JP2016190203A - 排水処理方法および排水処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】有機物を含有する排水を膜分離活性汚泥法で処理する排水処理において、膜の閉塞を抑制した安定運転を可能とする排水処理方法および排水処理装置を提供する。
【解決手段】有機物を含有する排水を膜分離活性汚泥法で処理する排水処理において、密度35kg/m以上のスポンジ状担体18を生物反応槽12内に存在させながら運転する排水処理方法および排水処理装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、有機物を含有する排水を膜分離活性汚泥法で処理する排水処理方法および排水処理装置に関する。
近年、浄化槽や食品工場等の中小規模の排水処理設備や下水処理場等において、浸漬膜活性汚泥処理装置等の膜分離活性汚泥処理装置が導入されている。浸漬膜活性汚泥処理の特徴として、汚泥濃度を通常の浮遊式活性汚泥に比較して高濃度に保持可能であることから、反応槽をコンパクト化でき、また、膜処理によりろ過されるため処理水質が従来法より非常に良好であることが挙げられる。
しかし、浸漬膜活性汚泥処理を適用する場合、排水や汚泥の性状、汚泥負荷、膜フラックス等の条件によって、膜の目詰まりが著しく早く、膜の閉塞(ファウリング)に伴う運転トラブルが最大の課題となっており、膜差圧を抑制して安定運転することが望まれている。通常、膜に堆積した汚泥は、膜の下部に設置された散気装置によりエアレーションすることで洗浄されているが、微生物の代謝産物であるバイオポリマーやフミン質等の溶存有機物質は空気洗浄が困難であり、膜の主な閉塞物質となっている。これらの膜閉塞物質は、例えば数ヶ月に1度、場合によっては数日から1週間に1度程度、膜を活性汚泥内に浸漬したまま次亜塩素酸等の薬品を用いてインライン洗浄することで差圧を回復し、運転を実施しているため、安定運転ができないという課題があった。インライン洗浄でも差圧の回復が見られない場合は、膜を反応槽外に取り出して、次亜塩素酸、クエン酸等の薬品に浸漬洗浄することが行われている。浸漬洗浄の実施のタイミングは、通常、膜の吸引圧力の差圧が30〜50kPa程度に達した際に行われるのが一般的であり、その頻度は少なくとも1年以上、好ましくは浸漬洗浄せずに安定運転できることが運用上好ましい。このようなことから、現状では運転管理の煩雑さ、薬品コストの増大等の課題があった。
膜の閉塞を解消する方法として、ポリウレタン樹脂担体(特許文献1参照)、吸水性ゲル担体(特許文献2,3参照)、粒状微生物担体(非特許文献1参照)等の反応槽への投入や、生物反応槽を工夫する提案が行われている。
しかし、従来の担体では膜が破損することや、吸水性ゲル担体ではコストや強度的な面で実用化されていない。また、粒状微生物担体では、汚泥自体のろ過性が低下することや、膜表面にダメージを与えること等の課題があった。生物反応槽の内部構造や膜モジュールを標準以外の仕様にする提案もされているが、膜装置のコストが高く、実用化に課題があった。
これらの課題を、経済性的に実用化可能な方法、既存の設備でも適用可能な方法で解決することが、浸漬膜活性汚泥法等の膜分離活性汚泥法の普及に強く求められていた。
特開平11−221562号公報 特開2001−062477号公報 特開2001−104982号公報
Journal of Membrane Science, 469 (2014), p.292-299
本発明の目的は、有機物を含有する排水を膜分離活性汚泥法で処理する排水処理において、膜の閉塞を抑制した安定運転を可能とする排水処理方法および排水処理装置を提供することにある。
本発明は、有機物を含有する排水を膜分離活性汚泥法で処理する排水処理方法であって、密度35kg/m以上のスポンジ状担体を生物反応槽内に存在させながら運転する排水処理方法である。
前記排水処理方法において、前記スポンジ状担体が疎水性ポリウレタン製であることが好ましい。
前記排水処理方法において、前記膜分離活性汚泥法で使用する膜の材質がフッ素系樹脂であることが好ましい。
本発明は、有機物を含有する排水を膜分離活性汚泥法で処理する排水処理装置であって、密度35kg/m以上のスポンジ状担体を生物反応槽内に存在させながら運転する排水処理装置である。
前記排水処理装置において、前記スポンジ状担体が疎水性ポリウレタン製であることが好ましい。
