JP2016181330A - 照明制御システム、照明制御方法および照明制御プログラム - Google Patents

照明制御システム、照明制御方法および照明制御プログラム Download PDF

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右田 幸司
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Abstract

【課題】設定作業の効率を向上させることができる照明制御システム、照明制御方法および照明制御プログラムを提供すること。【解決手段】実施形態に係る照明制御システムは、照明機器10を設置可能なバトン装置20と当該バトン装置20に設置された照明機器10を制御する照明制御装置50とを有する。バトン装置20は、メモリ25と、設定部24とを有する。メモリ25は、照明機器10を制御するための制御アドレスを記憶する。設定部24は、メモリ25に設置された照明機器10に対し、メモリ25が記憶する制御アドレスを設定する。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、照明制御システム、照明制御方法および照明制御プログラムに関する。
従来、スタジオや舞台等は、天井から吊るされたバトンと呼ばれる長尺の装置に取り付けられた複数の照明機器により照明演出がなされている。そして、各照明機器側に設定される制御アドレスを用いて、照明制御装置が各照明機器を遠隔制御する照明制御システムが導入されている。
このような照明制御システムでは、各照明機器が備えるスイッチで制御アドレスを設定し、制御アドレスを設定した照明機器をバトンに吊り込みし、照明制御装置が有する調光用フェーダ等の操作部と各照明機器に設定した制御アドレスとの対応を照明制御装置側に設定するといった一連の設定作業をあらかじめ手作業で行う必要がある。
このように、照明制御システムでは、手作業で設定作業を行わなければならない上、照明機器を交換する場合、照明機器を吊り込む位置や制御アドレスに変更が生じた場合、制御アドレスの設定誤りが生じた場合等に、照明機器側で制御アドレスの設定を再度行わなければならず、効率良い設定作業の支障となっていた。
特開2014−120351号公報
本発明が解決しようとする課題は、設定作業の効率を向上させることができる照明制御システム、照明制御方法および照明制御プログラムを提供することである。
実施形態の一例に係る照明制御システムは、照明機器を設置可能な設置具と当該設置具に設置された照明機器を制御する照明制御装置とを有する。設置具は、記憶部と、設定部とを有する。記憶部は、照明機器を制御するための制御アドレスを記憶する。設定部は、設置具に設置された照明機器に対し、記憶部が記憶する制御アドレスを設定する。
実施形態の一例に係る照明制御システム、照明制御方法および照明制御プログラムによれば、設定作業の効率を向上させることができる。
図1は、実施形態に係る照明制御システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、実施形態に係る各装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 図3は、実施形態に係るアドレステーブルに格納された情報の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係るフェーダ番号管理テーブルに格納された情報の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係るアドレス管理テーブルに格納された情報の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る照明制御装置が表示する情報の一例を示す第1の図である。 図7は、実施形態に係る照明制御装置が表示する情報の一例を示す第2の図である。 図8は、実施形態に係る照明制御システムにおける設定処理の一例を示すフローチャートである。 図9は、実施形態に係る照明機器情報を表示する画面のバリエーションを示す図である。
以下、図面を参照して、実施形態に係る照明制御システム、照明制御方法および照明制御プログラムを説明する。実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下の実施形態で説明する照明制御システム、照明制御方法および照明制御プログラムは、一例を示すに過ぎず、実施形態を限定するものではない。例えば、以下の実施形態では、照明制御システムは、照明機器以外にも、任意の舞台装置の制御にも適用することができる。なお、以下の各実施形態は、矛盾しない範囲内で適宜組みあわせてもよい。
以下の実施形態に係る照明制御システム1は、照明機器10(例えば、照明機器10−1〜10−n)を設置可能な設置具であるバトン装置20(例えば、バトン装置20−1〜20−n)と、照明機器10を制御する照明制御装置50とを有し、バトン装置20は、照明機器10を制御するための制御アドレスを記憶する記憶部(例えば、メモリ25)と、バトン装置20に設置された照明機器10に対し、記憶部が記憶する制御アドレスを設定する設定部24とを有する。
また、以下の実施形態に係る照明制御システム1は、照明機器10を設置する設置位置(例えば、照明機器10を接続するポート27−1〜27−nのポート番号)と、制御アドレスとを対応付けて記憶し、照明機器10が設置された設置位置と対応付けられた制御アドレスを設定する。
また、以下の実施形態に係る照明制御システム1は、照明機器10が設置された場合に、その照明機器10に対して記憶した制御アドレスを設定する。
