JP2016181446A - 制御システム、制御方法及び制御プログラム - Google Patents

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郁敦 臼井
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Abstract

【課題】執務者にとって快適な照度に制御すること。【解決手段】実施形態に係る制御システムは、照明装置と、光センサと、照明装置を制御する制御装置とを有する。光センサは、照明装置から発せられる光の照射方向に設置される。また、光センサは、計測部と、送信部とを具備する。計測部は、照明装置から発せられる光の照度を計測する。送信部は、計測部によって計測された照度を示す照度情報を制御装置に送信する。制御装置は、受信部と、環境制御部とを具備する。受信部は、送信部によって送信された照度情報を受信する。環境制御部は、受信部によって受信された照度情報と光センサの位置とに基づいて、照明装置が発する光の照度を制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、制御システム、制御方法及び制御プログラムに関する。
近年、照明等を制御することでオフィス等の空間を快適に制御する制御システムが普及しつつある。例えば、このような制御システムでは、光センサが天井に取り付けられる。光センサが天井に取り付けられた制御システムでは、天井において計測される照度に基づいて制御が行われるので、実際に執務等が行われる机上等では快適な照度とならない場合がある。また、このような制御システムでは、照明装置や光センサの設計をした時の机等のレイアウトに基づいて制御を行なうので、レイアウトを変更した後の環境では快適な照度とならない場合がある。このため、このような制御システムは、実際に執務等が行われる場所が快適な空間となるように照度を制御することが望まれている。
特開2003−303698号公報 特開平9−266072号公報
本発明が解決しようとする課題は、執務者にとって快適な照度に制御することができる制御システムを提供することである。
実施形態に係る制御システムは、照明装置と、光センサと、照明装置を制御する制御装置とを有する。光センサは、照明装置から発せられる光の照射方向に設置される。また、光センサは、計測部と、送信部とを具備する。計測部は、照明装置から発せられる光の照度を計測する。送信部は、計測部によって計測された照度を示す照度情報を制御装置に送信する。制御装置は、受信部と、環境制御部とを具備する。受信部は、送信部によって送信された照度情報を受信する。環境制御部は、受信部によって受信された照度情報と光センサの位置とに基づいて、照明装置が発する光の照度を制御する。
実施形態の制御システムによれば、執務者にとって快適な照度に制御することができるという効果が期待できる。
図1は、第1の実施形態に係る快適空間制御システムの構成例を示す図である。 図2は、第1の実施形態に係る光センサの構成例を示す図である。 図3は、第1の実施形態に係る制御装置の構成例を示す図である。 図4は、第1の実施形態に係る照明情報記憶部の一例を示す図である。 図5は、第1の実施形態に係る光センサ情報記憶部の一例を示す図である。 図6は、第1の実施形態に係る制御装置による特定処理を説明するための説明図である。 図7は、第1の実施形態に係る制御装置による特定処理を説明するための説明図である。 図8は、第1の実施形態に係る制御装置による特定処理を説明するための説明図である。 図9は、第1の実施形態に係る制御装置による特定処理を説明するための説明図である。 図10は、第1の実施形態に係る快適空間制御システムによる処理手順を示すシーケンス図である。 図11は、第2の実施形態に係る光センサの構成例を示す図である。 図12は、第2の実施形態に係る制御装置の構成例を示す図である。 図13は、第2の実施形態に係る快適空間制御システムによる処理手順を示すシーケンス図である。
以下で説明する第1の実施形態に係る快適空間制御システム1(制御システムの一例に相当)は、照明装置10と、光センサ100と、照明装置10を制御する制御装置200とを有する。光センサ100は、照明装置10から発せられる光の照射方向に設置される。また、光センサ100は、計測部121と、送受信部131とを具備する。計測部121は、照明装置から発せられる光の照度を計測する。送受信部131は、計測部121によって計測された照度を示す照度情報を制御装置200の指示を受信し制御装置200に送信する。制御装置200は、受信部231と、環境制御部233とを具備する。受信部231は、送信部235によって照度情報返信要求を送信し返信された照度情報を受信する。環境制御部233は、受信部231によって受信された照度情報と光センサの位置とに基づいて、照明装置10が発する光の照度を制御する。
また、以下で説明する実施形態に係る快適空間制御システム1において、光センサ100は、照射方向にある什器周辺に設置されてもよい。送受信部131は、照度情報を無線通信により制御装置200に送信してもよい。
また、以下で説明する実施形態に係る快適空間制御システム1において、制御装置200は、複数の照明装置10のうち一つの照明装置10を順次点灯した状態で光センサ100の計測部121によって計測される照度に基づいて光センサ100の位置を特定する特定部232をさらに具備してもよい。環境制御部233は、受信部231によって受信された照度情報と、特定部232によって特定された光センサ100の位置とに基づいて、照明装置10が発する光の照度を制御してもよい。
