JP2016178216A - 保護カバー及びこれを用いた基板処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、メインテナンス中及びメインテナンス後に、基板搬送装置のフォークの破損を確実に防止できる保護カバー及びこれを用いた基板処理装置を提供することを目的とする。【解決手段】基板搬送装置200のフォーク61を保護する保護カバー140であって、前記フォークを覆ったときに、前記フォークを外部から視認可能なカバー体110と、該カバー体に取り付けられ、該保護カバーが前記フォークを覆ったときに、前記フォークの一対のフィンガーの各々に取り付けられた対向型の光検出器65の光を遮光可能な遮光板120と、を有する。【選択図】図5

Description

本発明は、保護カバー及びこれを用いた基板処理装置に関する。
従来から、縦長の熱処理炉を有し、ウエハボートに複数枚のウエハを載置した状態で熱処理炉に収容し、ウエハを加熱する処理を行う縦型熱処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
かかる縦型熱処理装置では、FOUP(Front-Opening Unified Pod)内に収納されたウエハを、ウエハ搬送装置がフォーク上に載せてウエハボートに移送することにより、ウエハをウエハボート上に載置する。よって、縦型熱処理装置では、ウエハ搬送装置は、熱処理炉が設置されたウエハ搬送領域内に設けられ、ウエハの搬入及び搬出が容易となるように構成されている。
特開2013−30701号公報
ところで、上述の縦型熱処理装置においては、熱処理炉等の定期的なメインテナンスを必要とするが、メインテナンスの際には、ウエハ搬送装置のフォークは、汚れないように保護カバーで覆われた状態とされる場合が多い。
しかしながら、フォークを保護カバーで覆った場合、内部のフォークの様子が見えなくなるため、メインテナンス中に作業者が保護カバーに接触し、保護カバーとの衝突によりフォークが破損してしまう事故が発生する場合が多くあった。
また、メインテナンスが終了した際、フォークを保護カバーで覆ったまま基板搬送装置を含めた縦型熱処理装置全体を誤って動作させてしまい、誤動作によりフォークが破損する場合もあった。
そこで、本発明は、メインテナンス中及びメインテナンス後に、基板搬送装置のフォークの破損を確実に防止できる保護カバー及びこれを用いた基板処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る保護カバーは、基板搬送装置のフォークを保護する保護カバーであって、
前記フォークを覆ったときに、前記フォークを外部から視認可能なカバー体と、
該カバー体に取り付けられ、該保護カバーが前記フォークを覆ったときに、前記フォークの一対のフィンガーの各々に取り付けられた対向型の光検出器の光を遮光可能な遮光板と、を有する。
また、他の態様に係る基板処理装置は、前記保護カバーと、
前記基板搬送装置と、
前記光検出器に接続され、前記光検出器の光が遮光されているときに、前記基板搬送装置を駆動させないインターロック制御を行う制御手段と、
前記基板を処理する処理容器と、を有する基板処理装置。
本発明によれば、メインテナンス時に、基板搬送装置のフォークの破損を防止することができる。
本発明の実施形態に係る基板処理装置の一例の概略構成図である。 本発明の実施形態に係る基板処理装置の一例の概略平面図である。 本発明の実施形態に係る基板処理装置の一例の配置構成の概略斜視図である。 ウエハ搬送装置の一例の構成を示した斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る保護カバーの一例を示した図である。 本発明の第2の実施形態に係る保護カバーの一例を示した図である。 キャリアの一例の構成を示した図である。図7(a)は、キャリアの斜視図である。図7(b)は、キャリアの底面図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態の説明を行う。
〔基板処理装置〕