また、以下の実施形態に係る照明制御システム1は、設置された照明機器10が新たな照明機器に交換された場合は、新たな照明機器に対して交換前の照明機器10に設定されていた制御アドレスと同一の制御アドレスを設定する。
また、以下の実施形態に係る照明制御システム1は、照明制御装置50からバトン装置20へ送信された制御アドレスを、バトン装置20が記憶する。
また、以下の実施形態に係る照明制御システム1は、照明制御装置50から照明機器10の設置位置と対応する制御アドレスをバトン装置20に送信する。
また、以下の実施形態に係る照明制御システム1は、照明制御装置50から、ある設置位置(例えば、ポート27−1)に設置される照明機器に対する操作を受付ける操作部52(例えば、フェーダ52−1)に予め関連付けられた制御アドレスを、設置位置と対応付けてバトン装置20へ送信する。
また、以下の実施形態に係る照明制御システム1は、照明機器10を設置可能なバトン装置20と、照明機器10を制御する照明制御装置50とを有し、バトン装置20は、照明機器10を制御するための制御アドレスを記憶するメモリ25と、バトン装置20に設置された照明機器10に設定済みの制御アドレスを、メモリ25が記憶する制御アドレスに更新する設定部24とを有する。
[実施形態]
(実施形態に係る照明制御システムの構成)
図1は、実施形態に係る照明制御システムの構成の一例を示すブロック図である。実施形態に係る照明制御システム1は、複数の照明機器10(10−1〜10−n)、複数のバトン装置20(20−1〜20−n)、ハブ30、電源装置40、照明制御装置50を有する。なお、照明制御システム1に接続される照明機器およびバトン装置の種別や数などは任意に設定できる。
照明制御システム1において、照明機器10は、DMX規格に従った通信プロトコルや、DMXを拡張したRDM(Remote Device Management)規格に沿った通信方式により、バトン装置20や照明制御装置50と双方向通信が可能であり、バトン装置20に接続される。また、照明機器10は、LED(Light Emitting Diodes)等の半導体発光素子を有し、制御信号に従って、明るさ、範囲、色彩等を変化させることで、スタジオや舞台等の照明演出を行う。
バトン装置20−1〜20−nは、スタジオや舞台等の任意の空間に設置された、照明機器10−1〜10−nを吊り下げ可能な装置であり、イーサネット(登録商標)等の有線または無線によるネットワークによって、双方向通信が可能な態様でハブ30と接続される。以下の説明では、バトン装置20−2〜20−nにもバトン装置20−1と同様に照明機器10−1〜10−nが吊り下げられているものとして、説明を省略する。
ハブ30は、イーサネット(登録商標)等の有線または無線によるネットワークによって、照明制御装置50と双方向通信が可能な態様で接続され、照明制御装置50と各バトン装置20−1〜20−nとの通信を中継する中継器である。
電源装置40は、バトン装置20−1〜20−nを介して、各照明機器10−1〜10−nに電力を供給する電源装置であり、例えば、電圧変換の機能、ブレーカー、UPS(Uninterruptible Power Supply)等の機能を有する。
照明制御装置50は、オペレータから照明機器10に対する操作指令を受付けると、照明機器10−1〜10−nに付与された制御アドレスを含む制御情報を生成し、ハブ30を介してバトン装置20−1〜20−nに制御情報を送信する。このような場合、バトン装置20−1〜20−nは、制御情報をRDM規格に沿った制御信号(例えば、調光信号等)に変換し、制御アドレスが示す照明機器に対して制御信号を出力することで、照明機器10−1〜10−nの制御を行う。このように、照明制御装置50は、制御アドレスを用いて、照明機器10−1〜10−nを遠隔制御する。
(実施形態に係る照明制御システムが実行する設定処理)
ここで、従来の照明制御システムでは、照明機器の追加、変更、交換や、照明機器を別の位置に移動する場合や、制御アドレスを誤って設定してしまった場合は、照明機器に正しい制御アドレスを設定する作業や、照明機器に対する操作を受付けるフェーダと制御アドレスとの対応付けのための作業を再度行わなくてはならない。一般に、照明機器10には、工場出荷時の試験のために同一のアドレスが付与されていたり、前回使用時の制御アドレスが保存されたままになっていることがあるため、そのままでは適切に制御を行うことができない。
そこで、バトン装置20は、バトン装置20に設置される照明機器10に対して付与する制御アドレスが予め記憶されたメモリ25を有し、バトン装置20に設置された照明機器10に対し、RDM規格に沿った通信方式で制御アドレスを自動設定する。より詳細には、バトン装置20は、照明機器10を設置可能な複数のポート27−1〜27−nを有し、各ポート27−1〜27−nと制御アドレスとを対応付けて記憶する。そして、バトン装置20は、照明機器10がいずれかのポートに設置された場合は、照明機器10が設置されたポートと対応付けられた制御アドレスを、照明機器10に対して自動設定する。
なお、バトン装置20が制御アドレスを自動設定するタイミングは、任意のタイミングが適用可能である。例えば、バトン装置20は、自装置に接続された照明機器を常時検出し、新たな照明機器10が設置された場合に、RDM規格に沿った通信方式で新たな照明機器10に制御アドレスを自動設定しても良く、照明制御装置50のオペレータからの指示があった場合に、自装置に接続された全ての照明機器10に対し、制御アドレスを自動設定してもよい。
また、バトン装置20は、例えば、照明機器10−1が新たな照明機器10−2に交換された場合に、新たな照明機器10−1に対して、交換前の照明機器10−1に設定されていた制御アドレスと同一の制御アドレスを設定してもよく、新たに設置された照明機器10−1に対して制御アドレスがすでに付与されている場合は、その制御アドレスをメモリ25に記憶された制御アドレスに更新してもよい。