また、以下で説明する実施形態に係る快適空間制御システム1において、光センサ100は、照明装置10が発する光の照度を調整する調整指示を利用者から受け付ける受付部332をさらに具備してもよい。環境制御部233は、受付部332によって受け付けられた調整指示に基づいて、照明装置10が発する光の照度を制御してもよい。
また、以下で説明する実施形態に係る快適空間制御システム1において、計測部121は、光センサが設置される空間の環境情報を計測してもよい。環境制御部233は、計測部121によって計測された環境情報に基づいて、空間の環境を制御してもよい。
また、以下で説明する実施形態に係る快適空間制御システム1において、計測部121は、環境情報として、温度、湿度または人体に関する情報を計測してもよい。環境制御部233は、計測部121によって計測された温度、湿度または人体に関する情報に基づいて、空間の環境を制御してもよい。
以下、図面を参照して、実施形態に係る制御システム、制御方法及び制御プログラムを説明する。実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(第1の実施形態)
[快適空間制御システムの構成]
まず、図1を用いて、第1の実施形態に係る快適空間制御システムの構成を説明する。図1は、第1の実施形態に係る快適空間制御システム1の構成例を示す図である。快適空間制御システム1は、オフィスや宅内等に設置された照明装置等の制御や監視を実現するシステムである。例えば、快適空間制御システム1は、照明装置の設置された環境の情報をセンサ等で取得し、取得した情報に基づいて、照明装置の制御を行なう。図1の例では、快適空間制御システム1は、机De1〜De12が配置されたオフィスRm内の明るさを制御する。
図1に示すように、快適空間制御システム1は、照明装置10A〜10Lと、光センサ100A〜100Lと、制御装置200とを有する。なお、以下では、照明装置10A〜10Lを区別する必要がない場合には、これらを総称して「照明装置10」と表記する場合がある。また、光センサ100A〜100Lを区別する必要がない場合には、これらを総称して「光センサ100」と表記する場合がある。
照明装置10A〜10Lと、光センサ100A〜100Lと、制御装置200とは、ネットワークを介して通信を行なう。ネットワークの一態様としては、有線または無線を問わず、LAN(Local Area Network)などの通信網が挙げられる。図1の例では、照明装置10A〜10Lは、ケーブルCaを介して制御装置200に接続される。光センサ100A〜100Lは、無線通信により制御装置200に接続される。
照明装置10は、宅内やオフィス等に設置され、部屋の天井に取り付けられる。例えば、照明装置10は、LED(Light Emitting Diode)等の光源と、光源の制御を行なう電源制御部とを有する。そして、照明装置10は、制御装置200から受信する制御信号に従って、電源制御部が光源を制御することで、点灯、消灯、照度の変更等を行なう。図1の例では、照明装置10Aは、机De1周辺に光を照射する。
光センサ100は、快適空間制御システム1が制御する空間の照度を取得する。具体的には、光センサ100は、快適空間制御システム1が制御する部屋に設置された照明装置10から発せられる光の照射方向に設置される。例えば、光センサ100は、照明装置10から発せられる光の照射方向にある机(什器の一例に相当)周辺に設置され、照明装置10が発する光の照度を計測する。一例としては、光センサ100は、各執務者(利用者の一例に相当)の机上のモニタ上にクリップ等で固定され、AC(Alternating Current)電源に接続されて電力が供給される。そして、光センサ100は、計測した照度を示す照度情報を制御装置200に送信する。図1の例では、光センサ100Aは、机De1の上に設置され、照明装置10Aや照明装置10B、照明装置10Cなどから発せられる光の照度を計測する。
制御装置200は、快適空間制御システム1の制御を行なう。具体的には、制御装置200は、光センサ100を用いて照明装置10が発する光の照度を制御する。例えば、制御装置200は、光センサ100によって計測される照度と光センサ100の位置とに基づいて、照明装置10が発する光の照度を制御する制御信号を照明装置10に出力する。図1の例では、光センサ100Aは、照明装置10Aから発せられる光の照射方向に設置されており他の照明装置と比較して照明装置10Aと近い位置にある。このため、制御装置200は、一例としては、光センサ100Aによって計測される照度に基づいて照明装置10Aが発する光の照度を制御する。
このように、快適空間制御システム1では、制御装置200は、光センサ100から受信する照度情報と光センサ100の位置とに基づいて、照明装置10が発する光の照度を制御するので、執務者にとって快適な照度に制御することができる。
[光センサの構成]
次に、第1の実施形態に係る光センサ100について説明する。図2は、第1の実施形態に係る光センサ100の構成例を示す図である。図2に示すように、第1の実施形態に係る光センサ100は、制御部110と、計測部121と、送受信部131とを有する。
制御部110は、他の装置との間で通信制御を行なうインターフェイスである。例えば、制御部110は、ネットワークを介して、計測部121によって計測された照度を示す照度情報を、制御装置200に無線通信により送信する。
計測部121は、快適空間制御システム1が制御する空間の各種情報を計測する。具体的には、計測部121は、照明装置10から発せられる光の照度を計測する。また、計測部121は、快適空間制御システム1が制御する空間に設置された窓から入る外光等の照度を計測する。