先ず、本発明の実施形態に係る基板搬送用フォークの保護カバーを適用可能な基板搬送装置を備えた本発明の実施形態に係る基板処理装置の構成例について説明する。図1に、本発明の実施形態に係る基板処理装置の一例の概略構成図を示す。また、図2に、本発明の実施形態に係る基板処理装置の一例の概略平面図を示す。さらに、図3に、本発明の実施形態に係る基板処理装置の一例の配置構成の概略斜視図を示す。なお、図2においては、説明のために、図1のロードポート14の一方とFIMSポート24とに、キャリアCが載置されていない状態を示す。
なお、本発明の実施形態に係る保護カバーは、縦型熱処理装置以外の種々の基板処理装置に適用することができるが、理解の容易のために、本実施形態においては、具体的な基板処理装置の1つとして縦型熱処理装置を用いて実施した例を挙げて説明する。
図1に示されるように、基板処理装置200は、装置の外装体を構成する筐体2に収容されて構成される。筐体2内には、被処理体である半導体ウエハW(以後、ウエハW)を収容した容器であるキャリアCが装置に対して搬入、搬出されるキャリア搬送領域S1と、キャリアC内のウエハWを搬送して後述する熱処理炉80内に搬入するウエハ搬送領域S2とが形成されている。
ウエハWを搬送する際には、ウエハWの表面への異物の付着や自然酸化膜の形成を防止するために、FOUP(Front−Opening Unified Pod)と呼ばれる基板収納容器に半導体ウエハが収容され、容器内の清浄度が所定のレベルに保持される。以後、基板収納容器を、キャリアCと呼ぶこととする。
キャリア搬送領域S1とウエハ搬送領域S2とは、隔壁4により仕切られている。キャリア搬送領域S1は、大気雰囲気下にある領域であり、ウエハWが収納されたキャリアCを、基板処理装置200内の後述する要素間で搬送する、外部から基板処理装置200内に搬入する又は基板処理装置から外部へと搬出する領域である。一方、ウエハ搬送領域S2は、キャリアCからウエハWを取り出し、各種処理を施す領域であり、ウエハWに酸化膜が形成されることを防ぐために、不活性ガス雰囲気、例えば窒素(N)ガス雰囲気とされている。以後の説明では、キャリア搬送領域S1及びウエハ搬送領域S2の配列方向を前後方向(後述する第2の水平方向に対応)とし、キャリア搬送領域S1側を前方向、ウエハ搬送領域S2側を後方向とする。そして、この前後方向に垂直な水平方向を左右方向(後述する第1の水平方向に対応)とする。
なお、ウエハ搬送領域S2の天井部又は側壁部には、図示しないHEPAフィルタ(High Efficiency Particulate Air Filter)又はULPAフィルタ(Ultra Low Penetration Air Filter)等のフィルタユニットが設けられ、これらのフィルタにより清浄化されたエアが供給される構成であっても良い。
隔壁4には、キャリア搬送領域S1とウエハ搬送領域S2との間でウエハWを搬送するための搬送口6が設けられている。この搬送口6は、FIMS(Front−Opening Interface Mechanical Standard)規格に従ったドア機構8により開閉される。
キャリア搬送領域S1について説明する。キャリア搬送領域S1は、第1の搬送領域10と、第1の搬送領域10の後方側に位置する第2の搬送領域12とから構成される。
図1に示すように、第1の搬送領域10には、一例として上下2段かつ各段に左右2つ(図2参照)のロードポート14が備えられている。ロードポート14は、キャリアCが基板処理装置200に搬入されたときに、キャリアCを受け入れる搬入用の載置台である。
ロードポート14は、筐体2の壁が開放された箇所に設けられ、外部から基板処理装置200へのアクセスが可能となっている。具体的には、本実施形態に係る基板処理装置200の外部に設けられた図示しない搬送装置によって、ロードポート14上へのキャリアCの搬入載置と、ロードポート14から外部へのキャリアCの搬出が可能となっている。また、ロードポート14は、例えば上下に2段存在するため、両方でのキャリアCの搬入及び搬出が可能となっている。
また、第1の搬送領域10の上下2段のロードポート14の下段には、キャリアCを保管できるようにするために、ストッカ16が備えられていても良い。
図2に示すように、ロードポート14のキャリアC載置面には、キャリアCを位置決めする位置決めピン18が、例えば3箇所に設けられている。また、ロードポート14上にキャリアCを載置した状態において、ロードポート14は、前後方向に移動可能に構成されてもよい。