ここで、バトン装置20が照明機器10に対して付与する制御アドレスは、照明制御装置50が照明機器10を制御する際に用いる制御アドレスであり、照明制御装置50からバトン装置20へと予め通知される。例えば、照明制御装置50は、ポートを識別するポート番号と、そのポートに設置された照明機器を操作するフェーダに予め対応付けられた制御アドレスとを対応付けてバトン装置20に通知する。そして、バトン装置20は、照明機器10に対し、その照明機器10が設置されたポートと対応付けられた制御アドレスを付与する。この結果、照明機器10には、設置位置に応じた制御アドレスが付与されることとなる。
このように、照明制御システム1は、照明機器10に対して制御アドレスを付与する処理をバトン装置20に実行させるので、照明機器10側で制御アドレスを手作業で設定せずとも、照明機器10をバトン装置20に設置するだけで、照明機器10を適切に制御することができる。このため、照明制御システム1は、照明機器の追加、変更、交換や、照明機器を別の位置に移動する場合、若しくは制御アドレスを誤って設定してしまった場合であっても、バトン装置20がRDM規格に沿った通信方式により制御アドレスを設定し直すので、照明機器を取り外して制御アドレスを手作業で設定し直すといった作業や、照明機器の交換時に制御アドレスを手作業で設定するといった作業を行わずとも、適切に制御を行うことができる。
(実施形態に係る各装置の機能構成)
続いて、図2を用いて、実施形態に係る照明機器10、バトン装置20−1および照明制御装置50の機能構成の一例を説明する。図2は、実施形態に係る各装置の機能構成の一例を示すブロック図である。なお、以下の説明では、照明機器10−2〜10−nは、照明機器10と同様の構成および機能を発揮するものとして、説明を省略する。また、バトン装置20−2〜20−nは、バトン装置20−1と同様の構成および機能を発揮するものとして、説明を省略する。
まず、照明機器10の構成について説明する。実施形態に係る照明機器10は、記憶部13、制御部14、光源部15を有する。
記憶部13は、照明機器10が有する不揮発性のメモリであり、照明機器10の照明機器情報が登録される。ここで照明機器情報としては、例えば、製造会社名、機器型番、UID(Unique Identifier)、DMXアドレス、点灯時間、通電時間、質量、パーソナリティー設定といった情報が含まれる。
ここで、製造会社名とは、照明機器10の製造会社名である。機器型番とは、製造会社によって定められた照明機器10の型番である。UIDとは、DMX規格で用いられる装置ごとに固有の番号であり、各照明機器10−1〜10−nに予め付与される12桁の16進数で表される情報である。また、DMXアドレスとは、DMXのデータリンク上におけるアドレス、すなわち、照明制御装置50が照明機器10を制御する際に用いる制御アドレスである。
また、点灯時間とは、照明機器10の光源を点灯させた時間の合計を示す情報である。また、通電時間とは、照明機器10に電力が供給された時間の合計を示す情報である。また、質量とは、照明機器10の質量を示す情報である。また、パーソナリティー設定とは、照明機器10の動作のモードを示す情報である。
制御部14は、照明の制御を行う。例えば、バトン装置20−1は、照明制御装置50から照明機器10−1の制御アドレスとともに制御情報を受信すると、受信した制御情報を制御信号に変換し、制御アドレスが示す照明機器10−1に出力する。このような場合、制御部14は、バトン装置20−1から受信した制御信号に従って、光源部15を制御する。また、バトン装置20−1は、照明機器情報の読出し要求を各照明機器10−1〜10−nに出力する。このような場合、制御部14は、記憶部13に登録された照明機器情報を読出し、読出した照明機器情報をバトン装置20−1に出力する。
また、バトン装置20−1は、照明機器10−1に制御アドレスを設定する場合は、制御アドレスの値を示す設定信号を照明機器10−1に出力する。このような場合、制御部14は、バトン装置20−1から受信した設定信号が示す制御アドレスを記憶部13に登録する。
光源部15は、照明機器10が有する光源であり、制御部14の制御に従って、照度、照明する範囲、色彩等を制御可能なLED等の半導体発光素子により実現される。
次に、バトン装置20−1の構成について説明する。実施形態に係るバトン装置20−1は、通信部23、設定部24、メモリ25、位置検出部26、複数のポート27−1〜27−nを有する。また、メモリ25には、アドレステーブル25aが登録されている。
まず、アドレステーブル25aに格納される情報の一例について説明する。アドレステーブル25aには、バトン装置20−1に設置された照明機器10−1〜10−nを制御するための制御アドレスが、バトン装置20−1が有する設置位置を示す設置位置情報と対応付けて登録されている。
例えば、図3は、実施形態に係るアドレステーブルに格納された情報の一例を示す図である。図3に示すように、アドレステーブル25aには、設置位置情報と、制御アドレスとが対応付けて登録される。ここで、設置位置情報とは、バトン装置20−1に照明機器10を設置する際の設置位置を示す情報であり、例えば、バトン装置20−1のポート27−1〜27−nのポート番号である。
例えば、図3に示す例では、設置位置情報「1」と制御アドレス「11」、設置位置情報「2」と制御アドレス「21」、設置位置情報「3」と制御アドレス「12」、設置位置情報「4」と制御アドレス「23」、設置位置情報「5」と制御アドレス「24」、および設置位置情報「6」と制御アドレス「13」が対応付けて登録されている。
