5つ、即ち、奇数である。これにより、以下のような作用効果も得られる。
搬送方向に搬送される記録用紙100に対して画像を印刷する際に、各インクジェットヘッド4の、搬送方向上流側(後側)の吐出ユニット11が先にインクを吐出し、その後で、搬送方向下流側(前側)の吐出ユニット11がインクを吐出する。ここで、先に吐出する上流側の吐出ユニット11と、後で吐出する下流側の吐出ユニット11とで、各ノズル13から吐出されるインク量に差が生じる場合がある。例えば、図2のように、各インクジェットヘッド4の5つの吐出ユニット11に対して、共通のリザーバ12からインクがそれぞれ共通される場合、上流側の吐出ユニット11の吐出(インクの消費)によってリザーバ12内のインク圧力が一時的に低下する。この圧力低下によって、次にインクを吐出する下流側の吐出ユニット11へのインクの供給が一瞬遅れ、吐出量が減少することがある。上記の、搬送方向上流側の吐出ユニット11と下流側の吐出ユニット11の間での吐出量の違いも、画像にバンド状の濃度ムラが生じる要因となる。
この点に関し、本実施形態では、各インクジェットヘッド4の吐出ユニット11の数が奇数である。そのため、2つのインクジェットヘッド4の間で、搬送方向上流側に位置する吐出ユニット11の数、及び、それらの用紙幅方向の位置が異なり、また、搬送方向下流側に位置する吐出ユニット11の数、及び、それらの用紙幅方向の位置も異なる。より具体的に述べると、後側のインクジェットヘッド4Aの上流側の吐出ユニット11から吐出されたインクが着弾した領域に、前側のインクジェットヘッド4Bの下流側の吐出ユニット11から吐出されたインクが着弾する。そのため、1つのインクジェットヘッド4内では、搬送方向上流側の吐出ユニット11と下流側の吐出ユニット11との間で、ノズル13の吐出量が異なる場合でも、2つのインクジェットヘッド4の間でその吐出量の差が相殺される。これにより、画像の濃度ムラが抑えられる。
尚、本実施形態のプリンタ1は、同じ構造の2つのインクジェットヘッド4の一方を、他方に対して、180度回転させた姿勢で配置することで、1色のインクによる高解像度印字を実現するものである。ここで、各インクジェットヘッド4は、回転させた姿勢と回転させない姿勢とで、ヘッド長手方向の縁E1,E2の、用紙幅方向における位置が同じになる。そのため、1つのヘッド保持部8に対して、インクジェットヘッド4を上記2つの姿勢の何れの姿勢でも取り付けることができる。
従って、2つのヘッド保持部8に対して、2つのインクジェットヘッド4を同じ向きに取り付けることもできる。この場合、2つのインクジェットヘッド4の間で、ノズル13の位置は一致する。その上で、2つのインクジェットヘッド4に異なる色のインクを供給し、2色のインクを吐出するプリンタを構成することも可能である。つまり、本実施形態で説明したモノクロの高解像度印字用のプリンタと、上記の2色のインクを吐出するプリンタとの間で、インクジェットヘッド4以外の、筐体2、プラテン3、搬送ローラ5,6等の構成を共通化することができるため、コスト削減が可能である。
以上説明した実施形態において、インクジェットプリンタ1が、本発明の「液体吐出装置」に相当する。インクジェットヘッド4が、本発明の「液体吐出ヘッド」に相当する。吐出ユニット11が、本発明の「液体吐出部」に相当する。インク吐出面14が、本発明の「液体吐出面」に相当する。図3のヘッド長手方向が、本発明の「第1方向」に相当する。ヘッド幅方向が、本発明の「第2方向」に相当する。
次に、前記実施形態に種々の変更を加えた変更形態について説明する。但し、前記実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を付して適宜その説明を省略する。
1]前記実施形態では、各インクジェットヘッド4の吐出ユニット11の数が奇数であったが、図5のインクジェットヘッド24のように、吐出ユニット11の数が偶数であってもよい。この場合は、各インクジェットヘッド24において、ヘッド幅方向の一方側に配置される吐出ユニット11の数と、他方側に配置される吐出ユニット11の数が同じになる。そのため、一方のインクジェットヘッド24を他方のインクジェットヘッド24に対して180度回転させた姿勢にした上で、2つのインクジェットヘッド24A,24Bを搬送方向に並べて配置したときに、2つのインクジェットヘッド24A,24Bとの間で、複数の吐出ユニット11の配置関係が同じになる。この場合には、制御装置7において、各インクジェットヘッド24に、インクを吐出させるためのデータを生成する際に、2つのインクジェットヘッド24A,24Bの間で、吐出ユニット11の配置に応じてデータを異ならせる必要がない。そのため、制御装置7におけるデータ生成処理が簡単になる。
