JP2016149326A - 照明制御システム、照明制御方法および照明制御プログラム - Google Patents

照明制御システム、照明制御方法および照明制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】異なるスタジオや舞台等で同様の照明演出を容易に行うことができる照明制御システム、照明制御方法および照明制御プログラムを提供すること。
【解決手段】実施形態の一例に係る照明制御システムは、第1受付部と、第2受付部と、制御部とを有する。第1受付部は、第1施設に設置された照明機器の照度を示す照度情報を受け付ける。第2受付部は、第1施設で照明された光の色彩に対応する色彩を示す色彩情報を受け付ける。制御部は、色彩情報が示す色彩の光を照度情報が示す照度の再現操作で出力するように、第2施設に設置された照明機器を制御する。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、照明制御システム、照明制御方法および照明制御プログラムに関する。
従来、スタジオや舞台等は、複数の照明機器により様々な照明演出がなされている。例えば、色彩を付した照明演出を行うため、演出内容に応じた色のカラーフィルタをハロゲンランプ等の各照明機器に装着し、照明制御装置が各照明機器を遠隔制御する照明制御システムが導入されている。
このような、ハロゲンランプ等の照明機器を用いた照明制御システムでは、複数のスタジオや舞台等で同様の照明演出を行う場合、移行元と同様のカラーフィルタを移行先の各照明機器に対して装着すれば、移行元と同様の操作を行うだけで照明演出を再現できる。一方で、LED照明など、色彩を制御できる照明機器の導入が進んでいるが、このような照明機器を制御する照明制御システムでは、各照明機器の色彩を予め設定し、設定内容を記憶し、記憶した設定内容を再現するように各照明機器を制御する。このため、照明システムごとに設定を行わなければならず、複数のスタジオや舞台等で同様の照明演出を容易に行えなかった。
実公平6−9362号公報
本発明が解決しようとする課題は、異なるスタジオや舞台等で同様の照明演出を容易に行える照明制御システム、照明制御方法および照明制御プログラムを提供することである。
実施形態の一例に係る照明制御システムは、第1受付部と、第2受付部と、制御部とを有する。第1受付部は、第1施設に設置された照明機器の照度を示す照度情報を受け付ける。第2受付部は、第1施設で照明された光の色彩に対応する色彩を示す色彩情報を受け付ける。制御部は、色彩情報が示す色彩の光を照度情報が示す照度の再現操作で出力するように、第2施設に設置された照明機器を制御する。
実施形態の一例に係る照明制御システム、照明制御方法および照明制御プログラムによれば、異なるスタジオや舞台等で同様の照明演出を容易に行うことができる。
図1は、実施形態に係る照明制御システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、実施例1に係る照明制御システムが実行する再現処理の一例を説明する説明図である。 図3は、実施形態に係る各装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 図4は、実施形態に係る制御管理テーブルに格納された情報の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る色彩情報テーブルに格納された情報の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る照度情報テーブルに格納された情報の一例を示す図である。 図7は、色彩指定画面の一例を示す説明図である。 図8は、実施形態に係る照明制御装置における再現処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、実施形態に係る照明制御システム、照明制御方法および照明制御プログラムを説明する。実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下の実施形態で説明する照明制御システム、照明制御方法および照明制御プログラムは、一例を示すに過ぎず、実施形態を限定するものではない。例えば、以下の実施形態では、照明制御システムは、照明機器以外にも、任意の舞台装置の制御にも適用することができる。なお、以下の各実施形態は、矛盾しない範囲内で適宜組みあわせてもよい。
以下の実施形態に係る照明制御システム1は、第1施設に設置された照明機器の照度を示す照度情報、および第1施設で照明された光の色彩に対応する色彩を示す色彩情報とを受け付ける受付部55と、色彩情報が示す色彩の光を照度情報が示す照度の再現操作で出力するように、第2施設に設置された照明機器(例えば、照明機器10−1〜10−n)を制御する制御部56とを有する。