なお、図3に示す例では、設置位置情報ごとに異なる制御アドレスが対応付けられていたが、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、異なる設置位置情報に対して同一の制御アドレスを対応付けることにより、一つの制御アドレスで複数の照明機器10を同時に制御できるようにしてもよい。
図2に戻り、説明を続ける。通信部23は、ハブ30を介して、照明制御装置50との間で情報の送受信を行う通信装置であり、例えば、NIC(Network Interface Card)等の通信装置によって実現される。また、各ポート27−1〜27−nは、それぞれを識別するためのポート番号が付与されたポートであり、例えば、RDM規格に従って照明機器10と信号を送受信するためのコネクタである。
設定部24は、各ポート27−1〜27−nに接続された照明機器10に対し、メモリ25に記憶された制御アドレスを設定する。例えば、照明制御装置50は、各ポート27−1〜27−nに設置される照明機器に設定する制御アドレスを、ポート番号等の設置位置情報と対応付けてバトン装置20−1に送信する。このような場合、設定部24は、受信したポート番号と制御アドレスとを対応付けてアドレステーブル25aに登録する。
また、例えば、位置検出部26は、交換や追加等により、ポート27−1に照明機器10−1が接続された場合は、ポート27−1のポート番号を設定部24に通知する。このような場合、設定部24は、受付けたポート番号と対応付けられた制御アドレスをアドレステーブル25aから読出し、読み出した制御アドレスを設定する設定信号を、位置検出部26を介して、通知されたポート番号のポートから出力する。この結果、設定部24は、あるポートに接続された照明機器が他の照明機器に交換された場合には、交換前の照明機器に設定した制御アドレスと同一の制御アドレスを交換後の他の照明機器に設定することとなる。
位置検出部26は、所定の時間間隔で、各ポート27−1〜27−nから照明機器情報の読出し要求を出力し、照明機器10から応答として照明機器情報を受信した場合は、照明機器情報を受信したポートを設定部24に通知する。また、例えば、照明制御装置50は、オペレータからの指示に応じて、制御アドレスを照明機器10に設定するよう指示する付与指示を各バトン装置20−1〜20−nに送信する。このような場合、位置検出部26は、各ポート27−1〜27−nから照明機器情報の読出し要求を出力し、応答として照明機器情報を受信したポートを設定部24に通知する。
また、例えば、照明制御装置50は、オペレータの指示等に応じて、各バトン装置20−1〜20−nに対して照明機器情報を要求する要求情報を送信する。このような場合、位置検出部26は、各ポート27−1〜27−nを介して照明機器情報の読出し要求を出力し、各照明機器10−1〜10−nから応答として受信した照明機器情報と、照明機器情報が示す照明機器が接続された位置を示す設置位置情報とを照明制御装置50に送信する。ここで、設置位置情報としては、例えば、ポート番号等が採用される。
また、照明制御装置50は、例えば、照明機器10の制御を行う場合は、照明機器10と対応付けた制御アドレスを含む制御情報を送信する。このような場合、位置検出部26は、受信した制御アドレスが設定された照明機器10を特定し、特定した照明機器に対して制御信号を出力することで、照明機器10を制御する。
次に、照明制御装置50の構成について説明する。実施形態に係る照明制御装置50は、通信部51、操作部52、記憶部53、表示部54、制御部55を有する。通信部51は、ハブ30及びバトン装置20を介して、照明機器10との間で情報の送受信を行い、例えば、NIC等の通信装置によって実現される。
操作部52は、各照明機器10−1〜10−nに対する操作を受付けるものであり、例えば、複数のフェーダ52−1〜52−nを有する。各フェーダ52−1〜52−nには、それぞれ個別のフェーダ番号が付与されており、例えば、各照明機器10−1〜10−nの照度を変更する操作を受付けるスライダである。なお、操作部52はタッチパネル等を利用して構成することもできる。
記憶部53は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)等の記憶装置により実現されるものであり、フェーダ番号管理テーブル53aと、アドレス管理テーブル53bとを記憶する。
フェーダ番号管理テーブル53aには、各フェーダ52−1〜52―nと制御アドレスとの対応が格納される。例えば、図4は、実施形態に係るフェーダ番号管理テーブルに格納された情報の一例を示す図である。図4に示す例では、フェーダ番号管理テーブル53aには、フェーダ番号と制御アドレスとが対応付けて登録されている。例えば、図4に示す例では、各フェーダ番号「F1」〜「F6」に制御アドレス「11」〜「16」が対応付けて登録されている。
なお、図4に示す例では、対応付けられたフェーダ番号と制御アドレスとに異なる値が設定されていたが、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、1つのフェーダ番号に対して複数の制御アドレスを対応付けることにより、複数の制御アドレスに対して共通の制御信号を与えることもできる。
図2に戻り、アドレス管理テーブル53bには、各照明機器10−1〜10−nとフェーダとの対応付けが格納される。例えば、図5は、実施形態に係るアドレス管理テーブルに格納された情報の一例を示す図である。図5に示す例では、アドレス管理テーブル53bには、フェーダ番号、制御アドレス、識別情報、器具情報、バトン番号、設置位置情報等が対応付けて登録されている。
ここで、アドレス管理テーブル53bに登録されたフェーダ番号は、対応付けられた識別情報が示す照明機器と対応付けられたフェーダを示す番号である。また、アドレス管理テーブル53bに登録された制御アドレスは、対応付けられた識別情報が示す照明機器に対して設定された制御アドレス、すなわちDMXアドレスである。また、識別情報とは、照明機器から収集した照明機器情報に含まれるUIDである。
