JP2016175563A - 2モータ車両駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】2モータ車両駆動装置の減速機を効率よく冷却し、併せて等速ジョイントのブーツも冷却できる機能を備える2モータ車両駆動装置を提供する【解決手段】左右輪をそれぞれ駆動する2つの電動モータ1L、1Rと、各々の電動モータ1L、1Rのモータ回転を減速する2つの減速機2L、2Rを2つの電動モータ1L、1Rの中央位置に備え、減速機2L、2Rの出力軸25のアウトボード側の端部に、車輪に動力を伝達する等速ジョイント15を設けた2モータ車両駆動装置Aにおいて、減速機2L、2Rを収容する減速機ケーシング20の外面に、走行風を導く導風板61を設置することにより、車両走行時に減速機2L、2Rに風を集中させ、減速機2L、2Rの発熱を抑制するようにした。【選択図】図1
Description
この発明は、車両のばね上側に搭載され、左右の駆動輪をそれぞれ独立して駆動させる2基の電動モータと減速機を備え、減速機の出力軸のアウトボード側(車輪側)の端部に、車輪に動力を伝達する等速ジョイントを設けた2モータ車両駆動装置に関するものである。
左右の駆動輪をそれぞれ独立して駆動させる2基の電動モータと減速機を備える2モータ車両駆動装置としては、特許文献1に開示されたものがある。
この種の2モータ車両駆動装置は、一つの電動モータによって左右の駆動輪を駆動させる1モータ車両駆動装置のように、一つの電動モータの駆動力を左右に振り分けるディファレンシャルギヤ等が不要になる、という利点を有する。
また、2モータ車両駆動装置は、左右の駆動輪のそれぞれについて独立に駆動用の電動モータを備えるので、左右の駆動輪の駆動力を異ならせることが容易であり、旋回時に旋回内側の車輪より旋回外側の車輪に多くの駆動力を発生させることで、旋回性能が向上する等の走行性能の向上が容易である。
ところで、特許文献1に開示された従来の2モータ車両駆動装置は、図10に示すように、左右の駆動輪を個別に駆動する左右の電動モータ101L、101Rと電動モータ101L、101Rの回転を減速する減速機102L、102Rを備え、左右の電動モータ101L、101Rの中央に減速機102L、102Rを配置している。
減速機102L、102Rは、図10に示すように、モータ軸112から動力が伝達される入力歯車を有する入力軸123と、等速ジョイント126および中間シャフト132からなるドライブシャフトを介して駆動輪に駆動力を伝達する出力軸125とが平行かつオフセットした配置の平行軸歯車減速機である。
減速機102L、102Rの入力軸123と出力軸125との間には、1つ以上の中間軸124(カウンター軸)が設けられる。
出力軸125の車輪側の端部には、図10及び図11に示すように、等速ジョイント126が設けられ、等速ジョイント126から中間シャフト132を介して車輪に動力が伝達される。
図10に示す等速ジョイント126は、いわゆるトリポード型等速ジョイントであり、カップ部127aと、カップ部127aから軸方向に延びた中空の軸部127bとを有する外側継手部材127と、外側継手部材127のカップ部127aの内周に収容された内側継手部材128と、外側継手部材127と内側継手部材128との間に配置されたトルク伝達要素としてのローラ129とを備えている。
内側継手部材128は、図11に示すように、ローラ129を回転自在に外嵌した3本の脚軸130が円周方向等間隔に設けられたトリポード部材131で構成されている。
内側継手部材128のトリポード部材131には、中間シャフト132がトルク伝達可能に連結されている。
等速ジョイント126の内部には潤滑剤としてのグリースが封入され、このグリースの外部漏洩や継手外部からの異物侵入を防止するために、外側継手部材127と中間シャフト132との間には、筒状のブーツ133が装着されている。
減速機102L、102Rの出力軸125と、外側継手部材127の中空の軸部127bとの組み付けは、出力軸125の端部の外面と中空の軸部127bの内面に形成したスプライン部134によるスプライン嵌合(セレーション嵌合も含む、以下同じ)と、サークリップ135とによって行っている。