また、以下の実施形態に係る照明制御システム1は、照度情報として、第1施設に設置された照明機器に対する操作を受け付ける第1操作部(例えば、フェーダ)と、第1施設に設置された照明機器の照度とを対応付けた情報を受付け、色彩情報として、照明機器10に対する操作を受け付ける第2操作部(例えば、フェーダ52−1〜52−n)と、照明機器10が照明する光の色彩とを対応付けた情報を受け付ける。そして、照明制御システム1は、照明機器10の照度を、照明機器10に対する操作を受け付けるフェーダ52−1〜52−nに対応する第1操作部と対応付けられた照度に設定し、照明機器10の色彩を、照明機器10に対する操作を受け付けるフェーダ52−1〜52−nに対応付けられた色彩に設定する。
また、以下の実施形態に係る照明制御システム1は、色彩情報として、フェーダ52−1−52−nと、照明機器10が照明する光の色彩とを対応付けた情報を受け付ける。
また、以下の実施形態に係る照明制御システム1は、光に色彩を付すカラーフィルタが設置された照明機器を制御する制御装置から取得された照度情報を受付け、カラーフィルタが光に付す色彩に対応する色彩を示した色彩情報を受け付ける。
[実施形態]
(実施形態に係る照明制御システムの構成)
図1は、実施形態に係る照明制御システムの構成の一例を示すブロック図である。実施形態に係る照明制御システム1は、複数の照明機器10(10−1〜10−n)、複数のバトン装置20(20−1〜20−n)、ハブ30、電源装置40、照明制御装置50を有し、スタジオや舞台等の施設に設置されている。なお、照明制御システム1に接続される照明機器およびバトン装置の種別や数などは任意に設定できる。
照明制御システム1において、照明機器は、DMX規格に従った通信プロトコルや、DMXを拡張したRDM(Remote Device Management)規格に沿った通信方式により、バトン装置20や照明制御装置50と双方向通信が可能であり、バトン装置20に接続される。また、照明機器は、LED(Light Emitting Diodes)等の半導体発光素子を有し、制御信号に従って、照度、範囲、色彩等を変化させることで、スタジオや舞台等の照明演出を行う。
バトン装置20−1〜20−nは、スタジオや舞台等の任意の空間に設置された、照明機器10−1〜10−nを吊り下げ可能な装置であり、イーサネット(登録商標)等の有線または無線によるネットワークによって、双方向通信が可能な態様でハブ30と接続される。以下の説明では、バトン装置20−2〜20−nにもバトン装置20−1と同様に照明機器10−1〜10−nが吊り下げられているものとして、説明を省略する。
ハブ30は、イーサネット(登録商標)等の有線または無線によるネットワークによって、照明制御装置50と双方向通信が可能な態様で接続され、照明制御装置50と各バトン装置20−1〜20−nとの通信を中継する中継器である。
電源装置40は、バトン装置20−1〜20−nを介して、各照明機器10−1〜10−nに電力を供給する電源装置であり、例えば、電圧変換の機能、ブレーカー、UPS(Uninterruptible Power Supply)等の機能を有する。
照明制御装置50は、例えば、オペレータから照明機器10−1に対する操作指令を受け付けると、照明機器10−1に付与された制御アドレスを含む制御情報を生成し、ハブ30を介してバトン装置20−1に制御情報を送信する。このような場合、バトン装置20−1は、制御情報をRDM規格に沿った制御信号(例えば、調光信号等)に変換し、制御アドレスが示す照明機器10−1に対して制御信号を出力することで、照明機器10−1の制御を行う。同様に、照明制御装置50は、制御アドレスを用いて、照明機器10−1〜10−nを遠隔制御する。
(実施形態に係る照明制御システムが実行する再現処理)
ここで、図2は、実施例1に係る照明制御システムが実行する再現処理の一例を説明する説明図である。例えば、図2に示す第1施設には、ハロゲンランプ等の照明機器を制御する照明制御装置60が設置されている。このような第1施設で色彩を付した照明態様を実現するためには、図2中(a)〜(c)に示すように、各照明機器に所定のカラーフィルタを付し、図2中(d)に示すように、照明制御装置60が各照明機器の照度を制御することで、図2中(e)に示すように、色彩を付した照明演出を実現する。このため、第1施設と同様にハロゲンランプ等の照明機器が設置された施設では、各照明機器に対し、第1施設と同じようにカラーフィルタを付し、各照明機器の照度を制御するためのフェーダと照度とを対応付けた照度情報に従って各照明機器を制御することで、第1施設での照明態様を再現できる。