送受信部131は、快適空間制御システム1が制御する空間の各種情報を制御装置200からの指示により送信する。具体的には、送受信部131は、計測部121によって計測された照度を示す照度情報を制御装置200に送信する。
[制御装置の構成]
次に、第1の実施形態に係る制御装置200について説明する。図3は、制御装置200の機能的な構成の一例を示す図である。図3に示すように、制御装置200は、通信部210と、記憶部220と、制御部230とを有する。
通信部210は、他の装置との間で通信制御を行なうインターフェイスである。例えば、通信部210は、ネットワークに接続された図示しない受信機を介して、光センサ100によって計測された照度を示す照度情報を受信する。また、通信部210は、照明装置10が発する光の照度を制御する制御信号を照明装置10に送信する。
記憶部220は、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置である。なお、記憶部220は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、NVSRAM(Non Volatile Static Random Access Memory)などのデータを書き換え可能な半導体メモリであってもよい。
具体的には、記憶部220は、受信される要求を処理する各種プログラムを記憶する。また、記憶部220は、制御部230で実行されるプログラムで用いられる各種データを記憶する。例えば、記憶部220は、照明情報記憶部221と、センサ情報記憶部222とを有する。
照明情報記憶部221は、快適空間制御システム1が制御する空間に設置された照明装置10に関する情報を記憶する。例えば、照明情報記憶部221は、照明装置10が発する光の照度や照明装置10が設置されている位置に関する情報を、照明装置10の照明IDと対応付けて記憶する。ここで、図4に、第1の実施形態に係る制御装置200の照明情報記憶部221の一例を示す。図4に示すように、照明情報記憶部221は、「照明ID」、「位置」、「照度」といった項目を有する。
「照明ID」は、快適空間制御システム1が制御する空間に設置された照明装置10を識別する固有の識別子を示す。「位置」は、照明装置10が設置されている位置を示す。例えば、「位置」には、快適空間制御システム1が制御する空間のうち照明装置10が設置されている位置を示すX座標及びY座標が記憶される。なお、「位置」には、照明装置10が設置されている高さを示すZ座標が記憶されてもよい。「照度」は、照明装置10が発する光の強さの指標である照度を示す。
すなわち、図4では、照明ID「L1」の照明装置10は、座標(X1,Y1)の位置に設置されている例を示している。また、照明ID「L1」の照明装置10は、照度「500(ルクス)」の光を発している例を示している。
センサ情報記憶部222は、快適空間制御システム1が制御する空間に設置された光センサ100に関する情報を記憶する。例えば、センサ情報記憶部222は、光センサ100が設置されている位置や光センサ100によって計測された照度を示す照度情報を、光センサ100を識別するセンサIDと対応付けて記憶する。ここで、図5に、第1の実施形態に係る制御装置200のセンサ情報記憶部222の一例を示す。図5に示すように、センサ情報記憶部222は、「センサID」、「位置」、「照度」といった項目を有する。
「センサID」は、快適空間制御システム1が制御する空間に設置された光センサ100を識別する固有の識別子を示す。「位置」は、光センサ100が設置されている位置を示す。例えば、「位置」には、快適空間制御システム1が制御する空間のうち光センサ100が設置されている位置を示すX座標及びY座標が記憶される。なお、「位置」には、光センサ100が設置されている高さを示すZ座標が記憶されてもよい。「照度」は、光センサ100によって計測された照度を示す。
すなわち、図5では、センサID「Se1」の光センサ100は、座標(x1,y1)の位置に設置されている例を示している。また、センサID「Se1」の光センサ100は、照度「400」の光を計測した例を示している。
図3に戻り、制御部230は、制御装置200を制御するデバイスである。制御部230としては、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等の電子回路や、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路を採用できる。制御部230は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。制御部230は、各種のプログラムが動作することにより各種の処理部として機能する。例えば、制御部230は、受信部231と、特定部232と、環境制御部233と、格納部234と、送受信部235とを有する。
受信部231は、快適空間制御システム1が制御する空間に関する各種の情報を受信する。具体的には、受信部231は、光センサ100の送受信部131によって送信された照度情報を受信する。例えば、受信部231は、照度情報を無線通信により光センサ100から受信する。
特定部232は、光センサ100の位置を特定する。具体的には、特定部232は、複数の照明装置10のうち一つの照明装置10を順次点灯した状態で光センサ100の計測部121によって計測される照度に基づいて光センサ100の位置を特定する。例えば、特定部232による光センサ100の位置を特定する特定処理は、夜間等の外光がなく執務者がいない時間や、光センサ100の位置を設定する初期値設定モードによる位置検知指示を受信した場合に実行される。