2モータ車両駆動装置は、左右の駆動輪のそれぞれについて独立に2基の電動モータ101L、101Rと減速機102L、102Rを備えるものであるから、左右の駆動輪の中間部、即ち、車両の中央部に搭載される。
このように、2モータ車両駆動装置を車両の中央部に搭載した場合、2モータ車両駆動装置には走行風が当たり難く、2モータ車両駆動装置においては、一般的に、走行風による減速機102L、102Rの冷却効果が期待できないことが多い。
このため、減速機102L、102Rは、自己発熱により高温状態となる。
減速機102L、102Rが自己発熱により高温状態になると、減速機102L、102Rの出力軸125に装着される等速ジョイント126も発熱の影響を受ける。
特に、等速ジョイント126に装着しているブーツ133が熱劣化しやすく、このため、ブーツ133を熱に強い高価なシリコン素材によって形成する必要があった。
そこで、この発明は、2モータ車両駆動装置の減速機を効率よく冷却し、併せて等速ジョイントのブーツも冷却できる機能を備える2モータ車両駆動装置を提供することを課題とする。
前記の課題を解決するために、この発明は、左右輪をそれぞれ駆動する2つの電動モータと、各々の電動モータのモータ回転を減速する2つの減速機を2つの電動モータの中央位置に備え、減速機の出力軸のアウトボード側の端部に、車輪に動力を伝達する等速ジョイントを設けた2モータ車両駆動装置において、減速機を収容する減速機ケーシングの外面に、走行風を導く導風板を設置したことを特徴とする。
前記導風板は、等速ジョイントの下方位置に配置する。
また、前記導風板は、等速ジョイントの外面形状に沿って弧状に形成されている。
また、前記導風板には、等速ジョイントの外面に向かって走行風を導くスリットを設けることが好ましい。
また、前記減速機ケーシングの外周面には、冷却フィンを設け、減速機の冷却効果を高めることが好ましい。
以上のように、この発明によれば、減速機を収容する減速機ケーシング外面に、走行風を導く導風板を設置しているので、車両走行時に減速機に風を集中させ、減速機の発熱を抑制することができる。
また、導風板が、減速機と等速ジョイントを仕切る仕切り板となるため、減速機が発熱状態であっても等速ジョイントに熱影響を及ぼすことが少なく、ブーツ劣化を防ぐ効果がある。これにより、等速ジョイントのブーツの素材として、熱に強い高価なシリコンを適用する必要がなくなる。
さらに、導風板は、等速ジョイントと路面の間に位置しているため、飛び石等の外的要因から等速ジョイントのブーツを保護することができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
この発明に係る2モータ車両駆動装置Aは、図1又は図3に示すように、2基の減速機2L、2Rを左右並列に収容する減速機ケーシング20を中央にし、その減速機ケーシング20の左右に2基の電動モータ1L、1Rのモータケーシング3L、3Rを固定配置した構造を採用する。
この発明に係る電気自動車Bは、図5に示すように、シャーシ41と、駆動輪としての前輪42と、後輪43と、左右の前輪42をそれぞれに独立に駆動する2モータ車両駆動装置Aとを備え、2モータ車両駆動装置Aは、左右の前輪42の中央位置のシャーシ41上に搭載され、2モータ車両駆動装置Aの駆動力は、ドライブシャフト、つまり、等速ジョイント15と中間シャフト16と等速ジョイント15を介して左右の前輪42に伝達される。
2モータ車両駆動装置Aの搭載形態としては、図5で示した前輪駆動方式の他に、後輪駆動方式でも四輪駆動方式のいずれでも構わない。
図1及び図2に示す2モータ車両駆動装置Aは、電動モータ1L、1Rの駆動中心と減速機2L、2Rの出力軸25とを同じ高さ位置になるように配置した横置きタイプものである。
また、図3及び図4に示す2モータ車両駆動装置Aは、電動モータ1L、1Rの駆動中心と減速機2L、2Rの出力軸25とを上下にオフセットした配置にした縦置きタイプのものである。
図1及び図2に示す横置きタイプの2モータ車両駆動装置Aも、図3及び図4に示す縦置きタイプの2モータ車両駆動装置Aも、減速機ケーシング20の外面に、路面Cからの走行風Dを減速機ケーシング20に向かって導く裾広がりの翼型の導風板61を設置している。導風板61は樹脂の一体成形で形成してもよく、プレス鋼板で形成してもよい。樹脂製の場合、軽量で錆びの発生もない。
前記導風板61は、等速ジョイント15の下方位置に配置されている。