また、各インクジェットヘッドが、複数の吐出ユニットを有することも必須ではなく、吐出ユニットの数が1つであってもよい。この場合でも、上述した|L1−L2|=0.5×P×kの関係式を満たすように構成することで、2つのインクジェットヘッドの用紙幅方向の縁の位置を揃えつつ、各インクジェットヘッドにおける配列ピッチPよりも小さなピッチを実現できる。
2]インクジェットヘッドの数は2つに限られない。即ち、3つ以上のインクジェットヘッドが搬送方向に並べられ、そのうちの一部のインクジェットヘッドが、他のインクジェットヘッドに対して180度回転した姿勢で配置されてもよい。
例えば、図6のプリンタ31は、搬送方向に並べられた5つのインクジェットヘッド4(4c、4m、4y、4k1,4k2)を有する。図7に示すように、5つのインクジェットヘッド4のうち、搬送方向上流側に配置された4つのインクジェットヘッド4(4c、4m、4y、4k1)は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色のインクをそれぞれ吐出する。搬送方向下流側のインクジェットヘッド4k2も、ブラックのインクを吐出するものであるが、インクジェットヘッド4k1に対して、180度回転した姿勢で配置されている。
搬送方向上流側の4つのインクジェットヘッド4c,4m,4y,4k1は、同じ向きで配置されているため、これら4つのインクジェットヘッド4c,4m,4y,4k1の間で、吐出ユニット11のノズル13の、用紙幅方向における位置が一致している。これら4つのインクジェットヘッド4c,4m,4y,4k1を用いることで、記録用紙100に4色のインクを用いたカラー印刷が可能である。
一方、搬送方向下流側のインクジェットヘッド4k2は、インクジェットヘッド4k1に対して、180度回転した姿勢となっている。ここで、前記実施形態と同様に、|L1−L2|=0.5×P×k(k:奇数)の関係が成立するならば、ブラックの2つのインクジェットヘッド4k1,4k2の間で、用紙幅方向における縁の位置が揃い、且つ、用紙幅方向におけるノズル13の位置が0.5Pずれる。そのため、ブラックの2つのインクジェットヘッド4k1,4k2の全体としては、ノズル13の配列ピッチが0.5Pとなる。従って、これら2つのインクジェットヘッド4k1,4k2を用いることで、記録用紙100に、モノクロの高解像度印刷を行うことが可能となる。
また、図6、図7の形態において、前記実施形態と同様に、各インクジェットヘッド4において、ヘッド幅方向における一方側の縁Ecからノズル13までの距離(L4)>他方側の縁Edからノズル13までの距離(L5)である場合には、4つのインクジェットヘッド4c,4m、4y、4k1と、インクジェットヘッド4k2は、それぞれ、縁Ec側が外側となるように配置されていることが好ましい。これにより、ブラックの2つのインクジェットヘッド4k1,4k2を用いてモノクロ印刷を行う場合に、インクジェットヘッド4k1のノズル13とインクジェットヘッド4k2のノズル13との間での、搬送方向における距離を短くすることができる。
3]前記実施形態では、ヘッド幅方向において、1つのインクジェットヘッド4の一方側の縁Ecからノズル13までの距離L4と、他方側の縁Edからノズル13までの距離L5とが異なっていたが、L4とL5が等しくてもよい。
4]図8に示すように、各インクジェットヘッド44において、ヘッド幅方向における一方側の吐出ユニット11のノズル13と他方側の吐出ユニット11のノズル13が、重なっていなくてもよい。図8では、ヘッド長手方向に隣接する2つの吐出ユニット11の端のノズル13が、各吐出ユニット11における配列ピッチPと等しい間隔を空けて配置されている。
5]前記実施形態では、ホルダ10に、複数の吐出ユニット11がそれぞれ取り付けられている。つまり、本発明の「液体吐出部」が、個々にユニット化された構成である。これに対して、本発明の「液体吐出部」がユニット化されていない構成を採用することも可能である。例えば、1つのインクジェットヘッドの、千鳥状に配置された複数の液体吐出部の間で、流路部材、ノズル形成部材、あるいは、アクチュエータ基板など、一部の部材が共通化されていてもよい。