一方で、図2に示す第2施設には、LED照明等、色彩を制御可能な照明機器10−1〜10−3が設置されている。このような第2施設において、照明機器10−1〜10−3を制御し、第1施設における照明態様を再現するには、色彩の情報が必要になり、そのままでは適切に第1施設での照明態様を再現できない。
そこで、上述した照明制御装置50は、照明制御装置60から、第1施設に設置された照明機器の照度を示す照度情報を受け付けるとともに、照度情報とは別に、第1施設で照明された光の色彩を示す色彩情報を受付け、色彩情報が示す色彩の光を照度情報が示す照度の再現操作で出力するように照明機器10−1〜10−3を制御することで、第1施設における照明態様を第2施設で再現する。
例えば、照明制御装置50は、図2中(f)に示すように、照明制御装置60が有するフェーダを識別するフェーダ番号と、そのフェーダにより操作される照明機器の照度とを対応付けた照度情報を受け付ける。かかる照度情報は、オペレータによる入力、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の持ち運び可能な記憶媒体、及びインターネット等のネットワーク等を介して、照明制御装置50に入力される。
また、例えば、照明制御装置50は、図2中(g)に示すように、オペレータから照明制御装置50が有するフェーダと色彩とを対応付けた色彩情報を受け付ける。このような色彩情報には、例えば、色彩をRGB(Red Green Blue)やYMC(Yellow Magenta Cyan)で表した数値等とフェーダ番号とが対応付けられる。より具体的な例を説明すると、図2中(a)に示すカラーフィルタが付された第1施設の照明機器を、第2施設の照明機器10−1で再現する場合は、照明機器10−1への操作を受け付けるフェーダのフェーダ番号と、図2中(a)に示すカラーフィルタと同様の色彩とが対応付けられる。
そして、照明制御装置50は、図2中(h)に示すように、各照明機器10−1〜10−3の照度と彩度とを、各照明機器10−1〜10−3に対する操作を受け付けるフェーダのフェーダ番号と対応付けられた照度と色彩とに設定する。例えば、照明制御装置50は、同一のフェーダ番号と対応付けられた照度と色彩とを抽出し、そのフェーダ番号が示すフェーダにより操作される照明機器の照度と色彩とを、抽出した照度と色彩とに設定する。
この場合、各照明機器10−1〜10−3は、図2中(i)〜(k)に示すように、図2中(a)〜(c)に示したカラーフィルタが付された各照明機器と同様の色彩で照明演出を行う。この結果、図2中(l)に示すように、照明制御システム1は、カラーフィルタが設置された第1施設に設置された照明機器による照明態様を第2施設に設置された照明機器10−1〜10−3で再現することができる。
(実施形態に係る各装置の機能構成)
続いて、図3を用いて、実施形態に係る照明機器10、バトン装置20および照明制御装置の機能構成の一例を説明する。図3は、実施形態に係る各装置の機能構成の一例を示すブロック図である。なお、以下の説明では、照明機器10−2〜10−nは、照明機器10と同様の構成および機能を発揮するものとして、説明を省略する。
まず、照明機器10の構成について説明する。実施形態に係る照明機器10は、記憶部13、制御部14、光源部15を有する。
記憶部13は、照明機器10が有する不揮発性のメモリであり、照明機器10の照明機器情報が登録される。ここで照明機器情報としては、例えば、製造会社名、機器型番、UID(Unique Identifier)、DMXアドレス、点灯時間、通電時間、質量、パーソナリティー設定といった情報が含まれる。
ここで、製造会社名とは、照明機器10の製造会社名である。機器型番とは、製造会社によって定められた照明機器10の型番である。UIDとは、DMX規格で用いられる装置ごとに固有の番号であり、各照明機器に予め付与される12桁の16進数で表される情報である。また、DMXアドレスとは、DMXのデータリンク上におけるアドレス、すなわち、照明制御装置が照明機器10を制御する際に用いる制御アドレスである。例えば、照明機器10−1には、制御アドレス「11」が付与され、照明機器10−2には、制御アドレス「12」が付与されているものとする。
また、点灯時間とは、照明機器10の光源を点灯させた時間の合計を示す情報である。また、通電時間とは、照明機器10に電力が供給された時間の合計を示す情報である。また、質量とは、照明機器10の質量を示す情報である。また、パーソナリティー設定とは、照明機器10の動作のモードを示す情報である。