これにより、導風板61が路面Cと等速ジョイント15との間に配置されるので、導風板61が飛び石等の外的要因から等速ジョイント15のブーツ56を保護する役目も果たしている。
導風板61は、等速ジョイント15の外面形状に沿って弧状に、減速機ケーシング20に向かって走行風が流れやすい形状に形成されている。
また、導風板61には、等速ジョイント15の外面に向かって走行風を導く通風用のスリット62を設け、等速ジョイント15のブーツ56への通気を確保している。導風板61が樹脂製の場合、スリット62は射出成形時に同時に成形することができる。また、導風板61がプレス鋼板の場合、スリット62は切り起こしやポンチで成形することができる。
また、減速機ケーシング20の外周面には、冷却フィン63を設け、減速機2L、2Rの冷却効果を高めている。
この発明に係る2モータ車両駆動装置Aにおける左右の電動モータ1L、1Rは、図6に示すように、モータケーシング3L、3R内に収容されている。
モータケーシング3L、3Rは、円筒形のモータケーシング本体3aL、3aRと、このモータケーシング本体3aL、3aRの外側面を閉塞する外側壁3bL、3bRと、モータケーシング本体3aL、3aRの内側面に減速機2L、2Rと隔てる内側壁3cL、3cRとからなる。モータケーシング本体3aL、3aRの内側壁3cL、3cRには、モータ軸12aを引き出す開口部が設けられている。
電動モータ1L、1Rは、図6に示すように、モータケーシング本体3aL、3aRの内周面にステータ11を設け、このステータ11の内周に間隔をおいてロータ12を設けたラジアルギャップタイプのものを使用している。なお、図示はしなかったがアキシャルギャップタイプの電動モータを使用してもよい。
ロータ12は、モータ軸12aを中心部に有し、そのモータ軸12aはモータケーシング本体3aL、3aRの内側壁3cL、3cRの開口部からそれぞれ減速機2L、2R側に引き出されている。モータケーシング本体3aL、3aRの開口部とモータ軸12aとの間にはシール部材13が設けられている。
モータ軸12aは、モータケーシング本体3aL、3aRの内側壁3cL、3cRと外側壁3bL、3bRとに転がり軸受14a、14bによって回転自在に支持されている(図6)。
左右並列に設けられた2基の減速機2L、2Rを収容する減速機ケーシング20は、図6に示すように、中央ケーシング20aとこの中央ケーシング20aの両側面に固定される左右の側面ケーシング20bL、20bRの3ピース構造になっている。左右の側面ケーシング20bL、20bRは、左右対象形状に形成されている。
減速機ケーシング20の側面ケーシング20bL、20bRのアウトボード側の側面と電動モータ1L、1Rのモータケーシング本体3aL、3aRの内側壁3cL、3cRとを、複数のボルト29によって固定することにより、減速機ケーシング20の左右に2基の電動モータ1L、1Rが固定配置される(図6)。
中央ケーシング20aには、図6及び図7に示すように、中央に仕切り壁21が設けられている。減速機ケーシング20は、この仕切り壁21によって左右に2分割され、2基の減速機2L、2Rを収容する独立した左右の収容室22L、22Rが並列に設られている。
減速機2L、2Rは、図6及び図7に示すように、左右対称形に設けられ、モータ軸12aから動力が伝達される入力歯車23aを有する入力軸23と、この入力歯車23aに噛み合う大径歯車24aと出力歯車25aに噛み合う小径歯車24bを有する中間軸24と、出力歯車25aを有し、減速機ケーシング20から引き出されて等速ジョイント15、中間シャフト16を介して駆動輪に駆動力を伝達する出力軸25とを備える平行歯車減速機である。
減速機2L、2Rの入力軸23の両端は、中央ケーシング20aの仕切り壁21の左右両面に形成したボス部27aと側面ケーシング20bL、20bRに形成したボス部27bに転がり軸受28a、28bを介して回転自在に支持されている。
入力軸23のアウトボード側の端部は、側面ケーシング20bL、20bRに設けた開口部から外側に引き出されており、開口部と入力軸23の外側端部との間にはシール部材31を設け、減速機2L、2Rに充填された潤滑油の漏洩および外部からの泥水などの侵入を防止している。
入力軸23は、中空構造であり、この中空の入力軸23にモータ軸12aが挿入されている。入力軸23とモータ軸12aとは、スプライン結合されている。