図7は、キャリアCの一例の構成を示した図である。図7(a)は、キャリアCの斜視図であり、図7(b)は、キャリアCの底面図である。ロードポート14には、図7に示すように、供給ノズル20aと、排気ノズル20bとが設けられていても良い。キャリアCの底面には、吸気口22a及び排気口22bが設けられていることが一般的であり、ロードポート14は、キャリアCが載置されたときに、キャリアCの吸気口22aに対応する位置に供給ノズル20aが、キャリアCの排気口22bに対応する位置に排気ノズル20bが設けられるようにしても良い。このような供給ノズル20a、排気ノズル20bを設けることにより、キャリアCがロードポート14上に載置された際、キャリアCの内部に不活性ガスを供給し、キャリアC内部の窒素置換を行うことができる。これにより、空間内が不活性ガスで満たされているものの、不活性ガスの供給が無い状態で搬送されてきたキャリアCは、ロードポート14に搬入された段階ですぐに不活性ガスの供給を再開することができる。
図1に示すように、第2の搬送領域12の下部側には、上下方向に並んで2つのFIMSポート24が配置されている。FIMSポート24は、キャリアC内のウエハWを、ウエハ搬送領域S2内の後述する熱処理炉80に対して搬入及び搬出する際に、キャリアCを保持する保持台である。FIMSポート24は、前後方向に移動自在に構成されている。図2に示すように、FIMSポート24の載置面にも、ロードポート14と同様に、キャリアCを位置決めする位置決めピン18が、3箇所に設けられている。
第2の搬送領域12の上部側には、キャリアCを保管するストッカ16が設けられている。ストッカ16は、2段以上(図1に示す例では3段)の棚により構成されており、各々の棚は、左右方向に2つ以上のキャリアCを載置することができる。また、第2の搬送領域12の下部側であって、キャリア載置台が配置されていない領域にも、ストッカ16を配置する構成であっても良い。
ストッカ16の底面にも、ロードポート14と同じように、前述した供給ノズル20a及び排気ノズル20bを設け、ストッカ16上に載置されたキャリアCの内部を不活性ガスに置換可能とする構成であっても良い。
第1の搬送領域10と第2の搬送領域12との間には、キャリアCを、ロードポート14とFIMSポート24とストッカ16との間で搬送するキャリア搬送機構30が設けられている。
図2に示すように、キャリア搬送機構30は、上下方向に伸びる第1のガイド部32と、この第1のガイド部32に接続され、左右方向(第1の水平方向)に伸びる第2のガイド部34と、この第2のガイド部34にガイドされながら左右方向に移動する移動部36と、この移動部36に設けられる、(多)関節アーム部38(図2に示す例では1つの関節を有する2つのアーム部)と、を備えている。
また、図1に示すように、多関節アーム部38の先端には、ハンド部44が設けられている。ハンド部44には、キャリアCを位置きめするピン18が、3箇所に設けられている。
前述したように、隔壁4には、キャリア搬送領域S1とウエハ搬送領域S2とを連通させるウエハWの搬送口6が設けられている。搬送口6には、搬送口6をウエハ搬送領域S2側から塞ぐドア機構8が設けられている。ドア機構8には、蓋体開閉装置7の駆動機構が接続されており、駆動機構によりドア機構8は前後方向及び上下方向に移動自在に構成され、搬送口6が開閉される。
次に、ウエハ搬送領域S2について説明する。
ウエハ搬送領域S2には、下端が炉口として開口された縦型の熱処理炉80が設けられている。熱処理炉80は、ウエハWを収容し、ウエハWの熱処理を行うための処理容器82である。この熱処理炉80の下方側には、多数枚のウエハWを棚状に保持するウエハボート50が、保温筒52を介して蓋体54の上に載置されている。別の言い方をすると、蓋体54は、ウエハボート50の下方側に、ウエハボート50と一体的に設けられている。
蓋体54は、図3に示す昇降機構70に支持されており、この昇降機構70によりウエハボート50が熱処理炉80に対して搬入又は搬出される。