制御部14は、照明の制御を行う。例えば、バトン装置20−1は、照明制御装置から照明機器10−1の制御アドレスとともに制御情報を受信すると、受信した制御情報を制御信号に変換し、制御アドレスが示す照明機器10−1に出力する。このような場合、制御部14は、バトン装置20−1から受信した制御信号に従って、光源部15の照度や照明する光の色彩を制御する。
光源部15は、照明機器10が有する光源であり、制御部14の制御に従って、照度、照明する範囲、色彩等を制御可能なLED等の半導体発光素子により実現される。
次に、バトン装置20の構成について説明する。実施形態に係るバトン装置20は、通信部23、及び複数のポート24〜26を有する。なお、バトン装置20は、ポート24〜26に限らず、任意の数のポートを有していてもよい。
通信部23は、ハブ30を介して、照明制御装置50との間で情報の送受信を行う通信装置であり、例えば、NIC(Network Interface Card)等の通信装置によって実現される。また、各ポート24〜26は、各照明機器を接続するためのポートであり、例えば、RDM規格に従って信号を送受信するためのコネクタである。
このような構成の元、照明制御装置50は、例えば、照明機器10−1の制御を行う場合は、照明機器10−1に付与された制御アドレスを含む制御情報を送信する。この場合、通信部23は、制御情報を受信すると、受信した制御情報に含まれる制御アドレスが示す照明機器10−1を特定し、制御情報を制御信号に変換し、特定した照明機器10−1が接続されたポート24から制御信号を出力する。
次に、照明制御装置50の構成について説明する。実施形態に係る照明制御装置50は、通信部51、操作部52、記憶部53、表示部54、受付部55、制御部56を有する。通信部51は、ハブ30及びバトン装置20を介して、照明機器との間で情報の送受信を行い、例えば、NIC等の通信装置によって実現される。
操作部52は、各照明機器に対する操作を受け付けるものであり、例えば、各照明機器10−1〜10−nの照度を操作するための複数のフェーダ52−1〜52−nを有する。各フェーダ52−1〜52−nには、それぞれ個別のフェーダ番号が付与されており、例えば、各照明機器10−1〜10−nの照度を個別に変更する操作を受け付けるプリセットフェーダである。より具体的な例を説明すると、フェーダ52−1には、フェーダ番号「F1」が付与されており、フェーダ52−2には、フェーダ番号「F2」が付与されている。なお、操作部52はタッチパネル等を利用して構成することもできる。
記憶部53は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)等の記憶装置により実現されるものであり、制御管理テーブル53a、色彩情報テーブル53b、照度情報テーブル53cを記憶する。
制御管理テーブル53aには、各フェーダ52−1〜52−nと制御アドレスとの対応が格納される。例えば、図4は、実施形態に係る制御管理テーブルに格納された情報の一例を示す図である。図4に示す例では、制御管理テーブル53aには、フェーダ番号と制御アドレスとが対応付けて登録されている。例えば、図4に示す例では、各フェーダ番号「F1」〜「F6」に制御アドレス「11」〜「16」が対応付けて登録されている。
ここで、制御アドレス「11」は、照明機器10−1の制御アドレスであり、制御アドレス「12」は、照明機器10−2の制御アドレスである。また、フェーダ番号「F1」は、フェーダ52−1のフェーダ番号であり、フェーダ番号「F2」は、フェーダ52−2のフェーダ番号である。このため、フェーダ52−1は、照明機器10−1の照度や彩度を変更する操作を受付け、フェーダ52−2は、照明機器10−2の照度や照度を変更する操作を受け付けることとなる。
なお、図4に示す例では、対応付けられたフェーダ番号と制御アドレスとに異なる値が設定されていたが、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、1つのフェーダ番号に対して複数の制御アドレスを対応付けることにより、複数の制御アドレスに対して共通の制御信号を与えることもできる。
図3に戻り、色彩情報テーブル53bには、照明機器が照明する光の色彩とフェーダとを対応付けた色彩情報が格納される。例えば、図5は、実施形態に係る色彩情報テーブルに格納された情報の一例を示す図である。図5に示す例では、色彩情報テーブル53bには、フェーダ番号と、色彩を示す値であるRGBとを対応付けた色彩情報が、再現する照明態様(以下、キューと記載する。)ごとに格納される。