前記排水処理装置において、前記膜分離活性汚泥法で使用する膜の材質がフッ素系樹脂であることが好ましい。
本発明では、有機物を含有する排水を膜分離活性汚泥法で処理する排水処理において、密度35kg/m以上のスポンジ状担体を生物反応槽内に存在させながら運転することにより、膜の閉塞を抑制した安定運転が可能となる。
本発明の実施形態に係る排水処理装置の一例を示す概略構成図である。 本発明の実施形態に係る排水処理装置の他の例を示す概略構成図である。 本発明の実施形態に係る排水処理装置の他の例を示す概略構成図である。 本発明の実施形態に係る排水処理装置の他の例を示す概略構成図である。 実施例における処理日数(d)と膜の差圧(kPa)を示す図である。
本発明の実施の形態について以下説明する。本実施形態は本発明を実施する一例であって、本発明は本実施形態に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係る排水処理装置の一例の概略を図1に示し、その構成について説明する。排水処理装置1は、生物反応槽12を備え、原水槽10と、処理水槽14とを備えてもよい。
図1の排水処理装置1において、原水槽10の入口には、原水配管26が接続されている。原水槽10の出口と生物反応槽12の入口とは、ポンプ20を介して原水供給配管28により接続されている。生物反応槽12の内部には、膜として浸漬膜16が設置され、浸漬膜16の処理水出口は、吸引ポンプ22を介して処理水配管30により処理水槽14と接続されている。生物反応槽12の内部には、密度35kg/m以上のスポンジ状担体18が所定の充填量で充填されている。生物反応槽12の下部の中央部付近および浸漬膜16の下方には、曝気配管32が接続され、図示しない曝気装置により曝気されるようになっている。浸漬膜16の下方に接続されている曝気配管32の途中には、風量計24が設置されている。
本実施形態に係る排水処理方法および排水処理装置1の動作について説明する。
原水である、有機物を含有する有機物含有排水は、原水配管26を通して必要に応じて原水槽10に貯留された後、ポンプ20により原水供給配管28を通して、生物反応槽12に送液される。生物反応槽12内には、好気性の活性汚泥が存在し、スポンジ状担体18が所定の充填量で充填されている。一方、生物反応槽12の下方の中央部付近および浸漬膜16の下方から、空気等の酸素含有気体が、曝気ブロア等から曝気配管32を通して送気される。生物反応槽12において、活性汚泥により原水中の有機物の分解処理が行われる(活性汚泥処理工程)。浸漬膜16の内部は吸引ポンプ22により吸引され、固液分離が行われる(固液分離工程)。固液分離された処理水は、ポンプ22により処理水配管30を通して、処理水槽14に送液される。
本実施形態に係る排水処理方法および排水処理装置1において、密度35kg/m以上のスポンジ状担体18を生物反応槽12内に存在させながら運転が行われる。従来、膜分離活性汚泥法による排水処理装置の運転において、運転継続に伴う膜の閉塞が大きな課題となっていた。本発明者らは、膜分離活性汚泥法による排水処理装置の安定運転について検討を重ねてきており、粒状担体を生物反応槽に添加することで差圧の上昇が抑制される傾向を見出してきた。しかし、従来の粒状担体では、膜表面へのダメージ、および生物汚泥のフロックへのダメージによる汚泥自体のろ過性の低下、充填量の多さに伴う経済性について課題があった。本発明者らは、生物反応槽の内部に充填する担体としてスポンジ状担体に着目し、スポンジ状担体の密度、大きさ、セルサイズ等を変えて、担体の効果について検討を行った。この結果、特に、密度35kg/m以上という密度が高いスポンジ状担体を生物反応槽の内部に充填することにより、膜の閉塞を抑制した安定運転が可能となることを見出した。このような適切な密度、開孔度のスポンジ状担体を生物反応槽に添加することで、膜、汚泥へのダメージもほとんどなく、膜の差圧上昇の抑制効果が高いことを見出した。
詳細なメカニズムは不明であるが、適切な密度のスポンジ状担体が膜面に付着した汚泥を洗浄する効果や、膜の目詰まり物質と考えられるバイオポリマーの吸着や分解促進する効果等により、膜の閉塞が抑制され、膜の差圧の抑制が可能になったと考えられる。これにより、膜の閉塞を抑制した安定運転を可能とし、薬品洗浄実施に伴う薬品費と運転管理の手間を削減することが可能となる。