また、器具情報とは、照明機器情報から特定可能な照明機器の情報であり、「スポットライト」や「ベースライト」といった照明機器の種別や、「1kW(キロワット)」といった照明機器の消費電力を示す情報が含まれる。また、バトン番号とは、照明機器情報の送信元となるバトン装置、すなわち、照明機器情報が示す照明機器が設置されたバトン装置を識別するための番号である。また、設置位置情報とは、照明機器情報が示す照明機器がバトン装置のどのポートに接続されているかを示す情報であり、例えば、ポート番号である。
例えば、図5に示す例では、フェーダ番号「F1」、制御アドレス「11」、識別情報「UID1」、器具情報「スポットライト、1kw」、バトン番号「SL1」、および設置位置情報「1」が対応付けて登録されている。この情報は、識別情報「UID1」が示す照明機器が消費電力「1kw」の「スポットライト」であり、バトン番号「SL1」が示すバトン装置のポートのうち、設置位置情報「1」が示すポートに接続されており、照明機器に制御アドレス「11」が設定され、フェーダ番号「F1」が示すフェーダが対応付けられている旨を示す。なお、以下の説明では、バトン番号「SL1」が示すバトン装置をバトン装置「SL1」と記載する場合がある。
なお、後述する説明で明らかとなるように、各照明機器10−1〜10−nが検出されてから、各照明機器10−1〜10−nとフェーダ52−1〜52―nとの対応付けがなされていない状態においては、アドレス管理テーブル53bには識別情報、器具情報、バトン番号、設置位置情報が登録される。アドレス管理テーブル53bに制御アドレスを登録してもよい。
図2に戻り説明を続ける。表示部54は、後述する制御部55による制御に従い、照明制御装置50に接続された各照明機器10−1〜10−nの設置位置と、各照明機器10−1〜10−nに設定された制御アドレスと、各照明機器10−1〜10−nに対する操作を受付けるフェーダ52−1〜52−nの情報とを表示する表示装置であり、例えば、液晶モニタやタッチパネル等により実現される。なお、表示部54が表示する画面の一例については、後述する。
制御部55は、照明制御システム1が各照明機器10−1〜10−nを制御するための制御アドレスを、各照明機器10−1〜10−nが設置された位置と対応付けてバトン装置20−1〜20−nに送信する。例えば、制御部55は、オペレータの指示等に応じて、要求情報を各バトン装置20に出力する。このような場合、各バトン装置20は、自装置に接続された照明機器10の照明機器情報と設置位置情報とを応答として照明制御装置50に送信する。
一方、制御部55は、照明機器10の照明機器情報と設置位置情報とを受信すると、照明機器情報に含まれる識別情報および器具情報と、照明機器情報の送信元となるバトン装置を示すバトン番号と、照明機器情報とともに受信した設置位置情報とを対応付けてアドレス管理テーブル53bに登録する。
また、制御部55は、収集した照明機器情報と設置位置情報とを表示部54に表示させる。このような場合、オペレータは、タッチパネル、マウス、トラックボール等を介して、照明機器10−1〜10−nとフェーダ52−1〜52−nとの対応付けを照明制御装置50に入力する。すると、制御部55は、各照明機器10−1〜10−nと対応付けられたフェーダ52−1〜52−nに対応する制御アドレスを特定し、特定した制御アドレスと照明機器10−1〜10−nの設置位置情報とを対応付けてバトン装置20−1〜20−nに出力する。
例えば、識別情報が「UID1」となる照明機器10−1は、設置位置情報が「1」であるポート27−1に接続されている。このような場合、制御部55は、要求情報に対応する応答として、バトン番号が「SL1」であるバトン装置20−1から、照明機器10−1の識別情報「UID1」、バトン番号「SL1」、設置位置情報「1」を受信し、受信した各情報をアドレス管理テーブル53bに格納する。
ここで、照明制御装置50は、照明機器10−1を制御するフェーダとして、フェーダ番号が「F1」であるフェーダ52−1の指定をオペレータから受付けたものとする。このような場合、制御部55は、フェーダ番号「F1」と対応付けられた制御アドレス「11」をフェーダ番号管理テーブル53aから特定し、特定した制御アドレス「11」とフェーダ番号「F1」とを識別情報「UID1」と対応付けてアドレス管理テーブル53bに登録する。
また、制御部55は、照明機器10−1の識別情報「UID1」と対応付けられた設置位置情報「1」をアドレス管理テーブル53bから特定し、特定した設置位置情報「1」と特定した制御アドレス「11」とを対応付けて、バトン番号「SL1」が示すバトン装置20−1へ送信する。このような場合、バトン装置20−1の設定部24は、受信した制御アドレス「11」と設置位置情報「1」とをアドレステーブル25aに登録する。
この結果、バトン装置20−1は、設置位置情報「1」が示すポート27−1に接続された照明機器10−1に対し、制御アドレス「11」を設定するので、制御アドレス「11」と対応するフェーダ番号「F1」が示すフェーダ52−1が操作された場合は、操作内容に従って、照明機器10−1を制御することができる。なお、制御部55は、他の照明機器10−2〜10−nについても同様の処理を行うことで、照明制御システム1に接続された照明機器10に対し、制御アドレスを遠隔設定する。
また、制御部55は、各照明機器10−1〜10−nに制御アドレスが設定された場合は、表示部54を制御し、照明制御装置50に接続された各照明機器10−1〜10−nの設置位置と、各照明機器10−1〜10−nに設定された制御アドレスと、各照明機器10−1〜10−nに対する操作を受付けるフェーダ52−1〜52−nの情報とを表示させる。