以上説明した実施形態及びその変更形態は、本発明を、記録用紙にインクを吐出して画像等を印刷するインクジェットプリンタに適用したものであるが、画像等の印刷以外の様々な用途で使用される液体吐出装置においても本発明は適用されうる。例えば、基板に導電性の液体を吐出して、基板表面に導電パターンを形成する、産業用の液体吐出装置などにも、本発明を適用することは可能である。
1 インクジェットプリンタ
4 インクジェットヘッド
11 吐出ユニット
13 ノズル
14 インク吐出面
17 重なり範囲
24 インクジェットヘッド
31 プリンタ
44 インクジェットヘッド
C 対称点
Ea,Eb 縁
Ec,Ed 縁

Claims (8)

  1. 複数の液体吐出ヘッドを備え、
    各液体吐出ヘッドは、
    第1方向に沿って配列されたノズルが形成された液体吐出面を有する、液体吐出部を備え、
    各液体吐出ヘッドの、前記第1方向における一方側の縁から、前記第1方向における前記一方側の端に位置する前記ノズルまでの距離をL1、前記第1方向における他方側の縁から、前記第1方向における前記他方側の端に位置する前記ノズルまでの距離をL2、前記ノズルの前記第1方向における配列ピッチをPとしたときに、|L1−L2|=0.5×P×k(k:奇数)であり、
    前記複数の液体吐出ヘッドは、前記液体吐出面と平行で前記第1方向と直交する第2方向と平行な方向に沿って並べて配置され、
    前記複数の液体吐出ヘッドのうちの一部の液体吐出ヘッドが、他の液体吐出ヘッドに対して、前記液体吐出面に平行な平面内において、180度回転した姿勢で配置されていることを特徴とする液体吐出装置。
  2. 各液体吐出ヘッドは、複数の前記液体吐出部を有し、
    前記複数の液体吐出部は、前記第1方向に沿って並び、且つ、前記第2方向における一方側と他方側に交互に分かれて配置されていることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 各液体吐出ヘッドにおいて、前記第2方向一方側の前記液体吐出部と前記第2方向他方側の前記液体吐出部は、前記第2方向において一部のノズルが重なるように、前記第1方向にずれて配置されており、
    各液体吐出ヘッドの、前記第2方向における前記一方側の液体吐出部の前記ノズルと前記他方側の液体吐出部の前記ノズルとが重なる範囲の、前記第1方向における長さをL3としたときに、|L1−L2|>L3であることを特徴とする請求項2に記載の液体吐出装置。
  4. 1つの前記液体吐出ヘッドの前記液体吐出部の数が、奇数であることを特徴とする請求項2又は3に記載の液体吐出装置。
  5. 1つの前記液体吐出ヘッドの前記液体吐出部の数が、偶数であることを特徴とする請求項2又は3に記載の液体吐出装置。
  6. 各液体吐出ヘッドの、前記第2方向における前記一方側の縁から、前記第2方向における前記一方側の前記液体吐出部の前記ノズルまでの距離L4とし、前記第2方向における前記他方側の縁から、前記第2方向他方側の前記液体吐出部の前記ノズルまでの距離をL5としたときに、L4>L5であり、
    前記一部の液体吐出ヘッドと前記他の液体吐出ヘッドは、それぞれ、前記第2方向における前記一方側が外側となるように配置されていることを特徴とする請求項2〜5の何れかに記載の液体吐出装置。
  7. 第1方向に沿って配列されたノズルが形成された液体吐出面を有する、液体吐出部を備え、
    前記第1方向における一方側の縁から、前記第1方向における前記一方側の端に位置する前記ノズルまでの距離をL1、前記第1方向における他方側の縁から、前記第1方向における前記他方側の端に位置する前記ノズルまでの距離をL2、前記ノズルの前記第1方向における配列ピッチをPとしたときに、|L1−L2|=0.5×P×k(k:奇数)であることを特徴とする液体吐出ヘッド。
  8. 複数の前記液体吐出部を有し、
    前記複数の液体吐出部は、前記第1方向に沿って並び、且つ、前記液体吐出面と平行で前記第1方向と直交する第2方向における一方側と他方側に交互に分かれて配置されていることを特徴とする請求項7に記載の液体吐出ヘッド。
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