この点について、図6〜図9を用いて詳細に説明する。図6〜図9は、第1の実施形態に係る制御装置200による特定処理を説明するための説明図である。図6〜図9に示すように、制御装置200は、快適空間制御システム1が制御する空間であるオフィスRmに設置された複数の照明装置のうち一つの照明装置を、例えば夜間など他の光源がない状態で順次点灯するように制御する。なお、複数の光センサ100は、図6に示すように、同一のオフィスRm内で重ならないように予め設置されていることが好ましい。
図6の例では、制御装置200は、ケーブルCaを介して、オフィスRmに設置された複数の照明装置10A〜10Lのうち照明装置10Aが点灯するように制御している。ここで、照明装置10Aは、図6に示すように、配光曲線が曲線L1a〜L1dとなる光を発するものとする。配光曲線は、光の方向と強さを模式的に表す曲線である。例えば、配光曲線は、光源から離れているほど光の照度が低いことを表す。このため、図1の例では、曲線L1aの位置は、曲線L1dの位置より照度が高いことを示す。なお、配光曲線は、照明装置ごとに予め判っており記憶部221の照明情報記憶部221に記憶されているものとする。そして、制御装置200は、まず、光センサ100Aに対して照度情報を要求する。そして、光センサ100Aは、計測した照度を示す照度情報を制御装置200に送信する。これにより、制御装置200は、光センサ100Aから受信した照度情報が示す照度を、光センサ100AのセンサIDと対応付けてセンサ情報記憶部222に格納する。同様に、制御装置200は、光センサ100B〜100Lに対して照度情報を要求し、受信した照度情報が示す照度を、センサ100B〜100LのそれぞれのセンサIDと対応付けてセンサ情報記憶部222に格納する。そして、特定部232は、光センサ100Aによって計測された照度に基づいて、光センサ100Aが曲線L1aと曲線L1bとの間に設置されていると判断する。
続いて、制御装置200は、図7に示すように、ケーブルCaを介して、照明装置10Aを消灯し、照明装置10Bが点灯するように制御する。ここで、照明装置10Bは、図7に示すように、配光曲線が曲線L2a〜L2dとなる光を発するものとする。そして、制御装置200は、光センサ100A〜100Lに対して照度情報を順次要求し、受信した照度情報が示す照度を、光センサ100A〜100LのそれぞれのセンサIDと対応付けてセンサ情報記憶部222に格納する。その後、特定部232は、光センサ100Aによって計測された照度に基づいて、光センサ100Aが曲線L2cと曲線L2dとの間に設置されていると判断する。
その後、制御装置200は、図8に示すように、ケーブルCaを介して、照明装置10Bを消灯し、照明装置10Cが点灯するように制御する。ここで、照明装置10Cは、図8に示すように、配光曲線が曲線L3a〜L3dとなる光を発するものとする。そして、制御装置200は、光センサ100A〜100Lに対して照度情報を順次要求し、受信した照度情報が示す照度を、光センサ100A〜100LのそれぞれのセンサIDと対応付けてセンサ情報記憶部222に格納する。その後、特定部232は、100Aによって計測された照度に基づいて、光センサ100Aが曲線L3cと曲線L3dとの間に設置されていると判断する。
そして、特定部232は、図9に示すように、光センサ100Aの位置を、曲線L1aと曲線L1bとの間、曲線L2cと曲線L2dとの間および曲線L3cと曲線L3dとの間にあると特定する。また、特定部232は、同様にしてその他の光センサ100B〜100Lの位置を光センサごとに特定する。一例としては、特定部232は、光センサ100Bの位置を、曲線L1bと曲線L1cとの間、曲線L2bと曲線L2cとの間および曲線L3dの外側との間にあると特定する。
図3に戻り、環境制御部233は、快適空間制御システム1が制御する空間の環境を制御する。具体的には、環境制御部233は、受信部231によって受信された照度と光センサ100の位置とに基づいて、照明装置10が発する光の照度を制御する。例えば、環境制御部233は、受信部231によって受信された照度情報と、特定部232によって特定された光センサ100の位置とに基づいて、照明装置10が発する光の照度を制御する。一例としては、環境制御部233は、光センサ100によって計測された照度と位置とをセンサ情報記憶部222から取得するとともに照明装置10の照度と位置とを照明情報記憶部221から取得し、取得した照度と位置に関する情報に基づいて、照明装置10が発する光の照度を制御する制御信号を生成する。図1の例では、光センサ100Aは、照明装置10Aから発せられる光の照射方向に設置されており、他の照明装置と比較して照明装置10Aと近い位置にある。このため、環境制御部233は、光センサ100Aによって計測される照度に基づいて照明装置10Aが発する光の照度を制御する。これにより、環境制御部233は、机De1の執務者にとって快適な照度に制御することができる。
他の例では、環境制御部233は、快適空間制御システム1が制御する空間内の照度が均一になるように照明装置10が発する光の照度を制御する。図5の例では、センサID「Se1」の光センサ100が設置されている位置(x1,y1)は照度が「400」なので、照度が「500」であるセンサID「Se2」の光センサ100が設置されている位置(x2,y2)より暗い。このため、環境制御部233は、(x1,y1)から近い位置にある照明装置10が発する光を強くして(x1,y1)における光の照度が「500」になるように制御する。また、図5の例では、センサID「Se3」の光センサ100が設置されている位置(x3,y3)は照度が「600」なので、照度が「500」であるセンサID「Se2」の光センサ100が設置されている位置(x2,y2)より明るい。このため、環境制御部233は、(x3,y3)から近い位置にある照明装置10が発する光を弱くして(x3,y3)における光の照度が「500」になるように制御する。これにより、環境制御部233は、例えば照明装置10から離れており暗い席でも所定の明るさに照明を制御することができるので、場所を問わず執務者にとって快適な環境を提供することができる。また、環境制御部233は、窓から外光が入る明るい席では照明を弱く制御することができるので、光熱費を抑えることができる。