例えば、図6は、実施形態に係る照明制御装置が表示する情報の一例を示す第1の図である。なお、図6に示す例では、バトン番号「UH1」、「UH2」、「UH3」、「SL1」、「SL2」、「SL3」が示すバトン装置に対し、6つの照明機器を接続した際に表示される表示ウインドウ100の一例を記載した。また、図6に示す例では、各バトン装置が設置位置情報「1」〜「8」で示される8つのポートを有する例について記載した。
例えば、表示部54は、図6に示すように、各バトン装置のアイコンと、各バトン装置のバトン番号と、各バトン装置が有するポートの設置位置情報を表示し、各バトン装置のアイコンと重ねるように、各照明機器の操作を受付けるフェーダ番号と、各照明機器に付与された制御アドレスとを表示する。
例えば、図5に示す例では、フェーダ番号「F1」と、制御アドレス「11」と、識別情報「UID1」と、バトン番号「SL1」と、設置位置情報「1」とが対応付けて登録されている。このような場合、表示部54は、図6に示すように、バトン装置「SL1」のアイコンのうち、設置位置情報「1」が示すポートを模式的に示す位置に、識別情報「UID1」が示す照明機器と対応するフェーダ番号「F1」と制御アドレス「11」とを重ねて表示し、識別情報「UID2」〜「UID6」が示す照明機器についても同様に、対応づけられたフェーダ番号や設定された制御アドレスを、照明機器が設置されたバトン装置のポートを模式的に示す位置に表示する。
また、図7は、実施形態に係る照明制御装置が表示する情報の一例を示す第2の図である。図7に示すように、表示部54は、オペレータが照明機器を模式的に示す表示を選択した場合は、照明機器の情報をより詳しく表示する。例えば、図7に示す例では、オペレータの指T10が、バトン装置「SL1」のポートのうち、設置位置情報「3」が示すポートを模式的に示す位置を選択している。このような場合、表示部54は、バトン装置「SL1」のポートのうち、設置位置情報「3」が示すポートに接続された照明機器(識別情報「UID2」が示す照明機器)の情報をアドレス管理テーブル53bから読出し、読み出した情報を含む詳細ウインドウ101を表示する。例えば、詳細ウインドウ101には、UID「UID2」、制御アドレス「12」、フェーダ番号「F2」、器具情報「スポットライト」、型名「XXXXXXX」、出力「2kw」、接続位置「バトン「SL1」、ポート「3」」、状態「YYYYYYYY」といった情報が表示される。
なお、表示部54は、照明機器10とフェーダ52−1〜52−nとの対応付けが行われていない場合は、図6、図7に例示した画面内に、照明機器10が接続された位置を表示し、オペレータが表示を選択すると、フェーダの指定画面を表示する。そして、制御部55は、オペレータがフェーダを指定した場合は、オペレータが選択した位置に接続された照明機器と、オペレータが選択したフェーダとを対応付ければよい。
また、制御部55は、照明機器10と各フェーダ52−1〜52−nとの対応や、各照明機器10−1〜10−nに付与される制御アドレスをオペレータの指示に従って修正してもよい。例えば、オペレータは、照明機器10が設置される位置や照明機器10の制御内容に応じて、照明機器10と各フェーダ52−1〜52−nとの対応や、照明機器10に付与される制御アドレスの変更を指示する。このような場合、制御部55は、オペレータの指示に従って、各照明機器10−1〜10−nに対して新たに設定する制御アドレスを、各照明機器10−1〜10−nが設置された位置を示す設置位置情報と対応付けて各バトン装置20−1〜20−nに送信してもよい。
なお、制御部55は、オペレータがフェーダ52−1〜52−nを操作した場合、操作されたフェーダ52−1〜52−nのフェーダ番号と対応する制御アドレスをフェーダ番号管理テーブル53aから取得し、取得した制御アドレスを含む制御情報を出力することで、操作されたフェーダ52−1〜52−nと対応する照明機器10の制御を行う。
上述した照明制御装置50は、CPU(Central Processing Unit)とRAM(Random Access Memory)、EEPROM,フラッシュメモリなどを有するコンピュータが、所定の記録媒体に登録された制御プログラムを読み取り、読み取った制御プログラムを実行することにより、実現されてもよい。
(実施形態に係る設定処理)
図8は、実施形態に係る照明制御システムにおける設定処理の一例を示すフローチャートである。例えば、照明制御装置50は、バトン装置20に対し、照明機器10が設置された位置を示す設置位置情報と、その照明機器10に設定される制御アドレスとを対応付けて送信する(ステップS101)。このような場合、バトン装置20は、受信した制御アドレスと設置位置情報とを対応付けて記憶する(ステップS102)。そして、オペレータは、照明機器10をバトンに吊り込む(ステップS103)。
このような場合、バトン装置20は、照明機器10が吊り込まれた位置を示す設置位置情報と対応付けられた制御アドレスを特定し、特定した制御アドレスを吊り込まれた照明機器10に対して設定する(ステップS104)。そして、オペレータは、制御アドレスの設定が終了すると、フェーダ52−1〜52−nを実際に操作することで、フェーダ52−1〜52−nと照明機器10との対応を確認し(ステップS105)、対応が適切に行われているかを判定する(ステップS106)。
そして、制御部55は、対応が適切に行われていない場合は(ステップS106:No)、フェーダと照明機器との対応の修正を受付け(ステップS107)、再度ステップS101を実行する。なお、バトン装置20は、ステップS107による修正の結果、新たに制御アドレスと設置位置情報とを受信した場合は(ステップS101)、受信した制御アドレスと設置位置情報とを対応付けて記憶し(ステップS102)、ステップS103を実行せずとも、制御アドレスを設定し直せばよい(ステップS104)。一方、制御部55は、対応が適切に行われている場合は(ステップS106:Yes)、処理を終了する。