ここで、色彩情報テーブル53bには、照明の色彩を赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)のそれぞれの強度を示す値がRGBとして登録される。例えば、フェーダ番号F1と対応付けられたRGB「R95,G60,B40」は、赤色光の強度を「95%」とし、緑色光の強度を「60%」とし、青色光の強度を「40%」とするように、フェーダ52−1が操作する照明機器を制御する旨を示す。
図3に戻り、照度情報テーブル53cには、照明機器の照度とフェーダとを対応付けた照度情報が格納される。例えば、図6は、実施形態に係る照度情報テーブルに格納された情報の一例を示す図である。図6に示す例では、照度情報テーブル53cには、フェーダ番号と、照度を示す値とを対応付けた照度情報が、キューごとに格納される。
ここで、照度情報を示す値は、16進数で2桁の値であり、消灯状態で「00」、最大出力での点灯状態で「FF」となる値である。例えば、フェーダ番号「F2」と対応付けられた照度「FF」は、フェーダ52−2が操作する照明機器の照度を最大出力にする旨を示す。
図3に戻り説明を続ける。表示部54は、後述する制御部56による制御に従い、各フェーダ52−1〜52−nに対応付ける色彩の指定を受け付ける色彩受付画面の表示を行うものであり、例えば、液晶モニタやタッチパネル等により実現される。なお、表示部54が表示する色彩受付画面の一例については、後述する。なお、表示部54は、色彩受付画面だけではなく、例えば、照明制御装置に接続された各照明機器の設置位置、各照明機器に設定された制御アドレス、各照明機器に対する操作を受け付けるフェーダ52−1〜52−nの情報等を表示してもよい。
受付部55は、色彩情報や照度情報を受け付けるものであり、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル、USBメモリ等の記憶装置を介し、表示部54が表示する色彩受付画面を介してオペレータが入力した色彩情報や照度情報をキューごとに受け付ける。
制御部56は、受付部55が受け付けた色彩情報や照度情報に基づいて、各照明機器10−1〜10−nを制御し、第1施設での照明態様を第2施設で再現するものであり、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置により実現される。
以下、制御部56が実行する処理の一例を説明する。例えば、制御部56は、表示部54を制御し、色彩受付画面を表示させる。このような場合、オペレータは、色彩受付画面上で、キューごとに各フェーダ52−1〜52−nと色彩との対応づけを行う。そして制御部56は、オペレータによる対応付けの結果、受付部55がキューごとに色彩情報を受け付けると、かかる色彩情報を色彩情報テーブル53bに格納する。
また、受付部55は、USBメモリ等に記録されたキューごとの照度情報を読み出すと、読み出した照度情報を制御部56に出力する。かかる場合、制御部56は、照度情報を照度情報テーブル53cに格納する。
ここで、オペレータは、受付部55等を介して再現するキューを指定する。かかる場合、制御部56は、指定されたキューの色彩情報と照度情報とを記憶部53から読み出し、読み出した色彩情報と照度情報とに従って各照明機器10−1〜10−nを制御する。例えば、制御部56は、色彩情報にフェーダ番号「F2」とRGB「R85,G95,B0」とが対応付けられ、照度情報にフェーダ番号「F2」と照度「FF」とが対応付けられている場合、制御管理テーブル53aからフェーダ番号「F2」と対応付けられた制御アドレス「12」を読み出し、読み出した制御アドレス「12」が付与された照明機器10−2に対し、色彩を「R85,G95,B0」とし、照度を「FF」とする旨の制御情報を送信する。
次に、図7を用いて、照明制御装置50が表示する色彩指定画面の一例を説明する。図7は、色彩指定画面の一例を示す説明図である。例えば、制御部56は、色彩情報を受け付ける場合、図7に例示する色彩指定画面100を表示部54に表示させる。
ここで、色彩指定画面100には、例えば、各フェーダ52−1〜52−nと対応付ける色彩を、色彩の色番号とともに表示するカラーパレット101、色彩を対応付けるフェーダを選択するためのフェーダ選択画面102、選択されたフェーダの情報を表示する情報表示画面103とが含まれる。かかる色彩指定画面100が表示された場合、例えば、オペレータは、色彩を対応付けるフェーダとしてフェーダ番号「F1」が付されたフェーダをフェーダ選択画面102から選択し、選択したフェーダに対応付ける色彩をカラーパレットから選択する。かかる場合、制御部56は、フェーダ52−1と選択された色彩とを対応付けた色彩情報を色彩情報テーブル53bに格納し、フェーダ52−1が現在指示している照度のレベル(Dim)を示すバーと、フェーダ52−1に設定された色彩のRGBのレベルを示すバーとを配置した情報表示画面103を表示させる。