このように、図1の排水処理装置1において、密度35kg/m以上という密度が高いスポンジ状担体18を生物反応槽12の内部に充填することにより、浸漬膜16の閉塞を抑制した安定運転が可能となる。今まで、適用が困難であった排水、汚泥に対しても、膜分離活性汚泥法を採用でき、薬品洗浄の頻度低減による運転管理の負担低減、薬品費低減によるコスト削減に有効である。また、従来の標準の透過流速(フラックス)より高い値で排水処理を計画することが可能となり、イニシャルコストの低減にも有効な方法である。
[スポンジ状担体]
スポンジ状担体18の密度は、35kg/m以上であり、35kg/m以上、100kg/m以下の範囲であることが好ましい。スポンジ状担体18の密度が35kg/m未満であると、膜の閉塞の抑制効果が低くなり、100kg/mを超えると、気泡が担体から抜けにくくなり、浮上や流動性が悪くなる場合がある。また、担体の密度の増加に伴い価格が高くなり実用上問題となる。
スポンジ状担体18の形状は、特に制限はないが、例えば、立方体形状等の四角柱形状等の多角柱形状、円柱体形状、球形状等が挙げられ、流動性等の点から、四角柱形状が好ましい。
スポンジ状担体18の大きさは、例えば、一辺が3mm以上10mm以下の四角柱形状担体を用いればよい。スポンジ状担体18の大きさが3mmより小さいと、運転時間の経過に伴い、担体が磨耗して膜の閉塞の抑制効果が低くなる場合がある。スポンジ状担体18の大きさが3mmより小さいと、膜が中空糸型の場合には、膜モジュール内に入り込む可能性がある。一方、スポンジ状担体18の大きさが10mmより大きい場合には、比表面積が小さくなり、洗浄、吸着ともに効果が低くなる場合がある。
スポンジ状担体18のセルサイズは、15個/25mm以上、好ましくは46個/25mm以上が好ましく、上限は例えば80個/25mm未満である。スポンジ状担体18のセルサイズが15個/25mm未満であると、スポンジ状担体内部の表面積が小さくなってしまい、微生物の保持量が減少してしまう場合があり、80個/25mm以上であると、1つ当たり細孔が小さいスポンジ状担体となるため、細孔が生物膜で埋め尽くされて、細孔内への基質(有機物)の浸透および拡散が阻害されてしまう場合がある。
生物反応槽12内のスポンジ状担体18の充填量は、生物反応槽12の内部容積に対して3%〜40%程度の範囲が好ましく、経済性、流動性等の点で、5%〜30%の範囲がより好ましい。生物反応槽12内のスポンジ状担体18の充填量が3%未満であると、膜の閉塞の抑制効果が低くなる場合があり、40%を超えると、スポンジ状担体が流動しにくくなり、長期運転においてスポンジ状担体への汚泥の付着等により、その流動性が低下して閉塞等が起こり、原水とスポンジ状担体との接触面積が低減し、処理水水質が悪くなる場合がある。
スポンジ状担体18の材質は、特に制限はないが、例えば、疎水性ポリウレタン、親水性ポリウレタン、ポリビニルアルコール(PVA)等が挙げられる。膜分離活性汚泥法では膜の洗浄を次亜塩素酸ナトリウムや塩酸等の薬品を用いて薬品洗浄を行うことがあるため、薬品耐性や強度等の点から、疎水性ポリウレタンが好ましい。
[膜]
本実施形態に係る排水処理方法および排水処理装置は、膜分離活性汚泥法である浸漬膜活性汚泥法、槽外型膜分離活性汚泥法等に適用することができる。また、用いる膜(分離膜)としては、平膜、中空糸膜、クロスフロー膜等のいずれにも適用することができる。
膜の材質は、特に制限はないが、例えば、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のフッ素系樹脂、ポリエチレン(PE)、ポリ塩化ビニル(PVC)、セラミック等が挙げられ、強度、薬品耐性等の点から、フッ素系樹脂またはセラミックが好ましい。
膜の孔径は、特に制限はないが、例えば、0.5μm以下が好ましく、0.01μm以上0.1μm以下の範囲がより好ましい。
運転の際の膜の透過流速は、例えば、0.1〜1.0m/h程度で運転すればよく、0.2〜0.6m/hで運転することが好ましい。
[生物処理条件]
膜分離活性汚泥法における生物反応槽12の処理条件としては、汚泥濃度を例えば、15,000mg/L以下とすればよく、好ましくは3,000〜8,000mg/Lの範囲にすればよい。好気性の生物反応槽12の負荷は、例えば、1.5kgBOD/m/d以下で運転すればよく、好ましくは0.4〜1.0kgBOD/m/dの範囲で運転することが好ましい。