ウエハボート50は、例えば、石英製であり、大口径例えば直径450mm又は300mm等のウエハWを、水平状態で上下方向に所定の間隔で搭載するように構成されている。一般的に、ウエハボート50に収容されるウエハWの枚数は、限定されないが、例えば50〜150枚程度である。
ウエハボート50と隔壁4の搬送口6との間には、ウエハ搬送装置60が設けられている。図1乃至図3に示すように、ウエハ搬送装置60は、FIMSポート24上に保持されたキャリアCと、ウエハボート50との間でウエハWの移載を行うためのものである。
ウエハ搬送装置60は、直方体状のガイド機構63と、ガイド機構63上に長手方向に沿って進退移動可能に設けられた移動体62と、移動体62を介して取り付けられた5枚のフォークとを有する。ガイド機構63は、鉛直方向に延びる昇降機構64に取り付けられ、昇降機構64により鉛直方向への移動が可能であると共に、回転機構66により回動可能に構成されている。
図2に示すように、ウエハ搬送装置60のフォーク61の先端の内側の側面には、対向型の一対の光検出器65が設けられる。光検出器65は、ウエハWがウエハボート50上に載置されているときに、ウエハWがウエハボート50から飛び出していないかを検出する等のために設けられる。光検出器65は、発光素子と受光素子との組からなり、発光素子から光を発し、受光素子の方で光を受光する。発光素子と受光素子との間に、物(検出対象物)が存在しない場合には、受光素子の方で発光素子からの光を受光し、物が存在した場合には、発光素子からの光が遮蔽され、受光素子は光を受光することができなくなる。よって、ウエハWがウエハボート50に載置されている高さで、フォーク61をウエハWに接近させ、ウエハWが飛び出していれば光が遮光され、飛び出していなければ光が遮蔽されないので、ウエハWの飛び出しを検出することができる。本発明の実施形態に係る保護カバーでは、かかる光検出器65を利用してフォーク61を保護するが、この点についての詳細は後述する。
また、図1においては、熱処理炉80は、石英製の円筒体状の処理容器82を有し、その周囲には円筒状のヒータ81が配置され、ヒータ81の加熱により収容したウエハWの熱処理が行われる。また、処理容器82の下方には、シャッタ90が設けられている。シャッタ90は、ウエハボート50が熱処理炉80から搬出され、次のウエハボート50が搬入されるまでの間、熱処理炉80の下端に蓋をするための扉である。
図1乃至図3に示すように、基板処理装置200の全体の制御を行う制御部100が設けられる。制御部100は、レシピに従い、レシピに示された種々の処理条件下で熱処理を行うべく、基板処理装置200内の種々の機器の動作を制御する。また、制御部100は、基板処理装置200内に設けられた種々のセンサからの信号を受信することにより、ウエハWの位置等を把握して、プロセスを進めるシーケンス制御を行う。更に、制御部100は、基板処理装置200内に設けられた種々の検出器で検出される物理的測定値等を受信することにより基板処理の状態を把握し、基板処理を適切に行うために必要なフィードバック制御等を行うようにしてもよい。
よって、制御部100は、CPU(Central Processing Unit、中央処理装置)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の演算手段及び記憶手段を備え、プログラムが記憶された記憶媒体からレシピの処理を行うプログラムをインストールし、レシピの処理を実行するようなマイクロコンピュータとして構成されてもよいし、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)のような電子回路として構成されてもよい。
次に、図4を用いて、本発明の実施形態に係る保護カバーの保護対象となるウエハ搬送装置60についてより詳細に説明する。図4は、ウエハ搬送装置の一例の構成を示した斜視図である。
図4に示すように、ウエハ搬送装置60は、フォーク61の根元部分が移動体62に取り付けられ、移動体62がガイド機構63上に設置された構成を有する。フォーク61は、複数個備えられてよく、図4の例では、5個のフォーク61が設けられている。フォーク61は、ウエハWを上面に載置可能な一対のフィンガー611、612を備えており、全体としてはY字形状の平面構成を有する平板として構成される。5個のフィンガー61は、鉛直方向に所定間隔を有し、互いに重なるような平面形状及び平面配置で設けられている。5個のフォーク61のうち、中段の上から3番目のフォーク61の先端の内側側面には、対向型(光透過型)の光検出器65が設けられる。光検出器65の動作は、図1で説明した通りであり、一対の対向するフィンガー611、612間に、遮蔽物が存在するか否かを検出することができる。