(照明機器と制御アドレスとフェーダ番号との対応について)
上述した実施形態では、バトン装置20は、各照明機器10−1〜10−nに対し、各照明機器10−1〜10−nに対する制御を受付ける各フェーダ52−1〜52−nと予め対応付けられた制御アドレスを設定したが、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、バトン装置20は、オペレータが直接入力した制御アドレスを記憶し、接続された照明機器10に対して、記憶した制御アドレスを付与してもよい。また、バトン装置20は、ポート27−1〜27−nに対して予め対応付けられた制御アドレスを記憶し、照明機器10が設置されたポートと予め対応付けておいた制御アドレスを設定してもよい。
また、照明制御装置50は、各フェーダ52−1〜52−nと、設置位置との対応をオペレータから受付けてもよい。このような場合、表示部54は、照明機器10を設置可能なバトン装置20の設置位置を表示し、オペレータが設置位置を選択した場合には、その設置位置に設置される照明機器を制御するフェーダの指定を受付ける。そして、制御部55は、オペレータにより選択された設置位置を示す設置位置情報と、オペレータが指定したフェーダと対応付けられた制御アドレスとを対応付けてバトン装置20に送信する。この結果、バトン装置20は、各照明機器10−1〜10−nに対し、設置位置に応じて制御アドレスを設定することができる。
また、一般に、オペレータは、各フェーダ52−1〜52−nの操作対象を容易に把握するため、各照明機器10−1〜10−nに対して、設置位置に応じたフェーダを対応付けると考えられる。そこで、照明制御システム1は、各照明機器10−1〜10−nの設置位置に対応した制御アドレスを付与してもよい。
例えば、照明制御システム1は、フェーダ52−1、52−2、52−3が照明制御装置50が有する図示しない操作卓の左側から右側へと配置されており、バトン装置20−1のポート27−1〜27−nが、オペレータから見て左側から右側へと配置されている場合、フェーダ52−1に対応する制御アドレスとポート27−1、フェーダ52−2に対応する制御アドレスとポート27−2、フェーダ52−3に対応する制御アドレスとポート27−n、とを対応付けてバトン装置20−1に送信してもよい。このような場合、バトン装置20−1は、各ポート27−1〜27−nに接続される照明機器10−1〜10−nに対し、設置位置に応じた制御アドレスを設定する。このような処理を実行することで、照明制御システム1は、照明機器10の操作をより容易にすることができる。
(各照明機器に設定される制御アドレスについて)
照明制御システム1は、各照明機器10−1〜10−nとフェーダ52−1〜52−nとを一対一で対応付ける場合には、各照明機器10−1〜10−nに対して、それぞれ異なるフェーダ52−1〜52−nと対応する制御アドレスを設定すればよい。
また、照明制御システム1は、照明機器10に対し、利用者が指定した任意の制御アドレスを設定してもよく、オペレータの操作に従って、フェーダ番号管理テーブル53aに登録された制御アドレスや、アドレス管理テーブル53bに登録された制御アドレスを更新し、更新内容に応じて、照明機器10に設定された制御アドレスを遠隔で更新してもよい。すなわち、照明制御システム1は、照明制御システム1が適切に各照明機器10−1〜10−nを制御することができるのであれば、任意の制御アドレスを各照明機器10−1〜10−nに対し、設定してよい。
ここで、照明制御装置50は、予めプログラムされた態様で照明機器10を制御する場合、フェーダ52−1〜52−n等の操作部52を有さない場合がある。このため、照明制御装置50は、照明機器10に対し、フェーダ52−1〜52−n等の操作部52に対応する制御アドレスではなく、例えば、予め定められた制御アドレスや連番の制御アドレス等を自動で設定してもよい。すなわち、照明制御システム1は、各照明機器10−1〜10−nを適切に制御することができるのであれば、操作部52に対応する制御アドレス以外にも、任意の態様の制御アドレスを自動で付与して良い。
(アドレスの更新について)
ここで、照明機器には、前回の使用時の制御アドレスが設定されている場合がある。このため、照明制御システム1は、新たに追加した照明機器に前回使用時の制御アドレスが設定済みである場合は、制御アドレスの重複等が生じる結果、照明機器を適切に制御できない場合がある。そこで、バトン装置20は、照明機器の設置や交換が行われた場合は、照明機器に設定済みの制御アドレスを、記憶済みの制御アドレスに更新してもよい。
(アイコンの表示について)
また、照明制御装置50は、照明機器情報を収集した照明機器の種別に応じたアイコンを表示することで、照明機器の把握を容易にしてもよい。例えば、図9は、実施形態に係る照明機器情報を表示する画面のバリエーションを示す図である。なお、図9には、図6、7と同様に、バトン番号「UH1」、「UH2」、「UH3」、「SL1」、「SL2」、「SL3」が示すバトン装置に対し、6つの照明機器を接続した際に表示される表示ウインドウ100の一例を記載した。
例えば、照明制御装置50は、照明機器情報を収集すると、収集した照明機器情報の型番等から照明機器の種別を特定する。ここで、照明機器の種別としては、スポットライトやフラッドライト等が適用される。そして、照明制御装置50は、照明機器が設定された位置を模式的に示す画面上の位置に、照明機器の種別に応じたアイコンを表示する。