生物反応槽12における汚泥負荷(BOD−SS負荷)については、例えば、0.05〜0.15kgBOD/SS/dayの範囲とすればよい。
生物反応槽12におけるpHは、例えば、6.0〜8.5の範囲となるように調整すればよく、6.5〜7.5の範囲となるように調整することが好ましい。
生物反応槽12におけるDO(溶存酸素)濃度は、例えば、0.5mg/L以上とすればよく、1.5〜3.5mg/Lの範囲にすることが好ましい。
生物反応槽12において、栄養源、窒素源およびリン源のうち少なくとも1つを添加してもよい。栄養源としては、微生物が有機物を分解し、増殖していくために、窒素、リンのほか、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ金属類、鉄、マンガン、亜鉛等の金属類といった微量金属類等のうち少なくとも1つが挙げられる。窒素源としては、外部から尿素、アンモニア塩等を添加してもよい。リン源としては、外部からリン酸塩、リン酸を添加してもよい。
[処理対象排水]
本実施形態に係る排水処理方法および排水処理装置の処理対象とする排水は、下水処理、食品工場をはじめ、化学工場、半導体工場・液晶工場、紙パルプ工場、その他の分野から排出される有機物含有排水であって、生物処理、膜分離活性汚泥法が適用可能であればよい。本実施形態に係る排水処理方法および排水処理装置は、排水回収システムの膜分離活性汚泥法に対しても有効である。
<他の実施形態>
本発明の実施形態に係る排水処理装置の他の例の概略を図2に示す。排水処理装置3は、原水槽34、生物反応槽36、処理水槽40に加え、生物反応槽36の後段に膜分離槽38を備える。
図2の排水処理装置3において、原水槽34の入口には、原水配管58が接続されている。原水槽34の出口と生物反応槽36の入口とは、ポンプ48を介して原水供給配管60により接続されている。生物反応槽36の内部には、スクリーン42が設置され、生物反応槽36の生物処理水出口と膜分離槽38の入口とは、生物処理水配管62により接続されている。膜分離槽38の内部には、膜として浸漬膜44が設置され、浸漬膜44の処理水出口は、吸引ポンプ50を介して処理水配管64により処理水槽40と接続されている。生物反応槽36の内部には、密度35kg/m以上のスポンジ状担体46が所定の充填量で充填されている。生物反応槽36の下部の中央部付近およびスクリーン42の下方、および、生膜分離槽38の下部の中央部付近および浸漬膜44の下方には、曝気配管68が接続され、図示しない曝気装置により曝気されるようになっている。スクリーン42の下方および浸漬膜44の下方に接続されている曝気配管68の途中には、風量計54,56がそれぞれ設置されている。膜分離槽38の汚泥出口と生物反応槽36の汚泥入口とは、ポンプ52を介して汚泥循環配管66により接続されている。
原水である、有機物を含有する有機物含有排水は、原水配管58を通して必要に応じて原水槽34に貯留された後、ポンプ48により原水供給配管60を通して、生物反応槽36に送液される。生物反応槽36内には、好気性の活性汚泥が存在し、スポンジ状担体46が所定の充填量で充填されている。一方、生物反応槽36の下方の中央部付近およびスクリーン42の下方から、空気等の酸素含有気体が、曝気ブロア等から曝気配管68を通して送気される。生物反応槽36において、活性汚泥により原水中の有機物の分解処理が行われる(活性汚泥処理工程)。なお、生物反応槽36に担体を分離可能なサイズのスクリーン42を設置することにより、スポンジ状担体46が膜分離槽38に移動することを抑制することができる。膜分離槽38において、浸漬膜44の内部は吸引ポンプ50により吸引され、固液分離が行われる(固液分離工程)。膜分離槽38の下方の中央部付近および浸漬膜44の下方から、空気等の酸素含有気体が、曝気ブロア等から曝気配管68を通して送気される。固液分離された処理水は、ポンプ50により処理水配管64を通して、処理水槽40に送液される。膜分離槽38内の汚泥は、ポンプ52により汚泥循環配管66を通して、生物反応槽36に循環される(汚泥循環工程)。
図2の排水処理装置3において、密度35kg/m以上のスポンジ状担体46を生物反応槽36内に存在させながら運転が行われる。これにより、膜分離槽38の浸漬膜44の閉塞を抑制した安定運転が可能となる。このように、生物反応槽36と膜分離槽38が分かれている場合には、スポンジ状担体46を前段の生物反応槽36のみに入れて汚泥循環をすることにより、バイオポリマー吸着やバイオポリマーの分解に適した微生物相を形成し、浸漬膜44の差圧の上昇を抑制することが可能である。