中間軸24は、外周面に入力歯車23aに噛み合う大径歯車24aと出力歯車25aに噛み合う小径歯車24bを有する段付き歯車である。この中間軸24の両端は、中央ケーシング20aの仕切り壁21の両面に形成したボス部32と側面ケーシング20bL、20bRに形成したボス部33とに転がり軸受34a、34bを介して支持されている。
出力軸25は、大径の出力歯車25aを有し、中央ケーシング20aの仕切り壁21の両面に形成したボス部35と側面ケーシング20bL、20bRに形成したボス部36に転がり軸受37a、37bによって支持されている。
出力軸25のアウトボード側の端部は、側面ケーシング20bL、20bRに形成した開口部から減速機ケーシング20の外側に引き出され、引き出された出力軸25のアウトボード側の端部の外周面に、等速ジョイント15の外側継手部材50がスプライン結合されている。
出力軸25に結合された等速ジョイント15は、中間シャフト16を介して駆動輪に接続される(図5)。
出力軸25のアウトボード側の端部と側面ケーシング20bL、20bRに形成した開口部との間には、オイルシール39を設け、減速機2L、2Rに充填された潤滑油の漏洩および外部からの泥水などの侵入を防止している。
減速機2L、2Rの入力軸23、中間軸24、出力軸25の歯車の配置は、図8に示すとおりである。図8は、右側の減速機2Rを示している。
図6及び図9に示す実施形態の等速ジョイント15は、いわゆるトリポード型等速ジョイントであり、カップ部50aと、カップ部50aから軸方向に延びた軸部50bとを有する外側継手部材50と、外側継手部材50のカップ部50aの内周に収容された内側継手部材51と、外側継手部材50と内側継手部材51との間に配置されたトルク伝達要素としてのローラ52とを備えている。
内側継手部材51は、図9に示すように、ローラ52を回転自在に外嵌した3本の脚軸53が円周方向等間隔に設けられたトリポード部材54で構成されている。
内側継手部材51のトリポード部材54には、中間シャフト16がトルク伝達可能に連結されている。
等速ジョイント15の内部には潤滑剤としてのグリースが封入されている。このグリースの外部漏洩や継手外部からの異物侵入を防止するために、外側継手部材50と中間シャフト16との間には、筒状のブーツ56が装着されている。
減速機2L、2Rの出力軸25と、外側継手部材50の中空の軸部50bとの組み付けは、出力軸25の端部の外面と中空の軸部50bの内面に形成したスプライン部57によるスプライン嵌合と、サークリップ58とによって行っている。
この発明は前述した実施形態に何ら限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲において、さらに種々の形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内の全ての変更を含む。
1L、1R :電動モータ
2L、2R :減速機
3L、3R :モータケーシング
3aL、3aR :モータケーシング本体
3bL、3bR :外側壁
3cL、3cR :内側壁
11 :ステータ
12 :ロータ
12a :モータ軸
13 :シール部材
14a、14b :転がり軸受
15 :等速ジョイント
16 :中間シャフト
20 :減速機ケーシング
20a :中央ケーシング
20bL、20bR :側面ケーシング
21 :仕切り壁
22L、22R :収容室
23 :入力軸
23a :入力歯車
24 :中間軸
24a :大径歯車
24b :小径歯車
25 :出力軸
25a :出力歯車
27a、27b :ボス部
28a、28b :転がり軸受
29 :ボルト
31 :シール部材
32、33 :ボス部
34a、34b :転がり軸受
35、36 :ボス部
37a、37b :転がり軸受
39 :オイルシール
41 :シャーシ
42 :前輪
43 :後輪
50 :外側継手部材
50a :カップ部
50b :軸部
51 :内側継手部材
52 :ローラ
53 :脚軸
54 :トリポード部材
56 :ブーツ
57 :スプライン部
58 :サークリップ
61 :導風板
62 :スリット
63 :冷却フィン
A :2モータ車両駆動装置
B :電気自動車
C :路面
D :走行風
2L、2R :減速機