格納部234は、快適空間制御システム1が制御する空間に関する各種の情報を記憶部220に格納する。具体的には、格納部234は、受信部231によって受信された照度情報を、光センサ100のセンサIDと対応付けてセンサ情報記憶部222に格納する。また、格納部234は、特定部232によって特定された光センサ100の位置を示す座標を、光センサ100のセンサIDと対応付けてセンサ情報記憶部222に格納する。また、格納部234は、環境制御部233によって生成された制御信号が示す照度を、照明装置10を識別する照明IDと対応付けて照明情報記憶部221に格納する。
送受信部235は、環境制御部233によって生成された制御信号を照明装置10に送信する。例えば、送受信部235は、環境制御部233によって制御信号が生成される度に、ケーブルを介した有線通信により制御信号を照明装置10に送信する。
[快適空間制御システムの処理手順]
次に、図10を用いて、第1の実施形態に係る快適空間制御システム1による制御処理の流れについて説明する。図10は、第1の実施形態に係る快適空間制御システムによる処理手順を示すシーケンス図である。
図10の例では、快適空間制御システム1は、例えば、予め設定された時間や所定の間隔、照明装置10が点灯された場合等に、制御処理を開始する。
具体的には、まず、照明装置10は、照明を点灯する(ステップS101)。例えば、照明装置10は、予め決められた時間になると点灯する方式や、人がいることを感知して点灯する方式や、壁等に設置されたスイッチを執務者が操作して照明の電源が「ON」にされた場合に、照明を点灯する方式などを採用することができる。
その後、光センサ100は、照明装置10から発せられる光の照度を計測する(ステップS102)。ここで、光センサ100は、例えば、照明装置10から発せられる光の照射方向にある什器周辺に設置されているものとする。このため、光センサ100は、設置された什器周辺における光の照度を計測する。
そして、光センサ100は、計測された照度を示す照度情報を制御装置200に送信する(ステップS103)。例えば、光センサ100は、照度情報を無線通信により制御装置200に送信する。これにより、制御装置200は、光センサ100によって送信された照度情報を光センサ100から受信する。
続いて、制御装置200は、受信した照度情報を光センサ100のセンサIDと対応付けてセンサ情報記憶部222に格納する(ステップS104)。例えば、制御装置200は、光センサ100から照度情報を受信する度に、照度をセンサIDと対応付けてセンサ情報記憶部222に格納する。
その後、制御装置200は、受信された照度情報と光センサ100の位置とに基づいて、照明装置10が発する光の照度を制御する(ステップS105)。例えば、制御装置200は、センサ情報記憶部222に記憶された照度と光センサ100の位置とに基づいて、照明装置10が発する光の照度を制御する制御信号を生成して照明装置10に送信する。なお、光センサ100の位置は、例えば、複数の照明装置10のうち一つの照明装置10を順次点灯した状態で光センサ100によって計測される照度に基づいて特定される。
これにより、照明装置10は、制御装置200から制御信号を受信する。そして、照明装置10は、受信した制御信号に基づいた照度で照明を点灯する(ステップS106)。また、制御装置200は、生成した制御信号が示す照度を、照明装置10の照明IDと対応付けて照明情報記憶部221に格納する。
[第1の実施形態の効果]
上述してきたように、第1の実施形態に係る快適空間制御システム1によれば、制御装置200が光センサ100によって計測される照度と光センサ100の位置とに基づいて照明装置10が発する光の照度を制御するので、執務者にとって快適な照度に制御することができる。例えば、快適空間制御システム1は、光センサ100が設置された机上の照度に応じて照明を制御することができるので、机ごとに快適な照度に設定することができる。
また、快適空間制御システム1は、例えば、光センサ100が机上でAV電源に接続されて電力が供給されるので、光センサ100を簡単に設置することができ、光センサ100を天井に取り付ける工事等が必要なく、通常のインフラ設備があれば適用することができる。また、快適空間制御システム1は、例えば、光センサ100が無線通信によりデータを送信するので、光センサ100の有線接続に必要な工事等の手間を削減することができる。また、快適空間制御システム1は、光センサ100を簡単に机上等に設置することができるので、机が新たに追加された場合やオフィスのレイアウト変更が行われた場合等でも机ごと光センサ100を移動して光センサ100の位置を再特定すればよいため、光センサを天井に設置する工事を行なうことなく低コストで快適な照度に制御することができる。
また、快適空間制御システム1は、光センサ100の位置を自動で特定することができるので、照明装置10の位置情報があればオフィスの新設やレイアウト変更があっても光センサ100の位置情報を手動で入力することなく快適な照度に制御することができる。また、快適空間制御システム1は、夜間等の時間を活用して光センサ100の位置を特定することができ、日中の運用時に照明装置10が発する光を快適な照度に制御することができる。
(変形例)