本発明の実施形態に係る排水処理装置の他の例の概略を図3に示す。排水処理装置5では、図2の構成とほぼ同じであるが、膜分離槽38の内部にも、密度35kg/m以上のスポンジ状担体46が所定の充填量で充填されている。
図3の排水処理装置5において、密度35kg/m以上のスポンジ状担体46を生物反応槽36内および膜分離槽38内の両方に存在させながら運転が行われる。これにより、膜分離槽38の浸漬膜44の閉塞を抑制した安定運転が可能となる。このように、生物反応槽36と膜分離槽38が分かれている場合に、スポンジ状担体46を前段の生物反応槽36および後段の膜分離槽38の両方に入れて汚泥循環をすることにより、バイオポリマー吸着やバイオポリマーの分解に適した微生物相を形成し、浸漬膜44の差圧の上昇をより抑制することが可能である。
本発明の実施形態に係る排水処理装置の他の例の概略を図4に示す。排水処理装置7は、原水槽72、生物反応槽74、処理水槽78に加え、生物反応槽74の後段に膜を備える膜分離装置76を備える。
図4の排水処理装置7において、原水槽72の入口には、原水配管90が接続されている。原水槽72の出口と生物反応槽74の入口とは、ポンプ84を介して原水供給配管92により接続されている。生物反応槽74の内部には、スクリーン80が設置され、生物反応槽74の生物処理水出口と膜分離装置76の入口とは、ポンプ86を介して生物処理水配管94により接続されている。生物反応槽74の内部には、密度35kg/m以上のスポンジ状担体82が所定の充填量で充填されている。膜分離装置76の処理水(透過水)出口は、処理水配管96により処理水槽78と接続されている。生物反応槽74の下部の中央部付近およびスクリーン80の下方には、曝気配管100が接続され、図示しない曝気装置により曝気されるようになっている。スクリーン80の下方に接続されている曝気配管100の途中には、風量計88が設置されている。膜分離装置76の濃縮水出口と生物反応槽74の濃縮水入口とは、濃縮水循環配管98により接続されている。
原水である、有機物を含有する有機物含有排水は、原水配管90を通して必要に応じて原水槽72に貯留された後、ポンプ84により原水供給配管92を通して、生物反応槽74に送液される。生物反応槽74内には、好気性の活性汚泥が存在し、スポンジ状担体82が所定の充填量で充填されている。一方、生物反応槽74の下方の中央部付近およびスクリーン80の下方から、空気等の酸素含有気体が、曝気ブロア等から曝気配管100を通して送気される。生物反応槽74において、活性汚泥により原水中の有機物の分解処理が行われる(活性汚泥処理工程)。活性汚泥処理された生物処理水は、ポンプ86により生物処理水配管94を通して膜分離装置76に送液される。なお、生物反応槽74に担体を分離可能なサイズのスクリーン80を設置することにより、スポンジ状担体82が膜分離装置76に移動することを抑制することができる。膜分離装置76において、膜により、固液分離が行われる(固液分離工程)。固液分離された処理水(透過水)は、処理水配管96を通して、処理水槽78に送液される。濃縮水は、濃縮水循環配管98を通して、生物反応槽74に送液され、汚泥が循環される(汚泥循環工程)。
図4の排水処理装置7において、密度35kg/m以上のスポンジ状担体82を生物反応槽74内に存在させながら運転が行われる。これにより、膜分離装置76の膜の閉塞を抑制した安定運転が可能となる。このように、生物反応槽74の外部に膜分離装置76を設置する場合には、スポンジ状担体82を前段の生物反応槽74に入れて汚泥循環をすることにより、バイオポリマー吸着やバイオポリマーの分解に適した微生物相を形成し、膜分離装置76の膜の差圧の上昇を抑制することが可能である。
膜として、浸漬型平膜を用いる場合、図1,2,3の形態に適用が可能である。
膜として中空糸型の膜モジュールを適用する場合は、図2に示すように膜分離槽38ではなく、前段の生物反応槽36にスポンジ状担体46を投入し、スポンジ状担体46を投入した生物反応槽36に膜分離槽38の汚泥を循環することにより、中空糸型の膜モジュールに担体が捕捉されるのを抑制しながら、膜の閉塞を抑制することが可能である。中空糸型の膜モジュールは、図1,3の形態にも適用可能である。