上述した照明制御装置は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory),EEPROM,フラッシュメモリなどを有するコンピュータが、所定の記録媒体に登録された制御プログラムを読み取り、読み取った制御プログラムを実行することにより、実現されてもよい。
(実施形態に係る再現処理)
図8は、実施形態に係る照明制御装置における再現処理の一例を示すフローチャートである。例えば、制御部56は、オペレータから色彩情報を受け付けると(ステップS101)、受け付けた色彩情報をキューごとに色彩情報テーブル53bに格納する(ステップS102)。なお、かかる色彩情報は、各照明機器10−1〜10−nの設置位置や、照明する光の色彩を指定した吊り込み図に基づいて、オペレータにより入力される。
また、制御部56は、照度情報を受け付けると(ステップS103)、受け付けた照度情報をキューごとに照度情報テーブル53cに格納する(ステップS104)。なお、かかる照度情報は、オペレータが吊り込み図に基づいて入力してもよく、第1施設の照明制御装置60が使用した照度情報をそのまま入力してもよい。
そして、制御部56は、キューを受け付けたか否かを判定し(ステップS105)、キューを受け付けた場合は(ステップS105:Yes)、受け付けたキューに対応する照度情報と色彩情報とを読み出し(ステップS106)、読み出した照明情報と色彩情報とに従って各照明機器10−1〜10−nを制御し(ステップS107)、処理を終了する。一方で、制御部56は、キューを受け付けていない場合は(ステップS105:No)、ステップS105を再度実行する。
(オペレータの操作に応じた再現処理について)
上述した実施形態では、照明制御装置50は、キューごとに照度情報と色彩情報とを受け付け、指定されたキューの照明態様を再現した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、照明制御装置50は、オペレータの操作により入力された照度と色彩情報とに基づいて、各照明機器10−1〜10−nを制御してもよい。
例えば、オペレータは、フェーダ番号「F1」とRGB「R95,G60,B40」とを対応付け、フェーダ番号「F2」とRGB「R85,G95,B0」とを対応付けた色彩情報を入力する。このような場合、制御部56は、フェーダ52−1が操作された場合は、RGB「R95,G60,B40」が示す色彩の光を操作内容に従う照度で出力するよう照明機器10−1を制御し、フェーダ52−2が操作された場合は、RGB「R85,G95,B0」が示す色彩の光を操作内容に従う照度で出力するよう照明機器10−2を制御する。
この結果、オペレータは、フェーダ52−1を操作した場合は、RGB「R95,G60,B40」が示す色彩の照明演出を行い、フェーダ52−2を操作した場合には、RGB「R85,G95,B0」が示す色彩の照明演出を行い、フェーダ52−1及びフェーダ52−2を同時に操作した場合には、「R95,G60,B40」が示す色彩と「R85,G95,B0」が示す色彩との混色で、照明演出を行うことができる。このように、照明制御装置50は、第1施設と同様の操作方法で、第1施設の照明態様を第2施設で再現することができる。
また、オペレータは、フェーダ52−1のフェーダ番号「F1」とフェーダ52−2のフェーダ番号「F2」とに、照明機器10−1に付与された制御アドレス「11」を対応付けてもよい。このような場合、制御部56は、フェーダ52−1が操作されると、照明機器10−1の色彩を「R95,G60,B40」に設定し、フェーダ52−2が操作されると、照明機器10−1の色彩を「R85,G95,B0」に設定し、フェーダ52−1及びフェーダ52−2が同時に操作された場合は、「R95,G60,B40」が示す色彩と「R85,G95,B0」が示す色彩との混色に設定する。このような設定を行った場合にも、オペレータは、第1施設と同様の操作方法で、第1施設の照明態様を第2施設で再現することができる。
(照明機器と制御アドレスとフェーダ番号との対応について)
上述した実施形態では、照明制御装置50は、フェーダ番号と制御アドレスとを対応付けた制御管理テーブル53aに従って、各フェーダ52−1〜52−nを制御した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、制御管理テーブル53aに登録された内容は、オペレータの指示に従って任意の変更が可能である。
(色彩情報と照度情報の出力について)