[環境制御]
上記の実施形態では、制御装置200は、照度情報に加えて、環境情報に基づいて空間の環境を制御してもよい。具体的には、光センサ100の計測部121は、光センサ100が設置される空間の環境情報を計測する。例えば、計測部121は、環境情報として、温度、湿度または人体に関する情報を計測する。そして、制御装置200の環境制御部233は、光センサ100の計測部121によって計測された環境情報に基づいて、空間の環境を制御する。
例えば、環境制御部233は、計測部121によって計測された温度や湿度に基づいて、空間の環境を制御する。この場合、光センサ100の代わりに、温度や湿度を計測する複合センサが採用される。一例としては、計測部121は、オフィス内の温度及び湿度を計測して制御装置200に送信する。そして、環境制御部233は、計測部121によって計測された温度及び湿度に基づいて、オフィス内の温度及び湿度を制御する。これにより、制御装置200は、例えば、出入口や窓、空調設備に近い場所など部屋の室温にムラがある場合でも、各場所において執務者にとって快適な室温や湿度になるように制御することができる。また、制御装置200は、室温の感じ方に個人差がある場合でも、局所的に室温の調整をすることができるので、個人差を考慮した温度管理を実現することができる。
他の例では、環境制御部233は、計測部121によって計測された人体に関する情報に基づいて、空間の環境を制御する。この場合、光センサ100には、熱などにより人がいるか否かを感知する人感センサや、所定の領域を撮影する画像センサ等を備える複合センサが採用される。一例としては、計測部121は、人感センサや画像センサ等によって光センサ100が設置された座席における執務者の離席状況を感知して制御装置200に送信する。そして、環境制御部233は、計測部121によって計測された離席状況に基づいて、照明装置10の照度や空調設備の設定温度を制御する。これにより、制御装置200は、例えば、執務者が離席している場合には、照明や空調を切ることができるので、コストを節約することができる。また、制御装置200は、執務者の在席状況を他の執務者に共有させることができるので、執務者の在席を確認する手間を低減することができる。
他の例では、計測部121は、人感センサにより執務者の熱や動きを監視して制御装置200に送信する。そして、環境制御部233は、計測部121によって計測された執務者の熱や動きに基づいて、例えば熱が所定の値を超えている場合には健康管理室等に通知する。これにより、制御装置200は、執務者の健康状態を管理することができるので、体調不良を早期に発見することができ、執務者に無理をさせない安全な労働環境を提供することができる。
他の例では、計測部121は、画像センサにより在席者の顔が写る顔画像を撮影して制御装置200に送信する。そして、環境制御部233は、計測部121によって撮影された顔画像に基づいて、例えば顔画像に描出された顔が予め登録された執務者の顔と異なる場合には警告の通知や操作履歴の取得を行なう。これにより、制御装置200は、予め登録された執務者と異なる人物が席に着いた場合に警告することができるので、セキュリティを高めることができる。
このように、制御装置200の計測部121は、光センサ100が設置される空間の環境情報を計測する。また、環境制御部233は、光センサ100の計測部121によって計測された環境情報に基づいて、空間の環境を制御する。
これにより、制御装置200は、各場所において快適な環境になるように制御することができるので、天井にセンサが取り付けられる場合と比較して、執務者にとって快適な空間をより高い精度で提供することができる。
[センサの設置]
上記の実施形態では、光センサ100は、各執務者の机上のモニタ上にクリップ等で固定され、AC電源に接続されて設置される例を説明したが、AC電源に限らず、PC(Personal Computer)に接続されて設置されてもよい。
具体的には、光センサ100は、照明装置10が発する光の照射方向にあるコンピュータに接続されネットワークと通信可能な状態で設置される。例えば、執務者にPCが割り当てられ、執務者が自席にPCを置いて作業する場合に、光センサ100は、執務者のPCのUSBに接続されて設置される。そして、光センサ100は、有線または無線により社内LANを利用して、計測部121によって計測された照度を示す照度情報等の各種のデータを制御装置200に送信する。
また、光センサ100は、光センサ100が設置される空間の環境の設定をPCから行なえるようにしてもよい。具体的には、光センサ100は、PCのソフトと連動し、執務者によってPCの操作部に入力された値に照度等を設定する指示を制御装置200に送信する。例えば、光センサ100は、執務者によってPCから設定された日や経過時間、時刻等に照度等の設定を変更する指示を制御装置200に送信するカレンダー機能やタイマ機能、アラーム機能を有してもよい。
このように、光センサ100は、照明装置10が発する光の照射方向にあるコンピュータに接続されネットワークと通信可能な状態で設置される。これにより、光センサ100は、PCを介してデータの送信や環境の設定を行なうことができるので、執務者の利便性を向上させることができる。例えば、光センサ100は、有線により社内LANを利用してデータを制御装置200に送信する場合には、光センサ100から動画など大容量のデータを送信することが可能となる。
[光センサの位置]