3L、3R :モータケーシング
3aL、3aR :モータケーシング本体
3bL、3bR :外側壁
3cL、3cR :内側壁
11 :ステータ
12 :ロータ
12a :モータ軸
13 :シール部材
14a、14b :転がり軸受
15 :等速ジョイント
16 :中間シャフト
20 :減速機ケーシング
20a :中央ケーシング
20bL、20bR :側面ケーシング
21 :仕切り壁
22L、22R :収容室
23 :入力軸
23a :入力歯車
24 :中間軸
24a :大径歯車
24b :小径歯車
25 :出力軸
25a :出力歯車
27a、27b :ボス部
28a、28b :転がり軸受
29 :ボルト
31 :シール部材
32、33 :ボス部
34a、34b :転がり軸受
35、36 :ボス部
37a、37b :転がり軸受
39 :オイルシール
41 :シャーシ
42 :前輪
43 :後輪
50 :外側継手部材
50a :カップ部
50b :軸部
51 :内側継手部材
52 :ローラ
53 :脚軸
54 :トリポード部材
56 :ブーツ
57 :スプライン部
58 :サークリップ
61 :導風板
62 :スリット
63 :冷却フィン
A :2モータ車両駆動装置
B :電気自動車
C :路面
D :走行風
Claims (5)
- 左右輪をそれぞれ駆動する2つの電動モータと、各々の電動モータのモータ回転を減速する2つの減速機を2つの電動モータの中央位置に備え、減速機の出力軸のアウトボード側の端部に、車輪に動力を伝達する等速ジョイントを設けた2モータ車両駆動装置において、減速機を収容する減速機ケーシング外面に、走行風を導く導風板を設置したことを特徴とする2モータ車両駆動装置。
- 前記導風板を等速ジョイントの下方位置に配置したことを特徴とする請求項1記載の2モータ車両駆動装置。
- 前記導風板が等速ジョイントの外面形状に沿って弧状に形成されていることを特徴とする請求項2記載の2モータ車両駆動装置。
- 前記導風板に、等速ジョイントの外面に向かって走行風を導くスリットを設けたことを特徴とする請求項2又は3記載の2モータ車両駆動装置。
- 前記減速機ケーシングの外周面に、冷却フィンを設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の2モータ車両駆動装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015057998A JP2016175563A (ja) | 2015-03-20 | 2015-03-20 | 2モータ車両駆動装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015057998A JP2016175563A (ja) | 2015-03-20 | 2015-03-20 | 2モータ車両駆動装置 |
Publications (1)
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Country Status (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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DE102021200280A1 (de) | 2021-01-14 | 2022-07-14 | Zf Friedrichshafen Ag | Antriebsvorrichtung für ein elektrisch angetriebenes Fahrzeug |
-
2015
- 2015-03-20 JP JP2015057998A patent/JP2016175563A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE102021200280A1 (de) | 2021-01-14 | 2022-07-14 | Zf Friedrichshafen Ag | Antriebsvorrichtung für ein elektrisch angetriebenes Fahrzeug |
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