かかるウエハ搬送装置60は、熱処理炉80等のメインテナンスの際には、フォーク61の部分が保護カバーで覆われ、メインテナンス時に飛散する塵埃等から保護される。しかしながら、フォーク61を保護カバーで覆うと、保護カバー内のフォーク61の状態が分からず、作業者が保護カバーに衝突した際、保護課カバーの内面がフォーク61に衝突し、フォーク61を破損するという事故が起こることがあった。また、メインテナンス後、保護カバーをフォーク61に被せたまま基板処理装置200を起動してしまい、フォーク61が移動した際に保護カバーに衝突してフォーク61が破損してしまう場合もあった。
そこで、本発明の実施形態に係る保護カバーでは、このような問題点を解消する構成を有する。以下、本発明の実施形態に係る保護カバーについて説明する。
〔保護カバー〕
図5は、本発明の第1の実施形態に係る保護カバー140の一例を示した図である。保護カバー140は、カバー体110と、遮蔽板120と、取っ手130とを備える。
カバー体110は、フォーク61を覆うカバー部材であり、外部からフォーク61を視認可能な透過性を有する材料で構成される。カバー体110は、外部からフォーク61の状態が視認可能な材料である限り、種々の材料を用いることができるが、例えば、透明な樹材料を用いてもよい。透明な樹脂材料としては、適切な材料を選択して用いることができるが、例えば、ポリカーボネート、アクリル等の材料を用いてもよい。これらの材料は、透明であるため、視認性に優れている。外部からフィンガー61の存在を認識できれば、作業者は、メインテナンス時でも、フォーク61に損傷を与えないように作業を行うことができ、メインテナンス時のフォーク61の破損を抑制することができる。なお、図5において、カバー体110は透明であるため、図面上での外形が識別し難くなっているが、フレーム115により、カバー体110を構成する透明なプレートが支持された構成となっている。
また、ポリカーボネート、アクリル等の材料の透明樹脂材料は、材料自体が軽量であることに加えて、薄く成形することが可能であるため、非常に軽量にカバー体110を形成することができる。軽量であれば、保護カバー140をフォーク61に被せる作業も容易に行うことができる。例えば、ポリカーボネートを材料としてカバー体110を構成した場合、保護カバー全体を600g以下に構成することも可能である。従来のセラミクス等の材料では、2〜3kgの重量を有しており、取扱い自体も困難であったたが、本実施形態では、視認性に優れた軽量なカバー体110を用いることにより、これらの問題を解消する。
遮蔽板120は、光検出器65の発光素子からの光を遮蔽するための板部材である。遮蔽板120は、カバー体110がフォーク61をカバーするように載置されたときに、一対の光検出器65の光路上に位置するように設けられる。遮蔽板120は、カバー体110の内面側に取り付けられて設けられてよく、例えば、カバー体110の上面111又は前面112の内面に取り付けられてもよいし、カバー体110の内側の上面111及び前面112の双方に取り付けられてもよい。カバー体110と一体的に構成されることにより、カバー体110でフォーク61を覆ったときに、自動的に光検出器65の光を遮蔽することができる。
光検出器65の光を遮蔽することにより、基板処理装置200は、フォーク61に保護カバー140が被さった状態であることを検出できる。そして、光検出器65の光が遮蔽されているときに、基板処理装置200のスタートスイッチがオフからオンに切り替えられ、起動の動作がなされても、ウエハ搬送装置60にはインターロックが掛かって起動しないような構成としておけば、誤動作によるフォーク61の破損を防止することができる。