上記の実施形態では、制御装置200は、光センサ100の位置を座標でセンサ情報記憶部221に記憶する例を説明したが、光センサ100の位置を照明装置10の位置と対応付けて記憶してもよい。具体的には、制御装置200は、複数の照明装置10のうち光センサ100の位置と最も近い照明装置10を特定する。例えば、制御装置200は、複数の照明装置10を一つずつ順次点灯した場合に光センサ100によって計測される照度が最も高くなる照明装置10を、光センサ100の位置と最も近い照明装置10であると特定する。そして、制御装置200は、特定した照明装置10の照明IDを光センサ100のセンサIDと対応付けてセンサ情報記憶部222に記憶する。図1の例では、制御装置200は、照明装置10Aの照明IDを光センサ100AのセンサIDと対応付けてセンサ情報記憶部222に記憶する。これにより、制御装置200は、光センサ100に最も近い照明装置10を制御して照度を調整することができるので、執務者にとって快適な照度をより効率的に提供することができる。
また、上記の実施形態では、制御装置200は、光センサ100の位置を平面の座標として特定する例を説明した。ここで、光センサ100の位置は、平面に限らず、球面で特定されてもよい。具体的には、制御装置200は、平面のX座標及びY座標にさらに高さのZ座標を加えた座標を用いて光センサ100の位置を特定してもよい。これにより、制御装置200は、平面で位置を特定する場合と比較して、光センサ100の位置をより厳密に特定することができるので、より高い精度で執務者にとって快適な照度に制御することができる。
(第2の実施形態)
[光センサから調整指示]
上記実施形態では、制御装置200は、受信部231によって受信された照度情報と光センサ100の位置とに基づいて、照明装置10が発する光の照度を制御する例を示したが、光センサ100が備える操作部から受け付けられた調整指示に基づいて照明装置10が発する光の照度を制御してもよい。なお、以下では、上記の第1の実施の形態と同様の機能を発揮する機能部については同一の符号を付し、その説明を省略することとする。
具体的には、第2の実施形態に係る快適空間制御システム2は、照明装置10と、光センサ300と、制御装置400とを有する。第2の実施形態に係る光センサ300は、照明装置10が発する光の照度を調整する調整指示を利用者から受け付ける。第2の実施形態に係る制御装置400は、光センサ300によって受け付けられた調整指示に基づいて、照明装置10が発する光の照度を制御する。この点について、図11〜図13を用いて説明する。
[光センサの構成]
まず、図11を用いて、第2の実施形態に係る光センサ300について説明する。図11は、第2の実施形態に係る光センサ300の構成例を示す図である。図11に示すように、光センサ300は、操作部321と、受付部332と、送受信部331とをさらに有する。
操作部321は、快適空間制御システム2が制御する照明装置10に対する制御指示を執務者から受け付ける。例えば、操作部321は、照明装置10を操作する操作ボタン等であり、照明装置10の点灯、消灯、照度の変更等を実行させる調整指示が執務者によって入力される。これにより、執務者は、光センサ300を設置している自席等から照明装置10が発する光の調整を行なうことができる。
受付部332は、各種の操作を受け付ける。具体的には、受付部332は、操作部321に入力された調整指示を受け付ける。例えば、受付部332は、調整指示として、照明装置10が発する光の照度を調整する調整指示を利用者から受け付ける。ここで、調整指示は、照明装置10に対する指示に限らず、空調設備の温度等を調整する指示であってもよい。
送受信部331は、受付部332によって受け付けられた調整指示を制御装置400に送信する。
[制御装置の構成]
次に、図12を用いて、第2の実施形態に係る制御装置400について説明する。図12は、第2の実施形態に係る制御装置400の構成例を示す図である。図12に示すように、制御装置400は、受信部431と環境制御部433とをさらに有する制御部430を有する。
受信部431は、光センサ300の送受信部331によって送信された調整指示を光センサ300から受信する。例えば、受信部431は、調整指示として、照明装置10の点灯、消灯、照度の変更等を実行させる指示を受信する。
環境制御部433は、受信部431によって受信された調整指示に基づいて、照明装置10が発する光の照度を制御する。例えば、環境制御部433は、光センサ300によって受け付けられた調整指示と光センサ300の位置とに基づいて、照明装置10が発する光の照度を制御する制御信号を生成する。
[快適空間制御システムの処理手順]
次に、図13を用いて、第2の実施形態に係る快適空間制御システム2による処理手順を説明する。図13は、第2の実施形態に係る快適空間制御システム2による処理手順を示すシーケンス図である。
図13の例では、快適空間制御システム2は、例えば、利用者が光センサ300の操作部321に調整指示を入力した場合等に、制御処理を開始する。
具体的には、まず、光センサ300は、操作部321を介して、利用者から調整指示を受け付ける(ステップS201)。例えば、光センサ300は、調整指示として、照明装置10が発する光の照度を調整する指示を受け付ける。
その後、光センサ300は、受け付けた調整指示を制御装置400に送信する(ステップS202)。例えば、調整指示は、無線通信により光センサ300から制御装置400に送信される。これにより、制御装置400は、調整指示を光センサ300から受信する。
そして、制御装置400は、受信した調整指示に基づいて照明装置10が発する光の照度を制御する(ステップS203)。例えば、制御装置400は、調整指示と光センサ300の位置とに基づいて、照明装置10が発する光の照度を制御する制御信号を生成し、生成した制御信号を照明装置10に送信する。
これにより、照明装置10は、制御装置400から制御信号を受信する。そして、照明装置10は、受信した制御信号に基づいた照度で照明を点灯する(ステップS204)。