上述した照明制御装置50は、例えば、第2施設と同様に色彩を制御可能な照明機器が設置された第3施設で照明態様を再現するために、受け付けた色彩情報を出力してもよい。また、照明制御装置50は、色彩情報と照度情報とを用いて、フェーダ番号と色彩及び照度を対応付けた再現情報を生成し、生成した再現情報を出力してもよい。また、照明制御装置50は、他の照明制御装置が生成した再現情報を受け付け、受け付けた再現情報に基づいて各照明機器10−1〜10−nの制御を行ってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 照明制御システム
10−1〜10−n 照明機器
13 記憶部
14 制御部
15 光源部
20−1〜20−n バトン装置
23 通信部
24〜26 ポート
30 ハブ
40 電源装置
50、60 照明制御装置
51 通信部
52 操作部
52−1〜52−n フェーダ
53 記憶部
53a 制御管理テーブル
53b 色彩情報テーブル
53c 照度情報テーブル
54 表示部
55 受付部
56 制御部
100 色彩指定画面
101 カラーパレット
102 フェーダ選択画面
103 情報表示画面

Claims (6)

  1. 第1施設に設置された照明機器の照度を示す照度情報を受け付ける第1受付部と;
    前記第1施設で照明された光の色彩に対応する色彩を示す色彩情報を受け付ける第2受付部と;
    前記色彩情報が示す色彩の光を前記照度情報が示す照度の再現操作で出力するように、第2施設に設置された照明機器を制御する制御部と;
    を有することを特徴とする照明制御システム。
  2. 前記第1受付部は、前記照度情報として、前記第1施設に設置された照明機器に対する操作を受け付ける第1操作部と、当該照明機器の照度とを対応付けた情報を受付け、
    前記第2受付部は、前記色彩情報として、前記第2施設に設置された照明機器に対する操作を受け付ける第2操作部と、当該照明機器が照明する光の色彩とを対応付けた情報を受付け、
    前記制御部は、前記第2施設に設置された照明機器の照度を、当該照明機器に対する操作を受け付ける第2操作部に対応した第1操作部に対応付けられた照度に設定し、当該第2施設に設置された照明機器が照明する色彩を、当該照明機器に対する操作を受け付ける第2操作部に対応付けられた色彩に設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明制御システム。
  3. 前記第2受付部は、前記色彩情報として、前記第2施設に設置された照明機器の照度を操作する操作部と、当該照明機器が照明する光の色彩とを対応付けた情報を受け付ける
    ことを特徴とする請求項2に記載の照明制御システム。
  4. 前記第1受付部は、照明する光に色彩を付すフィルタが設置された前記照明機器を制御する制御装置から取得された前記照度情報を受付け、
    前記第2受付部は、前記第1施設に設置されたフィルタが光に付す色彩に対応する色彩を示した色彩情報を受け付ける
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の照明制御システム。
  5. 照明制御装置が実行する照明制御方法であって、
    第1施設に設置された照明機器の照度を示す照度情報を受け付ける第1受付ステップと;
    前記第1施設で照明された光の色彩に対応する色彩を示す色彩情報を受け付ける第2受付ステップと;
    前記色彩情報が示す色彩の光を前記照度情報が示す照度の再現操作で出力するように、第2施設に設置された照明機器を制御する制御ステップと;
    を含むことを特徴とする照明制御方法。
  6. コンピュータに、
    第1施設に設置された照明機器の照度を示す照度情報を受け付ける第1受付手順と;
    前記第1施設で照明された光の色彩に対応する色彩を示す色彩情報を受け付ける第2受付手順と;
    前記色彩情報が示す色彩の光を前記照度情報が示す照度の再現操作で出力するように、第2施設に設置された照明機器を制御する制御手順と;
    を実行させることを特徴とする照明制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018098155A (ja) * 2016-12-09 2018-06-21 岩崎電気株式会社 照明制御システム及びプログラム
JP2019149328A (ja) * 2018-02-28 2019-09-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 調光卓

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