ウエハ搬送装置60のインターロック制御は、制御部100で行う。光検出器65からの遮光状態を示す信号が制御部100に送信され、制御部100の方で、ウエハ搬送装置60(又はフォーク61のみでもよい)のインターロック制御を行うようにすれば、基板処理装置200全体で誤動作を防止することができる。なお、光検出器65は、上述のように、ウエハボート50からのウエハWの飛び出しを検出する検出器として用いられているが、制御部100の方で両者を区別することが可能な条件設定を行えば、容易に両者を区別することができる。例えば、ウエハボート50からのウエハWの飛び出しを検出するタイミングは、基板処理装置200は既に起動している動作中の状態である。一方、フォーク61を保護するのは、メインテナンス作業を終了し、基板処理装置200全体を起動するタイミングである。よって、基板処理装置200が既にオンとなって動作中の場合に光検出器65が遮蔽状態を検出したときには、ウエハWのウエハボート50からの飛び出しを検出したと認識できる。一方、基板処理装置200がオフとなっており、これがオンに切り替わったときに光検出器65が遮蔽状態を検出したときには、メインテナンス作業中に保護カバー140をフォーク61に被せ、その状態が放置されていることを意味するので、基板処理装置200又は少なくともウエハ搬送装置60を起動させないインターロック制御を実行すればよい。
このように、本実施形態に係る保護カバー140によれば、既存の光検出器65と制御部100を用いて、容易にインターロック制御を行うことができる。なお、インターロックの条件は、プロセス、用途に応じて適宜適切に設定することができ、上述の例に限定されるものではない。
なお、遮蔽板120の材料は、光を遮蔽できれば種々の材料を利用することができ、用途に応じて適切な材料を適宜選択してよい。また、遮蔽板120は、光検出器65が設けられているフォーク61に対応して設けられれば十分であり、図5の例においては、光検出器65が設置された中段のフォーク61に対応する位置のみ遮蔽部121が設けられ、その上下には開口部122が形成された枠状の形状を有する。このように、遮蔽板120の形状は、光検出器65の光を遮蔽するという機能を果たすことができれば、種々の形状を有してよい。
保護カバー140のカバー体110の上面111には、取っ手130が設けられている。取っ手130は、保護カバー140を手で運ぶことを容易にするための手段であり、必要に応じて設けられてよい。取っ手130は、カバー体110の外面の任意の位置に設けることができるが、容易に持ち運ぶ観点から、カバー体110の外側の上面111に設けてもよい。
カバー体110の下端部113の形状は、カバー体110及びフォーク61が載置されるガイド機構63の上面の形状に適合するように、ガイド機構63の上面に沿った形状部分を含んでもよい。カバー体110の長手方向の正面及び背面の下端部113の形状は、ガイド機構63の形状に沿っており、効率良くフォーク61を覆って保護できる形状となっている。このように、カバー体110の下端部113の形状は、ウエハ搬送装置60のカバー体110が載置される領域の上面の形状に沿った形状部分を有してもよい。
カバー体110の下端部113の形状は、カバー体110及びフォーク61が載置されるガイド機構63の側面を覆う形状部分を含んでもよい。図5に示すように、カバー体110の側面部は、ガイド機構63の側面部を覆い、塵埃のフォーク61への付着を確実に防止できる構成となっている。このように、カバー体110の下端部113の形状は、ガイド機構63の側面を覆う形状部分を有してもよい。
このように、本発明の第1の実施形態に係る保護カバー140及びこれを用いた基板処理装置200によれば、メインテナンス中の作業及びメインテナンス後の誤動作によるフォーク61の破損を確実に防止することができる。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る保護カバー140aの一例を示した図である。図6に示すように、第2の実施形態に係る保護カバー140aは、ウエハ搬送装置60aのフォーク61aの横幅が広くなったことに伴い、カバー体110aの形状の横幅が広くなった点で第1の実施形態に係る保護カバー140と異なっている。また、遮蔽板120aの形状が、遮蔽部121aが小さくなり、開口部122aが大きくなった点で、第1の実施形態に係る保護カバー140と異なっている。