[第2の実施形態の効果]
上述してきたように、第2の実施形態に係る快適空間制御システム2によれば、光センサ300は、執務者の手元で個別に照度を設定させることができるので、執務者の利便性を高めることができる。例えば、光センサ300は、執務者がPCを用いて作業する場合や紙の書類や図面等を確認する場合、昼休みや残業時間に照明を落とされた状態で執務者が業務を続けたい場合、個人的に照度を調整したい場合等に、スイッチが設置された壁等の席から離れた場所まで行って照度を調整する手間を削減することができる。また、光センサ300は、執務者の状況や好みに合わせて照度を変更させることができるので、執務者にとって快適な環境を提供することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行なうことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 快適空間制御システム
10 照明装置
100 光センサ
121 計測部
131 送受信部
200 制御装置
231 受信部
232 特定部
233 環境制御部

Claims (9)

  1. 照明装置と、光センサと、前記照明装置を制御する制御装置とを有する制御システムであって、
    前記光センサは、
    前記照明装置から発せられる光の照射方向に設置され、
    前記照明装置から発せられる光の照度を計測する計測部と;
    前記計測部によって計測された照度を示す照度情報を前記制御装置に送信する送信部と;
    を具備し、
    前記制御装置は、
    前記送信部によって送信された照度情報を受信する受信部と;
    前記受信部によって受信された照度情報と前記光センサの位置とに基づいて、前記照明装置が発する光の照度を制御する環境制御部と;
    を具備する制御システム。
  2. 前記光センサは、
    前記照射方向にある什器周辺に設置され、
    前記送信部は、
    前記照度情報を無線通信により前記制御装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御システム。
  3. 前記制御装置は、
    複数の照明装置のうち一つの照明装置を順次点灯した状態で前記光センサの前記計測部によって計測される照度に基づいて前記光センサの位置を特定する特定部をさらに具備し、
    前記環境制御部は、
    前記受信部によって受信された照度情報と、前記特定部によって特定された前記光センサの位置とに基づいて、前記照明装置が発する光の照度を制御する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の制御システム。
  4. 前記光センサは、
    前記照明装置が発する光の照度を調整する調整指示を利用者から受け付ける受付部
    をさらに具備し、
    前記環境制御部は、
    前記受付部によって受け付けられた調整指示に基づいて、前記照明装置が発する光の照度を制御する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の制御システム。
  5. 前記計測部は、
    前記光センサが設置される空間の環境情報を計測し、
    前記環境制御部は、
    前記計測部によって計測された環境情報に基づいて、前記空間の環境を制御する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の制御システム。
  6. 前記計測部は、
    前記環境情報として、温度、湿度または人体に関する情報を計測し、
    前記環境制御部は、
    前記計測部によって計測された温度、湿度または人体に関する情報に基づいて、前記空間の環境を制御する
    ことを特徴とする請求項5に記載の制御システム。
  7. 前記光センサは、
    前記照射方向にあるコンピュータに接続されネットワークと通信可能な状態で設置される
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の制御システム。
  8. 照明装置と、光センサと、前記照明装置を制御する制御装置とを有する制御システムが実行する制御方法であって、
    前記照明装置から発せられる光の照射方向に設置される前記光センサが前記照明装置から発せられる光の照度を計測する計測工程と;
    前記光センサが前記計測工程によって計測された照度を示す照度情報を前記制御装置に送信する送信工程と;
    前記制御装置が前記送信工程によって送信された照度情報を受信する受信工程と;
    前記制御装置が前記受信工程によって受信された照度情報と前記光センサの位置とに基づいて、前記照明装置が発する光の照度を制御する環境制御工程と;
    を実行することを特徴とする制御方法。
  9. コンピュータに、
    照明装置から発せられる光の照射方向に設置される光センサであって当該照明装置から発せられる光の照度を計測する光センサから計測結果である照度を示す照度情報を受信する受信手順と;
    前記受信手順によって受信された照度情報と前記光センサの位置とに基づいて、前記照明装置が発する光の照度を制御する環境制御手順と;
    を実行させる制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017000825A (ja) * 2016-09-07 2017-01-05 株式会社ソフイア 遊技機

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