膜としてクロスフロー型の膜モジュールを適用する場合は、図4に示すように膜分離装置76の前段の生物反応槽74にスポンジ状担体82を投入することにより、適用可能である。なお、スポンジ状担体82が膜モジュール内に詰まる可能性がある場合には、生物反応槽74に担体を分離可能なサイズのスクリーン80を設置することがより適切である。
以下、実施例および比較例を挙げ、本発明をより具体的に詳細に説明するが、本発明は、以下の実施例に限定されるものではない。
<実施例1,2および比較例1,2>
[通水条件]
表1に示す組成および濃度の人工下水(原水TOC濃度:100mg/L、T−N濃度:50mg/L)を原水として用いて実験を行った。
[実験装置]
図1に示すような実験装置を用いて、下記に示す試験条件で表2に示す担体を用いて実施した。50日間通水試験を行い、膜の差圧(kPa)を測定した。結果を図5に示す。図中の矢印は、差圧が上昇した際に膜表面の汚泥を物理的に洗浄したことを示す。なお、スポンジ状担体の密度は、JIS K7222に従って測定した。
(試験条件)
平膜(素材:PVDF製、公称孔径0.1μm)
生物反応槽:容量7.5L
水の滞留時間(HRT):7時間
pH:中性
水温:20℃
MLSS:3,000〜4,000mg/L
曝気量:17L/分
浸漬膜の透過流速:0.45m/日
[結果]
担体を使用しない比較例1では、通水開始後7日程度で洗浄を必要とする差圧30kPa以上に達した。その後、膜表面の汚泥を物理洗浄して再度通水をしたが、3日から14日程度の間隔で差圧が増加し物理洗浄が必要であった。また、密度が35kg/mよりも低いスポンジ状担体を使用した比較例2では、初期に差圧を抑制する効果が見られたものの、1度差圧が上昇した後は、比較例1と同様に差圧が上昇し、差圧抑制効果が見られない結果となった。一方、密度が35kg/m以上のスポンジ状担体を使用した実施例1と実施例2では、差圧上昇の抑制効果が高く、試験期間の間、顕著な差圧上昇がほとんど見られず安定した運転が可能であった。
表3に、処理水の水質(TOC濃度、T−N濃度)を示す。実施例、比較例ともに、良好な処理水質であった。
このように密度35kg/m以上のスポンジ状担体を生物反応槽内に存在させながら運転した実施例では、膜の閉塞を抑制した安定運転が可能となった。膜分離活性汚泥処理の大きな課題であった膜の目詰まりに対し、差圧上昇を抑制した安定運転が可能となり、運転管理の負担、洗浄薬品費の低減に有効な方法であることがわかった。また、本方法は、既設の膜分離活性汚泥処理の改善にも有効な方法である。
1,3,5,7 排水処理装置、10,34,72 原水槽、12,36,74 生物反応槽、14,40,78 処理水槽、16,44 浸漬膜、18,46,82 スポンジ状担体、20,48,52,84,86 ポンプ、22,50 吸引ポンプ、24,54,56,88 風量計、26,58,90 原水配管、28,60,92 原水供給配管、30,64,96 処理水配管、32,68,100 曝気配管、38 膜分離槽、42,80 スクリーン、62,94 生物処理水配管、66 汚泥循環配管、76 膜分離装置、98 濃縮水循環配管。

Claims (6)

  1. 有機物を含有する排水を膜分離活性汚泥法で処理する排水処理方法であって、
    密度35kg/m以上のスポンジ状担体を生物反応槽内に存在させながら運転することを特徴とする排水処理方法。
  2. 請求項1に記載の排水処理方法であって、前記スポンジ状担体が疎水性ポリウレタン製であることを特徴とする排水処理方法。
  3. 請求項1または2に記載の排水処理方法であって、前記膜分離活性汚泥法で使用する膜の材質がフッ素系樹脂であることを特徴とする排水処理方法。
  4. 有機物を含有する排水を膜分離活性汚泥法で処理する排水処理装置であって、
    密度35kg/m以上のスポンジ状担体を生物反応槽内に存在させながら運転することを特徴とする排水処理装置。
  5. 請求項4に記載の排水処理装置であって、前記スポンジ状担体が疎水性ポリウレタン製であることを特徴とする排水処理装置。
  6. 請求項4または5に記載の排水処理装置であって、前記膜分離活性汚泥法で使用する膜の材質がフッ素系樹脂であることを特徴とする排水処理装置。
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