しかしながら、第2の実施形態に係る保護カバー140aは、細かな形状の相違点以外は、第1の実施形態に係る保護カバー140と基本構成において同様であり、同様の効果を得ることができる。例えば、遮蔽板120は、カバー体110aの上面111a及び/又は前面112aの内面に取り付けられる。また、カバー体110aを構成する透明なプレートは、フレーム116aに支持されてよい。更に、必要に応じて、カバー体110aの前面112a及び背面の下端部113aはガイド機構63aの上面に沿うように構成されてよく、カバー体110aの側面の下端部113aは、ガイド機構63aの側面を覆ってよい。また、カバー体110aの上面111aの外部には、取っ手130が必要に応じて設けられてよい。
このように、保護カバー140aの形状は、ウエハ搬送装置60aのフォーク61aの形状に合わせて、種々変更することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳説したが、本発明は、上述した実施形態に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施形態に種々の変形及び置換を加えることができる。
60、60a ウエハ搬送装置
61、61a フォーク
611、612 フィンガー
62 移動体
63 ガイド機構
64 昇降機構
65 光検出器
80 熱処理炉
100 制御部
110 カバー体
111、111a 上面
112、112a 前面
115、115a フレーム
120、120a 遮蔽板
121、121a 遮蔽部
122、122a 開口部
130 取っ手
140、140a 保護カバー
200 基板処理装置

Claims (13)

  1. 基板搬送装置のフォークを保護する保護カバーであって、
    前記フォークを覆ったときに、前記フォークを外部から視認可能なカバー体と、
    該保護カバーに取り付けられ、該保護カバーが前記フォークを覆ったときに、前記フォークの一対のフィンガーの各々に取り付けられた対向型の光検出器の光を遮光可能な遮光板と、を有する保護カバー。
  2. 前記保護カバーは、透明である請求項1に記載の保護カバー。
  3. 前記保護カバーは、樹脂材からなる請求項2に記載の保護カバー。
  4. 前記保護カバーは、ポリカーボネート又はアクリルからなる請求項3に記載の保護カバー。
  5. 前記遮光板は、前記保護カバーの内側の天井面及び/又は前面に取り付けられた請求項1乃至4のいずれか一項に記載の保護カバー。
  6. 前記フォークが鉛直方向に複数重ねて配置されたときに、複数の前記フォークのうち、所定の位置に配置された前記フォークの前記光検出器の光のみを遮光可能なように、前記遮光板は遮光部と開口部とを有する枠状の形状を有する請求項1乃至5のいずれか一項に記載の保護カバー。
  7. 前記カバー体の下端は、前記基板搬送装置のフォーク載置部の上面の形状に沿った形状部分を含む請求項1乃至6のいずれか一項に記載の基板搬送用フォーク保護カバー。
  8. 前記カバー体の下端は、前記基板搬送装置のフォーク載置部の側面を覆う形状部分を含む請求項1乃至7のいずれか一項に記載のフォーク保護カバー。
  9. 前記カバー体の外側の面には、前記カバー体を搬送するための取っ手が設けられた請求項1乃至8のいずれか一項に記載の保護カバー。
  10. 前記外側の面は上面である請求項9に記載の保護カバー。
  11. 請求項1乃至10のいずれか一項に記載された保護カバーと、
    請求項1乃至10のいずれか一項に記載された基板搬送装置と、
    前記光検出器に接続され、前記光検出器の光が遮光されているときに、前記基板搬送装置を駆動させないインターロック制御を行う制御手段と、
    前記基板を処理する処理容器と、を有する基板処理装置。
  12. 前記制御手段は、前記基板搬送装置のスタートスイッチがオフからオンに切り替えられたときに前記インターロック制御を行う請求項11に記載の基板処理装置。
  13. 前記処理容器は、前記基板を加熱して熱処理する熱処理炉である請求項11又は12に記載の基板処理装置。
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