例えば、バトン装置「SL1」のポート「1」、「3」、「6」、バトン装置「SL3」のポート「2」に設置された照明機器がスポットライトであり、バトン装置「SL2」のポート「1」、「7」に設置された照明機器がフラッドライトである。このような場合、照明制御装置50は、バトン装置「SL1」のポート「1」、「3」、「6」、バトン装置「SL3」のポート「2」を模式的に示す位置にスポットライト型のアイコン110を表示し、バトン装置「LS2」のポート「1」、「7」を模式的に示す位置にフラッドライト型のアイコン120を表示する。また、照明制御装置50は、各アイコン110、120と重ねるように、各照明機器に対する操作を受付けるフェーダのフェーダ番号や制御アドレスを表示する。このような処理を実行する結果、照明制御システム1は、照明機器の操作や把握を容易にすることができる。
(照明制御装置が利用する照明機器情報について)
上述した実施形態では、照明制御装置50は、照明機器情報を用いて、照明機器の種別を特定した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、照明制御装置50は、照明機器情報に含まれる情報をキーとして、予め登録されたデータベースやインターネット上から照明機器の各種情報を収集し、収集した各種情報を用いた処理を実行してもよい。
(アイコンについて)
また、照明制御装置50は、各照明機器の設定内容に応じて、アイコンを変更してもよい。例えば、照明制御装置50は、照明機器10の照明の照度に応じて、照明機器10のアイコンの色、大きさや形状を変更してもよく、照度を示す値を照明機器10のアイコンと共に表示してもよい。また、照明制御装置50は、照明機器10の照明の色に応じて、照明機器10のアイコンの色を変更してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 照明制御システム
10−1〜10−n 照明機器
13 記憶部
14 制御部
15 光源部
20−1〜20−n バトン装置(設置具)
23 通信部
24 設定部
25 メモリ
25a アドレステーブル
26 位置検出部
27−1〜27−n ポート
30 ハブ
40 電源装置
50 照明制御装置
51 通信部
52 操作部
52−1〜52−n フェーダ
53 記憶部
53a フェーダ番号管理テーブル
53b アドレス管理テーブル
54 表示部
55 制御部
100 表示ウインドウ
101 詳細ウインドウ
110、120 アイコン

Claims (10)

  1. 照明機器を設置可能な設置具と当該設置具に設置された照明機器を制御する照明制御装置とを有する照明制御システムであって、
    前記設置具は、
    前記照明機器を制御するための制御アドレスを記憶する記憶部と;
    前記設置具に設置された照明機器に対し、前記記憶部が記憶する制御アドレスを設定する設定部と;
    を具備することを特徴とする照明制御システム。
  2. 前記記憶部は、前記照明機器を設置する設置位置と前記制御アドレスとを対応付けて記憶し、
    前記設定部は、前記照明機器が設置された設置位置と対応付けられた制御アドレスを、当該照明機器に対して設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明制御システム。
  3. 前記設定部は、前記照明機器が設置された場合は、当該照明機器に対して前記記憶部が記憶する制御アドレスを設定することを特徴とする請求項1または2に記載の照明制御システム。
  4. 前記設定部は、前記照明機器が新たな照明機器に交換された場合は、当該新たな照明機器に対し、交換前の照明機器に設定されていた制御アドレスと同一の制御アドレスを設定することを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1つに記載の照明制御システム。
  5. 前記照明制御装置は、前記設置具に設置された照明機器を制御するための制御アドレスを前記設置具に送信し、
    前記記憶部は、前記照明制御装置から受信した制御アドレスを記憶する
    ことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1つに記載の照明制御システム。
  6. 前記照明制御装置は、前記照明機器が設置される設置位置と対応する制御アドレスを前記設置具に送信することを特徴とする請求項5に記載の照明制御システム。
  7. 前記照明制御装置は、前記設置位置に設置された照明機器に対する操作を受付ける操作部に予め関連付けられた制御アドレスを、該設置位置と対応付けて前記設置具に送信することを特徴とする請求項6に記載の照明制御システム。
  8. 照明機器を設置可能な設置具と当該設置具に設置された照明機器を制御する照明制御装置とを有する照明制御システムであって、
    前記設置具は、
    前記照明機器を制御するための制御アドレスを記憶する記憶部と;
    前記設置具に設置された照明機器に設定済みの制御アドレスを、前記記憶部が記憶する制御アドレスに更新する更新部と;
    を具備することを特徴とする照明制御システム。
  9. 照明機器を設置可能な設置具が、前記照明機器を制御するための制御アドレスを記憶する記憶ステップと;
    前記設置具が、当該設置具に設置された照明機器に対し、前記記憶ステップで記憶した制御アドレスを設定する設定ステップと;
    を含むことを特徴とする照明制御方法。
  10. 照明機器を設置可能な設置具が有するコンピュータに、
    前記照明機器を制御するための制御アドレスを記憶する記憶手順と;
    前記設置具に設置された照明機器に対し、前記記憶手順で記憶した制御アドレスを設定する設定手順と;
    を実行させることを特徴とする照明制御プログラム。
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